| アッシュとのセックスは、オトコとのそれに似ていると ケイコは感じた。身勝手で傲慢だと。 でも決定的に違うのは、相手が女だということ。 当然 女の身体を知り尽くしている。 アッシュはケイコを楽器のように扱った。 アッシュは、キスをしながら器用にケイコを素裸にした。 ベッドに押し倒すと、楽器をチューニングするように 両手と口で身体中の性感帯を調べられた。 それからおもむろにケイコという楽器の演奏を始める。 ケイコはアッシュの望むまま、声を上げさせられ、 ほとんど強制的に何度もイカされ、 ケイコがもう許してと懇願しても、 自分が満足するまでやめなかった。 アッシュが自分のソコとケイコのソコを 合わせて動き始めた時、ケイコは痙攣していた。 身体中いたるところに、キスマークを付けられ、 ビクンビクンと痙攣しているケイコの耳元に口を寄せ アッシュは 「ありがとう。またね!」 と言って出て行った。 ケイコは起き上がることもできずに ドアの閉まる音を聞いていた。
それからアッシュは、たびたびケイコのもとを訪れた。 セックス以外は優しいので、ケイコは惹かれていった。 やがて「カズ」「ケイ」と呼び合う仲になったが、 ふたりの間でアッシュの音楽の話は禁句だった。 素人は、黙っててほしいとはっきり言われた。 アッシュにとっての聖域なのだ。
そんなある日、アッシュは曲づくりに行き詰まり、 モヤモヤを抱えたままケイコのもとを 訪れた。 ケイコはアッシュのために食事の準備をしているところだった。 いきなりアッシュは襲いかかった。 「いやっ、ねぇ‥‥しっ、食事をしてからに。」 「イヤだ。まずケイを食べたい!」 後ろから抱きしめて、首すじにキスをした。 「だめっ‥‥やめて‥‥あぁ。」 右手はたくみに乳首を探り当て、 左手は下着の下に潜り込み、クリを探し出し、 同時に摘んで引っ張った。 「かはっ‥‥くぅ‥‥」 こうなるとケイコはアッシュのなすがままだった。
数十分後、ケイコはキッチンの床を大量の潮で濡らし、 へたり込んでいた。 ぼんやりと拭き掃除しなきゃとケイコは思っていた。 「まだだよ!もっと食べたい!」 アッシュはケイコをベッドに連れていき、 身体中にキスの雨を降らせた。 ケイコに抗う気力は残っていなかった。 アッシュはケイコの身体中の水分を 絞り尽くすように貪った。
アッシュは満足すると、ケイコの作った食事に手もつけず、 さっさと着替え、出て行こうとした。 「カズ、待ってよ!」 ケイコは重い身体を起こし、声を絞り出した。 「えっ‥‥」 驚いてアッシュが振り向くと、 まだ少し痙攣している身体でヨロヨロと 立ち上がろうとしてよろめくケイコ。 慌てて手を出したアッシュに 「触らないでっ!!」 とヒステリックに叫んでいた。 ケイコは怒ったいた。
続く
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