ビアンエッセイ♪

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貴女の官能的なビアンエッセイやノベル
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■20416 / 親記事)  TIME ∞ LAG - V -
□投稿者/ Y 一般♪(20回)-(2007/12/17(Mon) 16:20:33)
    いやいや……


    来てしまいました
    part3…(o*。_。)o


    自分の予想を遥かに越えてしまい、収拾がつかない感じになってます(笑)


    ここまで来たら、まだまだ続けてやろうと思いますので、宜しくお願いします。。。


    Y

    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス68件(ResNo.64-68 表示)]
■21266 / ResNo.64)  NO TITLE
□投稿者/ 小枝 一般♪(1回)-(2009/02/26(Thu) 00:55:53)
    この小説、温かくて好き。

    続き楽しみに待ってます。



    (携帯)
引用返信/返信
■21401 / ResNo.65)  Re[2]: - 155 -
□投稿者/ 優心 一般♪(11回)-(2011/12/20(Tue) 04:04:25)
    TIME ∞LAGの続編見つけられてまた…寝ずに一気に読んでしまいましたw

    すうっと自然に読めてしまう。けど続編で泣いてしまいましたg

    続編捜しは明日にして仕事に…!執筆大変でしょうか待ってます!
引用返信/返信
■21756 / ResNo.66)  -156-
□投稿者/ Y 一般♪(1回)-(2013/09/14(Sat) 03:32:52)
    生い茂る緑の匂い



    じりじりと照り付ける太陽



    まだ時折聞こえてくる蝉の声



    残暑と呼ぶべきこの季節にはまだ
    乾いた夏の風が吹きわたっている。



    信号待ちの私に響くエンジン音と振動が
    高鳴る胸をさらに後押しする



    まなみにもらった
    ワインレッドのアメリカンバイク



    そのバイクで
    今から愛しい女性を迎えに行く。



    どう考えても
    まなみの身長では足が届かんやろ…
    ほんまに乗る気あったん?


    ないわな。笑




    このバイクで迎えに来たと知った時
    一体どんな顔すんのかな?


    喜んでくれたらええな。




    今一番なにがしたいかな?


    やっぱハワイ行きたいて言うやろな。




    顔を見て最初に何て言おうかな?


    退院おめでとう…いや
    ありがとうやな。




    もう少し




    もう少しであの笑顔に会える




    信号が青にかわる




    先輩、私たちの新しい人生が始まりますね。




    覚悟しといて下さい




    幸せになる覚悟。




    病院の車寄せにバイクを停めて
    ヘルメットを外すと




    待ちきれずに外に出てきていたまなみと目が合った




    目を丸くして
    両手で口を塞いで
    3秒くらい驚いた後




    笑いながら
    泣きながら
    走りよって来るまなみをしっかりと抱き止めた




    「おかえりなさい。」





    『ただいま。』




    聞きたい事や話したい事があったけど




    私の口は何度もおかえりと告げていた。













引用返信/返信
■21757 / ResNo.67)  -157-
□投稿者/ Y 一般♪(3回)-(2013/09/14(Sat) 04:25:20)
    自分で買ったバイクのくせに
    初めて乗ったまなみが





    こわいだの気持ちいいだの
    はしゃぐ声が後ろから聞こえてきて





    背中からまなみの手に包まれる事に
    この上ない幸せを感じる。





    『いつもと逆やね、なんか新鮮!』





    「そうですね、たまには良いものですね。」





    『ねぇ、このままどっか遠くまで行きたくなっちゃわない?』





    「行きますよ、先輩の行きたい所ならどこでも。」





    『んー。でも今一番行きたいのは颯のお家やなぁ。』





    「もう先輩の家でもありますよ。
    だから行きたい、じゃなくて帰りたい、でしょ?」





    腰に回された手に力が入って
    頭の重みを背中に感じる。




    これ以上の会話はいらない




    お互いを感じて
    幸せを感じる。





    この一瞬がまた
    ふたりの軌跡になる



























引用返信/返信
■22023 / ResNo.68)  Re[2]: -157-
□投稿者/ 千恵 一般♪(1回)-(2015/12/21(Mon) 08:01:52)
    泣きながら3回読み直してしまいました。
    レスしようか迷ったんですが・・・
    またYさんの作品に出会いたいです。
引用返信/返信

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■21980 / 親記事)  キモチクナイ1
□投稿者/ いちこ 一般♪(16回)-(2015/08/29(Sat) 13:44:37)

    加奈は、女子校に通う二年生だ。
    真っ黒に日焼けした肌にショートカットの髪がよく似合う。
    彼女はソフトボール部で4番 ファーストだ。
    「おはよー。」
    加奈が元気良く教室の扉を開けると、室内がざわめく。
    「げっ」「来た!」「きゃー!」など様々な反応を示す。
    加奈は小走りに入ってくると、手当たりしだいにスカートめくりをする。
    「ぎゃー!」「やー!」
    そんな加奈の前に、ひとりの女生徒が立ちはだかる。
    加奈とは正反対に色白で、長い黒髪にメガネをした美少女だ。
    「なに?塩会長。」
    名を志帆という。学年でトップクラスの成績を誇る生徒会長だ。
    その態度がいつも冷たいため、名前をもじって塩会長と呼ばれる。
    「いい加減にやめなよ。これから大事な時期なんだから。」
    「やだね!あたし、レズだから。」
    と志帆の胸を鷲掴みする。
    「だから、やめなさいって。」
    持っていた参考書の背表紙を、加奈の頭に振り下ろした。ゴツン!
    「あたっ、タタタタッ!ひどいよー。」
    頭を押さえて、うずくまる加奈。

    実は加奈と志帆は幼なじみだ。
    家が近所で母親同士が友達なのだ。
    小さい頃はいつも一緒に遊んでいたが、
    大きくなるにつれて、ひとりはソフトボールに、ひとりは勉強に打ち込み、
    あまり遊ばなくなったのだ。
    高校に入り、加奈は自分がレズだと言い出した。
    女子校の運動部で活躍する加奈は、実際よくもてた。
    下駄箱には、いつも大量のラブレターが入ってしたし、
    試合や練習には、ファンの娘達が詰め掛けた。
    しかし加奈はレズだと言いながら、誰にも手出しはしていなかった。
    いつもスカートめくりをしたり、背後から忍び寄り胸を揉んだりするのだ。
    そんな加奈を、志帆はいつも冷ややかに見ていた。
    しかし来年は受験が待っている。騒いでる時期ではないのだ。
    志帆としても限界に来ていた。なにより志帆は生徒会長なのだ。
    これ以上 風紀を乱す行為は見過ごせない。
    志帆は加奈を呼び出して注意することにした。

