ビアンエッセイ♪

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■16251 / ResNo.60)  黒髪
  
□投稿者/ KOU. 一般♪(20回)-(2006/08/31(Thu) 03:44:17)

    「ハッピーバースデー♪」

    綺麗な花束を持って彼女がやってきた。

    「何、その髪…。」

    「こら、ツッコむ所おかしいだろ(笑)」

    「だってあんたが黒髪にするなんて私が禁煙するぐらい信じらんないよ。」

    「さすがにオレンジ頭じゃどこも雇ってくれなくてね。」

    はい、と差し出されたのはいつかに彼女と見たキラキラ輝くネックレス。

    「…バイト、掛け持ちしてたの?」

    「誰かさんがクソ高いネックレスを欲しがるから。」

    「……。」

    「なかなか会えなくて寂しかったでしょ?」

    「…浮気してんのかと思ってた。」

    「ばーか。」

    優しい腕に包まれながら久しぶりに見る彼女の顔はどこかとても大人びて見えた。

    「さつき、黒髪似合うね。」

    「こっちの方が好き?」

    「うん。綺麗。」

    「おや、珍しく素直。」

    「だって本当の事だもん。」

    「こりゃまた素直(笑)」

    「ずっとそのまんまでいてよ。」

    「はいはい。了解しました。」


    派手好きな貴方はいつも明るい髪の色。その貴方が髪の毛を真っ黒に染めてまで私が年を重ねる事を祝ってくれた。


    会えなくて不安だったけど、

    そんな不安は今この瞬間消えてなくなった。

    あぁ、愛されてるなぁって、実感。

    と、同時にさらに貴方を愛してしまった。


    「そうそう。黒髪にしたら意外に好評で誘惑されまくりで困っ…」

    「やっぱ染めて!」

    「ウソだよん(笑)」

    「……(怒)」

    黒い髪の色で大人びて見えるけど中身はガキのまんまの彼女。


    でもまぁそんな彼女だからこそこんなにも愛しいのかも…。ね(照)


    ****************


    眠れないのでつらつらと書かせて頂きました(^^;)

    次のお題は「独占欲」で♪



    (携帯)
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■16269 / ResNo.61)  独占欲
□投稿者/ リモコン 一般♪(1回)-(2006/08/31(Thu) 22:25:36)
    あぁ、あの着信音が聞こえるたびに苛立つ。

    ねぇ、一体誰とメールしてんの?
    いーかげんやめてよ。携帯真っ二つにするよ?

    そんな事を思いながら、あなたの横でビール飲んでる私。

    あなたの手のひらの中の機械にも、その向こうの誰かにも苛立って仕方ない。

    あなたに好きだって伝えられないヘタレな私なのに、独占欲だけは一人前。
    せめて一緒にいる時だけでも、私だけのものになってよ。

    そんな自分勝手な想いを、今日もビールと一緒に飲み込んだ。



    お邪魔しましたm(_ _)m
    次のお題は『夏の思い出』でお願いします。

    (携帯)
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■16271 / ResNo.62)  夏の思い出
□投稿者/ ミニマム 一般♪(1回)-(2006/08/31(Thu) 23:40:37)
    アナタとは。



    秋に出会い、

    寒い冬に何度も肌を重ねた。


    寒がりな私が、温かさを求めて、一緒にいた。


    そんな自分勝手な恋だったから、


    春が来るまえに終わった。


    だから。


    夏のアナタを知らないの。



    夏の思い出は、別のヒト。




    ★お次は『スニーカー』で、お願いします!

