ビアンエッセイ♪

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■18977 / inTopicNo.21)  空白の人
  
□投稿者/ 金丸 大御所(362回)-(2007/05/08(Tue) 16:50:46)
    西日の強い電車内


    とても横顔が綺麗な女の人が居た。


    ショートの茶色い髪

    白い肌

    はっきりとした二重

    長い睫



    動かぬその横顔に釘付けになった時

    ふと気がつきました


    何かがおかしい




    強い西日に似合わぬ

    儚い目



    儚いのに


    強い強い何かを秘めた瞳



    ゆっくり

    ゆっくりと

    スローモーションのように

    その人がこちらを振り向く



    その瞳と

    私の瞳が一瞬だけ重なった



    私は途端に目線をずらした



    恥じらいや

    気まずさからじゃなく

    睨まれた訳でもなく



    怖くなった




    その人の眼は


    誰も寄せ付けないのに

    そこには居らず

    深く

    暗いなんて言葉が軽く感じる程

    闇なんて言葉が浅く感じる程


    今その人の居る
    底知れぬ世界の果てに引き込まれそうになった


    焦り目線を外し

    視界にその人がギリギリ入る程に宙を見つめた


    人の眼をみて

    これほどの恐怖感を抱いたことはなかった




    引きずり込む




    その言葉がこれほど当てはまる間接的なものに出会ったのは

    初めてだった




    私はその瞳に怯えたにも関わらず

    その人から目が離せなかった


    むしろ

    どうしても見れぬその瞳を

    どうしても見たいと感じた




    怖くてたまらないのに

    また逢いたい




    あの瞳に





    駅を後にしても

    この矛盾に包まれた



    恐らく

    もう逢うことはできない



    そして


    あの瞳を忘れることはできない

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19032 / inTopicNo.22)  ライバル
□投稿者/ 金丸 大御所(363回)-(2007/05/14(Mon) 03:30:22)
    良きライバル

    そう私が言うと

    とてもおこがましい気がしてならない。

    良きライバルだと

    そう言ってくれる

    あなたの小説は

    ちょうど今日で

    書き始めて一年。


    お忘れでしょうか?


    私が書き始めたのは

    あなたが書き始めて

    14日後。


    未だ差はあり続けています。


    追いつかぬイタチごっこのように

    この一年過ごしてきました。


    『もうすぐ20切る〜♪』


    そう思えば翌日20以上の差に


    『もうすぐ10だ〜♪』


    気がつけば15の差。


    差が開く度に

    尊敬のため息をつきます。



    一周年

    ここでお祝いさせていただきます。


    あなた凄い。(失礼


    おめでとうございます。


    これからもあなたの後ろをずっと見させてください。


    金丸より


    昴様へ

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19033 / inTopicNo.23)  横にいるきみ
□投稿者/ 金丸 大御所(364回)-(2007/05/14(Mon) 03:43:59)
    向かい合うより

    隣り合わせ。


    真ん中より

    壁際。



    きみと話して

    充実だと感じた時

    幸せだな と感じた時


    向かい合わせより

    隣り合わせが良いと気がつきました。


    居酒屋や、カフェや、ファミレスだと

    声と音楽が行き交って

    少し悪い私の耳に

    なかなかきみの声が入ってこれません。


    何度も聞き直すより

    一番最初のきみの声が聞きたくて

    その言葉が一番きみらしい言葉に思えて

    行き交う声や音楽に

    暴れだしたくなります。





    きみの声が好きで

    きみの言葉が好きで

    きみの話し方が好きで

    きみの喋り方が好き



    ぶっちゃけて話す時は特に


    隣り合わせが良いな



    うまくはいかないけれど

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19041 / inTopicNo.24)  素敵な ライバル様♪
□投稿者/ 昴 大御所(381回)-(2007/05/15(Tue) 01:45:30)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/
    まず

    覚えていて下さった方がいらした事が
    感動でした

    読んで下さる方々の励ましの言葉は
    もちろん励みであり

    それ以上に貴女の追い上げは昴の
    「書かなきゃ」の弾みでした
    (↑過去形ですが、もちろんこれからもネ)