    ある放課後、志帆は加奈を自宅に誘った。

    続く





引用返信/返信

▽[全レス10件(ResNo.6-10 表示)]
■21988 / ResNo.6)  キモチクナイ7
□投稿者/ いちこ 一般♪(22回)-(2015/09/27(Sun) 22:31:35)

    「無理しなくていいよ。」
    「いえ、大丈夫です!」
    真奈実は机の前にいくと、ブラウスのボタンを外し始めた。顔は真っ赤になってる。
    スカートのホックを外して下に落とすとブラとショーツ姿になった。
    そして手を背中に廻し、ブラを取った。
    真奈実は、小柄ながら素晴らしいプロポーションをしていた。
    加奈は思わず生唾を飲みこんだ。
    「‥‥これでいいですか?」
    「それは?」
    「ご、ごめんなさい。どうしても恥ずかしくて。」
    「ふ〜ん。じゃ、脱がしてあげるよ。」
    「えっ!!」
    真奈実の前に屈んだ加奈は、ショーツのゴムに手を掛けて下げようとしたが、
    真奈実がゴムをガッチリ掴んで離さない。
    「邪魔なんだけど!」
    加奈は掴んでいる指を小指から順に外してゆく。
    真奈実は、イヤッと言いながら首を左右に振っている。
    指を外し終えると、ゆっくりと下ろしてゆく。
    「あっ!」と言ったのは加奈だ。
    真奈実のソコは、無毛だった。いわゆるパイパンだった。
    加奈は真奈実を机の上に乗せると、両手で胸と股間を隠した真奈実に
    「ちゃんと見せて!」
    と胸の手をどかし、両膝に手を掛けて開いた。
    「や〜、恥ずかしいです。」
    と顔を背ける。
    「オナニーして見せてよ!見ててあげるから。」
    「えっ‥‥そんな‥‥」
    「僕の言うことが聞けないの?」
    と言って、跡がつくほど強く真奈実のおっぱいを握った。
    「痛いっ!!」
    顔を歪めた真奈実は、そのまま泣き出してしまった。
    はっと我に返った加奈は、
    「あっ、ごめん!何してんだ僕は。真奈実ちゃんだっけ?ごめんネ。僕、実は好きな人がいるんだ。だからもう、つきまとわないで。」
    涙目でじっと聞いていた真奈実は、
    「それでもいいです。」
    と、加奈の首に手をまわすとキスしてきた。
    一瞬、押し付けられるくちびるの柔らかさに目を見開いた加奈だが、
    次の瞬間には、突き飛ばしていた。
    「ごめん!」
    机の上に投げ出された真奈実を置いて、
    加奈は出て行った。
    真奈実は、加奈の出て行った扉をじっと憎悪の目で見つめていた。

    続く







引用返信/返信
■21990 / ResNo.7)  キモチクナイ8
□投稿者/ いちこ 一般♪(23回)-(2015/10/03(Sat) 19:42:46)

    それからしばらくした昼休みに、加奈は志帆を捕まえ、屋上に連れて行った。
    加奈は志帆をなじった。
    「どうしてこんなに、ふたりで会えないの?」
    「あの時、決めたでしょ。受験が終わるまでは我慢してよ!」
    「もう少し時間を作ってよっ!」
    「‥‥悪いとは思ってるわ。」
    「思ってないよ。僕のことなんて。」
    「‥‥信じられないの?‥‥もう行くわ。」
    「待てよ!」
    加奈は志帆の手を取り引き寄せ、そしてキスしようと唇を寄せた。
    「学校ではやめてっ!」
    と志帆は振りほどいて行ってしまった。
    この時ふたりは、見られていることに気づいていなかった。

    そしてあの靴箱事件が起きたのだ。
    それから志帆に対する嫌がらせが続いた。
    放課後、図書室で勉強していて調べもので席を外したら、
    見ていたページがカッターで切られていたり、
    校内を歩いていたら、上から蛇のおもちゃが降ってきたりした。

    志帆は考えていた。いったい何故こんなことをするのか?
    そしてなぜ私なのか?
    嫌がらせが放課後に集中しているのは、少なくとも同じ学年ではないだろう。
    そうすると一年か三年か?
    そんなことを考えながら、トイレに行き個室に入った。
    そのとき突然、上から水を掛けられた。
    「きゃー。」
    下着までびしょ濡れになってしまった。
    「もう、何なのよいったい!!」
    仕方ないので、ノーブラノーパンで体操着に着替えて教室に戻った。
    下着がないだけなのに、違和感が凄い。
    歩くだけで乳首が生地に擦れて、変な気分になる。
    教室に入ると、すぐ加奈が来て
    「どうしたの?」
    「水を掛けられた。下着までビショビショ。」
    「全く、どこのどいつだよ!絶対許さない。」
    「ありがとう。たぶん一年か三年だと思う。」
    「えっ、もしかして‥‥」
    「なに?心当たりある?」
    加奈は志帆の耳元で小声で囁いた。
    「‥‥もしかして、ノーブラ?」
    「ばかっ!」

    放課後、制服に着替えようとした志帆は、
    ブラとショーツが切り刻まれてゴミ箱に捨てられているのを発見して、愕然となった。
    「ひどい!」
    仕方がないので、ノーブラノーパンで制服を着て帰ることにした。
    下半身がスースーして心許ない。
    今日は塾の日だ。先に家へ帰り、下着を着けて行きたかったが時間がない。
    慌てて電車に飛び乗った。すぐに参考書を開き予習を始めた。
    しばらくすると混んできたと思ったら、お尻に違和感を感じた。
    ‥‥えっ、こんな日に痴漢?!‥‥

    続く




引用返信/返信
■22001 / ResNo.8)  キモチクナイ9
□投稿者/ いちこ 一般♪(24回)-(2015/10/10(Sat) 12:14:30)

