ビアンエッセイ♪

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貴女の官能的なビアンエッセイやノベル
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■22080 / 親記事)  転校生A
□投稿者/ いちこ ちょと常連(60回)-(2016/08/15(Mon) 18:44:42)

    この頃、子供の頃の夢を見る。当時からわたしはよく転んでいた。
    自分には運動神経がないのだと思う。あれは幼稚園の時だろうか?
    家の近くの歩道で派手に転んだ。両手を擦りむき血がでた。
    もちろん大泣きした。すると目の前に、真っ白な綺麗な手が差し出された。
    見るとセーラー服を着たおねえさんが、微笑んでいる。
    いや、微笑んでいる気がする。逆光で影になり、よく見えないのだ。
    おねえさんは、わたしの両脇に手を入れてわたしを立たせ、
    服の汚れを払ってくれ、擦りむいて血の出ているわたしの手をじっと見つめた。
    なぜ、おねえさんがそんなことをしたのか、未だにわからないが、
    突然わたしの手を、血の出ている傷口を舐めたのだ!
    その時の感覚は今でも忘れられない。
    当時はその正体がわからなかったが、高校生になった今ならわかる。
    背筋を走り抜けたその感覚は、明らかに性的なものだった。
    いつもそこで目が覚める。
    そしてショーツに手をやると、いつもしっとりと濡れていた。

    わたしは、K学園と言う女子校に通っている。
    そこでわたしはイジメにあっていた。
    美貴というお嬢様とその取り巻き連中に、目を付けられたのだ。
    わたしは毎日をなんとかやり過ごすことしか考えていなかった。
    そんなある日、転校生がやって来た。

    「みなさん、お静かに!転校生を紹介します。お父様のお仕事の関係で
    一年間の期限付です。来栖亜里沙さんです。仲良くしてあげて下さい。」

    入ってきた娘の美しさにみんな見惚れてしまった。
    私達とは違う黒いセーラー服を着た彼女は、肩までの漆黒の髪に
    顔は抜けるような 白い肌、血の滴るような真っ赤なくちびる、
    それにハーフなのかヘーゼルカラーの瞳で微笑んでいる。

    「一年間ですがよろしくお願いします。」

    ペコリとお辞儀をして、ニコッとわたし?を見て微笑んだ。
    指定された席へ向かう途中、美貴がよろしくと声をかけた。
    しかし彼女は美貴をあからさまに無視した。
    そしてわたしの側を通る時、確かにこんにちはと言った。

    えっ‥‥えっ‥‥どうして?

    わたしが戸惑っていると、美貴がすごい顔でわたしを睨んでいるのに気づいた。

    続く



引用返信/返信

▽[全レス10件(ResNo.6-10 表示)]
■22091 / ResNo.6)  転校生A5
□投稿者/ いちこ ちょと常連(65回)-(2016/09/10(Sat) 23:09:57)

    翌朝、登校したわたしは亜里沙を避けて過ごした。
    彼女とどう接していいのか分からなかったのだ。
    美貴はまるでわたしなど存在しなかったように、わたしを無視した。
    亜里沙は何度かわたしに話し掛けようとしたが、
    その度にわたしは目を逸らし距離をおいた。
    亜里沙が悲しそうな顔をした。
    わたしは心が痛んだ。本当はもっと仲良くしたかった。
    でも亜里沙が分からなかった。彼女は何者なのだろう?
    長い距離を、あっと言う間に移動したり、
    男子並みに力が強かったり。
    なによりあのお姉さんと何をしていたの?
    でも何者であれ、わたしは彼女のことが‥‥‥‥

    学校からの帰り道、
    いつも通るコンビニの前に見慣れない女の子達がタムロしている。
    あまり柄が良くない感じなので、急いで通り過ぎようとした時、

    「ちょっと待ちなよ!あんた、黒川真衣?」
    「えっ?あ、はい。」
    「ちょっと付き合ってよ。」

    いつの間にか女の子達に囲まれている。

    「あ、あの?‥‥」
    「いいから、いいから。」

    なに?なんなの この人達?こわい!
    逃げ出そうにも囲まれいて逃げられそうにない。
    廃工場に連れ込まれ、入口で背中を蹴られた。

    「きゃっ‥‥」
    「きゃっ だってさ。かわいいー。」
    「ほんと、かわいいとさ、苛めたくなるよねー!」
    「なる、なる。ヤリたくなる。」
    「早く脱がしちゃおうぜ。」

    恐怖で立ち尽くしているわたしに、女の子達の手が次々と伸びてくる。

    「いやっ‥‥やめてっ‥‥」

    必死に抵抗した。でも‥‥
    バシッと頬を平手打ちされ、ナイフを見せられたら抵抗出来なかった。
    泣いているわたしを尻目に、あっと言う間に下着姿にしてしまった。
    うう‥‥ひどい‥‥なぜわたしがこんな目に?
    リーダー格の子がナイフを持って近づいてくる。
    動くなよ と言いながら、わたしの胸の谷間にナイフを入れてブラを切った。
    ブラが外れ、ぷるんとおっぱいが丸見えになった。
    別の子がスマホで写真を撮っている。
    前を隠そうにも両手をガッチリ拘束されている。

    続く









引用返信/返信
■22092 / ResNo.7)  転校生A6
□投稿者/ いちこ ちょと常連(66回)-(2016/09/17(Sat) 09:14:14)

