| ある寒い日の朝…
『あのぉー、すいません』 満員の電車からやっとの思いで降りた瞬間、駅のホームでいきなり女子高生に声をかけられた。
「えっ?私に…」
『はいっ!おはようございます。ヒロミといいます。実は…‥毎朝お姉様の事、ずーっと見ていました。 そして、お姉様の事勝手に好きになっちゃいました。 この手紙に私のお姉様への想いを正直に書いてありますので読んで下さい! メアド書いてあるんで必ず返事下さい。 お願いします。それでは、失礼します』
丁寧に頭を下げた彼女は私の手に手紙を握らせ、雑踏の中に消えていった。
〈えっ!何?私に?…〉
突然の女の子からの告白!それも年下の美少女に…! 私の心は予期せぬ出来事に動揺し呆然としたが、早くしないと会社に遅刻してしまう時間であったので、手紙はバッグにしまい会社に向かった。
そして昼休み…
誰にも見られないようトイレの中で、私はドキドキしながら読みはじめた。
そして、その手紙は想像したよりも刺激的で驚きの内容であった…。続く
(携帯)
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