    お尻になにか当たっている。しかもお尻の真ん中に。
    ショーツを履いていないので、敏感に感じてしまう。
    志帆はそっと周りを見渡した。ドアの前にいるので、横と後ろしか人はいない。
    左右は、おばちゃん達だ。後ろは、あれっ、ウチの制服だ。
    一年だろうか?髪をツインテールにした小さくて可愛い娘だ。
    窓の外を見ているようだ。
    やっぱり気のせいかな?と思ったとたん、電車がガタンと揺れた。
    「きゃっ」
    と後ろの娘が、志帆の方へ倒れこんできた。
    あろうことか、その娘の手が志帆のお尻に押し付けられている。
    「すみません。」
    と手をどかす時に、内腿をスッと撫でていく。
    「んっ‥‥」
    思わず声が出て、慌てて口を手で押さえる志帆。
    そう言えば、お尻を意識した時から、電車の揺れで
    刺激され続けた乳首が、徐々に硬くなってきている。
    後ろの娘がそっと志帆に近づき、小声で囁いた。
    “志帆先輩ですよね‥‥先輩、どうしてノーパンなんですか?”
    とスーと内腿からお尻の方まで撫で上げ、何回も往復させる。
    ビクッビクッとしながら、
    “やっ、やめなさい!もしかして、あなたなの?”
    “何の話ですか?変態生徒会長さま!”
    と志帆のスカートの裾をめくり上げ、腰の位置で巻き込み固定してしまう。
    お尻が丸出しになってしまった。
    “白くて、きれいなお尻!”
    執拗に撫でまわす。
    “くっ、やめなさい。痴漢行為で駅員さんを呼ぶわよ。”
    “どうぞ、ご勝手に!無理矢理、触らさせられたと泣きながら訴えたら、
    ノーパンで電車に乗ってきた変態先輩といたいけな後輩とどちらを信じるかなー、
    それに‥‥”
    割れ目を何度もなぞり上げ、
    “濡れている人には説得力ないですよ〜!”
    “ウッ‥‥ウッ‥‥ウッ‥‥”
    “先輩、気持ちいいんですか?”
    “き、気持ちいいわけ‥‥ヒャン”
    クリを指で押しつぶされた。
    “こっちはどうかな?”
    とブラウスの下から手を差し入れ、乳首を摘み転がされる。
    “くっ‥‥や、やめ‥‥”
    “そろそろかな?”
    と囁くと、ゆっくりと中指を挿入した。
    “!!!!”
    そして、ゆっくりと出し入れする。そうしながら、乳首への刺激も忘れない。
    ‥‥だめっ、気持ち良くなっちゃだめっ、こんな娘にイカされるなんて‥‥
    徐々に指の動きを速くしてくる。視界がぼやけてくる。
    ‥‥くっ、だめっ‥‥気持ちくない・キモチクナイ〜‥‥
    ‥‥助けてっ、かーなん!!‥‥
    その時、駅名を告げるアナウンスが聞こえてきた。
    さすがにバレるのがまずいと思ったのか、スカートは直された。
    これでとりあえず、お尻は隠れたが、指は挿入されたままだ。
    ‥‥つっ、次の駅で降りなきゃ!‥‥
    ドアが開き、次々に人々が降りてゆく。でもまだ指が!
    志帆は勇気を出して後ろに向かって囁いた。
    “クリもお願い!”
    それを聞いた後ろの娘は、ニヤッと笑い指を抜いた。
    その瞬間を逃さず、ドアの閉まり際に志帆は飛び降りた。
    ‥‥ハァ‥‥ハァ‥‥ハァ‥‥
    振り向くとその娘は、入れていた濡れた指を拡げて見せ、ペロリと舐め上げた。
    「いやー!」

    続く





引用返信/返信
■22002 / ResNo.9)  キモチクナイ10
□投稿者/ いちこ 一般♪(25回)-(2015/10/17(Sat) 19:06:12)
    2015/10/18(Sun) 06:22:40 編集(投稿者)

    ピンポン‥ピンポン‥ピンポン‥
    加奈は、息を切らして呼び鈴を押した。
    ドアを開けた志帆に、
    「‥‥しぃーちゃん。何があった?」
    「‥‥電車で‥‥うぅ‥‥」
    志帆は泣き出してしまった。
    加奈は涙を優しく拭ってやりながら、見つめた。
    「‥‥女の子に痴漢されちゃったの‥‥うぅ‥‥」
    「もしかしてウチの生徒?」
    コクリとうなずく志帆。
    加奈はギリッと歯をくいしばると、出て行こうとした。
    「待って!ひとりにしないでっ!」
    加奈の腕をヒシと掴んで離さない。
    「しぃーちゃん‥‥」
    志帆は、潤んだ瞳で加奈を見つめると
    「忘れさせてほしいの!」と熱いキスをした。
    ふたりは、キスをしながらお互いの服を 脱がしあい、一糸纏わぬ姿でベッドに倒れた。
    加奈が志帆の首すじにキスをすると、ビクッビクッと反応した。
    そのまま下へ舌を這わせ、乳首を含むと
    「アァー、気持ちいい〜!もっと強くして〜!」
    とねだるので、舌で転がしながら時々カリッと噛んでやる。
    「やぁ〜!」
    ピクピク 身体を浮かせる。
    「今日は凄いね。じゃ、こっちもネ!」
    乳首を責めながら、既にグチュグチュの割れ目をなぞり、クリを押しつぶした。
    「ヒィー!」
    ビク・ビク・ビク・ビクと身体を痙攣させる。
    「まだよ!」と中指を挿入する。
    「アァー!かーなんのもほしいの〜!」
    加奈は指を入れたまま、器用に69の態勢になる。
    「好き〜、好き〜、大好き〜!」
    と加奈のアソコにムシャぶりつく。
    「いいっ、しーちゃん!」
    加奈はお返しとばかりに、指を動かしながら、クリを舐める。
    「アァー、すごい!!もっと強くして〜!」
    指をもう一本増やし、激しく動かす。
    そして舐めていたクリを口に咥え、強く吸い出した。
    「ヒィー、だめっ、イッチャウ、イッチャウ〜!」
    志帆は腰を何度も浮かし、潮を吹いた。
    ビュッ、ビュッ、ビュッ
    加奈も志帆の口にアソコを押し付け果てた。

    次の日に加奈は、真奈実を屋上に呼び出した。
    真奈実は何食わぬ顔でやって来た。
    「先輩、あたしと付き合う気になったんですか?」
    「ばかか?志帆に悪さしているのは、お前だろう?」
    「あれ?ばれちゃいました?あんな女のどこがいいんですか?」
    「お前には関係ない!とにかくもうやめろよ。」
    「いやだと言ったらどうしますか?」
    「くっ、そんなことはさせない!」
    「じゃあ先輩、キスして下さい。それでもうしません。」
    「キスは出来ない!裏切ることになるから。」
    「あんな女に義理立てすることないですよ。電車でもグチャグチャに濡れてましたよ〜!」
    加奈はキレた。
    「テメェ、なに言ってんだー!」
    平手で真奈実の頬を叩いていた。
    バシッ ‥‥真奈実が横倒しに倒れた。
    とその時、たまたま屋上へ来た三年が叫んだ。
    「そこ、なにしてるっ!」
    加奈はハッとなり、
    「あっ、奈穂美先輩。」
    ソフトボール部の先輩だった。
    奈穂美は加奈の前に来ると
    「なにがあったか知らないが、手を出した加奈が悪い。」
    「すみません!奈穂美先輩。」
    「君、大丈夫?」と奈穂美は手を差し出す。
    「あ、ありがとうございます!」
    真奈実の頬に触れ、
    「ちょっと腫れてるね。保健室いこうか?」
    「はい、先輩!」
    この時、真奈実の瞳がハートマークになっていることに奈穂美は気付いていなかった。
    真奈実は加奈を振り返り、
    「加奈先輩、もうしませんから。」

