ビアンエッセイ♪

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貴女の官能的なビアンエッセイやノベル
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■15660 / 親記事)  うさぎ病
□投稿者/ れい ちょと常連(58回)-(2006/08/06(Sun) 21:52:28)
    ねえ、あたしを見て。


    ぎゅって、抱きしめて。


    だれかにハグをしてもらえたら、

    あたしそれだけで生きていける。



    あたしを受け入れて。

    あたしを嫌いにならないで。



    おねがい。

    あたしの乾いた心を癒して頂戴。



    寂しいの。


    寂しくて、こころが死んじゃいそうよ。




    だれか。

    だれか。


    あたしを、愛して。





引用返信/返信

▽[全レス100件(ResNo.96-100 表示)]
■20800 / ResNo.96)  大変ご無沙汰しております。
□投稿者/ れい 一般♪(3回)-(2008/04/21(Mon) 01:13:27)
    更新日を見てみたら。

    びっくりしました。

    最終更新は、もう7ヶ月以上前なんですね。

    そりゃあスレッドもどこにあるか分からなくなるわ〜という感じです。

    (探すのに時間がかかりました)


    7ヶ月、あっという間に過ぎてしまいましたが。

    今度こそは。

    GWに完結させたいなぁ。


    もしまだ読んでくださる方がいらっしゃるのであれば。

    少々お待ち頂ければ幸いです。


    …遅くても、次の夏までには終わらせます(既に弱気発言…)

    だってこれ、すっかり忘れていましたが、夏のお話なので。





    …では。

    また次回更新も頑張ります。

    寒暖の激しい季節の変わり目です。

    皆様、お体にはくれぐれもお気を付けくださいませ。


    今年初めて自分が花粉症だと自覚してしまったれいでした。
引用返信/返信
■20804 / ResNo.97)  れいさん
□投稿者/ はる 一般♪(1回)-(2008/04/21(Mon) 16:44:28)
    更新ありがとうございます。

    この作品は好きだったのでまた更新していただいて、GWには完結するかも?的に書かれていたので嬉しいです♪

    れいさんも、お体に気をつけて ご自身のペースで更新して下さいね。

    (携帯)
引用返信/返信
■20805 / ResNo.98)  お待ちしてました!
□投稿者/ ぽむ 一般♪(1回)-(2008/04/21(Mon) 23:17:53)
    お久しぶりです。

    更新、首を長〜〜〜くして待ってました。


    偶然にも、今日は私の誕生日だったので、

    素敵なプレゼントを頂いた気分です♪


    作品の続きが読めてとても嬉し〜〜〜い。

    完結まで、しっかりと応援してますので頑張ってくださいね。


    れいさんもお身体に気を付けてお過ごしください。

引用返信/返信
■20806 / ResNo.99)  NO TITLE
□投稿者/ 星子 一般♪(1回)-(2008/04/22(Tue) 14:23:11)
    ずっとお待ちしていました(=^▽^=)
    感想を書くのは初めてですがれいさんのエッセイ、すべて読ませていただいてます。
    なかなか更新がありませんのでご多忙のれいさんに応援メッセージを‥と思っていたんですが、あおい志乃さんとれいさんの奇麗な会話のお邪魔をするのが気が引けていまして(><;)
    今年の夏に完成。あと四カ月くらいですね。長いようで短い。
    楽しみです。
    応援しておりますので頑張ってください。
    またコメントさせてください(^-^)/
    花粉症お大事に。

    (携帯)
引用返信/返信
■20957 / ResNo.100)  ありがとうございます。
□投稿者/ れい 一般♪(13回)-(2008/06/28(Sat) 01:18:41)
    はるさま
    ぽむさま
    星子さま

    コメント、ありがとうございました。
    ずっと気付かなくてすみません(>_<)

    本当に嬉しかったです。
    励みになります。
    心から。

    また時間ある時に、ゆっくり読み返させて頂いて、
    お一人ずつご返信させてください。

    まずは取り急ぎお礼まで。


    絶対、夏中に完了させます。


    本当にありがとうございました!


