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■3723 / inTopicNo.41)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 22
  
□投稿者/ 皐月 付き人(93回)-(2006/08/18(Fri) 03:27:16)
    2006/08/18(Fri) 03:27:55 編集(投稿者)


    「はぁっ…はっ……んはっ……はっ…はぁっ……」

    相馬は大分くたばってるな……
    目が虚ろになってるよ。

    「ん〜と次は〜」

    カオリが箱の中をあさっている。

    『カオリ……ちょっと待って』

    「ん?わかった」

    私は相馬に近寄りベッドに腰掛けた。

    『相馬先輩。1つお願いがあるんですけど』

    「はぁっ……はぁ…はっ……はぁっ……」

    聞いているのか?

    『話しをきいてください』

    パシンッ

    相馬の頬に平手打ちをくらわせた。

    『ヒトミと別れてください。さもないと……解ってますよね?』

    相馬は目を見開いて私を見た。

    「やっ……やっぱり、ヒトミのこと……」

    『いいんですか?さっきの写真とか、このビデオカメラの映像とか……ねぇ?』

    きっと私は不敵な笑みを浮かべているのだろう。

    『こんな恥かしい格好からも早く開放されたいでしょぉ?』

    視線で相馬の火照った体を撫で回した。

    「わかった。ヒトミとは別れる。だからお願いだ、もぉやめてくれ」

    『話しがわかる人で良かった。別れないとどぉなるか解りますよね。約束……ですよ』

    「ああ。約束する!絶対だ!!」

    『じゃあ……』

    私はビデオカメラを相馬の体全体が見える場所に固定した。

    『後はカオリ…好きにしていいよ』

    「おっけい♪」

    そう言ってその場を後にしようとした。

    「ちょっ……ちょっと待て!約束したじゃないか!」

    相馬は首だけ持ち上げ焦った様子でこちらを見ている。

    『私、この行為をやめるなんて言ってませんけど?それに……ヒトミを裏切った罪をもっと償わなきゃね……』

    「ツカサ、好きにしていいって何でもしていいの?」

    カオリは笑みを浮かべている。

    『ああ、思う存分どうぞ』

    パタン……

    扉を閉め部屋を後にした。
    暫くすると、相馬の悲痛な喘ぎ声が隣の部屋まで聞こえてきた。
    私はソファに腰掛、フゥッと溜息を一つついた。




    これで相馬と君を引き離せる。
引用返信/返信 削除キー/
■3724 / inTopicNo.42)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 23
□投稿者/ 皐月 付き人(94回)-(2006/08/18(Fri) 04:39:11)


    相馬を犯してから3日が経った。
    土日を挟んだから、相馬は約束通りに君と別れただろうか…
    もしかしたら、君は泣いて屋上に来るかもしれない。
    そう思い私は朝から屋上にいた。

    1限のチャイムが鳴った。
    この時間にはまだ君はこないかな……
    すこし諦めかけていた時…

    ガチャ……

    重い扉が開く音がした。
    やっぱり君が来た。

    「ぁ……ツカサちゃん…おはよう」

    笑顔に元気がないな。
    目は赤く、瞼が少し腫れている。

    『おはよう……どぉしたの?元気ないね』

    「ぁ…アハッ、わかる?実はさ……ぅっ…」

    君は瞳に涙を浮かべて今にも泣き出しそうだ。
    そして前回の涙の時と一緒で私の胸に飛び込んできた。

    『どぉしたの?大丈夫?』

    その理由を解っている分、私は冷静だった。

    「あのねっ、フェッ……かっ…彼女が…ヒック…別れよう‥って…ヒクッ……振られちゃったの……ぅっ……うわぁぁああん!!」

    ヒトミは大声を上げて、私の腕の中で泣いた。
    ズキンッ……っと自分がしたことに、心臓が一瞬締め付けられた。

    『そうだったの……』

    そう言って頭を撫でてあげることしかできなかった。
    ヒトミが落ち着くまで待った。

    「最近、もぉダメなのかもってずっと思ってたんだ……そしたらやっぱり振られちゃった。分かってたけど、やっぱりショック……」

    そんなに……好きだったんだ……
    ホントはそんな話し聞きたくないよ。


    心が沈んでいた。
    思い通りになったのに。
    なんだかむしゃくしゃしている。
    相馬の何がいいんだ!!?
    あんなヤツのどこが……

    そう思いながら、君と別れイライラする気持ちのまま授業を受けていた。
    2限が終わり、カオリが教室に入ってきた。

    「おはよ♪金曜は楽しかった〜。それでツカサの思い通りなったの?」

    『ああ』

    「それでさ、そろそろまた動いて欲しいんだけど…明日あたりとか」

    『今日でいい。今日の昼休みにでも動くよ』

    何かむしゃくしゃしているせいかそう答えた。

    「随分急ね、まぁいいけど♪ぢゃあよろしくね」

    そう言ってカオリは写真を私に手渡し、教室を出て行った。
    その写真にはルミの淫らな姿が映っていた。
    私はそれを胸ポケットに入れた。



    3限が始まる前にルミの教室に行った。
    何故かルミしか教室にいなかった。
    ああ、教室移動だったのか、そんでルミは忘れ物したんだろうな…
    でもこっちにとったら好都合だ。