    真奈実と奈穂美の出逢いだった。









引用返信/返信
■22008 / ResNo.10)  感想^^
□投稿者/ yuri 一般♪(1回)-(2015/11/26(Thu) 22:18:18)
    興奮しちゃいました^^
    また、次作楽しみにしています
完結!
引用返信/返信

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■21597 / 親記事)  君のために
□投稿者/ シェリー 一般♪(1回)-(2012/08/19(Sun) 20:15:13)

    1日の業務をようやく終え、タイムカードを切った途端疲れがどっと押し寄せてくる。

    忙しかった1日をぼんやりと思い出しながら、宇野愛友美(うのあゆみ)はナースステーションを後にした。


    「とっとと帰って、今日は早めに休みますか…。」

    誰に言うわけでもなく、独り言を呟いてロッカーの鍵を開ける。


    白衣を脱いで私服に着替えた瞬間、気分は完全にプライベートモードだ。


    「はぁっ…。」

    職場の病院が見えなくなったのを確認し、思わず大きな溜め息を吐く。


    最近仕事にやりがいを感じられない。

    職場で患者に作り笑顔を振り撒いてるからか、仕事以外で最近笑えていない気がする。


    疲れきった表情をして、ビールでも買って帰るかなぁ…とぼんやりと考えていた時だった。

    目の前を歩いていた女性がフラりとよろけ、そのまましゃがみこんでしまった。

    「え…っ!?」

    愛友美は思わず歩くのをやめて、女性の背中を凝視する。

    女性は細い肩を上下させ、苦しそうに呼吸をしているようだ。

    他の通行人が見て見ぬふりをして、どんどんと後ろを通りすぎて行く。

    本当は愛友美も早く帰りたかったが、彼女をほっておく事が出来なかった。


    「…大丈夫ですか?」

    視線を合わせようと屈んで顔を覗き込むと、真っ青な顔をした女性と視線が合った。

    愛友美の顔を見てどこかホッとした表情を浮かべた女性は、苦しそうにしながらも愛友美に微笑みかけてくる。


    「…ごめんなさい、気分が悪くて」

    「他に具合が悪いとこはないですか?」

    「んー…頭痛と目眩かなぁ…」


    今現在何とか会話は出来てるものの、気温は30度後半。

    このままここにいたら、彼女の体力がどんどん奪われていくのは容易に考えられた。


    「立てそうですか?」

    「支えがあれば…何とか」


    愛友美はそう答えた女性に肩を貸して、タイミング良く通りかかったタクシーを捕まえる。


    「どちらまでいかれますか?」

    「…N総合病院までお願いします。」



    まさか先程後にした職場に逆戻りになるとは…。


    来た道をタクシーで引き返し、見慣れた景色を窓越しに見つめながら、愛友美は苦笑いを浮かべた。


    .

    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス27件(ResNo.23-27 表示)]
■21669 / ResNo.23)  Re[2]: 君のために・21
□投稿者/ 愛読者 一般♪(1回)-(2012/10/24(Wed) 15:25:05)
    続きが気になります。
    お忙しい中かと思うゆえ、気長に待ってます。
引用返信/返信
■21748 / ResNo.24)  NO TITLE
□投稿者/ スズ 一般♪(3回)-(2013/02/28(Thu) 20:35:32)
    とても続きが気になります!
    気が向いたら続きを書いて欲しいです。

    気長にまってます(^_^)v

    (携帯)
引用返信/返信
■21970 / ResNo.25)  皆さん、お久しぶりです。
□投稿者/ シェリー 一般♪(1回)-(2015/07/30(Thu) 11:22:11)
http://id29.fm-p.jp/354/mooncrying11/
    かなり昔の記事になりますし、もう読んでいただけるかは分かりませんが…

    個人サイトにて続きを執筆し始めました。

    よろしければ、続きを読んでみて下さい!
    よろしくお願いします。
引用返信/返信
■21982 / ResNo.26)  Re[2]: 皆さん、お久しぶりです。
□投稿者/ あかり 一般♪(1回)-(2015/09/04(Fri) 18:04:44)
    待ってました!
    続きが読めると思ってなくて嬉しいです(〃ノωノ)
    楽しみにしてますね♡
引用返信/返信
■21985 / ResNo.27)  NO TITLE
□投稿者/ 友 一般♪(1回)-(2015/09/14(Mon) 00:59:01)
    続きが気になります…(゜ロ゜;サイト探したけどなかったです


    (携帯)
引用返信/返信

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■21971 / 親記事)  ノンケの彼女1
□投稿者/ いちこ 一般♪(9回)-(2015/08/02(Sun) 19:36:01)

    あたしは川瀬菜穂美、21才 OL。
    地元の建設会社に勤めて三年になる。
    あたしが自分のセクシャリティに、
    気づいたのは、中学二年生の時だったかな?
    当時、あたしは合唱部に入っていて、
    ピアノを弾いていた三年の玲子先輩に恋してしまったんだ。
    彼女の指は白くて細くて、でもピアノは
    力強いの。
    あたしは部活が楽しくて楽しくて、
    気持ちもどんどん膨らんでいった。
    妄想の中であたしは彼女を押し倒して、
    強引にキスしていた。
    彼女の卒業式の日に、勇気を出して告白したんだけど
    敢え無く玉砕しちゃった。
    「ごめん、よくわかんないよ!でもありがとう!」
    彼女はノンケだった。
    それから、あたしは、女子高に進学したの。
    もしかするとビアンの娘もいるかな?と
    思った。
    でも、そこでもあたしの恋は、連戦連敗。
    いつも好きになるのは、ノンケの娘ばかり。
    だから、もうノンケはこりごりだった。

    けど、またもやノンケに恋しちゃった。
    彼女は、今年入社した真奈実ちゃん。
    かぁ〜わい〜の!
    肩までの髪をライトブラウンにして、
    軽くウェーブさせてる。
    大きなお目々と小さな口、唇はぽってりと桜色。
    背はあたしの肩までくらいなのに、スタイル抜群。
    ウゥ〜、さわりたい〜!
    彼女は、なんと高校の後輩らしいの。
    あたしは、全然憶えていなくて、でも
    彼女は知ってたみたい。