    「いや〜、撮らないでー。」
    「それは無理〜!仕事だからねー。」
    「あっ、バカっ!」

    えっ、誰かに頼まれたの?だれ?そんなわたしの思いを無視して

    「ねぇ、乳首立ってるんじゃない?ほらっ。」
    「ち、ちが‥‥んっ。」

    人差し指で乳首をピンピンと弾かれる。
    恥ずかしいけど、乳首が固くなってゆくのがわかる。

    「や、やめ‥‥、んんっ。」

    さて、最後の一枚だよと言いながら、ナイフを下着に持ってゆく。
    わたしは最後の抵抗を試みる。

    「やめて〜!お願いっ!‥‥つっ!」

    わたしが足をバタバタさせたので、ナイフの先が腿に当たった。

    「だから動くなと言ったのに、少し出血したよ。
    これ以上怪我したくなかったら、大人しくしてなっ!」

    わたしは観念した。ナイフが肌と下着の間に差し込まれブツッと。

    「ヒュー!毛がないよ、こいつ。」

    恥ずかしいー!わたしは真っ赤になって俯いた。

    「よし、股広げて写真撮ろうぜ。」
    「いやー、お願い、もうやめて。」
    「無理〜!!キャハハ!」

    その時だった。バンッ!と大きな音がした。
    なんと亜里沙が入口に立って、扉を叩いていた。

    「あんたたち、わたしのに手を出すんじゃないよ!」
    「なに?あんた?あんたも裸にしたげようか?ヒャハッ。」

    二、三人が亜里沙に近づいてゆく。

    「だめっ、逃げて!」

    わたしは思わず叫んだ。それは亜里沙にさけんだのか?それとも?
    亜里沙から怒りのオーラが見えるようだ。
    やばい、亜里沙にやられちゃう!
    ところが亜里沙に近づいた子達は、
    亜里沙の顔を見た途端に、ひぃっと言って後ずさった。
    亜里沙はその子達に見向きもしないで、真っ直ぐこっちに来る。
    リーダー格の子が亜里沙にナイフを構える。
    亜里沙はスィーと一瞬で目の前に来ると、ナイフを叩き落とし
    その子を後方に投げ飛ばした。優に3メートルは飛んだ。
    そしてその子の腹に足を乗せた。その子はウッと呻いた。

    「誰に頼まれたの?」
    「ウゥッ‥‥美貴って子だよ。」

    そう と言って足をどけると、女の子達が一斉に逃げ出した。
    こちらに向き直った亜里沙を見て、わたしも恐怖して後ずさった。
    亜里沙の瞳が金色に変化して、口からは牙のような物も見える。
    明らかに人間ではないなにか。

    「素敵な格好ね!」

    言われて自分が全裸なのに気付き、慌てて胸と下腹部をかくす。
    すると亜里沙がわたしの足を見ている。
    先ほどナイフで傷つき、血が出ている箇所だ。

    続く



引用返信/返信
■22093 / ResNo.8)  転校生A7
□投稿者/ いちこ ちょと常連(67回)-(2016/09/18(Sun) 23:00:23)

    亜里沙が近づいてくる。
    怖い‥‥やばい‥‥わたし、やられちゃうの?でも‥‥
    怖いけど、だめっ、圧倒的な力を前にして、
    何故かわたしの身体は、あきらかに感じていた。
    トラに襲われるウサギは、トラの牙が柔らかい喉に刺さる瞬間、
    無上の悦びを感じて死んでいくのではなかろうか?

    亜里沙が近づいてくる!
    やっぱり怖い!‥‥でも‥‥
    わたしは両手の力を抜き、だらりと垂らし観念した。
    しかし亜里沙は、わたしのブラウスを拾うと肩に掛けてくれた。

    ‥‥ど、どうして?

    そして優しく口づけをした。冷たいくちびるだった。
    自分でもどうしてそんなことをしたのか不思議だが、
    亜里沙の唇が離れる瞬間、わたしは亜里沙の後頭部に手を廻して
    その唇を追い、その口に舌を差し入れた。
    途端、亜里沙はわたしを突き飛ばした。

    「やめて!止まらなくなるから。わたしは吸血鬼だよっ!
    真衣の血は特別なんだ。真衣が5歳の時から知っている。」
    「やっぱりあのお姉さんは亜里沙だったの?」
    「そう、あの時わたしは真衣の血の美味しさに陶然となったわ。
    でもあなたは小さすぎた。そこで大きくなるまで待つことにしたの。
    わたしには時間はたっぷりとあったから。」
    「だったらどうしてっ?」
    「自分でも分からないの。人間なんて私達にとっては食料よ。でも‥‥
    あなたのことを見守り続けるうちに‥‥
    あなたのことが大切な存在になったの。だから、あなたの血は吸えない。」
    「わたしはいいの!これまであまりいいことはなかったもん。」
    「でも、真衣の人生はこれからよ。だから‥‥」

    そう言って亜里沙は背を向けた。
    わたしは必死だった。これを逃すと二度とわたしに手を出してこない。
    とっさにわたしはナイフを拾い、叫んだ。

    「亜里沙ーッ!!」

    続く




引用返信/返信
■22094 / ResNo.9)  転校生A8
□投稿者/ いちこ ちょと常連(68回)-(2016/10/02(Sun) 07:09:11)

