ビアンエッセイ♪

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■20709 / ResNo.30)  みーサン♪
  
□投稿者/ Y 一般♪(23回)-(2008/03/05(Wed) 11:59:45)
    初めまして!
    コメントありがとうございます(*^_^*)

    颯が好きだと言ってもらえて嬉しいです♪

    なかなかの亀更新ぶりですが、気長にお付き合い下さい笑

    (携帯)
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■20713 / ResNo.31)  - 142 -
□投稿者/ Y 一般♪(24回)-(2008/03/06(Thu) 20:21:57)
    部屋に入り、手首を持って脈を取った清水さんは




    小さく息をついて
    私の方を振り返り




    『大丈夫よ。

    今は落ち着いて寝とるだけみたいやけん心配せんでよかよ。』


    そう告げた後
    念の為に血圧を測り、正常を確認すると
    部屋を出て行った。




    良かった……




    胸を撫で下ろしたはずなのに
    まだ頭に心臓があるかの様にバクバクいっている。




    私はまなみに近付き
    ベットに腰掛けて




    そっと一回頭を撫でた




    手が震えている




    心も同じように震えている




    私が猶予だと思っている【半年】なんてものは、あってないようなもので




    冷静に考えれば




    人間は皆
    明日を迎えられる保証なんてないのに




    少なくとも
    どこかであと半年は…なんて想いに固執して




    今2人が置かれている状況を受け入れる事を拒んでいたんやろう。




    それと同時に




    病気になってからの数年間
    ずっと一人で色んな葛藤と闘い続け




    毎日…また一つ新しい朝を迎えられた喜びをかみ締めて生きてきたまなみを




    私を必要だと言ってくれるまなみを




    愛してくれるまなみを




    今、この時を一緒に生きてくれているまなみを




    本当の意味で支える事なんて、きっとできていなかったんだろう。




    「ありがとう。」




    顔を近付けて
    唇が触れ合う寸前




    まなみの息が私の顔にかかる




    「……ありがとう、先輩。」




    目は開けたまま




    私達は重なる




    唇から伝わる温度




    柔らかい感触




    甘い匂い




    静かな息の音




    あなた独特の味




    五感全てがまなみで埋め尽されていく幸せ




    『……ん…っ。』




    うっすらと目を開いたまなみが




    更にまたその目を細めて微笑んだ後




    もう一度閉じる




    唇を離すと




    『もう終わり?』




    大人びた声が聞こえたかと思うと




    体の奥まで熱くなるキス




    『私…どんぐらい寝とった?』




    「ほんの少しですよ。」




    『本当に??

    ごめんね…今飲みよる薬、眠くなるっちゃん。。』




    「私、先輩の寝顔見るの好きですよ。」




    『……………

    寝込み襲うの好きですよ、の間違いやないと?笑』




    「誰かさんがエロい顔してるからでしょ。」

    (携帯)
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■20760 / ResNo.32)  あれ…?
□投稿者/ Y 一般♪(25回)-(2008/03/30(Sun) 06:47:04)
    \にコメントくれた方ホ

    文字化けしちゃってるので、良かったらもっかい時間がある時にでもコメント下さい

    (携帯)
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■20763 / ResNo.33)  ごめんなさいm(_ _)m
□投稿者/ いち 一般♪(1回)-(2008/03/30(Sun) 22:33:24)
    あの文字バケのメッセージは私ですホ
    いたずらじゃないので、Yさん、お気を悪くしないでくださいね!
    あの後もメッセージ入れたんですが、何故か文字バケばかりして…(+_+)
    PCサイトから入れてみます(^-^;
    颯とまなみの素敵な物語を楽しみにしていますので、Yさん、これからも頑張って下さいね!