    れい

    (携帯)
引用返信/返信

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■18622 / 親記事)  Cofee in Milk
□投稿者/ さあや 一般♪(1回)-(2007/04/16(Mon) 00:22:33)

    コーヒーが大好きなアタシ。

    苦くってブラックしか飲めないアタシ。
    だって砂糖とか入れるとすっぱくなるじゃん?
    酸味とか苦手なんだよね
    缶コーヒーとかは絶対に飲めない。

    まだ大学3年生のガキのくせに、
    コーヒーの味とかよく分かってないくせに
    「ブラックしか飲めない」とか言っちゃって、
    大人ぶってる。
    それがアタシ


    ミルクとか入れるのなんて最悪
    味が分からなくなるじゃん!


    でもあんたは平気な顔でドバドバ入れる。
    アナタが来る時だけ、
    ウチの冷蔵庫には牛乳があるんだよ
    知ってた?


    渋くて
    でも大人っぽくて
    なんかカッコいい「ブラックコーヒー」みたくなりたいと
    憧れているアタシ

    優しくてニコニコ笑ってて、
    なんかあったかい人懐っこいミルクが好きなあなた

    私たちが混ざり合ったとき、
    カフェオレみたくなるのかな?

引用返信/返信

▽[全レス33件(ResNo.29-33 表示)]
■20939 / ResNo.29)  Re[15]: Cofee in Milk
□投稿者/ さあや 一般♪(1回)-(2008/06/21(Sat) 22:33:02)

    …なんですか。

    やっぱりアタシはクールビューティにはなれないんですか。

    自分では平静を装ってたつもりなのに
    「何考えてるのかわからない」って言われたかったのに。


    『…!や、特になんにも悩んでないっす♪』

    それでも精一杯自分の中で平静を装ってみた。
    この“なんでもお見通しよ”って目に挑戦してみたくなったんだ


    「そう?ならいいけど。
     あ、昨日の飲み会来てくれてありがとね
     二日酔いとか大丈夫だった?笑」


    カラン

    コロン

    とグラスの中の氷が混ざる。


    『ちょっと頭が痛いくらいですw
     杉本さんは大丈夫?かなり飲んでたみたいでしたけど』

    「あたし?昨日は全然飲んでない方だよ」


    “カチン”と氷の音が止まった。

    あれで全然飲んでない方だなんて
    この人はどれほど強いんだろう
    酒の強さでは誰にも負けない自信はあったけど。


    「そうそう。詠美がマーちゃんになんか言ったんだって?」


    『え?』

    「朝本人かケータイに電話あったんだけどね。
     何を言ったのかは教えてくれないんだけど、
    『杉本さぁ〜〜んどうしよぅ〜〜』って笑
     何か気に障るようなことしちゃった?あの子…」



    これは、
    胃か
    心臓か
    心なのか分からない。

    キュウって締め付けられる想い。
    緊張したのが自分でも分かった

    「な、なんにもないですよ。
     大丈夫です」

    「あの子『ぜーったぃ嫌われた〜〜』とか本人泣きついてきたから、
     なんかマーちゃんに酷いこと言っちゃったのかと思った。
     そかそか、了解」


    そうやって二カッて笑って安心したようにメールをする。



    やっぱりアレは告白だったのかな…。
    自分の中の疑問が確信に変わり始めた。

    詠美ちゃんかぁ




    恋愛に臆病になっているときは、
    「この壁を壊してそんな想いから連れ去ってくれる人が欲しい」と
    ありもしない妄想を抱いていたけど。

    実際にそんなことが起きようとすると
    臆病になる自分がいた。
    「本当にこれでいいの?」って
    「本当に好きなの?」って邪魔してくる声があって。

    長い間恋愛に対してブランクがあると
    本当に恋の仕方って分かんなくなるね。


    物事はいつだってシンプルなのにね。


引用返信/返信
■20940 / ResNo.30)  
□投稿者/ アイン 一般♪(1回)-(2008/06/22(Sun) 20:20:51)
    待ってました〜更新^▽^
    変わっても、変わらなくても楽しみにしています
    なんて変な日本語を残して失礼しましたm(__)m
    更新してくれてありがとうございます^皿^
引用返信/返信
■20944 / ResNo.31)  アインさん☆
□投稿者/ さあや 一般♪(2回)-(2008/06/23(Mon) 10:35:26)
    コメントありがとうございます!
    そしてお久しぶりですw
    これからも宜しくお願いします♪
引用返信/返信
■20945 / ResNo.32)  Re[16]: Cofee in Milk
□投稿者/ さあや 一般♪(3回)-(2008/06/23(Mon) 13:27:21)

    カフェを出て杉本さんを見送ったあと、
    おもむろに携帯を取り出した

    ア行
    カ行
    サ行……。

    手持ち無沙汰にアドレス欄をいじる

    大学の友達
    高校からの友達

    兄弟
    そして仕事関係の人たち

    300件を超えるメモリーを見て
    なぜか寂しさを覚えた

    アドレスをどんどん下にスクロールさせる
    こんなに連絡先があるのに
    こんなに人がいるのに
    自分がこの世に一人だけになってしまったかのような
    孤独感を覚えるのはなぜだろう

    恋愛に対して臆病になりすぎている自分がいる

    「自分は誰が好きなんだろう」
    「どう気持ちに答えればいい?」

    アシスタントカメラマンの仕事や
    学校の授業で味わう苦しみの方がよっぽど楽だ

    どんなに複雑な恋愛相談だって、
    自分のことじゃなければ客観的に良いアドバイスも出来るのに。

    あたしはいつからこんなに
    自分のことに対して“へたれ”になっちゃったんだろう

    そんなことをもんもん考えながらエレベーターに乗る

    ポケットで「ブーンブーン」と音をたてている、
    詠美からの着信には気が付かなかった。
引用返信/返信
■20946 / ResNo.33)  Re[17]: Cofee in Milk
□投稿者/ さあや 一般♪(4回)-(2008/06/23(Mon) 13:45:09)


    「……そんで気が付いたらここに来ちゃってたってわけですか?」


    グラスを拭きながらマオがいぶかしげに顔を覗く。

    「オレはお前のドラえもんじゃねぇよ笑」


    「ガハハ」って笑い飛ばすマオ。
    カウンター越しにちびちびとアイスコーヒーを飲む情けない自分。


    高校の頃からなんか悩みがあったり
    誰かに告白されたってもんもん考えこんじゃうときは
    いっつもこのマオに聞いてもらってた。

    恋愛感情はお互いないけど、
    普段強気なあたしが
    マオの前だけでは本音で泣いて本気の感情を出せる
    そんな光景をみて“付き合ってる”って噂もあったくらいだ。

    そんな噂を耳にするたび
    「ガハハ」って大口開けて笑い飛ばすマオ。
    そんな笑顔に何回も救われたっけ



    「なんかさ、今人を好きになるのが怖いんだよ。ちょっと」

    ストローをくるくる回しながら
    あたしは初めて口を開いた


    「今はアシスタントの仕事一本でやろうって決めてたから、
     誰かを好きになったり
     誰かに好かれたり
     そんなことしてる場合じゃないだろって思っちゃったりもして

     焦ってるんだよね、多分。
     同じ目標に向けて突っ走ってる人たちが
     自分がこうしている間にもどんどん先に行っちゃう気がして。
     どんどん置いていかれるような気がして、さ」





    「……そんなに都合よく恋愛って出来ないだろう」

    カウンターの奥からズシンと体中に響きわたるような声が聞こえた
    マオとあたしは同時に店の奥に目をやる


    「オーナー」

    マオの背筋が心なしかピンと張った。

    リキュールの瓶を一つ一つ丁寧に拭くその手は
    デカくてゴツイけど
    優しそうな手だった




    「人を好きになれない奴に良い写真は撮れない」










引用返信/返信

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■20866 / 親記事)  *君が好き*
□投稿者/ かいら 一般♪(1回)-(2008/06/04(Wed) 19:43:58)
    2008/06/04(Wed) 21:59:20 編集(投稿者)



    初心者です……汗




    頑張ってかくので


    よければ読んでください

    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス49件(ResNo.45-49 表示)]
■20920 / ResNo.45)  とても
□投稿者/ けい 一般♪(1回)-(2008/06/10(Tue) 02:30:43)
    面白いです
    更新楽しみにしてます!

    無理せず頑張って下さい★
    応援しています(●^o^●)

    (携帯)
引用返信/返信
■20935 / ResNo.46)  NO TITLE
□投稿者/ かいら 一般♪(34回)-(2008/06/19(Thu) 16:57:35)
    けいさん
    返事遅れてすみません…

    読みづらいと思いますが
    これからもよかった読んでください!

    (携帯)
引用返信/返信
■20936 / ResNo.47)  昔の二人19
□投稿者/ かいら 一般♪(35回)-(2008/06/19(Thu) 17:01:26)


    その声を聞いた瞬間





    私は唇を離した





    私は何してんだ?
    あきはゆきじゃない…





    ゆきはもういないんだ





    「ごめん…」



    私が謝った後すぐにあきも謝ってきた





    「ごめんね」


    (携帯)
引用返信/返信
■20937 / ResNo.48)  昔の二人20
□投稿者/ かいら 一般♪(36回)-(2008/06/19(Thu) 17:16:01)



    しばらく沈黙が続く




    いつのまにか降り出した雨の音だけが聞こえる






    「あき、やっぱ今日は帰んな?送るから」



    あきはなんで?というような顔をしていたが、わかったと言った



    あきは帰る支度をし始めた



    (携帯)
引用返信/返信
■20938 / ResNo.49)  質問
□投稿者/ かいら 一般♪(37回)-(2008/06/19(Thu) 17:19:45)
    あのぉ……
    質問なんですが
    コンテンツ・エラーって何なんですか?
    長い文を入力すると、その表示が出てしまっていつも1ページが短くなってしまいます。どうすればいいのかわからないんですけど、誰かわかりませんか?
    よかったら、馬鹿な私に教えてください…
    お願いします

    (携帯)
引用返信/返信

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■20569 / 親記事)  愛される―T
□投稿者/ 匿名希望 一般♪(9回)-(2008/02/13(Wed) 23:58:45)
    「もう愛してない」

    4年付き合ってきた彼女が突然そんなことを言い出した。
    私はただ黙って聞いてるしかない。
    どちらが悪いわけでもなく
    どちらのせいでもない状況・・・

    こうもあっさりと言われてしまうと言葉が出ない。

    こうなった原因を必死で頭の中で探すんだけども
    私には分からなかった。

    昨日まで「愛している」と囁いてくれていた彼女。
    突然、人が変わったかのようにそんなことを言い出した。

    結果私の口から出た言葉は「あたし何かした?」だ。

    彼女は泣きながらも笑う

    「嘘だよぉー」と笑えない冗談を言った。

    怒ってやろうかとも思ったが、
    いつもの馬鹿面に戻っていて安心した。

    ―あんな真剣な顔見たこと無い・・・と思ったが。

    すぐに忘れた。
    忘れたかった。



    数ヶ月後。
    学校が始まった。
    大学3年になりゼミやら就活やら・・・
    忙しい時期がやってきた。

    彼女の不可解な発言以後、私はわざと忙しくしていた。
    会っておかしな事を言われたら堪ったもんじゃない。

    が、反面彼女からのひつこい電話も減り
    メールもそっけなくなっているように思う。

    ―危機?

