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■7119 / inTopicNo.21)  Re[2]: 神聖な契約第十二話
  
□投稿者/ のん 一般人(3回)-(2013/07/08(Mon) 17:56:59)
    思わず私も入れて欲しくなる儀式です。
    この後の武田さんの変化が楽しみ。
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■7130 / inTopicNo.22)  神聖な契約 第十三話
□投稿者/ 左眼 付き人(51回)-(2013/07/11(Thu) 09:25:08)
    第十三話 冴と玲、冴の母 冴の邸宅
     冴と玲は手をつないで、監察院から帰ってきた。二人で冴の母親に結果を報告する事になっていた。
     冴は美しくて厳しい母を、成人した今も恐れている。
    「ご心配をかけ申し訳ありません。今日、監察院でマザーの裁定を聞いて参りました。私たちの神聖な契約を認めて下さるとの事です」
    「お咎めはどうなりました?」
    「玲の、悪癖については、パートナーになる私が、きちんと躾けるように、との仰せです。検査の時の行為は、口頭でのご注意をいただきました」
     玲は顔を赤らめうつむいている。
    「玲さん、反省した?」冴の母が厳しい声で言う。
    「はい。もう二度としません」
    「あなたも、この家の娘になるのなら、悪い癖を完全に治してもらわなければなりません」
    「はい」
    「オナニーはとても恥ずかしい癖です。本当にあれから一度もしていない?」
    「・・・・」玲は下を向いて黙り込んでしまった。
    「一度覚えると、完全に止める事が、難しい癖なの。あなた、まだしているのね」
     素直で正直な、玲は嘘をつくことが出来なかった。
    「ごめんなさい」と言って涙ぐむ。
    「特別な治療が必要ね。冴も子供の時に、一度受けました。玲さんにも経験してもらうわ」
     母の言葉に冴の顔が赤くなった。10才の時に受けたお仕置きを思い出したのだ。
     冴がまだ、幼く性の意味も分からなかった頃、股間を手でこする事があった。
     オナニーをするという意識も全くなかったが、ある日母に見咎められた。
    血相を変えた母に、叱られ、悪い癖を治すためのお仕置きを受けた。
    その時の、恐怖と恥ずかしさは、今も忘れられずにいる。
    自分が、性に関して、潔癖なのはそのせいかもしれないとも感じていた。
    「お母様、あの時私は、まだ小さな子供でした。玲は大人です。大勢の前で裸になるのは、可哀想です」
     母の平手が冴の頬を打った。
    「何を言っているのです。恥ずかしい思いをさせ、体で分からせる必要があります」
     冴も玲も、もう逆らう事は出来なかった。
    「冴、あなたが玲さんをお仕置きしなさい。やり方は覚えているわね」
    「はい。わかりました」答えた、冴の顔色が少し変わっていた。
     愛する婚約者に、お仕置きをする。自分が興奮しているのが、分かった。
    「玲、覚悟して。あなたの為だから」
     玲は不安そうにうなずいた。

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■7131 / inTopicNo.23)  のんさんへ
□投稿者/ 左眼 付き人(52回)-(2013/07/11(Thu) 09:30:18)
    感想ありがとう。強制された恥ずかしさで感じてしまう悦びを書きたいです。
    楽しんでもらえると本当に嬉しいです。
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■7136 / inTopicNo.24)  Re[2]: 神聖な契約 第十三話
□投稿者/ のん 一般人(4回)-(2013/07/12(Fri) 13:57:24)
    冴さんだけでなく、読んでいる私も興奮して来てしまいます。

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■7138 / inTopicNo.25)  神聖な契約 第十四話
□投稿者/ 左眼 付き人(53回)-(2013/07/17(Wed) 22:29:49)
    第十四話 玲と冴、貴婦人達 玲の邸宅
     玲が連れて来られたのは、邸宅の中の一番広い部屋だった。特別なパーティや音楽会のために造られた部屋で、小さなステージが備えられている。
     ステージの上に立たされた玲は驚いた。フロアのテーブルに、パーティの用意がされていて、着飾った貴婦人達がすでに着席している。
     冴の母が挨拶を始めた。
    「皆様、本日は娘の神聖な契約を祝う晩餐会にご出席いただき、ありがとうございます。それでは我が家の長女、冴と、神聖な契約で、結ばれる娘を紹介します」
    「玲と申します。よろしくお願い致します」
     促されて玲が緊張した声で挨拶し、頭を下げる。
     フロアに拍手が起こり、一人の老婦人が立ち上がった。
    「冴ちゃんにお似合いの、可愛いお嬢様ですこと。清楚で優しいお顔立ちをなさっています。奥様、この度は本当におめでとうございます」
    「ありがとうございます。でも一つ困った事があります」
     母は間をとってから、重々しい口調で続けた。
    「監察院の方から、この娘に悪い癖があるとの報告を受けました。恥ずかしい事に、貴族の娘でありながら、オナニーをするのです」
     フロアが静まり返り、玲は恥ずかしさで真っ赤になる。
    「恥ずかしい癖を治すため、ここで冴が玲を躾ます。見苦しい所をご覧になっていただくことになり、恐縮ですが、若い二人の将来の為でございます。皆様、仕置きの立会をよろしくお願い致します」
     母と冴が、深く頭を下げると拍手が起こる。
     晩餐会に招待された、貴婦人達全員が、うなだれて立っている玲に注目していた。
     大勢の前で、どんなお仕置きをされるのか?不安で、身の置き所が無い様子の玲をみて、冴は気持ちを高ぶらせていた。
     玲は婚約者の家を訪ねるのにふさわしい、上品なスーツ姿だった。白いブラウスに膝上丈の紺のスカートを身に着けている。
     長い髪をポニーテールにしているため、白いうなじが美しく強調されている。大きな瞳が不安げに瞬き、冴を見つめていた。
    「私が、婚約者として、あなたを躾ます。立ち会っていただいている皆様に恥ずかしくないよう振る舞いなさい」
     普段とは違う、冴の物言いに、玲は、さらに不安を募らせる。
    「はい」
    「裸になりなさい。家のお仕置きは、生まれたままの姿でされるの」
    「そんな。こんなところで、脱ぐなんて。出来るわけないです」
    「だめ、早くしなさい」
    「怖い。いつもの冴さんじゃないみたい。裸になるのは許して」
     玲が、うつむいて途方にくれたような表情になった時、冴の母が二人の間に入った。
     手に、折檻用の竹製の鞭を持っている。
    「あなた、何を考えているの。裸になるのが厭だって。あなた、ひと様の前で裸になるより恥ずかしい事をしたわよね」
     玲を睨みつけて、鞭を足元の床にたたきつけた。大きな音がして玲が竦みあがる。
    「何をしたのか、言ってみなさい」大きく、厳しい声で責める。
    「オナニーをしてしまいました」
    「そうよね、だからお仕置きを受けるのよね。だったら早く裸になりなさい。立会人の皆様にこれ以上、ご迷惑にならないように、さっさとしなさい」
     玲はもう抵抗できなかった。大勢の視線を意識しながら、スーツを脱ぎ始める。しかし、もともと恥ずかしがり屋で羞恥心の強い玲にとって、下着姿になるのが限界だった。
     ブラとショーツだけの姿になった時に、すでに大きな瞳から涙が流れていた。
    「これで許してください。これ以上はできません」
     そう言って、しゃがみこみ泣き出す。
    「自分ひとりで裸にも慣れない、お尻を叩かれる前から泣き出す、冴、あなたの彼女は赤ん坊と同じね」
    「申し訳ありません。私がちゃんとさせます。玲、立ちなさい」
     冴が玲の脇に手を入れて立ち上がらせると、そのまま羽交い絞めにした。
    「しょうがないお嬢さんね。自分で下着も脱げないなんて」
     母が、ブラを外し、ショーツを足首まで下げて抜き取った。
     白い乳房と黒い翳りが露わになり、小さな悲鳴が上がった。フロアの貴婦人達からどよめきが上がり、全員が玲の美しい裸体に注目した。

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■7139 / inTopicNo.26)  のんさんへ
□投稿者/ 左眼 付き人(54回)-(2013/07/17(Wed) 22:34:03)
    何回も感想いただいて、ありがとう。楽しんでもらえると嬉しいです。
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■7150 / inTopicNo.27)  神聖な契約 第十五話
□投稿者/ 左眼 付き人(55回)-(2013/08/01(Thu) 23:13:40)
    第十五話 玲と冴、貴婦人達 冴の邸宅
     フロアの貴婦人達全員の視線が、ステージの上の美しいカップルに集まっていた。全裸にされた玲が、冴に羽交い絞めにされている。白い乳房や股間の翳りを隠す事が出来ず、きゃしゃな、うなじを赤く染めて涙を流している。
    「冴、早く始めなさい。立ち会っていただいている皆様を、これ以上お待たせしてはいけません」
     母の、厳しい声を聞いて冴も、追い詰められた気持ちになっていた。羽交い絞めにしていた手を離して、あわてて母から鞭を受け取る。
     しかし、胸と股間を手で隠し、うなだれている玲を見ると、愛おしい気持ちがこみ上げてきた。後ろから抱きしめて、耳元で優しくささやく。
    「玲、頑張って私のお仕置きを受けて。母に私達二人の事を認めてもらうにはこれしかないわ。私、あなたと一緒になりたいの」
     振り返った玲は大きな瞳に涙を浮かべたまま頷いて、床に四つん這いになった。閉じられた太腿の上に、小さな白い尻が突き出された格好になる。
    「十回お尻を叩きます。声を出して数を数えなさい。終わったら、お仕置きされた理由を言って、謝りなさい。立会人の皆様が認めていただければお仕置きは終わりにします」
     緊張で冴の声も震えていた。
    「始めます」
     鞭が、玲の尻に当たる。ピシリ、という音の後に玲の小さな声が続いた。
