ビアンエッセイ♪

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■16753 / inTopicNo.1)  海鏡
  
□投稿者/ 金丸 ファミリー(193回)-(2006/10/08(Sun) 14:23:52)

    『金糸雀』も100レスを迎え

    新しく『海鏡』を立てることができました。


    読んでくれる皆さんと

    色んなものをくれる恋人と

    気づかせてくれる友人に

    感謝



    ポツポツと

    つらつらと


    海に反射する光を

    書いていきます。



    更新は不定期ですが

    どうぞお付き合いくださいませ。



    金丸

    (携帯)
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■16754 / inTopicNo.2)  百歌様&昴様
□投稿者/ 金丸 ファミリー(194回)-(2006/10/08(Sun) 14:49:25)

    昴様

    応援ありがとうございます。
    昴さんもあっという間に100を越え200を越えていき、『凄いなぁ』と茫洋と見ています。
    長編が書けない私は感心しすぎて口が開いてしまいます。
    昴さん
    これからも頑張ってください。
    私も のほほーんと書いていきますので また気が向いたら読んでやってくださいな。



    百歌様

    感想ありがとうございます。
    誤字脱字乱文と三拍子揃って読みにくい私の文章を良いと言ってくださって嬉しく思っています。
    このサイトは下手な小説より良いものが沢山あります。

    その中で三拍子揃った私のエッセイが目に止まったことは凄く嬉しいことです。

    ありがとう(*´ω`)

    また気が向いたら読んでやってください。


    金丸

    (携帯)
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■16755 / inTopicNo.3)  200レスおめでとうございます!!
□投稿者/ 夏菜 一般♪(1回)-(2006/10/08(Sun) 15:20:06)
    いつも金丸様の言葉に励まされ、共感し、毎日を送る楽しみにさせていただいています。

    これからも更新頑張って下さい!!応援してますw
引用返信/返信 削除キー/
■16756 / inTopicNo.4)  海鏡の月-6-
□投稿者/ 金丸 ファミリー(195回)-(2006/10/08(Sun) 15:40:00)

    海は

    度々考え込むことがある。

    考え過ぎると言ってもいい程に。


    時折それは海自身を貶める。

    考え込むことによって自己解決への道が生まれる

    でもそれは

    果たして本当に解決になっているのか定かじゃない。


    自分の中のモヤモヤを

    人に見せられる様になったのはここ数年のこと


    話すことで解決の糸口が見つかることを知った


    もしくは消化されることを知った。



    でも未だ人に見せる時は

    切羽詰まった時か

    もう1人では出口が見つからない時。


    多くは

    1人で考え込んで考え込んで

    答えに似たものを見つけ

    少しボロボロになりながら

    掴んでいる。


    でもそれは


    ただ形を変えて

    解決しないまま

    積み上げているのかもしれないと


    思えた



    それに気づいたのは

    一つ年下の


    司という


    少し面白い人間性の

    友人と電話している時だった

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16758 / inTopicNo.5)  おめでとうございます^^
□投稿者/ 映美 一般♪(33回)-(2006/10/08(Sun) 19:40:33)
    金丸様

    はじめまして 映美と申します 
    200レスおめでとうございます^^
    いつも拝見させていただいてますが・・・
    1から改めて拝見させていただきました・・。

    あなたのエッセイに、私の伝えたい言葉や欲しい言葉
    過去の恋でもらった言葉などが沢山重なります・・・

    金丸さんも 私と同じような恋をしたのでしょうか
    あ、しただなんて・・・過去形 
    私は過去形ですが・・・金丸さんは現在進行形ですね^^
    しているでしたね 失礼しましたm(__)m

    エッセイを読ませていただき切なくもなりましたが・・・
    心地よい風が心の中を包んでくれたようです

    最近ちょっぴり 心が行き詰まってるわたし・・・
    今夜はその心地よい風で癒されました^^

    これからも素敵なエッセイを書いてくださいね
    楽しみにしています・・・。



                     映美

引用返信/返信 削除キー/
■16795 / inTopicNo.6)  映美様
□投稿者/ 金丸 ファミリー(196回)-(2006/10/10(Tue) 12:44:28)

    はじめまして


    恋をしていた

    恋をしている


    多分どちらでも合っていると思います。
    同じ人に何度も失恋して
    何度も恋して

    その繰り返しが今だから。


    私の文字を見て
    あなたの心に風が吹いたこと

    嬉しく思っています。

    これからも

    出来るだけカッコつけず、出来るだけそのまま書いていきたいと思っています。

    また

    誰かの心に

    風を吹かせられるといいなって

    願いながら




    感想ありがとうございます。

    金丸

    (携帯)
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■16796 / inTopicNo.7)  海鏡の月-7-
□投稿者/ 金丸 ファミリー(197回)-(2006/10/10(Tue) 13:00:07)

    私は

    考えることが遅くて

    尚且つ行ったり来たり。


    スタートラインの前で

    たどたどしく足踏みして

    二歩後ろに下がり

    また一歩進み


    長い間ウロウロウロウロすることが多い。


    ウロウロ歩き疲れ

    スタートラインが遠のいた


    それすらも気付かないまま


    携帯を開いた。



    ダラダラと

    思っていることを話しながら

    少しおちゃらけて

    泣きそうになる波がくる



    なにがしたいんだかわからない


    なにを伝えたいのかわからない


    逃げに負けたくないのに


    楽な道は居心地がよく見える。


    今更恨んだり悩んだりしても

    私の体は変わらない。


    私から

    あの人へ




    あの人の歩む道に

    土砂崩れを起こすことを


    恐れていた。



    体温がどんどん下がる


    行き詰まって



    気づいたら涙が流れていた



    「泣きながら電話するなんてレアだよ」

    笑いながら


    泣いていた



    ケラケラ笑いながら

    苦しかった

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16798 / inTopicNo.8)  海鏡の月-8-
□投稿者/ 金丸 ファミリー(198回)-(2006/10/10(Tue) 13:09:09)

    結局解決への糸口は見つからないまま

    ドロドロを少し吐いて

    携帯を閉じた。


    またウロウロ


    スタートラインは


    遥か向こう


    もう少し



    もう少し


    考えてみよう



    いっぱいいっぱいになったら


    あいつに電話しよう。



    そうして眠りについた。


    また1日

    片時も

    悩みを離さなかった。


    仕事から帰り

    毛布にくるまる



    今日は寒い



    寒さに冴えた頭は


    曇って



    もう空が明るくなり始めるまで


    目は

    宙をさまよった

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16799 / inTopicNo.9)  海鏡の月-9-
□投稿者/ 金丸 ファミリー(199回)-(2006/10/10(Tue) 13:26:51)

    ふと

    あの子の言葉が浮かぶ


    『水が見える。

    穏やかだけど

    良い時の水はもっと空みたいな色で

    またそれとは違うんだよね。


    昔の心の情景が夜の海で

    今はとても美しい草原だって言ったけど

    多分見える水は

    昔の心の情景から来てるのかもしれない。』


    少し不思議なものを持っている少女が

    こう言っていた。


    こうゆうことだったのかな。



    ちゃんと

    聞いてみよう



    病院に行った時



    聞こう




    私の体をよく知る

    あの先生に




    あと数日



    それまではいくら考えたって答えは出ない。


    ウジウジするのはやめにしよう。



    ちゃんと答えをもらえたら



    素直に従おう



    ウジウジするのは


    もう


    やめだ

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16838 / inTopicNo.10)  銀色の蜘蛛
□投稿者/ 金丸 ベテラン(200回)-(2006/10/12(Thu) 03:18:27)
    2006/10/12(Thu) 03:20:03 編集(投稿者)

