SMビアンエッセイ♪

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

[ 最新記事及び返信フォームをトピックトップへ ]

■3639 / inTopicNo.21)  ○×さんへ
  
□投稿者/ 皐月 付き人(77回)-(2006/08/09(Wed) 15:04:09)
    感想ありがとうございますヽ(゚∀゚)ノ
    そうですね、今回のツカサは前回の彼女の秘密の時と違う
    ツカサを見せたいと思いました。
    言葉足りない部分などあるかもしれませんが、
    暇つぶしにでも見てやってくださいo(≧▽≦)o
引用返信/返信 削除キー/
■3640 / inTopicNo.22)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 11
□投稿者/ 皐月 付き人(78回)-(2006/08/09(Wed) 16:11:14)


    君と屋上で会えた日は機嫌が良かったのに、今日は悪い。
    君がそんなことを言うから。
    沈んだ気持ちのまま、放課後を迎えた。

    もう悲しいとかではない。スーっと心が冷めてるような。
    しかしイライラした気持ちが残っている。
    やり場のないこの気持ちを、どう処理すればいいかわからない。

    私はルミが体育倉庫に向かうのを確認した。
    数分後体育倉庫の扉前に立った。
    後戻りできないし。もうどうにでもなれ。

    ガラガラッ……

    『ルミちゃん?』

    いるのはわかってるんだ。
    ルミは私だって気付いたみたいだ。


    「…ツカサ先輩?」

    『ごめんね。驚かせちゃったかな?カオリがさ、ちょっと遅れるみたいで、でも心配すると何だから伝えといてくれってさ』

    カオリは委員会中だしね。遅れるってゆうか来ないのよ。

    「そぉなんですか…わざわざごめんなさい」

    そんな謙虚にならないでよ。ルミを犯す意思が鈍るじゃない。

    『こんなところで一人で待っているのも何だし、カオリが来るまで少し話していようよ』

    断れ。そう思った。実際断ったとしても、実行しなきゃいけないんだけどね。

    「えっ…いんですか?」

    だよね。こんなところで一人は心細いだろうね。
    私はルミと少し間を空けて、同じマットの上に腰を下ろした。
    そしてとりあえず会話を始めた。

    やっぱりルミはカオリを好いていたらしい。
    付き合えたらいいっていってた。その純粋な気持ちが自分と被った。
    でも私は……
    ルミは処女だ。本当にいいのだろうか。
    そんな疑問と自分の想いをかき消すように、

    『カオリはこないよ』

    そう告げて、私はルミに覆い被さった。
    もう後には退けないんだ。


    ルミは驚きを隠せないでいる。

    『フフッ。状況がよくわからない?これから自分がどうなるかも?』

    今から私に犯されるんだよ。
    手始めに首でも舐めとくか。

    「ぇ……ちょっと‥ゃっ…先輩?…」

    かなり動揺してるね。
    ごめんねルミ。

    「やだっ!先輩やめて…やだぁぁっ!!」

    私は思わず手をあげた。

    パシン…

    乾いた音が倉庫内に響いた。
    瞬間ゾクゾクしたものが体を走った。

    『大声ださないでくれる?五月蝿くするともっとひどくするわよ?貴方には調教が必要みたいね』



    その少し前にルミに謝った気持ちはもうかき消されていた。
    ルミの瞳からは涙がジワジワと溢れだしていた。
    その涙を見て私の中のSが悦んだ。




引用返信/返信 削除キー/
■3644 / inTopicNo.23)  こんばんわ☆
□投稿者/ 柚子 一般人(27回)-(2006/08/09(Wed) 21:53:34)
    前の「彼女の秘密」から続編に遊びに来ました!
    「年上の女」を書いてる柚子ですよ(*´ェ`*)
    なかなか更新大変ですがお互い頑張りましょう♪