    それは、新入社員歓迎会でのこと。
    その席で篠田さん(お局)が、
    「坂上さん(真奈実ちゃん)、かわいいからモテるでしょう?」
    「いえいえ、全然です。うちは女子高だったので出会いがなくて。」
    「そうなの?そう言えば、女子高だったら女子にモテたりして。」
    「ええ、何度か告白されたこともあります。」
    ドキッとするあたし。
    「ええ〜、あるんだ!で、どうしたの?」
    「もちろん、断りました。なんか違うなと思って。」
    そして、チラッとあたしを見た。
    あたしは落ち込んだ。ショックだった。
    ああ、バリバリのノンケだと。

    彼女はあたしの隣りに来て、
    「先輩は、カレシさんとかいないんですか?」
    「あたし?いないよ!」
    「じゃあ、わたしと同じですね。仲良くしてくださいね。」
    と、無邪気にニコッと握手を求めてくる。
    わぁ、ちょっとプニプニしてかわいい手。
    このまま手を引きたい衝動を抑え、
    「うん、わからないことは、なんでも聞いてね!」
    たぶんあたしの笑顔は、引きつっていた。

    それからしばらくして、朝の通勤電車で
    彼女と会った。
    あたしの3メートルくらい前に発見したの。
    彼女は盛んに後ろを気にしてるようだった。
    あっ、もしかして痴漢?!
    助けなきゃ!!

    続く






引用返信/返信

▽[全レス7件(ResNo.3-7 表示)]
■21974 / ResNo.3)  ノンケの彼女4
□投稿者/ いちこ 一般♪(12回)-(2015/08/10(Mon) 05:45:30)

    「まだ、脱がなくていいからね。」
    あたしは、まず手足から拭いたの。
    指を一本ずつ丁寧に拭く。もちろん指の股も忘れない。
    足も同じように拭く。それから両腕を拭く。
    「じゃあ、上を脱いでね。」
    おずおずとボタンを外していく真奈実ちゃん。
    真奈実ちゃんの形のいいオッパイが現われた。
    眩しいよ〜!嬉しいよ〜!
    「真奈実ちゃん、ノーブラなの?」
    「ええ、寝る時はノーブラ派です。」
    いいながら真っ赤になっている。
    あたしは努めて冷静に、首すじから背中を拭く。
    さりげなく香りを嗅ぐのも忘れない。
    さて、いよいよ前だ。あれっ、乳首勃ってる?
    肩から胸の谷間を通り、腹からまた胸へ。
    「ちよっとゴメンね。」
    あたしは、わざと小指が乳首に触れるようにして、
    右のオッパイを少し持ち上げて、オッパイの下を拭く。
    「うっ‥‥」
    真奈実ちゃんが、ビクッとする。
    その反応を見て、左の乳首は人差し指と中指で挟んで持ち上げる。
    「くっ‥‥、はぁ‥‥」
    またもビクッビクッとする。
    あとは、オッパイ全体を円を描くように拭く。
    タオルが乳首を撫でるたび、真奈実ちゃんは反応した。
    「はい、上半身は終わり!」
    と言って新しい上着を着せる。
    「次はズボン 脱いで、横になって!」
    「あっ、はい。」
    真奈実ちゃんは素直だ。
    あたしは足先からじょじょに中心部へ拭いてゆく。
    「あの、やっぱり自分でします。」
    「いいから、いいから。まかしてよ。」
    うう、白い下着がまぶしい〜。
    股の近くを拭くとき、いじわるをしたくなり、
    わざと小指を立てて、クリを狙ってそっと弾く。
    「ひゃぅんっ‥‥」
    「どした?」
    「いっ、いえ、なんでもないです。」
    これ以上すると嫌われそうなので、手早く拭きあげたの。
    「じゃあ、明日いけそうなら、駅で待ってるから。」
    「はい、本当にありがとうございました。」

    翌朝、真奈実ちゃんはやって来た。
    「昨日はありがとうございました。」
    ポッと頬を染める。
    「いいよ。気にしないで!」
    「今度、お礼させて下さい。」
    「そんなのいいよ。」
    と言いながらあたしは、心のなかで
    《身体で払って貰おうか?》などと悪代官のセリフを言っていたの。

    電車に乗り込んだら、この日は特別混んでた。
    いつものように、真奈実ちゃんをドア側に立たせて、
    守っていたの。
    そしたら後ろから押されてあたしは
    真奈実ちゃんに押しつけられる形になったの。
    「きゃっ。」
    真奈実ちゃんのオッパイに、あたしの腕が当たっている。
    というか、めり込んでいる。
    「ごっ、ごめん。」
    「大丈夫です。仕方ないですよ。」
    と言って真っ赤になっている。

    続く








引用返信/返信
■21975 / ResNo.4)  ノンケの彼女5
□投稿者/ いちこ 一般♪(13回)-(2015/08/14(Fri) 07:48:29)

    あたしは、昨日の真奈実ちゃんのオッパイを思い浮かべてドキドキしていた。
    「すぐどかすから。」
    あたしは身体を捻って、腕の位置を変えようとしたの。
    でも、それがかえってオッパイをグリグリすることに。
    「あぅ‥‥くっ‥‥あん。」
    真奈実ちゃんがかわいい声を出す。
    やっとのことで、腕を外したの。
    「ふう。大丈夫?」
    「ええ、すみません。」
    と思ったのも束の間、電車がガタンと揺れたら、
    また真奈実ちゃんと密着することに。
    「ひゃ‥‥」
    「どうしたの?」
    「あ、あの‥‥先輩のバッグが‥‥」
    「えっ‥‥あっ!」
    あたしと真奈実ちゃんに挟まれたあたしのバッグの角が、
    真奈実ちゃんの股間に食い込んでいた。
    「ごめんっ」
    あたしはバッグを外そうと、ストラップを引っ張ったの。
    でもそれが、さらに食い込ませることに。
    「ひゃぅんっ、だめっ」
    「あっ、ごめんね。次の駅まで無理みたい。」
    偶然とはいえ、あたしは興奮していた。
    真奈実ちゃんも感じているようだった。
    真奈実ちゃんはバツが悪いのか、真っ赤になって下を向いている。
    あたしは真奈実ちゃんに分からないように、
    電車の揺れにあわせて、バッグのストラップを引っ張ったの。
    バッグの角が、割れ目を抉るたびに
    真奈実ちゃんは、ビクッと反応していた。
    お互いの息も荒くなってきた。
    「んっ‥‥くっ‥‥‥」
    やがて駅名を告げるアナウンスが流れる。
    真奈実ちゃんは、あたしの腕に掴まり、必死に快感に耐えている。
    かわいいっ!あたしは今まで以上に真奈実ちゃんが欲しくなってきたの。
    やがて駅に着いて、少し空いたので、バッグをそっと外したの。
    真奈実ちゃんは、ホッとしたような残念そうな
    熱く濡れた瞳で見つめてくる。
    あたしは思わずハグしそうになり、慌てて目を逸らした。
    「す、空いてよかったね!」
    「そうですね‥‥」