    「ひとつ、ふたつ、・・・・・ここのつ、とお」
    10回の鞭打ちが終わり、冴がピンク色になった婚約者の尻を優しく撫ぜる。
    「よく頑張ったね」
    四つん這いから、正座の姿勢になり、玲が顔を上げる。目にはまだ涙が残っていたが、冴を見て微笑んだ。
    これで終わったと二人とも思っていた。
    「私はオナニーをしたので、お仕置きを受けました。もう二度としません。ごめんなさい」
     玲が貴婦人に向かい深く頭を下げた。
     フロアがざわめく。
    「これで終わり?」「こんなお仕置きじゃ、癖は治らないわ」
     貴婦人達が囁きあうのを見た、母が冴から、鞭を取り上げた。
    「情けないところをお見せしてしまいました。申し訳ありません。私が手本を見せますのでお許しください」
     振り向きざまに、冴の頬を平手で打つ。
    「あなた、お仕置きもちゃんとできないの。思い出させてあげる。そこでお尻を出しなさい」
     幼い頃から、そして成人した今でも、冴は母に逆らえない。あわてて、床に両手と膝をついた。少しためらった後、ショーツを足首まで下げ自分でスカートをたくし上げた。
     ざわめいていた貴婦人達が静まりかえる。
    「玲さん、何をしているの。あなたのお仕置きもやり直しよ。早く支度なさい」
     母の剣幕に、玲も竦みあがる。冴の隣に両手と膝をつき腰を上げた。
     美しいカップルの下半身が、貴婦人達の目に晒される。いつの間にかテーブルの上にワインなどの飲み物と軽食が用意されていた。
     母が鞭を振り上げたが、じらすような間を取った。
     恐怖と羞恥に身を竦めていた冴の目に、フロアの貴婦人達が映った。
     ワインを飲みながら、何かを期待して自分達を見つめている。
    「もしかしたら、私達は貴婦人達を楽しませるために、こんな恥ずかしい格好をさせられているのかしら?もしかしたら始めから見世物にしようとお母様が計画されたの?」
     そう思った瞬間に鞭が振り下ろされてきた。

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■7162 / inTopicNo.28)  神聖な契約 第十六話
□投稿者/ 左眼 付き人(56回)-(2013/08/16(Fri) 12:06:49)
     第十六話 冴と玲 貴婦人達 冴の邸宅
     母の鞭が冴と玲に交互に、振り下ろされていた。冴の鞭とは比べ物にならない強さで、美しい二人の娘の双丘は皮膚が裂け、血が滲み始めている。
     鞭が当たるたびに、玲の悲鳴が響いた。冴は歯を喰いしばり耐えていたが、5回目の鞭が当たった時たまらず、悲鳴をあげた。
    「ああっ」「あーあー、痛い」
     ワインを口にしながら、貴婦人達が美しい娘達のお仕置きを、見つめている。
     5回目の鞭の後、母は鞭を振り上げた姿勢で止まった。1分以上が過ぎても次の鞭がこない。
     今までの痛みと、次の鞭の痛みの恐怖で玲は子供の様に泣き始めた。
    「痛いよ、痛い、もう許して、怖いよ」
    「まだ半分よ、お尻をあげて、脚を開きなさい」
     そんな恰好になれば、女性の部分が大勢の貴婦人達の目に晒されてしまう。
     冴は恥ずかしさに気が遠くなる程だったが、母には逆らえなかった。抵抗すればするほど、ひどい目に合わされるのが分かっていた。
     おずおずと、腰を上げ、脚を開いた。
     玲も、許しを請う事も、抵抗する事も出来ないと感じていた。泣きながら冴と同じ格好になる。
     鞭の当たっていない、二人の白い内腿の間にピンク色のラビアが、それぞれに露わになった。
     フロアがざわめき、貴婦人達の視線が二人の股間に集まる。
     6回目の鞭はまだ来ない。母は二人が羞恥と恐怖で内腿を震わせているのを冷酷な目で見つめていた。
    「若い娘のお花はきれいね」
    「お二人とも、きれいなピンク色で、可愛い襞ですわ」
    「でも、玲って娘の襞は、少し黒ずんでいるわ。清純そうな顔をして、オナニーしていたのね」
     貴婦人達のささやき声が聞こえて、痛みと恐怖で忘れていた羞恥心が、玲の中で再び強くなる。
     思わず脚を閉じようとした時、鞭が振り下ろされた。
    「ああっ、痛い」玲の悲鳴が上がり、玲と冴に交互に鞭が打たれていく。
     鞭は尻から内腿へと、次第に秘部に近づく様に、正確に振り下ろされた。
     玲と冴の悲鳴が交互に大きくなる。
     10回目の鞭が、ラビアをかするように陰部に振り下ろされ、ようやく母は鞭を置いた。   
    「ありがとうございました。私は自分の婚約者を躾けられないので、お仕置きをいただきました。今後は正しく躾ます」
     冴は作法通りに何とか正座になると、涙声で母に向かい礼を言った。
     玲は全裸のまま、うつ伏せに倒れ泣きじゃくっている。
    「泣いてばかりで、しようがない娘ね。玲さんのお仕置きの仕上げをします。冴、あなたも手伝いなさい」
     まだ終わっていなかったの?大きな瞳に涙をためた玲が顔をあげた。

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■7168 / inTopicNo.29)  神聖な契約 第十七話
□投稿者/ 左眼 付き人(57回)-(2013/08/21(Wed) 21:41:11)