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■3653 / inTopicNo.24)  本になるよw
□投稿者/ さき 一般人(7回)-(2006/08/11(Fri) 00:28:18)
    文才あると思う!wwほんと。
    なんかこういうつくりの映画とかあるよね
    終わりから始まって実はこうだったってゆう。
    あと情景がわかりやすい!登場人物のいる環境とか背景が。
    相変わらず皐月らぶです♪ 
    楽しみにしてるけどこんなこまめに更新って実際大変だろうし
    頑張ってほしぃけどw、頑張りすぎないでね☆
引用返信/返信 削除キー/
■3654 / inTopicNo.25)  柚子さんへ☆
□投稿者/ 皐月 付き人(79回)-(2006/08/11(Fri) 03:11:18)
    こちらにも遊びに来てくれえてありがとうo(≧▽≦)o
    良かったらこれからもちょくちょく覗いてやってくださいね(人´∀`).☆.。.:*・°
    お互い頑張ろうね.。.:*・゚☆
引用返信/返信 削除キー/
■3655 / inTopicNo.26)  さきさんへ☆
□投稿者/ 皐月 付き人(80回)-(2006/08/11(Fri) 03:17:16)
    毎回絶賛してくれてありがとうヽ(゚∀゚)
    いやいやこんなもの本になんかなりませんよ(;´艸`)
    こまめに更新できるのは、暇人ですから(笑
    書き始めると止まらないんですよヽ(´Д`;)ノ゜(ノ´Д`)
    これからもよろちくにぇ゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
引用返信/返信 削除キー/
■3656 / inTopicNo.27)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 12
□投稿者/ 皐月 付き人(81回)-(2006/08/11(Fri) 04:35:02)


    さっきまでの後ろめたさはなくなっていた。
    私の中のSが開放されてしまったから。

    ルミは感じていた。泣きながらもイってしまった。
    抵抗すればする程興奮した。
    もっと酷くしたい。
    もっと辱めたい。
    もっと淫らにさせたい。
    君への想いをかき消すように、私は頭の中をそんなことでいっぱいにした。
    もう我を忘れていたんだ。ごめんねルミ。

    ルミにキスを拒否された。
    一瞬君に拒否をされた気がした。
    君を忘れるようにルミの体を弄んだのに、
    ルミが君を思い出させた。ルミのせいではないのに、私は都合よくルミのせいに置き換え、殴り、簡単にルミの処女を奪った。
    悶えるルミを見てとても興奮した。
    そしてまた君を頭からかき消す。



    ルミは失神してしまった。
    またそんなところにも、興奮を感じた。
    失神してしまうぐらいまで感じるなんて……
    そう思ったんだ。
    そんなルミを見つつ、ペニスバンドを取り外し、デジタルカメラを取り出し、何回かシャッターを押した。
    ビデオカメラを取り外し、それを持ってそしてその場を後にした。


    教室に戻り、荷物を持ち昇降口へ歩いた。
    行為中の時とは違い、残ったものは虚しさ。
    沈んだ心が再び戻ってきた。
    息をするたびそれが溜息のようだった。
    靴に履き替えようとしていると。カオリが走って向かってきた。

    「あら、ツカサ。今帰り?」

    こんな時まで演技か……
    勘弁してくれよ。

    『ああ。ちょっとヤボ用でね』

    冷めた笑みが零れた。

    「じゃぁ私急ぐから…」

    察してくれたのか?よくわからないが、カオリは再び走り出し行ってしまった。



    家に帰りベッドに身を放り投げた。
    自分は一体何をしてるんだ?こんなことをしてどうにかなるのだろうか…
    弱気になる。そんな考えはかき消せ。
    自分の脳に言いつける。
    次は相馬の番だ。


    今日はそのままゆっくりと瞳を閉じた。
引用返信/返信 削除キー/
■3657 / inTopicNo.28)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 13
□投稿者/ 皐月 付き人(82回)-(2006/08/11(Fri) 05:24:38)