    ガラガラッ……

    ルミは私を見て硬直している。

    「…ぁ……ツ‥カサ先輩……」

    『久しぶり、ルミ』

    恐怖で声が出せないんだろう。
    そりゃそうだ。私はルミにあんなことしたんだから。

    とりあえず私は写真でルミを脅し、昼休み南校舎の4階の人気の少ないトイレに呼んだ。


    私の心はまだむしゃくしゃしている。
    これならカオリの思う通りにまたルミを犯せそうだ。
引用返信/返信 削除キー/
■3725 / inTopicNo.43)  待ってました〜(>▽<。)
□投稿者/ 聖音 一般人(4回)-(2006/08/18(Fri) 08:05:06)
    更新されてる〜(ノ>▽<)ノ

    皐月さまファンの聖音はちょっとお盆を恨んでました(笑

    これは気にせずマイペースで更新してください♪


引用返信/返信 削除キー/
■3743 / inTopicNo.44)  聖音さんへ☆
□投稿者/ 皐月 付き人(95回)-(2006/08/24(Thu) 02:14:03)
    毎度更新遅れちゃってごめんなさい(;´艸`)
    楽しみにしていてくれているのに申し訳ないです。゜(゜´Д`゜)゜。
    でも少しずつでも書いていくので、楽しみにしててくださいね.。.:*・゚☆
    これからもよろしくお願いしますヽ(゚∀゚)ノ
引用返信/返信 削除キー/
■3744 / inTopicNo.45)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 24
□投稿者/ 皐月 付き人(96回)-(2006/08/24(Thu) 02:53:24)
    2006/08/25(Fri) 06:13:15 編集(投稿者)


    昼休みを終えるチャイムが響いていた。
    私は廊下を歩いている。

    カオリの思い通りにルミを犯した。
    行為の最中は没頭できた。やっぱりルミは嫌な事を忘れさせてくれる。
    あの子は私の望む反応をしすぎてくれる。
    でも終わった後に残るものわ虚しさだ。
    いつまでルミを犯さなければならないんだ。





    君は私が思った以上に相馬のことが好きだったんだ。
    私は君が好きで、相馬の浮気現場を見てしまった。
    だから君の為にしたことなのに……
    いや、自分の為でもあったのかな。
    そんなことより、私はこれからどうするつもりだ?
    君と相馬を引き離したが……

    そんなことを考えつつ屋上で寝転がっていた。

    キーン コーン カーン コーン

    3限の授業が終わったか……
    あと、5分したら教室に戻ろう。

    ガチャ……

    重い扉が開かれた音がした。
    振りム向くと君が立っていた。

    「やっぱり……ここにいたんだぁ」

    やっぱり?探してたのか?

    『どぉして?』

    「ん〜…教室行ったらいないって言われたからさ」

    『うん。3限サボったからね。どぉしたの?」

    「うん……一昨日はさ、ありがとうね。話し聞いてくれて」

    ああ、そのことか……
    笑顔に元気がまだ少しないな……
    まだ立ち直ってないのか……

    『ああ、そんなこと気にするなよ』

    少し無言の時が流れた。

    『じゃあ、もぉ戻るから』

    「ぁ……うん」

    そう言って君を後にした。


    何を話せばいいかわからない。
    私は少し君を避けてしまった。
    いつもなら君の元を離れることを惜しんでたのに……


引用返信/返信 削除キー/
■3745 / inTopicNo.46)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 25
□投稿者/ 皐月 付き人(97回)-(2006/08/24(Thu) 04:26:53)


    君と屋上で会った日から数日が過ぎた。
    あれから屋上へは1度も行かなかった。
    君にどう接していいかかわからいから。
    でも君に会いたい気持ちがなくなった訳ではない。

