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■7087 / ResNo.10)  神聖な契約 第七話
  
□投稿者/ 左眼 一般人(43回)-(2013/04/24(Wed) 19:29:58)
    第七話 冴 診察室
     診察台から降りた後も、ショックは消えなかった。これが、聖なる契約をするための試練だと思っても、冴にとっては、想像していた以上の恥ずかしさだった。
     そして死ぬほどの恥ずかしさの中で、初めて経験した性感に戸惑っていた。消毒液が秘部の粘膜に吹き付けられた時に感じた、快感。あれが今まで封印されてきた、女の悦びなのだろうか?ガーゼの下の秘部は、まだじんわりと疼き濡れていた。
    「止めて。お願いです。いや、見ないで」
     玲の悲鳴で、冴は我に返った。診察台の上で拘束された玲の脚が、開かれていく。鎌田が医療器具を用いてラビアを開いて、覗き込んだ。
     冴にも、ピンク色の粘膜が露出されるのが見え、あわてて目を逸らした。私も、こんなふうにして、診察された。そう考えると、また顔が火照って来る。
    「クリトリスが腫大して、膣周辺に分泌液が多く出ています。性的興奮の所見です。粘膜に何度も擦ったような跡があります。性行為の痕跡を疑います」
     鎌田の説明に驚いて、顔を上げる。冴の目に再び玲の性器が見えた。無惨に開かれた陰唇から秘部が覗いていた。赤く充血した粘膜が濡れていて、当てられたライトを反射している。
    「どういうことですか?」冴の質問に、鎌田が苦笑をうかべた。
    「平民の言葉で申し上げると、あそこが愛液で濡れていて、セックスをした跡がある、という事です」
     冴は驚いて玲の顔を見た。玲は涙目になって首を振っている。
    「嘘です。私はそんな事、したことないです」
    「じゃあ、どうしてこんなに濡れて、クリトリスに擦れたあとがあるのですか?玲様」
     玲は答えられない。
     驚きの後、冴に嫉妬と怒りの感情が押し寄せた。神聖な契約を結ぶために、自分は、死ぬほどの恥ずかしさに耐えたのに、玲が他の人と寝ていたなんて。ずっと愛していたのに、信じていたのに。
    「相手は誰?男の人?女?」
     冷静さを失った冴が、涙声で詰め寄る。
    「信じて。私何もしていない」「でも先生が、行為の跡があるって。どういう事?」
     美しいカップルが、泣きながら言い争っているのを鎌田が遮った。
    「冴様。落ち着いて下さい。玲様に正直になっていただく方法がございます」
     鎌田が取り出したのは、ゴム製の指サックだった。冴の人差し指に装着すると、医薬庫から取り出したゼリーを表面につけた。
    「媚薬の一種ですが刺激が強いので素手では触れないで下さい。そのお指を玲様のここに挿入するのです」
     鎌田が指差したのはアヌスだった。開かれた陰唇の下に露わになっている。
    「だめ、許してください。そんなところ触らないで」
     玲の悲鳴は無視され、冴の指がアヌスに入って行く。冴の目つきが変わっていた。嫉妬と初めて体験した性感で、今まで封印されていた性欲が高まっている。
    「痛い、いや、はあっ、あっ、許して、もうだめ」
    「奥まで入れてから、指を回転させるように動かしてください。媚薬の効果が高まり、粘膜が刺激を求めるようになります」
    「お尻が熱い、痒くなって、変になりそうです、許して、ああっ、ああっ」
     冴はいつの間にか、夢中になって玲のアヌスに入れた指を動かしていた。肛門が収縮し、サックをはめた指が締め付けられている。冴の秘部も疼きだし、ガーゼの下が濡れてきているのが感じられた。指の動きに合わせて玲の喘ぎ声が大きくなり、拘束された診察台の上で腰をくねらせ始めた。開かれた秘部から愛液が滴り落ち、冴の手まで濡らしている。
