ビアンエッセイ♪

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貴女の官能的なビアンエッセイやノベル
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■18748 / 親記事)  風の便り
□投稿者/ ぶきっちょ 一般♪(1回)-(2007/04/20(Fri) 23:06:37)
    届いたらいいな




    どんな言葉も聞こえなくても




    きっと意味があると信じ





    空に手をかけた




    もうブレないように




    すり抜けないように





    言葉をつむぐから─。







    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス36件(ResNo.32-36 表示)]
■19995 / ResNo.32)  LOVE LOVE LOVE
□投稿者/ ぶきっちょ 一般♪(5回)-(2007/09/09(Sun) 22:00:50)
    「好きなんだよね。」




    イヤホンの片方をあなたは私に貸してくれた





    真冬のバス停―。




    心地良いメロディーと少し寄り添った距離がなんだか温かい




    「ねぇ、ゆーこは愛してる人に愛してるって言える?」




    あなたは私のマフラーをしっかりとまきなおしながら呟いた




    「どうだろ…あんまり口にだすと信憑性にかけるんじゃないかな?」




    “愛してる”



    その言葉の意味さえ私はあまり理解できなかった




    みっちゃんは分かるの?って心で呟いてしまった。



    一本道からやってくるバスが遠くのほうに見えてきた




    「じゃあ、ゆーこがそうゆうなら私は死ぬまでに一回しか愛してるって言わないよ。」




    みっちゃんはいつもの自信満々の笑顔で立ち上がった



    「ん〜子供だから分からないよ……。」



    みっちゃんはイヤホンを外して私にプレーヤーを手渡した




    「貸してあげる、ありがとね。」



    バスがきっちりと指定の位置にとまり、みっちゃんはバスに飛び乗った。




    「また明日ねばいばい。」


    「ばいばい。」




    手を振って、いつものみっちゃん指定席に座りまた手をふってくれた。




    これが私たちの毎日の日課でみっちゃんが見えなくなるまでみっちゃんを送る




    片耳からはメロディーが流れ空からはパラパラと雪が降り始めていた




    みっちゃんがバスのなかからを急に開けだした。




    「ゆーこ?」 
    「ん?」





    それは高校2年の冬の日だった





    「愛してる。」




    私たちは17才だったんだ―。








    (携帯)
引用返信/返信
■20058 / ResNo.33)  浅草でーと
□投稿者/ ぶきっちょ 一般♪(6回)-(2007/09/19(Wed) 22:24:22)
    「おばさん臭くないですかね??」





    いいつつも、
    緩む口元。



    「すごくいいよ。」



    首を横に振るあなた



    「そうですかい。なら、よかった。」





    目を反らす癖はあなたがつけたんだからね。



    「きゃっ!!」




    砂利につまずいたあなたの腕を間一髪掴んで、
    また目を反らした。




    「どーも。」 
    「年上なのに、おっちょこちょいですよ。」




    少しだけ怒った私はなんだか逆に子供みたい



    一人先を急いだ





    「じゃー、こうしよ。」



    私の右腕に絡んだあなたの腕




    今度は目を反らせなくなった私




    「ホラ、こうすれば安心でしょう?」




    なんて子悪魔な天使なんだと笑みが零れてしまった




    「いい土地ですね。」
    「うん、すごく。」





    あなたとしかこの土地を訪れないと密かに思いながら



    おばさんなんかと、煙を飲み込んだ。





    「いやっ、臭いから近寄らないで!!」





    なんて晴れた日曜日なんだろう。







    (携帯)
引用返信/返信
■20309 / ResNo.34)  茜雲
□投稿者/ ぶきっちょ 一般♪(1回)-(2007/11/21(Wed) 22:38:39)
    「うん、これでよかったんだよ。」
    「…ん、だね。」




