SMビアンエッセイ♪

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■6756 / 親記事)  見えない鎖
□投稿者/ ゆん 一般人(1回)-(2012/01/09(Mon) 22:05:53)



    5月の中旬。
    ここ、田舎の中高一貫校に
    新しく入学してきた
    中学1年生の子も、
    だいぶ学校に慣れてきた。



    井原皐月は、今年の4月、
    高校3年生になってしまった。
    高校生活最後の年でもあり、
    この学校で過ごすのも最後、
    そして遂に受験生だ。










    「皐月!今日バス?」



    この学校の通学方法は、
    徒歩と自転車と電車、
    車での送り迎えの他に、
    バスという方法がある。
    普通のバスではなく、
    学校の通学用のバスだ。
    3つの方向を走っていて、
    利用する生徒は多い。



    皐月は帰りはよく
    そのバスを利用している。
    今、終礼が終わるなり
    声をかけてきた友達、
    岸谷歩は、入学してから
    今までずっと、結構
    仲がいい友達の1人だ。



    「あー・・・・バスだよ」


    「なら一緒にいこ!」


    「いいけど」


    「その前に音楽室に寄らせてー」



    歩は音楽部、という名の
    合唱部に所属している。
    皐月の2歳年下の妹も
    入学してからずっと
    所属している部活で、
    皐月も入学してから
    1年半は所属していた。
    しかし、先輩や顧問と
    いろいろあったりして、
    音楽部と部室の音楽室と
    その顧問である教師は、
    トラウマとなってしまっている。
    が、今は昔と比べて
    かなりマシになった方だ。



    どうやら歩は今日は
    病院に行く予定らしく、
    その旨を伝えるために
    部室に顔を出すようだ。
    仕方なく、カバンを背負い、
    歩について音楽室まで行く。



    音楽室の3つのドアは
    完全に開け放たれ、
    廊下と教室内の窓も
    適度に開けられていた。
    前側のドアの前で
    待たされている皐月には、
    音楽室の中で部活の
    準備をする生徒や、
    話をしている生徒の姿が
    よく見えた。



    部活を休む、と伝えるだけ、
    と言っていた割には遅い
    歩を壁に寄りかかりながら
    待ち、教室の中を見渡す。
    そこに、ふと目があった
    後輩の女の子がいた。
    この部活は主に女の子が
    入る部活なので、中は
    女の子だらけで、さらに
    それなりに人数はいるが、
    なぜかその子だけが
    目に留まった。



    名前も学年もクラスも知らない。
    しかし、スリッパの色からして、
    3月に卒業した先輩が使っていた
    スリッパの色ということは、
    中学1年生のようだった。
    顔も今まで見たことがない。
    制服も身体より少し大きく、
    新しいものに見えるし、
    何よりまだ部活の雰囲気に
    いまいち馴染めていない、
    そんな感じがした。



    胸元まで髪を伸ばし、
    こちらを見てくる後輩は、
    大人しそうな印象を受ける。
    とりあえず、初対面の人を
    そんなに見つめるのも
    いかがなものか、と思い、
    すっと目を逸らした。



    「さ、行くか!」



    話が終わったらしい歩に
    声をかけられた皐月は、
    その場をあとにした。



引用返信/返信

▽[全レス6件(ResNo.2-6 表示)]
■6759 / ResNo.2)  見えない鎖 2
□投稿者/ ゆん 一般人(4回)-(2012/01/09(Mon) 22:42:36)






    あれから数日が過ぎた。
    あの後輩のことは忘れ、
    いつも通りの生活を
    送っていた。



    あの日から部活に
    顔を出すことはなかったし、
    高校2年生から音楽の
    授業はなくなるので、
    そもそも音楽室にすら
    行くことがないからだ。



    皐月も美術部と
    JRC部という
    ボランティアの部活を
    兼部しているが、
    美術部は幽霊部員で、
    JRC部は普段は
    活動があまりない。
    JRC部の回覧板が時々
    回ってくることがあるが、
    積極的に活動に
    参加することはなく、
    最低限の活動にしか
    参加していない。



    4限目の授業が終わった。
    文系クラスにいる皐月は、
    お弁当を食べるため、
    隣の理系クラスの教室に
    お弁当を持って移動した。



    お弁当を食べるメンバーは、
    1人アメリカに今年の夏まで
    留学しているため、
    1人欠けている状態だが、
    元は5人で食べている。
    つまり今は4人だ。



    その欠けている1人は
    元ゴルフ部、現JRC部。
    しかしあとの3人は、
    元音楽部、あるいは
    現役の音楽部だ。



    吉井彩は元音楽部で、
    今は美術部に所属している。
    同じクラスの友達だ。
    その子から教室を出る前に、
    先生に呼ばれているので
    先に食べておいて欲しい、と
    伝言を預かった。



    教室に行くと、既に
    現役の音楽部の2人、
    篠崎礼華、松原奈々が
    食べる準備を整えて
    待ってくれていた。



    「よっしー遅れるってさ」


    「じゃあ先に食べとくか」



    早速皐月も準備を整え、
    おかずを口に運ぶ。
    それからしばらく3人で、
    途中から4人で、
    普段通りの他愛ない会話を
    していた、その時だった。



    「皐月、速水優って知ってる?」


    「ん?誰それ」



    聞いたことがない名前だった。
    食べるのが早い皐月は、
    もうお弁当箱を片付ける。



    「音楽部の後輩なんだけど」


    「全然知らない」


    「だよねー・・・・」


    「その子がどうかしたの?」



    礼華が皐月にそんなことを
    聞くのはかなり珍しい。



    「いやさ、皐月と似てるんだよね」


    「その子が?」


    「うん、似てるよ」


    「ちなみにどこが?」


    「自分で自分を追い込むとこや
     不安定なのが似てる」


    「・・・・・喜べない」



    全然喜べる話じゃなかった。
    確かに小学6年生の頃から
    自傷行為がやめられず、
    高校1年生の冬には1か月半、
    精神科の閉鎖病棟に入院し、
    今でも通院して薬を
    飲んでいる状態だし、
    自傷行為もやめられない。
    そんな自分と似ている、
    と言われてしまっても、
    喜ぶどころか心配になる。



    「その子、まだ馴染めないんだよね」


    「そりゃ奈々、仕方ないでしょ、
     まだ5月なんだからさ」


    「でももうそろそろだよね」


    「時間がかかるんじゃない?」



    その日は、そんな会話をして
    終わったが、その子が
    どんな見た目の子なのかは
    分からず仕舞いだった。
    結局、名前と皐月に
    似ている、ということしか
    分からなかった。



引用返信/返信
■6760 / ResNo.3)  見えない鎖 3
□投稿者/ ゆん 一般人(5回)-(2012/01/09(Mon) 22:57:30)



    6月になり、梅雨入りも
    近づいてきた頃、
    また歩の付き添いで
    部活が始まる前の
    音楽室に行った。



    そこで、忘れていた
    あの後輩を見つけた。
    やはりその子は
    なぜか皐月の視界に
    他の後輩よりもはっきり
    入ってくる子だった。
    皐月はやはり気になって
    その子をじっと見つめる。
    その子はぼうっとして
    気付いていないようだ。



    「あ、皐月!この子だよ、
     前に言ってた子!」



    突然、礼華が笑顔で
    その後輩の隣から
    皐月に話しかけてきた。
    後輩は一体何の話なのか
    当たり前なのだが
    分かっていないようだ。
    きょとんとしている。



    「・・・・その子?
     速水優ちゃんだっけ」


    「そう、中1の1だよー」


    「よく見たら可愛いな」



    そう、優は目立つような
    外見ではないのだが、
    ちゃんと見てみると、
    皐月的には可愛い部類に
    入る外見をしていた。



    礼華は戸惑う優の手を
    引き、皐月の前に来た。
    初めて優に近づいて、
    皐月は思った。



    「ちっさ」


    「さっきから何気失礼だよ」



    おどおどしている優は、
    身長が165cmある皐月より
    10cm以上は低いようだ。
    中学生になったばかり、
    というのもあるだろう。



    「初めましてー」



    皐月が微笑みを浮かべて
    挨拶をすると、
    優は小さな声で同じく
    初めまして、と
    返してきた。



    「小動物みたい・・・・
     なんかビビってるチワワとか」


    「そ、そんなことないです」



    思わず頭をポンポンと
    撫でてしまった皐月に、
    優は逆らいもせず、
    控えめな否定な言葉を
    やはり小さめの声で
    口にした。



    「あ、もうバスの時間だ、
     じゃあね」



    時計を見ると、
    バスが出発する時間の
    3分くらい前だった。



    (速水優って・・・・
    あの子のことだったんだ)



引用返信/返信
■6761 / ResNo.4)  見えない鎖 4
□投稿者/ ゆん 一般人(6回)-(2012/01/09(Mon) 23:14:33)



    それから更に日が過ぎ、
    6月の下旬になった。
    妹に用事があったので、
    音楽室に顔を出した。



    「あ、井原先輩・・・」



    妹への用事が済み、
    帰ろうかとした時に、
    聞き覚えのある声で
    名前を呼ばれて
    振り返った。



    振り返った廊下には、
    あの優が立っていた。



    「どうしたの?」



    特に呼び止められるような
    用事も何もないはずの
    優に呼び止められて、
    内心驚いていたが、
    顔には出さずに笑顔で
    切り返す。



    「長袖・・・暑くないですか」


    「・・・・・へ?」



    確かに、自傷行為により
    両腕に残ったたくさんの
    傷跡を隠すために、
    皐月は長袖を着ている。
    しかし、それは優も
    一緒だった。
    理由は一緒なわけない
    と思いたいが、
    優も長袖だった。



    6月から基本夏服だが、
    ブレザーを脱いだ
    長袖のブラウス姿なら
    6月以降も許される。
    なので長袖姿の生徒も
    いることにはいるが、
    やはり少ない。



    「君もでしょ?」



    笑いながらそう指摘し、
    じゃあ、もう帰るから、
    と背中を向けた。



    「あ・・・・あのっ!!」


    「ん?」



    再度、先ほどよりも
    大きな声で優に
    呼び止められ、
    皐月はまたも振り返る。



    「先輩は・・・・」


    「先輩は?」


    「仲良く、してくれますか・・・?」



    何てことを聞く後輩だ。
    そんなことを聞く人は
    あまりいないだろう。
    しかも部活が同じ
    先輩にならまだしも、
    違う部活にいて、
    あまり会わない、
    しかも自分よりも
    5つも年上の先輩だ。



    「・・・・まあ、
     いじめる気はないよ」



    そう言ってやると、
    優はほっとした顔をした。
    そんな優を少しだけ
    可愛らしいな、と思いつつ、
    今度こそ背を向けた。



引用返信/返信
■6762 / ResNo.5)  見えない鎖 5
□投稿者/ ゆん 一般人(7回)-(2012/01/09(Mon) 23:35:07)



    「皐月は好きな人いないの?」



    そう歩に聞かれたのは、
    7月の中旬の帰り道。
    いつも1便と2便で
    帰るバスの便が違う
    歩と皐月だが、
    今日は音楽部が
    なぜか突然部活が
    なしになったのだ。
    夏にコンクールがあるため、
    それは珍しいことだった。



    「あー・・・いないな」


    「いないの?」



    今まで、ネットで知り合って
    男性とも女性とも
    付き合ったことはあった。
    どっちとも付き合ってみて、
    自分には女性との方が
    合っていると思っていた。
    男性嫌いというのもあるが、
    そっちの方が無理がない。



    しかし、皐月は今、
    恋愛をする気には
    なれなかった。
    受験生だから、とか
    そんな理由ではなく、
    恋愛をすることが
    面倒臭いのだ。



    歩は今自分が運営している
    サイトを通じて知り合った
    とある男性のメル友に
    熱を上げているようだ。
    恋をしている、という
    感じではないようだが。



    その男性との話を聞きながら、
    皐月は優のことをなぜか
    ふと考えていた。



    別に気になる、とか、
    好きなんじゃないか、とか、
    そんなのじゃない。
    ただ、浮かんできただけだ。



    が、どう考えてみても、
    優に関する情報が少ないうえに
    そこまで親しくもない。
    想像できなかった。
    というか想像する方が
    無理だった。



    皐月が先に降りるまで
    しばらく歩の話を
    皐月は聞いて、それに
    つっこむだけだった。



引用返信/返信
■6763 / ResNo.6)  感想^^
□投稿者/ 舞 一般人(1回)-(2012/01/11(Wed) 00:50:12)
    どうなるのか、楽しみですぅ^^

引用返信/返信

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■867 / 親記事)  蒼い月と君と僕
□投稿者/ 沙羅 一般人(2回)-(2004/10/19(Tue) 18:34:11)
    直美は、仕事を終え、帰り支度を始めていた。
    「お先です」誰に言うともなく声に出した。
    「おつかれ」向かいの男の同僚が顔を上げずに答えていた。
    帰りの電車に揺られ、自宅の付近の駅で降りる。

    もう、何年も繰り返している。スーパーでお惣菜を買い、アパートの鍵を開ける。

    「ただいま」誰もいない部屋に言う。

    最初にTVを付けた。何か音がほしい。
    着替えが終わると、TVの前に座り簡単な夕食を取りながら、友達にメールを返信する。
    しばらくして、PCを立ち上げてみた。ス気なく、色々なサイトを見ていると
    ビアンのサイトが目に留まった。興味本位で見始めた。

    (ここって・・・。色々な掲示板があるんだ)

    2ショットチャットの部屋に行ってみた。入るかどうか迷ったが、思い切って入室してみた。
    挨拶して、すぐにいやらしい言葉を言われ、退出してしまった。

    (男の人みたい・・・。)軽いため息をついてPCの画面を眺めていた。

    純粋にビアンの女の人と話してみたい。と思った。

    もう一度、2ショットチャットの部屋を覗くと、軽い呼びかけの部屋があった。
    すぐに入室してみた。

    『こんばんは』 『初めまして』文字が流れて行く。
    『本当に女の人なんですか?』 『あぁ、そうだよね。疑うよね。確かめてみる?電話してもいいよ』

    文字からやさしさが出ていると思ってしまった。
    電話は怖いと思ったけど、思い切って番号を載せた。
    すぐに知らない番号の着信があった。

    「もしもし」
    「こんばんは」
    「はじめまして・・・」
    「本当に女の子だったでしょ?」
    「はい・・・」
    明るい声だった。嫌な感じはなかった。また、チャットに戻った。

    女の人と判って、今度は興味が沸いてきた。質問を繰り返した。
    女の人と付き合ったことがあるのか?女の人しか愛せないのか?素朴な疑問をぶつけてしまった。
    質問に対して、1つ1つ丁寧に答えてくれた。

    『あのぉ・・女の人とエッチするんですか?』胸の鼓動が早くなる気がした。
    『するよ、もちろん。(笑)ただ・・・』
    『ただ?』
    『ただ、Sなんだ。』
    『S?』

    『そう。SMのS。』
    SMの文字が目に飛び込んできた。体の奥底がギュッとなる気がした。

引用返信/返信

▽[全レス20件(ResNo.16-20 表示)]
■1032 / ResNo.16)  NO TITLE
□投稿者/ 匿名 一般人(1回)-(2004/11/16(Tue) 17:40:40)
    お願いですから
    続きを〜!

    (携帯)
引用返信/返信
■1039 / ResNo.17)  蒼い月と君と僕 6
□投稿者/ 沙羅 一般人(10回)-(2004/11/18(Thu) 02:16:07)
    私の敏感な部分を、じっと見つめている息づかいを感じていた。
    恥ずかしさと妙な興奮感を覚えた。

    「濡れてるなぁ・・」
    呟くように彼女が言った。

    嫌だった。そんなこと口に出して言ってほしくない。
    「いやっ・・・」首を横に振って答えた。
    「嫌?・・・。感じて濡れてくれてるって嬉しいと思うけどな。嫌なんだ?」
    「いや・・・。恥ずかしいし・・・。いや。」
    彼女の顔を見ずに、横を向いて答えた。

    「そうなんだ・・」また、彼女が呟くように言った。

    彼女の指が敏感な部分を広げ始めた。
    「あ・・・」
    クリトリスを摘んでいる。
    「あぁ。あっ・・」
    体が勝手に反応してしまう。

    ゆっくり、クリトリスを舐められた。下から上に丁寧に舐められている。
    「あぁーー・・」
    何回も、舐め上げられている。クリトリスの感覚が大きくなっていく。
    もう、手や足がどこあるかわからない。気持ち良さだけが体を支配している。

    「あぁ・・・。いやぁ・・・」
    クリトリスを吸いだされ、舌で転がされた。
    足の内側に力が入っていった。

    「あ・・・・。あぁ・・・。イっちゃう・・。だめぇ・・」
    全身に力が入り、簡単にイッテしまった。

    体の力が抜け、ぐったりとしていると彼女が言った。
    「ちょっと、縛ってみようか」
    「えっ・・・」
    返事を考える余裕がないまま、体を起こされた。

    胸の下にロープを通され、背中で交差し胸の上にロープが回ってきた。

    されるがままだった。

    背中でロープを縛った時にきつく感じた。あぁ、縛られていると改めて感じた。
    胸を挟まれるように縛られた。
    下着とは違う拘束感を感じていると両手を後ろに回され、縛られた。

    「う・・・」

    両手が動かない。

    さらに、縛られた胸の感覚が大きくなっていくような気がした。

    そして、何も抵抗できない格好に恐怖を覚えた。

    「いや・・」
    「嫌?怖い?」
    「うん・・・・」
    「だいじょうぶだよ。痛くはないでしょう?」
    「うん・・。」
    胸を縛ってあるロープに、さらにロープを通して縛っていった。
    そして、わざとゆっくりロープを股の方に下げるように、ゆっくりと降ろしていった。
    スローモーションのような動きだった。
    股にロープを通された。
    「うぅ・・・」
    痛みはなかった。
    敏感な部分にロープが食い込んでいる。


    ロープの感触を強く感じた。



引用返信/返信
■1070 / ResNo.18)  蒼い月と君と僕 7
□投稿者/ 沙羅 一般人(11回)-(2004/11/23(Tue) 15:33:58)
    何も考える余裕はなかった。
    ただ、ロープの感触を強く感じるだけだった。

    「痛い?」
    「・・・・」
    首を横に振って答えた。
    何も話せない。
    彼女は股のロープを引っ張っていく。
    「あぁーー」
    わずかな痛みと敏感な部分を押さえつけられている感覚が交差している。
    身体の感覚だけが強くあった。
    「痛い?」
    また、彼女に聞かれた。
    痛くはない。興奮しているのか、わからない。

    ただ、縛られた部分の感覚が強調されるような気がした。

    言葉で表現できない感覚だった・・。

    黙っている私を見て、彼女は私をベットの側に立たせた。
    身体を縛られて立っていると、恥ずかしさが込み上げてきた。
    顔を横に向けてしまう。彼女の方を見られなかった。

    彼女はじっと見ている。ゆっくり見ている。きっと。

    「さぁ、膝をついてごらん」やさしい声だった。
    ゆっくり、バランスを取りながら膝をついた。

    何も考えられなかった。
    言うことを聞くしかないと思った。

    「もう少し、足を広げてごらん」また、やさしい声が聞こえた。
    「うぅ・・・」足を広げた。

    「ちゃんと、縛ってあるか見なきゃ」
    彼女が言ったと同時に、上半身を床に倒された。
    縛ってあるロープが食い込んで痛い。

    「あぁ・・」足が崩れそうになった。
    彼女が、背中のロープを引っ張りながら言った。
    「だめだよ。もっとお尻を上げなさい」
    「うぅ・・・」
    「ちょっと、苦しいかな?ここに頭を乗せなさい」
    彼女が、ベットから枕を取り、顔を乗せられた。

    彼女の足が歩いて行った。
    お尻を高く上げた格好で、後ろから彼女に見られている。

    全部、見られている。

    「もっと、ちゃんと縛ろうか」
    彼女は、両手で敏感な部分を広げた。
    「いや・・・。あぁ・・・」
    ロープが食い込んで濡れてる、きっと。
    恥ずかしさとイッタばかりのクリトリスが刺激され、気持ち良さがあった。

    縛られて、恥ずかしい格好が気持ちいいなんて・・・、いや。と思った瞬間

    彼女がクリトリスの皮を剥いた。

    「あぁーー・・・」声が大きくなってしまった。抑えられない。
    かわいい声なんて出す余裕がなかった。

    クリトリスの皮を剥かれ、ロープに当たるように、縛られた。

    足の裏に電気が走るような感覚、痛いような強い刺激を感じた。
    「うぅ・・・」



    身体の感じるままに声を出していた。

引用返信/返信
■1289 / ResNo.19)  凄く…
□投稿者/ A 一般人(1回)-(2004/12/27(Mon) 07:49:27)
    素敵です…

    小説の中の「沙羅」さんに惚れてしまいました…笑

    あの、電車の中の会話とか、コンビニから戻って来たシーンが凄く好きです。

    何度も「いや?」って聞いているところも、Sなんだけど無理してない自然な感じで余計ドキドキしました。

    「沙羅」サン最高…笑

    続き楽しみにしています…



    (携帯)
引用返信/返信
■1345 / ResNo.20)  蒼い月と君と僕 8
□投稿者/ 沙羅 一般人(1回)-(2005/01/06(Thu) 23:25:03)
    クリトリスを剥かれ、ロープを当てられると
    すぐにイキそうになった。
    唇を噛んで我慢した。

    そんな私を彼女は知っているように床に寝かせた。
    床の上に寝ると自分がさらに弱く感じた。
    何もかも、彼女の手の中にあると思った。

    彼女がロープをずらしクリトリスを舐めた。
    「あぁーー」
    そして、クリトリスの皮を剥かれ、またロープで縛られる。
    繰り返し舐められ、ロープで縛られた。


    何回もイッタような気がする。
    もしかするとイッテはないような気もする。

    ただ、初めて「縛られる」ことが未知の世界だった。

    恥ずかしさと気持ち良さ
    罪悪感と興奮が入り混じっていた。

    気がつくと、ロープが外され、ベットに横になっていた。
    「だいじょうぶ?」彼女が声をかけた。
    小さく頷いた。


    彼女の手が私の頭を撫でた。

    何故だかわからないけど、泣きそうになった。
    彼女は私の額にキスをした。

    二人でホテルを出ると、もう外は日が落ちていた。
    駅に向かう途中は、わざとゆっくり歩いた。
    帰りたくなかった。

    駅に着き、電車がホームに入って来た。

    彼女は言った。
    「じゃぁ、ここで。」
    「うん」

    彼女は電車に乗り、ドアの所に立っている。
    軽く手を振っていた。

    もう二度と逢うことはないと考えたら涙が溢れそうになった。

    電車がゆっくり動き始めた。

    自分に、泣いちゃ駄目、と言い聞かせた。

    涙がこぼれないように上を見上げた。


    蒼い月が見えた。

完結!
引用返信/返信

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■1090 / 親記事)  絶望的な愛…??
□投稿者/ ☆猫★ 一般人(1回)-(2004/11/28(Sun) 15:21:38)
    始まりは〜…あぁ、レズビアンに踏み込んだ時ね。ぁれは、今でも覚えてる。中3の5月27日。

    とあるV系雑誌に載っている、友達募集のページに目をやり一人の女性に惹かれた。
    たまたまその頃携帯を手にし、
    たまたま好きな歌手が表紙のその雑誌を買い、
    偶然見たページに載ってる女性にメールした。

    ぁの時からだろう、まるで右にゆっくり回っていた風車が強風で左へと回転を早めるよぅに、私の人生が変わったのは。

    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス13件(ResNo.9-13 表示)]
■1120 / ResNo.9)  絶望的な愛…??E
□投稿者/ ☆猫★ 一般人(7回)-(2004/12/02(Thu) 13:32:41)
    2004/12/02(Thu) 14:16:32 編集(投稿者)

    〜受信〜
    “ゴメンゴメン(^-^;)少し空想の世界に入っててね。 躰が熱い??どうしてかしら??何処が熱いの??”

    アザ笑う声が聞こえてきそうなメールに躰中がゾクゾクしてたまらなかった。きっと、あの時の顔はだらしなかっただろう。
    頬を赤く染め、躰を反らせ、息があらくなっている口元から垂れる唾液、その口には指を加え、ゾクゾクする感覚にたまらなく流れる涙。

    どうしたんだか自分でも解らなかった。メールだけで??ただのメールだけで触ってもいないのにイキそうになる。

    “躰が…おかしぃです…ッ!!バンパイアさんの言葉でおかしくなりそぅ…っ” 〜送信〜

    〜受信〜
    “アラアラ。感じちゃってるのね。可愛らしい子。一番熱くなってるところを触ってみなさい。”

    言われた通り、一番熱く疼いている、真っ赤になり誘っている薔薇のような陰部を触った。。花びらに触れた瞬間、躰を限界まで反らせ私はイッてしまった。
    ドロドロと出ている愛液とともに、気を失い散った。

    (携帯)
引用返信/返信
■1121 / ResNo.10)  ちこさん
□投稿者/ ☆猫★ 一般人(8回)-(2004/12/02(Thu) 13:38:21)
    感想ありがとう!!!まぢやる気でます。
    バンパイアさんは怖いですょ[笑]これからはとても[笑]
    マリス大好きですょ〜☆★特にGacktが居た時が一番。まぁ、今でもCD集めてますが[苦笑]

    ちこさんもお好きなんですか☆★☆これからもこんな小説でよかったら読んでください(*^□^*)

    (携帯)
引用返信/返信
■1122 / ResNo.11)  倫華さんへ
□投稿者/ ☆猫★ 一般人(9回)-(2004/12/02(Thu) 13:42:57)
    マリス好きでしたか☆★私も大好物です。とゆうか、やっぱりゴス音が一番心地いいです。

    そうですね〜Gacktが元マリスってあまり知ってる人少ないですよねf(^_^;)是非あの頃の色っぽいGacktも知ってほしい。
    これからも是非読んでやってください!!!

    (携帯)
引用返信/返信
■1123 / ResNo.12)  絶望的な愛…??F
□投稿者/ ☆猫★ 一般人(10回)-(2004/12/02(Thu) 14:10:58)
    2004/12/02(Thu) 14:17:59 編集(投稿者)

    翌朝、昨夜の事を思い出し死ぬほど恥ずかしかった。
    《だって女の人だょ…!?しかも知らない人だし…でもあんなに感じた事なぃ…》自分の頭の中で叫んだ。なんであんなに乱れたんだろぅ…そう考えると昨夜の事をハッキリ覚えている躰がゾクゾクっとして、また求めてくる。

    考えない事にして学校に向かった。いつもの授業、いつもの教室、いつもの会話。でも何処かであの人を考えてる自分が居る。
    帰り道、バンパイアさんへとメールをした。

    “昨日は変なメールごめんなさい(>_<;)あの後寝ちゃって…;今日マラソンでバンパイアさんの為に頑張って走っちゃいました☆★” 〜送信〜

    ふぅ〜っとため息をつき、返信を待ちながら歩いた。

    〜受信〜
    “別に構わないよ。マラソン、私の為に走ってくれたんだ。嬉しい。なんかバンパイアさんって変だな(^-^;)リリスって呼んでよ。”

    リリス…。ドキッとした。昔いた、エロスの女悪魔の名前だ。誰もを虜にし、SEXで魂を奪うエロスの女神とも言える。
    《なんか…この人にピッタリ…》

    “ぇへへ、頑張っちゃいました(〃▽〃)リリスさん…ですね☆★解りました(o^o^o)” 〜送信〜

    ‥‥



    (携帯)
引用返信/返信
■1351 / ResNo.13)  初めまして♪
□投稿者/ 雪花 一般人(1回)-(2005/01/07(Fri) 10:43:34)
http://www.freepe.com/i.cgi?setuka13
    初めまして。雪も小学6からマリス大好きですよ♪
    ちなみにMana様とGackt命デス。

    小説すごく面白いです♪
    ヴァンパイアさんに虐められたい。。
    頑張って下さい☆

    (携帯)
引用返信/返信

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■1063 / 親記事)  ─CarnivorE─1
□投稿者/ 塁 一般人(1回)-(2004/11/21(Sun) 21:05:37)


    「ぁぁ…ぁああアァ・アアアアアアアァァ!!!!」


    「華…華…ごめんね…ごめん……ごめん……」




    ブチ




    真っ赤な薔薇が、血の色をした薔薇が、私の瞳の中で散った。
    彼女は私の恋人。
    愛しい、人。
    いい。

    いいの。

    泣かないで…

    お願い。

    思いの丈を込めて言うわ。

    愛してるの。

    他に言葉が見つからないわ…

    だから、私を食べて。

    あなたの一部にして。











    ─CarnivorE─




    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス21件(ResNo.17-21 表示)]
■1923 / ResNo.17)  φりーさんへφ
□投稿者/ 塁 一般人(1回)-(2005/04/26(Tue) 23:38:09)
    感想ありがとうございます。こんな古い話を掘り起こして頂いちゃって恐縮です(汗
    放置していたのですが、ちょっと書く気が起きてきたのでちょこちょこ書いてみよーかと。
    良かったらお付き合い下さいませ♪





    (携帯)
引用返信/返信
■1924 / ResNo.18)  ─CarnivorE─13
□投稿者/ 塁 一般人(2回)-(2005/04/26(Tue) 23:39:38)
    午後の授業。


    "ヒト"は大脳が異常なまでに発達した動物だと、禿げた教授が力説している。成長し過ぎた大脳は、やがて産道を通る事が困難な程に膨れ上がり……そして"ヒト"は早産になった。

    私達は全て、未熟なままに生まれ落ちる。
    そして、未熟なゆえに訪れる死を遠ざけるために、知性を酷使し、技術を身につけた。



    殆どの生徒が眠りこける中、額に滲む汗をねっとりと拭き取りながら妙なイントネーションで話す、禿げ親父。
    いつもならとても滑稽で、失礼な話無様で…そんな授業な筈なのに、何故だか今日は聞き入ってしまう。

    窓の外は相変わらずけぶる様な雨が降り続いていた。まるで、この空間だけが世界と分離している様な感覚だった。

    私の中の誰かが言う。

    どうしてこんなにも、"ヒト"は切ないほどに愛しい存在なのか。


    それは、未熟だから。

    未熟だからこそ、今にも壊れてしまいそうだからこそ、こんなにも、こんなにも、愛しい…



    私が茜を受け入れ、茜が私を受け入れた事の真意も、そこにあるのかもしれない。



    未熟、だから。



    足りない部分を埋め合わす様に、時間が飽和に近づいてゆく。



    私はあの時間が愛しかった。
    あなたの飢えた視線が。
    紙を撫でる仕草が懐かしく感じられる。たった数回しか時間を共にしていないのに、ちょっとの擦れ違い…いや、私がそう思い込んでいるだけかもしれないのに、こんなにも息苦しいのは何故だろう。



    何してる?


    柄谷君は彼氏じゃないわ


    ねえ、聞いてるの?


    鉛筆止めてよ


    私を見て


    違う


    もっと奥








    逢いたい
    逢いたい
    逢いたい
    逢いたい
    逢いたい
    逢いたい
    逢いたい









    茜…












    (携帯)
引用返信/返信
■1925 / ResNo.19)  ─CarnivorE─14
□投稿者/ 塁 一般人(3回)-(2005/04/26(Tue) 23:41:12)
    チャイムが鳴ると共に眠りに落ちた教室内は朝を迎え、私は立ち上がった。
    気が狂いそう、だった。
    自分でも理解のできない感情の波に突き動かされ、走り出している。おかしい。なんだか理性のたかが外れた様だった。

    霧雨は本格的に水の雫石へと移り替わり、激しく地面を打ちつけている。

    「はぁ………は………」


    広場で息をついていると沢山の講義を終えた生徒達が訝しげな表情で私を見やりながら通り過ぎていく。もはやそんなものは全くもって気にならなかった。



    ジーンズの裾はぐっしょりと濡れそぼり、足首をヒンヤリと撫で上げる。



    ドコ





    雨が降ってるじゃない





    きてよ





    ねえ




    来て




    描いて


    どこまでも










    描いて………!!!!









    お願……



    「華……?」





    「何やって…」







    白い洗い晒しのシャツを着て、フレームのないシンプルなデザインの華奢な眼鏡。髪に水滴が…


    少し困った様な、瞳





    「茜………」


    ずぶ濡れだよ?と傘を傾け、ポケットの中から几帳面に折り畳まれたハンカチを取り出し、私の頬へとそっと押し当てる。

    茜の、におい。

    少し苦みのある、7月の果実の様な、薫り。



    ああ




    私はゆっくりと目を閉じ、何かを呟いたかもしれない。
    ありがとう、かな
    良かった、かな


    どれでもいいよ。無性に逢いたかったの。
    どうしてだろ?
    可笑しいね
    ふふ



    茜は何も言わず私の肩や、指先までハンカチを滑らせ、やがて手をとり歩きだした。
    細い肩が私の隣りで揺れている。
    知的な眼差しはどこまでも透き通った真実の世界を映し出しているようで。


    私は何故だか理由も分からないままに、コノヒトトイタイ、と思ってしまった。





    茜は一つのアトリエの前で立ち止まった。






    茜の使う、アトリエ。






    絵の具と油の染み込んだ鉄の扉がゆっくりと押し開かれた。








    (携帯)
引用返信/返信
■1926 / ResNo.20)  感想♪
□投稿者/ プラス 一般人(1回)-(2005/04/27(Wed) 00:36:55)
    すっごいおもしろいです!!話の展開がドキドキしますw
    これからも頑張ってください★続き楽しみにしてます(≧∀≦)
引用返信/返信
■1927 / ResNo.21)  φプラスさんへφ
□投稿者/ 塁 一般人(4回)-(2005/04/27(Wed) 23:59:30)
    感想どうもです(ぺこ)
    いやいやお恥ずかしい…(照)気分が乗らないと描かないのできままな更新になりますが、お付き合い頂けたら嬉しいです♪ではでは




    (携帯)
引用返信/返信

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■68 / 親記事)  病院、院内寮の一室
□投稿者/ 尚美 一般人(6回)-(2004/01/21(Wed) 21:29:26)
    こんにちは!  九州で看護士をしている尚美です。

    第二回は、私が病院に就職した頃のお話です。

    何章かに分れて書いていきますので楽しみにしてくださいね!
    みなさん、読んで感じてくれたらいいなぁ〜。

    第一章(芽生え)

    勤めている病院は、病棟の隣に独身寮があります。
    就職したてだった私は、1Kの寮に入ることになりました。

    3階の308号が私の部屋。
    307号は2つ上の先輩の部屋でした。
    先輩の名前は村田 裕子さん。
    同じ病棟で勤務しています。

    ある日、夜勤明けで眠っていると、どこからか
    声が聞こえてきます。
    (ん?なんだろう?・・・)
    (先輩の部屋にお客さんかな?)
    聞き耳を立ててみると、
    そう、それは隣の部屋からでした。
    (ぁぁぁ・・)(ぃぃ・・)
    (おねがい・・・・)
    まぎれもなく隣の先輩の部屋。
    (先輩、ひとりH?まさかねー・・。)
    でも、やはりあの声です。
    (ああぁ・・)(もっと!先輩。。)
    せんぱい? 
    どうしても気になった私はベランダへ出て、隣の部屋を
    そーっと覗いてみました。
    「あっ!」、思わず声を出すところでした。

    ベランダの窓越しに先輩と誰かもう一人・・。
    先輩の部屋のベッドの上に、
    全裸の体をロープで縛られて、口にボールみたいなものを咥え、
    柱に吊るされてる女の子が・・・。
    その女の子の体を先輩が舐め回している所が見えたのです。
    (すごい。。。あんな事。。。)
    (ドキドキしちゃう・・。)
    私のあそこはもう、熱くなっていました。
    そーっとあそこに手をあててゆっくりと擦っちゃいました。
    「あっ・・。」
    もう、クリが固くなってます。
    その時!
    (あっ!!)
    先輩と目が合ったのです。
    私は急いで自分の部屋へ戻りました。
    (わー。。どうしよう・・。)
    (見つかっちゃった。。。)
    そう思うと反対に、私のあそこはもう、ヌルヌル・・・。
    そのあとそっと、部屋の壁に耳を当てて部屋の様子を聞いてみました。

    (ほら、どこがいいの?言いなさい!)
    先輩の声。
    (はい。あそこが気持ち良いです。裕子先輩。)
    (もっと虐めてください。)
    。。。。。誰の声なんだろう?
    聞いたことがあるような・・・?
    そこへ先輩の声。
    (美紀。もっと声を出して!)
    !!美紀!!
    それは、私と同期の河合 美紀さんでした。
    美紀さんと先輩だ!二人はそういう関係なんだ。。
    とてもびっくりしました。 

引用返信/返信

▽[全レス7件(ResNo.3-7 表示)]
■71 / ResNo.3)  病院、院内寮の一室4
□投稿者/ 尚美 一般人(9回)-(2004/01/21(Wed) 21:31:44)
    第四章(喜び)

    裕子「さあ、美紀。尚美にご挨拶しなさい!」
    美紀「はい。尚美さま、私を尚美さまの奴隷にしてください。」
    そう言われると、自分で興奮してくるのがわかりました。
    尚美「いいわよ!美紀。たっぷりと虐めてあげる」

    裕子「じゃあ、いつもの様に吊るしてあげるわね!」
    そう言うと裕子先輩は、天井の柱に美紀の両手を縛り付けました。

    美紀のオッパイはロープで搾り出され
    あそこのロープはさらに食い込みます。
    足は大きく開いたまま、つま先で立っています。

    尚美「すごい・・。」
    もう、美紀のあそこからはお汁が糸を引いて床まで垂れてくるほどです。

    裕子「さあ、ボールを咥えるのよ」
    そう言うと裕子先輩は、美紀に猿ぐつわの様なボールを咥えさせました。

    美紀「はあ。はあ。・・」
    開きっぱなしになった美紀の口から荒い息がもれて来ます。

    裕子「さあ、尚美。美紀をかわいがってあげなさい!」
    尚美「はい!裕子先輩」
    そう言うと私は、美紀のオッパイを舐めました。
    美紀「はうぁぁ・・。」
    美紀さんが体をくねらせます。

    私は美紀さんの体を前から抱きしめながら、乳首を軽く噛みました。
    美紀「あがぁぁぁ・・」
    声を上げながら美紀さんの口からは、よだれが「タラーッ」と糸を引いて出ています。

    美紀「ああぁぁ・・いいぃぃ・・」
    私がオッパイを攻めている間に先輩ったら、
    美紀さんのあそこのヒダをゆっくりと擦っています。

    裕子「美紀ったら、こんなにあそこからこんなによだれを垂らして、
    いやらしい子ね!」
    美紀「はあぁぁぁ・・」
     美紀のため息がいやらしく聞こえました。

引用返信/返信
■72 / ResNo.4)  病院、院内寮の一室5
□投稿者/ 尚美 一般人(10回)-(2004/01/21(Wed) 21:32:47)
    第五章(3人で・・。)

    私は美紀のオッパイを触りながら、ゆっくりと下の方へ
    舌を這わせていきました。
    美紀「はうぅぅ・・。」
    美紀の体がビクッビクッっと反応します。

    そして、私の舌は美紀のクリへ・・。
    もう、剥き出しになったクリがヒクヒクしています。
    「ぺチャ、ペチャ・・」
    っと、クリを舐め上げてあげました。

    美紀「ああああぁぁぁー!」
    悲鳴に近い声を上げながら美紀が反応します。

    裕子「さあ、ボールを取ってあげましょうね」
    そう言うと先輩は、美紀の口から外しました。
    美紀「あああぁぁ、気持ちィィ〜」

    とたんに美紀が声を出します。
    私は美紀のクリをゆっくりゆっくりと舐めあげていました。

    「はぁ・・。」と、その声に
    ふと、先輩を見るとなんと!先輩はペニスバンドを
    自分にあそこに入れています。反対側にもついた双頭?(二人で入れられるヤツね!)
    私は(先輩、美紀に入れるのね!)と、思っていました。

    ところが、裕子先輩は美紀のあそこを舐めて四つん這いになっている
    私の後ろからお尻を押さえると、ゆっくりとペニスバンドを入れてきたのです。

    尚美「あああ、、せんぱ〜い。。。だめ〜」
    裕子「何言ってるの。気持ちいいんでしょ?」
    尚美「あああああ、、入ってくるぅー!

    美紀のあそこを舐めながら私、後ろから犯されちゃったのです。
    美紀「はああ、もっと!もっと舐めてください!」
    尚美「ああああああ、いいぃ!せんぱーい!」
    裕子「私もいいわよ!尚美!
       あああぁぁ、たまんないわ!もっと、
    二人ともいっぱい声を出しなさい!」

    尚美「ああああぁぁーー!いいーー!もっと、もっとーぉ」
    美紀「ああ、しゃぶってー!ああああ、いいぃぃーー!」
    尚美「はあぁぁ・・・。気持ち良いよー」
    裕子「ああーーーー!いい!」

    もう、三人とも気持ちがいいのと、三人でしているんだ!っていう興奮で
    何を言ってるかもわからずに感じて興奮していました。
    三人とも相手がいきそうになると、やめて焦らせ合いです。
    美紀「あーーー!やめないでーー!もっと、もっとーー!」

    尚美「突いて!せんぱいー。いきたぁ〜い!」
       「ああああーん」

    裕子「ああ、じゃあ、美紀を下ろして楽しみましょう!」
    「はぁ、はぁ、さあ、美紀。下ろしてあげるわ」
    そう言うと先輩は、美紀さんを下ろしてベッドへ・・

引用返信/返信
■118 / ResNo.5)  病院、院内寮の一室6
□投稿者/ 尚美 一般人(2回)-(2004/03/03(Wed) 13:34:04)
    第六章(初めての経験・・)

    美紀をベッドに下ろした先輩は、
    四つん這いにさせた美紀を後ろから、いつもと違うほうを・・・。
    美紀「先輩!そこ、ちがうー!痛いよ〜。」
    よく見ると先輩は美紀さんの後ろの方に(お尻に)入れようとしています。

    くちゅ・・。いやらしい音とともにゆっくりとぺニバンが入っていきます。
    もう、美紀のあそこはグショグショに濡れていました。
    尚美「すごい・・。」
    美紀「いやーー!だめー!」
    「あああぁぁ。入ってくるぅ・・。」
       「はいってくるぅー!!」
       
       「だめ!だめ〜・・。ああぁぁぁぁぁー」
       「でも、でも、、、。。お尻もイイー!」
    美紀は狂ったように叫びます。
    裕子「さあ、尚美!あなたもぺニバン付けて!」
     
    先輩にそう言われると、もう一つあったぺニバンを初めて付けてみました。
    冷たい感覚があそこに・・・「あっ・・」
    すっーと、入っていきます。(ああ、いい・・・。)
    あそこの中が、いっぱいになった感じです。。
    入りきったところで、バンドのボタンをとめました。

    なんだか変な気持ち。
    あそこに何か入ってる感じで、前には男の人みたいなものが反り返って
    付いています。(これで美紀さんを虐める・・・)
    反り返ったバイブをちょっと握りしめてみました。

    「あああ」体がビクッてします。
    (あそこと、つながってるぅ〜。。)

    裕子「尚美!ほら、美紀に入れてあげなさい」
    その声に振り向くと、先輩が美紀を後ろから
    抱っこするように抱きしめて座っています。
    美紀のお尻には、先輩のぺニバンが入っています。

    裕子「ほら、前に入れてあげなさい」
    尚美「はい」
    私はひざまずくと美紀の中へとゆっくり
    入れていきました。

    美紀「はぅっーー。はいってくるぅー!」
       「きついよー!ああぁぁーーー!!」
       「ああああああーーーーーーー」
        「いいいいい、いいのーーーー!」
      「二本もはいってるぅぅぅぅ!!」
       「あぁ・・中であたってるぅ!」
       「感じちゃう!感じちゃうよ〜!」
       「はずかしいーーーー!!ああああ・・。」

    ぺ二バンって相手を擦れば擦るほど自分が気持ちいいんです!
    尚美「すごい!あああああ。感じちゃうーーーーー!」
    私は、気持ちがいいのでどんどん腰を振ってしまいました。

    尚美「ああああ。いいよ〜。いい・・・・」
       「はあぁぁ・・こすれてるぅ!」

    縛った美紀を、後ろと前から二人で・・。
    三人とも興奮して、腰を振っていました。

    裕子「ああああ、いいわ」
       「美紀!気持ち良いわよ!」
       「あなた、最高よ!」

    美紀「はあああー!うれしいです!」
      「もっと虐めてくださぁい!」

    裕子「ほら!尚美のオッパイを舐めてあげて!」

    美紀「はい」
      「ぴちゃ、ぴちゃ、チューッ!」

    尚美「はううううう・・いいい・・とろけちゃう!」
       「もっと!もっと舐めてー!美紀―!」

引用返信/返信
■119 / ResNo.6)  病院、院内寮の一室7
□投稿者/ 尚美 一般人(3回)-(2004/03/03(Wed) 13:36:07)
    美紀「はい」「チューッ、チュパ、チュパ・・」

    裕子「美紀。ほら、クリも弄ってあげるわ!」
       「クチュ、クチュ・・・」

    美紀「あううーーーーー!いっちゃう〜〜〜〜!」
       「いっちゃうよ〜!せんぱーい」

    裕子先輩は美紀さんを後ろから突き上げながら
    美紀さんのクリを弄っています。
    その先輩の手が私のクリにも当たるの・・・。

    尚美「はうー。いいー。先輩!気持ちいいーーーー!」

    裕子「いく時はみんなで一緒よ!我慢して!美紀!」

    美紀「は、はい・・。せんぱい・・はやく〜」

    裕子「ああああああああああ。。いいいーーーーー!」

    尚美「いっ、、、いっくぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」

    裕子「いいー!いくわーーー!はあああああああああ・・・」

    美紀「あううううううう。。私も、いくーーーーーーーーーーーーーー」

    体を反り返しながら裕子先輩が絶頂に・・。
    私は、初めての快感に頭が真っ白になっていました。

    美紀は足を広げた恥ずかしい格好のまま、体がピクピクと痙攣させながら
    あそこからは、褐色の液体がピュッ、ピュッとほとばしっています。
    よほど気持ちよかったのでしょう。。

    裕子「美紀はいやらしい子ね!気持ち良くっておもらししたの?」

    美紀「はぁはぁ・・。はい・・。」
    私は美紀さんのその姿を見たとたん、あそこがジュン・・・って、
     今、あんなに絶頂を迎えたところなのに。。
    尚美「先輩・・・。」

    第七章 (Mの初体験)

    裕子「どうしたの?尚美」

    尚美「私もあそこまで感じてみたい・・・」

    裕子「ふふっ。Hな子ね!」
    裕子「じゃあ、自分から恥ずかしい格好をしてみなさい!」

    尚美「はい」
    そう言うと私は、ベッドの上で大きく足を開きました。
    裕子「尚美!自分であそこを開いて、お願いするんでしょ?」
     
    尚美「はい。裕子先輩・・・。」
    尚美「尚美の恥ずかしい姿を見てください・・・」
    裕子「いい子ね!尚美。さあ、美紀!ご褒美に舐めてあげなさい」

    美紀「はい!先輩」
    そう言うと美紀さんは、私が指で開いているあそこを舐め始めたの。。
     ぴちゃ、ぴちゃ・・・
    尚美「はあ!!」
      美紀さんて、すごく舐めるのが上手・・。
    尚美「あああああ!!いい・・・・」

      「ぴちゃ、ぴちゃ・・・」
    あそこからクリまでを下から舐め上げられて私、もう我慢が出来なくなりそうだったの。
    尚美「あああぁぁぁ・・・いきそ・・・う・・・。」

    裕子「だめよ・・。尚美。これがほしいでしょ?」
    そう言って先輩は、ぺニバンをわたしの目の前に・・。
    尚美「はい・・・せ・・んぱい・・。ほしいー・・。」

    裕子「じゃあ、尚美。初めての経験をさせてあげる。」
    先輩はわたしのお尻にぺニバンを・・・。
    尚美「あああ!だめ!いっ、痛い!」
    裕子「大丈夫。初めだけよ」
     裕子先輩はそう言いながら奥まで入れてきたの。

    尚美「あああああああ!!!だめーーー!おかしくなっちゃうーー!」
      「ぴちゃ、ぴちゃ・・」
    美紀さんにあそこを舐められながら、先輩に後ろから入れられて
    もう、何がなんだか分からなくなってしまうほどでした。

    先輩のぺニバンが私のお尻から あそこの中の方までごりごりと擦りあげるの。
    もうたまらなかった!

    尚美「あが・・・はああああああああああ・・・」
    頭が真っ白・・・・・
    下半身の力が全部抜けて、どうなってもいい!って感じに・・・。

    そのとたん。
    「しゃーーーーっ」
    私、いっぱいのおしっこを漏らしていたわ。。

    美紀「ああああ。尚美様のジュース・・・」
    私のおしっこを口いっぱいに嬉しそうに美紀が・・・。

    尚美「はぁううううう・・・・・・・・・」
    裕子「あっ、はーーーーーああああああああああ」

    私のお漏らしした姿を見て先輩が絶頂に。
    裕子「いいいいい!尚美―!」
      「ああああああぁぁぁ・・・・」
        「いっくぅ〜・・・・・・」
       「はぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜・・・」


    二人の絶頂する姿を美紀が見ながら、いつまでも私のクリを舐めていました。。。


           病院寮の一室(完結)

完結!
引用返信/返信
■4278 / ResNo.7)  Re[2]: 病院 素敵です
□投稿者/ ねね 一般人(1回)-(2007/03/05(Mon) 22:05:02)
    こんな素敵なお話があったんですね。尚美さま また 新作お願いします。
    わたしも看護士寮の住人です。
引用返信/返信

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