ビアンエッセイ♪

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■19739 / ResNo.50)  おみやげ
  
□投稿者/ くるみ 一般♪(1回)-(2007/08/10(Fri) 08:27:20)


    「はい、これ…お前に」



    久しぶりに会ったあなたが、照れた顔して私に手渡したのは


    あなたの留学先、アメリカのお土産。




    「わぁあ!ありがとう」


    あなたにもらったお土産に喜ぶ私。



    「なかなか会えなくてごめんな?」



    「ううん??こうやってたまに会えるだけでも幸せだよ(^-^)」



    そう…



    あなたの留学先での話や


    日本に帰ってきて久しぶりに会った時の笑顔も



    あなたから私へのお土産。




    大切な宝物になる…




    あなたと会える時は絶対にお土産が沢山あるから





    寂しくても、耐えられるんだ。






    次は「サンダル」で。

    (携帯)
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■19757 / ResNo.51)  サンダル
□投稿者/ 映美 ベテラン(215回)-(2007/08/11(Sat) 03:42:28)
    2007/08/11(Sat) 10:33:16 編集(投稿者)





    夕暮れの海岸線 緩やかなカーブを曲がると
    見えてくる想い出の場所
    貴女はスピードを落として・・・停車する


    『ここから 一緒に海見たよね…』


    灰皿に押し込んだ煙草のけむりが車内に漂う
    貴女は煙を追いながら・・・・
    パワーウインドウを少し下げる


    『ごめんね…煙…』


    「ううん 大丈夫よ」


    開けたウインドウの隙間から入る風と潮の香りが…
    想い出の砂浜へと二人を導く


    男女のカップルが数組 
    砂浜を手を繋いで歩いているのが見える


    『ねぇ ちょっと砂浜を歩こうか…』


    「うん…」


    車を降りてからわたしは気付いた


    そうだった 今日は新しい【サンダル】を履いてきたんだった


    (砂浜なんか歩けないわ…)



    貴女は何も気付かず
    早く行こうと手を引いて歩いてく…


    (まあ いいわ サンダルより貴女との時間が大切だもの…)



    ぎこちなく歩く隣の私に
    貴女はなにか思い出したように立ち止まる



    『あっ そうだ…ちょっと Uターン〜(笑)』


    私の手を引いて車に引き返す

    トランクからビーチサンダルを
    二つ出してきて私の足元に並べる


    『これ履いてみて…ちょっと格好悪いけど汚れても平気だしね(苦笑)』


    「ありがとう…」
    (気付いてくれたんだ・・・)



    『かわいいじゃん このサンダル』


    私の脱いだ…サンダルの砂をはらってくれる
    貴女のやさしさが身にしみる…




    想い出の砂浜にきて・・・
    今日 また想い出【サンダル】がひとつ増えたね…。





    ***********

    久しぶりにお題リレー参加しました^^


    次は【ピリオド】でお願いします


引用返信/返信 削除キー/
■19774 / ResNo.52)  『ピリオド』
□投稿者/ 昴 大御所(399回)-(2007/08/16(Thu) 02:58:15)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/

    「あのサ

    ピリオドを打ちましょう…って何?」


    まだ何も始まっていないのに
    こんな中途半端で終わらせてたまるか


    『えっ?
    だから私達のことを…』

    「わかったよ

    ピリオドだね



    ピリオドなんて

    ただの句読点


    すぐに次の文章が始まるサ」


    「で

    次の文章はどう始まる訳?」


    『えっ?』

    マジで驚いているのか?


    「あのサ

    ちゃんと言わなくて悪かったけど


    ちゃんと好きだから」


    『うん』


    「だから

    【友達の延長】みたいなのには

    ピリオドを打って


    次の文章を

    恋人同士で始めようよ」



    強気に言ってみたけど

    自信がなくなって来た

    「ダメかなぁ?」



    『うん♪

    いいよ


    私もそうだったらいいなぁって思ってたから

    改めまして

    ヨロシク』


    なんだか照れ臭くて

    顔を見合わせて笑った


    ***********

    Next 『入道雲』または『積乱雲』



引用返信/返信 削除キー/
■19777 / ResNo.53)  入道雲
□投稿者/ まゆ 一般♪(1回)-(2007/08/16(Thu) 22:16:27)


    入道雲は嫌い。

    雷が苦手なあたしは、見つけた瞬間ブルーな気分になる。



    「どうした?」

    恋人が落ち込んでるあたしに優しく話しかけてきてくれる。

    「入道雲…、見つけちゃった。」

    「…あぁ、雷…お前嫌いだもんね」

    「雷…嫌だ、怖いんだもん」


    子供みたいに怯えるあたしを、優しく抱きしめる恋人。


    「大丈夫、あたしが傍にいるから」

    「…うん」


    その頼もしい存在に、あたしは素直に甘えて抱き着く。

    「傍…いて?」

    「はいよ」






    雷…怖いけど、あなたがいれば耐えられるよ。







    Next→「愛の形」で。

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19789 / ResNo.54)  ◆愛の形?◆
□投稿者/ つちふまず 一般♪(1回)-(2007/08/18(Sat) 02:03:41)
    外は殺人的な陽の光─




    夏の逢瀬。
    私にとっては、
    束の間の休日。




    彼女にとっては、
    長い休みの1日。




    「…………ん。」

    「………うん」




    ワンルームには歳相応の流行りのCD。


    弾力のある白い肌。
    夏の紫外線は彼女には、及ばないらしい。



    「気持ちい?」

    「んー…うん…」



    胸の頂上を唇に含ませたままで聞くと、



    声にならないようで。



    鳴くまでに時間をかけたいのは、



    彼女の若い体に対するせめてもの大人の抵抗。



    「…もう会わないって決めてたのに」


    「でもこうして会ってる」



    顔を両手で挟んで深くキスを交わす。


    絡む舌が、室内の空気に溶けて。



    「ん……あ」



    聞こえないから、
    音が響くでしょ?



    逢わない間に、
    誰かとこんなキス。



    「………した?」


    「…え?」


    「彼氏と」



    既に虚ろな瞳には愚問かもしれないけど。



    「何か違うんだもん」


    「ん?」


    「これと」



    肩を抱き寄せられて、生暖かい舌の感触を受ける。



    思わず吐息が漏れる。



    首筋に唇を這わせながら私は思う。



    「…………っつ」



    彼女も私の肩に歯を立てながら思うんだろう。




    “何でこの人でなければ”



    って。


    「まだ入れない」


    「んー…ヤダ」


    「我慢して」


    「ヤダ…ヤダよ」



    媚びる声はもうすっかり大人で。




    “仕方がないから”待ちわびた場所に指をゆっくりと入れる。


    深く一度ため息を吐くのを聞いた。



    次第に動きが早くなって、



    額の汗をこすりつけるように彼女の首筋に顔を埋める。



    同じように下から、
    彼女の長い指が侵入してくるのを感じて。


    私も動きに合わせると満足そうに笑った。



    「愛してるよ」



    言うのは簡単。



    「嘘つき」



    そりゃそうだ。


    笑いながら、舌を絡めて視線で辱めて。


    しなる体をしっかりと抱いて。




    どちらかが果てるまで。




    形は無いけど─


    カテゴリーも無いし。




    でもこれはリアルで、




    やっぱりやめられない。





    「虚しい?」





    「ううん、楽しい」






    結局はそういう事で、










    私達のあるべき形。







    次「午前2時」で(^O^)




    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19794 / ResNo.55)  午前2時
□投稿者/ みん♪ 一般♪(1回)-(2007/08/18(Sat) 16:24:37)
    2007/08/18(Sat) 16:28:03 編集(投稿者)


    いつもは一


    一人で寝ている私…




    でもこの一週間はー


    毎日あなたの体温を感じながら眠っていた。




    食事をしてー


    コンビニへ行って


    お風呂に入って


    プレステをして


    そして…、そして………




    物音さえもしない
    午前2時頃は…




    時計をながめては



    『まだ大丈夫かな…』

    『まだ起きてていいかな』
    『まだ甘えてもいいかな』




    とてもしあわせだった♪





    でも…


    そんな夜も今夜でおしまい




    明日からの午前2時はー


    時計をみてはさびしくなるんだろうな…





    あなたのいない夜は
    もう過ごせない………



    〜★〜★〜★〜★〜★〜★

    みん♪です。


    ひさしぶりの投稿です。


    つぎのお題は、
    流れ星でお願いします★













    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19796 / ResNo.56)  流れ星
□投稿者/ ぶきっちょ 一般♪(3回)-(2007/08/19(Sun) 00:30:02)
    数えきれない程に遊んだ去年の忘れられない夏─。



    もう会わなくなって2ヶ月がたった、
    今なにをあの人は思っているんだろう?