    そんなことを考えながら授業を受けていた。

    でも2つの気持ちがせめぎ合って、とても授業なんてできる気は起きなかった。

    『先生……』

    「何?石野さん」

    先生の話しを中断させてしまった。

    『あの…具合が悪いので保健室に言ってもいいですか?』

    「あら、大丈夫?じゃあ保健委員の人……」

    『先生、一人で行けるので大丈夫です』

    「そう……じゃあ少し保健室で休んでなさい」

    クラスの人達からの注目を浴びながら教室を後にした。

    フゥッ……

    ネクタイを緩め、足は保健室ではなく屋上へ向かっていた。
    きっと君はいない……と思う。

    ガチャ……

    屋上の扉を開けると、やっぱり君はいなかった。
    残念なような、ホッとしたような。

    まだ暑いけど、もぉすぐ秋だな……
    そんなことを思いながら、温いコンクリートに寝転がりヒトミを閉じた。
    この計画が始まった頃はヒトミを自分のものにするという目標だったのに、今は…そんな気になれない。
    やり方もやり方だったしな……




    深い眠りだったと思う。
    自分の唇に何か柔らかいものが重なった感触がして、瞳を開けた。
    目の前には瞳を閉じて、私の唇に唇を重ねている君がいた。

    何だこの状況は?
    君がそっと唇を離し、瞳を開けた。
    私と目が合った。

    「ぁ……ツカサちゃん……これは…」

    『…………』

    私は君に何て口を開いていいかわからなかった。
    君から私にキスをするなんて、思ってもみなかったから。

    「あの……何て言うか、つい…って言うか、うっかりと言うか……」

    君はかなり動揺している。

    「えと……だから、あの……寂しくて…つい…!!」

    寂しくて……
    君はハッとしたように手を口で押さえている。

    『ハハッ、そうゆうことか……』

    「ぁ……ツカサちゃ…ごめ…」

    『戻るね…』

    そう言って君を後にした。

引用返信/返信 削除キー/
■3746 / inTopicNo.47)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 26
□投稿者/ 皐月 付き人(98回)-(2006/08/24(Thu) 05:08:44)
    2006/08/24(Thu) 15:52:03 編集(投稿者)


    今までになく心が沈んでいる。
    こんな形で君からのキスなんて望んでなかった。

    放課後、大勢の生徒達が帰ろうと廊下を歩いてる中に私の姿もあった。
    ふと、目の前に帰宅しようとしているのか、一人でいるルミの姿を見つけた。
    君を忘れさせてくれる道具……

    私は何も言わずルミに近づき、無理やり手を引いた。

    「っ!……ツカサ先輩……いたっ…離してください!」

    『………』

    私は何も言わずにルミの腕を掴み歩いていた。
    周りの生徒の視線なんて気にせず歩いていた。

    人気のないところまで歩いていると、科学室の教室が目に入り、扉を開きルミを科学室に押し込み突き飛ばした。

    ガラガラっ………ガチャッ…

    教室の鍵をしとかないとね……

    黙ったままルミに近づいた。

    「ぃ…や……」

    無言のままYシャツを引き裂き。ブラジャーをグイッと上に上げた。
    相変わらず小さい胸……

    「やだっ!先輩っ!!ムグッ……」

    ルミの口を手で押さえた。

    『今日は特に機嫌が悪いんだ……五月蝿くするな……』

    「…っ…!」

    睨んだ私がそんなに怖かったのか、ルミは大人しくなった。
    口から手を離してもルミは黙っていた。

    『いい子だ……』

    ルミは少し小刻みに震えていた。

    ピチャッ……クチャッ……

    「ぁっ……んっ…ふぅっ…」

    私はルミの乳首を舐めた。
    君の事を早く忘れたい。
    そう思えば思うほど、頭に沢山の君が現れた。
    思わずルミの乳首を思い切り噛んだ。

    ガリッ……

    「ああっ!!」

    『つまらないな………』

    こんなんじゃ君が消えない。消えてくれない。
    ルミのパンツを勢いよく脱がした。

    『足……開きな……』

    「………」

    『早くしなよ。酷くしてもいいの?暴力とかさ……』

    「……っ…」

    そう言うとルミは足を開いた。


引用返信/返信 削除キー/
■3747 / inTopicNo.48)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 27
□投稿者/ 皐月 付き人(99回)-(2006/08/24(Thu) 05:45:39)


