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■22073 / 1階層)  痴漢少女A2
□投稿者/ いちこ ちょと常連(54回)-(2016/07/03(Sun) 06:48:46)

    「それでは取材を始めさせてください。録音はいいですか?」
    「ええ。」

    麻奈が外に目をやると、雨が激しく窓を打っていた。

    「まず痴漢をされているということなんですが、きっかけはなんだったのですか?」
    「わたし、もたもと女の子が好きで。好きな娘がいたんです。
    それで勇気を出して告白したんです。でも彼女はノーマルで‥‥」
    「振られちゃたんですか?」
    「ええ、気持ち悪いって。」
    「ひどい。」
    「それはまだよかったんですが、
    ある日彼女が男の子とイチャイチャしてるとこ見ちゃって。
    なんかムカついて、彼女にひどいことしてやろうって。」
    「それで痴漢したんですか?」
    「ええ。わたし媚薬を手に入れたんです。」

    女子高生の口からさらっとすごいことが語られる。

    「それで学校帰りに彼女の後をつけたんです。彼女がバスに乗ったんで
    私も一緒に乗り込んで、彼女の真後ろに忍び寄ったんです。
    バスが揺れた時に、彼女のスカートの中に手を入れて
    パンツをずらして直接媚薬を塗ってやったんです。」

    亜里沙はそこで言葉を区切り、麻奈の反応を見た。
    麻奈は冷静を装い、先を即した。

    「それで?」
    「彼女は相当びっくりして、振り返って私だと分かると睨んだんです。
    でも私 知らんぷりしてたんです。
    そしたらだんだん彼女の様子が変わってきて。
    額に汗が浮いて来て、息も荒くなってきて。
    だけどすぐにバスが止まって、彼女が降りたんです。
    私も降りて彼女を見たら、足がふらふらしてるから、
    強引に建物の隙間に連れ込んで、くちびるを奪ったんです。
    そしたら彼女がどうしたと思います?」
    「さぁ?たぶんあなたを突き飛ばしたんじゃないかな?」
    「驚いたんですけど、私のキスに応えたんです。私、嬉しくて。」
    「それって薬のせいじゃ‥‥あっ、ごめんなさい。それで?」
    「私、ものすごく興奮したんです。私の指や舌でこんなにも感じてくれている。
    私、夢中になって、何度も何度も。とうとう彼女 失神しちゃったんです。
    私、彼女を支配している。そう思えたんです。
    そしたら彼女の人生そのものが欲しくなっちゃったんです。
    気づいたら、私 彼女の首に‥‥」

    そう言った亜里沙の目から涙が一筋溢れた。

    「えっ、まさか?」

    続く


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