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■7255 / 親記事)  地球・老年期の終わり
  
□投稿者/ hime 付き人(76回)-(2013/09/23(Mon) 22:04:42)
     Y染色体上のどこかに寄生するウイルスのせいで、男性は一人も生まれなくなった。
     世界は女性化して、最後の男性が死んでから、もう1000年にもなろうという。
     幸い、精子のストックはあと一万年分はある。
     私たちは再び、何かの突然変異で男性が生まれるのを待ちつつ、女だけですべてを満たしていくほかはないのだ。
     性欲も含めて。
     私たちは18才になると、身長で男女が決められる。
     160センチ以上は男。
     未満は女。
     例外は許されない。
    「男」とされた子には特殊な男性ホルモンが投与される。
     これによって、声は低くなり、クリトリスが大きくなる。
     人によるが、中には直径5ミリ、長さ2センチほどの槍に膨らむ子もいる。
     これはもう、羨望の的で、この槍を吸わせて貰うことが「女」たちのステイタスになったりもする。
     ただ「男」になった子はヴァギナの快楽は封印される。
     その代わり、男と共通する穴、アナルは徹底的に開発され……
     これはそんな時代の物語である。(新物語スタート、だよ。感想待ってるね。結構アナル好き、浣腸好きな女性が多くてビックリした。メールくれた皆さんありがと。未成年はダメだよ)

     
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■7256 / ResNo.1)  こんばんは!
□投稿者/ 美咲 一般人(5回)-(2013/09/24(Tue) 03:29:37)
    今度は未知の世界ですね!
    そんな世界があるとしたらどうなっていくのか楽しみです(^^)v

    (携帯)
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■7257 / ResNo.2)  地球・老年期の終わり2
□投稿者/ hime 付き人(77回)-(2013/09/24(Tue) 19:35:16)
    2013/09/24(Tue) 19:35:55 編集(投稿者)

     十八になると、「男」には人工ペニスが与えられる。
     これは簡易なペニスバンドではなく、日常装着していなければならない、特殊な義肢のようなものだ。
     人工ペニスの尿道はカテーテルで「男」の尿道とつながっている。
     つまり、これ以後、「男」は立ちションで用を済ます。
     この人工ペニスを外すには特殊な技術が必要で、基本的に、外しても良いのは公に認められた「妻」だけだ。
     すべてオーダーメイドの特殊仕様で、クリトリスの位置にはそれを包むようにゴムが付いてあり、セックスの時に適度な快楽をもたらすようになっている。
     セックスが佳境を迎え「男」が逝くと、尿道のカテーテルが解放され、放尿が起こる。
     擬似的な射精である。
     膣は「男」の尿で満たされ、限界まで膨らみ、一気に放出する。
     これが少量の精液では味わえない猛烈な快楽を「女」に与える。
    「男」と「女」はこうして深い結びつきを得ることになる。(徐々に行くよ。感想待ってるね)

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■7258 / ResNo.3)  こんばんは
□投稿者/ 美咲 一般人(6回)-(2013/09/24(Tue) 21:16:01)
    新作のお話とても面白いです!興味津々で読んでいます!
    読んでいると、濡れていくのが解ります!
    とても恥ずかしけど、快感です!

    (携帯)
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■7259 / ResNo.4)  地球・老年期の終わり3
□投稿者/ hime 付き人(78回)-(2013/09/25(Wed) 07:12:06)
     女達だけで過ごす数百年のうちに、男女が共生していた頃とは違う、極端な習俗も生まれていた。
     性に関するタブーは極端に厳しくなった。
     これは男が消えてしばらく、いったい自分たちにとって何が禁忌なのかがわからなくなり、羞恥心も消え去り、いわばフリーセックスのような状態となったことへの反省から来ていた。
     男が消えると「女らしく」「男らしく」という規範が意味をなくした。
     裸も羞恥心を刺激せず、セックスは妊娠から解き放されて自由になり、排泄さえ隠すものではなくなった。
     公的な武力もいつのまにか消え、警察力も意味をなくした。
     集団レイプそのものの女同士のセックスが街中で公然と行われ、冷酷な集団に捕まった美しい女はそのままなぶり殺された。
     どうやったら苦しみを長引かすことが出来るかを専門に研究する集団も数えきれず現れ、美しく生まれた女は自らの容姿を呪った。
     公園には女の死体が、その時々の流行りの殺し方……あるときは腸を少しずつ抜かれ、あるときは皮膚をバーナーで少しずつ焼かれ……で殺された、無残で恐ろしい形相のまま放置された。
     道は排泄物で溢れ、季節の疫病で毎年人口は半減した。
     あと数十年で人類は滅ぶと予測された。
     そんななか、旧国連が主導して人類再建委員会が設立され、道徳の再建が検討され、まずは男女の別をきちんとつけることが提唱された。
     どうやって男女を分けるのか。
     これはもう運命でしかない。
     各国の平均身長より上は男、下は女とした。
     例外は認めない。
     なぜなら性別は運命であり、かえられないのだから。(ぼちぼち行くよ。感想待ってるね)