    フッ……アソコが丸出しだ。

    クプッ……

    「んっ……」

    ルミの入り口に中指を第一関節まで入れた。

    ヌチッ……クチャッ…

    『なんだ…もぉ濡れてんのか……』

    指を抜き、粘り気のある愛液がついた指を舐めた。
    まだ始めたばかりだから濃い味がするな……

    「やっ……ちが…」

    『何が違うの?体は正直なのにね……』

    ふと、科学室特徴の5、6人用の大きな机の上に並べてある試験管に目がいった。

    『今日は…もっと面白いことしようか……』

    そう言って私は試験管を1本取った。

    「先輩……それ…何するんですか……?」

    怯えた声でルミが私に問いかけた。

    『何するって?もぉ想像できてるんじゃない?』

    「…ゃ……い…っあっ!」

    多分〔嫌〕って言おうとしたのだろう。
    ルミが言葉を最後まで発する前に私は試験管をルミの秘部に入れた。

    「…ゃっ…先輩っ……怖いよぉ……っあ…」

    ゆっくりと出し入れした。

    クチッ……クチャッ……クチュッ……

    「あっ……せん‥ぱい…やっ……だぁっ……」

    『フフッ、あんまり強く膣(なか)締めると試験管割れるかもよ?力抜かなきゃ……』

    「ゃっ……こわ…んっ…ぃっ……ふぁっ…」

    ルミは恐怖で力んでしまいそうな体の力を必死に抜こうとしていたが、快感が邪魔してるようだ。

    ヌプッ……グチュッ……

    「ふっ…ぅあ……ぁっ…」

    私はもう1本試験管を取り、ルミの膣(なか)に入れた。

    カチッ……

    試験管と試験管がぶつかる音にルミはハッっとした。

    「先輩っ!だめっ!!んあっ……」

    止めようとするルミを無視した。

    『もぉ1本入るかな……』

    3本目の試験管を手にした。

    「……フッ……フェッ…ヒック…」

    あまりの怖さにルミは泣き出した。
    でも、その涙は逆効果なんだよルミ……
    試験管が割れてしまったら大変なことになるスリルと、ルミの涙で私のSは興奮していた。

    カチッ……

    3本の試験管が触れ合う音。

    「先輩っ!フェッ…ホントにやだっ……」

    ルミは試験管が割れる恐怖で体を動かせないでいる。
    私は容赦なく3本目の試験管をルミの膣(なか)にゆっくりと入れた。
    ガラス同士が擦れる感触を覚えた。



    頭の中にもう君はいなかった。
引用返信/返信 削除キー/
■3750 / inTopicNo.49)   彼女の秘密 〜ツカサ〜 25 皐月さんへ
□投稿者/ ☆子 一般人(3回)-(2006/08/24(Thu) 14:00:52)
    ヒトミ先輩が切なくて可愛い〜。淋しくて、つい唇を重ねちゃうとことか・・。

    でも自分の恋を無理矢理終らせて傷付けた張本人がツカサと知ったら・・。

    あ〜切ない・・。なんか気晴らしに巻き添え食わされてるルミちゃんも

    大変だけど・・。どうなるんでしょう?ヒトミ先輩・・。続き楽しみです。

引用返信/返信 削除キー/
■3751 / inTopicNo.50)  ☆子さんへ
□投稿者/ 皐月 軍団(100回)-(2006/08/24(Thu) 14:36:04)
    コメントありがとうございます゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚励みになりますヽ(゚∀゚)ノ
    かなり遅れての更新ごめんなさい(ノ◇≦。)
    これからどうなるんでしょう?私にもわかりません(笑
    これからも楽しんでいただけると嬉しいです.。.:*・゚☆
引用返信/返信 削除キー/
■3752 / inTopicNo.51)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 28
□投稿者/ 皐月 軍団(101回)-(2006/08/24(Thu) 15:36:40)
    2006/08/24(Thu) 15:53:10 編集(投稿者)