    次の日2限の休み時間に教室のドアからひょっこりとカオリが顔を出した。
    私がいるのを確認し、私の元に来た。

    私は紙袋に入ったビデオカメラとデジタルカメラをカオリに差し出した。

    「ありがとう。フフッ、可愛く撮れてるかしら」

    そう言ってカオリは紙袋を受け取った。

    「とりあえずしばらくはいいわ。その間に相馬の方に取りかかりましょ」

    わかってるじゃない。

    『ああ』

    もう少しだ。もう少しの辛抱なんだ。

    「相馬は結構私に食いついてきてるわ。とりあえず遊ぼうみたいな感じで誘って、予定をたてなきゃね」

    『よろしく頼むよ』

    そう言ってカオリとのやり取りを終わらせた。


    しばらくは屋上にはいかないと思った。

    そして屋上に行かないまま数日が過ぎた。



    今日は久しぶりに寝坊をした。最近寝付きが悪いからな。
    学校に着いたのは、ちょうど2限終わりだった。
    昇降口に着くとカオリが下駄箱に寄りかかり、待っていた。

    「遅刻なんてめずらしいじゃない」

    『ああ。最近寝付きが悪いんだ』

    「毎晩ルミちゃんとの行為を思い出してたり?」

    キツイ冗談だ。

    『まさか』

    笑ってみせた。

    「そぉよね。それを考えてるのは、私か(笑)」

    『フフッ、そぉだな』

    「それより、日程決まったわよ。来週の金曜日よ。部活も休みだしね。相馬とのやりとりは適当に続けておくわ。それまではお互い普通に過ごしましょ。私はルミちゃんのケアもあるしね」

    そう言いながらクスクスとカオリは笑っていた。
    残酷。
    もう今更知ったこっちゃないが。

    まぁ暫くはカオリの方の出番もないし、金曜日まで作戦を練りつつお休みってとこか。
    そんなことを考えつつカオリと肩を並べ廊下を歩いていた。

    「ツカサちゃぁぁん!」

    背後から聞きなれた声で名前を呼ばれた。
    君か……数日ぶりの君だ。

    会いたかったような、会いたくないような…矛盾している想いが頭を巡った。




引用返信/返信 削除キー/
■3658 / inTopicNo.29)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 14
□投稿者/ 皐月 付き人(83回)-(2006/08/11(Fri) 05:33:33)