    「これが性の悦びです。お尻の穴に入れられた指の感触はおぞましいものですが、媚薬の刺激で次第に快感に変わります。もう少しで果てますが、ここで指を抜いてください」
     鎌田の指示で指を抜く。指が抜かれた後も、玲は腰をくねらせる事を止められなかった。
    「躰がおかしくなりそう。お尻の中が、痒くて、熱くて、あそこも変な感じがして、お願い、助けて」
     玲が、恥ずかしそうな声で哀願し鎌田を見つめた。
    「正直に、お話ください、どうされたいのです」
    「お尻にまた指を入れてください、途中で止めないで」
    「最後まで、して欲しければ本当の事をおっしゃって下さい。なぜ性行為の跡があるのです?」
     もう我慢できなかった。プライドを捨て、泣きながら告白するしかなかった。
    「自分でしました。オナニーをしていたのです、助けて、もうだめ」
    「玲様は冴様を裏切っては、おられませんでした。お助けになってください」
    「ごめん、玲」
     冴は指をアヌスに再び挿入すると、指を動かしながら、玲に抱きついた。診察台の上で二人の裸体が重なる。
     冴は、無意識のうちに自分秘部を玲の秘部に重ね、抱きしめていた。そして、腰をくねらせている玲の喘ぎ声と一緒に、冴も声を出していた。
     腰をのけ反らして、玲が果てた時、冴は我に返った。鎌田や看護師の見ている前で、全裸で抱き合っていた事に気づき、あわてて体を離す。恥ずかしさで真っ赤になり顔を上げる事が出来なかった。
    「ここまでにします。神聖な契約の前に肌を重ねるのは、どういう理由があろうとマザーに対する裏切りとなります。本日の事は監察院に報告します。監察院から通達が来るまで、お二人とも自宅に謹慎していてください」
     鎌田の声が響き、赤く火照っていた裸の二人が、今度は青ざめた。

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■7091 / ResNo.11)  神聖な契約 第八話
□投稿者/ 左眼 一般人(44回)-(2013/05/16(Thu) 22:36:27)
    第八話 武田 尋問室
     マザーに初めて、オーガスムスを経験させられた時から、武田は自分の中で、何かが変わってしまったと感じていた。
     マザーの指の感触がまだ秘部に残っていたあの日の午後、武田は囚人番号23番の尋問を再開していた。23番は伯爵家の令嬢で、寮のベッドに下着姿で縛られた若い女の写真を隠していた。午前の尋問で、写真の入手先を供述せず、誰かを庇っている可能性があった。
    「どうしても言いたくないのね。性交渉のある恋人を庇っている疑いがあるので、処女検査をするわ。着ている服を全部脱ぎなさい」
    「そんな」23番はうつむいていた顔を上げて抗議した。顔が青ざめている。
    「裸になるなんて絶対にいや。私、写真を持っていただけです。性交渉なんて言いがかりだわ」
    「躰を調べればすぐに分かるわ、自分で脱げないのなら不服従とみなされて罪が重くなるよ」
     お嬢様育ちで、すぐに自供すると思われていた23番だが、芯の強いところがあるようで、武田の脅しにも必死に耐えようとしていた。背後に控えていた看守に促されて立ち上がったが、自分から服を脱ごうとはぜずに無言のまま下を向いている。
     清楚で美しい、貴族の娘が、恐怖に耐えようとしている姿を見て、武田の中でそれまでにはなかった欲情が生まれていた。マザーに弄ばれたクリトリスが再び疼きだしている。腰に携帯しているサバイバルナイフを取り出すと、23番の首に突き立てた。
    「動くと、危ないよ」言うと同時に、ナイフの刃先を胸元から下に一気に下す。ブラウスとブラジャーが同時に切り裂かれ、白い胸が露わになった。胸の谷間の皮膚に浅い切り傷が出来、赤い血が線状に滲む。
     突然の暴力に23番は、声を出す事もできない。
     ナイフをピンク色の乳首に当てて、ゆっくり動かすと、血が滲み23番の悲鳴がようやくあがった。