    お祝いメッセージありがとうございます

    これからもお互いの存在を励みに頑張りましょうネ^^

    金丸さん
    『良きライバル』と言う表現を訂正させて下さいネ
    『最高のライバル』です

    金丸様
                        昴敬白

引用返信/返信 削除キー/
■19058 / inTopicNo.25)  
□投稿者/ 金丸 大御所(365回)-(2007/05/18(Fri) 02:31:08)
    青い炎がチラチラと燃える


    それは静かに

    浸食していく



    もうすぐ

    青嵐がくる

    空から

    白が抜け

    鮮やかな色になる



    もうすぐ

    そんな季節になる


    私の中に

    青い炎が生まれる



    静かに

    勢いをつけても

    静寂に包まれる


    青は

    いくら私を浸食しても

    何も燃やすことはできない

    ただ

    熱が私の中に入っていく



    青から

    蒼へと



    青から

    藍へと



    淡い色を無くさずに

    変化していく



    時折その光景に


    還りたいと願ってしまう



    時折その光景に


    我を失いそうになる



    青い火は

    静かに

    浸食していく

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19135 / inTopicNo.26)  傍に
□投稿者/ 金丸 大御所(366回)-(2007/05/25(Fri) 01:46:26)
    ちょっとした旅行

    きみの帰省に便乗して

    あの山々に囲まれた地へ

    行けたら最終日

    東京に帰り美術館へ連れて行ってくれると

    そんな話になっていた。


    行きしなのバスの中2人で寄り添い空を眺め

    2人で同じ音楽を聴き

    遅れているバスに感謝した。


    もし一緒に寝れるなら

    最終日だろう。


    でも一緒に寝れなくても

    別々の布団で寝ても

    きみの寝顔を隣で眺められればいい。

    そう願っていた。



    1日目は友達の家で泊まり、きみは実家に帰った。

    2日目は

    2人で居間のこたつで寝た。

    明日寝れたらいいなと

    くっつくこともせず朝陽を眺めて眠りについた。


    3日目の夜


    お風呂からあがり

    髪を乾かし終わって居間に戻ると

    きみは居なくて

    お兄ちゃんの部屋にでも居るんだろうかと

    こたつでゴロゴロしているうちに寝てしまった。


    朝起きて

    きみが向かいの部屋で寝ていたことを聞いて

    覗いた部屋に

    布団が二組並んでいるのをみて


    どうしても悔しくなってしまった。




    傍で寝れたのに

    そのチャンスを逃した



    本当にどうしても

    どうしても悔しくて


    お昼近くにご飯を食べに行く途中

    きみのお母さんが運転する車の中で


    泣いていた。



    そして帰りのバスでも。


    きみにわからないように。



    東京に帰ってきて

    君と呑み

    色んな話をした。

    そのことも話した。

    やっぱりどうしても悔しくなって

    泣きたくなったけど我慢して


    お酒が進み

    私の帰る時間が迫り


    私は悔しさと

    きみの傍で眠りたいと

    ただ何も考えずに

    何も気にせずに

    きみの傍に居たいと


    どんどん泣きそうになって



    改札で見送られ

    ベンチに座った途端

    涙が溢れて


    電車内でも泣いていた。



    信じられない

    ただ悔しいだけで

    泣くなんて



    どれだけ願っていたか

    どれだけ楽しみにしていたか

    こんな時にわかるなんて



    最後の最後まで諦めきれないなんて


    こんな理由で人前で涙を堪えないなんて


    今まで無かった。



    戸惑いと

    悔しさと

    寂しさが

    入り混じって


    子供みたいな顔で泣いていた



    どれくらいぶりだろう

    あんな風に泣いたのは




    いつもは

    心の中で

    『しょうがないさ』と

    見切りをつけたのに

    あの時ばかりは


    どうしてもだめだった




    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19136 / inTopicNo.27)  傍に-2-
□投稿者/ 金丸 大御所(367回)-(2007/05/25(Fri) 02:14:28)
    きみを傍で見れることが


    きみの声が間近で聞けることが


    きみの体温を感じられることが


    きみの瞳を見れることが


    どれだけ私にとって幸せに包まれるか

    また実感した



    それがどれだけの幸せか


    そして私が

    その幸せに包まれることをどれだけ願っているか


    きみをどれだけ好きか


    また実感した。



    早く

    きみの近くに居れるようになりたいって想いが強くなる。


    そして今の現状を変えられることが

    自分以外にかかっていることを

    今まで以上に歯がゆくなった。



    きみが

    傍に居てほしいと思ってくれるとき

    すぐにでも傍に行けるようになることは

    今は想像できない程幸せなことだろう



    それが近いうちにあるなら


    私は何にでも耐える


    何に対しても懸命になれる





    もう本当に

    大好きでしょうがないんだなぁと

    客観的に自分をみると

    少し笑えるよ




    きみがフッと

    私を思い出すことがあるだけでも

    私のことを考えるだけでも

    ましてや私に傍に居てほしいと願うことがあることも


    もうそれだけで嬉しくて

    とんでもなく幸せで


    頭の回線がどっかおかしいんじゃないかと

    また笑うんだよ






    どんなことがあってもいい


    何があってもいい


    私の中の

    きみへの想いのでかさや深さや重さに比べれば


    大抵のことが小さく思えるから





    だから


    心底願うよ



    きみがきみらしく居ることを

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19154 / inTopicNo.28)  『たった1ページ』から1周年おめでとうございます
□投稿者/ 昴 大御所(383回)-(2007/05/28(Mon) 01:02:36)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/
    金丸さんにお祝いの言葉を伝えたくて
    無理矢理にお題小説の『キャラメル』をUPしてお邪魔に参りました昴です

    お互いに1年は長かったですね
    でも
    金丸さんの追い上げをいつも感じて楽しい1年でした
    こうしてここでおしゃべりをさせて頂くのも大きな収穫です

    これからも良きライバルとしてお互いに頑張りましょう
    (昴は最近書けていませんが 爆)

    1周年おめでとうございます
      尊敬と感謝を込めて       昴 
引用返信/返信 削除キー/
■19158 / inTopicNo.29)  昴様
□投稿者/ 金丸 大御所(369回)-(2007/05/28(Mon) 01:53:20)
    すっかり忘れていました(笑)

    本人は忘れてるのに覚えていてくれる人が居るって嬉しいですね。
    しかも、いつも背中を追っている方にお祝いの言葉を言われるなんて二倍に嬉しいですっ!!(*´∀`)


    一年って早いですね。
    楽しい時間は早いと言うけど、色んなことがあったのに楽しい一年だったと思えることは本当に幸せだと思います。

    本当に

    本当にありがとうございます。


    お互いマイペースにいきましょ。
    これからも二番で居られることを願います(笑)


    ギネスに挑戦だぁー!!!!(無理



    金丸

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19159 / inTopicNo.30)  寂しがり
□投稿者/ 金丸 大御所(370回)-(2007/05/28(Mon) 02:23:28)
    酔っ払うと

    寂しがりな私


    触れたいのに

    恥ずかしくて触れられない純情ぶり。


    そんな時は決まって

    指でツンツンして

    ニヘヘと笑うバカっぷり。


    酔っ払いの度合いが増すと

    くっつくけど


    いつもあなたには出来ないのです。


    指でツンツン

    『なんや(笑)』

    『なんとなく(笑)』

    ニヘヘと笑っておしまい。


    恥ずかしくて

    くっつけません。



    すごく寄り添いたいけど

    すごくくっつきたいけど

    すごく甘えたくなるけど


    悩んだ末に

    1人でうずくまってしまいます。



    甘えたくても

    甘えられない私


    そんな私を

    『なんやお前は』と笑いながら言うあなた


    そんな状況も

    実は嫌いじゃないんです。



    シラフでも酔っ払っても

    あなたが私の膝の上でスヤスヤ寝て



    タバコがあと2センチで届くのにっ!!!動けないっ!!!