    なんて思うも、この問題は苦手だ。
    どう行動していいか分からない。
    お得意の恋愛方程式に当てはめても無理だ。

    彼女もゼミや就活で忙しいんだ。と思ってみる。
    が、『今日はバイトが休みだ』とか『夜は必ず帰ってきてる』とか
    分かっちゃうから嫌になる。

    早寝早起きや、ジムに通って、
    自分の為に時間を使ってみるも・・・

    ダメだ。

    気になって仕方ない。

    この危機的状況・・・
    4年の間にも沢山あった。

    なのに何故解決してこれたんだろ?



    ―そうだ。
    ―いつも彼女が解決してくれていたから・・・

    4年付き合ってきて・・・初めて彼女に依存している自分を知った。

    初めて私は彼女の大きさを知った。
引用返信/返信

▽[全レス7件(ResNo.3-7 表示)]
■20759 / ResNo.3)  愛される―W
□投稿者/ 匿名希望 一般♪(1回)-(2008/03/29(Sat) 04:29:15)
    次の日から亜季と会うのが恥ずかしかった。
    手を繋いで帰った昨日・・・

    自分に問うことが多すぎて中々眠れなかった。

    ただ、嬉しくて恥ずかしくて

    何もしてないのに勝手にニヤついている私がいた。
    学校に行くのが楽しみなんて一度も思ったことない私が明日を待っていた。

    学校に着いて亜季にどんな顔して会うのか
    どんな話をしたらいいのか

    ・・・緊張する。

    次の日

    私はバスに乗って学校に行く。
    音楽を聴きながら学校までの道を歩く女子高生達

    亜季の姿を探す

    あっ!

    亜季だ。
    また勝手に顔がニヤける。
    これじゃまるで恋する乙女だ。

    「クールに。」と口に出してしまった。

    バスを降りると亜季がいた。

    「おはよ!あー間に合った!バス乗ってる茜見えたんだ♪」

    「おはよ。走ってきたの?」

    亜季は汗だくで息が荒かった。

    「うーん。」と苦笑いする。
    不意に抱きしめたくなるが・・・我慢。

    2人で教室まで行く途中
    亜季はいつもよりお喋りだ。
    そして、顔が赤い。
    走ってきたせいなのか・・・
    と、何故か勘ぐっている私は・・・

    「茜ーこっち来て♪」

    と、手を引かれ教室あら遠ざかった。

    「どうしたの?」

    「ちょっと・・・」
    と何も言わない亜季。
    すると人気の無い美術室へ。

    「どしたの・・?」

    少し不安を感じながら亜季を見る。

    「ねぇ・・・」と私に触れる。
    色気十分な亜季がそこにいる。

    「・・・どうしたの?」と苦笑い。

    「キスしたい」とストレートに言われてしまった。
    こういう場合の男への対処方は分かるのに・・・
    戸惑っている内にキスされてしまった。

    拒否しようにも、凄く強引にキスしてくる。

    「亜季、ちょ・・ちょっと待て!」
    と、中断。

    「何?」
    何と言われても・・・何も言えない。

    「私、茜が好きだよ」またキスしてくる。
    しつこい男も嫌いだが、しつこい女も嫌なもんだ。

    「亜季!やめて。」

    亜季は我に返って俯いていた。
    私が本気で怒ってるのが分かったようだ。

    「ごめん・・・」と一言言って。

    「私は別に付き合うとも好きだとも言ってない。
     雰囲気的にキスされて、その場はいいと思っただけ。
     亜季のことは友達として好きだから傷つけたくないの。
     だからその辺、あんまり勘違いしないで欲しい。」

    亜季は俯いたまま私を見ない。
    ただ、ポタポタと床に水滴が落ちていた。
    気付かないフリ出来る量ではない。

    「亜季・・・ごめん」

    ・・・それから教室に帰って。
    『友達』を続けた。

    亜季は私を見てくれなかった。

    放課後、「亜季?」

    「うーん?」
    「一緒に帰る?」

    と聞くと「うーん」とまたごまかす。

    「帰るの?」と苛立つ自分に気付く。
    追い討ちをかけるようにまた「うーん」と言われた。

    カチーンと来た私は怒鳴っていた。

    「何?私が悪いの?今朝のこと?
     そんなにキス拒まれたこと怒る?
     友達でしょ?断っただけでそんな態度ださないでよ」

    と、不意にこみ上げてくる涙を止めれなかった。

    私は凄く寂しかった。
    私が拒んだのに・・・
    素っ気無くされると凄く寂しかった。

    その感情は怒りなどではなく悲しみ。

    泣いてる私を亜季は抱きしめてくれた。
    その温もりに私はまた心許していた。

    「ごめんね」の声が優しくて
    とても聞き心地が良かった。

    このときの私の感情は淡い淡い恋だったのかもしれない。

引用返信/返信
■20916 / ResNo.4)  愛される―X
□投稿者/ 匿名希望 一般♪(1回)-(2008/06/09(Mon) 04:12:47)
    亜季への感情がまだ不安定だったあの頃―

    亜季は今何してるんだろう?
    亜季は何処にいるんだろう?
    亜季は誰と過ごしてるんだろう・・・

    携帯があるから連絡するのは簡単だった。
    けれど私は亜季を考える時間が楽しかった。

    連絡してしまえば亜季はきっと私に全て話してくれる。

    今日あったこと、亜季の全てを。

    そんなことを考えているといつも亜季から連絡がくる。

    「あーかーねー聞いてー今日ねぇー」と亜季の嘆く声が聞こえる。
    私は相槌をうつだけ。20分は軽く独り占め。
    私は意地悪だから嘆く亜季を苛めてみる。

    「亜季ー今の話つまんない」

    亜季は慌てて話題を変える。
    そんな亜季に愛しさを感じ始めていた。

    「ねぇ。今、茜の家の前。窓開けて」

    急な亜季の訪問に驚き窓を開け下を見ると、
    自転車に乗った亜季がニコニコと私を見上げてる。

    「ストーカー」と、すぐ窓を閉めてやった。

    「えぇー」とブーイングする亜季。


    私は意地悪を続ける。
    あなたは意地悪に嘆く。

    帰ろうとする亜季に私は、勢いよく玄関をあけた。
    亜季は呆然として私を見てすぐ笑顔になった。

    「連れ去っちゃうよー」と抱きしめてくれた。

    態度では「やめてよ。暑苦しい」と言いながら内心で喜びが溢れる。
    いつだって私はあなたにウラハラだった。

    亜季の後ろの席に乗せてもらいながら口笛を吹く。
    亜季は「夜に口笛吹いたらヘビが出るよ」と言いながら私の口笛の曲名を当てる。

    自転車でご近所をゆっくり走っただけなのに
    たくさんの幸せな時間がそこにあった。

    私のことを心配する亜季に素っ気無くしながら
    私はどんどん亜季の愛情に包まれていくのが分かった。
    「茜ーぎゅー」と、亜季は私に甘えた。

    「くんなくんな!と言いながら私と対決している必死な亜季。

    思わず愛しさが零れ出して私は亜季にキスをする。

    ―恋の始まり
引用返信/返信
■20918 / ResNo.5)  たのしみ
□投稿者/ 匿 一般♪(1回)-(2008/06/09(Mon) 21:49:54)
    更新されていてとても嬉しかったです。

    (携帯)
引用返信/返信
■20919 / ResNo.6)  NO TITLE
□投稿者/ 紅 一般♪(1回)-(2008/06/10(Tue) 02:24:38)
    こんばんわ。
    相思相愛を書かれていた匿名希望さんでしょうか?
    そうだとしたら凄く期待しています。そして嬉しいです。
    人違いでしたらすみません。
    お話楽しみながら読ませて頂いてるので、続きの方も宜しくお願いします。

    (携帯)
引用返信/返信
■20933 / ResNo.7)  ありがとう
□投稿者/ 匿名希望 一般♪(4回)-(2008/06/19(Thu) 01:35:26)
    匿さん ありがとうございます。
        喜んでもらえることは何よりの励みになります。

    紅さん 相思相愛の匿名です。いつも応援ありがとうございます。
        不定期ですが引き続き読んでもらえると嬉しいです。

引用返信/返信

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■20927 / 親記事)  夜の音が聴こえる。
□投稿者/ 淡紫 一般♪(1回)-(2008/06/18(Wed) 01:01:10)
    2008/06/18(Wed) 01:02:02 編集(投稿者)

    夜の音が、湿り気を帯びた優しい音色が聴こえてくる。
    目の見えない私にも分かる、目が見えない私だから分かる。
    人にはそれぞれ、その人にしか奏でる事のできない音色がある事を、私は知っている。彼女の音は、色で言うと濃い青。六月の雨を降らす夜の青。しとしと、しとしとと、春と離れ離れになった悲しみを夏に伝えて尽きる事のない涙を流す。
    その涙の一粒一粒を愛おしむ様に眺めていたあなただから。
    春でも夏でも秋でも冬でもない、この季節を彼女はこよなく愛した。そして私も、彼女を愛する様にその季節を慈しんだ。昔も、今もである。

    何故なら彼女は、この季節にしか生きられないのだから。


    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]
■20928 / ResNo.1)  夜の音が聴こえる。2
□投稿者/ 淡紫 一般♪(1回)-(2008/06/18(Wed) 01:33:23)
    毎晩ひと気も失せる時間になると、家を抜け出し町外れの川縁へ行く事がここ最近の日課になりつつある。
    毎年毎年、この季節になると必ずこの場所へと足を運ぶ。いつもは絶対に手放す事のない白い杖を置き去りにして、不思議と恐怖心は消え失せ、全てが見えている様に私の二本の脚は自然とそこにたどり着く事ができるのだ。
    町外れのその場所はちょうど山のふもとに位置していて、川の向こう側は木々が川面に覆いかぶさる様に生い茂り、真っ黒な闇に溶け込んでいる事だろう。
    ザラザラとした砂にしゃがみ込んで耳を澄ませる。ああ、空気が湿っている、木々の息遣いが、花々の産声が、水の囁く声音が、風が、私を抱く。自然が、命を、讃えている。暫く息を潜めて感じ入ると、大きな見えない何か、言うなれば生命そのものの様なものが自分の中に入り込む感触があった。その時だった。ふと鼻を掠める匂いにゆっくりと目を見開くと、私の見える筈のない瞳に映る人影があった。


    「蛍」


    蛍、私の恋人。彼女は眩い光を滲ませて微笑んだ。

    (携帯)
引用返信/返信
■20929 / ResNo.2)  夜の音が聴こえる。
□投稿者/ 淡紫 一般♪(2回)-(2008/06/18(Wed) 02:07:47)
    川の中に佇む彼女は囁いた。

    こっちに来て


    爪先を水に漬けると私ではなく水の方が震えた。初めて他人に触れられた時の様に小さく震え、やがて私を受け入れた。

    彼女は美しかった。青白い光を放つ肢体はしっとりとした気配を漂わせ、一歩、一歩と近付くにつれ輪郭をはっきりとさせた。気付くと止んでいた筈の雨がまた降り出していた。お願いだから消えないで、蛍、蛍、ほたる。
    あと少し、一瞬川面に視線を落とし再び歩を進めようとしたその瞬間、彼女は私の目の前に居た。


    「会いたかった」


    そう言うとゆっくり私の首に腕を回し、彼女の頬が私の頬に触れた。青白い光が二人を包み込み水の中で私達はしっかりと抱き合った。やがて音が聞こえてきた。
    夜の、音だ。

    今年も蛍がやって来たのだ。一夜限りの蛍の命が、私の元にやってきた。
    夜の音と共にやってきた。

    気が付くと川面が柔らかな光に包まれ、こまやかな粒子となって浮き立っていた。まるで季節外れの雪が私達の元に集まって来たかの様だった。

    (携帯)
引用返信/返信

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