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■12178
/ ResNo.80)
Aさん(>_<)
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□投稿者/ まみ
一般♪(8回)-(2005/08/20(Sat) 14:00:21)
エリナちゃんが危ないめに…?って笑って言うことじゃないっしょ〜 o(>_<)o
私もAさんからのレスみてひとりでニタニタ〜ってしてます(←危ない?)
さらに最近では、Aさんってどういう人なんだろ?…と妄想してみたり(←もっと危ない?)
では、また続き楽しみにしてます(^-^)
(携帯)
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■12201
/ ResNo.81)
CLUB ANGEL's LT
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□投稿者/ A
ちょと常連(69回)-(2005/08/20(Sat) 21:50:14)
開かれた扉の前にいる人物に目が釘づけになった。
エリナが19年見続けていた人物。
「お…母さん…」
母と呼ばれた女、涼子はうっすらと笑みを浮かべて、エリナからは見えない扉の横にいる人物に話し掛けている。
笑みを浮かべられただけで自分には目もくれず話し込む涼子に、エリナは頭に血が上った。
「なんとか言えよ!何話してんだよ!!」
勢い良く扉に向かい、涼子の胸ぐらを掴みあげた。
涼子は冷たい顔でエリナを見ていた。
今までに見たこともない涼子の顔にエリナは体が固まった。
(……こんな顔…あんた出来たんだね…)
一瞬考え事をしていただけで、涼子の胸ぐらを掴んでいた腕は離された。
同時にエリナの体が床に崩れ落ちる。
「ぅ…ゲホ……かは…」
みぞおちに強烈な痛みが走り、うずくまったまま腹を押さえ込んだ。
苦しさで目の前が歪む。
自分が母親だと思っていた女は、目の前で封筒を受け取って消えた。
(今度は私を使うのか……本当…むかつくよ…)
首が持ち上げられ、態勢がきつい。
息苦しさと痛みで、エリナの意識は飛びそうだった。
男だと思い込んでいた人物は、後ろに結っていた髪をほどいた。
驚くほど整った顔が夕日に照らされる。何も見えていないとような冷たいガラス玉の眼がエリナをじっと見つめていた。
今のエリナにはその美しさが恐怖にしか感じられない。
何の為に自分は売られたのか。
何の為にこの人は女を買ったのか。
『気に入ったわ……』
その日、エリナはくらい闇に引きずり込まれた。
エリナの光が失われる。
『あの人に渡すなんて…。あなたの価値が無くなってしまうわ…』
あの女の声が頭をよぎった
(携帯)
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■12204
/ ResNo.82)
まみさんへ
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□投稿者/ A
ちょと常連(70回)-(2005/08/20(Sat) 22:12:39)
笑って言うトコぢゃないですね(´∀`)仕方ない仕方ない☆エリナには本当苦労してもらわなきゃ困るんだよ〜(⊃Д`)゚。゚
私は普通に学生やってるだけの奴だよ☆こういう話を書きたいから書いただけ♪変な妄想しないでよ★このぉ〜〜痴漢★(・∀・)笑
(携帯)
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■12213
/ ResNo.83)
CLUB ANGEL's LU
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□投稿者/ A
ちょと常連(71回)-(2005/08/21(Sun) 00:35:12)
ギシギシと使い古されたベッドが軋む。
夕日は間もなく無くなり、代わりに青白い月明かりが部屋に入り込んだ。
「あ…ぁ…はぁ…お願い…もぅ…やめ…て…」
涙を流しながら四つんばいになったエリナの願いは聞き入られなかった。
腕に力が入らず、しかし腰だけは高々と上げられ押さえられていた。
『まだよ。あなたの身体に打ち付けるとき…肌が触れるでしょ?それがたまらなく気持ちいいのよ』
冷静な口調とは異なり、女の腰は激しくエリナを責め立てた。
「やめて…痛い…あっ…あぁ…助…けて…」
ベッドに顔を埋め、苦痛に耐えていると、女は四つん這いのエリナに覆いかぶさるようにエリナの耳に唇を近付けた。
『助けは来ないわ…。あなた達…親子のお金出してたのは若西組よ?』
