□投稿者/ 王兎 一般人(3回)-(2014/11/28(Fri) 17:46:02)
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食事ということで、百合がリモコンでベッドの上半身側を起こしてくれた。 梨奈は大人しく野菜のコンソメスープとクリームパン、サラダを食べる。 変な薬が入っていないかどうかは、百合自身が食べて証明してくれた。 全部食べ終わると、百合は微笑みながら食器を片付けに部屋を出て行った。
「・・・っ、?」
しばらくすると、身体が痺れ、息が上がり、全身が火照って赤らんできた。 少し動くだけで甘い痺れが広がり、ベルトや服で擦れた場所がじわりと熱を持つ。
「や・・・怖いっ・・・」
梨奈はやっぱりあの食事には毒が入っていたんだ、という風に解釈した。 本当は毒ではなく、媚薬が混ぜられた食事だったのだが、梨奈は性に疎い。 自慰も何回かしてみたことはあるものの、大して快楽を得られないのでやめた。 じわじわと高まる痺れや熱に梨奈は恐怖心を抱き、目には涙を浮かべた。 もう少しで涙がこぼれる―――――そのタイミングで、部屋のドアが開いた。
「いやっ・・・いやっ、助けて、死にたくないっ・・・!!」
「うふふ、薬が効いてきたのね・・・大丈夫よ、毒じゃあないわ」
「いやっ、も、帰してっ・・・帰りたいっ・・・!!」
「それはできない相談ねえ・・・梨奈、それは毒なんかじゃなくて、媚薬。 梨奈がもっともっと可愛くなるためのお薬で、身体に毒はないわ」
百合は梨奈に近づき、梨奈の細くて白い首を人差し指で撫で上げた。 目をぎゅっと瞑って泣いていた梨奈は、突然の刺激に短い悲鳴をあげる。 喉を人差し指で軽く触られただけなのに、その身体は面白いぐらいに跳ねた。 百合はびくびくと跳ねる梨奈の身体を楽しむかのように、全身に指を這わせる。 その度に梨奈は声こそ出さないもののびくびくと震え、快楽に耐える。 勝手に甘く熱い吐息を漏らし、身を捩り、全身をびくつかせる梨奈の身体。 梨奈は自分の身体の変化についていけず、されるがままの状態だった。
「感度がいいのね・・・ふふふっ、さあ、お洋服は脱ぎましょうねえ〜」
幼稚園や保育園に通うような子に言い聞かせるかのように言われ、恥ずかしい。 ベルトを外してベッドに繋がった手枷と足枷に変えると、Tシャツをハサミで裂く。 Tシャツはゆっくりゆっくりと下から上に切られ、遂に可愛らしい下着が現れた。 そしてその下着も同じようにハサミで真ん中を切られ、意味を成さなくなった。
「ほら、乳首が立ってるわ・・・可愛い・・・」
「あっ・・・ひっ・・・」
少し冷たい指でゆっくりと胸を揉みしだかれ、百合は手全体で胸の感触を楽しむ。 梨奈はまたしても身体が震わせ、半開きの口からは吐息と喘ぎ声を漏らした。 百合は梨奈の顔を見つめながら、指が乳首には触れないように胸を揉む。 ゆっくりとマッサージのように行われるそれは、確実に梨奈に快感をもたらす。
「はぁんっ・・・あっ、あっ、あっ・・・」
乳首は痛いほどに硬く立ち上がり、早く触ってというかのように存在を主張する。 それでも百合は梨奈の乳首には触れずに、胸を揉むことだけに徹している。 しばらく揉んでいると、梨奈の腰が動き、百合の手に乳首を当てようとし始めた。 百合は一瞬で梨奈の目的を見抜き、それでも乳首に手を当てないように揉む。
「あら、身体をくねらせてどうしたの?」
「あっ、そ、そこばっかやだぁっ・・・!もっとっ、もっと触ってっ・・・!」
「胸なら揉んであげているでしょう?何が足りないの?」
首を振っている梨奈は、初めての快楽と初めての媚薬に、既に溶かされていた。 太ももを擦り合わせ、全身を震えさせて快楽に耐えるその姿はいやらしい。 百合が乳輪を人差し指でくるくるとなぞってやると、梨奈はまた泣き出した。
「やだやだやだっ、ちゃんと触って、触ってよおっ・・・」
「だからちゃんと触っているじゃない。言われなきゃ分からないわ、梨奈」
「・・・っ、乳首っ、乳首触ってっ、お願いっ、!」
「・・・こうかしら?」
言われた通りにきゅっと乳首を摘み上げると、梨奈は声を出さずにのけぞった。 どうやら念願の乳首への刺激だけでイってしまったらしく、息が荒い。 未だ余韻に浸ってびくびくと跳ねる梨奈にはおかまいなしで、乳首を刺激する。 摘んだり、そのまま引っ張り上げたり、捻ったり、押しつぶしたり・・・。 中でも梨奈は親指と人差し指で摘まれ、擦られるのが好きなようだった。 綺麗に切り揃えられた百合の爪をてっぺんに立てて引っ掻いてもいい反応をする。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、」
「あ、またイった」
媚薬に加えてイったことで更に敏感になった身体は、容易く何度もイく。 百合は梨奈を乳首だけで何度も絶頂に導き、梨奈はされるがままに何度もイった。 数十分してからようやく刺激から解放された梨奈は、ぐったりとしていた。 荒い呼吸を繰り返し、呆然としている梨奈をそのままに、百合は手を下にずらす。 そして、ハサミでジャージの股の部分の生地をゆっくりと切り取っていく。
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