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■21989 / 親階層)  僕の愛するヒト
□投稿者/ cross ちょと常連(54回)-(2015/10/03(Sat) 01:57:45)
    新しく、小説を書かさせていただきます。
    crossと言います。これから、皆さんに自分が書いた小説を多くのこのサイトを利用している方々に少しでも、読んでもらえたら嬉しいです。
    それではよろしくお願いします。

    4月3日
    まだ、桜が満開な頃だった。この日、はじめて僕の高校生としての道を歩む記念すべき日なのである。
    新しい環境になれるかどうかが不安だが
    それよりも新しい人と出会えることにウキウキしている。
    高校は、女子高
    桜雪学園
    美人が多いという噂でもあり、いま、とても人気のある学校だ。
    そして、僕の名前は
    葵月玲音
    (16歳)
    一人称は僕
    見た目はボイ系
    元バスケ部
    母と父は仕事の都合で海外で暮らしている。年に1回は連絡を取ってる。
    今は、親戚の叔母と二人で暮らしている
    叔母の名前は
    新堂夕
    (32歳)
    おっとりですごく優しい叔母さん
    ショートヘアがよく似合う
    僕は本当に恵まれていると思ってる。
    新しい綺麗な制服に身を包み、髪の毛を整えて、1階えと移動した。
    すると、叔母が朝ごはんを作ってくれていた。

    玲音「おはよう」
    後ろ姿で可愛らしいエプロンを着けながら鼻歌を歌い僕の方へ振り向く。


    「おはよう、玲音
    もうすぐ朝ごはん出来るから待ってて?」

    ウィンナーの香ばしい匂いと卵のあのなんともいえないおいしそうな音を響かせながら
    いつもと変わらない生活がスタートする。


    「はい、出来たよ
    お食べ?」

    玲音
    「いただきます」

    相変わらず、叔母さんが作ってくれる朝食は半端なくおいしい
    目玉焼きの半熟の黄身がまたトロッとしておいしい。

    玲音
    「めちゃくちゃうまい」
    そう言うと、叔母さんはニコッと微笑んでくれた。それがとても可愛らしい


    「えへへ、よかった
    玲音、成長したね
    制服、似合ってるよ」

    玲音
    「そうかな?ありがとう」

    と言っているうちに登校時間になってしまった。
    玲音
    「やば、行かないと。」

    急いでカバンをもち、走って玄関先にたどり着き靴を履く


    「玲音!忘れ物」

    玲音
    「え?」

    振り向くと叔母さんが目を閉じていた
    毎日欠かせない額にキスをしろという合図だこれをしなきゃダメなルールになっている
    その意味が未だに分からないが嫌いではないから仕方なく額にキスをする。

    玲音
    「ちゅ、行ってきます」


    「うん、いってらしゃい」

    扉を開けすぐに空を見上げる、青空でいっぱいだった。雲一つもない本当に青空だけで広がっている。

    玲音
    「よしっ」
    僕は空を見上げながら気合いの一声をして学校へと向かった。

    少し歩いているうちに同じ制服を着た女子が歩いている
    噂通り、美人が何人もいる
    これでやっていけるのか不安だ。
    不安が倍増してしまった。
    そんなこんなででっかい建物にたどり着いた
    この建物が
    桜雪学園
    勇気を振り絞り
    校舎へとしっかり前を向き歩く
    しかし、なんかわからないけどとても視線が痛い
    ちょっと振り向くと
    ある女子と目が合い
    顔を赤くして目線を逸らされた
    一体、なんで?と思いながらも。それは気にせずに校舎の中へ入った。
    すごく中は広くて
    ビックリしてしまう。
    そして、僕のロッカールームを探して見つかった
    葵月玲音
    という名前が書かれたロッカーを開ける
    あらかじめ用意していた上履きに履き替えて教室へと向かう。

    玲音
    「2―Aクラスってどこだよ?あ!あれか」

    教室を見つけて
    ドキドキと高鳴る胸を押さえながら扉を開く
    すると、やはり
    美人だらけの教室だった。
    その衝撃に固まってしまう僕
    すると、やはり
    クラスみんなの目線がこちらに集中する
    さっき外で、目が合って逸らされたように。
    僕と目が合った女子は頬を赤くして目を逸らされた。
    なんにも把握出来ない
    頭の中は疑問マークでいっぱいだ。
    それよりも、自分の席に座らないとと思い
    空いている席へと座った。


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