    「乳首を切り落とされたくなければ、自分で脱ぎなさい。早くして。脱いだら両手を床につけて、腰をあげ、脚を大きく開きなさい。あなたの性器がよく見えるようにね」
    「はい。脱ぎます。だからひどい事しないでください」
     震える手で、裂かれたブラウスとブラを脱ぐと、スカートに手をかけた。スカートとストッキングは思い切って脱いだが、ショーツ一枚の姿になると、血の滲んだ胸を両腕で隠し立ち竦んでしまう。恐怖と羞恥で、白い脚も震えていた。
     武田の平手が、容赦なく頬を打った。
    「早く処女検査の恰好をなさい。床に手をついて腰をあげるの」
     あわてて、23番が床に手をつき腰を上げた。脚はかたく閉じたままだ。
     武田が無言で、ショーツの後ろからナイフの刃先を入れ、縦方向に切断した。ショーツが足元に落ち、白い尻が露わになった。
    「いやーつ。許して」
     23番の悲鳴は無視され、武田の平手が尻を打ち始めた。鍛えられた監察官の平手打ちで白い尻が赤くなる。痛みと屈辱で23番は泣き始めた。成人になった貴族の令嬢が、想像もできなかった仕打ちだった。

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■7092 / ResNo.12)  Re[2]: 神聖な契約 第八話
□投稿者/ のん 一般人(1回)-(2013/05/17(Fri) 20:19:34)
    今までと全く違うシチュにビックリです。
    でも刺激的でゾクゾクしちゃいます。
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■7093 / ResNo.13)  神聖な契約第九話
□投稿者/ 左眼 一般人(45回)-(2013/05/29(Wed) 13:40:52)
    第九話 武田 尋問室
    「脚を開きなさい、もっと大きく」
     尻を叩いていた手を止めて、武田が言うと23番はもう抵抗することができなかった。痛みと恐怖で、子供の様に泣いている。おずおずと白い脚を開いていくと、武田の目の前で秘部が覗いた。
     ラビアに触れると、悲鳴があがったが、姿勢はそのままで23番は動けないでいる。武田の指で左右にラビアが開かれ、奥にピンク色の粘膜が露わになった。
     処女膜の襞を確認すると、武田の指はラビアを伝ってクリトリスの突起に移動する。ゆっくりと愛撫を始めながら、もう片方の手で、血の滲んだ乳首を擦りだした。23番は、同じ姿勢のまま耐えていたが、しばらくすると、腰を震わし泣き声の様な喘ぎ声を出し始めた。
    「あなたの、ヴァギナ、ここから良く見えるわ。まだ処女だったのね。疑って悪かったわ。お尻も痛かったでしょう」
     突然武田の口調が優しくなった。
    「お願いです。止めて。そこだめです。あっあっ。だめです。だめです」
    23番の哀願を無視して、クリトリスと乳首を同時に弄びながら、武田が続ける。
    「あなた、本当は真面目な学生さんね。でも女の子の部分は敏感になっている。クリトリスが大きくなって、奥から濡れてきている」
    「だめ。ああっ。もう許して」
    「あの写真を見て自分で慰めていたの?」
     23番の顔がさらに赤くなった。歯を喰いしばろうとしているが、喘ぎ声を止める事はできない。武田の指は的確に、23番の性感を刺激し続けていた。
    「果ててしまう前に、白状したほうがいいわ。あの写真でオナニーをしていたかどうか、あの写真は誰からもらったのか?正直に言わないままで、果てたら、ナイフでクリトリスをそぎ落とす規則になっているの。本当はいい子なのに可哀想にね」
     優しい声で武田がささやく。
     23番は自分に残された時間がないのが分かっていた。もう少しでいってしまう。恐怖で声が震えた。