エリナの消えかけた意識が呼び戻された。
『涼子の娘なら見てみたいと思ってね…。気に入ったから涼子から買っちゃった…』
耳元にあった唇はゆっくりと背中を舐め回し、胸を指で愛撫しながらお尻へと下がっていく。
母親があっさりと自分を売ったことは、エリナに大きなショックを与えた。
生まれてから一度も母親から愛をもらった事は無い。
けれどエリナには優しい父親がいた。父のおかげでマトモに生きてこれた。
その優しい父親はもういない。
小さくて情けなくて、守らないといけない人間にしたのは涼子だった。
数年前からの浮気相手はに金持ちで、毎月涼子が生活費をもらってきた。
父親は自分の腑甲斐なさに小さくなっていったのだ。
「あんたが…あんたがいるからいけないんだ!!」
家族を壊した張本人に無理矢理犯されている事に気が狂いそうだった。
叫んでも叫んでも、エリナの声は女には届かなかった。貫かれたまま頭を押さえられ、泣き叫ぶエリナを楽しそうに犯していった。
(携帯)
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■12215
/ ResNo.84)
CLUB ANGEL's LV
▲
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■
□投稿者/ A
ちょと常連(72回)-(2005/08/21(Sun) 01:31:32)
―――昼・PM 1:00 ―
蝉の鳴く道路を潜り抜け、地図を見ながらエリナの自宅を探す。
『ん〜。あ?ここかな?』
地図に書いてある場所と一致した家の前に車を停め、アリサはサングラスを外した。
『ふぅ…緊張する…』
高鳴る胸を抑え、小さなインターホンを押した。
慌ただしく中からは足音がし、乱暴に玄関が開けられた。
『エリナ!!あ?!どちら様ですか…』
明らかに落胆した男の顔が引っ掛かる。
挨拶をして、自己紹介を手短に済ませると、
男はエリナの父親だという事が分かった。
『で、エリナはどこにいるんですか?』
頭を抱えた父親に尋ねると、力ない首の振りだけが戻ってきた。
『家の前に…エリナに渡した自宅の鍵が落ちてたよ…携帯も繋がらないし…』
父親の手には銀色に輝く鍵がしっかりと握られていた
『そんな…。心当たりはないんですか!?』
座り込む父親の肩を乱暴に揺さ振る。
悲痛な顔がアリサを見ていた。
『他人を巻き込むことは…出来ない…。』
うなだれる父親にアリサはビンタをした。
『家にいるくらいなら自分がなんとかしろ!!私はエリナの手がかりが分かっているなら飛び出して行くわよ!!父親なら守れよ!』
茫然とアリサを見上げ、殴られた頬をさする。
『俺は…俺には……』
涙目になりながら頭を抱えて苦悩する。
『早く!何でもいいから…お願い…言ってよ!』
焦りと心配からアリサの目にも涙がたまる。
『わ…若西が…あいつらがエリナを…』
頭が真っ白になった。
エリナを守るため綾と付き合い、母親を守るため紗織と付き合い。
結局は若西の誰かがエリナをさらった。
『なんで……うまくいかないの……』
無力感を味わっている暇はない。
若西の事なら紗織を使うのが一番いいと思い、アリサは紗織を呼び出した。
(携帯)
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■12216
/ ResNo.85)
CLUB ANGEL's LW
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□投稿者/ A
ちょと常連(73回)-(2005/08/21(Sun) 02:13:25)
短い呼び出し音。
すぐに紗織が電話にでた。
『どうしたの?めずらしいじゃない』
アリサからの初めての電話に、受話器ごしから聞こえてくる紗織の声は弾んでいた。
期待している紗織にエリナの事を話すか迷ったが、躊躇している暇は無かった。
『エリナが…紗織の所の誰かに誘拐されたの』
沈黙がつづいた。
紗織の返事を待たずにアリサは言葉を投げ掛ける。
『お願い…今頃何をされてるか…何でも紗織の言うこと聞くから…お願い…』
アリサの泣き声に、紗織は吸っていたタバコを消して車を出す。
『アリサ、今どこにいる?そっち向かうから』
『え…今は…店の前に…』
『分かった』
紗織との電話が切られた。その後すぐに掛け直したが繋がらず、何をしていいか分からないアリサは店の前に座り込んでしまった。
〔お願い…エリナ…無事でいて…〕
10分後、ブレーキ音と共にスポーツカーが目の前に止まった。
助手席の窓が開けられ、紗織が乗って、と合図を出した。
信号の待ち時間すら気に障るように、アリサは顔の前で手を組んだ。
願うようなアリサの仕草に心がえぐられる。
それでも紗織は車を走らせた。