    とても綺麗な下弦の月の夜に

    光る雲が流れる






    遠い昔

    恋に苦しむ少女が居た

    想い募る相手は

    とても美しい

    女性



    黒髪が風になびき

    褐色の肌に月明かりが触れた

    振り返る笑顔に

    濡れた様に見える唇が

    その人を輝かせる


    心掴まれ

    踊る気持ちをひた隠し

    窓から見える月に


    あの姿を思い出す



    想いを

    表せない時代


    拙い恋は

    彼女を甘く苦しめる



    あの人の居る丘はもう

    遥か彼方


    彼女は


    白い部屋の


    冷たいベッドの上


    青白い肌を


    細く力ない腕を


    窓に見える月に


    かざす



    あと僅か


    手紙も書けない


    ここでは いくら振り絞って声を出しても届かない


    月は遥か遠く


    切なく見下ろす





    彼女は想い伝えられぬまま

    静かに

    一粒涙を残し

    鼓動に終止符を打った



    それは


    美しい月夜のこと


    あの人は

    知らずに

    変わらぬ笑顔





    悲しく笑う彼女を見て

    神様は悲しく笑い返す


    優しく頭を撫でて


    彼女を世に戻す




    人ではなく



    銀色に光る蜘蛛として


引用返信/返信 削除キー/
■16839 / inTopicNo.11)  銀色の蜘蛛-2-
□投稿者/ 金丸 ベテラン(201回)-(2006/10/12(Thu) 03:31:08)

    彼女は糸を紡ぐ

    伝えられぬままの恋心を

    一線一線綺麗に


    それは必ず月夜に作られる


    照らされた糸は重なり

    光を増やす


    キラキラと


    幾重にもなった糸


    壊れることなく


    想いは月明かりに照らされる





    あの人が


    彼女の死を人づてに聞き


    褐色の頬に

    涙の軌跡を描いた夜



    銀色の蜘蛛が作った糸は

    一つ残らず

    風にさらわれた




    それは月夜に舞い


    風に手をひかれ


    高く高く舞い登る





    あの人を探し

    糸は踊る




    いつからか



    糸は空に浮かび


    雲となる




    月に寄り添い


    蒼く照らされ


    あの人の上へ流れ着く




    あの人は


    見上げた月夜の雲の美しさに


    彼女を思い出し


    涙を流す





    手には花



    涙落ちた足下には



    彼女の墓




    冷たい墓石に



    キスをする





    彼女が恋い焦がれた


    その唇で

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16840 / inTopicNo.12)  顔出し
□投稿者/ 金丸 ベテラン(202回)-(2006/10/12(Thu) 03:43:48)
    おはようございます。
    こんにちは。
    こんばんは。

    改めましてきんまるです。

    海鏡の月は少しお休みして

    童話チックなものを書いてみました。


    童話は凄く久しぶりなので

    たどたどしくはありますが

    楽しんでもらえたら良いなと思っています。


    たまに童話も書いていきたいと思い始めています


    話の途中だろうがなんだろうが浮かんだら書きます。

    そこはご了承ください。


    忘れやすいのとメモすることが苦手なもので(-公-;)


    感想、応援、批評、批判

    前々回、前回に引き続き大歓迎です。

    お気軽に書き込みしてください。


    お読みいただき
    ありがとうございます。


    気が向いたらまた覗いてみてください。



    金丸

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16841 / inTopicNo.13)  海鏡の月-10-
□投稿者/ 金丸 ベテラン(203回)-(2006/10/12(Thu) 12:38:36)

    絵の具を放り込んだ袋に水をいっぱい

    大きな布を捻って入れた



    深い青が


    布に染み入る



    時が経ち袋を開ける


    布を縛っていた紐をほどき

    流水に浸す



    青が溶けていく


    線になりモヤになり

    水の中に放される



    『綺麗…』


    布はムラ染めになって


    青も薄くなり


    所々白い部分がまるで

    空と雲のよう



    『やっぱり綺麗…』


    排水溝に吸い込まれる水は青く



    水から上げた手や爪も


    薄い青に染まる



    『…綺麗じゃない…』




    その青は


    海の色とはかけ離れ


    改めて自分の色を知る


    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16880 / inTopicNo.14)  いいなぁ〜〜☆
□投稿者/ 百歌咲蘭 一般♪(8回)-(2006/10/14(Sat) 16:44:34)
    2006/10/14(Sat) 16:45:01 編集(投稿者)

    いやぁ〜〜。イイネ |ー^)b
    しっとり じっくり 読まみましたよん♪
    美しいお話ですなーー(。-_-。)ポッ 
    いいなぁ〜〜〜いい恋したいね 
    人の恋話ばかりで満腹なんて超サミシー( p_q) シクシク
    (はぁーー、柄にもなく感傷的になっちまうぜいぃ〜〜)

    では、またのドラマたのしみにしてまーす


引用返信/返信 削除キー/
■16885 / inTopicNo.15)  百歌様
□投稿者/ 金丸 ベテラン(204回)-(2006/10/15(Sun) 00:52:43)

    私の拙い恋愛話でまたお腹いっぱいにしてください(笑

    ゆっくり じっくり読んでいただき嬉しく思っています。

    のんびりできる話を書ければとも思っているので嬉しいことです。

    ありがとうございます

    これからもよろしくお願いします(*´ω`)

    金丸

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16886 / inTopicNo.16)  海鏡の月-11-
□投稿者/ 金丸 ベテラン(205回)-(2006/10/15(Sun) 01:21:46)

    とても静かな

    朝の病院


    ここはかつて

    私が生活した場所



    当時からの担当医と会うのは1ヶ月ぶりか


    呼び出され


    検査が始まる。



    冷たいジェル

    息を吸い

    止める


    その繰り返し


    20分ほどで終わった。


    『ん〜…変わりないね。』

    「悪くはなってないんですか?」

    『悪くなってないけど、臓器の荒れ方は変わってないね。』

    「そうですか…」

    『でも血液検査の結果は全然いいよ。全く問題ない。』

    「本当ですか?!じゃぁピアスしても大丈夫ですか?」

    『血小板の数値もいいし、大丈夫だよ。』

    「じゃぁ…」


    海は緊張したり

    何か考え始めると肘を触る癖がある


    この時も

    左肘をさすりながら

    担当医の目を見た



    「前に恋人が入院した話したの覚えてますか?」

    『うん。』

    「私あれ以来キスすることが怖いんです。
    今は違う人と付き合ってるんですけど…
    あの…

    あの時の人はキスから移る病気だったじゃないですか。

    本当に私の病気は移らないんですか?」

    『ん〜…』

    「…」


    不安がよぎる


    質問を変えた


    「キスとか恋愛ですることでは移らないですか?」

    『あー…移らないよ。前の人の病気は○ーウィルスでしょ?仮にあなたがウィルス陽性だったとしても、今はもう移る期間は過ぎてる。』


    「そうですか。」


    不安は拭えないけど

    少し安心した


    『ただ原因不明だから将来わかるウィルスかもしれないし、今は定期的に検査しないと。』

    「…はい…。」


    『だからちゃんと来てね(笑)』

    「えへへ…はい。」



    病院から出て

    携帯の電源を押した

    メールフォルダを開き

    結果を彼女に伝えた






    不安を全ては拭えなかったけど


    もらえた答えを大切にしようと思った







    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16887 / inTopicNo.17)  海鏡の月-12-
□投稿者/ 金丸 ベテラン(206回)-(2006/10/15(Sun) 01:32:16)
    家に帰り