    「しました。オナニーしました。シスターの梨花さまです。写真は梨花さまから渡されました。ああっ、もうだめ、あっあっ」
     そう答えて、すぐに下半身が痙攣した様に震え、大きな喘ぎ声とともに23番は果てた。
     武田は、机からカメラを取り出すと無言のまま、無惨な23番の写真を撮り始めた。フラッシュが光り、愛液に濡れた秘部が顔と一緒に映る角度で、何度も撮られていく。
    「もう立ち上がっていいわ。見てごらんなさい、きれいな記念写真が撮れたわ」
     武田が、モニターの画像を見せると、23番が声を出して泣き始めた。
    「メソメソしないで。この写真ご両親に見せたらどうなるかしら」
    「それだけはだめ。何でもします。どんな罰でもうけますからそれだけは止めてください」
    「そうよね。いやらしい写真を隠していただけじゃなく、オナニーもしていた。その上取り調べ中に恥ずかしい恰好でいったなんて、知られたら貴族の娘には戻れないものね」
     23番は、全裸のまま手を合わせ何度も頭を下げていた。
    「何でもしますから、誰にも言わないで下さい」
    「分かったわ。助けてあげる。伯爵の令嬢にもどしてあげる。その代り私の命令に絶対服従する事、この先ずっと。いい?」
     23番は何度も肯いた。そして躰も心も武田に支配されようとしていた。


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■7095 / ResNo.14)  のんさんへ
□投稿者/ 左眼 一般人(46回)-(2013/05/29(Wed) 17:37:05)
    遅くなりましたが、続きが書けました。楽しんでいただければ嬉しいです。マザーに、躰を触られるとサディストになるという設定を考えています。
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■7096 / ResNo.15)  神聖な契約 第十話
□投稿者/ 左眼 一般人(47回)-(2013/06/01(Sat) 11:44:46)
    第十話 マザーと武田 貴族監察院貴賓室
     性の悦びを支配することで、マザーは貴族社会に君臨していた。マザーの祝福のない性行為は不道徳とされ、罰せられる。貴族監察院は、マザーが認めていない婚姻外の性行為や自慰行為を摘発し、矯正教育をするのが表向きの役割だ。
     そして監察院の隠された使命は、マザーに美しい娘を提供する事だ。神聖な生贄と呼ばれる処女のカップルが毎年選ばれる。それ以外にも囚人の美しい女が、マザーの寵愛を受ける事がある。
     監察官は、マザーの気に入りそうな囚人を選び、マザーに特別教育の申請をする。マザーが満足すれば、監察官に褒美が与えられる。
     監察院の最上階にある貴賓室がマザーの執務室になっている。院長室より広く豪華な室内は高級ホテルのスイートルームの様になっていた。デスクとソファー以外に奥には浴室や寝室が備え付けられている。
     武田がマザーの呼び出しを受けたのは、23番の尋問に成功した日の翌日の夜だった。貴賓室に入るのは初めてで、武田は緊張していたが、あの美しい囚人23番をマザーが気に入られたのではないか、と推測していた。
     侍女から勧められたソファーには座らずに、直立不動のまま報告を始める。
    「仰せのとおり処女検査をしました。ヴァージンでしたが、クリトリスの刺激には敏感で、自慰の習慣を自白しました。例の写真の入手先も供述しました。女学院のシスター梨花です。生活指導の教官ですが、以前から悪い噂があります。許可をいただければ、逮捕し、尋問します」
    「よろしい。許可します」
    「ありがとうございます。23番ですが、この通りの美形の処女です。マザーの特別教育を受けるのにふさわしい、と存じますがいかがでしょうか?」
     武田から渡された写真を見て、マザーは微笑んだ。