    第十七話 玲と冴、貴婦人達 冴の邸宅
    「オナニーのお仕置きは鞭打ちだけではだめなの。玲さん、あなたの悪い血を出すのがお仕置きの仕上げに必要なの」
    「えっ?」
     玲は、胸と股間を手で隠しながら、ようやく起き上がっていた。
     尻から、太腿にかけての白い肌が、鞭の痕で赤くなり、血が滲んでいる。
    「冴、玲さんを膝にのせて、悪い血を抜く姿勢を取らせなさい。皆様にも見ていただけるように、正面に椅子を用意させます」
     母が女中に命じて、ステージの上に椅子を置かせ、冴を座らせた。玲が、全裸のまま恥ずかしそうに、冴の膝の上に腰を降ろす。
     しばらくして、女中が、ビーカーとピンセットを持って来て母に渡した。ビーカーの中には水が半分程入っていて、黄色のグロテスクな生物が水中で動いている。
     冴が膝の上で震えだした玲を背中から抱きしめた。
    「可哀想に、でも母に逆らってはだめ。もっとひどい目に合わされるから」
    「冴、何をぐずぐずしているのです。早く股を開かせなさい」
     母の剣幕に、冴は目を伏せた。
    「ごめんね」言いながら、玲の膝の裏側に両手をかけ大きく開いた。
     幼女を排尿させる時の様な恰好になる。
    「いやあ」玲が悲鳴をあげ脚を閉じようとする。
    その瞬間に、鞭が唸りを上げて、乳房に振り下ろされた。
     白い二つの乳房に鞭の痕が付き、乳首からも血が滲む。
    衝撃と痛みで、玲は声を上げる事もいない。
    「いい加減にしなさい。次はもっと敏感なところを、もっと強く打ちます」
     玲は冴の膝の上で大きく脚を開いた状態で動けなくなった。
    「お仕置きの仕上げに、蛭にこの娘の女の部分の血を吸わせます」
     貴婦人達に説明をして、ピンセットでビーカーの中で動いている蛭を挟み、玲の脚の間に立つ。
     黄色に黒の斑点のある大きな吸血種の蛭が、ピンセットに挟まれて玲の目の前に差し出された。
     恐怖で玲は、叫び声をあげる事も出来ない。首を横に振り、口をパクパク動かしている。
     母が、もう片方の手で、性器の襞を拡げ、クリトリスを擦り始めた。
    「あつ、あん、はあー」
     恐怖の中で、玲の性感はむしろ高まっているようだった。
     自分の意思とは関係なく、快感が拡がりクリトリスが尖っていく。
    「いやらしい娘ね。恥ずかしいぐらいに大きくなってきたじゃない。蛭にたっぷり、悪い血を吸ってもらいなさい」
     ピンセットに挟まれた蛭が、クリトリスの上に置かれた。
    「ひーつ、あーつ、あーつ」
     かすれた玲の悲鳴が、続く。
     おぞましい、軟体生物が自分の一番敏感な部分に触れる恐怖で、体が痙攣したように震えた。
     その後、信じられない事に今まで経験した事のない、性感の高まりを玲は感じていた。
    「そんな、なんで?あーつ、あーつ」
     蛭がクリトリスを吸い始めたのだ。
     大勢の人に見られているのに、恥ずかしい格好でお仕置きをうけているのに、いってしまう。
    「あーん、あーん、もうだめ」
    しかし、オーガスムスに達する直前に、激しい痛みを伴うおぞましい感覚に変わった。
     蛭が、吸血を始めたのだ。
    「きゃー、あー、あー、助けて」
    「今蛭を取ろうとすると、あなたの大事なところが、ちぎれてしまいます。じっとして蛭が満腹になるまで耐えなさい」
     冴の膝の上で、苦痛の声を上げ、反り返る。大きな悲鳴が次第にかすれていく。
     冴は、玲を抱きしめて支えていたが、膝が生あたたかくなり、玲が失禁しているのに気付いた。
     蛭が体から、ようやく離れた時、玲と冴は涙を流しながら抱き合っていた。貴婦人達の拍手と歓声が二人に、遠く聞こえた。

引用返信/返信 削除キー/
■7188 / inTopicNo.30)  Re[2]: 神聖な契約 第十七話
□投稿者/ のん 一般人(1回)-(2013/08/29(Thu) 13:08:57)
    蛭が出てくるなんて凄いですね。
    リアルに想像するとゾッとしますが、表現が綺麗なのでエロチックで素敵。

引用返信/返信 削除キー/
■7191 / inTopicNo.31)  神聖な契約 第十八話
□投稿者/ 左眼 付き人(58回)-(2013/08/29(Thu) 16:07:33)
    第十八話 文と梨花 学院
     囚人番号23番は、文という名の伯爵令嬢だった。
     もともと、真面目で世間知らずの深窓の令嬢が、古参のシスターに目をつけられたのが、悪夢の始まりだった。
     貴族の娘達は、結婚や聖なる契約の前に、貴族女性としてふさわしい教養を身につけるための教育を受ける。教官はシスターと呼ばれる女性達で、貴婦人達の間ではマザーに次いで尊敬される立場にあった。
     梨花は、美術を教える教官の主任の地位にあった。彼女は、長い経験で、性をタブー視して育てられた娘達の中に、自分と同じ、ある種の性癖を持つものがいるのを知っていた。
     若い頃に離婚してから独身を続けている梨花は、いつも地味な格好で絵画の指導をしていた。堅物の美術教師と周囲に思われていたが、性欲の対象になる娘をいつも物色していた。
     清楚な美しさを持つ文は、梨花の好みだった。
