SMビアンエッセイ♪

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

■5329 / 2階層)  Stubborn 3
□投稿者/ カイア 一般人(3回)-(2008/04/06(Sun) 01:47:27)
    「壁に手をついて」
    「うん」
    中にローターが入れられる。
    振り返って、夕ちゃんがどんな顔をして私にローターを入れてるのか見たかった。けどそうしなかった。
    始めのころ、同じように思って、振り返ったらひどい目にあった。
    ひどい目にあうのもいいと思ったけど、今日は素直にいいと言われるまで、振り返らなかった。
    夕ちゃんは、何度かスイッチを入れたり切ったりを繰り返した。ローターが中で振動する。壁を見つめて、声を出すのを我慢した。
    夕ちゃんはうるさい子は嫌いだからだ。
    私の背後に夕ちゃんは立った。
    ビクッと身体が強張った。
    しばらくただ立っていた夕ちゃんの手が私の下半身に触れる。
    「こんなに濡れてるのは、恥ずかしいからじゃないの?」
    「違う。ローターが振動して、気持ちいいから」
    「そう」
    「うっ…………」
    いきなり、ローターの振動を強くされる。
    「気持ちいい?」
    「…………」
    うんうんと肯いた。
    口を開けたら、声が出てしましそうだった。
    「ちゃんと言って」
    「わ、わかった、から……振動、弱めて……」
    「気持ちいいんでしょ?」
    「そ、そう……だけど……」
    頭が真っ白になりかけていた。
    「ふふふ」
    カチッ!
    「…………」
    夕ちゃんは、ローターのスイッチを切った。
    いつもの事だった。
    「もっとして欲しかった?」
    夕ちゃんは私の耳元で言った。
    「いいよ。べつに」
    夕ちゃんの口から耳を離し言った。
    「そう」
    夕ちゃんは冷たい声で言うと私から離れた。

    ローターは動きを止めて私の中に入ったままだった。
記事引用 削除キー/

前の記事(元になった記事) 次の記事(この記事の返信)
←Stubborn 2 /カイア → Stubborn 4 /カイア
 
上記関連ツリー

Nomal Stubborn 1 / カイア (08/04/06(Sun) 01:40) #5327
Nomal Stubborn 2 / カイア (08/04/06(Sun) 01:44) #5328
  └Nomal Stubborn 3 / カイア (08/04/06(Sun) 01:47) #5329 ←Now
    └Nomal Stubborn 4 / カイア (08/04/06(Sun) 01:50) #5330
      └Nomal Stubborn 最終話 / カイア (08/04/06(Sun) 01:56) #5331 完結!

All 上記ツリーを一括表示 / 上記ツリーをトピック表示
 
上記の記事へ返信

Mode/  Pass/

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -