| 言いながら コウちゃんに覆い被さった。
「恭子さんの経験値には勝てませんが 自分だけが 食われてるなんて思ってませんよ(笑) 貪ってるのはお互い様です(^^♪」
コウちゃんは 穏やかに言い切った。
「うそ…」
「うそって何ですか?(笑)」
「だって…」
「焦らないでちゃんと考えてください…それでも信じられない?(笑)」
コウちゃんの言う通りだった…
私が求める時 コウちゃんの反応が おざなりだったことは 一度も無い。
もちろん その逆も無い。
「思い出しました?」
「うん」
「数えきれないくらい重なって…何回 不完全燃焼でした?」
「いつも完全燃焼…」
「でしょ? お互いを拒んだことは?」
「一度も無い」
「でしょ?(笑) どっちが誘うかなんて…関係あります?(笑)」
「ない…もうひとつだけ訊いていい?…コウちゃん…満足してる?」
「自分は…隣に恭子さんが居てくれるだけで めっちゃ 幸せです… ところで…続きどうします?(笑) 明日にします?」
「バカ…」
コウちゃんの唇を塞いだ。
コウちゃんの両手が 私の乳房を掴んだ。
「…」
声にならない声が出た。
コウちゃんに 乳房を掴まれたまま 私は 唇から離れてコウちゃんの固くなった乳首を口に含んだ。
コウちゃんの体が ビクンと跳ねた。
コウちゃんが私を知り尽くしているように 私もコウちゃんを知っている。
お互い 言葉は要らない。
2人で 大きな波に 何度ものまれた。
「激しかったね(笑)」
「恭子さんが…でしょ(笑)」
「バカ…」
「もう一回 シャワーします?」
「ううん…シャワーは明日の朝でいい…」
「1回じゃ 終わんない?」
「バカ…」
「フフフ…」
「何?」
「いや…恭子さんに 何回 ″バカ″って言われたかなって思って…」
「バカ…」
結局 3回 重なって…眠りに就いた。
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