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■7625 / ResNo.30)  飼われる 第十六話
  
□投稿者/ 左眼 付き人(99回)-(2014/06/13(Fri) 11:38:16)
    第十六話
     詩織は恐ろしさで泣き声をあげることも出来ない。
     先生を裸にして、逆さに吊り上げていた、女の人が床に倒れている。
     作業服姿の女性が、鞭を股の間に当てた瞬間に凄まじい悲鳴があがった。
     プロレスラーの様に逞しい体が、跳ね上がり床に転がった。
     意識を失い、痙攣して、おもらしをしている。
     服を全部脱がされた先生は、ベッドの上でうつ伏せになり震えていた。
     先生にこれ以上ひどい事はしないで、詩織の願いは冷たい声で遮られた。
    「ローズ、続きはお前がやれ」
    「あん」
     水着姿の若い女が、返事をした。
     詩織と同じ年代に見え、まだあどけない顔をしているが、目つきが鋭い。
     ためらう事無く、水着を脱ぎ始めた。
     見事なプロポーションだ。
     大きな乳房と、臍の下の薔薇の入れ墨も露わになる。
     股間には陰毛がなく、性器の割れ目からピンク色の粘膜が覗いている。
     詩織は目を逸らせようとしたが出来なかった。
     ローズの裸から、目を離すことができない。
     自分と同じ年頃の女の子なのに、自分と違い大きな乳房をしている。
    「やれ」「あん」
     オアズケを許された犬の様に、ローズが先生のいるベッドに駆け寄る。
     先生は、弄られる様に裸にされた後、電気鞭の恐ろしい光景を見た。
     すでに、抵抗する気力を失っている。
    「やめて」
     詩織が先生を助けようと、思わず叫んだ。
     首輪に繋がれていて、先生の所まではいけない。
     ローズが、振り返り詩織と目があった。
    「助けて、私の先生に触らないで」
     ローズは首を横に振り、冷たい微笑みを浮かべた。
     可愛い顔なのに、残忍な表情になる。
     ローズは先生の背中に抱きついた。
    「いや」
     小さな声を出すだけで先生は抵抗しようとしない。
     大きな、ローズの乳房が先生の白い肌に重なる。
    「いやだ、いやだ」
     先生が他の女の人と肌を重ねるなんて、詩織の悲痛な声があがった。
     ローズは先生の、閉じた太腿の間に片手をこじ入れながら、舌をうなじにあてる。
    「あっ、だめ、あっ」
     後ろから差し入れられた手と舌で、何をしているのか詩織にも分かった。
     先生の腰が、ローズの手から逃れようと動く姿が艶めかしい。
     先生は、歯をくいしばって、声を出すまいとしているようだ。
     ローズの手が、先生の股間で違う動きを始めた。
     先生の顔が紅潮し、ローズの腕が上下にゆっくりと動く。
    「あああん、ああ、ああ、」
     先生の泣き声が漏れ始めた。
     違う、泣き声ではない、あの声。
     ローズの指が先生の中に入り、先生は感じている。
     嫉妬しているのに自分の下半身も熱くなっているのに、詩織は気付いた。

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■7626 / ResNo.31)  ありがとう
□投稿者/ 左眼 軍団(100回)-(2014/06/13(Fri) 11:41:52)
    いつも本当にありがとうございます。楽しんでいただければ嬉しいです。のんさんも体調崩されないよう、梅雨と夏をお過ごしください。
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■7628 / ResNo.32)  Re[2]: 飼われる 第十六話
□投稿者/ のん 一般人(6回)-(2014/06/17(Tue) 19:32:23)
    リアリティがあって、ついいつもより感情移入してしまいました。

