ビアンエッセイ♪

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■18836 / 親記事)  お題小説 7.3
  
□投稿者/ 昴 大御所(372回)-(2007/04/29(Sun) 18:11:19)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/

    お題小説7に何故だか書き込めませんので
    新スレ立てました
引用返信/返信 削除キー/
■18837 / ResNo.1)  『宅配便』
□投稿者/ 昴 大御所(373回)-(2007/04/29(Sun) 18:12:20)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/

    仕事の日なら
    前の晩にどんなに夜更かしをしても
    必ず6時起きる私は
    休日の朝とても弱い

    しかも一週間のほとんどを睡眠不足で過ごす私は
    新聞や宗教の勧誘で起こされるのが大嫌いだった


    ピンポーン

    まただ

    「はい」うんざりといった声で答える

    『宅配便でーす
    山下さんにお届け物です』

    女性の配達員か

    その時の私は半分寝ぼけていた

    ドアスコープを覗く迄
    彼女の声と気付かなかったんだから



    「おはよう

    どうしたの今日は?
    朝早くから用事があるって言ってたじゃん」

    『とりあえず(部屋に)入れてよ』

    『やっぱり

    ご飯も食べないで寝てたんだね

    用事って言わないと
    また私の為に睡眠時間を削るでしょ?
    朝早くからの用事は
    これを作ってたのよ』

    彼女が差し出した紙袋から
    お弁当箱が顔を出してた



    日頃の睡眠不足も栄養不足も補ってくれる
    彼女の愛情が堪らない程伝わって来る



    「来週の休みも宅配便
    届くかな?」

    『さーね』
    口でとぼけながら
    『いいわよ作ってあげる』顔に書いてる


    ありがとう
    愛してるよ


    ***********
    Next 『柏餅』

引用返信/返信 削除キー/
■18867 / ResNo.2)  柏餅
□投稿者/ アイズ 一般♪(2回)-(2007/05/01(Tue) 23:11:41)
    「あ!!」

    「ん?」

    家に帰って見た光景の感想。
    本日1番の悲しい出来事。

    大事にとっておいた柏餅(みそあん)を
    勝手に上がりこんでた彼女に食べられてた。

    「ごめん、お腹空いてたから」

    悪気が全くない淡々とした口調から出る「ごめん」にはどんな気持ちがあるんだろうか…なんて、そんなツッコミはさておき、もぐもぐ食べてる。

    「みそあんってコンビニに売ってないんよ〜…その味が大好きなのに」

    「ん〜おいひぃほ〜」

    口の中いっぱいにほおばりながら食べてるのを見ていてちょっとだけ許せたそんなアンコより甘い甘い彼女バカでありました。

    追伸)数日後。スーパーに一緒に行った時、みそあんを発見。即効でカゴの中に入れたことは言うまでもない。

    --------------------------------------------------------------------------

    ヘヘヘ〜イ♪…っは?!5月に最初からやられてますーー;

    お次は「飛行機雲」
引用返信/返信 削除キー/
■18873 / ResNo.3)  飛行機雲
□投稿者/ C 一般♪(1回)-(2007/05/02(Wed) 02:29:52)
    なかなか会えない

    それは付き合ってる頃からだけど


    君の匂いや

    君の柔らかい髪や

    君の屈託のない笑顔に
    時々

    無性にこがれてしまう時がある事を

    君は知らないかもね


    別れは

    何かを引き裂いたのだろうか

    何かを強くしたのだろうか

    今でもよく分からない時があるよ


    そんな時に

    見付ける飛行機雲は

    口数少ない私に

    真っ直ぐな何かを

    優しく教えてくれる


    君に会いたい

    この想いが

    真っ直ぐ届いたら

    君は照れながら

    笑ってくれるかな



    次のお題は
    「ジッポ」でお願いします。


    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■18876 / ResNo.4)  直感
□投稿者/ つちふまず 一般♪(9回)-(2007/05/02(Wed) 13:19:02)
    本当は煙草は─



    …暫くやめてました。



    恋愛ももう─



    …暫くいいかななんて。



    思ってたのは、
    歳のせい?