    そんな状況も

    実は嫌いじゃないんです。



    ただもう

    あなたが傍に居るだけで

    満足してしまうからなのです。





    同じ空間に居る幸せがどれくらいかと聞かれたら

    わかりやすい言葉を選ぶなら

    ご飯も要らないくらい

    幸せでお腹いっぱいなんです。


    だから

    あなたに逢う時は本当に食欲がなくて


    いつもお腹いっぱいなんですよ。






    いつか

    酔っ払ってでいいから

    甘えたいなと思っています。


    いつか

    酔っ払ってでいいから

    甘えられたいなと思っています。





    小さな願いは

    いっぱいあるけど

    少しずつ

    長い時間をかけて

    叶ったら幸せだと

    そう思っています。





    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19183 / inTopicNo.31)  悩んだって
□投稿者/ 金丸 大御所(372回)-(2007/05/31(Thu) 01:38:54)
    なるようになるさ

    くる時がくれば

    なんとかなるさ


    なんくるないさーでいいと思う。

    だってそんな関係だし

    なんくるないよ。


    どっちがどっちでもいいよ

    なんならどっちもやればいいさ。


    お前がね

    この前、何日か連絡なくて

    4日目あたりから

    なんかあったのかなって心配になったけど

    胸騒ぎがしないし

    日記が更新されたのを見て


    無事ならいいや

    お前からメールくるまで放っておこう

    そう思って私からメールしなかった


    あぁ

    無事なら本当に何でもいいんだ

    またそう気づいたよ。


    駆けつけたくなる時もあるよ

    そんな時はお前に委ねるし


    今度のことも

    別に泊まりじゃなくても大丈夫。



    私は

    本当にお前中心に回っていて

    そんなお前に自由に生きてほしくて

    心底惚れてるって自覚する。


    お前がしたいこと

    なんだって受け入れたくて

    させたくて


    お前は断ることを知らないのかって自分にツッコミするくらい

    頼まれたり、ねだられたり、お願いされたらなんだって断らない気がするよ。


    そんな風に考えてると

    くる時がきても

    受け入れるだろうって

    そう思うよ。



    そんな自分の姿に笑いが込み上げるけどね。



    だから

    心配しなくていいと思うよ。




    なんくるないさ


    なんくるないよ




    だってそうだろ?


    そんな感じだろ?



    私の中のお前の世界は

    そんな世界だよ


    なんくるないよ

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19206 / inTopicNo.32)  なまえ
□投稿者/ 金丸 大御所(373回)-(2007/06/02(Sat) 14:30:13)
    『ただ名前を呼ばれただけで嬉しいんだ。』

    照れくさくなりながら

    幼なじみに言った。


    『安上がりだね。』

    幼なじみは笑いながら言った。


    『いつも『なぁ』とか『おい』とか『お前』とかで呼ばれるから、たまに名前で呼ばれると嬉しくて仕方ないんだよ。ただ『なぁ』って呼ばれるだけでも嬉しいんだけどね。』


    そう言うと


    『あたしには理解できないわ。』

    そう言ってあいつは頭をかいてた。



    一番最初

    名前を呼ばれた時のことも覚えてる



    朝起きて

    お前が横に居なくてしょぼくれてたら

    向こうの部屋から

    お前が私の名前を呼んだ

    『飯何がいい?』

    そんな理由だったけど

    嬉しかったんだよ





    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19207 / inTopicNo.33)  あの頃から
□投稿者/ 金丸 大御所(374回)-(2007/06/02(Sat) 14:47:12)
    『朝あいつからメールが来るまで、私からは極力メールしないようにしてる。』

    『逢いたいって思う時ないの?』

    『四六時中思ってるよ。』

    『そういう時って逢いたいってメールとかしないの?』

    『しないね。』

    『…わかんない。』

    『あいつが逢いたいって思う時にはすぐにでも駆けつけたくなるけどね。』

    『でも自分からは言わないんでしょ?』

    『うん。あいつには色々都合もあるしね。』

    『逢いたいって思って連絡が来なかったら何してるの?』

    『ん〜…あいつのこと考えてる。初めて会った時から思い出したり、思い出がある曲聴いたり。んで気がつくと寝てたり、仕事に行く時間になってたりするよ。』


    『へぇぇぇ。』




    聞かれなきゃ

    自分がそうしてるなんて意識したことなかった

    そういえばそんなことしてるな

    喋りながら

    そう思って

    そりゃこんだけ回想すりゃ忘れないわな

    と自分を笑った




    『今までのことがあるから本当に1ヶ月に一回でも、半年に一回でも逢えればそれでまた満足するんだよ。』


    『あたしにはぜんっぜんっ、わかんないわー。』

    『だろぉなぁ。』



    本当に

    人に聞かれてわかることって沢山ある




    『要は本当に大好きなんだね。(笑)』


    『そうだね。(笑)』



    本当に

    そうなんだなって

    照れくさくなって

    笑ったよ

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19231 / inTopicNo.34)  THE BLUE BIRD
□投稿者/ 金丸 大御所(375回)-(2007/06/08(Fri) 21:16:18)
    あぁ