    『悪い、カオリ先に言っててくれ』

    少し小声でカオリに言った。

    「…?おっけい」

    そう言ってカオリは一人で歩いていった。

    君が手を挙げながら私に向かって走ってくる。
    数日ぶりの君は愛しく見えた。そして切ない。

    「久しぶり、ってゆうか数日ぶりか」

    君はニコニコと笑っている。
    屋上に行くのを避けてたからな。

    『最近会わなかったもんな』

    ルミとの行為を思い出しそうになった。罪悪感が押し寄せようになった。
    それをかき消すように話した。

    『もぉ夏だし暑いから、屋上で日射病になるなよ』

    軽く拳を握り、コツンと君の頭を叩いた。

    「平気だもん」

    君は少し頬を膨らませた。

    『だってヒトミマヌケそうじゃない(クスクス)』

    「ぁっ…ひっどぉぉい!!ヒトミじゃないもん。ヒトミ先輩だもん!!」

    可愛い君。抱きしめたくなる。

    『はいはい♪』

    笑みが零れてしまった。

    「何で鞄もってるの?今登校したばっかり?」

    君は首を傾げている。

    『ああ、今日寝坊したんだ』

    「マヌケなのは、ツカサちゃんの方じゃない。アハハッ」

    やっぱり君の笑う姿はいいね。

    『ヒトミには劣るけどね』

    「ムゥ〜……それよりさ…最近屋上来ないよね?一人じゃ暇だから、暇つぶしの相手してよ…」

    少し照れくさそうに言った。
    私のこと気にかけてくれてたの?期待が胸を過ぎる。

    『ヒトミの寂しがり〜』

    こっちまで照れそうだ。
    それを隠すようにからかってみせた。

    「ちっ…違うもん!!」

    頬を赤くさせ脹れている。
    ああ、君はやっぱり愛しい。
    胸が締め付けられるようにキュンとする。

    『そのうち暇つぶしの相手してやりに行くから』

    そう言って頭にポンっと手をのせた。



    ホントはそのまま腕を引いて抱きしめたいんだ。
    できることならキスしたい。
    体が心が君を求めているのを感じていた。



引用返信/返信 削除キー/
■3659 / inTopicNo.30)  朝っぱらからお邪魔してます♪
□投稿者/ 聖音 一般人(2回)-(2006/08/11(Fri) 07:30:35)
    むちゃくちゃ続き気になります!!
    皐月さまの大ファンになっちゃってます♪
引用返信/返信 削除キー/
■3662 / inTopicNo.31)  聖音さんへ☆
□投稿者/ 皐月 付き人(84回)-(2006/08/11(Fri) 16:29:30)
    朝からコメントありがとうございます(人´∀`).☆.。.:*・°
    大ファンだなんて……めちゃくちゃ嬉しいですo(≧▽≦)o
    でも皐月「さま」はいらないですよヽ(゚∀゚)ノ
    そんな「さま」をつけられる程の身分ではないので゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚ (笑

    これからも聖音さんの期待を壊さないような、作品を書ければいいです.。.:*・゚☆
引用返信/返信 削除キー/
■3664 / inTopicNo.32)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 15
□投稿者/ 皐月 付き人(85回)-(2006/08/11(Fri) 19:21:12)


    気分がいい。
    暇つぶしの相手ででも君が私を求めてくれた。
    また屋上へ行こう。君に会いに。

    久しぶりに心が晴れている。
    君と別れて教室に向かっていた。

    「あの人だぁれ?」

    カオリか。

    『ちょっと…ね』

    「ふ〜ん…」

    別に隠しているつもりもないが、言うつもりもない。

    『まぁいいじゃない』

    そう言って教室に入る為にカオリと別れた。

    その週は何もなく過ごした。屋上にも行った。
    君とも楽しく過ごせた。気分がいい。


    そして次の週になった。
    今日はまだ火曜日だ。本番は金曜日。まだゆっくりしていて平気だろう。
    今日は火曜日。火曜日の4限は君が屋上にいる。

    購買でジュースを2本買った。1つは君にあげよう。
    屋上へ向かう足が少し浮かれてる。
    扉を開けるとやっぱり君がいた。
    後ろ姿の君にそっと近づいた。冷たい缶ジュースを君の頬に当てた。

    「ひゃっ!」

    『アハハ、いると思った。ビックリした?』

    缶ジュースを君に差し出した。

    「ビックリしたよぉ〜。くれるの?ありがとう」

    今日は暑い。君は喉がカラカラなのだろうか、缶ジュースをゴクゴクと飲んでいた。

    「ぷはぁっ」

    『クックックックッ』

    そんな君を見て思わず笑ってしまった。

    「何笑ってるの?」

    『いや、別に』

    無邪気で可愛すぎるんだよ君は。

    「屋上きたの久しぶり?」

    『そぉだね。久しぶりって程でもないけどさ。ヒトミの暇つぶしの相手しにきてあげたんだよ』

    「えへへ」

    『ヒトミは寂しがりだからねっ』

    ニヤッと視線を向けた。

    「だから、違うってば!!もぉ〜」

    その反応が私のツボなんだよ。君はわかってやってるのか?

    楽しい時間を過ごした。
    君も笑顔だった。


    4限を終える鐘が校内に響いた。

    「もぉ終わっちゃった…」

    時間が過ぎるのが早いな。

    『戻ろうか…』

    「うん」

    2人で肩を並べて階段を下りていた。

    「ヒトミ!」

    階段下で君が名前を呼ばれた。

    「アユム!」

    相馬がいた。

    「ごめん先行くね。じゃあね」

    そう言って君は階段を一気に下りていった。
    その腕を捕まえてしまいたかった。
    でも私にはその術はない。

    「どこ行ってたんだよ〜」

    「えへへ、ちょっとね」


    そんな会話をしている2人の背中を見送った。
    心が痛かった。
引用返信/返信 削除キー/
■3665 / inTopicNo.33)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 16
□投稿者/ 皐月 付き人(86回)-(2006/08/11(Fri) 20:01:19)


