ビアンエッセイ♪

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

■22087 / 3階層)   転校生A4
□投稿者/ いちこ ちょと常連(64回)-(2016/09/03(Sat) 19:01:48)

    「だって‥‥。」

    そのおねえさんは、まるで年下のように亜里沙に甘えた声を出す。

    「仕方ないな。真衣ちゃん、ごめんネ。これ、わたしのお姉ちゃん。」
    「あ、初めまして。こんにちわ。」

    お姉さんはぺこりと頭を下げたが、わたしなど眼中にないように
    すぐに亜里沙に向き直り、モジモジしている。

    「真衣ちゃん、わたし、お姉ちゃんと帰るね。」

    亜里沙は怒ったように姉の手を取り、わたしとは反対方向に歩き出す。
    わたしは迷ったが、気になって後をつけた。
    彼女はお姉さんを引っ張るように歩いて行く。
    お姉さんは内股でちょこちょことついていくが、時々辛そうに立ち止まる。
    その度に彼女が、怒っているように見える。
    やがてふたりは、薄暗い小さな路地を曲がった。
    わたしは見失わないように、そっと覗き込んだ。そして息を飲んだ。

    わたしは急いで引き返した。心臓が早鐘を打っている。
    見てはいけない物を見てしまった。
    お姉さんは、ブラウスの前を開いて乳房を出していて、
    それを亜里沙がまさに口に含もうとしていた。
    薄暗い中に、お姉さんの白い乳房が光っているように見えた。

    その夜、例の子供の時に転んだ夢を見た。
    泣いているわたしの手を見つめるセーラー服のおねえさんは、亜里沙だ。
    亜里沙がそっとわたしの手の傷口を舐める。
    舐められたわたしは、いつのまにか高校生で、しかも何故か全裸なのだ。
    亜里沙は傷口を舐め、血を吸った。わたしを凄い快感の波が襲った。

    「あ〜〜!!アリサッ!!」

    自分の声で目が覚めた。乳首が痛いほど固くなっている。
    それにショーツはグッショリと冷たくなっていた。

    続く




記事引用 削除キー/

前の記事(元になった記事) 次の記事(この記事の返信)
←転校生A3 /いちこ →転校生A5 /いちこ
 
上記関連ツリー

Nomal 転校生A / いちこ (16/08/15(Mon) 18:44) #22080
Nomal 転校生A2 / いちこ (16/08/27(Sat) 00:17) #22083
  └Nomal 転校生A3 / いちこ (16/08/27(Sat) 19:21) #22084
    ├Nomal Re[3]: 転校生A3 / 優心 (16/08/31(Wed) 00:49) #22085
    │└Nomal 優心さんへ / いちこ (16/09/03(Sat) 18:59) #22086
    └Nomal 転校生A4 / いちこ (16/09/03(Sat) 19:01) #22087 ←Now
      └Nomal 転校生A5 / いちこ (16/09/10(Sat) 23:09) #22091
        └Nomal 転校生A6 / いちこ (16/09/17(Sat) 09:14) #22092
          └Nomal 転校生A7 / いちこ (16/09/18(Sun) 23:00) #22093
            └Nomal 転校生A8 / いちこ (16/10/02(Sun) 07:09) #22094
              └Nomal 転校生A9 / いちこ (16/10/08(Sat) 13:18) #22100 完結!

All 上記ツリーを一括表示 / 上記ツリーをトピック表示
 
上記の記事へ返信

Mode/  Pass/

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -