ビアンエッセイ♪

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■19817 / ResNo.30)  映美さん♪
  
□投稿者/ 昴 大御所(400回)-(2007/08/21(Tue) 00:40:18)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/
    エミ・・・ダメだよ、ルナ以外の人と・・・

    お久しぶりですね♪映美さん
    なんか昴が感想を書く時って
    いつもいつも【いいところ】な気がします
    結構ハラハラドキドキして読ませて頂いていますから
    映美さんの意のままの読者ですね 昴って

    8月ももうすぐ終わりですね
    去年の9月13日に、ここで映美さんにお会いしてもうすぐ1年ですね

    完結目指して お互いに頑張りましょうネ♪
    映美さんにエールを込めて 昴の400投稿目をプレゼントしました


引用返信/返信 削除キー/
■19931 / ResNo.31)  昴さん^^
□投稿者/ 映美 ベテラン(217回)-(2007/08/28(Tue) 04:13:07)
    昴さん お久しぶりですね^^

    400投稿目(すごいですね^^;)
    プレゼントしていただきありがとうございますm(__)m

    ほんとに季節もいくつか過ぎて
    気がつけば間もなく1年ですね
    早いですね…

    ほんとに
    いつになれば完結できるのでしょうね…(苦笑)


    相変わらずマイペース更新ですが引き続き
    温かく見守っていてくださいね^^

    昴さんの物語も楽しみしています^^
    お互い頑張りましょうね

    まだ残暑厳しい日々が続いていますのでお体ご自愛ください


    コメントありがとうございましたm(__)m


               映美

引用返信/返信 削除キー/
■19933 / ResNo.32)  【Sercret rendez-vous】
□投稿者/ 映美 ベテラン(219回)-(2007/08/28(Tue) 04:48:37)



    部屋に上がるエレベーターのなか…
    ミサオが腕に廻した私の手に片方の手を重ねた



    『こんなHOTELにくるのって なんだか久しぶりだな〜(苦笑)』



    『ねっ エミ〜 彼女と来たことある?』



    「いえ…ないです…」



    『そっか〜』



    触れている
    ミサオの手が熱く感じる


    ♪〜


    エレベーターが目的の階に到着した


    ドアが開くと同時に
    するりとミサオから腕から手をほどき
    高鳴る胸に手をあてた


    少し遅れて歩く私をミサオが振り返る


    『あはっ 私だってドキドキしてるよ〜エミ(苦笑)』


    (もしかして この胸の鼓動…ミサオに聞えてたのかな…)





    赤い絨毯の廊下を進み点滅している号室の前でミサオが立ち止まる



    『ここだね…。 さ〜どうぞ 私のシンデレラさん〜(笑)』




    白いドアを開き私を促すミサオ



    一瞬ルナの顔が過ぎった…


    (…ルナ…ごめんなさい…でも大丈夫よ 今夜はただ眠りたいだけだから)







    ミサオが冷蔵庫から二つの缶をもってソファの私の隣に腰を下ろした



    『はい エミ〜♪』



    手渡されたのはよく冷えた缶入りコーヒー



    『ビールやカクテルもあったけど もうお酒は飲まないでしょ?』



    「ええ…ミサオさんは?」


    『う〜ん ホントはね まだ飲みたいけどさ〜
    これ以上飲んで酔うと自分を見失ってしまいそうだし…コーヒーで我慢するわ(苦笑)』


    プルタブを引きながら 乾杯〜♪とミサオが缶コーヒーを軽くぶつけた






    ふたりで缶コーヒーを一口飲みテーブルに同時においた



    そのタイミングに思わず顔を見合わせ笑った




    テーブルの灰皿を見てふと思った…
    (そういえばBarでもミサオは1本も煙草を吸っていなかったみたい…)



    「ミサオさん 煙草やめたんですか?」



    『うん〜、やめたよ ロスに行ってから慣れない環境で精神的ストレスでお酒と煙草の量が増えちゃってね ちょっと身体壊したの  …んで煙草はやめたんだ でもね お酒はやめられなかったぁ(笑)』




    「そうだったんですか…」



    『エミはよく心配してくれてたね いつも煙草とお酒の量減らしてって言ってくれたよね…。あはっロスではそんな心配してくれる人いなかったからさ…』



    ふっと寂しげな目をするミサオに胸が締め付けられた



    『ねぇ エミの彼女は煙草吸うの?』



    「ええ…」


    『じゃあ 同じセリフ言ってんだね きっと…(苦笑)』



    「…」



    わたしは黙って頷いた





    『来週の木曜日、ロスに帰るね…』


    「えっ もう 帰っちゃうんですか…」


    『うん 向こうの教室も心配だしね』


    ミサオが今回、日本に帰国した理由は
    なんでも両親が離婚するとかしないとかの揉め事に加え
    入院中の叔母の容態が思わしくないと心配事が重なった為だったらしい