    次の日の昼休み。

    「石野さん。先輩が廊下に出てきてくれって」

    とクラスの子に言われた。
    先輩?誰だろ?君かな?
    期待を膨らませ廊下に出た。
    期待は裏切られた。そこにいたのは相馬だった。

    「ちょっといい?」

    『はぁ……』

    そう言って相馬は歩いて行った。
    その後ろ姿を追った。
    何なんだよ……
    そのまま階段の踊り場へ。

    「君さヒトミとよく話してるよね?」

    『はぁ……』

    だから何なんだよ。

    「私ヒトミの彼女なんだけど」

    知ってるよ。最低な彼女だろ。

    『知ってますが』

    「そう、知ってるのか。君はヒトミのこと好きなの?」

    〔君〕……虫唾がはしる。
    イライラする。

    『別に…もし好きだったとしても、貴方に言う筋合いはないんで』

    相馬の顔が少し歪んだように見えた。

    「そう…率直に言うけど、あまりヒトミにちょっかい出さないでくれる?」

    何様なんだコイツは。

    『それは、彼女に言うことじゃないんですかね?私はただ友達してるだけなんで。でも……友達関係まで口出す彼女もどうかとおもいますけどね』

    思ったより強気に出てしまったな。まぁいいか。

    『じゃあ失礼します』

    相馬の元を後にした。
    後ろからチッっと相馬の舌打ちが聞こえたが、気にしない。
    イライラする。フツフツと怒りが込上げる。冷静になれ。


    あんたはもう少しで私に向かってそんな言葉言えなくなるんだから。
引用返信/返信 削除キー/
■3666 / inTopicNo.34)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 17
□投稿者/ 皐月 付き人(87回)-(2006/08/11(Fri) 20:57:54)


    次の日……木曜日。

    昨日の相馬の件でイライラしている。
    でも本番は明日だ。

    3限、君がいるか狙って屋上へ行く。
    相馬の言ったことなんか、構うもんか。

    扉を開くと君がいた。
    今日は寝転がっている。
    近寄って顔を覗きこんでも気付かない。
    どうやら寝ているみたいだ。
    起こさないように隣に座った。
    可愛い寝顔。顔を近づけても気付かない。
    平気かな。
    思わずそっと唇にキスをしてしまった。
    少し長く。

    ドンッ……

    君の両手で私の体を突き放された。上体を起こし、手で口を押さえている。
    君が起きてしまった。

    「ツカサちゃん……今何したの?……」

    君が動揺している。
    私は少し焦ったが、何か開き直ってしまった。

    『何って……キスだけど?』

    「え……何で?…何でそんなこと……」

    何でって、キスしたくなる寝顔だったから。

    『したくなったから』

    「したくなったからって……だって私には……」

    『言うな!』

    彼女がいるからだろ……。

    「い……意味がわかんないよっ!」

    君は立ち上がり、その場を立ち去ろうとした。
    その瞬間君の腕を掴み、抱き寄せた。

    『好きなんだ』

    「やっ……離して……」

    私の腕の中で君がもがいている。

    『好きなんだ……ヒトミが好きなんだ』

    強く抱きしめた。

    「離してぇっ!!」

    私と君の体が引き離された。
    そして君はそのまま屋上から走り去っていった。


    君の近くに置いてあったビニール袋の中には缶ジュースが2本入っていた。

引用返信/返信 削除キー/
■3670 / inTopicNo.35)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 18
□投稿者/ 皐月 付き人(88回)-(2006/08/12(Sat) 03:20:12)


    次の日

    今日は金曜日だ。相馬とカオリが遊ぶ日。
    相馬は自分がどうなるかなんて思ってもないだろう。



    昨日ヒトミにキスをして好きだと伝えてしまった。
    これは計画外だ。魔がさしたっていうのかな。
    ヒトミからは拒否されてしまったが、一応謝っておかなきゃな……


    朝、昇降口で君を待った。
    歩いてくる君を見つけた。
    どんな反応されるかな……
    私の姿を見つけると、君は立ち止まっていた。

    『おはよう』

    無視……されるかな?