    「ゥッ……ゥェッ…ヒクッ……先輩…ヒックッ…やだよぉ……」

    『ホラ、もっと力抜かないとね』

    ルミは泣いてるくせに、アソコから愛液が溢れ出している。
    私は指でルミのアソコを開いて、顔を近づけた。

    クチッ……クチャァッ…グチュ…クチュッ……

    「……っあ…ひぁっ……先輩っ…やっ……」

    何も言わず、ルミのクリトリスに舌を這わせた。

    「……んっ…くっ……んぁっ‥ふ……」

    『力入れたらダメだって……』

    「…ふぁっ…っ……だっ‥めぇ……っあ…ん……」

    快感で力が入ってしまうのを、一生懸命抜こうとしているのか、アソコがヒクヒクとしている。

    クチュッ……クチュ…クチッ……

    「…やっ…んんっ……あっ…ぁあっ……ふぅ…んっ…」

    ジュプッ………カチッ…

    舌は止めずに、試験管を1本抜いた。
    ルミがイく時の締りは半端なくよすぎるからな……

    「…んぁっ……ぁぅ…はっ……はぁっ…ふぁっ……んっ……」

    そろそろイきそうかな……
    私は残りの試験管2本を抜いた。試験管を抜いた変わりに指を2本入れて、激しくかき回した。

    グチュッ……クチャッ…グチュッ……クチッ…ヌチャッ…クチャ…

    「…あっ…あああっ……んっ‥んあっ……やっ…ふぁあっ…あっ…あっ‥ああっ……」

    『イきなよ……』

    クチュックチャッ…グチャ‥クチュッ……クチックチュッ‥グチュッグチュッ……

    舌も激しく、指も激しくかき回した。

    「んぁっ……はぁっ…ああっ‥んっ…んんっ…っあっ…あっ‥あっ‥あああっ…あああああっ!!」

    イったか……

    「はぁっ…はっ…はっ…はぁっ…」

    『随分イきやすくなったじゃない……』

    今日はもういいや……
    普通に攻めるだけじゃ、つまらないしな。

    『じゃあ……』

    そう言ってルミの元から立ち去ろうとした。

    「カオリ先輩に言いますから!」

    『好きにすれば』

    そう言い残し、ルミの元を後にした。



    以外と早くその言葉が聞けて嬉しいよ。

    『そろそろだな……』

    廊下を一人歩きながらそうつぶやいた。
引用返信/返信 削除キー/
■3753 / inTopicNo.52)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 29
□投稿者/ 皐月 軍団(102回)-(2006/08/24(Thu) 17:11:26)


    プルルルルル…プルルルルル……

    「もしもし?どぉしたのツカサ」

    『ああ、カオリ。ごめん、今日ルミ犯した」

    私は家に帰るとカオリに報告した。

    「はぁ?勝手なことしないでよぉ〜まぁいいけどさ」

    『ごめんごめん。でさ、ルミがカオリに言うってさ』

    「そう……思ってたより早かったね」

    『そうゆうことだから』

    「ツカサ…予定空けといてね」

    『ああ……じゃあね』

    電話を切った。





    次の日、HR前にカオリが教室にやってきた。

    「おはよ〜つかさ♪」

    『おはよう』

    「あのね、今日に決まったから。よろしくね」

    『おっけい』

    今日か……まぁこれでカオリの方も一段落つくな。
    私は……ヒトミとこんな状態でもぉどうしたらいいかわからない。
    暫く、もしかしたらもう屋上へ行くことはないかもしれない。





    3限の体育の授業が終わり、教室に戻ろうとしていた。

    「ツカサちゃん!!」

    後ろの方で私を呼ぶ君の声がした。
    今は君とは顔を合わせられない。

    「ツカサちゃん!!」

    私は聞こえないフリをした。
    そのまま君を無視して、教室に向かった。

    「ツカサちゃ………」


    私を呼ぶ声が聞こえなくなった。
    君をあからさまに避けてしまった。
    もう……君とはダメかもしれないな……。
    悲しさも虚しさもなくなっていた。



    放課後、今日はカオリの家に向かう。
    昇降口に向かっていると、下駄箱の前に君がいた。

    ……しつこいな…
    靴に履き替えないと帰れないし……

    そう思い、スッと君を横切った。

    「ぁ…ツカサちゃん」

    私の名前を呼ばないで。

    「ねぇ!ツカサちゃん!!」

    腕を掴まれた。

    『ああ、ヒトミ。何?』

    冷めた声を発してしまった。

    「ぁ…あの、えと……さ、3限終わったときに見かけて、ツカサちゃんのこと呼んだんだけどな……」

    『ごめん。気付かなかった。じゃあ私急いでるから』

    そう言って強制終了させた。
    もうもうダメだ……




    ピンポーン

    カオリの家のインターホンを押した。
    扉を開けたカオリがニヤリと笑った。
引用返信/返信 削除キー/
■3754 / inTopicNo.53)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 30
□投稿者/ 皐月 軍団(103回)-(2006/08/25(Fri) 03:15:49)


    夜、カオリの家からの帰り道。
    計画は成功だ。はっきり言って3Pは初めてだった。
    相変わらずカオリの攻めは、何とも言えない程だったな。
    これからは、ルミを無理やり犯す必要もなくなるし、優しくできそうだな。
    それは道具がなくなるようなものかな……まぁこれからルミともカオリともどうなるかわからないが。
    きっとあの2人はうまくいくだろう……。
    私は……

    ふと空を見上げた。今日は三日月だった。


    気まずいヒトミとの関係を戻さなきゃ。
    そうしなければ、何の為にこの計画を進めてきたんだ。
    それに、私自身もヒトミとこんな関係は嫌だ。
    本気で好きな人なんだから、多少の苦しみを伴ってしまうのも、始めからわかっていたことじゃないか。
    元に戻れるだろうか……




