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■7198
/ 親記事)
懐かしき地獄の日々
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□投稿者/ hime
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一般人(48回)-(2013/09/02(Mon) 09:06:20)
職場の女子会で、
「セックスに愛は必要か」
という話題が出て、奇妙に盛り上がり、「必要」派の正論にうんざりした。
あまりにも甘い。
私のように、別にレズビアンでもないのに女とのセックスに溺れてしまった、いや、溺れさせられた人間にとっては、そんな議論そのものが甘い。
中高一貫の女子校時代、四年にもわたった地獄のような虐めから解放され、卒業後、もう二度と会いたくないと思っていた早喜と再会したとき、私たちはためらいもせず、ホテルへと向かった。
強要されたクンニに何度もゲロを吐いた早喜のそこは、もちろんシャワーを浴びた後で、綺麗で物足りないほどだった。
身体を反らせて逝きまくる早喜の姿は高校時代と同じく醜悪ではあったけれど、懐かしく、愛おしかった。
私もまた早喜の舌や唇に逝かされながら、もう帰っては来れない一線を越えたことを感じていた。
たっぷり汗をかいた後、私たちは抱き合い、初めて、強制でないキスをした。
自然と涙がこぼれた。
「辛かったよね」と早喜はいった。
私はそれには答えず、黙って早喜を抱きしめ、キスをした。
少ししょっぱかったのは、涙か、汗か、わからなかった。(続くよ。感想待ってるね)
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■7199
/ ResNo.1)
懐かしき地獄の日々2
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□投稿者/ hime
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一般人(49回)-(2013/09/02(Mon) 15:50:39)
冗談で一度だけやられた美人投票が発端だった。
早喜が一位、私が二位だった。
これが愛菜率いる虐めグループのカンに障った。
最初は一人ずつ呼び出されて因縁をつけられる程度のものだったが、虐めグループに梨花という本物のサディスティンが加わって様相は一変した。
梨花は変態の男が読むような雑誌を持って来て、そのグラビアの通り、早喜と私をいたぶるのだった。
辛かったのは、電気マッサージャーを縛り付けた跳び箱に跨がる形で、早喜と二人向き合って縛り付けられたこと。
それまでの人生で感じたことのない感覚、そう、私はオナニーさえしたことなかった。
性的な感覚で頭が真っ白になり、目の前で同じ感覚にもてあそばれている早喜がひどく醜く感じられた。
私たちはそこで初めて逝った。
愛菜や梨花たちの冷笑と哄笑を浴びながら、何度も、何度も。
この様子はビデオに撮られ、ネットで公開すると言って脅された。
言いなりになるしかなかった。
ここからが梨花の真骨頂だった。
SMのグラビア誌はもうお手本ではなかった。
「結局、女を悦ばせてる。こんなの男の発想よ」
私たちはあそこを洗うことを禁じられた。
その代わり、週に一度、互いのそこをそれぞれの口で綺麗にするのだ。
もちろん、皆の前で。
最初、きちんと汚れているかどうか、ヒダヒダの間に白いものがしっかり溜まっているかを、全員がチェックする。
そして最後、綺麗にとれているかも、チェックする。
綺麗に取るだけじゃなく、きちんと逝かせなければならない。
辛いのは生理の時だ。
あまりの匂いと経血の味に何度もゲロってしまう。
しかも、このゲームの前には、ラー油をたっぷりかけたラーメンを食べさせられている。
ゲロると、その辛く酸っぱいゲロが鼻に抜け、耐えがたい状態になる。
それを見て、梨花たちは大笑いするのだった。
自分がその状態になるのはまだいい。
辛いのは、自分の匂いで早喜がゲロった時だ。
申し訳なくて、感じることが出来ず、もちろん、逝けない。
生理の日だから、汚れ物がなくなることもない。
口の回りを経血に染め、泣きながら必死で私を逝かそうとする早喜が哀れで、さらに逝けなくなる。
けれど、なんとか行くことが出来ると、その口にキスだ。
「ほら、ちゃんと舌を入れて絡めろよ」
ゲロの味のキス……最悪だ。
サディスティンにしか思いつかない、地獄の沙汰だった。(続くよ。感想待ってるね)
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■7200
/ ResNo.2)
Re[2]: 懐かしき地獄の日々2
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□投稿者/ 沙子
一般人(1回)-(2013/09/03(Tue) 12:28:50)
はじめまして。
こんな責められかた初めてしりました。
これからどうなるのか。
