ビアンエッセイ♪

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ



貴女の官能的なビアンエッセイやノベル
い〜っぱい投稿してくださいね♪

☆ サーバのトラブルで
☆ 最近のデータがなくなってしまいました
☆ 申し訳ありませんm(_ _)m

■ 登場人物は「女性のみ」でお願いします♪
■ 卑猥な日本語も使わないでくださいね。
■「新規作成」から新規投稿ができます。
■ 続きは新規ではなく子記事として投稿してください。
■ 当面 imgタグや、画像アップ機能も利用可能です♪
  著作権付きの画像、法律に触れる画像はダメですよ〜
■ 24時間以内に作成されたスレッドは New で表示されます。
■ 24時間以内に更新されたスレッドは UpDate で表示されます。

記事リスト ( )内の数字はレス数
Nomalペット 《プロローグ》(5) | Nomal17年たった今も愛しているよ♪(0) | Nomal愛と恋(仮題)(0) | Nomalサドとマゾ(仮題)(0) | Nomalノンケとオカマ(仮題)(0) | Nomal女子校奇譚(仮題)(4) | Nomalノンケとビアン(仮題)(2) | Nomal恋人募集(仮題)(1) | NomalSとM(仮題)(2) | Nomal先生と私(仮題)(2) | NomalYとK(仮題)(2) | Nomal挿し木(2) | Nomal百合色のキャンパス(1) | Nomal主婦まりえの憂鬱1(20) | Nomalすこしづつ…V-1(27) | Nomalどうして私は・・(8) | NomalNO TITLE(0) | Nomalバレンタインはどうなるる? 前編(1) | Nomal愛してる(0) | Nomal女社会1(22) | NomalGLOOVE(2) | Nomalボクの愛する人(0) | Nomal片想いの狼(2) | Nomal片思いの狼1(0) | Nomal僕に彼女が出来たんだ。(8) | Nomal すこしづつ…U(62) | Nomalアヤナミ1(14) | Nomalすこしづつ…@(43) | Nomalみはるとサツキ1(6) | Nomal断捨離(2) | Nomal転校生A(10) | Nomal痴漢少女A(7) | Nomal窓際の彼女(17) | Nomalエステティシャンの恋1(10) | Nomalクリスマスの夜に1(2) | Nomalレン・アイ1(12) | Nomal僕の愛するヒト(25) | Nomalキモチクナイ1(10) | Nomalノンケの彼女1(7) | Nomal『泡沫の秘め事』(0) | Nomalギターを弾く女(3) | Nomal夜行バスの女(3) | Nomalキミ(17) | Nomal走る女(0) | Nomal愛〜蜜の味〜 (46) | Nomal少女たちの物語(2) | Nomal再開(12) | Nomalアイヒト(2) | Nomalねえ、先生。(3) | Nomal初めての夜(1) | Nomalお久しぶりです。(25) | Nomal実際に見た夢の話(1) | Nomal天使の声(2) | Nomal褐色の赤(10) | Nomal甘い口づけ(16) | Nomalだいすきなメル友2(0) | Nomalだいすきなメル友(5) | Nomal大嫌いな人1(0) | Nomal(削除)(6) | Nomal青い空の白い雲 第一話(1) | Nomal純白の花嫁(12) | Nomal首元に三日月(2) | Nomal(削除)(32) | Nomal愛してるから、愛してるから、(1) | Nomal永遠の願い 1(1) | Nomal青春のすべて(1) | Nomalscene(2) | Nomal深海 1(1) | Nomal歳の差から生まれる心の距離はありますか?(50) | Nomalヤクソク(8) | Nomal赤い糸(1)(4) | Nomal君のために(27) | Nomalあの夏(5) | Nomalリバな関係(4) | Nomal続・ご褒美(12) | Nomal大切なひと(16) | Nomal探しています(0) | NomalSolitudE(7) | Nomal恋をして 愛を知った(1) | Nomal妄想(0) | Nomal宿題(35) | Nomal女同士(0) | Nomalティータイム(5) | Nomal宝物(1)(4) | Nomal今を生きる(0) | Nomal愛しいあなたに花束を(1) | Nomal切り取られた世界の中で。(0) | Nomal初めも終わりもKISSから(1) | Nomal漆黒の夜(8) | Nomal禁断の恋(4) | Nomal夜の蝶。(1) | NomalNO TITLE(13) | NomalEstacion.(16) | NomalLove Blue(0) | Nomal罪愛(3) | Nomal●ビートポスト●(1) | Nomal恋唄 第二章 1(13) | Nomalうさぎ病<続>(15) | Nomalラストスマイルはもう響かない(6) | Nomal天使のカンムリ(6) | Nomal笑顔(4) |