    ―次の日―

    通学路を歩いていた。

    「つかさ〜♪」

    背中からカオリの声がした。
    振り返るとカオリとルミが2人で登校していた。

    「おはよ〜つかさ」

    『カオリ、おはよ』

    ルミに目をやった。ルミは目が合うと顔を赤くし、俯いた。

    「ぉ…おはようございます。…ツカサ先輩」

    そんなルミを見て思わず可愛いなと思った。

    『おはよう。ルミ』

    そう言ってポンッと頭に手を乗せた。
    そして3人で歩き出した。

    「ねぇねぇ、この3人で登校ってゆうのも何か変な感じだよねぇ〜♪」

    カオリが言った。
    ごもっともだ。今まで3人で登校なんて考えられないことだったからな。

    ルミは黙って歩いていた。

    『私がいると邪魔じゃない?ルミはあんまり喋らないみたいだし』

    思わず口にしてしまった。

    「全然邪魔なんかじゃないよねぇ〜ルミちゃん?」

    「ぁ……はい。私ちょっと緊張しちゃって……」

    「ぁははっ♪昨日の今日だから恥かしいんだよねぇ」

    『フフッ、それもそうか……』

    カオリが1番よく喋っていた。
    ルミは嬉しそうだったな。


    私も前に進まなくちゃな……





引用返信/返信 削除キー/
■3755 / inTopicNo.54)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 31
□投稿者/ 皐月 軍団(104回)-(2006/08/25(Fri) 03:47:14)
    2006/08/25(Fri) 04:27:54 編集(投稿者)


    君と会わずに1週間が経った。
    関係を元に戻そうと思えば思う程、なかなか素直に動けない。
    もどかしい……


    君がいない時間でも、屋上へ行くのを避けていたが、
    今日こそは行ってみようか……
    多分君はいないだろうしな。

    そう思い私は屋上へ向かった。

    ガチャッ……

    扉が重く感じた。
    誰もいない…な。
    少しホッとした。
    陽射しは夏を物語っているが、風が涼しく感じた。
    秋はもうすぐだな。
    時があまりにも早く過ぎすぎる。
    来年の春には君がいない……

    いつもしてたように硬いコンクリートに寝転がった。
    君と出会ってからの1年半を思い返してみた。

    楽しかったな……
    まだ君がいなくなる訳ではないのに、頬に一筋の涙が流れた。
    ああ、私は何をやってるんだろう。

    空は青くて、雲は白かった。





    放課後私は下駄箱で君を待った。
    少し緊張していた。
    でもこの状況を壊さなければいけないと思う。


    しばらく経つと君が来た。

    「ぁ……ツカサちゃん…」

    『よっ、ヒトミ』

    前のように、普通に振舞わなきゃ。
    1ヶ月とか経った訳じゃないのに、久しぶりな感じがした。
    お互いがぎこちなかった。

    『今時間平気?』

    「…うん……」

    『じゃあ屋上行こうか…』

    屋上を選んだのは君との2人の場所だから。

    「うん…」



    そう言って無言で君と肩を並べ屋上へ向かった。




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■3756 / inTopicNo.55)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 32
□投稿者/ 皐月 軍団(105回)-(2006/08/25(Fri) 04:50:56)


    ガチャッ……

    屋上の扉を開いた。
    私は柵から外を眺めた。帰宅する生徒達が沢山歩いている。
    君は私の後ろに少し俯き加減で立っていた。
    少し無言が流れた。

    『気まずい?』

    思わず聞いてしまった。

    「ううん。そんなこと…なぃょ…」

    いきなり顔を上げ、なんか焦っているように見えた。
    直球過ぎたかな…

    『多分……ってか絶対だと思うけど、私のヒトミへの気持ちは気付いてるよね?』

    君は少し赤くなって、俯いた。

    「ぅ…ぅん」

    『気まずくなってもさ、やっぱりヒトミのことが好きなんだ。好きな気持ちは消えないんだ』

    「…………でも…私は…」

    『わかってる!!まだ忘れられないのはわかってるから!だけど、気まずいのとかもぉ嫌だし、やっぱりヒトミとは仲良くしていたい』

    「私もツカサちゃんとは仲良しでいたいよ!!」

    『良かった』

    思わず笑顔が零れた。

    『もし、無理だったらしょうがないけど、少しずつでもいいから私を恋愛対象としてみて欲しい。ヒトミの意見を聞かせて……』

    聞くのは少し怖い。
    すこし君の無言が続いた。

    「…………今は…付き合うとか、考えられないけど、少しずつでもツカサちゃんを見ていこうと…思う……だから…少しずつ…仲を深めていこう?」

    そんな言葉聞くとは思ってもみなかった……
    凄く嬉しかった。心がやっと晴れてきた。

    『ありがとう』

    嬉しい気持ちを言葉と笑顔で返した。
    君も笑顔だ。良かった。

    「……じゃあさ……」

    『ん?』

    なんか赤くなって俯いてるぞ?