    『母がね〜父と離婚するんだって何度も国際電話よこすからさ〜
    もう30年も連れ添ったんだから 我慢したらって言ったらさ
    お前は結婚してないからわかんないんだ…からはじまってお説教のオンパレードよ
    たまったもんじゃないわ(苦笑)今夜もね 母とケンカして家にいたくなくてさ それでひとりで飲みに出てきたんだ〜』


    「そうなんですか…、いろいろ心配ですね」


    『うん 仕方ないさ〜 まっ生きてりゃ自分のことだけじゃなくてさ 色々あるもんよ〜』



    ミサオのハスキーな声が響く度に胸がざわめく


    二人が並んで座っている
    この大きな赤いソファがまた
    妙に妖しい雰囲気を演出しているようだった






    ミサオがテーブルの上に置かれたリモコンを手に取り
    MUSICチャンネルを廻す…



    〜Sercret rendez-vous〜


    〜止められない 今夜の秘密のランデブー〜♪



    そんな曲に…ミサオはチャンネルを合わせた




    『ね、エミ〜彼女が愛していない人を抱いたって聞いてショックだったって言ったよね?』



    「…うん」



    『…私だって…抱いたことあるよ』



引用返信/返信 削除キー/
■20017 / ResNo.33)  1周年おめでとうございます♪
□投稿者/ 昴 大御所(407回)-(2007/09/13(Thu) 01:14:50)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/

    映美さんが
    こちらに投稿されて
    今日で1周年ですね

    (その時はまだ映美さんではなかったけれど 笑)


    勘違いからの出逢いでしたね


    1年前を懐かしく振り返ります


    お仕事のご都合でしょうか?

    以前よりも更新がゆっくりになったように感じますが
    (↑昴も人のことは言えません(>_<)

    お身体に変わりはありませんか?



    きっと昴の他にも沢山の方々が読んでいらっしゃいますよ


    お互いにゆっくりでも
    完結目指して頑張りましょうね


              昴




引用返信/返信 削除キー/
■20019 / ResNo.34)  映美さん
□投稿者/ レオ 一般♪(1回)-(2007/09/13(Thu) 02:01:17)
    あちらの星からワープして参りました(笑
    いつも楽しく拝見させて頂いております^^

    誤解から生まれた二人の小さな溝
    これ以上大きくならないで・・と心が逸ってしまいます^^:
    ルナとエミのすれ違いや不安、読んでいてとても共感できます
    恋愛って、楽しいだけじゃないってこと
    そして、エミとミサオさん
    ミサオさんってとても色っぽく感じるんですが^^
    この会話の続きが、エミを動かすんでしょうか・・?

    今日で・・・
    投稿1周年だったんですね! 私も、昴さんに肖って^^
    一周年おめでとうございます♪〜☆,°・ ‥.
    これからも更新楽しみに、また応援しております

    映美さん、お仕事お忙しそうですね
    夜風も涼しくなり、過ごしやすくなってきました
    今夜は少し肌寒いですね
    風邪など召されないよう、お身体ご自愛なさてください^^
引用返信/返信 削除キー/
■20046 / ResNo.35)  昴さんへ^^
□投稿者/ 映美 ベテラン(220回)-(2007/09/17(Mon) 01:19:15)
    昴さん こんばんは 

    コメントありがとうございます^^ 
    一周年覚えてくださっていたなんて とても感激ですm(__)m

    昴さんは『ルナエミ』読者第一号様でしたね

    …1年前
    HNの勘違いで昴さんがレスくれたあの日を…
    懐かしく思い出しました^^

    あれからもう1年ですか…

    季節は巡り…
    物語の始まりの秋にまたもどりましたね
    早いですね(苦笑)
    この恋の話はいったい
    いつ終るのでしょうって感じですね


    時は過ぎるのはとても早くて
    物語りはついていけなくて困ったもんです^^;

    まさか…2周年おめでとうございます…
    (苦笑)なんてことにならないように
    完結できるように頑張りますね


    朝晩涼しい季節ですが
    日中はまだ気温が高かったりの日々ですので
    体調崩さないないようにご自愛くださいませ^^


                  映美

引用返信/返信 削除キー/
■20047 / ResNo.36)  レオさんへ^^
□投稿者/ 映美 ベテラン(221回)-(2007/09/17(Mon) 01:27:19)
    レオさん こんばんは


    お祝いコメントありがとうございますm(__)m


    えっ あちらの星からワープされたんですか〜?