■記事リスト / ▼下のスレッド
■20416 / 親記事)  TIME ∞ LAG - V -
□投稿者/ Y 一般♪(20回)-(2007/12/17(Mon) 16:20:33)
    いやいや……


    来てしまいました
    part3…(o*。_。)o


    自分の予想を遥かに越えてしまい、収拾がつかない感じになってます(笑)


    ここまで来たら、まだまだ続けてやろうと思いますので、宜しくお願いします。。。


    Y

    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス68件(ResNo.64-68 表示)]
■21266 / ResNo.64)  NO TITLE
□投稿者/ 小枝 一般♪(1回)-(2009/02/26(Thu) 00:55:53)
    この小説、温かくて好き。

    続き楽しみに待ってます。



    (携帯)
引用返信/返信
■21401 / ResNo.65)  Re[2]: - 155 -
□投稿者/ 優心 一般♪(11回)-(2011/12/20(Tue) 04:04:25)
    TIME ∞LAGの続編見つけられてまた…寝ずに一気に読んでしまいましたw

    すうっと自然に読めてしまう。けど続編で泣いてしまいましたg

    続編捜しは明日にして仕事に…!執筆大変でしょうか待ってます!
引用返信/返信
■21756 / ResNo.66)  -156-
□投稿者/ Y 一般♪(1回)-(2013/09/14(Sat) 03:32:52)
    生い茂る緑の匂い



    じりじりと照り付ける太陽



    まだ時折聞こえてくる蝉の声



    残暑と呼ぶべきこの季節にはまだ
    乾いた夏の風が吹きわたっている。



    信号待ちの私に響くエンジン音と振動が
    高鳴る胸をさらに後押しする



    まなみにもらった
    ワインレッドのアメリカンバイク



    そのバイクで
    今から愛しい女性を迎えに行く。



    どう考えても
    まなみの身長では足が届かんやろ…
    ほんまに乗る気あったん?


    ないわな。笑




    このバイクで迎えに来たと知った時
    一体どんな顔すんのかな?


    喜んでくれたらええな。




    今一番なにがしたいかな?


    やっぱハワイ行きたいて言うやろな。




    顔を見て最初に何て言おうかな?


    退院おめでとう…いや
    ありがとうやな。




    もう少し




    もう少しであの笑顔に会える




    信号が青にかわる




    先輩、私たちの新しい人生が始まりますね。




    覚悟しといて下さい




    幸せになる覚悟。




    病院の車寄せにバイクを停めて
    ヘルメットを外すと




    待ちきれずに外に出てきていたまなみと目が合った




    目を丸くして
    両手で口を塞いで
    3秒くらい驚いた後




    笑いながら
    泣きながら
    走りよって来るまなみをしっかりと抱き止めた




    「おかえりなさい。」





    『ただいま。』




    聞きたい事や話したい事があったけど




    私の口は何度もおかえりと告げていた。













引用返信/返信
■21757 / ResNo.67)  -157-
□投稿者/ Y 一般♪(3回)-(2013/09/14(Sat) 04:25:20)
    自分で買ったバイクのくせに
    初めて乗ったまなみが





    こわいだの気持ちいいだの
    はしゃぐ声が後ろから聞こえてきて





    背中からまなみの手に包まれる事に
    この上ない幸せを感じる。





    『いつもと逆やね、なんか新鮮!』





    「そうですね、たまには良いものですね。」





    『ねぇ、このままどっか遠くまで行きたくなっちゃわない?』





    「行きますよ、先輩の行きたい所ならどこでも。」





    『んー。でも今一番行きたいのは颯のお家やなぁ。』





    「もう先輩の家でもありますよ。
    だから行きたい、じゃなくて帰りたい、でしょ?」





    腰に回された手に力が入って
    頭の重みを背中に感じる。




    これ以上の会話はいらない




    お互いを感じて
    幸せを感じる。





    この一瞬がまた
    ふたりの軌跡になる



























引用返信/返信
■22023 / ResNo.68)  Re[2]: -157-
□投稿者/ 千恵 一般♪(1回)-(2015/12/21(Mon) 08:01:52)
    泣きながら3回読み直してしまいました。
    レスしようか迷ったんですが・・・
    またYさんの作品に出会いたいです。
引用返信/返信

