| 染めてからもう随分経つ私の髪を、
彼女が染めてくれた。
適当で良いよっていう私の言葉に、
「適当じゃん」ていいながらも、1束1束丁寧に。
染め上がった髪に浮かれた私は、
「ボブにしたいんだ」という。
「してあげよっか?」といって彼女は私の髪を切っていく。
「可愛い、似合うね」って彼女が言ってくれた。
「ショート好きなんだよねぇ、個人的にさ」といった彼女の言葉を思い出す。
単純な私は伸ばしたかった髪を切り続ける。
君が可愛いって言ってくれたから。
君が触れてくれることが心地良いから。 君が楽しそうにしてるのを鏡越しに見るのが好きだから。
わたしが髪を切る理由。 それは君。
************************************************************ 下手な文章ですみません↓↓ 次回は、『波音』でお願いします。
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