    いやいや、
    大人の事情。

    ううん、
    大分丸くなったのかも。



    でもどうやら─




    「凄い好き♪」




    わかりやすい。


    わかりやすいぞオイ。


    受け身な態度で実に申し訳ないと常々思っていたけれど。



    「え!?」


    「ううん。好きだなーって♪」



    どうやら駆け引きは、出来ないらしい。



    ちょいとズルい。
    そのくせ、




    「…自由なまんまでいて欲しいな。その方が魅力的だし」




    「………。」




    私の頭を抱いてわしゃわしゃと撫でながら大人なセリフを言う姿は。



    「可愛いー♪」



    およそ歳が離れてるとは思えないよ。




    イカンでしょ。


    そりゃふわふわした長い髪は柔らかいし。


    笑うとやけに可愛い口元も。


    細い指先も。


    透けちゃう位白い肌も。



    はぁ…。
    (意味不明)




    私が大人に見える?


    うーん。
    それはどうかな。




    「直球なんだね」




    「……新鮮でしょ?」





    危うい若さに。


    惹きつけられているのも否めないし。



    「ご飯食べようか」


    「んー」


    「続きは後で」


    「意地悪。」




    従順そうな顔して、ベッドでは追い付いて行くのも必死な位、


    タフな姿も。


    俄然やる気にさせるから。




    私のなけなしの立場も、年齢も生活も全てわかった上での、




    直感と想いなら。






    もう好きなようにして。




    とりあえず私は…。




    腕が筋肉痛。




    (涙)




    寝顔を見せる事はあんまりないから…。




    内緒だよ。









    パンダさんへ─










    ほい(^O^)

    あ、小説…。
    もうすぐ続き書きます…(*_*)

    次は…、
    「占い」で。






    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■18893 / ResNo.5)  占い
□投稿者/ かなう 一般♪(1回)-(2007/05/03(Thu) 01:38:13)

    まだ二十歳くらいの時だったかな

    携帯の占いに凄くハマっていたの。


    占星術、タロット、姓名判断et cetera…、
    毎月、毎月、月額を払いながら飽きもせずやってた。


    その時に好きだった人との相性占いで98%とか出ちゃって、
    夜中に「やたー♪」と叫んだ若い自分が懐かしい。




    でもね、占いで私は一度きり大失敗をしてるんだ。

    −あなたの運命の相手の生年月日を教えます−


    なんとも胡散臭いタイトルだったけど占星術のサイトで見つけた占いをやってみた。


    そしたらさ、
    出ちゃったの


    私がずっと好きな
    あなたの生年月日

    西暦もピッタリだった。


    真面目に鳥肌たった。

    所詮、携帯の占いだよ、
    でもどんなものでもここでピッタリとあなたの生年月日が出た事は奇跡だと思った。

    運命だと本気で思えてしまったんだ。




    だから、友達のカテゴリを飛び越えて我が生涯最大の告白をした。


    そして玉砕した。




    あの時、あの占いに背中を押されなかったらきっと告白はしなった。
    今とはきっと違う現状になってたと思う。


    失敗したなって思うけど、あれだけ全力で告白して
    フラれたらいっそ気持ち良いよ。


    でも占いには気をつけて、あれは結構、怖いものだから。




    End


    こんにちは、かなうです。
    今回は創作でなく実話書いてみました。

    次のお題は、
    「青空」でお願いします。

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■18896 / ResNo.6)  青空
□投稿者/ 金丸 大御所(350回)-(2007/05/03(Thu) 02:36:18)
    深い夜にも

    青い空はある


    流れる雲が

    月明かりに照らされ青く光り

    空を染める


    その青は

    南国の太陽の輝くどんな空より

    私を魅了する。



    今日の昼間

    きみは公園で


    今日の夜中

    私は空き地で


    同じ空を見ていた



    一瞬だけ

    月が雲間から覗いた時

    きみに優しく見つめられたような気がした


    無意識に

    きみに向けるような瞳を月に捧げた


    どんな瞳か

    きみにはわかるだろう


    あの日

    抱き締められた感触や温かさがフラッシュバックして

    強く目を瞑った



    目を開けると

    月は雲に隠れ

    照らされた雲は

    青く青く染まっていた

    その青に染められたくて

    私はずっと見つめていた



    いつか

    こんな風に

    きみと共にこの深い青に染められたら





    ----------------------
    次は

    『置いてきたモノ』でお願いします

    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■18907 / ResNo.7)  置いてきたモノ
□投稿者/ 蓮 一般♪(1回)-(2007/05/03(Thu) 20:43:29)

