ビアンエッセイ♪

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貴女の官能的なビアンエッセイやノベル
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■14126 / 親記事)  心のアルバム
□投稿者/ 雅 一般♪(1回)-(2006/04/07(Fri) 08:01:46)
http://id7.fm-p.jp/23/bianmiyabi/
    消失したここの板で、途中まで(30話位?)投稿させていただいていました小説です。
    以前、沢山の感想をいただいていましたので、大変申し訳なく思い、この度HPにて完結いたしましたので、まとめて投稿させていただきます。

    是非感想などお寄せいただければ幸いです。(^^)


引用返信/返信

▽[全レス70件(ResNo.66-70 表示)]
■17142 / ResNo.66)  NO TITLE
□投稿者/ 雪見 一般♪(1回)-(2006/11/01(Wed) 01:01:08)
    はじめまして。
    切ないけど読み終えた時じーんときました。
    長いものは読まないのですが先がとても気になって一気に読んじゃいました。
    ほんと良かったマジ感動。(ノ><)ノ

    (携帯)
引用返信/返信
■17156 / ResNo.67)  ウルウル
□投稿者/ m 一般♪(2回)-(2006/11/02(Thu) 16:13:30)
    すっごくよかったです。
    最後まで読んでウルウルしてしまいました。
    二人の心の中がよく表現されていて、私も可憐に感情移入して読ませていただきました。
引用返信/返信
■17170 / ResNo.68)  (┬┬_┬┬)
□投稿者/ 伊里 一般♪(1回)-(2006/11/04(Sat) 22:01:34)
    今、将来の事とか悩んでていろいろな生き方あること考えさせられました。
    読んでるうちに可憐と自分がダブって最後泣きました(┬┬_┬┬)
    素敵な作品ありがとうございました。これからも頑張ってください。

    (携帯)
引用返信/返信
■17173 / ResNo.69)  雪見さん、mさん、伊里さんへ
□投稿者/ Miyabi 一般♪(1回)-(2006/11/05(Sun) 05:24:18)
http://id7.fm-p.jp/23/bianmiyabi/
    長いお話を読んでくださり、そして感想いただきましてありがとうございます♪
    だいぶ前に書いたお話だったので、ここの板に投稿していらっしゃる○さんに聞いて感想いただいてることを知りました(汗)
    今でもこうして読んでくださって感想いただけること、嬉しく思います。

    HPの方に図書室(小説)、そしてティールーム(ショート)に今までここへ投稿させていただいていた作品、そして新しいものも含めておいてありますので、
    お時間があるときにでも、お立ち寄りください。


    http://id7.fm-p.jp/23/bianmiyabi/



引用返信/返信
■21512 / ResNo.70)  女性用風俗
□投稿者/ 紀子 一般♪(1回)-(2012/05/16(Wed) 15:13:04)
http://fgn.asia/
    私を満足させてくれる男性様を募集しています。(*´ェ`*)♪ http://www.fgn.asia/

    (携帯)
完結!
引用返信/返信

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■14028 / 親記事)  僕の居場所1
□投稿者/ チョビ 一般♪(1回)-(2006/03/30(Thu) 12:45:50)
    僕の名前は神崎天、高校2年生。
    今日からこの聖クリストファー女子学園に転入になったんだ。

    僕?一応女だよ。
    髪短いし、スカートは滅多にはかないから、男の子に間違われることも多いけど。

    それにしてもすごいな〜・・・ここ・・・
    なんでこんなに広いんだ?でかい噴水まである。
    これがお嬢様学校ってやつなのかな。
    今まで公立の共学にいたから全然わかんないや。

    ん?なんでこんな学校に転校になったかって?
    僕の両親は自然科学の研究者なんだけど、
    今度オーストラリアの研究施設に転勤になったんだ。
    それで最初は僕もオーストラリアの方に行く予定だったんだけど、
    契約が一年限定だったっし、
    親の仕事の都合で子供を振り回したくないってことで、
    僕は日本に残ることになったんだ。
    まあ、うちの親のことだから、
    夫婦二人で二度目の新婚旅行気分を味わいたかったのもあるかもしれないけどね。
    それでも、僕一人を日本に残しておくのが心配だったらしくて、
    遠い親戚の叔父さんが理事長をやってるこの学校に転校になったってわけ。
    僕が小さいときに一度会ったことがあるらしいけど、全然覚えてないや。