    「美しい娘ね。気に入ったわ。でももっと気に入っている娘がいるの。武田君、あなたよ」
     武田の顔が赤らむ。
    「きれいなだけじゃなく、優秀で強い女を抱きたい気分なの。いい仕事をした褒美に、女にしてあげるわ。覚悟はいい?」
    「はい。光栄です」
     驚きと緊張で武田の声はうわずっていた。
    「いろいろな噂を聞いているかもしれないけれど、怖がる必要はないわ。侍女に案内させるから浴室で体を清めなさい。貴族の娘と同じように、初夜の儀の作法で女にしてあげる。侍女に儀式の用意もさせているの」
     マザーに抱かれることは、監察官の将来の出世にもつながる。武田にとっても最高のチャンスだったが、初めての体験を前に、不安と恐怖、羞恥心がまだ処女である武田を動揺させていた。
     マザーの正体は白蛇という噂があった。マザーに女にされた、娘も白蛇になるという。目の前の美しい年齢不詳の権力者、マザーは、確かに白蛇の様な肌と両眼を持っていた。美しい白蛇の瞳に睨まれると誰も逆らう事ができない。
    「分かりました。よろしくお願い致します」
     緊張で声が震えていた。
     侍女が武田の前に跪き、一礼した。
    「私が、お世話をさせていただきます。お嬢様はこれから花嫁になり、神聖な儀式に臨まなくてはなりません。まずは浴室に参りましょう」
     侍女に連れられて、武田が浴室へ向かった。いつものエリートの監察官ではなく、不安げな娘の表情になっていた。

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■7097 / ResNo.16)  Re[2]: 神聖な契約 第十話
□投稿者/ のん 一般人(2回)-(2013/06/09(Sun) 00:01:37)
    ずっと責める側にいるものとばかり思っていたのに、意外な展開です。

    苦痛と快楽の両方があるのは、読んでいて次の責めがどちらなのか想像する楽しみがあります。

    この世界に入り込みたくなりますね。
引用返信/返信 削除キー/
■7098 / ResNo.17)  神聖な契約 第十一話
□投稿者/ 左眼 一般人(48回)-(2013/06/12(Wed) 17:38:26)
    第十一話 侍女と武田 ドレッシングルーム
     貴賓室の奥は武田の想像を、はるかに超えた、広く豪華な造りになっていた。侍女に案内された浴室には、広いドレッシングルームが備え付けられていて、アロマの香りがしていた。
     入浴を終えると、それまで着ていた制服や下着はなくなっていて、真っ白な着物が一枚用意されている。
     バスタオルを体に巻いて戸惑っていると、侍女がドレッシングルームに入って来た。
    「すべて私にお任せ下さい。お嬢様は何もする必要はありません。これも重要なしきたりでございます。まずはここに横になり脚をお開きください。性器の剃毛を致します。恥ずかしがっていてはだめです。そう、もう少し脚を開いて膝を立ててください」
     侍女の指示は、マザーの命令だと理解していた。侍女の視線を感じながら、言われた通りの恰好になる。バスタオルがはだけ、全裸の下半身が露わになるのが分かった。厳しい訓練を受けてきた武田だが、羞恥と緊張で白い脚が震えだしていた。
    「これでよろしゅうございます。大事なところが傷つくといけませんので、決してお動きにならないように」
     そう言うと、クリームを塗って、剃刀で陰毛を剃り始めた。剃刀の刃は鋭く、武田は羞恥だけでなく恐怖にも耐えなくてはならなかった。
    「終わりました。お嬢様の大切な部分がよく見えるようになりました。きれいなピンク色でよく濡れています。マザーも気に入られる事でしょう」
     武田はさらに顔を赤らめた。剃刀と侍女の指の動きに反応して、下腹部が疼いていたのだ。
    「恥ずかしがられる事はありません。性器が濡れた状態で、初夜の儀に臨む方がよいのです。白装束の着物を着て、お化粧をしてからマザーの寝室にお連れします」