続きが読みたいです。
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■7201
/ ResNo.3)
懐かしき地獄の日々3
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□投稿者/ hime
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付き人(50回)-(2013/09/03(Tue) 20:13:07)
幸いなことに、梨花はサディスティンではあったが、スカトロの趣味はなかった。
あるとき、私が「おつとめ」(毎週の責めのことを連中はこう呼んでいた)の前に食べさせられた激激辛ラー油ラーメンと一気飲みさせられたミルクのせいで、お腹の具合が悪くなったことがあった。
私はまさか、早喜の顔に跨がってしろと言われるのではないかと恐怖を感じた。
そんなことを強要されるくらいなら、ここで舌を噛んで死ぬ、と思った。
人の顔に汚物をぶちまけてしまうなど、人間として失格だ。
けれど、梨花は、掃除用のバケツを持って来ただけだった。
「しな」
一刻の余裕もなくしていた私は、言われるとおりに……
二週間以上ため込んでいたものがバケツの底を叩く。
金属の鈍い音が、明らかに汚物の重なる音に変わり……
「ひゃ〜〜何て臭いだよ。いくら美人でも、これはひどくねえか?」
体育館裏の狭い用具室に、私の漏らしたものの臭いが充満した。
「耐えられねえ、窓開けようぜ」
「ダメだよ。外に居る連中にバレる」
「あれ、こいつ、オシッコもしてねえか?」
「おい、誰がオシッコしていいって許したんだよ」
「す、すみません」
「すぐ止めろ、すぐ」
言われて止まるものではありません。
「あ〜あ、この顔、ション便漏らす女の顔、初めて見たよ」
口々に罵られ、私はいつものように泣き始めた。
「おい、お前、こいつの後ろと前を拭いてやれ」
そういって、梨花は早喜に、ティッシュを投げた。
「やめて、やめて、自分で拭くから」
「そんな権利はお前にはねえんだよ。さあ、スカートまくれ」
もし梨花にスカトロ趣味があったなら、もっと酷い虐め方が出来たはず。
中身の入ったバケツは一晩体育館に放置され、翌朝の全校集会では、全校生徒が体育館中に満ちたその臭いを嗅ぐことになった。
女の子たちは口々にたわいのない空想をもてあそんだ。
私は死ぬほど恥ずかしかったが、その程度だった。
不幸中の幸いとは、このことを言うのだろう。(沙子さんありがとう。また頑張るよ)
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■7202
/ ResNo.4)
懐かしき地獄の日々4
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□投稿者/ hime
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付き人(51回)-(2013/09/04(Wed) 14:44:46)
あの虐めグループは、今になって思えば、極端に歪んだ形のレズビアンコミュニティだったのだと思う。
高二の春、こんなことがあった。
そのグループの女の子の一人が、早喜に誕生日のプレゼントを贈ったというのだ。
女の子は私たちと同じように下半身を剥かれ、早喜はそこを清めるように命令された。
何も用意していない女の子のそこは、ぽっちゃり型体型だったこともあり、おそらく蒸れて強烈な悪臭を発していた。
しかも生理中だった。
早喜はいつものように猛烈に吐いた。
女の子はいたたまれなくなって、脱ぎ捨てたパンティはそのままに逃げた。
誰も追うものはなく、翌日から学校に来なくなり、退学した。
自分の秘部の臭いを嗅いで嘔吐する……
こんなことで学校を辞めてしまうのは、その子がレズビアンだからだ。
自分で気付いているかどうかはともかく……
そしてこれは抜け駆けした者への制裁だったのだ。
私と早喜への歪んだ愛……
歪んだ愛を共有し、抜け駆けを絶対に許さぬ閉鎖集団……
私と早喜はこの閉鎖集団に思春期の性を奪われた。
おそらく処女も……
もちろん、男性とでなければ処女は奪われないという理屈も成り立つだろう。
けれど、ペニスバンドをした女達に次々と犯され、自分の意に反して逝かされまくっていては、そこに処女性のかけらも残ってはいまい。
もっとも辛かったのは、パートナー探しというゲームだった。
虐めグループ6人は、それぞれ違った形のペニスバンドを持っており、バイブレーションの仕方も違うのだった。
で、その日のパートナーを決め、私たちは徹底的に犯される。
「しっかり憶えたね」と梨花が言う。
そして私たちは目隠しをされ、後ろから、三分交代で、次々と犯される。
三分という時間は厳密で、つまり、逝きそうになった頃、1分の休憩を置いて別の子が犯し始めるわけで、こちらの都合は一切考慮されない。
無理矢理に犯されながら、それでも強制的に快楽を感じ、逝きそうになった頃、交代……
これを二回も三回もやられると、もう、何が何やらわからなくなる。