    にしても、広い敷地だな〜・・・
    校門入ってだいぶたつけど、まだ校舎に着かない。

    転校も面白そうって簡単に返事したけど、こんだけ広い学校で、生徒もお嬢様ばっかりなのかな〜・・・なじむのが難しそうだ・・・。

    あっ、ようやく校舎が見えてきた。よかった。

引用返信/返信

▽[全レス91件(ResNo.87-91 表示)]
■17603 / ResNo.87)  NO TITLE
□投稿者/ セリ 一般♪(1回)-(2007/01/04(Thu) 17:52:55)
    いっきに読みました。感動して涙がとまりませんでした。今後の展開に期待してます☆

    (携帯)
引用返信/返信
■19891 / ResNo.88)  NO TITLE
□投稿者/ 夏 一般♪(1回)-(2007/08/24(Fri) 15:09:36)
    チョビさん!
    またぁ〜続きを書いてもらえませんかぁ(>_<)
    本当に、面白くて気になってしかたがありませんのでぇσ(^_^;)?

    (携帯)
引用返信/返信
■20294 / ResNo.89)  NO TITLE
□投稿者/ アール 一般♪(1回)-(2007/11/15(Thu) 09:08:11)
    続きが気になりますもう更新されないのかな?気長に待ってます(*^_^*)

    (携帯)
引用返信/返信
■20446 / ResNo.90)  僕の居場所50
□投稿者/ チョビ 一般♪(1回)-(2008/01/08(Tue) 02:52:33)
    麻衣子の言ったとおり、今度のチームはバスケ部の人がいるらしく、
    ゴール下もしっかりディフェンスを固めて、なかなかシュートが決まらない。

    ガンッ!しいちゃんのシュートがリングにはじかれる。

    「リバンッ!」麻衣子の声が響く。
    ゴール下には、相手チームのセンターと晶。同時にジャンプして・・・

    「晶っ!」
    着地と同時に晶に声をかける。
    リバウンド競り勝ったのは晶だった。
    一瞬目が合うと、晶は僕にボールをパスしてきた。

    よしっ、速攻だ。
    そのまま僕はドリブルでゴール前に近づく。
    ゴール前でディフェンスをしている人をかわすと見せかけて、
    後ろから走ってきた麻衣子にパス。
    そのままレイアップシュートでゴール。

    「ナイスシュート」
    麻衣子に声をかける。
    「神埼も、ナイスアシストだわ。」
    麻衣子が嬉しそうに返事をする。
    「まあね。でも、一番の功労者は晶だな。」
    そう思って反対側のゴール下にいる晶の方を見る。

    「ナイスリバン、晶!」
    そう叫んだら、今日初めての、晶の笑顔が見れた。


    ピィ〜!

    前半終了のホイッスルが鳴る。
    28対40で僕らの大幅リードだ。
    ハーフタイムでベンチに戻る僕に麻衣子が話しかけてる。

    「ねえ、神崎、あいつになに教えたの?
    あんな短時間でリバウンドとれるようになるわけ?」
    不思議そうに麻衣子が尋ねる。

    そうなんだ、あの後も晶が大活躍だった。

    「う〜ん・・・そんなに難しいこと教えたわけじゃないよ。
    基本的なリバウンドのとり方だけ。
    ただ、もともと運動神経良い子だったし、位置取りとか、
    プレッシャーのかけ方とかは、空手でやってる体さばきと近いものがあるからね。
    でもまさが、こんなに上手くいくとは思わなかった〜。」
    僕もびっくりした。

    晶はさっきの試合とは別人みたいだった。
    体育館裏で練習したように、確実にリバウンドをとってくれて、
    チームの誰かにパス。
    そこから得点に繋がって、僕らの大幅リードだ。

    運動神経はいい子だと思ってたけど、
    あんな短時間の練習で、ここまで上達するなんて・・・
    リバウンドだけっていうのが、余計なこと考えずに集中できるのかな。

    「ナイスプレイ、やればできるじゃない!」
    大幅リードに気を良くした麻衣子が、ベンチに向かう晶の肩を叩いて声をかける。

    「別に。お前に褒められても嬉しくないよ。」
    晶はそういって憎まれ口を叩くけど、その顔はまんざらでもなさそうだ。
    まったく・・・素直じゃないな〜。

    「神崎さん・・・バスケって・・・結構楽しいですね。」
    僕の隣のペンチに腰掛けて、晶が下を向いたままぼそっとそういった。
    なんだか嬉しいな、そういう風に思ってもらえるのは。
    「うん、僕も、晶と一緒にバスケできて、楽しいよ。」

