□投稿者/ ルル 一般人(3回)-(2004/10/08(Fri) 23:24:21)
| あの日から一度も涼は理恵に連絡をとらなかった。 これ幸いと思ったのか理恵からも連絡はなかった。
一週間後。 涼は理恵の家を訪れた。
「!?・・いきなり何?」 突然の訪問に理恵は驚き、そして不機嫌そうに言った。 「話があってさ」 涼は淡々と答えると理恵を押しのけ中に入った。 「ちょっとーいきなりなんなのぉ?!」 後から追いかけてきた理恵を涼は振り向き抱き寄せた。 「ちょ、ちょっと・・離してよ!」 理恵は涼の手をふりほどこうとしたが涼は力をいれそれを許さない。 「理恵・・あなた浮気してたでしょう?」 動揺したのか理恵の抵抗が一瞬止まった。 「私あの日ね、どうしても話がしたくてここに来たんだ・・そしたら話し声がするから窓の方にまわった・・そして」 涼は理恵を抱きしめている腕にさらに力を込めた。 「全部見たんだ!」
「痛い!」 理恵は涼の手をふりほどこうとした。 けれど小柄な理恵が長身の涼に力でかなうはずはなかった。 涼はそのまま理恵を押し倒し、もってきたベルトで両手をベットの端にしばった 「涼!やめて、何する気?」
「理恵・・あんたのことが大好き。好きで好きで仕方ないんだよ・・」 切ない遠い目をして涼はつぶやいた そして涼は叫んだ。 「だから・・だから!誰にも渡したくない・・!!絶対に!!」
「涼・・」 理恵は圧倒され、動きを止めた。
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