声が出そうになると、
「外に聞こえるからな。声は出すなよ。声が出そうになったら、隣の女とキスしろ。互いの舌を吸い合え」
並べられて犯されていた私たちは本当に声を抑えるためだけに互いの舌を吸い合った。
もう必死だ。
そして、
「さあ、パートナーは何人目?」
などと聞かれてもさっぱりだ。
当然外れる。
「これはお仕置きよね」
と梨花は言い、特注だというU字型の双頭バイブを私たちに装着する。
抱き合う形で私たちの手首は縛られ、スイッチが……
真ん中のバイブは強烈で、これだけでも死にそうになるのに、内側からそこを押しつぶすようにGスポットが刺激される。
「声を出すなよ。出したくなったらキスしろ。お互いの舌を吸い合え」
あとで見せられたビデオで、私たち二人は白い蛇のように絡み合い、縛られた手で互いの首を抱きしめ、口を貪りあって、まるでそれが望みであるかのように、悦楽の涙を流しているのだった。
つながれた下半身は、互いに腰を使いつつ、まるで快楽の共有を愛おしむかのように脚を閉じ、開き、絡め、光る汗を流していた。
そんな私たちの姿を見ながら、女の子たちは明らかに欲情していた。(続くよ。感想待ってるね)
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■7205
/ ResNo.5)
懐かしき地獄の日々5
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□投稿者/ hime
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付き人(52回)-(2013/09/05(Thu) 09:30:55)
虐めグループになぶられる以外の私たちは、女の子たちから「二人の女王」と言われ、自分で言うのもなんだが、崇敬されていた。
同級生までが敬語を使い、先生たちも一目も二目も置いてくれていた。
そしてみんなの間では女王同士は仲が悪いと思われていた。
口をきいたのを見たことがない、と。
あたりまえだ。
週に一回の「おつとめ」、そして「パートナー」や、双頭バイブ……
いったい、どんな顔をして普通の会話をしたらいいというのだ。
私たちは互いを避け、できるだけ接触しないようにしていた。
虐めグループも同様で、きっと学内の誰も、私たちの関係に気付いてはいなかっただろう。
卒業後、私は男で身を持ち崩した。
くだらぬ男を転々として、大学卒業後、良い会社に入ったと言うのに、その頃付き合っていたホスト崩れのバカ男の借金に充てようとして会社の金を持ち出した。
一週間以内に返せば不問に付す、と言われ、ヤミ金融のドアを叩いた。
「あんたなら、1千万、即金で貸してくれるところがある」
そう言われて連れて行かれたのが風俗店だった。
覚悟はしていた。
ところがそこにいたのは早喜だった。
全く知らなかったが、早喜の家はもともと風俗やラブホを経営していたのだ。
私たちは再会を喜び合い、ホテルの一室に向かったというわけだ。
そしてワケを話すと、早喜は即金で500万円用立ててくれた。
「ただし」と早喜は言った。
「そのバカ男とは今すぐ別れて」
私は携帯を取り、早喜の目の前でその男を捨てた。
「もう一つ、私の相手をして。一年間、毎日よ」
お安いご用だと思った。
それから続く本当の地獄のことなど、何も知らずに。(続くよ。感想待ってるね)
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■7206
/ ResNo.6)
Re[5]: 懐かしき地獄の日々5
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□投稿者/ 沙子
一般人(2回)-(2013/09/06(Fri) 12:24:16)
こんにちは。
すごい展開。
てっきり高校生の話が続くのかと思ってました。
今後がたのしみ。
どんな責められ方をするのか。
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■7209
/ ResNo.7)
懐かしき地獄の日々6
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□投稿者/ hime
@
付き人(53回)-(2013/09/07(Sat) 04:15:08)
会社は依願退職という形にしてもらったが、要はクビだった。
こうして、普通ならどこまでも身を持ち崩していくところを、寸前で早喜に助けてもらったことになる。
住むところも早喜の会社の女の子たちの寮に転がりこみ、なんとか確保した。
お金についても、早喜の会社の社員ということで、それなりの額が保障されていた。
もちろん、毎晩のお仕事はあったけれど、そんなもの、何の苦でもなかった。
早喜と互いのそこを舐めあい、逝きあっていればいいだけ。
早喜は高校時代と同じように肉体以外では淡泊で、ほとんどプライベートなことは喋らなかったから、逆に楽だった。
昼間は買い物をしたり、本を読んだりして、夕食後、早喜がくるのを待つ。
二人でお風呂に入って、身体を交わし、別れ。