    出会った場所で別れるだななんて、
    全然ロマンチックじゃなくて、
    本当に思い出がありすぎて辛いだけ。



    「わがままばっかで何もしてあげれんかった。」



    ありがとうがいつだったか、言えなくなってしまった私たち。




    「めーいっぱい感謝してるんだよ?」



    俯く私はセーターの綻びに気を寄せた。



    「分かってる?」
    「なにが?」 




    こんなトキまで突っ掛かってごめんな、
    もう口には出せなくて。







    「もう、私たちは会えないよ?」



    バスの時間と現実は私の都合には合わせてはもらえない。



    10月が終わるとき、
    冬の訪れときみのさよならが同時に雲と夕日のように重なって




    なんだか美しかった。




    「わかってる、何度も言わすな。」




    見飽きた景色が、二人に花束を送るように茜雲が見えだした。 






    「時間ですよ?ご家族の方がロビーでお待ちです。」



    ゆっくりと目を閉じて、
    微かに触れたきみの手と私の手。




    「行くね。」
    「ん。」





    いつも、わがままいってごめんね。




    たった一言が言えずに、
    きみはベンチから立ち上がった。





    「ねぇ?」



    息を吸い込むようにきみの言葉を無言で聞いた




    「幸せだったよ。」




    これがきみとのさいごのことば。





    目を開けば茜雲が空一面に差し込んでいた。





    「寒いからそろそろ部屋に戻りましょう。」




    幾時間も座りつづけ、
    私の冷えた額を悲しむきみはもういない。






    「わがままいってごめんね。」
    「なんですか?」
    「なんでもないです。」










    (携帯)
引用返信/返信
■20419 / ResNo.35)  贅沢いうなよ
□投稿者/ ぶきっちょ 一般♪(2回)-(2007/12/18(Tue) 20:57:20)
    私の恋人は舌ったらず。





    「ねぇ、らりるれろって言ってみて。」

    「あいるれろ。」




    可愛すぎてクスクスしてしまう。




    「ばかにしてんの?」
    「まさか、アハハ。」





    運転しながら少しあなたは私をにらんで、
    あなたも笑った。





    「大丈夫緊張してない?」



    信号待ちであなたがぽんと頭を撫でてくれた。




    「…ん〜。」
    「ん〜なに?」




    こんなときのあなたは同い年には見えないほど、大人な顔をする。




    どこで覚えたんだか。



    「だれらって色々あると思うんだ、だからって逃げたら終わりなんだよ。」




    私は誠実さが取り得なあなたを好きになった。



    「だから、親にきみを紹介する。隠すことじゃないから。」




    「けど……。」
    「けど?」




    胸の不安が拭えない。







    「私、好かれるかな?」




    あなたはふっと笑った。



    「贅沢いうなよ、わたしに好かれてるんだから充分じゃないか。ホラ、ついたよ。」






    車から降りると少しだけどきもちが軽くなった。



    手をつないで、
    私たちは玄関まで歩いた。




    「一生キミといるから。」



    握られた手の強さに私たちの未来が見えた気がした。








    (携帯)
引用返信/返信
■20452 / ResNo.36)  smile
□投稿者/ ぶきっちょ 一般♪(3回)-(2008/01/10(Thu) 00:04:16)
    「ちゃんと、幸せですか?」