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■7630 / ResNo.33)  飼われる 第十七話
□投稿者/ 左眼 軍団(101回)-(2014/07/02(Wed) 22:07:58)
    第十七話
     泣き声の様な先生の喘ぎ声が大きくなってきた。
     ローズの手が先生の股間を前後するたびに、くちゅくちゅと濡れた粘膜の音がする。
     先生は感じている、私の目の前で、胸の大きな女の子に指を入れられて。
     詩織は、悲しいはずなのに、先生とローズの裸体から目を離すことができない。
     ローズが先生の腰をかかえて、仰向きに倒した。
     両脚の間に、膝を立て、陰部に顔をつけた。
     指は、その間も動いていて、くちゅくちゅと淫靡な音をだしている。
     先生は脚を開いたまま、抵抗しようとしない。
     上品で美しい顔を紅潮させ、喘ぎ声を出すだけだ。
     ローズは指を入れたまま、舌で性器を刺激し始める。
     ローズの腰が上がり、股の間から陰毛のない性器が覗いた。
     奥の赤い粘膜が濡れて、陰唇から涎の様な愛液が出ているのが見える。
    「ひいー、ひー、やだ、やだ、あーん」
     ローズが舌を使い始めてから先生の喘ぎ声がさらに大きく、かん高くなってきた。
     気品の高い高校教師が自分で腰を揺すり始め、いやらしい声を出している。
     沙織には信じられない光景だった。
     そして、もうすぐに先生がオーガスムスを迎える事が分かった。
    「ああん、あーあー」
     先生が腰と両脚を痙攣したように揺らし始めた時、作業服の女が鞭の先を、ローズの背中に当てた。
    「まて」
     ローズの動きがぴたりと止まる。
     先生は、その後も自分で腰を揺らしていた。
    「はーはー」
     悦びの声が荒い息づかいに変わり、途方にくれた表情になっている。
    「いかして欲しければ、欲しいと言うのよ、可愛い恋人の前で」
    「あーん、いかして、やめないで、あーあー」
     私の前で、こんな事言うなんて、もう詩織の憧れていた先生の面影はない。
    「欲しい、欲しい、止めないで」
     ローズの性技に、完全に支配されている。
    「よし」
     作業服の指示で、ローズが最後の仕上げを始めた。
     長い指が、膣の敏感な粘膜を責め、同時に赤い唇がクリトリスを吸う。
    「ああん、いくいくいく、ひーっ」
     先生はローズの頭を抱き、下半身を痙攣させて、絶叫した。
     詩織は無意識のうちに、自分の下腹部を守ろうと手を添えていた。
     そして自分の躰にも変化が起きている事に気付いた。
     こんなショッキングな場面を見たのに、下腹部がうづき、濡れ始めていたのだ。

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■7631 / ResNo.34)  遅くなりました
□投稿者/ 左眼 軍団(102回)-(2014/07/02(Wed) 22:09:41)
    いつもありがとう、でも少しスランプかもしれません。楽しんでいただければ嬉しいのですが。
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■7632 / ResNo.35)  Re[2]: 飼われる 第十七話
□投稿者/ のん 一般人(7回)-(2014/07/08(Tue) 16:01:39)
    その場の光景と登場人物の心の動きが細微にわたって描かれていて、とても良かったです。
    一語一語が乾いた心に染み入って来て、じんわりと温かくなる感じです。

    毎回更新を楽しみにしていますが、購読料が発生していないものですから気長に待てます。
    スランプなどとおっしゃらずに、どうぞお気の向くままお書きになって下さい。
    読者に合わせる必要もなく、読者が作者の描く世界に引き込まれていくのです。


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■7635 / ResNo.36)  飼われる 第十八話
□投稿者/ 左眼 軍団(103回)-(2014/07/24(Thu) 17:29:45)
    第十八話
    「あーん」
     悦びの波にのまれた女教師は、甘えた声を出して、また腰を震わせた。
     ローズが指を、抜いたのが刺激になったのだろう。
     愛液に濡れた、自分の指を口に入れ、ローズがオニヒメを見る。
    「よし、褒美だ、入れてやる」
    「あん、あん」
     女教師から離れたローズが、オニヒメの前に座り大きく膝を開いた。
     下腹部の薔薇のタトゥーの下には陰毛がない。
     開いた陰唇から、赤く濡れた粘膜がはみ出ていた。
     可愛い顔と大きな胸、薔薇の入れ墨、濡れた性器がアンバランスで淫靡だ。
    「相変わらず、下品な子ね」
    「あん」
     オニヒメが電動の大きな性具を取り出した。
    「あん、あん」
     オニヒメが慣れた手つきで挿入していく。
     大きな性具を呑み込んだ、ワギナを見て仁美は顔を赤らめた。
     アンナ、オオキイノガ、ハイルンダ
     処女の仁美は、ワギナの調教は受けていない。
     詩織も、放心してローズの陰部を見つめている。
     振動音を出し始めた性具を、オニヒメが動かしては止める。
    「あん、あん、あ、あ、あ、あん」
     ローズが切なそうに腰を上下させるが、すぐにはいかせてもらえない。
    「まだだよ、待て」
    「あん、あん、あ、あ、あ」
     いくのを、我慢しているローズの表情を見て、性具を再び動かし始める。
    「あん、あーん、ああーん」
    「よし」
     オニヒメの許可の指示を聞いて、ローズが太腿を擦り合わせ、腰をのけ反らせた。
    「ああーん、ああーああ、あん、あん」
     悦びの叫びとともに、ローズが果てた。
     仁美と詩織が、顔を赤くしてそれを見つめていた。

