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■2055 / 2階層)  生温い愛はいらない3
□投稿者/ M 一般人(3回)-(2005/07/16(Sat) 03:08:57)
    ベットから立ち上がった彼女はあたしにこう聞いてきた。
    「Mはあたしに何をされたいんだっけ?」
    ………。
    あたしはそれが恥かしくなり、言えずにいると
    彼女はあたしを立ち上がらせて顎先を掴んで顔を覗き込んでくる。
    「言えないの?言えないのなら…」
    …ちょ、調…教……です……。
    彼女から視線を外して、あたしは小さな声で言った。
    当然、彼女は許してくれるはずもなくて。
    「何?聞こえないわ。はっきり言いなさい」
    ………調教…です…。
    今度も視線を外したままだけど、はっきりと伝えた。
    彼女はそれを聞くと愉しそうに瞳を細める。
    「そう。調教ね。Mの身体をボロボロにして欲しいんだっけ?」
    ……はい…。
    「身体だけじゃなくて心も。そうだったわよね?」
    …はい…。
    「壊して欲しい。あたしに殺して欲しいんだっけ」
    はい…。
    「ふふ。犯罪者にはなりたくないから殺しはしないけど。壊すくらいなら、ね」
    そして彼女はあたしから離れ、拘束具を手に取った。

    「こっちにいらっしゃい」
    拘束具を手に彼女があたしに声を掛ける。
    振り向けばそこには壁から突き出した洋服掛けがあった。
    あたしはゆっくりとそこに近付いて行く。
    「向こう向いて」
    言われるままに、あたしは壁へと向きながら立っていると
    彼女は素早く器用にあたしの手を拘束し、壁から飛び出すフックへ掛けた。
    そしてあたしの目の前を黒い生地が覆った時
    彼女はあたしの乳首に触れ、耳元でこう囁いた。
    「どんなに泣こうと喚こうと止めてあげないから覚悟しなさい」
    あたしはそれだけで足が震えた。
    呼吸も乱れた。
    彼女のこの一言で…。
    ……ぎゃ…ぁ…!
    彼女が離れる間際に触れる乳首を爪で摘まれ、あたしは叫んだ。
    「これからMの望む様にしてあげるのに、これくらいで叫んでどうするの」
    そして彼女は何かを取りに部屋の片隅へと行った。

    ---続く---
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上記関連ツリー

Nomal 生温い愛はいらない / M (05/07/15(Fri) 00:51) #2053
Nomal 生温い愛はいらない2 / M (05/07/15(Fri) 01:14) #2054
│└Nomal 生温い愛はいらない3 / M (05/07/16(Sat) 03:08) #2055 ←Now
│  └Nomal 生温い愛はいらない4 / M (05/07/19(Tue) 01:08) #2058
│    └Nomal 生温い愛はいらない5 / M (05/07/19(Tue) 01:38) #2059
│      └Nomal 生温い愛はいらない6 / M (05/07/22(Fri) 10:26) #2062
Nomal NO TITLE / 誇ア (05/07/22(Fri) 11:49) #2065
  └Nomal Re[2]: NO TITLE / るー (08/05/21(Wed) 14:01) #5346
    └Nomal すごーい / ねね (10/01/19(Tue) 21:29) #6193

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