    少しでもいいから、
    同じ事を考えていたらどんなに幸せだろうか。



    こんなに虚しいのは夏のせいじゃなくって、
    暑さじゃなくって、
    涙を流さない私のせいだったんだ。




    「花火はだめですね、人が多いいから危険。」




    出先近くの喫茶店で、
    一杯のアイスコーヒーをじっくり味わいながら受話器の向こう側に愛を込めながら話してる自分はなんだかふてぶてしい(笑)




    「じゃあ家にいるよ。」
    「それもいい案ですね。」



    なんだか、なんだか。




    「パパみたいじゃない。」



    受話器の向こう側から笑みが見えた気がした。




    「蓄えありますよ?」




    …会いたいな。




    「なら、なんならいいの?」



    そうだな。




    「星は?」



    「夜景きらい。」




    すねた声も可愛い。




    「流れ星探しに行きましょうよ。」




    願いは一つ




    「うん。」




    そうだ、流れ星を見に行こう。





    次は「夏の思い出」

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19800 / ResNo.57)  夏の思い出
□投稿者/ けーだ 一般♪(1回)-(2007/08/19(Sun) 15:42:18)
    あなたと出会ったのは夏にはいったばっかりの頃だったね…

    「こんにちわ。」
    同い年なのに大人っぽすぎる君にぼくはびびってしまった。
    とまどっているぼくに君は、
    「テンパりすぎ(笑)」
    これがぼくらの初対面。


    それからというものどちらかともなく一緒にいるようになった。
    花火大会で人混みだからとはじめて手をつないだ。
    お祭りでは神社の陰ではじめてキスをした。
    そして一番暑かった夏の夜ぼくらはむすばれた。

    白いシーツにくるまっている君は僕が今までみてきたどんなものよりもきれいだった。
    幸せという言葉をはじめて知った夏だった。


    それから…
    ぼくが君に別れを告げたのも夏真っ盛りのむし暑い夜だった。

    一番幸せで、一番つらかった夏の思いで。



    ******************
    駄文ですみません。
    次は「一緒にいこう」でお願いします。

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19803 / ResNo.58)  一緒に行こう
□投稿者/ 金丸 大御所(397回)-(2007/08/19(Sun) 19:34:13)
    いつか言うと思ってたよ

    そんな表情だった

    少し笑って

    少し困ってるような。



    日が経つにつれ

    一つまた一つと難問がやってきた

    予想はしてたけど

    説き伏せるのがこんな難しいことだとは思わなかった。


    考え過ぎるのは私の悪い癖で

    よく言えば慎重なのだけれど

    石橋を叩き壊すような勢いで悩んで

    そんな私を見かねて

    『そんな大袈裟にしなくたっていいんだよ』

    そう言って私の腕を引っ張ってくれるのが君。



    いつか

    あの青い海の島に連れて行けたらいいな

    そう思っていたけど


    誕生日プレゼントにと言ったのは

    多分理由が欲しかったんだと思う


    ただ

    君と行けぬなら独りで

    出来るならば

    君と共にあの海を眺めたい



    私が還る時

    傍に居てほしいと

    私を還す時

    共に見守ってほしいと


    他の誰でもなく

    たったひとりの君に




    一緒にいこう

    あの時言えなかった言葉


    気付きもしなかった本当の理由



    気付いた今

    言える機会も逃してしまったけど



    言える機会が訪れるなら




    一緒にいこう

    一緒に行ってほしい

    私が還る場所に

    きみが居てほしい




    そう私の口から伝えるよ




    あの青い海を

    還る場所にする前に






    -------------------------------
    次のお題は

    『髪を切った理由』でお願いします

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■19805 / ResNo.59)  髪を切った理由
□投稿者/ さやち 一般♪(1回)-(2007/08/19(Sun) 20:33:32)
    え〜?そんな理由なんてないですよぉ。

    はい?いえ、失恋じゃないですってば!

    そんなに不思議そうに見ないで下さいってば。

    笑いながらいつも指名してる美容師さんに携帯の写メ見せて

    こんな感じのスタイルで。

    ってお願いした。


    本当の理由はね、恥ずかしいから絶対に誰にも言えない。


    それはそれは大ショックでしょ。

    だって決まりかけて印鑑を捺してもらうだけになっていた契約が


    つい先程に いきなりのドタキャンですよ?

    倒れそうになったけど、何とか笑顔で

    「わかりました。それではまた何かありましたらまたよろしくお願い致します」
    見送って その足で美容院直行〜〜


    見せた写メには...

    2年前に別れたタチカノが。

    「ぁ、素敵な方ですね!モデルさん?」

    そ、美形の自慢の彼女でした。

    ワタシにはモッタイナイような。

    未練がましくまだ写メ消せないけど

    思い切って彼女と同じ髪型にすることで


    2年前と今日の辛くて苦い思いを


    はい。すっぱり切っちゃって下さい


    そう伝えて、雑誌読むふりしてうつむいて

    泣きそうになる思いを

    絶ち切って

    似合いますか?

    ちと心配(苦笑)


    ==================

    次は『後姿』で。




    (携帯)
完結!
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