    それから数日後、真奈実ちゃんが
    「先輩、こないだのお礼に今夜、食事に行きませんか?もちろん、奢ります。」
    「えっ、いいの?でも‥‥」
    「お願いです。お礼させて下さい!」
    「うん、じゃあ割り勘ね。」
    「だめですよ〜、奢らせて下さいよ。」
    「わかった。じゃあ、二軒目はあたしが奢るよ。」
    あたしは、ウキウキしてた。
    だって真奈実ちゃんとデートだもん。
    明日は会社 休みだし。

    続く







引用返信/返信
■21977 / ResNo.5)  NO TITLE
□投稿者/ yh 一般♪(2回)-(2015/08/16(Sun) 01:47:29)
    いちこサン
    初めまして(*'▽'*)
    続きがとっても気になります!
    続きを楽しみにしてますね( ´艸`)

    (携帯)
引用返信/返信
■21978 / ResNo.6)  ノンケの彼女6
□投稿者/ いちこ 一般♪(14回)-(2015/08/19(Wed) 05:10:43)

    真奈実ちゃんは、おしゃれなイタリアンレストランに連れて行ってくれたの。
    「ここ、高いんじゃない?」
    「へへっ、奮発しちゃいました!」
    「もっと気軽な所でいいのに。」
    さすがにどれも美味しかったけど、あまり印象に残っていない。
    だってあたしは見惚れていたから。
    真奈実ちゃんは機嫌が良く、よく喋り、クルクルと表情を変える。
    食事が終わり、エスプレッソを飲みながら、
    あたしは気になっていることを聞いた。
    「あのさ、片想いの人とはどうなったの?」
    「う〜ん、進行中だと思うんですけど‥‥」
    「えっ、そうなの?どんな人なのかな?」
    「優しくて、かっこよくて、かわいい人です。」
    「かわいい?なにか欠点はないの?」
    ムキになって聞いた。
    「う〜ん、ちょっとエッチかも。あっ、でもぜんぜんいいんですけど。」
    なんだかムカムカしてきた。
    「やめたほうがいいんじゃない?」
    「どうしてそんなこと言うんですか?」
    真奈実ちゃんは、ちょっと涙目だ。
    「ごめん‥‥二軒目いこうか?」
    雰囲気を変えたくて、カクテルバーに誘ったの。

    あたしはジンライムを頼んで、
    「あっ、真奈実ちゃんはまだ未成年だから飲めないか?」
    「でも、せっかくなので軽いものでも。」
    「じゃあ、オレンジジュース系でスクリュードライバーにする?」
    断言するけど、酔わせてどうこうしようなんて考えてなかった。
    真奈実ちゃんは、ペロッと舐めて
    「美味しい!」
    と言って、ゴクゴク飲み始めた。
    「ちょ、ちょっと、ゆっくり飲みなよ。」
    「大丈夫ですよ〜。ほれくらい。ほや?」
    真奈実ちゃん、早っ。もう酔ったの?
    「ほら、言わんこっちゃない!あ〜飲ませたあたしが悪いか?」
    「もう一杯のみた〜い。」
    「だめ、だめ、マスター、お勘定!」
    「真奈実ちゃん、もしかして初めて?」
    「はい、そうれす。」
    まさかこんなに弱いとは。なにやってんだ、あたしは。
    「真奈実ちゃん、送っていくよ。帰ろう。」
    「いやだー、帰りたくな〜い。」
    あたしは、嫌がる真奈実ちゃんとタクシーに乗り込んだ。
    「せんぱ〜い!もっと飲みましょうよ〜。」
    真奈実ちゃんは言いながら、しなだれかかってくる。
    あたしの腕に真奈実ちゃんのオッパイが押しつけられる。
    ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ。襲っちゃいそう。

    続く







引用返信/返信
■21979 / ResNo.7)  ノンケの彼女7
□投稿者/ いちこ 一般♪(15回)-(2015/08/23(Sun) 21:59:06)

    真奈実ちゃんのアパートに着いたら、あたしが精算している間に、
    真奈実ちゃんはふらふらしながら、玄関から中へ入っていく。
    あたしが中へ入ると、真奈実ちゃんは服を脱ぎ散らかしてベッドに倒れこんでいた。
    あたしは、服を片付けて
    「真奈実ちゃん、水飲む?」
    と、コップ一杯の水を持っていく。
    真奈実ちゃんは、ブラとショーツだけの姿で仰向けに寝ていた。
    あたしは、真奈実ちゃんの桜色のくちびるに釘付けになったの。
    あたしは吸いよせられるように、くちびるを重ねたの。
    真奈実ちゃんは、急に目を見開いて起き上がる。
    くちびるに手を当てて
    「先輩、どうしてキスしたんですか?」
    と真っ直ぐに見つめてくる。
    あたしは、自分の気持ちにウソはつけなかった。
    「ごめん、実は真奈実ちゃんのことが好きなの‥‥気持ち悪いよね?」
    「‥‥‥‥しぃ‥‥」
    「えっ、なに?」
    真奈実ちゃんはブンブンと首を振り
    「うれしい、やっと言ってくれた。私もです。」
    「えっ、ええ〜!!だって、高校の時の話は?」
    「断ったのは、先輩じゃなかったからです。高校の時から好きでした。」
    「じ、じゃ好きな片想いの人って。」
    「そう、先輩ですよ。頑張って同じ会社に入って、同じ町内でアパートを探したんですよ!」
    真奈実ちゃんの声は弾んでいた。
    「あ、あたしは真奈実ちゃんの好きな人は男の子だと思って、ずっと我慢してた。」
    真奈実ちゃんは、そっとブラをはずすと両手を広げて、
    「もう我慢しなくて良いですよ。先輩!」
    かわいい悪魔めっ!心の中で毒ずきながらも
    あたしはこの誘惑に逆らえなかった。
    次の瞬間、あたしは真奈実ちゃんを押し倒していた。
    「きゃ!」
    かわいい声をあげた真奈実ちゃんだが、
    彼女のほうからキスしてきた。しかも熱烈なやつだ。
    それだけで、あたしはトロンとした。
    「もう、先輩も脱いでくださいよ〜!恥ずかしいじゃないですか。」
    言われるままショーツ一枚になり、真奈実ちゃんに覆い被さる。
    でもあたしは、実は経験が少ない。
    でも真奈実ちゃんは違うようだった。
    受け身ながら、上手くあたしをリードした。
    「あん、先輩 感じる!そこもっと強くして〜!」
    こんな感じだ。やがてあたしの指が真奈実ちゃんの
    割れ目を激しく往復しだすと、ベッドの上で若魚のように跳ねてイッた。
    そして濡れた瞳で見つめたあと、あたしを押し倒すと
    「先輩のオッパイ、かわいい!」
    とあたしの乳首を口に含んだ。確かにそんなに大きいほうじゃない。
    あたしはすこしムッとしたが、すぐに真奈実ちゃんの舌に夢中になった。
    「アアッ、いや。」
    「ふふ、先輩の声 かわいい。もっと聞かせてください。」
    と、あたしの乳首を摘みあげた。
    「あん。」
    真奈実ちゃんの舌は、あたしの乳首を痛いくらいに勃たせ
    そのまま下へ移動してゆく。おへそをペロペロ舐めたあと
    あたしの両足を大きく拡げて覗きこむ。
    「先輩、もうグチョグチョじゃないですか。」
    「いや‥‥恥ずかしい‥‥」
    「クリもこんなに大きくしちゃって。」
    ベロッと舐めあげる。
    「アア〜」
    そして激しく吸い付いた。
    ジュルジュルジュルジュル。
    「あぁ〜、ダメッ、ヤメテッ、アア〜〜。」
    あたしは、立て続けに二回イッた。
    「先輩のイクときの顔、素敵です。」
    とニッコリ微笑む真奈実ちゃん。

