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■22074 / 2階層) 　痴漢少女A3
□投稿者/ いちこ ちょと常連(55回)-(2016/07/09(Sat) 10:51:35)

    窓の外で稲光が光る。ますます荒れてきているようだ。

    「冗談ですよ。おねえさん、本気にしました？
    あの後私、彼女に興味がなくなっちゃって、
    彼女も私を避けるようになって、なんか自然消滅。」
    「そ、そうなんだ。ところでどんな娘が狙われやすいのかな？」

    麻奈はドキドキしながら話題を変える。

    「まぁ他の人はわからないけど、私の場合は露出度の高い人は避けるの。
    それよりいかにも頭が良さそうで、隙がなくて
    そんなこと全く興味ありませんみたいな顔してる人。
    でも頭の中で妄想がぐるぐるしてるようなおねえさんみたいな人。」
    「えっ、わたし？」
    「私、実はあの媚薬をいつも両手に擦り込んであるんですよ。」

    と言って麻奈の手に指を滑らせた。

    「きゃっ！」

    麻奈は慌てて手を引っ込める。

    「ふふっ、大丈夫ですよ。この薬は、粘膜からしか吸収されないの。
    口とかアソコとかね。」
    「お、大人をからかうもんじゃないわ。と、ところでどうやってするの？」
    「じゃあ、モデルをしてくれる。あっ、もしかして怖い？」
    「ば、バカなこと言わないで。どうすればいい？」
    「そこの窓辺に立ってくれる？いい、あなたは電車に乗ってるの。」

    麻奈は窓辺で吊革につかまっているポーズをした。
    窓の外は完全な雷雨だ。稲光りが麻奈の顔を時折青く染める。
    すっと後ろに亜里沙が立つ。

    「おねえさん、ズボンが汚れてますよ。」
    「えっ、ほんと？」

    振り返った麻奈の口に亜里沙が指をねじ入れる。

    「う、うぅー！」
    「ほらっ、引っかかった。」

    続く




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