    (携帯)
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■20767 / ResNo.34)  いちサン♪
□投稿者/ Y 一般♪(26回)-(2008/04/05(Sat) 05:02:42)
    ありがとうございます(*^_^*)

    物語りに飽きられないように頑張ります★笑

    (携帯)
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■20824 / ResNo.35)  Yさんへ
□投稿者/ いち 一般♪(1回)-(2008/05/11(Sun) 01:52:49)
    お久しぶりデス!しつこい様ですが、更新、気長に待ってますので頑張ってくださいね(^∀^)ノ

    (携帯)
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■21115 / ResNo.36)  NO TITLE
□投稿者/ あき 一般♪(1回)-(2008/09/21(Sun) 00:43:56)
    続きが読みたいデス

    (携帯)
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■21150 / ResNo.37)  あきさんへ♪
□投稿者/ Y 一般♪(1回)-(2008/10/07(Tue) 01:58:37)
    今日本当に久しぶりにここに来たら、まだ読んでもらえてる事に驚きました(笑)

    ぼちぼちまた書いてみます☆

    コメありがとうございました(^-^)/

    (携帯)
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■21151 / ResNo.38)  - 143 -
□投稿者/ Y 一般♪(2回)-(2008/10/08(Wed) 09:03:15)
    そんな軽いジョークを交わしながらも、私の心の中はまだ薄暗い雲がモヤモヤしていた




    あんな風に少しの乱れでもこんなに心が騒ぐ




    もっと…もっと強くならなきゃな。




    『どうしたの?』



    心配そうな顔で覗いてきたまなみに




    「何でもありませんよ?」




    と笑顔を返すと




    『今日も颯のベットで一緒に寝たいなぁ…』




    なんて言いながら恥ずかしそうに俯いたまなみの照れ笑いが、少しこのモヤモヤを鎮めてくれる。




    でもさすがに昨日からまとまった睡眠を取れていないまなみの体が最優先。




    「風邪ひくといけないんでね…先輩。
    でも先輩が寝るまで必ず隣にいますから。」




    まなみが必要に心配されるのを嫌がっている事は知っているけど、私はまだどこかで奇跡を信じていたりする。




    万が一ドナーが見つかってくれたら…の時を考えても、これ以上体力を減らす様な事は避けたい。




    そんな私の全ての感情を悟ったかの様に、まなみは私を静かに胸に抱き寄せ、穏やかな声で言った。




    『颯がおってくれとるけん、私負ける気がせんよ?

    ありがとう。』




    私は何も言わず




    頷きもせず




    ただ大きく息を吸って、体中にまなみの匂いを流し込んだ。




    そして、まなみが羽織っていた桜色の薄手のカーディガンを脱がせ、ベットに寝かせてから、自分もその脇に腰をかけてまなみの頭に軽く手を置いた。

    (携帯)
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■21152 / ResNo.39)  - 144 -
□投稿者/ Y 一般♪(3回)-(2008/10/08(Wed) 10:03:43)
    二人の間に会話はない。




    お互いがお互いの愛を感じて、その気持ち良い苦しさの中にいた。




    いよいよ寝そうになったまなみの小さな頭が、私の膝に乗ってきて




    綺麗な横顔と、細い首筋にドキっとした。




    目を閉じたまま
    たった一言




    『幸せな夢が見れそう。』




    と、つぶやいたまなみは
    すぐに規則正しい寝息を立て始めた。




    私はまだしばらく
    その小さな頭の重みと温度を感じながら




    窓の外に白く浮かんだ下弦の月を眺めていた。




    気がつくと朝で




    下を向くと、寝る前と何も変わらず
    まなみの顔は膝に埋もれたままだった。




    まだ深い眠りの中にいるまなみの頭をそっと持ち上げ、枕に戻して布団をかけ直し、一服する為に屋上へ向かう。




    今日は少し風が強い




    ライターの火がなかなか点かずにいると




    『あの、良かったらこれどうぞ。』




    と、突然背後から声が聞こえて驚いた。




    振り返ると、そこには同じ年位の女の子がライターを差し出して微笑んでいた。

    (携帯)
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