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■7260 / ResNo.5)  NO TITLE
□投稿者/ 美咲 一般人(7回)-(2013/09/25(Wed) 21:25:09)
    シリアスでドキドキします!
    続きが楽しみです!男性となった人に何をされるのか……

    (携帯)
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■7261 / ResNo.6)  地球・老年期の終わり4
□投稿者/ hime 付き人(79回)-(2013/09/26(Thu) 14:22:35)
     ジェンダー(性別)こそが倫理の源とされ、性的羞恥心はその中核をなすものとなった。
     セックスは絶対的な密室行為となり、排泄もそれに次ぐ行為として隠蔽された。
     セックスを示す言葉どころか、排泄そのものを指す言葉も厳しく制限された。
     特に「女」がそのような言葉を発語し、誰かに聞かれた瞬間、その「女」は社会的に抹殺された。
    「男」へのその面での縛りは緩かったが、逆に、「覗き」や「痴漢」は重犯罪となり、そのシンボルが剥奪された。
     そしてこれはあまりにも屈辱的なため、たいていの「男」は死を選んだ。
     もっとも重罪なのは、「男」のシンボルを「女」が奪い、自ら装着することだ。
     死刑は何世紀も前に廃止になっていたから、この「女」は死よりも辛い目に遭うことになる。
     刑場まで引かれていくと、「女」はそこで全裸に剥かれる。
     そこには盗んだシンボルが屹立しており、この瞬間、刑場は爆笑に包まれる。
     刑吏によってシンボルのモードが「セックス」にされるとクリトリスが自動的に刺激され、後ろ手に縛られた「女」はなすすべもなく大声をあげ、地べたを転げ回る。
     そして頂点に至れば、嫌も応もなく、排尿に至る。
     この瞬間を眺めることがこの世界の最高の娯楽とされているのだ。
     犠牲者は何度も何度も、数えきれぬほど頂点に上り詰めさせられ、そのたびに排尿を繰り返し、最終的には大量に出血して死ぬことになるのだが、これは死刑ではなく、悦びの果ての快楽死だとされている。
     死に顔は快楽どころか地獄の責め苦に喘ぐ恐ろしい苦悶の表情をしているのだが。(続くよ。だんだんハードになるから、心臓の弱い人は読まないで)
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■7262 / ResNo.7)  地球・老年期の終わり5
□投稿者/ hime 付き人(80回)-(2013/09/26(Thu) 17:12:52)
     光りあるところには影がある。
     美徳の背後には悪徳ではなく、背徳が。
     表向きは倫理に満ち、美しく磨き上げられたこの世界も、裏では、そう、綺麗な庭石をひっくり返したその裏のように、ジメッとした薄汚い虫たちがうごめいている。
     そのような虫たちも、実は美しい世界を維持するためには必要なのだ。
     そのことは当局がいちばんわかっている。
     だからたいていのことは目こぼしする。
     美咲という名の監察官もご多分に漏れない。
     ある風俗店のショーが倫理法に触れはしないかというタレコミがあり、美咲のチームは潜入した。
     たいていこの種のタレコミは商売敵が相手を陥れるための常套手段であり、まともには取り合わないのが常なのだが、今回はそのショーの内容に美咲自身が関心があった。
     ステージには犬のスタイルで女が待機していた。
     全裸だ。
     これだけでも法に触れる。
     観客が入ってくると、女は泣き始めた。
     全裸を見られた女は表社会では絶対に生きてはいけない。
     おそらく金のために、こうやって全裸を晒し、その屈辱と後悔に泣いているのだ。
     三十人ほどの観客で席が埋まると、「男」達が奥からステージに入って来た。
     全員全裸で、股間にはシンボルを屹立させている。
     全員美丈夫で、当然、立派すぎるモノをそそり立たせている。
     そのうちの一人が、ステージに置かれている壺を手に取った。
     その中身、白いどろっとしたそれを手に取った。
     これもよく使われる薬だ。
     ある種の芋から取った成分を配合したローションで、これを塗り込まれると、その部分が微妙に熱く、むずがゆくなる。
     そしてそれを解消されると、信じられないような快楽が訪れる。
     普通は前の池で使うのだが、「男」は女の後ろの門へとそれを垂らした。
     女の背中がビクッと震えた。
    「ああああ、入れないで、そんな、そこは……聞いてない、そんなこと、聞いてない」
     もう遅かった。
     女の四肢はしっかりとステージに固定されている。
     仕込みが終わり、「男」は自分の位置に戻った。
     六人の「男」が、それを誇示するかのように屹立させてステージに立っていた。
     女のすすり泣きが始まった。
    「ああ、だめ、こんなの耐えられない、お願い助けて」
     女の哀訴は延々と続き、ついに号泣へと変わった。
    「助けて下さい、何でもします、助けて……助けて」
     きっと、規定の濃度以上の薬物が仕込まれているのだろう。
     塗り込まれた部分は燃えるように痒く、気が狂わんばかりになっているはずだ。
     観客達はその様子を眺めながら、下着に入れた自分の指を激しく使っていることだろう。
     女の哀訴の声に、会場の妖声が重なっていく。
    「これを入れて欲しいか」
    「男」達は聞いた。
    「はい、お願いです、お願いです」
     一人の「男」のそれが女の後ろの門をくぐった。
     おおおお、とまるで獣のような声を上げて、女はのけぞった。
    「もっと、もっと、お願いです、もっと、もっと」
     後ろを犯されながら女は叫び続けた。
    「男」が「逝く」と叫び、最後を訴えた。
    「だめ、もっと、もっと、お願いします」
     次の「男」が女を貫き、幸せの叫び声が起こった。
     これを六人が繰り返した。
     女の身体は硬直し、明らかに先ほどまでとは違う何かに耐えている様子が見えた。
     六人もの「男」の絶頂の聖水を受け入れたのだ。
     大量の浣腸を受けたのと同じ苦しみに耐えているのだった。
     ここでもし漏らしでもすれば……
     大衆の面前で漏らしでもすれば……
     社会的には抹殺され、最下層の奴隷として生きるほかはなくなる。
     女は絶望と苦痛とに泣きながら、
    「助けて、助けて、こんなの聞いてません」
     とうめき続けた。
     けれど忍耐にも限度がある。
     女の後ろの門は決壊し、すべてを流し出した。
     すべての禁忌が破られた瞬間だった。
     女達の妖声も絶頂を迎えるものに変わった。
     美咲自身も立場を忘れて逝きまくった。(続くよ。感想待ってるね)

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■7263 / ResNo.8)  こんばんは!
□投稿者/ 美咲 一般人(8回)-(2013/09/26(Thu) 21:24:25)
    ダメ!ダメです!濡れて中から溢れてきます!
    もっと逝きたいです!

    (携帯)
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■7264 / ResNo.9)   地球・老年期の終わり6
□投稿者/ hime 付き人(81回)-(2013/09/27(Fri) 08:33:47)
     その夜も、美咲の「夫」は求めてきた。
     人工ペニスのカウンターが三十を数えると、一度、人工授精を受けることが出来る。
     まだふんだんに残っているとは言え、精子には限りがある。
     きちんとつとめを果たしている「夫婦」にしか子供を授けることは出来ない。
     これもまた運命である。
     美咲は三度人工授精を受けたが、妊娠には至らなかった。
     子供を求める「夫」は毎晩のように求めてくるのだが、美咲はどこか醒めていた。
     何が不満なのかわからなかったが、捜査で様々な風俗を眺めるうちに理解できてきた。
    「夫」にはセックスの「企画力」がないのだと。
     結局の所、成人式で人工ペニスを受け取り、使い方を習ったそのままを繰り返しているだけ。
    「ほらほら、何が欲しいのか、言ってごらん」
     とか、
    「どこに入れて欲しいの? ちゃんと言わなきゃわからないよ」
     とか、そういう焦らしもなく、芝居もない。
     入れて、出して、終わり。
     こちらが満足したかどうかはお構いなく。
     これじゃ便器と変わりない。
    「ねえ」と美咲は「夫」の乳房を揉み、乳首を柔らかく吸いながら、言った。
    「今日は、後ろに入れて欲しいの。あの薬もたっぷり塗り込んで、じっくり焦らして欲しい」
    「夫」は一瞬戸惑い、硬い表情を見せた。
     けれど、すぐに、
    「良いよ。君が望むなら」
     そう言って、枕元にあるローションを、もう四つん這いになってスタンバイしている美咲のそこに塗り込んだ。
     ジーンと、痺れるような感覚が、「夫」の指の形で伝わってきた。
     揉み込まれる薬液が次第に熱く、もの悲しく、淫靡な痒みとなって効いてきた。
     前の池とは違う、どこか懐かしい痒み。
     解消して欲しくて、それでも味わっていたいような、懐かしい痒み。
     もう耐えられない。
    「お願い、入れて」
    「何を?」
    「あなたの、立派な、それを」
    「その前に、自分でやってごらん」
    「自分で?」
    「そう、自分の指で、自分の後ろを犯してごらん」
     そんな、出来るわけない。
     恥ずかしすぎる。
     けれど、もう、我慢できない。
     美咲は四つん這いのまま、「夫」の目の前にあらわになったそこに指をあてた。
     自分の指なのに、もうそれだけで逝きそうになった。
    「さあ、入れてごらん」
     思い切って人差し指の第一関節を入れると、痒みが解消される悦びと同時に、明らかにそれとは性質の違う快感が襲ってきた。
     一気に第二関節まで入れ、内部をもてあそんだ。
     おおおお、と声が漏れた。
    「そう、ゆっくり回して、自分を犯すんだ」
     その行為に酔い始めた頃、手を払われた。
    「僕のをしっかり味わえ」
    「夫」がそこに入って来た。
     脳天まで突き抜けるような、衝撃。
     快感とは違う、衝撃。
     一瞬で逝く。
     逝きまくる。
     気が遠くなる。
     そして目覚め、すべてが夢だったことを知る。
     神聖なシンボルを排泄器官に入れるなど、もってのほか、そんなことを希った女は最低の奴隷とされる世界なのだった。(続くよ。感想待ってるね)

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