    「おはよう。ツカサちゃん」

    君は笑顔を向けた。いつもとは少し違う笑顔に感じた。

    『ヒトミ……昨日は…』

    ごめんと言おうとした。

    「ごめん!今日、日直で急がなきゃいけないんだ。じゃあね」

    私の横を急ぎ足ですり抜けて行った。
    避けられた……でもそんなことした自分が悪いか…


    1限始まる前、カオリが教室に来た。

    「いよいよ今日ね、とりあえず家でビデオでも見ようってなってるわ。一段落ついたら、呼び出すからね」

    『ああ、よろしく頼む』

    「なんだかちょっとワクワクしちゃう♪」

    するか?

    「とりあえず、呼び出したら早く来てね」

    『おっけい』




    4限は出る気がしない。屋上へ足が向かっていた。
    君に避けられた。それが心に重くのしかかる。
    いつもより扉が重く感じた。
    その音で振り返った君がいた。

    「あ……」

    『ヒトミ……』

    なんてタイミングだ……こんな時に限って。
    でも放課後も君を待って、謝ろうと思っていたから。

    「あっ、私今日レポート提出だった。戻らなきゃ…」

    やっぱり避けたいんだ。そんなの嘘だろ。

    『待って、ヒトミ!』

    ドアの前に立ち、行くてを塞いだ。

    『お願いだから避けないでくれ』

    「避けてなんか……」

    『避けてるじゃない。昨日はホントにごめん!』

    「……ビックリしたんだから…」

    『ごめんヒトミ。このとおりだから』

    手を合わせて、頭をさげた。

    「うん………しょうがないな〜」

    顔を上げるといつものヒトミの笑顔があった。
    許してくれるなら、これ以上は何も言わないよ。今はね。

引用返信/返信 削除キー/
■3671 / inTopicNo.36)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 19
□投稿者/ 皐月 付き人(89回)-(2006/08/12(Sat) 03:57:51)


    放課後

    私はカオリの家の最寄駅付近で、カオリからの連絡を待っていた。
    20分後……ヴーヴー
    携帯が鳴った。携帯を開くとメルで〔来て〕と書かれている。
    短文だな。
    そしてカオリの家に向かった。
    インターホンを押し、カオリがドアを開けた。

    「入って」

    そう言ってリビングに通された。
    そこにはソファで眠ってる相馬の姿があった。

    「薬いい感じに効いたみたい」

    相馬を見下ろした。

    『そう……』


    カオリは睡眠薬を飲み物に混ぜ相馬に飲ませたのだ。
    これからバリタチ相馬の屈辱の時間が始まる。



    数時間後、私はなかなか起きない相馬に痺れを切らし、水をぶっかけた。

    「………ん…」

    ボーっとしているのか中々意識をハッキリさせない。

    『起きろ』

    相馬に平手打ちをした。そして目を開いた相馬は自分の状況に驚きを隠せないでいる。

    「なっ……何なんだよこれは……」

    それもそうだ。
    相馬は全裸にされ、両手はベッドの柵に縛りつけ、両足は膝にロープを掛けしっかり開いて固定されているのだから。

    『何なんだって見ての通りだよ……なぁカオリ』

    「そぉそぉ♪待ちくたびれちゃったよアユム先輩」

    カオリはベッドの柵に肘をついて、相馬を見下ろしている。

    「カっ……カオリちゃん…どぉゆうことなんだよ…」

    『先輩……浮気はいけないよ。浮気はさ……』

    「なっ、何のことかな…」

    動揺を隠しきれてないんだよ。

    『ぢゃあこれは何ですかね?』

    私は相馬の目の前でデジタルカメラの画像を見せてやった。
    カオリと仲良く腕を組んで歩いている画像。
    そして眠ってしまった相馬にカオリがキスをしている画像。

    『クックックッ、まぁそんなことより今自分の恥かしい状況と、これからどうなるかを考えたほうがいいんじゃないかな?』

    私はビデオカメラを持ち、相馬を見下ろした。


    やっとここまできた。
    もう少しで君が手に入る。
引用返信/返信 削除キー/
■3672 / inTopicNo.37)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 20
□投稿者/ 皐月 付き人(90回)-(2006/08/12(Sat) 04:58:18)