    亜里沙が振り向いた時、 わたしは自分の手首にナイフを当てた。

    「何をするつもり?」

    そして一気にナイフを引いた。手首から鮮血がほとばしった。

    「つっ‥‥」
    「バカッ!」

    自分でやっておきながら、気が遠くなって倒れそうなわたしを亜里沙が支えた。

    「‥‥ほらっ‥‥美味しんでしょう?」
    「なにを言ってるの?」

    亜里沙の金色の瞳から泪が溢れる。
    ‥‥きれい‥‥わたしはぼんやりと思った。
    亜里沙がわたしの手首に口を付けた。

    「あぁあぁぁ〜!」

    瞬間、わたしを物凄い快感が襲う。
    急激に血液を無くしながら、わたしは失禁して、意識を失った。

    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

    気がつくと見知らぬ天井が見えた。
    真衣は全裸でベッドの上に寝かされていた。
    起き上がると、乳首に甘い痺れが走った。

    「‥‥んっ」

    見ると乳首が痛いほど硬くなっている。そっと指で触ると

    「‥‥あんっっ」

    思わず声が出てしまう。とそこへ亜里沙が入ってきた。
    悲しそうな顔をしている。わたしの横に座り、

    「目が覚めた?いい?真衣、よく聞いて!本当は人間として
    生きて欲しかったの。でも‥‥‥‥」

    わたしは一生懸命に首を振った。

    「あなたの血は全て飲んでしまったの。代わりにわたしの血を入れたわ。
    そう、あなたはヴァンパイヤになるの。わたしのパートナーに。
    でも、そのためには副作用もあるのよ。
    私達の血には強い媚薬成分が含まれていて、先端に血液が集まるの。
    その血液の位置を自分でコントロールできるようにして!協力するから。」

    そう言って唇を寄せてくる。それをわたしは遮って聞いた。

    「あのお姉さんもそうなの?」
    「彼女はただの食料よ。少しづつ血液を貰うのよ。
    さっきも言ったけど私達が噛むと、媚薬成分が残るの。
    血液が溜まってくると、疼いてしかたなくなるわ。それで自らやってくる。」
    「それでコントロールするにはどうすればいいの?」
    「簡単よ!イッて、イッて、イキまくるのよ。」

    そう言って、彼女はわたしのくちびるを塞いだ。

    続く








引用返信/返信
■22100 / ResNo.10)  転校生A9
□投稿者/ いちこ ちょと常連(69回)-(2016/10/08(Sat) 13:18:26)
    2016/10/08(Sat) 13:21:21 編集(投稿者)

    彼女は口づけしながら、わたしの尖り切った乳首を手の平で転がした。

    「んんっ、んんっ、ん〜〜!」

    だめ〜!感じすぎちゃう〜〜!
    わたしは、陸に上がった魚みたいにビクビクと跳ねた。
    やがて亜里沙の手は徐々に下に下がっていき、わたしの身体は期待に震えた。
    それと同時に亜里沙の唇も首筋を這い、下に下がっていく。
    彼女の唇が乳首を捕らえるのと、指がクリを捕らえるのが同時だった。

    「あ〜!いや〜っ‥‥」

    舌先で乳首を転がされ、指のはらでクリを優しく撫ぜられる。
    執拗な愛撫によって、身体に蓄積された快感は出口を探して暴れている。
    そして乳首に歯を立てて噛まれ、同時にクリを捻られて、あっけなくイッた。

    「きゃ〜〜!」

    絶頂の余韻にいるわたしの耳に、衣摺れの音が聞こえてきた。
    亜里沙がセーラー服を脱いでいる。透き通るような白い肌、
    均整の取れた肢体、わたしは見惚れていた。
    でも上半身から下半身に目を移したとき、目が釘付けになった。
    亜里沙の股間に赤黒くそそり立つ物が‥‥

    「あっ、そ、それは‥‥オチ○チ○?」
    「ふふ、まさか。さっき言ったよね。自分の血液を自由に動かせるって。
    クリに集中させるの。あなたもできるようになるわ。
    これであなたを貫いて、足腰立たなくなるまで犯し抜いてあげる!」

    そう言ったと思ったら、いきなり入ってきた。
    さっきイッたばかりのわたしのアソコは、すんなり受け入れた。
    しかしやがて鈍い痛みがやってきた。

    「痛い、痛い‥‥。」
    「大丈夫よ。そのうち良くなるから。」

    そう言って彼女は、入れたままキスをしてきた。
    彼女の舌によって、わたしの身体は溶かされていった。
    そして彼女はゆっくりと動き出した。
    クチュ‥‥クチュ‥‥といやらしい音がするなか、
    わたしは声を上げさせられていた。

    「あん‥‥あん‥‥」

    やかて彼女は、徐々に早く激しく腰を打ちつけてくる。

    「あっ‥あっ‥あっ‥あっ‥」

    彼女を見ると、気持ちいいのか眉を八の字にして苦悶の表情を浮かべている。
    その顔を見て、わたしは彼女がたまらなく愛おしく思えた。

    「あっ‥‥キ‥キス‥‥キスして‥‥」

    彼女は腰を止めることなく、くちびるを寄せてきた。
    そのくちびるが触れた時、わたしは彼女の頭の後ろに手を回して
    自分から舌を差し入れ、貪るようにキスをした。
    そして彼女を迎えるように、何度も腰を突き上げた。
    彼女は口を外して声を上げた。わたしも競い合うように声を上げていた。
    ふたりを大きな波が襲い、同時に達した。
    亜里沙がわたしの上に倒れこんでくる。わたしはぎゅっと抱きしめた。
    荒い息をしてる亜里沙がわたしから退こうとしたが、
    わたしは離さなかった。そして情熱的にキスをした。

    「ねぇ‥‥もっと!」

    そのまま、私たちは一晩中愛し合った。
    空が白む頃、急激な空腹感がして

    「ねぇ亜里沙、わたし、お腹空いた!」
    「じゃあ、狩にいこうか?」
    「うん‥‥‥‥美貴かな?」

    完結




完結!
引用返信/返信

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■22081 / 親記事)  断捨離
□投稿者/ みり。 一般♪(1回)-(2016/08/23(Tue) 20:39:38)
    大きく息を吸い込んで


    空気がたくさんはいって、体が満ち満ちていく



    ねぇ



    私、まだ元気だよ




    あなたは今、





    幸せですか?






    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]
■22082 / ResNo.1)  
□投稿者/ みり。 一般♪(2回)-(2016/08/23(Tue) 20:45:44)
    2016/08/23(Tue) 20:47:29 編集(投稿者)
    2016/08/23(Tue) 20:46:18 編集(投稿者)

    断捨離って言葉しってる?



    最近流行ってるよね




    いるものと、いらないものにわけるんじゃなくて




    ときめくものと、ときめかないものにわけるんだって




    あなたの心のなかを断捨離したら




    私は




    ときめく方に入るかしら?




    「おい、いつまでぼーっとしてるんだよ」




    遮光カーテンがエアコンでゆらゆら揺れる


    時間の感覚はない



    手を伸ばしてもそのきれいなおしりには届かなくて


    こっちきてってかわいく呟いても



    ふはって気のない笑いを向けられただけで


    触れてもくれなかった


    「早く支度しろよ。彼女帰ってくるって!」



    エッチしてお泊まりして、起き抜けにエッチして


    その台詞



    憎たらしいのは




    あなたを





    愛してるからだわ





    (携帯)
引用返信/返信
■22090 / ResNo.2)  
□投稿者/ みり。 一般♪(3回)-(2016/09/05(Mon) 13:19:26)
    2016/09/05(Mon) 13:21:33 編集(投稿者)

    イラつかせるブザー音



    右手で軽く押さえたパスケースを通して警報音がなり、後ろの視線が気になる



    改札が通れず足早にすみませんと頭を下げて、券売機に向かう



    イライラしてるのはブザー音のせいや、まわりのノイズだけじゃなくて



    彼女が帰ってくるからって私を朝の余韻の中から抜けさせた



    誰よりも夢中なあの人のせいだ




    「100円も入ってないし」




    自分の相変わらずの適当さにため息がでる



    チャージが終わってカードを受けとると気持ちを切り替えるように目をつぶって前を向く



    では






    私が夢中なあの人の話を





    少し紹介します

    (携帯)
引用返信/返信

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■22071 / 親記事)  痴漢少女A
□投稿者/ いちこ ちょと常連(53回)-(2016/06/26(Sun) 19:12:48)

    雨雲が低く垂れ込め、今にも降り出しそうな 空の下を麻奈は急いでいた。
    麻奈は女性誌の記者をしている。
    女性誌と言っても、芸能人のゴシップとエッチな記事がメインだ。
    この前は風俗嬢に話を聞いた。
    今日は痴漢に話を聞くため、待合せ場所に向かっている。
    痴漢と言ってもなんと女性らしいのだ。
    さすがに写真はNGということなので、
    カメラマンを連れずに麻奈ひとりで会うことになっていた。
    急ぐ麻奈の額に雨粒が当たった。麻奈は憂鬱になった。
    雨は嫌いだ。おまけに傘をわすれた。

    待合せ場所のホテルに着き、指定された部屋の前で身支度を整える。
    今日はグレーのパンツスーツで、髪をアップにしている。
    ひとつ深呼吸して、ドアをノックした。
    中から落ち着いた声でどうぞと。
    部屋に入ると何故かゾクッと悪寒が走った。そして驚いた!

    「えっ?‥‥あの‥‥えと‥‥」

    待っていたのはなんと女子高生だっ た。
    上下黒のセーラー服に赤いリボン、漆黒の髪は肩までのソバージュ。
    透き通るような白い肌にヘーゼルの瞳と血の滴るような赤いくちびる。
    女性でも見惚れるような美少女だ。

    「月刊◯◯の方ですか?」
    「あっ、はい。」
    「こちらへどうぞ。」

    ニコッと笑うと八重歯がキラリと覗いた。慌てて名刺を差し出した。

    「佐藤麻奈です。よろしくお願いします。」
    「こちらこそ、来栖亜里沙です。」

    握手を交わしたとき、その手のあまりの冷たさに麻奈は驚いた。
    こうしてテーブルを挟んで向かい合っていても、なにか違和感があった。

    「信じられませんか?」
    「ええ。」
    「そうでしょうね。それが好都合なんです。」

    そう言って亜里沙は麻奈の首から下に目をやる。
    麻奈はまるで裸を見られているように感じて気恥ずかしくなった。
    さらに見つめられると肌も通り越し、血流や
    ひとつひとつの細胞まで見透かされるような錯覚を感じ、本能的に恐怖を感じた。
    麻奈は気を取り直して、取材を始めた。

    続く



引用返信/返信

▽[全レス7件(ResNo.3-7 表示)]
■22075 / ResNo.3)  痴漢少女A4
□投稿者/ いちこ ちょと常連(56回)-(2016/07/18(Mon) 06:31:48)

    亜里沙は麻奈の背中に密着し、片手を麻奈の口に入れて動かしている。
    麻奈は亜里沙の手首を掴み、口から外そうとしている。
    亜里沙は片手で器用に麻奈のズボンのボタンを外してジッパーを下ろし
    麻奈の下着の中に手を差し入れる。
    麻奈は必死に身体を動かして逃れようとするが、
    女子高生とは思えない力で抑えこまれ、ますます上も下も食い込んでくる。
    やられた。まさか本当にしてくるなんて。
    しかし麻奈は自分でも信じられないくらいに感じていた。

    「んー。」
    「おねえさん、かわいい。ほらっ、濡れ濡れ!」

    亜里沙が両手を引き抜き、麻奈に見せる。麻奈は顔を背けた。

    「あなた、こ、こんなことして‥‥はぁ、はぁ‥‥」
    「こんなことして、なに?」

    亜里沙が背後から麻奈の耳を舐めた。

    「ひゃうっ!」
    「ふふっ、素直になったほうがいいよ。」

    亜里沙が麻奈の胸を揉みしだく。

    「あっ、あっ、あっ‥‥」
    「おねえさん、膝がガクガクしてるよ。支えてあげる。」

    亜里沙はショーツの股布を真ん中に寄せると、上へ引っ張り上げた。

    「ひぃー、食い込むー、あ〜!」

    亜里沙はグイグイ引っ張り上げながら、片手で麻奈のブラウスの
    ボタンを外し、ブラもずらして直接胸を嬲る。

    「おねえさん、乳首がすごく固くなってる〜!」

    亜里沙が指先で乳首をピンピン弾くと、ビクッビクッと腰を動かすので、
    食い込んだ布がますます股間を刺激する。

    「いやっ、やめて〜。」
    「素直じゃないなー。そんなおねえさんには、お仕置きでーす!」

    亜里沙は乳首を思いっきり引っ張ると同時に、
    麻奈のかかとが浮くほど股布も強く持ち上げる。

    「いっ、痛い、痛い、痛いー。」

    そのまま1秒、2秒、3秒、4秒、5秒‥‥

    「いー、ごめんなさい、ごめんなさい。うぅ。」

    麻奈は涙を流しながら、訳も分からず謝った。
    パッと手を離される。その場に崩れた麻奈だったが、
    強くされた乳首とクリがジンジンして、やがてそれが強烈な快感となって
    麻奈を襲った。

    「あっ‥‥!!!!!!!くっ。」
    「どう?すごいでしょ?ふふっ。ほらっ、おねえさん、立って。」

    片手を支えられて、ふらふらと立ち上がった麻奈の乳首を摘みながら、

    「口を開けて舌を出して。言うとうりにしないと、また引っ張っちゃうよ。」
    「‥‥は、はい。」

    なぜこんな小娘にいいようにされているのだろう。うう。
    そう思いながら、おずおずと舌を出した。
    亜里沙は二本の指で舌をさらに引っ張り、そこにむしゃぶりつく。

    ズズッ‥ズルッ‥ジュルジュル‥

    続く









引用返信/返信
■22076 / ResNo.4)  痴漢少女A5
□投稿者/ いちこ ちょと常連(57回)-(2016/07/24(Sun) 18:26:54)

    亜里沙は麻奈の口唇を犯しながら、乳首への愛撫も忘れていない。

    「んっ、んっ、ん〜‥‥」
    「おねえさんの舌、美味しい!ここはどうかな?」

    麻奈の乳首に吸い付く亜里沙。

    「あ〜、だめ〜。あっ‥‥つっ。」

    麻奈の乳首に歯を立てた。すると1.5倍くらいに大きくなり、さらに固くなった。

    「あっ、な、なにしたの?」
    「毒を注入したの。ほらっ、こっちも。」

    もう片方の乳首にも噛みつき、ふぅーと息を吹きかけた。

    「あ〜〜!」
    「感度が10倍になるの。風が吹いても感じるようになるよ。こうしたらどうなるかな?」

    麻奈の両乳首を無造作に捻った。

    「ひぃー!」

    麻奈は頭が真っ白になり、ビクビクと痙攣しながら潮を吹いた。
    潮がたちまち麻奈の足元に水溜りを作る。
    その水溜りにペタンと、放心状態で座り込む麻奈。

    「あ〜あ、おねえさん、パンツもズボンもビチャビチャ!脱いだ方がいいね。」

    亜里沙はまだ放心している麻奈を全裸にすると、ひょいと抱き上げた。

    「えっ、えっ‥‥なに?」

    亜里沙は麻奈を軽々とベッドまで運び、そっと寝かせると、制服を脱いだ。
    亜里沙のまばゆい裸身が現れる。
    まるでこの世の物とは思えないほど美しい。

    「あ、あなたは何者なの?」
    「おねえさんの名前、特別だって知ってた?」

    ???なにを言ってるの???

    「マナ‥‥神様が下さった食べ物。旧約聖書に出てくるの。
    だから私の食べ物にしようと思うの。」
    「えっ‥‥えっ?」

    亜里沙は麻奈の両脚を持ち上げ、いわゆるまんぐり返しにする。
    そして割れ目を上から下、下から上に丹念に舐め始めた。
    両手を伸ばし、固く尖った乳首を指でピンピンと弾く。

    「あっ、あっ、あっ」

    すぐにトロトロと蜜が流れ出す。
    その蜜を舌で掬い、小さく震えているクリにまぶし、舌先で弾く。

    「あ〜〜、お願いっ、もうやめて〜。」

    突然顔を上げた亜里沙はニヤッと笑ったかと思うと、口を大きく開け
    その鋭い犬歯をアソコにクリの横に突き立てた。

    「イー!‥‥あっ、あっ‥‥」

    するとクリが包皮を持ち上げ、みるみる固く大きくなっていく。

    「さぁ、大変。これでおねえさんは下着に擦れても感じちゃう
    変態さんになっちゃいました。」
    「えっ、うそっ?」
    「ほんとよ!ほらっ。」

    亜里沙が指先で固くなったクリを弾くと

    「きゃー!!」
    「ふふ、かわいい、おねえさん!最期になるかもだから、いっぱい感じてね。」
    「えっ???‥‥ああ〜!」

    続く













引用返信/返信
■22077 / ResNo.5)   痴漢少女A6
□投稿者/ いちこ ちょと常連(58回)-(2016/07/31(Sun) 19:38:24)

    亜里沙は麻奈のアソコに指を二本突き入れる。
    十分に潤っているソコは難なく受け入れる。

    「あ〜〜!」
    「中からも刺激してあげる。こうすればどう?」

    クチュクチュと中をかき混ぜるように動かす。
    そして中の指を曲げて天井を引っ掻く。

    「あ〜、だめ〜‥‥おかしくなる〜。」
    「まだまだよ。もっとおかしくしてあげる。」

    亜里沙は挿入した指を動かしながら固く尖り切ったクリを口に含み、
    コリコリと甘噛みを始めた。麻奈は首を振りたくり、

    「ギャー、だめっ、だめっ、だめっ、やめっ、やめっ、出ちゃう、また出ちゃう〜。」

    プシャー!
    「ヒィー!‥‥‥‥あっ‥‥くっ‥‥。」

    あんなに激しくイッたというのに、乳首とクリの疼きは収まるどころか
    さらに固く尖り、狂おしいほどだ。

    「ねぇ、おねえさん。気が狂いそうでしょ?止めて欲しい?」
    「あっ‥‥あっ‥‥お、おねがいっ」
    「しょうがないなぁ〜。じゃあ、食べてあげる。」

    亜里沙は麻奈の乳首に噛み付いた。そして吸い始めた。

    チゥーーーー!
    「アヒャーーー!」

    麻奈はガクガクと大きく痙攣し始める。

    「かっ‥‥はっ‥‥」
    「どう?あれっ、答えられないか。まだ、二ヶ所あるよ。」

    ともう一方の乳首に噛み付いた。

    チゥーーーー!
    「キャーーーー!」

    麻奈は完全に意識が飛んだ。それでも身体は大きく痙攣したままだ。

    「さぁ、最後の一ヶ所だよ。ここが一番きついかな?」

    麻奈の足を広げ、クリに噛み付いた。

    チゥーーーー!
    「ギャーーーーーー!」

    麻奈は失禁し、口から泡を吹いて失神してしまった。

    ーーーーーー☆ーーーーーー☆ーーーーーー☆ーーーーーー

    窓から射し込む朝の光で麻奈が意識を取り戻すと、
    まるで何事もなかったように衣服を着てベッドに寝かされていた。

    「目が覚めた?おねえさん。」
    「ひぃっ。」

    ベッドサイドに亜里沙が腰かけて微笑んでいる。
    麻奈は恐怖を感じて、慌てて立ち上がろうとした。
    がたちまちフラッとしてまたベッドに倒れこんだ。

    「まだ無理だと思うよ。なんせ身体の四分の一の血液がないから。
    しばらく休んだ方がいいよ。おねえさんも運が悪いね。
    吸血鬼に遭遇するなんて。悪いけど私が噛んだところ、
    一ヶ月くらいしたら、また固く大きくなって疼きだすの。
    そしたらまた食べてあげる。フフフッ‥‥フフフッ‥‥」

    麻奈は亜里沙の声をおぼろげに聞きながら、また深い眠りに落ちていった。

    完結


完結!
引用返信/返信
■22078 / ResNo.6)  Re[6]: 痴漢少女A6
□投稿者/ 優心 一般♪(1回)-(2016/08/01(Mon) 01:30:29)
    いちこさん 今晩は!

    以前も クリスマスの夜に を読ませて頂いて
    何度も読み返してしまう程でした!

    またの更新待ってます
引用返信/返信
■22079 / ResNo.7)  Re[7]: 痴漢少女A6
□投稿者/ いちこ ちょと常連(59回)-(2016/08/03(Wed) 21:31:10)
    優心さん、コメントありがとうございます。
    クリスマスの夜 は、特に想い入れのある作品です。
    昔は今ほどカミングアウトする人も少なかったと
    思い、報われね恋をするひとも多かったのでは。
    でも、最期に救いを用意したかったのです。
    気に入って貰えてとても嬉しいです。
    また、気に入ってもらえるような作品を出したいので
    応援してくださいね。
引用返信/返信

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■17297 / 親記事)  青空のかなた
□投稿者/ 陽泰子 一般♪(1回)-(2006/11/22(Wed) 23:49:03)
    「ハナーあんまり遠くに行くなよ?」
    「わかった〜。」


    公園のベンチにかけて砂場で遊ぶハナからはまだ目が離せない


    「あーちゅー。」
    「出来たらみせて!!」


    遠くから叫んであげるとまた安心したように遊びに夢中になったハナ

    どこから見ても親子にしか見えないと思う、
    けどハナのママはいるんだ。


    眩しい陽射しに手をかざして、
    呼びかけると幸(さち)は帰ってきそうだ。


    「今日も天気がいいな〜ハナも元気だよ。」


    青空のかなたにいる幸が、こんなに私が毎日を
    ふんそうして過ごしているの見ててあっちで笑ってるのかな?


    「あーちゅー、はぁい。」
    「ん?」


    ハナから受け取った泥団子にかぶりつく振りをして、
    ハナの手を引いてお昼寝を提案しながら歩いていると


    「マンマは?」
    「ごはんはまだだよ?」

    「マーマ。」
    「ママはあそこでお昼ねしてるから。」


    空を指すとキレイな青空が笑ってるような気がした。









    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]
■17300 / ResNo.1)  青空のかなた2
□投稿者/ 陽泰子 一般♪(2回)-(2006/11/23(Thu) 00:15:26)
    「暁かんがえてくれないかしら?」
    「お母さん前にも言ったでしょここからはでないって。」