    (携帯)
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■16280 / ResNo.63)  スニーカー
□投稿者/ オーレ 一般♪(1回)-(2006/09/02(Sat) 04:02:08)
    2006/09/02(Sat) 04:36:44 編集(投稿者)

    「ねぇ」


    「ん?」


    「それさぁ」


    「うん」


    「もう捨てたら?」


    あたしが指差したのは
    彼女の足元


    「何で?」


    「何でって汚いじゃんそれ」


    彼女は自分の足元を見つめた後
    あたしの顔を見て
    また足元に視線を落とした


    「捨てられないんだよね」


    「新しいの買ってあげるからさ」


    「それでもきっと捨てらんない」


    「そんなに大事なの?」


    「大事だよ」


    間髪いれず返ってきた答え
    彼女がそんなにまで大事にしてる理由

    あたしは忘れていたんだ

    彼女はあたしの方をじーっと見つめ


    「これのおかげでアナタに出会えたからさぁ」


    そう言って、眩しいぐらいの笑顔を浮かべた彼女

    あぁそうだった
    初めて会った時、あたしは彼女のこの笑顔に見とれたんだ

    とあるシューズショップで見つけたずっと欲しかったスニーカー

    だけどサイズが無くて
    その時の店員さんが今あたしに笑いかけてる彼女だった

    そして、彼女が履いてる履き古したそれは
    さっき捨てればと言ったそれは
    あたしが断念したスニーカー


    彼女にあたしもいっぱいの笑顔を返し


    「それ、あたしも欲しかったな」


    「残念」


    2人して
    めいいっぱい笑った


    ごめんね忘れてしまって
    これは言い訳なんだけど
    ちょっとした言い訳なんだけど


    あの時より、今の方が幸せすぎて
    ちょっとだけ忘れてただけなんだ


    もう1つ忘れてた
    彼女は何でも大事にする人だった
    スニーカーもそしてあたしも


    小さな声で呟いたごめんねは
    笑い声に掻き消されたけど
    きっと彼女には届いてるはず

    だって、笑顔が眩しかったから




    失礼しました(*_ _)
    次は→「賞味期限」で。



    (携帯)
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■16281 / ResNo.64)  賞味期限
□投稿者/ エビ ちょと常連(89回)-(2006/09/02(Sat) 12:37:47)
    Thanks , maman─



    「死にゃしないわよ」


    が口癖だったあなたのおかげで、私の消化器官は頑強に鍛えあげられました。


    2006,8,--


    今もそんな印字なぞ気にすることなくやっている私ですが。
    食アタリを経験したことは、一度もありません。







    …でした。







    彼女に逢うまでは─







    「お待たせ」


    約束の時間からは早2時間が過ぎているというのに、
    やって来た彼女が言ったのはその一言。


    「いいえ」


    「旦那がしつこくてね」


    「…………」



    “言うか?普通”
    そんなセリフも彼女は言ってはばからない。



    助手席に乗る10年上の彼女を乗せ、私の車は走り出した。




    旦那持ち。
    賞味期限切れスレスレのワガママ年増。


    冷静な分析も─


    繋がらない携帯。
    平日の僅かな時間に限られた逢瀬。


    辛いと感じる事さえも─





    キーっ。



    彼女といると忘れてしまう。




    止めた車。
    虹色の橋がかかる海辺の倉庫で。
    彼女に覆い被さる。



    「…………」


    吸っても舐めても絡めても、息遣いひとつ変えない彼女。
    余裕たっぷり。


    ムカつくからシートベルトを外し手を伸ばす。


    薄いニットの裾から手を入れ。
    腰近く、彼女の地肌に触れるのが一番好きだ。



    何でって?─



    隠せないから。


    失われつつある肌の張りや、微妙なたるみは。
    強気な彼女にあって唯一20代の小娘に負ける部分…、





    「今、年齢は隠せないなって思ったでしょ?」


    体を離し、彼女が私の顔を包む。



    ………あら。



    「いや、はは…」




    「賞味期限て。その期間を過ぎて食べたら責任は取れませんって意味なのよ」


    知ってる?と、
    耳元で囁かれる。



    「…知ってる」



    「私は、やましさなんて感じない」



    「…知ってる」



    彼女に法律は適用外。




    「やめとけば?」




    不敵に笑う、
    極めて危険なこの食品には。



    責任もない、人を傷つける事にやましさもない。







    なのに─







    「…やめないで」







    こうして今日も、
    私は彼女に空腹を満たしてもらう。




    腹痛に変わって胸が小さく痛み出すのは。







    決まって何日か後だ。








    fin.






