ビアンエッセイ♪

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■11168 / ResNo.90)  E→☆さん
  
□投稿者/ 菜々子 ちょと常連(81回)-(2005/07/22(Fri) 01:11:48)
    ご心配おかけして申し訳ありません(;_;)おせっかいだなんてとんでもありません!気に掛けて頂いて、逆にありがたかったです。

    毎日更新できるようにと、書きだめをしていたら‥こんなに日にちが空いてしまいました。一人空回っている菜々子です(笑)

    内容が内容なので‥読んでくれている方いないのかなぁっなんて思ってしまっていました。だからとても嬉しかったです、E→☆さんレス。ありがとうございます(^O^)
    菜々子自身はこの通り元気で。他小説も書いていたり(笑)あ、それは‥また後にお話するとしましょう(*´艸`)

    もう少し書いてからアップしていこうと思うので、気長に待って頂けたら幸いです☆一度アップしたら、目指せ☆毎日更新を目標に頑張っていきたいと思います‥!
    長々と申し訳ありません。ヤル気の出るレス&お気遣い、本当にありがとうございました(^O^)

    (携帯)
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■11181 / ResNo.91)  ★☆
□投稿者/ (=゚ω゚)ノ 一般♪(1回)-(2005/07/22(Fri) 17:35:13)
    私も読んでますよ↑↑
    内容が内容っておっしゃってますがおもしろいと思います!文章とかもわかりやすいし。
    こんな小説かけるってすごいと思います。
    私も何度かトライしたんですがなんか文章がとんでもないことに・・(涙

    ではこれからも頑張ってくださいね♪アップされるの楽しみにしてますよ〜(^∀^)
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■11235 / ResNo.92)  (=゚ω゚)ノさん
□投稿者/ 菜々子 ちょと常連(82回)-(2005/07/23(Sat) 23:21:49)
    初めまして(^O^)
    嬉しいお言葉、ありがとうございます。とても励みになります☆
    やっぱりまだまだ書き方が甘くて‥もっともっと頑張りたいと思っています。
    お話、お書きになるんですか?是非読んでみたいです(^O^)
    ココのサイトには素晴らしい作者様がたくさんいるから。菜々子も読ませて頂きつつ、自分も成長できるようにと‥日々努力(笑)な気持ちで投稿させて頂いています。
    お気が向いたら、読ませてくださいね☆

    ではでは‥今日から、目指せ☆毎日更新☆を目標にアップさせて頂きます。
    最後までお付き合い頂けたら幸いです。
    感想、ありがとうございました☆

    (携帯)
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■11236 / ResNo.93)  56【(回想)柚羅17歳】
□投稿者/ 菜々子 ちょと常連(83回)-(2005/07/23(Sat) 23:25:08)

    「あっ‥」

    風、冷たいな。
    でもなんか嫌いじゃない。

    冷たい空気の匂いが、なんだかすごく落ち着く。



    だから嫌いじゃない。



    「柚羅っ♪」


    空を見上げて歩いていたら、いきなり背中をボンッてたたかれた。
    驚いて転びそうになってしまう。


    後ろを振り向くと、満面の笑みで綾香が立っていた。


    サラサラの髪が太陽の光でキラキラと光る。



    「綾香‥何?」


    少しムカッとしたから、わざと不機嫌そうに言った。


    途端に綾香はフニャっと悲しそうに顔を歪ませる。


    「何で怒るのよぉ‥
    綾香のこと嫌いなんだぁ‥。」


    そう言うと綾香は瞳を潤ませ、わざとらしく頬を膨らませた。


    ふざけたブリッコが大好きな綾香。


    そして、いつもソレに負けてしまう私。




    「‥嫌いじゃないって。」


    そう言って私はまた歩きだす。
    嫌いなわけ、ないじゃない。



    「ん?何で怒るのぉー!!」


    私の照れ隠しは、綾香には"怒っている"ととれたらしく。


    「嫌いじゃない。」


    その答えに、振り向いて。
    後ろをテクテク追い掛けてくる綾香に笑顔を向けた。


    「好き、だよ。」


    登校中の生徒がチラホラ見える中、綾香の耳元でそっと囁く。

    そうしてやると、綾香は嬉しそうに顔を崩すから。



    この間の記念日に買ってあげたルビーのピアス。
    綾香には大人っぽすぎたかな。


    不釣り合いな耳元にそっと触れると、素直な笑顔が見えてくる。


    「一緒に行こ♪」


    綾香は甘えるようにそう言うと、私の腕に自分の腕を絡めた。




    木村柚羅―17歳の2月






    (携帯)
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■11253 / ResNo.94)  NO TITLE
□投稿者/ E→☆ 一般♪(2回)-(2005/07/24(Sun) 16:45:32)

    菜々子さんが元気で良かった♪


    ☆目指せ毎日更新☆


    楽しみにしてまぁ〜す♪



    (携帯)
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■11272 / ResNo.95)  E→☆さん
□投稿者/ 菜々子 ちょと常連(84回)-(2005/07/24(Sun) 21:36:08)
    へへ♪はい、頑張っちゃいます(^O^)
    宜しければ最後までお付き合いくださいね。

    では‥

    ☆目指せ毎日更新☆

    小出しで(笑)頑張りまーす☆

    (携帯)
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■11273 / ResNo.96)  57【(回想)柚羅17歳】
□投稿者/ 菜々子 ちょと常連(85回)-(2005/07/24(Sun) 21:37:17)

    "女"を覚えたのは。


    いつ頃だっけ。



    とりあえず、一度その深みにハマってしまった私は。


    もうどうしようもないくらいのダメ人間に。


    黙っていても誘われるし。
    いらないと思っても寄ってくる。



    だから女に不自由なんて、したことがなかった。



    「あー。」


    やっぱ屋上でサボるには、まだ時期が早い。


    吐く息が白くて。
    手も、冷たい。



    私が綾香に出会ったのは。
    去年の9月、だったかな。



    季節外れの転校生は。
    親しくしていた先輩の妹で。
    カナダ帰りの帰国子女。



    愛らしい瞳とポッテリとした唇、その白い肌。
    何よりも"帰国子女"と言う言葉と、その可愛らしさとのギャップに、女子も男子も騒ぎ立てた。


    そう、綾香はとても魅力的な女性で。




    どうして、か。



    机と机の間、好奇の視線に包まれた中。
    綾香は私を一途に見つめていた。




    絡み合った視線が、私の席の前でぶつかって。




    「初めまして。綾香デス。」




    それまで一言も口を聞かず、真っすぐ私の目を見つめていた綾香が。
    その可愛らしい透き通る声と仕草で声をかけたのが。




    始まり、だった。







    (携帯)
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■11313 / ResNo.97)  58【(回想)柚羅17歳】
□投稿者/ 菜々子 ちょと常連(86回)-(2005/07/25(Mon) 21:00:32)

    「柚羅。ココにいたの。」



    そんな事を考えながら、吐く息を見つめていたら。


    いつのまにか私の前に立っていた深雪が声をかける。


    「あ?何でココにいんの?」


    ココは私だけの場所。
    ダレにも邪魔されたくない時間を作りたいのに。



    「何よ、冷たいのね。」



    深雪は少しため息混じりでそう言うと、私の横に腰をおろした。


    いいって言ってないんだけど‥。



    深雪は綾香の姉さんで。
    私の‥セックスフレンド?まぁ普通の人より親しいワケで。


    「何か用?」


    隣に腰をおろした深雪に言った。
    気分が悪くなったから、冷たいコンクリートに手をついたまま深雪を睨む。



    「綾香と付き合ってから、
    冷たくなったね。」


    ポツリとそう言う優等生の深雪。


    少し長めのスカートと、綺麗にまとめられた髪の毛。

    影を持ったその瞳。


    やはり血の繋がりは大きくて、
    その横顔は綾香にそっくりだった。


    「いけない?」


    「本気なの?」


    いつもの深雪の優等生っぷりは、私の前では綺麗に消えていく。


    キリリとした瞳も堂々たる態度も、私の前では子犬のように。


    彼女の言葉一つ一つに"独りにしないで"、と含まれている気がした。



    「‥本気じゃダメ?何が言いたいの?」



    冷たい風になびく深雪の髪を、いつもの癖でそっと撫でる。
    すると、綾香によく似たはかなげ瞳がゆっくりと私を見つめた。






    (携帯)
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■11347 / ResNo.98)  59【(回想)柚羅17歳】
□投稿者/ 菜々子 ちょと常連(87回)-(2005/07/26(Tue) 20:25:09)

    きっと‥一目惚れだった。


    綾香を見た瞬間、天使が舞い降りてきたと。
    本気で思った。



    それから二人が結ばれるまでに、一ヵ月もかからなかった。



    互いに、結ばれることが当たり前のように。
    二人の出会いは偶然ではなく、必然だと感じた。



    「柚羅‥」


    深雪がそっと目を閉じる。
    頬に触れた私の手に自分の手を重ねながら。



    「‥。」


    ハッとして、無言のまま目の前の女の手を除けた。


    綾香の笑顔を思い出すと、他の女なんてどうでもよくなる。あの笑顔を傷つけたくない、と。
    それ程に力を持った天使なんだ。



    「深雪は好きだよ。でも綾香とは違う。
    あたしには綾香だけなの。だからもう、深雪を抱く気はない。」


    だから、はっきりとそう告げた。



    目の前の顔が、今にも泣きだしてしまいそうに歪んでいく。
    それを見ているのは、辛いものがあった。だから視線を外した。


    「いいわ‥わかった。」


    消え入りそうな彼女の震える声が、風と一緒に耳に流れた。







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■11360 / ResNo.99)  感想☆
□投稿者/ つき 一般♪(1回)-(2005/07/27(Wed) 02:12:06)
    菜々子さんの作品とても好きです(^-^)うまく言えないんですけど、一つ一つの言葉やフレーズが心の中に優しく入ってくるような感じで、いつも話の中に引き込まれてしまってます。これからも楽しみにしています♪

    (携帯)
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