| リビングでは マスターと コウちゃんのお姉さん・お兄さんが迎えてくれた。
「その顔だと コイツ 何も言ってないみたいですね (^-^) 」
マスタ−が 言った。
「ハイ…今の今まで何も…」
「言葉の足らないヤツで 本当に申し訳ない…」
「いえ そんな…」
「ようこそ…」
お姉さんが お茶を出してくれた。コウちゃんの笑顔は お姉さん似だ…
「お邪魔します」
「ゆっくりしていってね(^^♪」
「ありがとうございます…」
「えっと…佐々木さんでしたっけ?」
お兄さんが 声をかけてくれた。
「はい…よろしくお願いします」
「そんなに固くならないで(^-^)」
(と言われても…) 「ところで こんなキレイな彼女 どこで見つけたのかな?」
お兄さんが コウちゃんに訊いた。
「図書館で声かけられた…」
お兄さんが 私を見た。
「ホントです 先に声をかけたのは 私です…」
「コレ 偏屈だから 大変でしょ? 佐々木さん 苦労してない?」
コウちゃんは 困った顔でお茶を飲んでいる…
「いえ 全然…いつも 楽しんでます(^-^)」
マスターとMadamは 何も言わず 微笑んでいる…
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