    さて、この調子で、一気に後半もいくぞ〜。

    ピィピィ〜。
    後半開始のホイッスルが鳴る。

    後半も波に乗った僕らは、試合前は苦戦するかと思った試合だったけど、
    大差で勝ってしまった。
    すごいな〜、なんとなくで集まったこのチーム、すごく強いや。
    次は準決勝だって。

引用返信/返信
■20447 / ResNo.91)  駄犬のつぶやき
□投稿者/ チョビ 一般♪(2回)-(2008/01/08(Tue) 03:00:58)
    長らく放置しておいたら・・・自分でも話がわからなく(爆)
    バスケの試合を書くなんて、なんて無謀なことをしたんだろう(T-T)
    しかもまだバスケシーンが続いている・・・。

    放置してたのにレスしていただいた方々本当にありがとうございます。
    感謝感謝であります。
    応援していただけると、不可能が可能になったりするんですね(実感)
    マイペースで、いつの日かどこかにたどり着けるよう精進したいと思います。

    しかし・・・バスケシーンが続くので、またしばらく放置かと(汗)
    時間と気力と才能が欲しいものです。
引用返信/返信

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■13859 / 親記事)  LuxurySpa
□投稿者/ ひより 一般♪(1回)-(2006/03/11(Sat) 20:46:15)
    ‘露天風呂って癒されるな〜… ’
    なんだか今日は、一人暮らしのあの小さなワンルームに真っ直ぐ帰るのが躊躇われ、
    自分にご褒美と称し、ちょっとお高めの女性専用スパにやってきた。
    平日だけに人の入りも混みいってなく、この場所柄とこのお値段だけに客層も落ち着いている。

    露天風呂には誰もいなかった。
    お湯の中で伸びをして,澄んだ夜空を見上げると、
    なんだか寂しかったこの気持ちを、
    優しく包み込むように忘れさせてくれた。


    穏やかな静寂の中、足先を浴槽からそっと持ち上げた。
    そのまま足先を小さく動かすと、ぴちゃぴちゃとお湯が飛び跳ねる。
    それを見てたら、何だか今までの悩みがチッポケでくだらなく思えて、気持ちが明るくなった。

    そんな時、他のお客さんが露天風呂に入ってきた。

    私は慌てて行儀の良い体勢に変え、そちらの方に背を向ける。
    ぽちゃん と彼女も湯船につかる音がする。

    しばらく経った時、何となく体勢を変え、ちらっと彼女を見た。

    ‘綺麗な背中… ’

    スッと伸びた背中には程よく筋肉がついていて、凛として、… かっこいい。
    ‘いくつぐらい年上なんだろう ’
    理想の上司って感じだな、なぁーんて考えながら、さりげなさを装って彼女の後姿を見つめ続けた。

    ミディくらいの髪の長さかな、無造作に結わえた黒髪の先から僅かにおちる滴。
    長い首筋。
    肩へと続くなだらかな曲線。

    多分ジムでも行って鍛えてるんだろうと思う。

    ‘ こんな人に甘えてみたい… ’

    静かな月に照らされた彼女の後姿は神神しく私の目に映った。
引用返信/返信

▽[全レス4件(ResNo.1-4 表示)]
■13860 / ResNo.1)   LuxurySpa★2
□投稿者/ ひより 一般♪(2回)-(2006/03/11(Sat) 21:21:21)
    パシャ…。
    うっとりと眺めている私に構わず、彼女はスッと立ち上がり、露天をあとにする。

    なんだか名残惜しい。
    未練たらしく、彼女の去る姿をじっと見つづけた。

    身長も高く、脚はひきしまって長い。
    きゅっと上がったヒップ。
    モデルもように細過ぎるわけではなく、かと言って、アスリートもようなマッチョでもなく。
    かっこいい大人の女。
    誰が見てもそう思うはず。


    私はしばらく露天にいたが、堪えきれず彼女を探すように館内に戻った。
    湯気で充満した館内の浴場には、パラパラと人がいて、時折、若い子達の話声が響いていた。

    パっと見回しても館内の浴槽に、彼女の姿はなかった。
    ミストサウナ、エステコーナーとやや急ぎ足で見回しても姿はない。
    そして、ドライサウナの扉を開ける。

    中には数人の女性たちが顔を真っ赤にして腰掛けていた。

    ‘   …   いた!! ’

    二段になっている、その上段にの角の近くに彼女の姿を見つけた。

    長い脚を軽く組み、じっと瞳を閉じている彼女。
    彼女の隣、そして彼女を横から眺めれるところに私はすかさず陣取った。


    彼女の体は細かな汗でじっとりと包まれていた。
    所々にある大きめな汗の滴を目で追っていくと、
    ふっくらと、つんと上を向いたバストが目に入った。
    見るからに私より年上なのに、張りのあるバスト。
    ツンとした大き目の乳首。
    組んだ長い脚。
    引き締まった太もも。

    色っぽいというよりも、かっこいい。

    でも。
    眺め続けていると、この人に抱かれたいという欲望の目線に変わっていった。


引用返信/返信
■13862 / ResNo.2)  LuxurySpa★3
□投稿者/ ひより 一般♪(3回)-(2006/03/12(Sun) 20:15:11)
    ‘暑い…! 熱くなってきたよー ’
    先にサウナにいた人たちが徐々にサウナを出て行く。
    でも、私は彼女の傍にいたいが為に、苦手のサウナだけど頑張って居座った。

    ‘あークラクラしてきたよー… ’
    彼女の太ももについた細かな水滴がぼやけ始めた時だった。

    「どこかでお逢いしました?」
    少し低めの大人っぽい声。
    慌てて、うなだれ始めた顔を持ち上げると、じっと見つめる彼女の顔が目に入った。
    もの静かな感じだけれど、その奥には熱いナニカが感じられる、吸い込まれそう瞳だった。
    「えっ?!あ、いえ… 」
    ぼやけた視界は一気に吹き飛び、逆に恥ずかしさが昇りつめた。
    なぜか慌てて、腰にかけていたタオルを胸まで引き上げる。

    「大丈夫?顔、真っ赤よ?」
    彼女は大きめなその手で、私の頬に優しく手をあてると、優しく笑って
    「じゃ、お先に。」と言って出て行った。

    ‘え?!!やだ、話掛けられちゃったよ!!’
     
    私はサウナの熱ではなく、彼女によって熱くさせられた頬に手を当てると、その場から動けなくなっていた。
引用返信/返信
■13881 / ResNo.3)  LuxurySpa★4
□投稿者/ ひより 一般♪(4回)-(2006/03/13(Mon) 21:49:06)
    またも追いかけようと思ったけど、今度は怪しまれてしまいそうだから、
    私はほんの少しだけサウナで頑張り続けて、そして、サウナを出た。
    案の定、彼女の姿はもうなくて、‘当たり前か…’そう思っていた。


    落ち着いた色合いの館内着に着替え、私はここで朝を迎えようと決めた。
    給料日前の平日。
    たぶん、リラックスルームも空いてるはず。

    予想通り、チェアも空席が目立った。
    私は一番後方の一番端のチェアに身をうずめる。
    大き目のチェアは体をすっぽりと包み、ゆっくりと眠れそう。


    でも…。
    … 眠れない。

    彼女の肌、手の温もり。  優しい笑顔。
    目を閉じても、彼女のことで余計頭がいっぱいになってしまう…
    彼女を思うと、だんだんと熱くなっていくカラダ。
    その叶えられない熱を断ち切りたいが為に、何度も強く瞼を閉じるけれど、
    その想いとは裏腹に熱くなる私のカラダ。

    ‘この場所なら誰にも気づかれない…?’
    こんな所で、ハシタナイ事をしてしまいそう…。
    そんな気持ちを抑えるべく、館内用のウエアの胸元をグッと握り、ギュっと強く目を閉じた。
     …その時だった。


    熱くなった頬をスっ…と触れる冷たい指。
    「 っェ?!! 」
    思わず、小さく声を漏らすと、あの彼女が全てを見透かしたような瞳で小さく微笑みながら、私を見下ろしていた。

    「…?!! 」

    飛び出しそうな心臓を抑えるべく、私は自分の口を両手で抑えた。
    一気に顔が熱く火照る。


    「 …… 」

    彼女は人差し指を口元にあて、小さく‘静かに’と合図すると、
    その艶やかな唇をそっと動かした。


    ‘    o  i  d e   …   ?? ’


    おいで… ?


    彼女は不思議顔の私にまた笑顔を見せた。
    あまりの事に驚いて、身動きが取れない私をよそに、彼女はすっと、その場から立ち去っていく。

    私の口元を覆っていた両手からは一気に汗が噴出してきた。
    でもすぐに、嬉しさから口元がだらしなく緩む。
    今度はその喜びを抑えるべく、両手で口元を覆いながら、ニヤケ顔の私は急いで、彼女の後を早足で追った。
引用返信/返信
■14199 / ResNo.4)  Re[2]: LuxurySpa★4
□投稿者/ エミル 一般♪(1回)-(2006/04/09(Sun) 02:18:01)
    続きが気になります!!
    ひよりさんの文章、テンポが良くて読み易くてホントに現実にありそうなシチュエーションで
    興奮しちゃって引き込まれます。続き楽しみに待ってます☆
引用返信/返信

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■13851 / 親記事)  あなたの笑顔
□投稿者/ ノアにょわ 一般♪(1回)-(2006/03/10(Fri) 10:32:33)
    ・・・えっ!?

    私は目の前が真っ暗になった。

    周りの雑音はすべて消え、突きつけられた一言だけが、頭をぐるぐると回っている。

    私のそんな様子にはおかましなしで、目の前にいる“白衣を着た先生”は淡々と喋っていった。

    「まずはMRIという検査とCTを撮ってもらって、ベットが空いたら入院しましょう。」


    本城忍。17歳。高校3年生。
    私はごく普通の女子高に通う、ごく普通の女の子で。
    両親は少し厳しいが暖かい家庭の中で、真っ直ぐに生きてきたつもりだ。
    世間の人と違うところを挙げるならば、同姓愛者というだけで、平凡な毎日を送っていた。

    でもどうやら私は病気らしい。

    『癌』

    名前こそ聞いた事はあるが、学校の保健の時間で聞いた事があるぐらいで、知識は何もなかった。

引用返信/返信

▽[全レス98件(ResNo.94-98 表示)]
■17772 / ResNo.94)  核心に迫ってきましたねー
□投稿者/ せれ 一般♪(14回)-(2007/01/22(Mon) 23:50:03)
    あかねちゃん…。 ・゚・(つД`)・゚・

    同じ人間ばかりコメントしていると、他の方がコメントしづらいかと気になりますが、やはりノアにょわ様にエールを!!

    楽しみにしてますよー。気長ーに待ってますからっっ!

引用返信/返信
■17931 / ResNo.95)  あなたの笑顔 57
□投稿者/ ノアにょわ 一般♪(46回)-(2007/02/15(Thu) 21:49:32)
    「少しは落ち着いた?」

    何も言わないでただ泣きじゃくるあかりを見て、森さんは心配していた。

    「あ・・はい。仕事中なのにすいません↓」

    「いいのょ。ちょうど仕事終わって今から着替えに行くところだったから☆」

    「はい・・・でも迷惑かけてばかりで本当ゴメンなさい」

    「本当に気にしなくていいのょ。あ!良かったらこれから家に来ない?」

    「え?」

    「このままあかりちゃんを家に帰すのも心配だし、良かったら話聞くわょ?」

    「でも迷惑なんじゃ・・・」

    「もぅ!迷惑じゃないってば。全然気にしないで」

    「う〜ん・・・はい・・じゃぁお言葉に甘えて」

    「決定っ☆ちょっと今から着替えてくるからここで待っててもらえる?15分程度だから」

    「はい分かりました(^∀^)本当にありがとうございます」


    あかりを1人にしておくのが不安だった森さんは、いつもより急いで着替えてあかりの元へと向かった。


引用返信/返信
■17932 / ResNo.96)  みぃ様★
□投稿者/ ノアにょわ 一般♪(47回)-(2007/02/15(Thu) 21:51:41)
    以前コメントして下さったみぃ様ですかぁ??ヽ(・∀・)ノ゜+.゜☆
    まだ読んでいただけて・・・光栄デス♪

    頑張りますので応援ヨロシクです★
引用返信/返信
■17933 / ResNo.97)  せれ様★
□投稿者/ ノアにょわ 一般♪(48回)-(2007/02/15(Thu) 22:03:24)
    ホントにいつもコメントありがとうございます(●´∀`●)
    はい。やっと展開あり?な感じデス。
    でもこの先どぅなるのやら・・・
    あかりの気持ちは?
    森さんは???
    とノアもどぅしたらいいのやら。。。

    忙しくてなかなか更新出来ないですが・・・
    でも完結目指して日々頑張りまぁす!!!
引用返信/返信
■17956 / ResNo.98)  NO TITLE
□投稿者/ みぃ 一般♪(4回)-(2007/02/18(Sun) 09:59:43)
    そうです♪あのみぃです☆笑
    覚えててくれたんですね(*^_^*)嬉しいです。

    久々の更新すごく嬉しいです(*^_^*)頑張ってください^^

    (携帯)
引用返信/返信

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■13789 / 親記事)  play of words
□投稿者/ 秋 一般♪(12回)-(2006/03/02(Thu) 02:22:18)
    気まぐれな戯れに、
    付き合ってくれてありがとう。


    言葉遊びをしましょうか。

    (携帯)
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▽[全レス18件(ResNo.14-18 表示)]
■14227 / ResNo.14)  【end】
□投稿者/ 秋 一般♪(7回)-(2006/04/17(Mon) 14:00:57)
    前の恋人に似てるんですって、私。

    だからあなたと付き合っていたのだと、別れを切り出されちゃいました。

    申し訳なさそうに顔を伏せて何度もごめんなさいを呟く彼女が何だかいたたまれなくて、あぁこの華奢な肩を今すぐ抱き寄せてはいけないだろうか、などと別れ話の最中に本気で考えていた私です。


    だってね、私。
    悲しみよりも怒りよりも、何よりも先に。


    その人に似ている¨私¨という存在があなたの救いになっていたのなら、私はそれで構わないのに。


    ただ単純に。
    心の底からそう思ったんです。


    だってそれは私にしかできないんだから。

    例え代わりだったとしても。



    素直にそう伝えると、
    「馬鹿ね…」
    なんて悪態を吐きながら、彼女はようやく今日初めての笑顔を見せてくれました。



    「私」を好きになっていきたい。

    そう言ってくれたから。
    私には小さくこぼれたこの言葉だけで十分です。



    気まぐれなあなたに付き合えるのは、私だけでしょう。
    戯れが過ぎる私に付き合えるのも、あなたしかいないのです。





    今まで、を終わらせて。これから、を始めませんか。

    ねぇ?
    私と貴方で。

    (携帯)
完結!
引用返信/返信
■14230 / ResNo.15)  秋さん!
□投稿者/ N県民 一般♪(1回)-(2006/04/17(Mon) 21:59:24)
    こんばんわ!
    久しぶりの秋さんの更新、嬉しく思います☆
    やっぱり秋さんの文章は何だか暖かくて、それでいて不思議な感じがします(^^*
    この話は…endってことは終わりでしょうか?
    どのシリーズも大好きですけどね♪やっぱり私としては、BLUE AGEの続きが早く読みたい…
    あわわ、急かすなんて無神経、とお叱りを受けそうですが(~~;
    これからも素敵な文章を待ってます!
引用返信/返信
■14960 / ResNo.16)  N県民さんへ。
□投稿者/ 秋 一般♪(1回)-(2006/06/12(Mon) 14:37:35)
    感想、ありがとうございます。
    お礼を言うのが大変遅くなってしまいました。
    こちらは【end】で終わりとなっています。
    BLUE AGEも読んでいてくださったようで、とても嬉しく思います。
    そちらの方も、ようやく本日完結させる事ができました。
    お暇な時にでもご覧いただけたら幸いです。



引用返信/返信
■20565 / ResNo.17)  Re[1]: play of words
□投稿者/ ゆう 一般♪(2回)-(2008/02/13(Wed) 00:42:17)
    一気に読みました!秋さんの書いた文章にひきこまれます
引用返信/返信
■21496 / ResNo.18)  皆に読んで欲しい
□投稿者/ 匿名希望 一般♪(38回)-(2012/04/26(Thu) 04:28:57)
    秋先生の作品は、触れたら壊してしまいそうで怖くなる、そんな綺麗な小説です。ホントにすべての人に読んで欲しい。

    (携帯)
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