    う〜ん なるほど^^
    どの星かわかりました…(苦笑)

    きっと…あの流れ星にのってこられたのですね^^

    レオさん
    シークレットゾーンではいつもご感想頂き
    ありがとうございます^^

    わたしの拙い物語『ルナエミ』に
    いつも共感していただくレオさんの御意見・ご感想は
    とても励みになります
    本当にありがとうございます^^

     
    そうですね
    ミサオは女らしい色っぽさはまったくないのですが
    とってもセクシーな女性です(*^_^*)

    今後のミサオとエミの展開はレオさんの
    予想通りでしょうか…

    お楽しみに^^

    引き続きスローな更新ですが書いていきますので
    気長にお付き合い頂ければ嬉しいです 


    秋の夜風に油断してお風邪など召しませんように^^


                        映美





引用返信/返信 削除キー/
■20066 / ResNo.37)  【I'm lost in your eyes】
□投稿者/ 映美 ベテラン(222回)-(2007/09/22(Sat) 03:25:43)



    『一度だけ…抱いたことあるよ 愛してもいない人をね…』


    「……」


    『なんとなく成り行きでね…。あのときは無性に寂しかったんだ』


    私はミサオから視線を逸らした


    「……」


    『あはっ 最低だね〜あたし…』



    どんなリアクションをすればいいんだろう…
    頭の中で言葉を探した



    『でもね誤解しないでね エミ! その時は好きな人がいなかったからよ
    恋人がいたら絶対しないよ!いくら酔っててもね(苦笑)』




    『エミの彼女だってそうでしょう…それってエミと出会う前のことでしょ?』


    「…うん」


    こっくり頷く私の肩をポンポンとミサオが軽く叩く


    『じゃあ 問題ないじゃない(苦笑)過去の事じゃん 許してあげなよ〜エミ 
    彼女だって、きっと私と同じようなときがあったんだと思う…なんとなくわかるんだ〜』


    (あのときはしかたなかったの・・・)と話しかけたルナの言葉を遮った
    自分を思い出していた



    私は涙が出そうになり唇をかみしめた



    …ほんとは全部 許してる
    愛しているから

    …どんなことだって受け入れられる
    愛しているから




    言葉が途切れてしばらく無言の二人







    流れるBGMの曲が途切れた時
    ハスキーボイスが低く響いた


    『今回ね 日本に帰国した理由 実はもうひとつあるんだ…』


    「・…もうひとつ?…って?」


    ミサオが私を見つめた


    『…エミに会いたかったんだ…』


    ハスキーな声と惹きつけるその瞳に
    早鐘のように私の胸が鳴っていた


    『そろそろ 魔法かけてもいい? 今夜、エミが彼女の事忘れる魔法…をね』


    ミサオの指先が頬に触れた

    その指先の温もりがミサオの魔法だったのだ
    私はもう動けなくなっていた


    『愛していない人はもう抱かない…。 でも愛する人がいるひとを抱くのはやはりいけないことかな…』


    かつて焦がれた黒い瞳が目の前にあった


    「ミサオさん…」




    〜when I'm lost in your eyes〜

    わたしは貴女の瞳に夢中になり…
    その瞳のなかでわたしは迷っている〜♪


    BGMからはそんな歌が流れ…


    私の脳裏には…あの夜が映し出されていた




引用返信/返信 削除キー/
■20080 / ResNo.38)  【Stop motion〜first sigh〜】
□投稿者/ 映美 ベテラン(224回)-(2007/09/24(Mon) 02:00:05)



    ミサオの魔法で、今 動けなくなってる私


    脳裏のスクリーンで巻き戻し映し出される
    出逢いから〜あの夜の場面






    頭の中でSTOPを押した
    ――まずミサオとの出逢いを再生してみた




    短大を卒業し社会人になったばかりの春


    友人マリが通うダンス教室の発表会に足を運んだ日の事
    開演前 マリの教室の控え室を探していた


    (…どこだろう どの部屋かな?)


