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■17822
/ inTopicNo.101)
海鏡の光橋-36-
▼
■
□投稿者/ 金丸
大御所(296回)-(2007/01/30(Tue) 02:17:25)
http://id26.fm-p.jp/4/nxnxnxn/
涙を拭わずに返信ボタンを押す
[四季が何か悪いことした?
苦しい時、辛い時、悲しい時、怒ってる時、私が限界に来て四季に吐き出す時私は救われてるんだよ。
あの紙が意味を持った時、私はどん底近くに落ちた。
でも私を救ったのもあの紙なんだよ。
『あの場所を愛してくれる人が居る』って想いが心の中じゃなく、目に見えて、触れられるってことが私には痛みと同じ位、安心と幸せが存在した。
それに甘えてたのは私なんだよ。
四季はただ私に痛みと安心と幸せをくれた。
抱きしめてほしいって、たった2人きりになりたいって、すがりついて泣きたい叫びたいって思っても口にしないのは私で、四季が感じても私が言わない限り、泣き出さない限り四季はしない。
それをわかっていながら口にしないのは私。
伝えてないのに、わかれなんて言わない。
出来ない状態なのにしろなんて言わない。
わかる?お前は傍に居ることが出来ないのを悔しがってるけど、ただ存在するだけで他の誰も出来ないことをしてる。
ただ行動にしないのは私なんだよ。
どんなになっても四季は見放さないって心に刻まれてる。
衝動的に車に飛び込みたくなっても、お前が浮かんで冷静になって運転手の人生を崩すことは出来ないって、そこまで考える。
確かに今笑うことも喋ることすら苦しいよ。
けど笑いたいって、また心に素直に笑いたいって、お前の中に押し付けがましく温かさをあげたいって思ってる。
またあぁゆうふうに笑える日が来るのかって不安になる。
そしたら私はお前に他に何が出来るうって不安になる。
自分の居る意味さえわからなくなるんじゃないかって不安になる。
お前に何かあった時受け入れる余裕がなくなることが一番こわい。
現に今、そうなりつつあるから。
お前が愛してくれた部分から逃げようとしてるのが辛い。
謝る必要はないよ。お前からの痛みは私の感覚を戻そうとしてくれるから。
痛みすら今の私には救いなんだよ。
私を潰す位の痛みでもお前からなら今の私には救いなんだよ。]
打ち終え送信ボタンを押す頃には
涙は引き温かさが心全体に広がっていた。
後に気づいた
優しく抱き締められた時のような感覚が
見えない橋になり
私とあの場所を繋ぐように感じ
四季は私とあの場所を抱き締めてくれているのだと
安堵するように肩の力が抜けたことを。
(携帯)
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■No17433に返信(金丸さんの記事) > 2006/12/09(Sat) 18:57:32 編集(投稿者) > > > > 大荷物を抱えて四季の家に着く > > > ともさんの持つ > 合い鍵でドアを開ける > > > 電気のついていない台所と > > > 部屋 > > > 部屋に入ると > > あの狭いベッドにみっちみちになって > > 二人が寝ている > > > > 暗い部屋が余計に暗く見えた瞬間 > > > 何故だか笑顔になる > > > 寂しさのような > > > 愛しさのような > > > > 物が溢れた六畳の部屋に荷物を置く > > > 四季の好きなロールケーキと > > 四季の仕事用に買ったオールスターの靴 > > > もぞもぞと四季が起きて > > ベッドに座りタバコをつける > > > お土産買ってきたよと > > ともさんはお菓子を差し出す > > > ともさんが「海もお土産買ったんだよ」そう言っても > > > ただ私は笑うだけだった > > > > ちょうど物の影になって見えないケーキと靴 > > > 眉間にシワを寄せて探す四季 > > > ケーキを手に取り差し出す > > > 「お前好きだろ」 > > > 「おぉっ!!」 > > > 「あと靴。ボロボロやったろ。」 > > > 「あぁっ!!」 > > > > 四季が起き上がってケーキを切りにいく > > 「お前は?」 > > 「ううん。」 > > 「ん。」 > > > > ロールケーキを三切れ皿に乗せて四季は部屋に戻ってきた > > > ケーキに釣られベッドが坊主頭が浮き上がる > > > 私の目の前にはヒーターの前に陣取った四季が > > 大口を開けてケーキを頬張る > > 頷きながら食べる姿を見て > > > 何納得だそりゃ > > > と心の中で呟く > > > > > あまり > > あの人を見れていないことに気づく > > > > ここで逃げても意味がない > > > > でも > > > 見れば見る程 > > 何か形になっていく > > > 現実を目の前にした時 > > > 今までとは違うものが生まれる > > > > 過去に抱いた思いが > > もっと形になって > > 私の中に陣取る > > > > > 「肩凝ったなぁぁぁぁ」とわざとらしく四季が言う > > > 「ふーん。」とわざとらしく私が言う > > > 「ええー」と四季が笑いながら眉間にシワを寄せる > > > > 私は立ち上がって台所に行き > > > > 手を洗った > > > > 水を握り締め > > > > 受け止めよう > > > 受け入れよう > > > > それが私が選んだ道だ > > > > > 少し冷たくなった手を拭いて > > 部屋に戻る > > > > 無言で四季の肩を揉み始めた > > > > 痛くならないようにせにゃーならんなー > > と思いながらも少し強めに揉む > > > 「あっつ…」 > 四季はヒーターの出力を弱くする > > > > ともさんは化粧直し > > > 四季の肩を揉む私 > > > > 相変わらずベッドに横たわるタケちゃん > > > > 優しい気持ちは不思議と消えなかった > > (携帯)
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/
.jpg
/
.jpeg
/
.png
/.txt/.lzh/.zip/.mid
1) 太字の拡張子は画像として認識されます。
2) 画像は初期状態で縮小サイズ250×250ピクセル以下で表示されます。
3) 同名ファイルがある、またはファイル名が不適切な場合、
ファイル名が自動変更されます。
4) アップ可能ファイルサイズは1回
200KB
(1KB=1024Bytes)までです。
5) ファイルアップ時はプレビューは利用できません。
6) スレッド内の合計ファイルサイズ:[0/500KB]
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