    「…ぁの……手‥繋いで…帰ろっか…」

    なんでそんな嬉しいすぎること言ってくれるかな〜

    『うん』

    そう言って初めて君と手を繋いだ。
    少しくすぐったい緊張だった。
    君の優しさが手から伝わってくるようだった。
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■3757 / inTopicNo.56)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 33
□投稿者/ 皐月 軍団(106回)-(2006/08/25(Fri) 05:30:14)


    秋になった。
    あれから君とはいい関係だ。
    手を繋ぐのも慣れた。悪い慣れではない。
    それ以上はないが、君が甘えてきてくれる時もある。
    私もふざけて甘えてみたり。
    屋上も居心地がいい。
    たまに言い合ったりしても、ふくれる君が可愛くてしょうがない。
    私にも君と付き合える見込みあるかなって思えてきた。



    カオリとルミとの関係はあの後1回だけあったが、それは君には秘密だ。カオリとの計画だったから、カオリを裏切ることはできなかった。
    でもその計画も終わり、関係も終わりにした。
    ルミは3Pという刺激がなくなって、寂しいかな?(笑)
    もうルミを道具とは思わなくなった。たまにカオリにふざけて3Pをさそわれるが、カオリもルミもいい友達だ。




    最近はずっと気分がいい。
    自然と君と時間を合わせて屋上へ行くようになった。

    今日も屋上へ行く。

    ガチャッ……

    聞きなれたこの鉄の扉の音。
    先に君は来ていた。
    君の隣にはスナック菓子の封が開いて置いてある。

    「あっ、ツカサちゃん」

    『またスナック菓子?太るよヒトミ』

    少しからかった。

    「平気だもんっ!」

    君は少しむくれた。
    今日も君は可愛い。


    〔ヒトミじゃなくて、ヒトミ先輩っ!!〕
    いつからかその言葉を聞かなくなった。
    2人の関係が深まった証拠かな?


    『なぁ、ヒトミそんなんでも受験生だろ?そんな余裕かまして授業サボってて平気なの?』

    「平気だよ〜♪私これでもできる子だからっ。それに大学もエスカレータ式だからほぼ合格確定じゃん?」

    『ハハッ、それもそうか』

    ふと、自分の進路を考えた。君と一緒にいたいからやっぱ進学かな?
    でも、もし付き合えたりしたら、就職してマンション借りて、君と暮らせたりとかできたらいいな。
    そうなったら楽しいだろうな。いいなそうゆうの。
    と、勝手に妄想を膨らませたりしていた。


    君との会話の途中、強い風が吹いた。
    風でなびく髪を君は手で一生懸命押さえていた。
    その目が少し切なく見えた。

    君と目が合った。ドキンっとした。
    すると、いきなり君の顔が近づいてきた。

    チュッ………

    唇同士が重なった。

    ビックリした。
    君は離れると赤くなって俯いた。

    『どう……したの?』

    「恥かしいから……何にも聞かないで?」

    照れているのかな?可愛い。
    すると授業を終える鐘が響いた。
    もう終わっちゃった。
    でも心はフワフワと浮かれていた。

    「戻ろっか」

    『そうだね』

    凄く気分が良かったのだけれども、ふと見た君の表情は何だか切ない顔をしていた。
    でもその理由も関係なしに、私はただただ喜んでいた。


    もっと早く気付いていればよかった……
引用返信/返信 削除キー/
■3758 / inTopicNo.57)  おはようございます(´▽`)
□投稿者/ 聖音 一般人(5回)-(2006/08/25(Fri) 07:21:41)
    やっとツカサの思いが叶いかけてるみたいですね♪

    完結やと思ったのに新しい展開になるみたいでうれしいです(´▽`)

    読み応えあって大好きです!!

    これからも読み続けます〜(^▽^)
引用返信/返信 削除キー/
■3761 / inTopicNo.58)  聖音さんへ☆
□投稿者/ 皐月 軍団(107回)-(2006/08/25(Fri) 17:19:22)
    毎度コメントありがとうございます゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
    聖音さんは朝早いですね.。.:*・゚☆私は聖音さんが起きる頃に寝てます(;´艸`)(笑)

    段々と終わりに近づいておりますが、これからの展開楽しみにしててくださいねo(≧▽≦)o

    度々更新が遅くなる時もあるかもしれませんが、ご了承ください。゜(゜´Д`゜)゜。

引用返信/返信 削除キー/
■3762 / inTopicNo.59)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 34
□投稿者/ 皐月 軍団(108回)-(2006/08/25(Fri) 18:12:24)