    いくつかのドアの前で迷っていると後ろから声がした


    『どなたに御用ですか?』


    ふり向くと黒のレオタード姿のスレンダーな女性が立っていた


    「あの、○○マリの友人なのですが…」


    『あ〜 マリね! マリならこの部屋にいるわよ ちょっと待っててね』


    その人は目の前のドアをあけ入っていく






    ほどなく出てきたマリが大袈裟に私に抱きついた


    「エミ〜! 来てくれたんだぁ〜」


    「最後まで いられないからさきに渡しておきたくって〜」
    マリにお祝いの花束を差し出した


    「ありがとう エミ〜♪ あっそうだ〜 ちょっときて〜」


    マリが部屋の中へと私を引っ張っていく 


    そして、立ち止まったのはさっきの部屋を教えてくれたレオタードの人の前だった


    『エミー 紹介するわ〜 私の講師よ〜♪』


    (えっ…この人 講師だったんだ…)



    『よろしく ミサオです♪』
     

    そのひとは会釈しながらじっと私を見つめた


    その黒い瞳はまるで強い磁力を放ってるように
    私を強く惹きつけた…


    (なに ドキドキしてるんだろう…わたしったら…)


    『エミー ミサオ先生のステージもちゃんと見て帰ってね!』


    マリに言われなくても プログラムでミサオの出番を探すつもりだった





    ミサオのダンスに私はカルチャーショックを受けた


    無駄のなく引き締まった肉体がリズムに合わせて躍動する
    その美しい動きがたまらなくセクシーだった


    その日から すっかり私は、ダンスの虜…
    いや…ミサオの虜になってしまっていた


    それから何度かマリのレッスンを見学にいくという口実で教室に通った
    レッスンを窓越しに眺めながら目で追うのはマリではなくもちろんミサオの姿ばかり…

    気のせいなのかミサオが時折 私の方に視線を送ることがあった
    目が合って思わず逸らすことが何度もあった

    もしかして…ミサオさんも私を気にしてくれてるのかな
    ううん そんなわけないよね 自惚れだよね…そう自分にいい聞かせながら
    ミサオにはずっと好きの光線を送っていた

    私は不思議なくらい気になった人はかなりの確率で
    自分と同じセクシャリティーだったりする きっと自然と引き寄せられるのかもしれない

    だから今度も確信していた 
    ミサオさんもきっと…そうなんだってこと



    それから2ヵ月後の事だった


    マリからできちゃった結婚するから
    会社もダンスも辞めるんだと聞かされ驚いた


    マリがダンス辞めるなら もう教室には行けない
    ミサオの姿も見れなくなるんだ…私は落胆した





    …少し早送りしてみる





    ミサオと偶然に会ったのは、
    お気に入りのアーティストの新譜の広告につられて入ったCDショップだった


    あ、あのひとは…ミサオさん


    視聴コーナーでヘッドフォンをはずし立ち上がるミサオが視界に入った


    声かけなきゃ…




引用返信/返信 削除キー/
■20083 / ResNo.39)  【Stop motion〜two heart〜】
□投稿者/ 映美 ベテラン(225回)-(2007/09/25(Tue) 11:57:06)

    CDショップを出て向かった先は
    ミサオの行きつけのBARだった


    ミサオがスマートに煙草を吸う横顔に
    ドキドキがとまらない

    あの日からずっと会いたいと願った奇跡
    それがこんなに早く訪れるなんて…

    ミサオの小麦色の肌が触れる程の距離にあった
    これって夢かもしれない…思わず頬を軽くつねってみたりした

    こんなにとんとん拍子にことが運んじゃうなんて
    まるでドラマみたい…




    テーブルにミサオがさっき買った2枚のCDを並べた
    こんどダンスで使う曲を選ぶんだと言う


    『ね、エミさん これとこれ…ジャケットはどっちがお好み?』


    一枚はセピア色で映し出されていたどこか異国の街の風景

    一枚は黒背景のなかに描かれたシンプルな赤いハートのイラスト


    「そうですね〜 どっちも綺麗ですね〜(微笑)でもわたしはこっち…」


    私は赤いハートを指差した


    黒の背景が…ミサオの黒のレオタードに見えたのだった
    赤いハートは私…
    黒のミサオに抱かれてる…燃える赤のハートの私…
    そんなことを想像したりしてみた
    はっ…として 赤面する (なに考えてるんだろう…私 ) 


    ミサオが私の指先見つめ うんうんと頷いた


    『ハート選んでくれると思ってた…(微笑)』


    ミサオの黒い瞳に見つめられ
    赤のハートから指が動かなかった…


    「じゃあ このハートから曲 選んじゃおうかな〜♪」


    持った煙草を灰皿に置き
    ミサオは私の人差し指に指を重ねた


    流れるSwing Jazzのメロディーが会話を途切れさす






    ―頭の中でシーンが早送りされる…



    『エミは、もう酔っちゃった?』


    いつのまにか、ミサオは私のことをエミと呼んでいた


    ミサオの声が耳元で響くとなんだかとても心地よかった


    私を酔わせてるのは
    そのハスキーな声でもあった


    身体が熱く火照ってきてるのがわかった


    軽い眩暈がしたのは
    お酒の酔いのせいじゃない


    気がつくと 私はミサオの腕の中にいた…





引用返信/返信 削除キー/

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