    何年も聞きたかった言葉を聞いてしまった。



    里帰りをした日に、
    神様はずいぶんじゃないか。




    2年ぶりのあなたは変わらず優しくて、
    おだやかで温かい顔だった。



    「なんで、そんなこと聞くの?」




    優しい手でわたしの肩を叩き




    「ちゃんと幸せですか?」




    親族たちの宴会が飲めや騒げやなピークなときに、
    あなたの目を見続けた。




    あなたは首を横にふり、
    「なれないよ。」




    手から心からすべてが崩れた気がした、
    この手を握って一生離さないと、
    そう決めた。




    「たまには帰ってきて顔を見せて?」 





    穏やかに笑ってみせたあなたは今までで一番悲しい笑顔をみせた。



    「いやだ。」
    「あんたって…」
    「あなたが幸せじゃなきゃいやだ。」




    涙があふれてくる、
    愛するひとの幸せをわたしは願うことしかできない、救うことができない。




    「あんたがいつか幸せにしてくれる?」




    あなたはまた少し笑った。


    「必ず。」
    「ならそれでいい。」




    泣きそうなあなたの涙をすくい、
    ほっぺたを持ち上げた。




    「笑ってわらって。」




    笑い泣きして、くしゃっとなった顔に懐かしさを感じた。



    「笑ったよ。」




    ホラ今日はこれでいい。





    笑ってわらって。








    (携帯)
引用返信/返信

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■18740 / 親記事)  チェリー1
□投稿者/ 恵麻 一般♪(1回)-(2007/04/19(Thu) 23:04:42)
    寒さが一段と厳しくなっている1月半ば。
    外は北風が窓を打ち付けるかのように吹く中、一人の少女が問題集とにらめっこしている。 が、北向きの部屋のため、エアコンでもつけなければやってられない。
    問い1の途中で公式はとまったまま、彼女、桜 美咲の思考もストップ中である。

    手のひらを こすりあわせて 息を吐く やってられない やめてやる

    (おっ? あたしって天才)

    先程までうんうん唸りながら考えていた数式はどこへやら、くだらない歌を心の中で詠んで一人自画自賛していた美咲だがー



    「ぶっ・・・! なんだよ そのセンスねー歌は!」
    「げっ・・・! なっちゃん 聞いてたのっ?」
    「いや、聞いてたも何も、人の隣でつぶやいてたら聞くデショ」

    そういい、なっちゃんー 高田夏季はカラカラと笑う。

    (やだ、てっきり心の中でつぶやいてたつもりだったのに〜・・・)

    「今は数学の時間なんですけど、美咲さん? うちのガッコ受かりたいならもっと力いれてやんな〜 美咲が落ちたら私の顔がたたんでしょ」
    「・・わかってるよ・・あ、今日は部活いいの?」
    「早引けしてきましたよ〜 かわいい美咲のために」
    「かっ・・・・!」
    美咲のほっぺたに手を添えながら答える夏季に、思わず真っ赤になる。

    (バカ、女たらし、ヘンタイ・・・)
    決して本人を前にしてはいえないので、心の中だけでつぶやく。

    もうどのくらいこの人の放つ言葉、一挙一動にドキドキさせられてきただろうか。
    それはもう両手では数え切れないくらい。こうして週に2回、家庭教師をひきうけてくれるようになってからというもの、心臓がわしづかみにされるような想いを何度も味わっている。

    現生徒会長、スポーツ万能、秀才、眉目秀麗、人望が厚い
    高田夏季を一言で語るとこんな感じだ。
    まるで映画から抜け出たヒーローみたいだが、一つ違うところがある。
    ヒーローではなく、ヒロインなのだ。

    そう、高田夏季はれっきとした女。
    中世的な容貌で背も高いせいか、制服を着ていないと今でもたまに男に間違われることがある。
    小さな頃から夏季の後にくっついていた美咲。 夏季は彼女にとって憧れの存在だったのだ。

    しかし、そんな美咲を快く思わない女子連中からの嫉妬ゆえの罵詈雑言が、次第に二人の間に距離を作ることになる。 もちろん、それは美咲からの一方的なものだったのだが。

    「あんた、高田夏季のナニ?」
    耳が腐るほど尋ねられた質問に答えるのも決まってるー 

    「・・・従兄弟です」

    そう、高田夏季と桜美咲は従兄弟同士。
    その言葉を聞いた彼女らの反応もいつも同じだった。
    口にこそ出さないが、視線でわかるというもの。釣り合わないのは百も承知なのだ。


    悪意の篭った視線に耐え切れず、置いた距離。
    しかしそれがかえって夏季への想いを美咲に気づかせるきっかけへとなり、
    よりいっそう彼女を苦しめる結果となった。

    一緒にいることで感じた夏季への劣等感
    離れることで感じた狂おしいほどの恋慕

    どちらも苦しいのは同じだった。
    だけど、どうせ苦しいのならば・・・そばにいる苦しみを選ぼう。





    「あらっ?夏季ちゃん来てたの〜? いらっしゃいっ!」
    ノックもせずに美咲の部屋のドアを開けた母は嬉しそうに声を上げた。
    「ちょっとお母さん〜 ノックしてから入ってよ〜」そう抗議の声を上げた彼女を無視してずかずかと部屋へ上がりこむ。