    また出かける準備をする。


    今日は隣りの市で大きなお祭りがある

    その出店の一つに

    彼女が居るからだ。



    お昼すぎに準備が終わり

    兄に車で駅まで送ってもらう。


    海は


    睨むように電車に揺られていた


    揺るがない決心を

    保つ為に

    担当医の言葉を

    反芻していた。



    駅を出ると

    人の海

    ワラワラと

    一歩進むにも時間がかかる。


    色んな店から

    色んな匂いが立ち込める。


    香水も混じり


    早くここから抜け出したいと願う海は


    逢いたいとゆう想いと重なり

    人の波を早足ですり抜ける。



    やっと彼女の居るあんず飴の店を見つけたのは


    一時間以上も歩いた後だった

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16915 / inTopicNo.18)  金丸さんへ
□投稿者/ ヤス 一般♪(2回)-(2006/10/15(Sun) 20:10:41)
    密かに、いつも読んでますよ☆情景が目に浮かぶお話しですね(o^-')b

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16920 / inTopicNo.19)  ヤス様
□投稿者/ 金丸 ベテラン(207回)-(2006/10/16(Mon) 02:19:52)
    いつも読んでいただきありがとうございます☆

    多分お祭りの話で3話くらい行くと思います。

    海鏡シリーズは長くなると思います。

    どうぞお付き合いください(*´ω`)


    金丸

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■16922 / inTopicNo.20)  海鏡の月-13-
□投稿者/ 金丸 ベテラン(208回)-(2006/10/16(Mon) 02:47:32)
    「久しぶり。」

    『おぅっ』


    四季はすももに竹串を刺していた

    目の前に赤い山が出来ている


    『マジ腹減ったー』

    「なんか買ってこようか?」

    『いやいい。みんな食べてないのに自分一人だけ食べる訳にいかないから。』


    「そっか…じゃぁ飲み物買ってくる。何がいい?」

    『コーヒー。』

    「ブラック?砂糖のみ?カフェオレ?」

    『ブラック以外。』

    「あぃよ」


    赤い財布を手に歩き出す


    約1ヶ月ぶりなのにやっぱりいつも通りで

    それがなんとなくおかしくて

    顔が笑ってしまった。


    四季の友達のアコちゃんが隣りの隣りの店でチョコバナナを売っていた


    久しぶりって声をかけようとしたが

    チョコの匂いがダメな私は横目で見ながら

    自動販売機を探した。


    缶コーヒーを2つ買って店に戻る。



    「ただいま。どっちがいい?」

    『赤いの。』

    「ほい。」


    四季の手はすももの色に染まっていて

    「何人殺ったの?」

    『やまほど。』


    「おー恐。」


    しばらくして店仲間のお爺ちゃんが来た

    目が若々しくてキビキビ動くしキビキビ喋るお爺ちゃんだ


    パパと呼ばれる人も来た


    どちらにも『お前は誰』的な目で見られた


    当たり前だ


    いきなり現れて店手伝ってるんだから


    ってゆうか

    私なんで手伝いしてるんだろう


    逢いに来た筈なのに。



    あんず飴のパチンコやお金の受け取りは海

    無くなったあんず飴を作るのは四季とゆう形がいつの間にか出来ていた。


    「はい一個200円になります。
    ちょうどいただきます。
    じゃぁ一回やってください。
    …あー一個ですね。
    じゃぁ好きなの選んでください。

    ありがとうございましたー。」








    『いや座っていいよ。』

    「あっはいはい。いや癖で立ちっぱになっちゃうわ。」


    以前地元のイベントで売り子をしていた癖だ。


    お客さんが来ない間は飴を作ったり話しをしたりしていた。

    飴を作る姿を見て

    「おもしろそうだね。」

    『おもしろかぁねぇよ。やってみる?』

    「いやいい。」

    『簡単だって。こーやってこーやって…で、グサッてぶった切ってクルクルって』

    「いやいやいやいい。」

    『だから…』

    「いやいい。(笑)」

    『だーいじょぶだよ』

    「…いい…。(笑)」

    『やってみって。』

    すももとヘラを渡される

    見よう見まねでやってみた。

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/

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