     あの日、梨花は与えられた写真をスケッチして、人物像を書く課題を学生達に与えた。
     他の学生達には、普通のスナップ写真を渡したが、文にはかねてから用意していた特別な写真を渡した。
     梨花が以前、平民の風俗業者から手に入れた写真で、若くて美しい女が下着姿で縛られている。性器は露出していないが、縄を巻かれた乳房や太腿が露わになっている。
     梨花は注意深く文の反応を観察した。
     文は、驚いた様子で、写真を周囲から隠すようにして見つめ始めた。頬を紅潮させ、じっと見つめている。
     他の学生が、スケッチを始めても、魅せられた様に写真から目を離さない。
     梨花が、自分の席まで来ると、不安そうな表情で顔を上げた。
    「気に入ってくれたみたいね。自分がこんな風に縛られるのを想像しているのでしょう?」
    「先生、私は」
    「その写真はあなたにあげるわ。他の人に見つからないように」
     普通のスナップ写真を机に置いて続けた。
    「授業の課題はこれで。最初の写真に興味があれば明日の放課後に、私のアトリエに来なさい」
     そうささやいて、梨花は教壇に戻った。
     翌日の夕方、文がアトリエに来た時、梨花は大きなキャンバスの油絵に取り組んでいた。
    絵を見て、文は息を呑んだ。
     あの写真と同じように、縛られた若い女性が描かれていた。下着姿ではなく全裸で、縄で磔台に縛られている。
     顔と開脚された股間がまだ描かれていなかった。
     文は、絵から目を離すことができない。
    「来てくれると思ったわ、あなたをモデルにして描き始めたの」
     梨花は、筆を置いて立ち上がった。
     キャンバスの前に、十字架の形をした磔台が用意されていた。
     あの写真や絵に描かれたのと同じ形をしている。
     縄を手にした、梨花が近づいてきた。
     文は、自分の予感に恐怖したが、逃げる気持ちにはならなかった。
     恥ずかしい格好で縛られる事の恐怖は、甘美な誘惑になっていた。
     梨花は慣れた手つきで、縛り始めた。
     両手と片足を磔台に拘束した後、もう片方の足首に縄を巻いた。十字の腕の部分に引っ掛けて引くと、片足が上に上がり、開脚の姿勢になる。
     スカートがたくし上がり、白い太腿が露わになった。
     文の小さな悲鳴が上がる。

引用返信/返信 削除キー/
■7192 / inTopicNo.32)  いつもありがとう
□投稿者/ 左眼 付き人(59回)-(2013/08/29(Thu) 16:09:14)
    話があちこち飛びますが、そろそろ終盤です。楽しんでいただければ嬉しいです。
引用返信/返信 削除キー/
■7203 / inTopicNo.33)  神聖な契約 第十九話
□投稿者/ 左眼 付き人(60回)-(2013/09/04(Wed) 20:28:27)
    第十九話 文と梨花 学院
    「大きな声を出さないで。隣の教室にまだ学生が残っているわ。こんな恰好みられたくないでしょう」
     そう言いながら、服を脱がせ始める。
    「先生、止めて、裸になるのはいやです」
    「裸で、恥ずかしい格好に、縛られるのが文さんの望みのはず」
    「違います、だめ、ああつ」
    「大きな声を出したら、隣から誰かが来るよ」
     抵抗できない、文の服を手際よく脱がし、まず上半身裸にさせた。
    「白くて綺麗な肌、羨ましいわ、おっぱいの形もいいし、乳首の色もきれい」
    「恥ずかしいです。もう止めて、これで許してください」
    「全部脱がないと、絵が描けないでしょう」
     スカートが、脱がされショーツ一枚の姿になる。
     小さな悲鳴がまた上がった。
    「大きな声を出すなって言ったでしょう。他の人に見られたいの?」
     普段の物静かな美術教師が豹変していた。
     何かに取りつかれたような目で、文を見つめている。
     羞恥と恐怖で、文の目から涙が出始めた。
    「ねえ、これどういう事かしら?お乳の先が尖っている」
     乳房に手をおいて、揉み始める。
     もう片方の手は、ショーツの上から股間を触っている。
    「そんなに泣かなくてもいいじゃない。本当は感じているのでしょう?」
     文は顔を横に振ったが、羞恥と恐怖以外に、自分の体の反応にも、おののいていた。
     成人してから、他人に肌を見せた事もなく、厳しい躾で、性的な知識も乏しかった。
     乳首と下半身に感じ始めた疼きは、初めての感覚だった。
    「ここを、見れば、あんたの正体が分かるわ」
     言葉使いまで、変わった梨花がハサミを取り出すと、片方の刃をショーツの中に入れた。
    「お願いです。許して」
     文の泣き声に、残酷な笑みを浮かべた梨花がハサミをゆっくりと動かす。
     鼠径の部分で切断されたショーツが床に落ちた。
    「いやあ、見ないで、お願い」
     反射的に、脚を閉じようとするが、縄で磔台に固定されていて、内腿が震えるだけだった。
     無惨に開かれた、陰部の奥で性器が露わになるのが文にも分かった。
     梨花がキャンバスの前に座りスケッチを始める。
    「肌のきれいな娘はあそこもきれい、と言うけど本当ね。ラビアの粘膜、きれいなピンク色をしているわ」