    ハナが眠りについたころリビングで母と私は幾度となくこの話をした

    「うちで暮らしたほうが何かと便利だし‥暁の仕事だって。」
    「ここにいなきゃ幸を忘れちゃうんだ。」

    幸が亡くなってからこの1年でやっとハナとの二人の暮らしのペースが出来てきたのに


    ハナももうすぐ2才になる

    「残業も出張も断ってると耳に聞いたから。」

    ある程度は仕方がない、
    それにもうすぐ保育園にだって行くことになるだろうし。

    なによりここで私はハナと暮らしたいんだ


    「また来るはね。」
    「うん、おかずありがとう。」

    ドアを閉めて台所に戻りコーヒーをいれた


    「あちゅ?」
    「眠れなくなった?」


    起きてしまったハナを抱き上げ


    ベットに入った


    「あちゅ?マーマのマーマの。」
    「はいはい。」



    胸をゆっくり叩くとハナは安心しきって」また眠りについた


    「マーマ‥。」










    (携帯)
引用返信/返信
■22067 / ResNo.2)  完全な黒版白完全版
□投稿者/ 完全な黒版白完全版 一般♪(1回)-(2016/06/13(Mon) 18:54:59)
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引用返信/返信

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■22043 / 親記事)  窓際の彼女
□投稿者/ KEI 一般♪(1回)-(2016/03/29(Tue) 16:37:24)



    彼女はいつも窓際に座っていた。

    本を開いたかと思うと、ゆっくり顔を上げて窓の外を眺める。

    瞬きをする横顔さえも美しい。

    僕は彼女に見惚れた。



    彼女を初めて見たのは半年前。

    高校の課題で自分が一番好きな本を紹介するというものがあった。

    僕は、ズラズラと文字が統一間隔に並ぶ本が嫌いだった。

    どうしようかと悩んでいたら、ふと、子どもの頃母さんに読んでもらった絵本を思い出した。

    絵本も本には違いないと思い、僕は学校の図書室を隅から隅まで探したが、僕が探している絵本は見つからなかった。

    そこで僕は学校近くの図書館へと足を運んだ。

    図書館なんて来たことなかった。

    縁もなかったし。

    図書館に入り、探してみるとものの5分で見つかった。

    好きだった絵本だが、どんな話だったか忘れた僕は1度読んでみることにした。

    この図書館はとても広く、椅子に座って読むスペースも沢山あった。

    僕は窓から少し離れた席に座って絵本を読んだ。

    『大きなきは きらめき 花はまるで ほうせきのようだった。エミリーは 花をひとつ つみとると たいせつにかかえて ママのもとへと かけよった。ママはエミリーの あたまを なでながら……』

    絵本は僕が子どもの頃に読んだときのままだった。

    絵本を読み終え周りに迷惑をかけないように小さく伸びをした。

    窓の外は薄暗くなり始めていた。

    「……」

    沈み行く夕日によって光輝く一人の女の子がいた。

    窓際の彼女は本を開いたまま、窓の外を眺めていた。

    とても美しかった。

    彼女は外を眺めるばかりで、時折存在に気づいたかのように本に目をやり一時間に一ページという遅さで本を読んでいた。



    〜♪ 本日はご来館頂きありがとうございます。間もなく19時になりますので閉館します〜

    閉館の放送が流れた。

    気づけば僕は二時間半も図書館にいた。

    そしてそのほとんどの時間、窓際の彼女を見ていた。

    放送が流れると彼女は本を閉じ、本棚へと戻しに行った。

    凛とした佇まい、長い髪はサラサラとして歩くたびに揺れ動いた。

    バッグを肩に掛け、本を戻すときに背伸びをした。

    背伸びをした彼女の足は細く、長く、上品だった。

    そして彼女は出口へと向かい振り向いた。

    きれいに整えられた前髪はふわふわと上下に揺れ、大きな瞳はどこか寂しげに見えた。

    リップを塗っているのかもしれないが、ぷっくらとした唇はキラキラと潤い、鼻筋が通った小さな顔をしていた。

    「美しい」

    いつしか僕は心の声を抑えることができずにそう言葉にしていた。

    一目惚れだった。



    続く







引用返信/返信

▽[全レス17件(ResNo.13-17 表示)]
■22056 / ResNo.13)  窓際の彼女14
□投稿者/ KEI 一般♪(14回)-(2016/03/31(Thu) 16:53:29)
    2016/03/31(Thu) 23:09:20 編集(投稿者)



    千秋はぐったりした。

    僕は千秋に腕枕をして優しく頭を撫でた。

    「千秋…かわいかったよ」

    僕は千秋のおでこにキスをした。

    「真琴のバカ…。きもち…よかったもん…」

    千秋は手で顔を隠しながら言った。

    「…かわいい」

    僕らはそれから何度もキスをした。

    お互いの気持ちを確かめるように。

    僕は千秋のことが好きだと、おでこにキスをする。

    千秋は僕のことが好きだと、頬にキスをする。

    そのお返しにと、僕は千秋の首筋にキスをする。

    そしてまたお返しにと、千秋は僕の耳にキスをする。

    僕は毛布に潜り込み、千秋の乳首にキスをする。

    「ちょっ、まこっ…あんっ」

    千秋は急な出来事で抵抗する暇もなかった。

    毛布の中は暗くて見えなかったが、キスをしただけで分かる。

    千秋の乳首はふたたび熱を帯びてピンと立っていた。

    僕は千秋の乳首をカリッと甘噛した。

    「んんっ…」

    その瞬間に千秋は小さく声を出し、体に力が入った。

    バッ

    僕は布団を取り、千秋に覆い被さるとキスをした。

    「んっ……んんっ…」

    千秋は抑えることができずに声を漏らす。

    キスをしたまま、下へと手を伸ばす。

    「あ、はっ…」

    千秋の大切なところは、愛液で濡れていた。

    僕はキスをした唇を一瞬離して指を舐め、ふたたび唇を千秋の唇と重ねる。

    僕が入れなくてももう、千秋の舌は自由に僕の中へ入ってくる。

    舐めた指は、舐める必要もなかったのではないかと思うほど愛液のおかげですんなり千秋の中へと吸い込まれていく。

    「ああぁっっ……」

    僕の二本の指は千秋の中、奥深くへと挿入された。

    千秋の中の奥、一番深いところの壁にぶつかるほど僕は二本の指を押し入れた。

    ヌルヌルッと滑り込むように入った。

    さっきよりも楽に入った。

    千秋の腰がクッと上がる。

    腰が落ちるのを待って、ゆっくり指を動かす。

    「はっ……んんっ…んっ…あっ…」

    千秋の声がどんどん色っぽくなる。

    もう僕が足を押さえなくてもいい。

    千秋は自分から足を開いて僕を受け入れた。

    「ま、まこ…と……」

    「ん?」

    キスの間に聞こえる声に僕は耳を傾ける。

    指の動きは止めない。

    キスも止めない。

    千秋は必死に隙を見計らって思いを言葉にする。



    続く
引用返信/返信
■22057 / ResNo.14)  窓際の彼女15
□投稿者/ KEI 一般♪(15回)-(2016/03/31(Thu) 23:27:53)



    「あっ……んっ、も、もっ…あんっ…もっと…んっ…もっとして……」

    涙目の千秋は必死に僕を求めた。

    「いいよ」

    僕は千秋の思いに答える。

    唇を離し、体をスッと下に持ってくる。

    指は入れたまま。

    入り口まで抜くとそのままスルッと抜けてしまいそうなほど、千秋の中は愛液で満たされていた。

    愛液たっぷりの中から指を抜きたくなかった。

    奥をついて、Gスポットを押す。

    自由になった千秋の口からは声にならない喘ぎ声が部屋中に響き渡る。

    「はっ……あんっ、も、もう…ふはっ…やっ…」

    僕は指を出し入れし、舌でクリを吸った。

    「ああんっ……」

    瞬時に千秋は腰を浮かせ反応する。

    チュウチュウ チュパチュパ

    僕は乳首を吸うように、クリを吸った。

    舌で舐め回し、弾いては吸う。

    右手の指はGスポットを押すスピードを早める。

    グチュ グチュ グチュ グチュ

    いやらしい愛液が千秋の中で混ざり合う音が僕らを未知の世界へと連れていく。

    僕の左手を持った千秋は、自ら自分の胸へと導いた。

    大きくなってピンとたった乳首をつまみ、鷲掴み、愛撫した。

    「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」

    「も、もう…だ、だめっ…んっ、あっ……」

    千秋の中とクリ、そして乳首の3つが重なり、僕の体力もそろそろ限界を迎えた。

    千秋ももう、大胆に開いた足が震えていた。

    そして…。

    「いやっ、イク…イクッ……いっ、あっ…あああぁっっ……」

    千秋は2度目の絶頂を迎えた。



    続く
引用返信/返信
■22058 / ResNo.15)   窓際の彼女16
□投稿者/ KEI 一般♪(16回)-(2016/03/31(Thu) 23:52:33)



    それから僕は千秋にキスをして、千秋を抱いたまま眠りについた。

    時刻はすでに夜中の2時を過ぎていた。

    その日僕は、夢の中でも千秋を満たした。

    夢の中では僕は第三者だった。

    僕が千秋にまたがり、千秋の中に入っていく。

    僕が千秋の大切なところに集中して見ていなかった千秋の顔が鮮明に見えた。

    千秋の姿は、美しかった。



    ピピッピピッピピッ

    スマホのアラームが鳴った。

    僕は目を擦り、現実へと舞い戻ってきた。

    僕の隣には、僕の体に腕を絡ませ気持ち良さそうに眠っている千秋がいた。

    「千秋…起きて」

    僕は千秋の頭を撫でながら、耳元でささやいた。

    「んっ…ふぅ」

    耳元にかかる微かな息さえも千秋には刺激になった。

    「真琴…やばいかも…」

    僕はもう分かっていた。

    千秋が言った「やばい」の意味が。

    「千秋…目をつぶって」

    僕の言うままに千秋はゆっくり目を閉じた。

    そして、僕は一度軽くキスをした。

    触れたか触れないか分からないほどのキス。

    僕の唇は、千秋の唇に触れたかと思うとすでに、乳首を吸っていた。

    「はっ…んんっっ……」

    千秋は手で顔を隠して漏れる声を抑えようとした。

    母乳を欲する子どものように僕は千秋の乳首を吸った。

    母乳など出るはずもないが、どことなく甘くて優しい味がした。

    両胸を丹念に舐め回し、何度も何度も揉みほぐすと、昨日よりも胸が大きくなったような気がした。

    僕は千秋の乳首を舐めたまま、愛液の確認をした。

    千秋はこうなることを知っていたかのようだった。

    足はM字に開かれ、僕の指を待っていた。

    ピチャッ

    愛液を確認した。

    愛液が出るところよりもずっと下。

    おしりの方まで愛液は流れていた。

    僕は太ももを撫で回し、愛液の分泌を促す。

    膝から太ももを通り、大切なところへ近づくたびに愛液が溢れだした。

    僕はたまらず、大切なところ以外に流れ出た愛液に触れる。

    冷たく、ねっとりとして、僕の指にまとわりつく。



    続く



引用返信/返信
■22062 / ResNo.16)  感想^^
□投稿者/ ルナ 一般♪(1回)-(2016/04/12(Tue) 20:18:23)
    とっても素敵です
    続きを楽しみにしています^^
引用返信/返信
■22066 / ResNo.17)  Re[2]: 感想^^ お返事
□投稿者/ KEI 一般♪(17回)-(2016/04/24(Sun) 02:15:27)
    ルナさん

    最近忙しくて、久しぶりに覗いてみたら、コメントが!
    ありがとうこざいます^^
    続き、頑張って書いていきたいと思います!
引用返信/返信

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