     武田は侍女に従うしかなかった。

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■7099 / ResNo.18)  ありがとう
□投稿者/ 左眼 一般人(49回)-(2013/06/12(Wed) 17:39:55)
    感想ありがとうございます。今回も楽しんでいただければ嬉しいです。
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■7107 / ResNo.19)  神聖な契約第十二話
□投稿者/ 左眼 付き人(50回)-(2013/06/27(Thu) 17:07:51)
    第十二話 マザーと武田と貴婦人達 寝室
     侍女に連れられて、部屋に入って来た武田を見て、マザーは微笑んだ。期待していた以上に魅力的な娘になっていたのだ。白の着物をまとい、きれいに化粧されているが、乳首や、陰毛のない下腹部が、はっきりと透けて見える。普段の監察官の制服姿とは大きく違う、全裸に近い格好で、少女のように顔を赤くしている。その姿がマザーの欲情を刺激していた。
     マザーの寝室には初夜の儀の用意がされ、儀式を手伝う侍女が1人と、立会人が3人控えていた。立会人は、全員、マザーによる初夜の儀を経験した貴婦人達で、正装のドレス姿だ。
     処女はマザーから、痛みと悦びを教えられ女になる。それが初夜の儀と言われているが、実際の内容は、経験した者とマザーの側近にしか知られていない、秘められた儀式だ。
     初夜の儀のために、ベッドの横に、大きな磔台が置かれ、天井から拘束具のついたロープが2本吊るされていた。磔台の正面には大きな鏡が置かれ、拘束された娘は自分の恥ずかしい姿を目にしなくてはならなくなる。
    「私の、心と躰を、永遠にマザーに捧げる事を誓います」
     侍女に教えられたとおりに、マザーの椅子の前に跪き、武田が誓いの言葉を述べると儀式が始まった。
    「先ずは、花見の儀でございます。お嬢様はこちらへ」
     侍女が、武田を十字架の形をした磔台の前に立たせた。背後から両手首、右の足首を磔台のベルトで固定する。左足首には、天井の滑車から吊るされたロープがかけられた。
     マザーが壁のスイッチを押すと、低い機械音がしてロープがあがり始めた。着物がはだけ、下着を着けていない下腹部が見え始める。
     武田は、小さな悲鳴を上げ、脚を閉じようとしたが、鍛えた体でも機械の力には抵抗できない。脚を、大きく横に開いた格好で磔台に拘束された。陰毛のない秘部が露わになり、向かいの鏡に映る。
    「皆様、花見の儀をお願い致します」
     侍女の言葉でマザーと3人の貴婦人が、武田の前に集まり、性器を観察し始めた。よく見えるように侍女が床の上に設置されているライトをつけ、下腹部に焦点を合わせる。
     武田は羞恥に耐えようと、歯を喰いしばっていたが、無意識に脚を閉じようとして内腿の筋肉が震え始めている。
    「鍛えた、いい躰をしていますね」「肌も、きれいだけど、ラビアの粘膜もきれいですね」
     マザーの手が、白い太腿から股間に伸びていく。
    「ああっ、お許しを」
     武田が思わず、小さな悲鳴を上げた。
     マザーが、指でラビアを大きく拡げると、性器の奥の粘膜までがライトで照らされた。
    「処女膜はきれいに残っているし、ピンク色のきれいな粘膜をしているわ」
    「本当にきれいなお花ですこと」
    「マザー、私達、立会人は、この者の純潔を認めます」
     立会人の中で一番年長の女性が宣言した。
    「よろしい。蜜をださせなさい」
    「はい。光栄です」
     宣言した、貴婦人が武田の前に両膝をついた。舌と唇でクリトリスを刺激し始める。同時に、もう2人の立会人の婦人が、着物の上から、左右の乳首を、舌と唇を使い愛撫しだした。
     堪えられなくなり、喘ぎ声を出そうとした武田の口がマザーの唇でふさがれた。 マザーの赤い舌が口の中に入り、武田の舌に絡まる。
     4人に同時に責められた武田の表情が徐々に変わっていった。羞恥と苦痛に耐えていた表情が、悦びと恍惚の表情になっていく。長いキスが終わり、マザーの唇が離れた時、うっとりとした、ため息が武田の口から出た。
     乳首とクリトリスが尖り、愛液が股間を濡らしている。
    「蜜が出始めた様ね。破瓜の儀の支度をしなさい」
    「かしこまりました」
     侍女に指示を出すと、マザーは立会人を伴いドレッシングルームに入っていった。
    「お嬢様はベッドに移っていただきます」
     侍女により、拘束が解かれ隣のベッドに上がるよう指示された。
    「すぐにマザーは戻られます。お嬢様の躰の準備もしていただきました。膝を立て、大きく脚を開いてお待ちください。拘束なしで、ご自分の意思で体を開くのが作法でございます」
     立会人による愛撫とマザーのキスの後、武田の躰は火照り続けていた。ベッドの上で膝を立て、脚を開くと、濡れている秘部が鏡に映る。
     恥ずかしさがこみ上げてくるが、それは苦痛ではなく甘美な悦びになっていた。乳首とクリトリスは尖ったままで、ラビアの間から愛液が滲んでいる。
     しばらくして、マザーが貴婦人3人を従えて、ドレッシングルームから出てきた。貴婦人3人は全裸で、侍女もいつの間にか裸になっている。侍女と立会人は、服を着ていた時と態度が大きく変わり、興奮し、目をぎらつかせている。
     マザーはガウンを羽織っていたが、ベッドの傍まで来ると、脱いで全裸になった。
     鏡にマザーの裸体が映る。武田が噂で聞いた、白蛇ではなかった。
     白い肌、豊かな胸をした美しい女性の躰をしている。しかし股間に、大きな白蛇がいた。
    「いやあっ」武田が悲鳴を上げたが、体は動かせずに脚を開いたまま固まっている。
     マザーは双頭の白蛇の姿をしたディルドを、ヴァギナに挿入していた。
    「破瓜の血と痛みが女の悦びを真のものにする」
     マザーがささやいて、武田に覆いかぶさる。
     白蛇の硬い頭が武田の濡れた、ラビアに当たり、振動し始めた。
     マザーの腰が動き、処女膜の上をいたぶるように白蛇の頭が前後した。
     濡れた粘膜の擦れる音がする。
     悲鳴をあげようとする武田の口を、マザーの唇が塞いだ。
     舌を絡めながら、武田の躰を抱いて腰を沈めていく。
     白蛇が、処女膜を破り子宮の奥まで挿入された。
     マザーが唇を話すと、武田の大きな悲鳴と泣き声が響く。
     マザーが、腰を前後させ、2つの頭を持つ白蛇のティルドが、2人の中で踊る。
     白蛇が敏感な粘膜をピストン運動で擦り、破瓜の血と愛液で赤く染まる。
     強い痛みの後、初めて感じるディルドの感覚に武田は悲鳴をあげ続けていた。
     しばらくすると、おぞましい感覚が、性感を刺激しだす。悲鳴が喘ぎ声に変わる。
     マザーが強く、腰をつきだし、白蛇の頭が振動しながら粘膜を刺激し、子宮を押す。
     いつの間にか、武田も腰を振っていた。
    「ああっ、ああっ」
     白蛇に犯される自分を感じながら武田は果てた。
     ディルドが、引き抜かれた時、その刺激でまた、いきそうになる。
     脚を開いたまま、茫然としている武田を、再びマザーが抱きしめキスをした。
    「破瓜の儀、確かに見とどけました」立会人の代表が宣言し、儀式は終わった。
    「ここにいる者、すべての悦びを祝福する」
     マザーの言葉で、立会人と侍女もベッドに上がり、性行為を始めるのだった。

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