■記事リスト / レス記事表示 → [親記事-9] [10-19] [20-29] [30-39] [40-49] [50-59] [60-68]



■記事リスト / ▼下のスレッド / ▲上のスレッド
■20370 / 親記事)  生徒売買
□投稿者/ 優美 一般♪(1回)-(2007/12/14(Fri) 00:01:59)


    セーターを羽織るだけでは肌寒く感じる季節に、転校生である彼女は入学してきた

    彼女が入学してきたこの高校は、地元でも有名な女子高だった。
    「入れば卒業後は安泰」
    「誰からも羨まれる高校」
    「選ばれた者しか入れない高校」


    主に、こう言われる所以の根拠は、

    「卒業後は安泰→入学するすべての生徒の親が企業を起こしていて、お金持ちであり、入学中に数々のコネが生徒同士の付き合いによって生まれる」

    「誰からも羨まれる高校→制服着用及び生徒手帳等の生徒と判断できるものを所持していれば、補導、軽犯罪、その他施設の優待等が受けられる」


    「選ばれた者しか入れない高校→学園に多大な寄付を与えた者、及び学園において何かしら利益をもたらした者や利益がある者」


    このような「お金」が理由となってこの高校はある意味金持ちの間で入学させることにステータスを生み出している。

    しかし今回入学してきた彼女は、この金持ち高校からはかけ離れた一般人。
    高校も彼女を入学させても利益などは出ない。

    なのに何故彼女が入学できたのか。
    答えは

    「学園長に気に入られたから」
    ただそれだけ。

    気に入られたといっても、ハゲかけた脂くさいオヤジにじゃない。
    たった25歳の若く綺麗な女性に気に入られたのだ。




    《入学一ヶ月前》


    『お願いします、私たちはもうこの子の面倒を見ることはできないんです』

    母親が疲れきった顔で涙ながらに学長に訴えた。
    父親はそんな妻を慰めるように抱きかかえて学長にすがる様な目で懇願した。

    そんな2人を冷めた目で見つめる彼女  

    『棗(なつめ)!お前の粗暴な態度のせいで母さんをこんなに苦しめていることが分からないのか!お前からもここに入学出来るようにその腐った頭を下げろ!』


    もう我慢できないというような目つきで父親が棗に掴み掛った。

    『あーーー!っと、暴力は止めましょうよお父様。棗さんの大事な体に傷つけちゃいけませんから♪』

    場にそぐわない明るい声で学長は父親を制した。
    納得いかないような顔で父親は棗から手を離し、学長に体を向けなおした。

    『そ・・・それでは、この子をこの高校に入学させてもらえるのでしょうか?』

    神妙な顔で俯き、母親と手を握り合う2人。
    学長はにっこりと笑みを浮かべ、2人が座るソファに手をついた。

    『こちらの条件を親御さん方が受け入れてくれるのなら、私はあなた方の娘さんを喜んで受け入れたいと思っております。』

    そう言うと、学長は一枚の書類を2人の前に差し出した。


    学長の言葉に2人はパッと顔を上げたが、書類に目を通していく内に、その顔は恐怖かつ不安の目になっていった。




    〔私立聖蘭女子高校規約〕



    1:学長に権利を委ねた以上、生徒の権利は全て学長に与えられる

    2:在学中はいかなる理由があっても生徒に接触することは禁ず
    但し、一番近い身内に不幸があった場合はこれを許可する

    3:在学中は生徒の親権を学長に委ねる

    4:生活費、その他生徒の必要な経費は学園側が負担する

    5:入学時に必要な経費は全て学園が負担する

    6:学長が生徒に何をしたとしても、これを口外、及び非難等しないこと

    7:生徒の体は自由に扱って構わないこと




    書類を読み終わり、父親と母親は絶句した。

    『こ・・こんな事を了解しろと言うんですか・・・』

    父親は青ざめ、母親は頼みの綱を無くしたショックで泣き叫んだ。

    『嫌なら別にいいんですよ?この高校には入学したくても出来ない子達が沢山いらっしゃいますからね。』


    ぐっ・・と怒りをこらえ、父親は窓の外を見つめている棗に声をかけた。

    『お前のことだ・・・俺たちが決めることじゃない・・』

    そう言うと、棗に書類を手渡した。


    「・・・・で?こんくらいで何もかもタダで入学できるんだからあたしは別に構わないよ。むしろアンタ達が助かるでしょ?厄介払いも出来るし金もかからない」

    冷え切った笑顔でそう言う棗に、両親はがっくりとうなだれた。

    『・・・・・俺たちは、少なくともお前を愛している。だからこそ、こんな人身売買みたいな真似・・・・』

    「もういいから。」

    父親の言葉をさえぎって棗は背をむけた。



    両親は諦めたように書類にサインをし、席を立った。

    『棗を・・・よろしくお願いします・・・・』

    泣き崩れている母親を抱えて言った、父親の最後の言葉だった。


    扉が閉まるの確認して、学長は棗に向き直る。

    『よろしくね、浅川 棗さん』


    こうして、棗は入学と引き換えに自分を売った。




引用返信/返信

▽[全レス24件(ResNo.20-24 表示)]
■20398 / ResNo.20)  NO TITLE
□投稿者/ まな 一般♪(1回)-(2007/12/15(Sat) 03:13:03)
    楽しいです´∨`*
    すっごく続きが気になります!

    (携帯)
引用返信/返信
■20399 / ResNo.21)  生徒売買19
□投稿者/ 優実 一般♪(5回)-(2007/12/15(Sat) 03:58:40)
    2007/12/15(Sat) 10:26:43 編集(投稿者)

    夏輝は走った
    あの女に会えば全てが分かりそうな気がしたから。

    『棗をどうしたの!!』

    夏輝は勢いよく理事長室の扉を開けた。
    そこには、学長と変わらないくらいの若い理事長がいた。
    学長と肌を合わせながら・・・。


    その光景に一瞬ひるむが、視線を床に落として話を進めた。

    『取り込み中でわるいけど・・、話があるの。』

    夏輝の言葉に理事長は何かに勘ずいたようだ。

    『もしかしてまた何かした?』
    理事長は自分の膝で股を擦り付ける学長に呆れたように尋ねた。

    『ごめんなさい、けど、経営の為にした事なのよ?』

    甘えるように学長が理事長に上目使いで許しを請う。

    『そう、でも夏輝が大事に思う子なんでしょ?』

    ちらりと夏輝に目をやると、夏樹は理事長を睨む。

    『そんなに怖い顔しないでよ。棗ちゃんにあなたがあたしの娘だなんてバラされたくないでしょ?』
    その言葉に夏樹が言葉を荒げる

    『誰があんたの娘よ!あたしを置いていきなり戻ってきたらこんな学校作ってるなんて!あんたなんか親じゃない!』


    聞き分け無い子をあやす様に理事長は話しかける。

    『落ち着きなさい?私が這い上がれたからあなたは今の生活ができるのよ?
    それに、あなたの大好きな棗ちゃんも最低な親から助け出せたわ』


    ねえ?と理事長は学長にキスをする。

    『あんたがしてる事は人身売買と同じことよ!棗を助け出してなんていない!ただあの子を好きにしたいだけじゃない!』


    『黙りなさい!』

    理事長が夏樹を一喝する。
    夏輝の言葉が詰まりうなだれる。

    『とにかく、棗ちゃんにはもう危害を加えることはないだろうから安心しなさい。せいぜいばれない様に特別入学生のふりでもしてなさい』


    どうする事もできない自分の非力さで、夏輝は力なく理事長室を出て行った。




    『あの子にパートナー作らせてあげないの?』

    学長が理事長に話しかける。

    『余計な足かせつけてもあの子の将来が心配だからね』

    『浅川棗がそんなに気になる?』

    クスクスと学長が笑う。

    『浅川棗の素性を知ったら夏輝が可哀想でしょ・・。』

    『そんなに心配してるのに歪んだ性格のせいで夏輝ちゃんに嫌われてるのね♪』


    『・・・うるさい♪あなた名前だけの学長なんだからクビにしちゃうわよ♪』

    そういうと、理事長は学長の頬を軽くつねる。


    『痛い痛い♪雑用係と憎まれ役がいなくなったら困るでしょ?』



    『あなたには感謝してるわ』


    2人は呆れたように笑った。

引用返信/返信
■20400 / ResNo.22)  NO TITLE
□投稿者/ 愛 一般♪(1回)-(2007/12/15(Sat) 11:50:26)
    めっちゃ面白いです!!
    更新も早くて嬉しいです☆

    (携帯)
引用返信/返信
■20409 / ResNo.23)  まなさんへ
□投稿者/ 優美 一般♪(16回)-(2007/12/15(Sat) 23:45:16)
    感想ありがとうございます(・∀・)☆
    夜中に更新する事が多いと思うんで、次の日の夜にでも見てもらえると嬉しいです♪頑張ります★