大きな門をくぐり、人の歩く道でありながら紗織は庭まで車を入れて玄関先で車を停めた。
『ここ。アリサは私の恋人を演じて…』
[恋人を演じて]
思わず紗織を見た。
その顔はもう、傲慢で身勝手だった昔の紗織ではなかった。
『さ、行くよ!』
アリサの手を引き、紗織は堂々と屋敷に入っていった。
『お帰りなさいませ』
この前の運転手が紗織に挨拶をし、後ろにいるアリサに気が付き会釈をする。
『うん、私の離れには誰も近寄らせないでね』
すっとアリサの腰に手を回してキスをする。
『かしこまりました。』
運転手の姿が見えなくなる曲がり角まで行くと、紗織は小さく謝って回した腕を解いた。
『いいよ。エリナはどこか分かるの?』
凛としたアリサの横顔に目を奪われるが、すぐに目を逸らして自分の部屋へと連れていった。
(携帯)
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■12222
/ ResNo.86)
CLUB ANGEL's LX
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□投稿者/ A
ちょと常連(74回)-(2005/08/21(Sun) 04:02:10)
――昼・PM2:00 ――
紗織の話からすると、昨夜明け方近く、自宅に部下が誰かを連れにきたと言っている。
行き先は紗織の母親、恭子の部屋がある棟らしい。
焦るアリサはすぐにでもそこへ行きたかった。
棟の場所を確認すると、そのまま部屋を出ていこうとする。
『下手に動かないで。不審者だと思われたら追い出されるか殺られるかだよ』
いつもよりも強い力でアリサの腕を掴み、アリサの安全を思っての事だった。
『ごめん…つい…』
顔を俯かせ、アリサはソファに座る。
『仕方ないよ。アリサにとっては大事な人だから』
アリサと顔をあわせずに紗織は言うと、地図らしき物を取り出した。
『母さんの棟には地下室がある。そこは物置につながっていて、鍵は簡単に外せる。場所は私の部屋のすぐ近くに繋がってるの。だから…』
赤いペンで矢印を書き、アリサに分かりやすく説明していく。
なるべくその場所にいても自然に見えるように会話が決められ、たくさんの合図が決められた。
『それに母さんは昼間に女を抱くことは……っ…』
アリサを気遣い言葉につまる。
『…続けて…』
冷静に今やるべき事を理解しているアリサは、自分の感情を必死に抑えた。
アリサの深い気持ちを知り、紗織は話を再開させる
『昼間は抱かない…。だから行動は夜…。母さんは部屋を出るときに必ず決まったメイドを呼ぶの。メイドを呼ぶときは電話を使うから、ランプが付けば会話を聞けるわ。』
『じゃあ、ランプが付いて呼び出しの電話なら私たちは地下から行くのね?』
頷く紗織。アリサが自分と別れた明け方にさらわれたなら、翌日アリサが仕事をしている時にはすでに抱かれていた事になる
遣り切れない思いで、アリサはひたすら夜を待った。
(携帯)
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■12226
/ ResNo.87)
CLUB ANGEL's LY
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□投稿者/ A
ちょと常連(75回)-(2005/08/21(Sun) 06:52:24)
――昼・PM3:00 ――
鉄格子から昼の光が差し込み、ベッドに横たわるエリナを優しく包み込んだ。
体中が軋み、下半身からは味わったことが無い痛みが込み上げる。
「っ……」
痛む体を引きずるようにしてバスルームへと向かう。
お湯はすでに用意されていて、24時間いつでも入れるようになっていた。
浴衣を脱ぎ、ゆっくりと足先から湯槽へとつかる。
エリナの泌部には想像以上にひりひりとした痛みが走り、歯を食い縛ってこらえた。
体も撫でるようにしか洗えず、殺菌の為にも泌部を洗う。
「痛い……エグ‥グシュ…もう嫌だよぉ…ヒック…」
こんな痛みに自分が惨めな思いをしなければならない屈辱感から、今まで堪えていた涙が一気に溢れだした
涙はシャワーに流され、随分と泣き続けた事で苦痛は和らいだように思える。
風呂からあがり、冷蔵庫から水を取出してベッドに座る
「…今日もやられるのかな…。」
想像しただけでゾッとした。冷たい瞳は、エリナの苦痛に満ちた顔を見た途端に光を放ったのだ。
鈍く光る、貪欲な瞳。
エリナにとって初めて恐怖を抱いた人間だった。
光は帰ってしまう。
代わりに闇を連れてきて。
(携帯)
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■12276
/ ResNo.88)
え?