    よかった

    よかったよ本当に


    君が笑っていてくれて


    その笑顔だけで

    救われるよ



    あぁ

    そうだ

    そうだった


    君の

    君のその優しい声が好きだった



    時折

    何か囁くように

    君は優しく撫でてくれた


    そんな眼で

    空を見つめていたんだ


    そんな優しい顔で

    雲を眺めていたんだ


    知らなかったよ


    あぁ


    まだこんなに知らないことが多いなんて

    あの時は知らなかった


    あの時は

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19232 / inTopicNo.35)  THE BLUE BIRD.2
□投稿者/ 金丸 大御所(376回)-(2007/06/08(Fri) 21:55:30)
    最後に君が

    私の名を呼んだのは

    いつだったろう


    いくら頭を捻ってもわからないよ



    他の時は思い出せるのに


    いつだったかな


    あぁ

    もどかしいよ



    私の眼は

    夜よく見えなくて

    大好きな月も朧気


    君の寝息が聞こえてきそうな

    こんな傍に居るのに

    透明な壁は夜露を纏って

    私には届けてくれない



    いつも

    いつも

    君の寝顔を

    微笑みながら見つめていたよ



    あの時

    頭を撫でればよかったな



    起こすのが怖くて

    伸ばした手を握りしめた


    あの時


    撫でておけばよかったよ



    どこからか

    水の流れる音がする


    そんな音は聞こえるのに


    君の寝息は


    ここまで届かない



    あぁ


    君の頭や頬を

    撫でておけばよかったよ




    いつもみたいに


    あの時みたいに


    君の寝顔を眺めて


    眠りにつくよ



    明日また


    君を扇ぐ風が吹くといい



    明日また


    君を支える人が居るといい



    明日また



    君を見つめられたら




    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19233 / inTopicNo.36)  THE BLUE BIRD.3
□投稿者/ 金丸 大御所(377回)-(2007/06/08(Fri) 23:23:12)
    私は結局

    ずっと一緒には

    ずっと隣に居ることは

    出来なかった


    なんでって

    そう思うことも

    いっぱいある


    だけど

    後悔だけじゃない日々が

    沢山ある



    私は君に

    何か残せたかな


    それだけが心残りだよ



    あぁ

    君が空を見て微笑んでる


    こんな姿を見れるなんて

    なんて幸せなんだろう



    隣に居ることの出来ない悔しさは

    今このときも私の胸を締め付けるよ



    いつだか

    君は歩きながら

    空を見ることも忘れ

    泣いていた


    あの時はさすがに

    涙を拭えない悔しさに身悶えしたよ



    そんな時

    私に出来ることと言ったら

    唄うことしか出来やしない



    私が出来る精一杯の唄に

    耳をかたむけてほしい


    優しく唄うから



    君を抱きしめたいと唄う日もあるから

    耳をかたむけてほしい



    私に出来る精一杯の唄



    風に乗せて

    空に捧げて

    私の唄が

    いつか君を包むまで

    私は唄い続けるよ






    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19234 / inTopicNo.37)  THE BLUE BIRD.4
□投稿者/ 金丸 大御所(378回)-(2007/06/08(Fri) 23:55:03)
    私は君が大好きで

    一緒に居ない日も

    君のことを思い出しては

    幸せになってた



    いつだか

    君が私に怒っているときも

    悪いとわかりながら

    反省してるんだけど

    笑いが込み上げてきて

    ニヤけながらずっと見つめてた



    『わかってんの?』って君はまた怒ったけど

    その顔も大好きで

    また笑いそうになるのを堪えて

    真面目な顔をして頷いた



    覚えてるかな

    私はあの日

    あんまり幸せすぎて

    嬉しくて


    真面目な顔を一所懸命に作って

    顔をいっぱい触ってた


    笑うのを堪えてたんだよ




    あの日のことを思い出すと

    嬉しくてしょうがない



    私は今も

    君がくれた幸せに包まれてる



    あたたかくて

    優しい幸せに

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19238 / inTopicNo.38)  THE BLUE BIRD.5
□投稿者/ 金丸 大御所(379回)-(2007/06/09(Sat) 11:57:00)
    こんな気持ちのいい夜は

    君と二人で散歩したいと

    眼を瞑って願った



    こんな傍に居るのに

    散歩にすら誘えないけど


    ただ君の姿を見られるだけでも

    幸せだよ




    いつか私は

    君の青い鳥になれるだろうか



    この茶や灰色の羽が

    青に染まる日は来るかな


    君に幸せを

    運べる日は来るかな



    この唄が

    君の幸せを知らせる時がくるかな




    隣に居れないし

    抱き締めることも出来ない

    思っていることすら伝えられないけど


    いつか

    いつの日か

    この唄が

    君の幸せになればいい


    その時は

    私の羽は

    青く見えるんだろう







    あぁ


    そうだ



    君が最後に

    私の名を呼んだのは









    私が車に跳ねられる直前








    君が危ないと



    私の名を叫んだのが


    最後だった




    涙をためた

    あの顔が最後にみた

    君の顔だった








    赤から黒へ染まっていく世界の中


    最後に見れたのが君でよかった


    最後に聞けたのが君の声でよかった




    あの時


    私が言おうとしたのは


    なんだったか




    あぁ



    君の



    名前だった




    -END-

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19258 / inTopicNo.39)  指先
□投稿者/ 金丸 大御所(380回)-(2007/06/12(Tue) 14:20:36)
    繋いだ手を

    君は『アツイ』と言って

    離しちゃうのか と内心で少ししょんぼりしたら

    君は人差し指を絡ませて

    そのまま歩いた


    少しでも

    触れていられることが嬉しかった



    そんなことを

    暑い暑い今日

    思い出しました



    あの絡ませた指先には

    何が通っていたのだろうと

    空に手をかざして

    太陽の光に目を眩ませた。



    これからますます暑くなります

    手を繋げない程の暑さは

    君と逢う日にもやってきます

    人差し指さえ

    絡ますことも出来ない位

    暑い暑い日々

    子供のように熱を手足にためた私には

    辛い日々



    君の隣でも

    暑さに参って

    一緒のベッドで寝れないかもしれないなぁと

    少し切なく想います。



    こんなよく晴れた日

    私にとっては攻撃的な程の天気


    こんな日は


    木陰で涼むために

    君と散歩をしながら公園に行きたいと

    1人歩きながら思っています

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19314 / inTopicNo.40)  スキナトコ
□投稿者/ 金丸 大御所(381回)-(2007/06/23(Sat) 18:41:53)
    うだる暑さ

    恨めしい体温

    けど

    それでもスキナトコはある


    明るい時間が長い

    休みの日

    なにしてやろうか

    そんな気分になる


    きみと逢うと

    早く暗くなってほしくて

    私は夜を待ち焦がれる



    うだる暑さ

    恨めしい体温


    きみと眠った日

    暑くて暑くて

    私もきみも汗かいて

    私の首の下のばされた腕も

    腕まわした背中も

    唇とオデコがくっついた首すじ


    意外と弱いきみの肌が心配で

    きみが眠ったの確認して

    外した腕枕


    くっつきたいのに暑くて



    あぁっ夏なんて嫌いだっ


    そんなこと思っても

    夏の緑の深さは嫌いになんかなれなくて

    水の気持ち良さは嫌いになんかなれなくて

    木陰の優しさは嫌いになんかなれなくて

    風にはためくきみの服のシルエットも嫌いになんかなれなくて


    夏の雨も嫌いになんかなれなくて



    結局好きなんだこの暑さ

    不安感なんて忘れさせるこの暑さ

    寂しさ感じさせないこの暑さ



    こなけりゃいいのに

    そんなこと思っても待ち焦がれてて



    あ〜肌焼けたくない〜


    そんなこと思っても太陽の強さほしくて

    浴びなきゃ気が済まない


    海が恋しくなる

    冬とは違って求めてる




    涙が一番似合わなくて

    涙が一番綺麗に見える



    そんなこと


    何年も忘れてた

    (携帯)
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