こんなの、チョロいじゃん、と思い始めたある日、地獄の門が開いた。
寮の隣の部屋の沙子という女が挨拶に来たのが発端だった。(続くよ。感想待ってるね)
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■7210
/ ResNo.8)
懐かしき地獄の日々7
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□投稿者/ hime
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付き人(54回)-(2013/09/08(Sun) 00:57:41)
「今日、店を辞める女の子がいるんで、その送別会があるんです」と、沙子は言った。
だったら、参加するしかない、と思った。
その会場は早喜の店のチェーンの一つで、SM的な整備も整っていた。
私と沙子が会場に着いたときにはすでに縁はたけなわで、会場には辞めていく女の子の絹を裂くような叫び声が響いていた。
沙子は言った。
「この業界では、客の取り合いは御法度なんすよ。同僚の客を取った女は見せしめにああなるんす」
沙子の指の先では、木馬に拘束された全裸の女の子が、ペニバンをつけた他の女の子に犯されていた。
後ろから犯される女の子の内ももには血が流れ、それも尋常じゃない量だった。
しかも叫び声には快楽の要素はひとかけらもなく、ただ、激痛からの哀訴があるだけだった。
「最初に、砂ヤスリのドリルで、アナルを破壊するんするよね。そのあと、みんなでアナルを犯すんす。4人目くらいで大出血して、10人くらいで終わりっす」
「終わりって?」と私はおそるおそる聞きました。
「死ぬんすよ。死んでも、風俗業と警察はツーカーですし、お客との過激なやりとりで死んだってことにすれば誰も問題視しませんからね。さあ、お姉さんの番ですよ」
血で汚れたペニバンを係の女の子が私の前に差し出した。
「そんなこと、私は出来ない」
「それはダメっす。これは新入りの儀式なんっすから。裏切り者の血を一緒に浴びなきゃ、信用できないっす」
私はポケットの中でスマホの110番を押した。
何かあったらと、いつも訓練していたことだった。
さすが警察はすぐに来て、現場をおさえ、拘束されていた女の子を病院に連れて行った。
私が愚かだったのは、すぐに逃げ出さなかったことだ。
私は寮に帰ったところを早喜の店のスタッフに取り押さえられた。
本物の地獄の始まりだった。(続くよ。感想待ってるね)
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■7211
/ ResNo.9)
Re[7]: 懐かしき地獄の日々7
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□投稿者/ 沙子
一般人(3回)-(2013/09/08(Sun) 08:28:21)
えっ!
私が、登場してる!
こんなの初めて!
ますます、続きが読みたい!
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■No7205に返信(himeさんの記事) > 虐めグループになぶられる以外の私たちは、女の子たちから「二人の女王」と言われ、自分で言うのもなんだが、崇敬されていた。 > 同級生までが敬語を使い、先生たちも一目も二目も置いてくれていた。 > そしてみんなの間では女王同士は仲が悪いと思われていた。 > 口をきいたのを見たことがない、と。 > あたりまえだ。 > 週に一回の「おつとめ」、そして「パートナー」や、双頭バイブ…… > いったい、どんな顔をして普通の会話をしたらいいというのだ。 > 私たちは互いを避け、できるだけ接触しないようにしていた。 > 虐めグループも同様で、きっと学内の誰も、私たちの関係に気付いてはいなかっただろう。 > 卒業後、私は男で身を持ち崩した。 > くだらぬ男を転々として、大学卒業後、良い会社に入ったと言うのに、その頃付き合っていたホスト崩れのバカ男の借金に充てようとして会社の金を持ち出した。 > 一週間以内に返せば不問に付す、と言われ、ヤミ金融のドアを叩いた。 > 「あんたなら、1千万、即金で貸してくれるところがある」 > そう言われて連れて行かれたのが風俗店だった。 > 覚悟はしていた。 > ところがそこにいたのは早喜だった。 > 全く知らなかったが、早喜の家はもともと風俗やラブホを経営していたのだ。 > 私たちは再会を喜び合い、ホテルの一室に向かったというわけだ。 > そしてワケを話すと、早喜は即金で500万円用立ててくれた。 > 「ただし」と早喜は言った。 > 「そのバカ男とは今すぐ別れて」 > 私は携帯を取り、早喜の目の前でその男を捨てた。 > 「もう一つ、私の相手をして。一年間、毎日よ」 > お安いご用だと思った。 > それから続く本当の地獄のことなど、何も知らずに。(続くよ。感想待ってるね) >
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