    お次は…「罠」で♪





    (携帯)
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■16287 / ResNo.65)  
□投稿者/ 昴 ファミリー(172回)-(2006/09/02(Sat) 15:07:16)
    好きだ

    …と言わされた


    その瞳に飲み込まれ

    口走っていた



    その女性(ひと)は北新地のクラブのホステス


    ヘルプ専門の駆け出しのおなべが

    叶う相手じゃなかった



    その女性(ひと)の最大の罠が

    その躯で


    昼間の太陽に当たらない

    白く肌理(きめ)の細かいその肌は私の躯を溺れさせた


    気が付くと

    その女性(ひと)の所有物になっていた


    でもね

    今だから言えるよ


    あの時

    罠を張ってくれてありがとう

    楽しい2年間だったよ


    ・・・・・・・・・・・・・

    次は『ありがとう』でお願いします

    (携帯)
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■16288 / ResNo.66)  ありがとう
□投稿者/ 乃亜 一般♪(1回)-(2006/09/02(Sat) 15:22:11)

    貴女と出会ってまだ日の浅い何ヶ月間…


    何日に一度返ってくるか分からないメールのやりとり…
    貴女はいつも仕事が忙しいから仕方ないと思いつつ私は寂しい…辛いと心からそぅ思ってた…


    貴女と出会うまでのあたしの毎日に華は無く刺激もない平凡すぎる何でもない毎日だった…


    でも貴女に出会った…


    何でもない毎日が甘い幸福な時間になっていった…
    会えなくても連絡がとれなくても寂しくても貴女の事を考えてるだけで笑みがこぼれてしまうほど私の心はそれだけで満足。


    好き…



    甘えたい…触れたい…触れてほしい…


    何だか考えれば考える程胸がキューンとなる…
    会いたいよ…会って思い切り抱き締めてほしいよ


    こんな感情初めてかもしれない…貴女に出会えてよかった…


    今はただ、そんな気分を味合わせてくれてる貴女に一言が言いたい…


    「ありがとう」


    一応現の話です♪

    次は「マンション」で☆
    乃亜

    (携帯)
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■16290 / ResNo.67)  マンション
□投稿者/ 薫 一般♪(1回)-(2006/09/02(Sat) 22:09:27)
    二人の愛の巣でもある、このマンションの一室は、時に僕を孤独にさせる。

    彼女がこの部屋に訪れるのは、決まって金曜日。
    旦那が金曜日から土曜日にかけて仕事で留守だとか…。

    所詮僕は寂しさを紛らわせる為の道具で…。

    いいよね、バイはどっちでもイケるから。

    「代わりならいくらでもいるのよ? 」

    旦那の稼ぎがいいから…このマンションだって彼女の所有物。その中で生かされる僕もまた彼女の所有物だろうね。

    そんな風に脅して…。
    僕が彼女の甘い誘いには断れない事を知っているくせに…

    そうして土曜の昼にはこのマンションの一室から彼女は姿を消すんだ…。

    乱文すみせんm(__)m

    次は【温泉】でお願いします。

    (携帯)
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■16301 / ResNo.68)  
□投稿者/ ゆらら 一般♪(36回)-(2006/09/03(Sun) 16:32:47)
    夏の終わりの陽射しの名残りが、まだきつい頃、

    誰も来ない公園の大きな木の下で

    貴女は私の日傘になった・・。


    「・・やっ・・キスだけって・・」


    「言ってない・・。君の日傘だもん・・守らなくっちゃ・・」


    そう言って私に覆いかぶさってきた貴女は


    ゆっくりと焦らすように私のTシャツの中に


    手をすべらせてきて、私の胸を優しく愛撫しだした・・。


    「あっ・・ん・・だ・・め・・っ・・人が・・来る・・か・も・・


    ん・・あん・・やっ・・ん・・」


    「来ないよ・・誰も・・見ているのは、この暑い陽射しだけ・・」


    貴女はよりいっそう激しく私の唇と深く浅く呼吸し合い


    息で重なり合う。徐々に濡れていく二人の唇・・。


    貴女が私のTシャツをめくりブラを上にずらし、直接


    私の胸の柔らかさを楽しむようにしっかりと


    貴女の片手からこぼれ落ちる私の胸をわしづかみにして


    私のとがった木苺を口に含み舌で、もてあそび甘噛みした・・。


    「・・ん・・ん・・はぁっ・・」私の息が乱れ整わなくなっていく。


    顔を憂いのある表情で歪め、苦悶とも喜悦とも


    分からない顔を繰り返しながら私は首を左右に振っていた。


    その様子を楽しみながら貴女が私のスカートの中に手を忍ばせて



    割れ目に指をはわし、一気になぞった。



    「ん・・ん・・・んん・・」私が思わず声を漏らす。



    「濡れてる・・雨がふったようだ・・」にやりと笑う貴女。



    「いやっ・・」恥ずかしさで一杯になる私。



    その恥じらいぶりに満足そうな笑みを浮かべて貴女は



    私のパンティーをゆっくりとおろした。



    「だめぇ・・・・」必死で押さえようとする私の両手が



    濡れてしたたり落ちている私の秘所の傘になった。



    「傘はいらないよ・・。ここまで濡れたら濡れたままで・・ねっ・・」



    貴女が私のふるえる傘をどかして顔を近付け私の秘所に顔を深くうずめた。



    「濡れて・・もっと・・ふらせて・・君の雨を・・」


    貴女が甘く囁いた。そして激しく貴女の舌と指が私の中で舞踊った。



    「んんんんん・・・・あ・・あ・・んんん・・・ん・・」


    狂おしい程、貴女の意のままに我を忘れて舞い踊りはねあがる私の体。


    記憶が飛ぶ、何も分からなくなる・・どこにいるのかも・・。


    ただ私の雨が、しとどと激しく降り続けて、やまない・・。


    貴女の動きと雨が連動して激しさは増すばかり・・。


    私の雨に濡れに濡れまくって、なおも濡れながら貴女は嬉しそうに囁いた。


    「もっと濡らして・・永遠に・・君の雨に降られ続けたい・・」


    そういうと私の濡れた秘所の奥の奥に貴女の指が



    その奥を深く探すようにすべりこんできて優しく突き指した。



    「あっ・・・・・・・・!」


    私の中で強い衝撃が脳天を直撃し動きが止められない程


    私の体は舞上がっては踊り狂ってその度濡れて


    狂ったように激しく、しなり続けた。



    そしてひくひくとした痙攣(痙攣)の後



    急に時が止まったように草むらに私は


    静に体を落とした・・。


    また貴女が覆いかぶさる・・。


    「・・もう・・だ・・め・・」


    意識のほとんど薄い私が貴女をゆっくりと拒む・・。


    「だって傘だから・・君の・・」


    私の日傘が、優しくそして妖しく微笑んだ・・。


    「・・ばか・・。」


    私は、日傘をそっと包み込むように大事に抱きしめた・・。





                         END



    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


    一応、今回も官能っぽい物にしてみました。
    日傘も傘だよねぇ〜って事で・・。
    またまた長文になっちゃいました・・。えへっ☆

    (舞月さんの「舞」も、さり気無く入ってたりする・・☆)



    次のお題は、「誰もいない海」でお願いします。
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■16302 / ResNo.69)  誰も居ない海
□投稿者/ ГЯУ(フライ) 一般♪(1回)-(2006/09/03(Sun) 17:34:06)
    あの日、貴女に告白して、



    あの日、貴女と唇を重ねた。



    車の中で海を眺めながらいちゃいちゃして、勢いに飲まれて…



    この誰も居ない海で、



    初めて愛を知った。




    貴女と別れて一年以上経って、また、ここに来てしまった。



    誰も居ない海で…。



    忘れられない貴女を思い出しながら、砂浜に書いた。『ハートマーク』



    大好きだったよと、書いた手紙を破り海に投げ捨て、
    気持ちを閉まった。



    END
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    初めて書かせていただきました。

    一応大体実話です。

    いきなりごめんなさい。


    次のタイトルは『手紙』でお願いします。

    (携帯)
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