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□投稿者/ まみ
一般♪(9回)-(2005/08/22(Mon) 22:38:06)
ガ〜〜ン( ̄□ ̄;)!!
Aさんに変態言われたーo(>_<)o
しかもホントにエリナちゃん、大変なことになってるし!(*_*)
闇の向こうに明るい光は見えるんでしょうかね〜??
(携帯)
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■12312
/ ResNo.89)
Aさんへ
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□投稿者/ さゃ
一般♪(6回)-(2005/08/24(Wed) 09:46:48)
二人には近づいちゃ駄目なんですか。笑
てか今度は
エリナが犯されてる… (;_;)
アリサ早く助けてぁげてー(>_<)
続き楽しみにしてます♪
(携帯)
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■No12216に返信(Aさんの記事) > 短い呼び出し音。 > すぐに紗織が電話にでた。 > > 『どうしたの?めずらしいじゃない』 > > アリサからの初めての電話に、受話器ごしから聞こえてくる紗織の声は弾んでいた。 > 期待している紗織にエリナの事を話すか迷ったが、躊躇している暇は無かった。 > > 『エリナが…紗織の所の誰かに誘拐されたの』 > > 沈黙がつづいた。 > 紗織の返事を待たずにアリサは言葉を投げ掛ける。 > > 『お願い…今頃何をされてるか…何でも紗織の言うこと聞くから…お願い…』 > > > アリサの泣き声に、紗織は吸っていたタバコを消して車を出す。 > > 『アリサ、今どこにいる?そっち向かうから』 > > 『え…今は…店の前に…』 > 『分かった』 > > > 紗織との電話が切られた。その後すぐに掛け直したが繋がらず、何をしていいか分からないアリサは店の前に座り込んでしまった。 > > > 〔お願い…エリナ…無事でいて…〕 > > > 10分後、ブレーキ音と共にスポーツカーが目の前に止まった。 > 助手席の窓が開けられ、紗織が乗って、と合図を出した。 > > > 信号の待ち時間すら気に障るように、アリサは顔の前で手を組んだ。 > 願うようなアリサの仕草に心がえぐられる。 > それでも紗織は車を走らせた。 > > > > 大きな門をくぐり、人の歩く道でありながら紗織は庭まで車を入れて玄関先で車を停めた。 > > > 『ここ。アリサは私の恋人を演じて…』 > > > [恋人を演じて] > > 思わず紗織を見た。 > その顔はもう、傲慢で身勝手だった昔の紗織ではなかった。 > > 『さ、行くよ!』 > > アリサの手を引き、紗織は堂々と屋敷に入っていった。 > > 『お帰りなさいませ』 > > この前の運転手が紗織に挨拶をし、後ろにいるアリサに気が付き会釈をする。 > > > 『うん、私の離れには誰も近寄らせないでね』 > > すっとアリサの腰に手を回してキスをする。 > > 『かしこまりました。』 > > > 運転手の姿が見えなくなる曲がり角まで行くと、紗織は小さく謝って回した腕を解いた。 > > 『いいよ。エリナはどこか分かるの?』 > > > 凛としたアリサの横顔に目を奪われるが、すぐに目を逸らして自分の部屋へと連れていった。 > > > > (携帯)
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