    ある日

    「ツカサせんぱぁぁい!」

    めずらしくルミに声かけられた。

    『ああ、ルミ。どうしたの?』

    「あのっ、これ…調理実習で作ったんです」

    差し出された透明な袋の中には、クッキーが入っている。

    『これ……カオリに渡しとくの?』

    ルミは少し照れて、

    「カオリ先輩にはもぅ渡しました。これは…ツカサ先輩の分です」

    私は少し驚いた。

    『私にくれるの?』

    「はい!」

    そう言ってルミは可愛らしい笑顔を向けた。



    クッキーかぁ〜君は好きかな?
    後で屋上に行くとき持って行って、一緒に食べよう。
    ありがとうね……ルミ。





    ルミからもらったクッキーを持って、私は屋上へ向かった。
    扉を開けると、まだ君は来てないみたい。
    クッキーを横に置いて、外を眺めながら手を後ろについて座った。


    あれから……君がキスをしてくれた時から、今日までに2回唇を重ねた。
    毎回私は嬉しくなっていたが、段々と心にひっかかることがあった。
    嬉しいのは私だけなのだろうか?君はキスをした後ふと見せる表情がとても切なく、悲しげにも見えた。
    でも私は怖くて聞けないのだ。
    それ以外の君はいつも通り無邪気で、可愛くて、元気な君だったから。

    そんなことを考えていると、

    ガチャ……

    「ん〜いい天気♪ツカサちゃん、先きてたんだぁ〜…あ〜!!」

    声を上げながら私に近寄ると、

    「これクッキー?ぅわぁぁ〜おいしそう……」

    子供みたいだな……

    『フフッ、食べたいの?食いしん坊だなぁ〜』

    「このクッキーこれどぉしたの?」

    『ん〜1年生の友達が調理実習で作ったのをくれたの。食べる?』

    「出来立てっ!うん、うんっ。食べるっ♪」

    そう言って君と2人で仲良くクッキーを食べた。


    やっぱり、気になるけど、もしまた気まずい関係になったら……
    今わ聞かないでおこう。そう思った。




    放課後廊下を歩いていると、久しぶりに見た。
    相馬だ。女と2人で歩いている。
    彼女できたんだ……

    少しイラっとしたが、もう関係のない人物だからな。
    私は全然気付いていなかった。
引用返信/返信 削除キー/
■3763 / inTopicNo.60)  彼女の秘密 〜ツカサ〜 35
□投稿者/ 皐月 軍団(109回)-(2006/08/26(Sat) 02:42:44)


    ある日。

    屋上へ向かおうとしていたら、途中で君に会った。
    君も屋上へ向かうことはわかっている。
    お互いクスっと笑った。
    そして屋上へ向かって、歩き出そうとしたが、君の動きが止まった。
    何だろう?君の視線の先を見ようとした瞬間。

    「行こう!」

    君が手を繋いで引っ張った。
    校内で君が手を繋いできたのは初めてだった。
    嬉しい気持ちと恥かしい気持ちがしたが、心に何かひっかかった。
    君の表情が曇っている。
    後姿を少しだけしか見れなかったがあれは………
    いや、気にするな。考えるな。
    だって、君は私の傍にいるのだから。
    ……まだ私のものではないけど………
    弱気になったらダメだと心に言い聞かせた。





    あの後君は元気だった。でもあれは空元気なのかな?
    私はベッドの上でそのことばかりが考えてしまい私はなかなか寝付けないでいた。

    『あ〜もうっ!!』

    無理やり布団を被って目を閉じた。




    ピピピピッ…ピピピピッ…

    『……ん………』

    朝か……
    寝覚めが悪いな……

    そう思いながらも、学校へ行く仕度をして家を出た。

    学校についたものはいいものの、眠すぎて授業なんて受けられないな。
    HRが終わった後私はさっそく屋上へ向かおうとした。
    廊下に出ると、

    「つっかさ〜♪おはよ」

    カオリか。

    『おはよ…カオリ』

    「ねぇねぇ、聞いてよ!今日久しぶりに相馬見たの!なんか女と一緒だったんだけどさ〜、私の姿見るなりそそくさと逃げてったよ」

    『ハハッ、そうなんだ。やっぱあれは新しい彼女なのか?』

    「結構仲よさげだったから、彼女じゃないの?」

    『ふぅ〜ん……』

    そう言いつつ足は屋上へ向かおうとしていた。

    「どこ行くの?」

    カオリに呼び止められ、

    『昼寝……ってか朝寝かな』

    そう答えて屋上へ向かった。



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