    「いや、許してください」
    「でも、奥の粘膜が濡れている。どうしてかしら?」
     言葉でもいたぶりながら、梨花はスケッチを続けた。
    「久しぶりに満足な絵が描けたわ。よく見て」
     泣いている文の前に、梨花が完成したばかりの絵を持ってきた。
     縛られて開脚した姿で、文の性器が克明に描かれている。
    「地味でおとなしい娘に限って、グロテスクね」
     自分の恥ずかしい姿を、見て、文の泣き声が大きくなった。
    「よく泣く娘ね。もっといい声で泣かせてあげるわ」
     梨花は、絵筆を取り出して残酷に笑う。
    「許して、もうひどい事しないで下さい」 
     文の哀願は無視され、梨花はまず乳首を筆で刺激し始めた。
    「ひーつ。だめです。やめて」
    「思ったとおり。敏感になっているわ。大きく尖ってきた。こちらはどう?」
     筆が、股間に触れると、文の下半身が前後に揺れた。
     脚を閉じ、筆から逃れようとしているのだが、縄で縛られ前後に少し動くだけだ。
    「自分で腰を振りだすなんて、あんた、淫乱ね」
     梨花が、残酷な笑みを浮かべながら、クリトリスを筆で刺激し始めた。
    「ひーつ、ひーつ。だめです、だめ。あーん」
     こらえていた、文の声が徐々に大きくなる。泣き声が喘ぎ声に変わり、下半身が痙攣したように震えた。
    「いったみたいね。これが女の悦びよ」
     荒い息をしている文の縄を外すと、そのまま抱きしめて、唇を重ねた。
     梨花の舌が、文の口の中に入り、舌が絡まる。
     文はもう抵抗しようとしなかった。下半身の熱い快楽の名残を感じながら、梨花に抱きついていた。

     その日から、文と梨花の関係は、文が監察院に摘発されるまで続いていた。
     監察院で、文の支配者は武田に変わり、梨花は武田に逮捕されようとしていた。

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■7204 / inTopicNo.34)  Re[2]: 神聖な契約 第十九話
□投稿者/ のん 一般人(2回)-(2013/09/05(Thu) 09:07:32)
    文と梨花は武田からどんな責めを受けるんでしょう。
    楽しみにしています。
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■7216 / inTopicNo.35)  Re[2]: 神聖な契約 第十九話
□投稿者/ 杏里 一般人(1回)-(2013/09/09(Mon) 20:39:09)
    続きが早く読みたいです♪
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■7224 / inTopicNo.36)  神聖な契約 第二十話
□投稿者/ 左眼 付き人(61回)-(2013/09/12(Thu) 15:09:46)
    第二十話 文 武田の部屋の前
     梨花にあの写真を見せられた時から、文は自分の性癖に気付いていた。恥ずかしい格好で縛られたい、誰にも言えない願望だった。
     だからアトリエで手足を縛られた時、恐怖だけでなく密やかな期待があった。でも全裸にまでされるなんて、思ってもいなかった。
     脚を開かれ、一番秘めておきたいところを露わにされ、絵に描かれた。絵筆で愛撫され、恥ずかしい声をあげ上りつめてしまった。
     初めての性の悦びは甘いものでなく、恥辱に満ちたものだった。
     しかし、初めて知った被虐の悦びは文を虜にした。
     あの日から、縛られ、恥ずかしい格好にされる自分を妄想して、オナニーに耽るようになってしまった。
     ベッドの下に隠した写真を夜毎に取り出し、それを見て妄想を膨らませる。下着の中に自分の手をいれ腰をくねらせる。梨花に再び呼び出され、縛られ、愛撫される自分を想像して。
     伯爵令嬢にとって、誰にも知られたくない秘密だった。
     しかし、梨花に、もう一度呼び出される前に、監察院の捜索があり写真が見つかってしまう。
     誰から手に入れたか、答えられるわけがない。梨花との関係や自分の性癖は誰にも知られたくない。
     でも、武田には通じなかった。
     処女検査で羞恥を、ナイフで恐怖を与えられた後、武田の指でクリトリスを弄られ、果ててしまう。梨花の名前を自白し、濡れた恥部の写真を撮られ、服従を強制された。
     つらい経験をしたはずなのに、武田の指を文は忘れる事ができない。
     恥ずかしいのに、怖いのに、もう一度武田に触られたい、文は、自分の気持ちをコントロールする事が出来ないでいた。
     囚人番号23から、伯爵令嬢に戻って10日目に、武田から呼び出しの電話があった。
    「今日梨花の処刑があったわ。夜の8時に私のマンションに来なさい」
     有無を言わせぬ口調で、返事をする前に電話は切られた。
     いつか、武田から呼び出される。何をされても抵抗できない。
     覚悟はしているつもりだった。そして、下半身の疼く感覚を否定する事もできなかった。
     指示された時間通りに武田の部屋の前まで来た時、脚が緊張で震えていた。
     処女検査の羞恥やナイフで下着を裂かれた時の恐怖をまざまざと思い出す。
     また同じ事をされるのか?
     怖がっているのか、期待しているのか自分でも分からない。
     思い気って、ノックする。
     すぐに、ドアが開いて、武田が顔を出した。
    「よく来てくれたわ。中に入って」

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■7225 / inTopicNo.37)  ありがとう
□投稿者/ 左眼 付き人(62回)-(2013/09/12(Thu) 15:12:23)
    書いているうちに文が気に入ってきました。もう少しだけ文の話が続きます。楽しんでもらえたら嬉しいです。
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■7226 / inTopicNo.38)  ありがとう
□投稿者/ 左眼 付き人(63回)-(2013/09/12(Thu) 15:14:21)
    コメントありがとうございます。長いお話ですが、楽しんでもらえたら嬉しいです。
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■7240 / inTopicNo.39)  神聖な契約 第二十一話
□投稿者/ 左眼 付き人(64回)-(2013/09/19(Thu) 13:12:44)
    第二十一話 文と武田 武田の部屋
     緊張して、部屋に入って来た文に武田は微笑んで、ソファーに座らせた。
    「あなたのお陰でシスター梨花の淫行を突き止める事が出来た。彼女は何人もの処女を奪い弄んでいた。次があなたの番だったみたいね」
    「私以外にも、その、相手の人がいたのですか?」
    「彼女は、あなたみたいな純情な処女を辱めるのが好きなの。2,3回楽しんだら別の処女を狙うわ」
    「そんな」
    「乱暴された後に優しくされて、好きになってしまったのね。自分を好きになった娘を捨てるのも、梨花の性癖を満足させるらしいわ」
    「そんな、私の事を愛していると、言ってくれていたのに」
     縛られた後、文は梨花にキスをされ抱かれた。急に優しくなった、梨花の、唇と舌で愛されたと思っていた。
    「縛られただけじゃなくて、抱かれて優しくされたでしょう。でも最初の時は処女膜は破らない。それが彼女のやり方。お楽しみは後に残して、処女を奪うと、すぐに捨てて、別の娘を狙う」
    「信じられない、でも」
     俯いた文の目から、涙が流れていた。
     初めて、性の悦びを教えてくれた、梨花を慕っていた。武田の拷問を受けるまでは、厳しい尋問にも耐え守ろうとしていたのだ。
     文が泣き止むのを待って、武田が続けた。
    「梨花は今日マザーの裁定で処罰を受けたわ。乳首とクリトリスをナイフで削がれ、膣に火箸が突っ込まれたの。鎌田医師が立ち会っているから、死にはしないけど、性欲を満たせない躰になったわ」
     穏やかな口調で話す武田を、文は不思議な気持ちで見つめていた。
     監察院で制服を着ていた時と雰囲気が全然違う。
     高価ではないが、清潔で趣味のいいブラウスと膝丈のスカートが似合っている。
     薄く化粧もしていて、胸元にシルバーのネックレスをしていた。
     怖いエリート監察官ではなく、ショートヘアの似合う、魅力的で優しい女性に見える。
    「あなたには、悪いことをしたと思っているの。処女検査恥ずかしかったでしょう。私も同じ事をされたから分かるわ」
     驚いて顔を上げると、武田も少し顔を赤らめていた。
    「正直に言うわ。初めてあなたを尋問した時、あなたの事が気になったの。だから処女検査や拷問はできなかった。それを咎められて私自身が処女検査をされて、恥ずかしい所を触られたりしたの」
     武田は、文の目を見ながら話し続けた。
    「私がしなければ、他の監察官があなたを拷問する。そう思うと、居ても立っても居られない気持ちになった。だから、ごめんね」
    「そんな、お仕事だから」
    「もうこれは消去するわ」
     武田が取り出したのは、文の濡れた恥部と顔が映っているデジタル映像だった。
     文が一目見て、真っ赤になる。
     パソコンを操作し消去してから、武田が再び文と向き合う。
    「私、マザーに愛していただいた。破瓜の儀を経験したの」
     文は驚いたが、納得もした。だから、きれい、になったのね。
    「マザーはすべて見抜いていらっしゃった。私のあなたを想う気持ちも、あなたの性癖も」
     武田も文と同じように顔を赤らめている。
    「マザーからお許しをいただいた。あなたを私の女にしていいと」
    「でも」
    「嫌なら無理強いはしない。でも私と神聖な契約を結んでいいのなら、処女検査の恰好になりなさい」

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■7284 / inTopicNo.40)  神聖な契約 第二十二話
□投稿者/ 左眼 付き人(65回)-(2013/10/03(Thu) 19:18:59)
    第二十二話 文と武田 武田の部屋
     文は自分の本当の気持ちに気が付き、ドキドキしていた。
     目の前の武田は怖い監察官ではなく、端正なマスクと鍛えた躰をした魅力的な女性だ。
     この女性に、処女検査をされる。恥ずかしい、でも下半身がもう疼き始めている。
     今度は見られて、触られるだけでない。女にされる事の意味は分かっていた。
     して欲しい。でも恥ずかしくて、顔を上げることもできないでいる。
    「嫌なら仕方がない。私の片思いだったみたい。もうあなたには、近づかないから、安心して帰りなさい」
    「嫌じゃない、嫌じゃないです」
     あわてて、スカートの中に両手を入れ、ショーツを足首まで下す。
     片足を上げて、ショーツから抜き脚を開いて、両手を床についた。
    「正直に言います。武田さんにまた、こんなふうにして欲しい、と思っていました」
     武田が微笑みながら、スカートをたくし上げると文の下半身が露わになる。
    「恥ずかしい。でも、うれしい」
     小さいが、はっきりとした声で文が言うと、武田が文の頭を撫で、うなじにキスをする。
     片手が白い内腿から股間に伸びた。
    「あーん」
    「何もしないうちから濡れているわ、処女膜が濡れながらヒクヒクしている」
    「あっ、恥ずかしい」
     尋問の時と同じように、武田の手がクリトリスを刺激し始めるとすぐに文の体に、電撃のような快感が走る。
    「ああっ、そんな、だめ、もうだめです」
    もう少しで、果てる直前に武田の手が止まり、文は快楽の波から落とされてしまった。
    「どうして?意地悪」
    切なそうに腰を震わせて、文が、武田を見つめた。
    秘部から離した手を、細い肩に置いて武田が微笑みながらささやく。
    「正直に言いなさい。私にこんな風に、クリトリスを触られるのを想像してオナニーしていた?」
     すでに赤らんでいた文の顔が真っ赤になった。
    「悪いお嬢さんね。ベッドの上で縛ってお仕置きしてあげる」
     武田が楽しそうに言う。
    「立ちあがっていいわ。これが花見の儀。破瓜の儀は寝室でするからおいで。ベッドの上で縛ってあげる」
     二人は手をつないで寝室に向かう。
     ベッドの前で、武田が服を脱ぎ始めると、文も背中を向いて服を脱いだ。
     スカートを下し、全裸になった時、後ろから抱きすくめられた。
     柔らかな乳房が、背中に押しつけられ、鍛えられた腕の筋肉が肩にまわる。
     振り返ると、唇を重ねられた。
     上背のある武田の顔が、覆いかぶさり舌と舌が絡まる。
     文は夢中でしがみついていた。
     長いキスの後、文は抱き上げられ、ベッドの上まで運ばれた。
    「覚悟はいい?もう逃げられないよ」
    「はい」
     文の両手首、両足首がベッドの四隅にくくられていたスカーフに繋がれた。
     全裸で開脚した格好になり、濡れている秘部が露わになる。
     脚の間に、両膝をついて座った武田の手で、文の花びらが開かれ愛撫される。
     唇と舌の刺激でクリトリスが、充血して尖り、愛液がさらに秘部を濡らす。
     しかし、最期まではいかさなかった。文の反応を予測して寸前で愛撫を止める。
     文の喘ぎ声が泣き声の様になった。
    「あーん。もうだめ。止めないで、変になりそう」
     またしても、果てる寸前に武田の体が離れ、文が悶える。
    「一緒にいくわ。二人一緒に」
     文が見上げると、武田が白蛇のディルドを装着していた。
    振動した性具を見て、文が悲鳴をあげた。
     大きな白蛇の頭が、文の中に入ろうとしている。
     唇で、文の悲鳴をふさぎ、武田が腰をいれた。
     覆いかぶさりながら、性具を文のワギナに挿入していく。
     振動したディルトが、処女膜を破りゆっくりと挿入されると武田が腰を前後に動かし始めた。破瓜の血に愛液が混じり、痛みを耐える泣き声が悦びの声にかわる。
     二人同時に、悦びの波に乗る。
    「ああっ。あーつ。いくうー」
     文が体を痙攣させた時、武田も同時に果てた。
     破瓜の血と愛液に濡れた性具を外すと、二人は抱き合い、またキスを始めた。

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