    …グチュ……クチュ‥ピチャ…ヌチュ…

    「ぅっ……ぅぁっ…もっ……もぉ‥やめてっ……くれっ…」

    「だめだよ。アユム先輩。始まったばかりじゃない」

    カオリは丹念にアユムの乳首を舐めていた。
    相馬は体をしっかり固定されて動けないでいる。

    「ンフッ、ねぇツカサ…綺麗に撮れてる?」

    『ああ、最高だよ……でももっと鳴かせてあげないとねぇ〜』

    私はビデオカメラを片手にカオリに話しかけた。

    「やっ……やめろ…ぁっ……ぅっ…んっ……」

    「アユム先輩そんな口の利き方ダメだよ。ホラ、ここなんてもぉグッショリじゃない」

    アユムは顔を真っ赤にしていた。
    カオリはアユムの秘部を指で広げ見つめている。

    「やっ……見ない…でっ…くれ……」

    「ねぇツカサ、ホラァ凄い。もっと近くで撮ってあげて♪」

    カオリは随分と楽しんでいる。
    私はビデオカメラを秘部に近づけた。

    「やめてくれ!!…お願いだ……撮らないでっ……」

    『先輩。そのお願いは聞けないですよ。カオリ…さぁもっと体を悦ばせてあげてやって』

    「言われなくてもぉ♪」

    そう言って、相馬の秘部に舌を這わせた。

    …クチュ…チュッ…クチャッ……

    「ぅっ……ゃっ‥ぅぁっ……んんっ…はぁっ‥はっ…やめっ……」

    一生懸命声を押し殺しているようだ。
    今にそれもできなくなるだろう。なんてったって相手がカオリだからね。

    「アユム先輩。クリトリスがすっごい…真っ赤に充血して、勃起してるよぉ」

    そう言って激しく舐めだした。

    グチュ……ヌチュ‥クチュ……グチュ…ヌプ‥クチュ……クチュ…チュッ…クチャッ……

    「ぅぁあっ……だっ…だめっ……やっ…ぁあっ……んっ‥ふぅっ……」

    相馬の瞳に涙が溜まってるよ。それも綺麗に撮っておかなきゃな。
    カメラを相馬の顔に近づけた。

    「やめ…て‥ぁっ……くれ……とら…んっ‥ふぅっ…ない……んんっ…」

    『フフッ、先輩何言ってるかわかりませんよ』

    「んあっ……ぁっ…んっ…はっ……もぉっ…だっ……」

    『あれっ?相馬先輩もぉイきそうなの?カオリ、先輩イっちゃうって』

    私も相当楽しんでるな。

    「えっ、ダメダメ。もっと焦らさなきゃね」

    そう言って、カオリは箪笥の1番上の引き出しから箱を取り出した。
    何だこの箱??
    ビデオを箱に向けた。カオリは蓋を開けると中には、色々な玩具が入っていた。


    カオリ…やっぱあんたって変態だよ。


引用返信/返信 削除キー/
■3673 / inTopicNo.38)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 21
□投稿者/ 皐月 付き人(91回)-(2006/08/12(Sat) 05:42:50)