    (携帯)
引用返信/返信
■20410 / ResNo.24)  愛さんへ
□投稿者/ 優美 一般♪(17回)-(2007/12/15(Sat) 23:48:31)
    感想ありがとうございますヽ(´ー`)ノ★
    めちゃ面白いとか言われるとやる気出ます♪

    パソコンなら早いんですけど携帯だと指が痛くなっちゃうんで更新はバラバラになると思いますが、暇な時にでも見てくれると嬉しいです☆

    (携帯)
引用返信/返信

■記事リスト / レス記事表示 → [親記事-9] [10-19] [20-24]



■記事リスト / ▼下のスレッド / ▲上のスレッド
■20347 / 親記事)  ○前書き○
□投稿者/ ウォータァ 一般♪(1回)-(2007/12/08(Sat) 19:51:00)
    小説書く経験はあまりないけど頑張って書くので
    なんとなーく見てくれると嬉しいです vvv★
引用返信/返信

▽[全レス7件(ResNo.3-7 表示)]
■20403 / ResNo.3)  四角いハート
□投稿者/ ウォータァ 一般♪(4回)-(2007/12/15(Sat) 19:25:04)
    2007/12/15(Sat) 19:25:54 編集(投稿者)
    2007/12/15(Sat) 19:25:44 編集(投稿者)

    いつも側にいる

    …って、ちょっとツライ。


    愛してるし、これが恋だと確信しているけれど
    実らない思いを前にして私はどうしようもなく佇んでる。


    「奈々野ぉ?今日の晩御飯何にしようか?」
    「…青汁」
    「バカッ(バシ)」

    投げつけられたクッションをうまくキャッチしてそのままお腹の下に下敷きにする。
    ソファーに寝そべった私は今から食べる晩御飯のことより、エプロンを身に着ける真央ネェの事ばかり気になっていた。

    真央ネェはピンクがとっても似合う。
    ハタチ過ぎててお酒も飲める年になったけど、行動や容姿はまだまだ子供っぽいし、ヌイグルミとか集めたりしちゃってる。
    でも、たまに三日月目で笑うその瞳の奥は、月夜に照らされた水面の様に黒く、キラキラ光輝いてて、初めて会った時は動揺して、多分私、凄い目つきになってたんだと思う。
    真央ネェを怖がらせてしまった。


    真央ネェは私のお姉ちゃん。

    真央ネェは私のお姉ちゃん。


    四年前、私のお姉ちゃんになった。
引用返信/返信
■20404 / ResNo.4)  きゅんさんへ
□投稿者/ ウォータァ 一般♪(5回)-(2007/12/15(Sat) 19:32:37)

    ありがとうございます。

    自分がこうだったらー・・とよく考えますね
    まだ、未熟で更新も遅いですが
    自分の書きたいもの、書こうと思います。


引用返信/返信
■20426 / ResNo.5)  四角いハート
□投稿者/ ウォータァ 一般♪(6回)-(2007/12/21(Fri) 23:08:29)
    「小川真央って言います。初めましてっ」

    「・・・」




    睨み付けることなかったよなぁ…

    テレビそっちのけでソファにうつ伏せになり、目を瞑る。

    (あ…なんか寝そぉー…)
    テレビから流れる流行の曲。
    けれど、私の頭の中は
    あの日の懐かしい蝉の鳴き声が聞こえ始めていた。



    ・・・・・・





    (…なぁーは良いこだぁ…)






    ・・・・・・・





引用返信/返信
■20427 / ResNo.6)  四角いハート
□投稿者/ ウォータァ 一般♪(7回)-(2007/12/22(Sat) 02:20:36)

    夕焼け空に高らかと鳴く蝉の声
    遠くでカラスの群れが彼方夕闇へと途切れる頃
    折れ曲がった腰を支えるようにゆっくり、のんびり歩いてくる一つの影。
    それが、ばーちゃんだった。


    「なぁーご飯だよ」


    昔から人見知りが激しく一人で遊ぶのが好きな内気な私。
    父親もいないし母親もいなかった唯一の頼りが、ばーちゃんだった。

    「手ぇ洗っといで、今日は楽しかったかい?」

    ごつごつシワだらけのの手
    大きくて温かくって、陽だまりみたいにころころ笑ってた。

    居間でお茶を飲むばーちゃん

    テレビ見てはしゃぐばーちゃん

    白髪交じりのばーちゃん



    よく、頭を撫でてくれた。



    大好きなばーちゃん

    「なぁーは良いこだぁー、えらかったなぁ」

    (ばーちゃ・・・)


    「あはははははっ」


    (!・・・)
    けたたましくブラウン管から流れてくる笑い声に私ははっとして飛び起きた。

引用返信/返信
■20433 / ResNo.7)  四角いハート
□投稿者/ ウォータァ 一般♪(8回)-(2007/12/24(Mon) 07:54:51)

    「奈々野…?大丈夫?」

    「ん…平気。」

    あぁ、寝てたんだっけ…。


    私を半ば半強制的に夢から断ち切らせたテレビに少し腹が立ちながら、だらしなく体を起こしてぼーっと天井を眺めた。
    そんな私を心配したのか、真央ネェは手元にあったタオルで手早く手を拭くと足早に駆け寄ってくる。

    「奈々…」

    「ばーちゃんと会ってきた。」

    真央ネェは私に異変があるとすぐ風邪じゃないかとかって心配してくれるから
    心配させないために真央ネェの顔を見てにっこりと笑う。

引用返信/返信

■記事リスト / レス記事表示 → [親記事-7]



■記事リスト / ▼下のスレッド / ▲上のスレッド
■20346 / 親記事)  気まぐれな君
□投稿者/ キオナ 一般♪(1回)-(2007/12/08(Sat) 13:56:46)
    これは僕が体験した事を基づいて作った話です。




    『…しんどい』


    君が言ったこの一言で僕は原付を
    飛ばして
    君の家まで行った
    今まではメールや電話だけで
    会うのが初めてだったね?


    君のマンションの下で君が降りて来るのを待つ時間
    自分の心臓が
    うるさいくらい
    響いていた

    (携帯)
引用返信/返信



■記事リスト / ▲上のスレッド
■20339 / 親記事)  突然のキス
□投稿者/ あさみん 一般♪(1回)-(2007/12/06(Thu) 16:24:42)
    2回目の投稿です。
    感想もらえるとうれしいです。


     あの日、私達は恋に落ちた。


     
     「ねぇー、この後さー、この間出来たBar行ってみない??」
     少し酔った友人の奈央が私に話しかけた。

     「あー、奈央んちの近くの??別にいいけど。。」

     「それじゃ、決定!!Barとか久々だからカクテル飲んで酔っ払ったらどうしよう〜♪」

     「もう酔ってんじゃん!!」ツッコミながら今から行くBarの事を考えていた。



     『あそこ・・・たしか入り口にレディースオンリーバーって書いてなかったっけ??」
     女性経験はないものの、あんなにでかでかとレディースオンリーって書かれてたら、どういう意味かは分かる。


     「あそこの店さー、たまに出てくる人を見かけるけど、男の子っぽい雰囲気の女の子が出てきたり、手を繋いだ女の子同士が出てくるんだよね。どんな店なんだろー。」無知な奈央の言葉に笑いながら、耳元で教えてあげた。

     「多分だけど、いわゆる女の子を恋愛対象として見ている女の子が行く店なんじゃない。看板見てなかったの??女性しか入れないみたいよ。」

     「えー!!!そうなの!!」

     『ビックリしすぎだよ。。。本当に知らなかったんだ。。』思わず声を上げた奈央の口を押さえながら思った。


     「そいで、どうする??行くの??行かないの??」

     「うーん。社会勉強として行ってみようかな。。あさみんも行くでしょう。」

     「別にいいけど。。。」
     どっちでも良かった。女の子に興味あるわけじゃないし。。。でも、本当の事を言うと、少しだけドキドキした。


     居酒屋を出た私達はその店へと向かった。
     歩きながら彼氏に電話する。
     「今から奈央と2軒目行ってくるねー」

     電話を切るとニヤニヤしながら
     「彼氏??相変わらずラブラブだねー」奈央が冷やかした。

     「うるさい!!さっさと行くよ。」



     「。。。ここだよね。」
     私達は顔を見合わせた。
     扉の向こうからカラオケが聞こえる。どうやら平井堅の歌を歌っているようだ。

     店の前を何度も往復しながら、黒いガラス越しに店内を探った。

     
     『ガチャ』

     扉が開いた。私達は慌てて逃げ出しそうになった。

     「あのー、全部見えてましたよ。このガラス、マジックミラーなんで。。」

     「えっ。。。」恥ずかしい。。真っ赤になりながら下を向いた。

     「どうぞ。」店員と思われる女性に手招きされて、私達は店内へ入った。

     視線が突き刺さる。

     
引用返信/返信






Mode/  Pass/

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -