ビアンエッセイ♪

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■21606 / 1階層)  あの夏 3
□投稿者/ 美雨 一般♪(18回)-(2012/08/30(Thu) 20:41:49)
    公開練習の翌日も朝から練習があった。華が私を見つけて近づいてくると「昨日は大変だったね。大丈夫?」と気遣ってくれた。嬉しくて舞い上がりそうだったが、恥ずかしさもあって「大丈夫です」と言うのがやっとだった。沙世は私を見てもいつもの様に表情を変えなかった。お礼を言わねばと思ったが恥ずかしくて沙世と目を合わす事ができなかった。沙世の手や唇の感覚がなまめかしく体に残っていて怖い気持ちもあった。同級生も気遣ってくれたり同情してくれたりしたが、先輩達の中で厳しい表情をして私を見つめている人が何人かいるのに気付いた。そのうちの一人、3年生の庄野香織が、消灯時間になってから自分の部屋に、一人で来るよう言ってきた。香織は沙世の取り巻きの一人で、色白の綺麗な女性だったが、プライドが高そうで、冷たい感じがした。私がレギュラーになった後、レギュラーのチームから外れた経緯があり、苦手な人だと感じていた。夜中に呼び出されレオタードを汚したことを責められるのか?いろいろ考えて不安な気持ちが強くなったが3年生の言いつけは絶対だった。消灯時間の10時に制服に着替えて香織の部屋をノックした。緊張で「岡野史帆、入ります」という声が震えていた。部屋の中では香織と中野恵という同じ3年生の先輩がジャージ姿で私を待っていた。恵も沙世の取り巻きの一人で、新体操の選手にしては大柄でがっちりとした体格をしていた。二人とも冷ややかな目をしている。「ちょっと付き合ってもらうよ」香織と恵に挟まれ、連行されるようにして連れて行かれたのは浴室だった。すでに電灯が消え、閉まっていたが香織は合鍵を用意していた。中に入り二人の前に立たされた。香織が内側から浴室のドアの鍵をしめ振り返った。薄笑いを浮かべ私を睨みつけている。普段の女学院にはない暴力と悪意を感じ直立不動の姿勢でいる脚がすでに震えていた。「お風呂に来たのだから、早く服を脱ぎなさいよ」「沙世先輩のマンションに行ったそうじゃない。可愛がってもらった躰を見てみたいわ」からかうような調子で二人が私をなぶり始めた。「山野コーチには服を借りただけです。何もしていません」上ずった声で弁明すると、恵の手が挙がり頬を張られた。それまで暴力を受けた経験が一度もなかった私は、ショックと恐怖で抵抗する気持ちを完全に無くしてしまった。「車の中であんたと沙世さんがキスしているところを見た子がいるのよ。可愛い顔してやるじゃない」恵が低い声でなじる。「神聖なレオタードを生理で汚すなんて恥ずかしい事しでかして。おまけにその後すぐにコーチに色目をつかうなんて。悪い子にはお仕置きが必要なの。分かるわよね」香織が冷たい声で言う。「分かったら早く脱ぎなさい」恵がたたみかける。震える手でブラウスのボタンをはずし始めた。ブラウスを脱ぐと両手を胸で交差させて「ごめんなさい。これで許してください」と言うのがやっとで、そのまま床にしゃがみこんでしまった。羞恥心と恐怖で体全体が小刻みに震え始めた。「しょうがないね」にやにや笑いながら恵が後ろから私を抱きかかえるようにして立たせると、そのままブラジャーのホックを外し体から離してしまった。「いやー」という悲鳴とともに私の胸が二人の目に晒されてしまった。後ろから恵に両手首をつかまれ隠すこともできない。「沙世さん、こんな小さいのがいいのかな」「形はきれいだけどね」二人にじろじろ見られ、恥ずかしさで顔が火照り赤くなるのが分かった。正面に立っていた香織が手を伸ばし両方の乳房をつかんだ。思わず悲鳴を上げると、また頬を張られた。「沙世さんにも、ここ可愛がってもらったのでしょう」香織の顔が怒りと嫉妬で歪んでいた。恐怖で何もできないでいると後ろから恵がスカートのホックを外し一気に下にずり下げた。ナプキンをあてたショーツ一枚の体にされてしまった。「素っ裸にされたくなかったら、おとなしく罰を受ける事ね」香織がショーツに手をかけ下すしぐさをしながら脅かす。「お願いです。ショーツは脱がさないで。何でもします」「両手を床についてお尻を上にあげなさい」後ろで恵が冷たい声で命じ両手を離した。両手と膝を床につけおずおずと腰を上げると「もっとお尻を突き出して、脚も開いて。いう事聞かないとパンツ下しちゃうよ」香織がショーツに手をかけて引っ張りお尻を覗くしぐさをする。あわてて言われるままに脚を開いて、腰を突き出す。恥ずかしさと恐怖で脚が小刻みに震えていた。「いい恰好よ。沙世さんに色目を使うと、どんな事になるのかお尻に分からせてあげる」香織はスリッパを手に持って、にやにやしている。「いくわよ」予想以上の強い痛みと衝撃で大きな悲鳴をあげてしまった。同時に生暖かいものが内腿を伝って床を濡らしていた。恐怖と痛みで失禁したのだ。「いやだ。この子お漏らししちゃった」香織が大きな声で言って顔をしかめた。恥ずかしさと惨めな気持ちで、とうとう泣き出してしまい、それでリンチは終わった。「これで止めといてあげる。今日の事、誰にも言っちゃだめよ。あんたもお漏らしした事、みんなに知られたくないよね」そう言い残して二人は帰っていった。
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