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■7636 / ResNo.37)  ありがとう
□投稿者/ 左眼 軍団(104回)-(2014/07/24(Thu) 17:32:26)
    親切なコメントで嬉しくなりました。ゆっくりと更新していきます。次は仁美と詩織の話にします。
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■7638 / ResNo.38)  飼われる 第十九話
□投稿者/ 左眼 軍団(105回)-(2014/08/13(Wed) 21:15:26)
    「この娘はお前が狩るのよ」
    「あん」
     オニヒメの命令に返事をした、女を詩織は見つめた。
     綺麗な人。
     水着姿の3人は全員美女だ。
     でも、その中でもこの女性は際立って美しい。
     大きな瞳が印象的な、優しい顔。
     きれいな肌、肢体のラインが優美で、形のいい胸が眩しい。
     この人に犯されるの?
     裸にされて、恥ずかしい事をされるなんて、絶対いや。
     でも、詩織は動けなかった。
     先生のショッキングな痴態を見て、躰の奥が熱くなっている。
     怖くて、恥ずかしい。でもこの人となら?
     詩織と目を合わせた、仁美が近づいてきた。
     大きな瞳で見つめられて、詩織は動けない。
    「助けて」
     声が震え、顔が赤くなる。
    「あん」
     仁美が、詩織のブラウスのボタンを外し始めた。
    「いや、やめて」
     小さな声を出すのがやっとで抵抗できない。
     間近でみる、仁美の美しさに圧倒されていた。
     白い水着から、乳首と股間の割れ目が透けて見えるのに気づいて、詩織は首筋まで赤くなる。
     ブラウスを脱がされて、詩織は我に返る。 
     片手で胸を庇い、片手で仁美を突き飛ばそうとした。
     でも、力が入らない。
     突き飛ばすつもりの手が、乳房にあたり止まってしまう。
     仁美はそのまま、詩織を抱き寄せる。
    「だめ、だめ」
     そのまま、唇を重ねる。
     硬く閉じた、詩織の唇に、仁美の舌がゆっくりと侵入する。
     キスをしながら、背中のホックが外され、ブラジャーが脱がされた。
    「ああ、だめ、見ないで」
     詩織の乳房が露わになった。
     誰にも見せたくない小さな乳房。
     わずかしか盛り上がっていない白い乳房とピンク色の乳首。
     仁美の手のひらがそれを覆い、揉み始めた。
    「いや、いや」
     抵抗は形だけで、詩織はされるがままだ。

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■7644 / ResNo.39)  飼われる 最終話
□投稿者/ 左眼 軍団(106回)-(2014/09/06(Sat) 12:05:42)
    最終話
     美しい二人の娘の舌が絡まる音と、泣き声の様な喘ぎ声が続いた。
     仁美は詩織の乳首を口に含み、手をスカートの中に入れる。
     下着がずらされ、スカートのホックが外されても抵抗できない。
     「だめ、ああん、ああ」
     きゃしゃで胸も小さいが、肌は透き通るように白い。
     全裸に剥かれた詩織は、魅せられた様に仁美に身を委ねていた。
     仁美の水着は愛液と汗で濡れ、尖った乳首と無毛の性器が透けてみえる。
     美しいだけでなく、淫靡で妖艶なオーラを出しているようだ。
     オニヒメの正面で、仁美は詩織を自分の膝にのせた。
     後ろから詩織の両膝をかかえ、脚を大きく開いた。
    「ああ、あん、ああ恥ずかしい」
     顔を真っ赤にしてうつむくが、抵抗しようとはしない。
     薄い陰毛の中で花びらが割れ、ピンクの襞まで露わになっている。
     オニヒメが指を花の中に入れる。
    「ひいい、ああ、ああん」
    「濡れているわ」
    「ああん、ああ」
     詩織が膝の上で出したのは泣き声ではなく、悦びの声だった。
     リプリーのような腕力はない。
     ローズのように性技も知らない。
     調教で身につけた性の悦びが、美しさで獲物を支配する事を教えた。
     仁美の最初の狩りはオニヒメを満足させた。
    「よくやった、褒美をやろう」
     詩織の愛液と血のついた指をなめながらオニヒメが言う。
    「あん」
     嬉しそうに仁美が答え、詩織を抱きしめ後ろからキスをした。
     完


完結!
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