    あたしは幸せだった。
    だって真奈実ちゃんと相思相愛になれたんだもの。
    でもこの時はまだ、気づいていなかった。
    真奈実ちゃんの見えない糸に絡めとられていることに。
    やがてそれは幾重にも巻きつき、逃げられなくなることに。

















完結!
引用返信/返信

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■21894 / 親記事)  愛〜蜜の味〜
□投稿者/ cross 一般♪(1回)-(2015/05/13(Wed) 05:46:46)

    僕は、生まれたときから一度も人を愛したことはなかった

    多分、小さい頃からの虐めが原因だから人間不信な部分もあるのかもしれない

    僕は性別関係なく
    人が怖い
    いつ裏切られるのかが怖くてたまらないから
    自分から自然に距離を置いてしまうのだ
    あ、自己紹介忘れていました
    僕の名前は
    川西 類兎(かさい・るいと)
    19歳 フリーター

    今は、なんとか
    夜のBARで働いて食いつないでる
    働いてもなにをしても実感などワカなくて
    友達も居ない生活
    スマホを持っている意味が無い…

    このまま孤独が続いてしまうのではないかといつも考えて
    毎日 毎日
    怯えている。

    そんな、ある日のこと

    プルプルプル♪
    プルプルプル♪

    携帯が鳴り響き
    目を覚ました

    類兎
    『ん?なんだろ』

    携帯を見てみると
    店長からの連絡だった

    類兎
    『なんだ?今日は確か、休みなハズなのに…はい、もしもし川西です』

    店長
    『あ、、もしもし?川西?まじゴメン
    休みなのに…従業員が足りなくてさぁ…悪いんだけど、今日来てくれないかな?』

    従業員は全員合わせて六人ほど
    そのうち3人くらいが無理だと言うことで急きょ、僕が代わりに出勤することになった

    類兎
    『わかりました、いつもの時間帯に行きます』

    店長
    『うん、じゃあ、6:00くらいにきて本当にゴメン』

    類兎
    『いえ、謝らないでください…それじゃ失礼します』

    仕方ない
    クビにならず二年も働かせてくれたんだから文句なんて言えない
    こんな僕を受け入れてくれた唯一の味方でもあり姉的な存在で理解者…

    給料も最近upしたから
    バイトについては
    特にイヤではなかった。

    約束通りの6:00僕はBARへと向かった

    類兎
    『お疲れさまです』
    店長
    『おぉー川西 待ってたよ(笑)』

    類兎
    『大袈裟ですよ、店長…着替えてきますね』

    いつも通りの会話
    なのにやっぱり
    心は寂しかった

    着替え室に入り
    白いYシャツを着て黒いズボンを穿き
    慣れた手つきで
    最後にネクタイを縛る

    類兎
    『よし…』

    一息ついて
    また店長が居た
    休憩室へ向かう

    この繰り返しだ
    満たされない思いが溢れ出していた

    店長
    『やっぱさ、川西って男っぽいよね〜なんでもかんでも無言で真剣に一つのことをきちっとするし…あんたが男だったらあたしまじで惚れてたかも』

    いきなりなにを言い出すのかと思えば
    コレだ
    正直、その言葉で傷付く

    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス46件(ResNo.42-46 表示)]
■21936 / ResNo.42)  愛〜蜜の味〜デアイ
□投稿者/ cross 一般♪(34回)-(2015/06/17(Wed) 11:27:15)

    類兎
    『だれに命令されてこんなことしてるの?』


    『私がアナタのメイドになりたいから…ずっと見てた…アナタが私のご主人様になってくれたら幸せだろうなぁって』

    嘘だ、僕を好きになってくれる人なんて居ない
    椋さんともあれは
    成り行きでやったことだし向こうは恋愛感情なんて僕にはないと思う

    類兎
    『もういいですか?そういう嘘…嫌いだから失礼します…』
    そう言ったときには遅かった
    急に車を走らせて逃げないようにだと思うけど全然、自宅に向かう道ではなく見知らぬ道を走ることになった…


    『嘘なんて、ついてません…ご主人様』
    類兎
    『車、止めてください貴女と話す気は無いので』


    『嫌です…』

    類兎
    『ふざけてる?』


    『本気ですよ?私は』

    やっぱりおかしい
    いきなり現れて
    僕の名前を知っているなんて、渚さんとか店長や椋さんしか…
    まさか、この中に
    こういうことを仕組んだ人が居るんじゃ?
    いや、そんなことはないか…


    『着きましたよ…』
    いろいろ考えているうちにでっかいお屋敷に車を止めていた
    類兎
    『どこだよ、ここ』

    『今日から私とご主人様が住む家です』
    はぁ!?なんで…
    アパートはどうするていうかいきなり知らない女性と住むとか訳わからない

    類兎
    『僕にはアパートがあるし大家さんに迷惑かけるから…帰らせて』


    『契約解除してきました大家にはちゃんと伝えてあります、川西 類兎さんは引っ越すことになったのでと…』

    類兎
    『勝手なことを言うな!』


    『勝手じゃありません、ご主人様は誰にも渡さない…さて、お屋敷に入りましょご主人様のお荷物はもう中にありますので』

    妙に怖い
    誰にも渡さないとかご主人様とか
    全てがおかしい
    そんなことって
    普通、あるのだろうか
    僕はどうしたら…


    『ご主人様?』

    類兎
    『…わかった』

    仕方なくそのお屋敷に入ることにした
    もう逃げられない
    だったら自然に任せようと心に誓った

    類兎
    『うわ…広い…』


    『前の家主さんから引き受けたのです、その方は結構、有名な資産家だったそうです』

    類兎
    『そうなんだ、でも…二人で住むのには広すぎじゃ?』

    と、言ったら
    彼女は目を輝かせた

    『ご主人様っ!!やっと私のことを…今、すごく感激ですっ』
    類兎
    『べ、べつに…もう僕には住む場所が無いんだから仕方なくだよ…勘違いしないで』



    (携帯)
引用返信/返信
■21937 / ResNo.43)  愛〜蜜の味〜デアイ
□投稿者/ cross 一般♪(35回)-(2015/06/17(Wed) 18:27:10)


    『それでも嬉しいです…ご主人様』

    キャッキャする
    この女
    絶対に何かあると
    僕は試しに
    後ろから抱きついた

    ぎゅ…


    『ハンッ…ご、ご主人…様…』

    後ろから抱きついただけなのにもう感じてる
    予想だけどもうこの女はだれかに操られているか調教を受けてこうなったのかもしれない
    どちらにしろ
    その可能性は高い

    類兎
    『もう一度聞くよ?キミは誰かに命令されて僕に近づいたんだろ?』

    耳元で囁き
    ねっとりと舐める

    ぺろぺろ


    『フッ…ンンッ…ち…が…う…』

    類兎
    『じゃあなんで抱きついただけで感じるの?おかしいよね…それともマゾ?』

    興味の無い子から
    近寄られるのは
    誰だって嫌なはず
    たとえセクシーな体型で異性にモテそうな女なんて信用できない


    『性感が強い…だけ…です…ンンッ』

    類兎
    『ふーん、嘘だな…じゃあ裸になって
    証拠を見せてよ?キスマークや何かしらの痕が残っているはず…』

    すると
    すごく嫌がった
    あれほど僕の耳を舐めたりしたのに脱ぐのを拒むのは
    やはり怪しい
    だから、無理やり
    服を脱がすことにした


    『やだっ…やめてっ』

    類兎
    『僕はうそつきが大嫌いなんだよ…だから疑わられたくないなら…』

    ブリッ

    強引に服を破り
    肌が露わになった
    お腹を見ると謎の
    痣があった
    誰かに殴られたようなそんな感じの痕

    類兎
    『やっぱりね、あんた…誰かに命令されてるんだね?』

    ブルブルと体を震え僕を怯えるような目で睨みつけた

    類兎
    『なんだ…その目は…あんたがイケないんだよ…嫌なら 僕の目の前から消えて』


    『違う!!私は誰にも命令なんてされてないっ、貴女が気になってご主人様になってほしかったから近寄ったんです!!だから…』

    ポロポロと涙が溢れ流れ落ちる
    まるで誰かに口止めされてるように見える
    口止めされてるから苦しくなる
    そう確信した

    類兎
    『わかった、これ以上は聞かない…でも誰かがあんたを操っているのは確信出来たあんたが否定しても僕のこの思いは変わらない あんたから真実を聞くまでは僕からはなにも言わない』


    『………』

    なにも答えなかった胸元がモロ見えなので服を着替えるように言った

    類兎
    『服…着替えてきな』


    『いやです…』

    類兎
    『え?』

    濡れた頬を拭い
    僕のところへ近づき手を握って
    長い長い階段に連れて行かれ
    二階に上がった


    (携帯)
引用返信/返信
■21939 / ResNo.44)  愛〜蜜の味〜デアイ
□投稿者/ cross 一般♪(36回)-(2015/06/18(Thu) 11:53:29)

    すると
    すぐそこに、古い
    扉があった

    そこを開けると
    ベッドがポツンと
    置いてあった

    類兎
    『なにがしたいの?』

    腕を強く掴み
    ベッドへと連れて行かれ
    押し倒された

    ドサッ

    類兎
    『……』

    だいたい予想は
    出来る
    この女がなにをしたいのか


    『……ご主人様…』
    首筋に顔をうずめ
    犬みたいにチロチロと舐めてくる

    類兎
    『っ…くすぐった…』

    すぐに起きあがろうとしても
    また倒される
    女って本当に悪魔だ

    『おいしい…ご主人様…』

    ちゅ…ちゅれろっ

    類兎
    『んぐっ…ぁうっ…』

    口の中でこの女の舌が走り回る
    歯茎 歯 舌 唇
    すべてを舐めて吸われた

    類兎
    『……んっ…』

    結『…素敵…』

    僕の服に付いているボタンを少しずつ外し脱がしていく
    慣れた手つきで
    すぐに下着一枚の姿が露わになった

    類兎
    『…好きでもない僕を無理やり抱いても楽しくないよ?』


    『私はご主人様に気に入ってほしい…』
    類兎
    『………』


    『責任取ってください…私の服を破ったんだから…』

    また唇を塞がれる
    椋さんにどこか
    似ていた容姿も声も唇の柔らかさも
    もしかして双子?
    そう思うくらいだった


    『…濡れてない…』
    類兎
    『気持ちよくないからね』

    ムスッと顔をして
    ヤケになり始め
    半分強引に乳首を触りだした

    類兎
    『ん…あんたに命令してる相手にも同じことしてるんでしょ?』


    『違います…』

    ぺろぺろぺろ

    下着越しからでも
    生暖かさが伝わる
    乳首は弱い
    誰だってそうだと
    思うけど

    類兎
    『ん…んっ…んん』
    結『ふふ…可愛い…ご主人様ぁ…』

    類兎
    『いつまでやるの…やめてくれよ』

    僕はやっと起き上がり
    その場からとりあえず去ろうと思ったがやっぱ無理だった

    むぎゅ


    『イクまでします…』

    ぺろぺろ
    首筋はこの女の唾液で濡れている
    僕は絶えられず
    ベッドに倒れた

    類兎
    『んん』


    (携帯)
引用返信/返信
■21940 / ResNo.45)  ごめんなさい
□投稿者/ cross 一般♪(37回)-(2015/06/18(Thu) 12:11:52)


    小説
    止めます
    ごめんなさい。

    (携帯)
完結!
引用返信/返信
■21976 / ResNo.46)  NO TITLE
□投稿者/ yh 一般♪(1回)-(2015/08/16(Sun) 01:40:48)
    続きが気になります。もし良ければ続きを書いてもらえますか?勝手ですかね…(^◇^;)

    (携帯)
引用返信/返信

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