    ヴーーーーー

    「ぁああっ……ふっ…ぅぁあっ……うっ…んんっ…」

    部屋にはローターの音を相馬の喘ぐ声が絡まっている。
    カオリは相馬がイきそうになっては、ローターのスイッチを止め、焦らしている。

    「アユム先輩……まだまだだよ…」

    そしてまたスイッチを入れる。
    カオリの表情はとても楽しそうだ。
    私はビデオカメラでカオリと相馬の一部始終を撮り続けている。

    「んああっ……ああっ…はぁっ…ぁっ‥ふぅっ……」

    相馬のクリトリスは敏感に反応し、カオリの焦らしに耐えられず、ピクンピクンと体が痙攣し始めている。

    『カオリ、そろそろイかせてあげれば?』

    カオリはローターを止め、

    「そうね。じゃあアユム先輩、イかせて下さいって言って」

    「はっ…はぁっ…ぅっ……そんな…ことっ……はぁっ…いえる…かよっ…」

    「じゃあダメぇ」

    そしてまたローターのスイッチを入れ、焦らしだした。
    同時にだらしなく溢れる入り口を指で触りだした。

    グチュ……ヌチュ‥クチュ……グチュ…ヌプ‥クチュ…
    ヴーーーーーー

    「あっ……ぅぁっ…んっ……んんっ…ああっ…ふぁっ……」

    随分可愛らしい声になってきたな。

    『ねぇ先輩、この際だから我慢しないで言っちゃいなよ』

    「そぉだよ。もぉ体耐えられないでしょ?」

    グチュ……クチュヌチュ…チュッ……グチャ‥グチュ……

    「ぅっ……ぅあっ…ぃっ……イかせ……て‥あっ…くだ……さいっ…ふぅっ…」

    「フフッ、最初から素直にそぉ言えば良かったのに」

    そして、カオリはローターのスイッチを全開にして、中指を膣(なか)に入れかき回した。

    「あああっ…んぁあっ……あっ…あっ…ああっ…ああああっ!」

    体を反らし、痙攣させ相馬は果てた。

    「ぅっ……はぁっ…はっ…はぁっ……もぉ…やめ…はぁ…てくれ……」

    『それはできないなぁ』

    「そぉだよお楽しみはまだまだこれからなんだから」

    カオリはバイブを握っていた。
    犯されるなんて、タチにとったら屈辱だろぉな。特に相馬みたいなヤツにはね。
    相馬はカオリが持っているバイブに気付いたようだ。

    「やっ…やめてくれ……それだけは…お願いだ…」

    そりゃそうだ。大体コイツはバイブ入れたことあんのか?
    カオリは何も言わずにバイブを入り口に当て、一気に押し入れた。

    「ぅぁああっ…ぁっ……あああっ…はっ…はぁぁっ…んっ…」

    ……グチュヌチュ…クチュ‥グチャッ…ヌチャックチュ‥グチュクチュ…グチッ‥ヌチッ……

    「すごぉい。愛液めちゃめちゃ溢れてるよぉ〜」

    そう言いながらバイブを容赦なく出し入れしている。

    「あああっ…あっ……んぁっ…ふぁっ……んんっ…はぁっ……」

    私は相馬の顔を覗き込んだ。

    『先輩。こんな屈辱感じたことないでしょ?』

    グチュ……ヌチュ‥クチュ……グチュ…ヌプ‥クチュ…

    相馬の耳には聞こえてないみたいだ。

    「ぅああっ……はぁあっ…んっ…あっ…くっ…ああっ…」

    『ホラ、先輩イっちゃいなよ…』

    その言葉を聞きカオリは激しくバイブを出し入れした。

    グチュ……クチュヌチュ…チュッ……グチャ‥グチュ……クチャッ…クチャッ……

    「ああっ…あっ…んあっ……ふあっ…あっ‥んっ…あああっ…ぅあっ……あああっ……んぁぁあああっ!!」

    イったか。
    相馬は力なくくたばっている。

    ズチュッ……

    バイブを抜いた音がとても艶かしく感じた。
引用返信/返信 削除キー/
■3675 / inTopicNo.39)  きゃー
□投稿者/ さき 一般人(8回)-(2006/08/12(Sat) 18:07:58)
    すごい勢いでww
    そして例に漏れずおもしろい!時々切ないし。
    ふぁんを裏切らないできばえだぁ〜w
    相馬がこんなことになるとゎ。。そしてカオリが凄いw
    ツカサのイメージが変わったよー ツカサが今は一番好きかもw
    今回も更新おつかれさま♪
    まぢ毎回楽しみにしてるよぉ^^
引用返信/返信 削除キー/
■3722 / inTopicNo.40)  さきさんへ☆
□投稿者/ 皐月 付き人(92回)-(2006/08/18(Fri) 03:01:42)
    更新遅くなって申し訳ないですヽ(´Д`;)ノ゜(ノ´Д`) (汗
    これからまた頑張って書いていくので、よろしくお願いします.。.:*・゚☆

引用返信/返信 削除キー/

<前の20件 | 次の20件>

トピック内ページ移動 / << 0 | 1 | 2 | 3 | 4 >>

[このトピックに返信]
Mode/  Pass/

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -