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□投稿者/ 陽泰子 一般♪(1回)-(2006/11/22(Wed) 23:49:03)
| 「ハナーあんまり遠くに行くなよ?」 「わかった〜。」
公園のベンチにかけて砂場で遊ぶハナからはまだ目が離せない
「あーちゅー。」 「出来たらみせて!!」
遠くから叫んであげるとまた安心したように遊びに夢中になったハナ
どこから見ても親子にしか見えないと思う、 けどハナのママはいるんだ。
眩しい陽射しに手をかざして、 呼びかけると幸(さち)は帰ってきそうだ。
「今日も天気がいいな〜ハナも元気だよ。」
青空のかなたにいる幸が、こんなに私が毎日を ふんそうして過ごしているの見ててあっちで笑ってるのかな?
「あーちゅー、はぁい。」 「ん?」
ハナから受け取った泥団子にかぶりつく振りをして、 ハナの手を引いてお昼寝を提案しながら歩いていると
「マンマは?」 「ごはんはまだだよ?」
「マーマ。」 「ママはあそこでお昼ねしてるから。」
空を指すとキレイな青空が笑ってるような気がした。
(携帯)
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▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]
■17300 / ResNo.1) |
青空のかなた2
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□投稿者/ 陽泰子 一般♪(2回)-(2006/11/23(Thu) 00:15:26)
| 「暁かんがえてくれないかしら?」 「お母さん前にも言ったでしょここからはでないって。」
ハナが眠りについたころリビングで母と私は幾度となくこの話をした
「うちで暮らしたほうが何かと便利だし‥暁の仕事だって。」 「ここにいなきゃ幸を忘れちゃうんだ。」
幸が亡くなってからこの1年でやっとハナとの二人の暮らしのペースが出来てきたのに
ハナももうすぐ2才になる
「残業も出張も断ってると耳に聞いたから。」
ある程度は仕方がない、 それにもうすぐ保育園にだって行くことになるだろうし。
なによりここで私はハナと暮らしたいんだ
「また来るはね。」 「うん、おかずありがとう。」
ドアを閉めて台所に戻りコーヒーをいれた
「あちゅ?」 「眠れなくなった?」
起きてしまったハナを抱き上げ
ベットに入った
「あちゅ?マーマのマーマの。」 「はいはい。」
胸をゆっくり叩くとハナは安心しきって」また眠りについた
「マーマ‥。」
(携帯)
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■22067 / ResNo.2) |
完全な黒版白完全版
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□投稿者/ 完全な黒版白完全版 一般♪(1回)-(2016/06/13(Mon) 18:54:59)
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