    ある日、家に着くと荷物が届いていた。 

    (あーあ・・・ついに見つかったか)


    それは、別れた彼女からの荷物だった。

    そう、あの日こっそりと置いてきた、モノ。
    こっそりと、隠してきたモノ。


    もう3年に、なるか。時が流れるのは早い。
    やっと忘れかけていたのに、
    まさか、また思い出すときが来るなんて。



    差出人の欄には、懐かしい字。

    愛しいと、眺めた字。


    中は、見なくても分かっていた。
    いや、
    見たくなかった。

    隠したものが、見つかったとは、思いたくないから。


    送られたダンボールは未だ開けられぬまま部屋の隅に置いてある。

    僕は、現実から逃げる弱虫だ。


    いつか開けれる日が来るまで、

    そのままそこにいてくれ。


    僕の想いよ。



    次は「GW」でお願いします。
引用返信/返信 削除キー/
■18908 / ResNo.8)  GW
□投稿者/ のか 一般♪(1回)-(2007/05/03(Thu) 23:00:48)

    は〜、私の愛しい人はGW中ほとんどが部活の合宿でまったく休日の意味なし。

    しかも、合宿があるせいで彼女ともメールが出来なくてかなりショックを受けている私がいる(苦笑

    でも、いつでも君からのメールを待ってるよ。

    君はいつだって私の愛しい人。


    次のお題は「頭痛」でお願いします<(_ _)>


    (携帯)
引用返信/返信 削除キー/
■18966 / ResNo.9)  アイス
□投稿者/ つちふまず 一般♪(13回)-(2007/05/08(Tue) 01:10:13)
    いつもより遅い帰り─




    今日はあんまりいい日じゃなかったから。




    早く帰って、あの子にメールしよう。




    通勤客を対象にした、全席指定のライナー。


    シートをリクライニングさせて、


    目を閉じる。




    休み明けのダルい身体がウトウトし出したその時─




    “キーッ”


    “ガタガタ、ガタン”




    列車は異様な音を立てて急停車した。




    嫌な音は、
    嫌な予感。





    ─ただいまこの列車において人身事故が発生…





    下を向いていた乗客が一斉に顔を上げて、




    窓の外を見る。
    と同時に─




    携帯を一斉に開く同じ行動を不思議に思った。




    窓に付けられたカーテンを気を利かせて閉める乗客もいれば、




    私のように窓の外を見つめる乗客もいる。




    駅の付近だった事が幸か不幸か、




    慌ただしく制服姿の駅員が線路上を走る。




    列車後方に向かって行く職員達は皆、


    列車の車体下部をライトで照らすのを見て。




    “ああ、前に飛んだ訳ではないんだな”と。




    冷静に気付く自分がいた。


    周りを見れば、窓の外を凝視するおばさん。

    特に興味なしとばかりにゲームに熱中するサラリーマン。

    熟睡してる人もいる。



    自分達が乗っている列車の下には見るも耐え難い事実があるとしても。




    死は死であって、
    自分には関係ない。


    それが事実で。




    なんて客観的な事だろうと思った。




    私にとっても、
    警察が慌ただしく現場検証を始めても。




    早く帰りたいな、としか思えなかった。




    何かが入ったゴミ袋を下げて歩く運転士らしき人が私の窓の外を通る時だけ、


    虚しさがよぎった。




    暫くすると、まだ若い乗務員が。




    “遅れまして大変申し訳ありません”




    と、乗客に挨拶して歩く姿を見て。




    “あなたが悪い訳ではないのに”




    と素直に思った。








    死は死であって。


    そこにある理由も状態も他の人間には知る由もない。




    明日も列車は同じ線路を走り、




    私は仕事に行く。




    今日は帰る途中で、




    たまにはあの子が好きなアイスを買って帰ろう。




    帰ったら─
    今日はメールではなく、




    たまには電話にしようと。









    何故かそう思った。



    (携帯)
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