| 「お願いしますよ矢口様ーーぁ」 「いきなり電話してきたと思ったら矢口様って何だよ!気持ち悪い」
思い立ったが即実行! フロアからみんなの所には戻らずに今の時間人気が少ない二階の女子トイレにダッシュ!
プルルルル…プルルルルル…
「ぉおよっすぃ?ォヒサー!なんか用…」 「矢口様ーァァ!!」 「・・・ただいまからこの携帯はお使いになれません。ご用の方はなっちに押し付けてください」 「まだなんも言ってないよやぐっつぁん」 「んだよよっすぃ、オイラ忙しいんだからさー」
そして今に至る
「相談があって…マジ時間ない?」 「結構深刻?」 「って、わけでもないんだけど・・・」 「わかった。オイラでいいんなら聞くよ・・・」 「ありがとう!矢口様!」 「それやめてください(電話出たオイラのバカヤロォゥ(涙))」
最初は「はいはい。」みたいなイヤイヤメンドーイ。だったものの やっぱメンバー想いだやぐっつぁん 冗談言いながらもだんだん真剣な受け答えに変えてくれる
「それがそのよっすぃの友達Aが友達Bを好きで、そいでもって友達Cも友達Bを好きって…いわゆる三角関係なわけだな??」 「そう。」 「男二人で一人の女を取り合いかよ、壮絶だなぁ」 「は・・はは(それがみんな女の人)」 「例えば矢口が友達Aだったら何が何でも好きになった子モノにしたいけどもね」
積極的だなー…やぐっつぁんはごっちんタイプかぁ?
「じゃ、じゃぁ好きな人が別の誰かを好きでも気持ちは変わらない?」 「友達Aでも友達Cでもない誰かを好きって事?」 「うーん・・と、思う」
やぐっつぁんは、んー。と暫し考えた後、ハハッと笑ってこんなこと言い出した。 「変わらない。でもその事で傷ついてほしくない。いつも一緒にいてほしいよ、誰にも渡したくないよ、けどさそれは自分の独りよがりなんだよね、おもちゃ欲しがってる子供と同じなんだ…だから矢口は与えられるだけの恋は成り立たないと思うしそれだけじゃヤダ。精一杯相手を思って時には笑いあったりしてさ、それでもし振り向いてもらえなくても頑張った結果なんだから悔いはない」
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