    「こんばんは、おばさん。おじゃましてます〜」
    「いいえぇ〜 夏季ちゃんなら大歓迎っ! 悪いわねえ、この子の勉強見てもらって・・・あ、でも今日は家庭教師の日だったかしら?」
    「いえ、違うんですけど、そろそろ受験も近いし心配になって勝手に押しかけてるんです」
    「まぁあああ・・・! 何ていい子なのっ!!夏季ちゃんってば!」

    (・・・・ココにも夏季信者が一人)
    ずずず〜・・・っとお茶を啜りながら母の蕩けそうな顔を横目でちらりと見やる。

    夏季ちゃんはすごいわね〜 優等生であんなにかっこいいなんてっ!
    これも母の常套句だった。若かりし頃、姉(夏季の母)と足繁く宝塚に通っていたことのある彼女からすれば、夏季はもろヒット・・・らしい。

    だからこうやって勉強の合間にひょこっと顔を出しては、夏季を褒め称えるのが母の日課となっている。

    (私より、絶対かわいがってるよなあ・・・夏季のこと)
    夏季と距離を置いたのも、少なからず関係あることは二人には内緒だ。


    「ねえ夏季ちゃん。この子急に貴方と同じ学校目指すって言い始めて嬉しかったのは事実なんだけど、大丈夫なのかしら? ちゃんとできてる? あそこは偏差値も高いし・・心配なのよねえ」

    前から気になっていたことなのか、珍しく真面目な顔で夏季に問いかけた。決して悪い成績ではないが、飛びぬけていいわけでもない。中の上くらいの美咲の成績では正直星蘭女子は厳しい。それは担任の教師、そして美咲の母親二人の見解だった。
    この辺一体でも進学校として知られる星蘭女子へはかなり狭き門なのだ。

    「大分成績もあがってますし、大丈夫ですよ。私が合格させますから。」
    そのために家庭教師じゃない日にもこうやって勉強をみてくれている。嬉しい反面、なんだかせつなくもあった。 しょせん、従兄弟だからしてくれてることなのだろうと。

    夏季にそう言われて安心したのか、母は満面の笑顔で立ち上がり、よろしくねと微笑んだ。
    (やっといってくれるか・・・)
    母のしゃべりだすと長いのだ。だけど、それも気が済んだのだろう。
    そろそろ問題に集中しないと・・・・そう思い直した美咲を一瞥した母の一言。

    「私ねえ嬉しいのよ。またこうやって美咲と夏季ちゃんの仲いい姿みられるの。ほら、一時期貴方たち距離を置いてた時あったでしょ? 私さびしくてさびしくて・・・この子のことだから変な劣等感感じたんでしょうけど・・・」

    (な、なぜそれを・・・)
    背中に嫌な汗をかき始めた娘に母は気づかない。

    「だからね?美咲が星蘭女子受けたいって言った時ほんとーに嬉しかったのよ? だから頑張ってちょうだいよっ?」
    言いたい事は言ったとばかりに母は背を向けて部屋を去っていく。


    (う・・・なんか気まずい・・・)
    母が去った後のこの静けさ。彼女が余計な爆弾を残していくものだからなんと言っていいかわからず美咲は混乱する。必死にこの場を取り繕う言葉を探そうとするがあせればあせるほど頭の中は真っ白だ。

    「・・・・美咲」
    「・・えっ・・!」

    下を向いていた顔を驚いてあげれば、目前に迫る夏季の端正な顔。
    身体中の血が一気に駆け巡り顔に集まる。身体に力が入って一ミリも自由意志で動かせない。


    「・・・私は嬉しいよ。美咲がそばにいてくれて」

    数秒の沈黙の後、じゃあ今日はコレでお開きな。 そう言って頭をぽんぽんと叩き、あっという間に部屋から出て行ってしまった。


    「ずるいよ・・・・そんなこと言わないで・・」そんな呟きが思わず漏れた。
    だから、私は貴方の事をあきらめられないんだ・・・
    いつだって私の前を走ってて。いつだって輝いてて。
    夏季の一挙一動に振り回される私は何て滑稽なんだろう。
    彼女にとっては何気ない一言でも、美咲にとってはそうではない。

    狂おしいほどのこの想いを恋と呼ぶならば
    私は同性の夏季に恋をしている。

    もう逃げない。正々堂々とこの気持ちに向かい合ってやるんだ。
    改めて認めざるを得ない状況に一人決意を新たにする美咲だった。











引用返信/返信

▽[全レス8件(ResNo.4-8 表示)]
■18753 / ResNo.4)  Re[2]: こんばんは
□投稿者/ 恵麻 一般♪(4回)-(2007/04/21(Sat) 00:52:54)
    優貴さん、こんばんは〜
    おもしろいといっていただけるなんて、作者冥利につきます
    これから更新するのでよかったら見てください^^
引用返信/返信
■18755 / ResNo.5)  チェリー2
□投稿者/ 恵麻 一般♪(6回)-(2007/04/21(Sat) 00:59:26)
    pipipipipi・・・・

    すっぽり被った布団の中から、腕だけをもぞもぞと出して眠りを妨げる音をストップした。
    いつもならここで2度寝という名の脳内旅行へとトリップするのだが、今日だけはそうもいかない。
    上半身を起こし、思いっきり伸びをする。

    (今日は入学式か・・・)
    そう、夏季のスパルタ&美咲の努力が実を結び、見事星蘭女子への切符を手に入れたのだ。
    クローゼットの扉に真新しい制服がかけてある・・・・はずなのだが。


    「あ、あれ・・?ない」
    代わりにあるのは地元の公立高校の制服だ。滑り止めとして受けてはいたが、制服を購入した覚えはない。
    この状況を飲み込めずぽかんとしていると、ドアの向こうの階段の音に気づいた。

    「あら、起きてたのね」
    「おっ、おかあさん!ちょうどよかった! 私の制服はどこ?」
    母が部屋へと入り込むなり、美咲は彼女にしがみつきながらそう問うた。
    「・・・どこ?目の前にかかってるじゃないの」
    顎でついと示した先には、先程の制服がかかってある。
    そうじゃなくて私が聞きたいのはと、くってかかったのだがー

    「あんなに夏季ちゃんに迷惑かけた結果がコレだなんて・・・お母さんがっかりだわ」
    手のひらを片頬にあてて溜息混じりにそう呟いた母の顔は・・・・どう形容したらいいのだろうか。
    まるで般若のようだった。このような顔は娘としてこの世に生を受けてから今までみたことがない。

    「え・・・どういうこと・・?」
    「どういうことも、こういうことも貴方は星蘭女子に落ちたのよ!」
    「残念だよ、美咲。絶対私の期待に応えてくれるって思ってたんだけどな・・・」
    その声にびっくりして振り返るとそこにはいつのまにか夏季が立っていた。いつもは周りが振り返るほどの容姿の持ち主がきつく眉を寄せる様は、恐怖を感じるのと同時に魅力的でもあった。

    (どうしよう・・・あんなに熱心に面倒見てくれたのに私ったら・・)
    やっぱり夏季のそばにいたいなんて私には分不相応だったんだ。


    泣きじゃくる美咲を見限ったのか、二人はつれなくその場をあとにしようとした。
    「まっ・待って!! 行かないで!!」
    もう口も聞いてもらえないかもしれない。そのことに恐怖を感じて必死で夏季の背中に腕を伸ばした。





    「・・・さき・・・・・美咲っ!」
    「・・・・え・・・? なっちゃ・・・?」
    美咲の見開いた瞳には、ベッドに腰掛けて心配そうに見詰める夏季の姿があった。
    「何か怖い夢見たか・・? 大丈夫?」そう言い、美咲の後頭部に手のひらをあててそっと胸に引き寄せる。片方の手は美咲の手をぎゅっと握ったまま。

    (夢・・?・・・あんなリアルな夢があるの?)
    思わず夏季の肩越しに目線を上げれば、元通り麗しき星蘭女子の制服が掲げられていた。

    よかった・・・と美咲はほっと息をついた。もしさっきの夢が事実だったらとてもじゃないけど夏季にあわせる顔がなかっただろう。よく考えたらお気楽母があのような態度を取る時点でおかしいのだが、自分でももともと受かるなんて自信がなかったため、気づかなかったのだ。
    そう、今だって安心させようと頭を撫で、手を握ってくれている・・・って あ、れ・?
    なぜ、こんな時間に夏季が・・・


    「・・ちょっ・・・何でココにいるの〜?! どっ・・・どうやってっ!!」
    美咲の母親はああ見えて雑誌の編集長を務めるいわゆる“バリキャリ”だ。 
    故に帰宅は大抵遅く、朝のこの時間は当然夢の中。少々のことでは滅多に眼を覚ましなどしない。
    当然うちの鍵など持ってるはずもなく、だからなぜ彼女がここにいるのかわからない。

    「あ?どっからって・・・あそこから」
    そう指し示す先には開け放たれた窓。カーテンがパタパタとはためいている。
    小さい頃はよくここから出入りしたじゃん? そう暢気に言うが今何歳だと思っているのだ。
    「あのねえ・・・こんな所から出入りするなんて、危ないでしょ? そっ・・それにっ・・・」
    そう言い二の句を告げないで赤くなる美咲を見て、夏季が訝しがる。

    美咲が赤くなるのも無理はない。 なにせ、今の格好は当然パジャマ。
    そして今の体勢といったら、まるで飼い主に甘える子猫のよう。
    女同士なら何も赤くなることはないと思うのだが、美咲にとって夏季は恋焦がれる相手。
    異性にされているのとなんら変わりはないのだ。




    顔を赤らめながら夏季の胸に抱かれる美咲。
    こんな面白い状況をほっといていられようか、否、である。
    「・・・まるでロミオとジュリエットみたいじゃない・・?」美咲の耳元でわざと吐息混じりに囁く。
    (まるで茹蛸みたいだな・・・)くっくっと忍び笑いを漏らす。
    ほんと、この子はからかい甲斐がある。だから何かに付けてかまってしまうのだ。
    美咲にはいつも笑っていて欲しい。そのためにはなんでもするつもりでいる。
    もう二度とあんな辛い思いはさせない。あの時にそう誓ったのだ。

    こんな事をしたら君は笑うだろうか。 それとも真っ赤になって怒る?
    反応が見たくてそっと握り締めていた手を引き寄せて、その甲にキスを落とす。
    ジュリエット? どんな悪夢を見てたの?と。









引用返信/返信
■18756 / ResNo.6)  チェリー3
□投稿者/ 恵麻 一般♪(7回)-(2007/04/21(Sat) 01:00:35)
    「ジュリエットかぁ・・・相変わらず飛ばすねえ 夏季サンも☆」
    「あのねえ・・笑い事じゃないわよっ なんであの人はあんななのっ? ふつーあーいうこと言う? 恥ずかしいったらありゃしないっ」

    初登校中の道すがら、ぷりぷりしながら口を尖らす親友の横で各務舞はにかっと笑う。
    二人して晴れて星蘭へ通える喜びを分かち合ったのもつかの間、先程の出来事を真っ赤になりながら語る美咲。ぶつぶつ「ヘンタイなんだから」と呟いている。
    「あたしも久しぶりだし会いたいな〜 夏季さんに。で、どんな夢見てたわけ?」
    「・・・・・・星蘭に落ちる夢・・・」
    「はぁ?」
    クールビューティが台無しだ、と美咲は思った。 何しろ鳩が豆鉄砲をくらったかのように口をぽかんと開けて自分を見つめているのだから。

    「・・なんでそんな夢みるかなあ」
    「だっ だってしょうがないじゃない! そりゃ舞は帰国子女だから英語もペラペラだしっ?頭もいいから星蘭の試験なんて簡単だったんでしょーけどっ 私はやっとの思いで入ったのよ?」

    やれやれ、すぐむきになるのも悪い癖だ。これも長い間あの夏季さんと比べられてきた結果なのだろうか。彼女には少々僻みっぽく、自分を過小評価しすぎるところがある。

    親友の自分が言うのもなんだが、美咲は普通に可愛い。
    ただ相手があの夏季さんだから。彼女と比べることなんてない。美咲には美咲の良さがあるのだから。
    芸能人相手に私なんて・・・と言ってるのと同じようなものだと舞は考えていた。


    「あのねえ・・私はそんなこと言いたいんじゃなくて。まだ発表前だったら分かるけどお分かり?
    今日は入学式だってこと。何でこんな日にそんな夢見るんだって言ってんの」
    「言わないで。なっちゃんにもそれは言われたから」
    それ以上はつっこむな、ということらしい。そっぽを向いた美咲に舞は溜息をつく。

    「それからさあ・・あんま自分を卑下する物の言い方って止めたほうがいいよ。気持悪いし。そんなだと夏季さんにも愛想つかされちゃうよ?」

    容赦ない言葉が美咲の胸に突き刺さる。好きでこんな風になったわけじゃないのだ。
    夏季のそばにいれば誰だって・・・・


    涙ぐんだ美咲を横目に舞は(いいすぎたか・・・)と罪悪感を感じていた。
    「ごめん。言い過ぎたかもだけど、でもね」
    「舞って前からだったけどオーストラリア行ってから毒舌に磨きがかかったよね」

    言い終わらないうちに美咲が切り出した。その顔に涙はもうない。
    彼女もこのままじゃいけないと思っているのだろう。その瞳にはっきりとした意思を感じる。
    「そりゃあたしも色々あったし? うじうじしてたら向こうではやってけないしね〜」
    そう言ってにかっと笑う。
    元々二人は幼馴染だったのだが、小学校へ上がる寸前に父親の都合でオーストラリアへと引っ越してしまった。以来メール等で連絡は欠かさず取り合ってきた仲だが、よくお互いに悩みを打ち明けていたりもした。特に異国で暮らす舞にとっては美咲との些細な繋がりはとても大事なものだった。

    おおらかな国だが、虐めがないこともない。 アジア人だと蔑まれたこともある。
    時に子供は大人よりも残酷な一面を持っている。
    幼少期に差別を受けた舞には、美咲の受けた傷が痛いほどわかる。
    だけど、そこで負けてはいけない。何も悪いことはしていないのだから。 もっと強くなってほしい。その思いがあるからこそ、きつく諭しもするのだ。

    (でも、もう必要ないみたいね)
    美咲の瞳は今までとは違う。これなら前みたいなことにはもうならないだろう。
    自分ももう日本にいるんだし、あの時とは違う。そばで守ってやれるんだから。何より夏季さんがそばにいる。

    手をかざしながら空を仰げば、春らしい陽気を感じることができる。
    (これからの学校生活が私たちにとっていいものでありますように・・・)
    隣にいる親友と微笑みあいながら、校門への道を急いだのだった。







    その頃、美咲の母 沙羅は姉である響子の元を訪れていた。といっても、隣なのだが。
    「いつも昼頃まで寝てるあんたがこんな時間に起きてるなんてめずらしーじゃない。なんかあったの?」
    「ん、これ夏季ちゃんにね〜」
    そう言って響子の目の前にマダムご用達のケーキ屋の箱が掲げられた。ココのは朝から並ばないとすぐに売切れてしまうほど大人気だ。どれだけ沙羅が朝早くに起きたかが想像できる。

    「ほんとに夏季ちゃんにはお世話になって・・・今日、星蘭の入学式なのよ。 在校生は確か休みよね?夏季ちゃん起きてる?」
    「ああ、あの子アレでも一応生徒会長らしいから、もうとっくに出てるわよ。 出る前に私の可愛い美咲ちゃんに窓から夜這い・・じゃないわね、朝這い?かけてたわよ? ったくあのバカ娘は。ちょっとは美咲ちゃんみたいに可愛らしくできないのかしらねえ」

    沙羅が夏季をベタ可愛がりしてるように、響子の美咲に対するソレも負けず劣らずのところがある。
    こうやってお互い実の娘より、姪を可愛がる光景は何とも滑稽だ。

    「でも美咲が星蘭に合格してくれてほっとしてるわ〜 姉さん覚えてる? 各務舞ちゃんって子」
    「確か、美咲ちゃんの幼馴染よね? オーストラリア行っちゃったんだったっけ?」
    「そう。高校からまたこっちで暮らすらしくてー それが同じ星蘭なのよ!」

    リビングのイスに腰掛けて紅茶を啜りながら、懐かしい話に花を咲かせた二人はふと昔のことを思い出していた。

    「これで夏季ちゃんも同じ学校だし・・・少しは安心だわ」
    「そうね・・・私も美咲ちゃんに二度とあんな辛い思いはさせたくないもの。 だから、最初は私は反対だったのよ?美咲ちゃんがあの子と同じ学校に入るのは」
    「姉さん・・・」

    美咲が夏季を避けるようになってからというもの、彼女を可愛がる叔母としては寂しかったがそのほうがいいのだとも思っていた。
    夏季のそばにいれば美咲は傷付くだけだ。彼女が悲しむ姿を見るよりはマシだった。

    「確かに私も心配だけれど、いつまでも逃げていては何にもならないわ。あの子達は従兄弟同士だもの。一生避けているわけにはいかないでしょう? それに・・・これは美咲が望んだことだわ。」

    そう、いつも逃げていた美咲が「星蘭に行きたい」と沙羅に頼み込んできたのだ。
    その瞳を見たとき、もう大丈夫だと確信した。あの子の決意が見えたからだ。

    本人がその気なら、私は親として応援するわ、そういった沙羅に響子もまた(私にできることなら何でもしよう)と決意を新たにするのであった。

























引用返信/返信
■18783 / ResNo.7)  NO TITLE
□投稿者/ 希 一般♪(1回)-(2007/04/23(Mon) 09:06:34)
    おもしろいです。続き楽しみにしています

    (携帯)
引用返信/返信
■19336 / ResNo.8)  チェリー4
□投稿者/ 恵麻 一般♪(1回)-(2007/06/25(Mon) 23:36:54)
    私立星蘭女子学院ー


    近所でも評判の美しい桜並木を上がった小高い丘の上にそれはある。
    星蘭の教育方針ー即ち『古き良きものを大切にし、尚且つ新しいものを取り入れていく柔軟な女性を育成する』を裏付けるかのように、明治時代からの古めかしき校舎と、最新設備を取り入れた近代的でモダンな校舎が違和感なく立ち並んでいる。

    生徒の自主性を重んじる学校は多々あれど、星蘭を代表する生徒会の持つ特異性は他にはないと言えるだろう。
    全学年から選ばれた生徒会のメンバーは星蘭の『顔』として常に良識ある態度と行動が求められる反面、ある権利が彼女らに与えられている。



    「へ〜 詳しいねえ。舞」
    「って、それはコレに書いてあるから」
    そういって舞は、学院案内のパンフレットを丸めてぽんぽん叩いた。

    「いや、でもその生徒会のこととか、校則を自分たちで云々は載ってないけど」
    そう、確かに教育方針はあれど、先程舞が言ったことなんてどこにも書かれていない。
    「当たり前よー コレは裏情報だもん。パンフにはそんなこと載せないでしょ」
    「・・・って情報源は?」
    「ん、うちの姉。」

    舞の姉、各務幸は今年度3年生で、生徒会長である夏季と同級生だ。
    夏季とはタイプが違うが、凛とした眼差しと腰まで伸ばした艶のある黒髪が妖しい魅力を醸しだして、今では夏季を人気を二分するほどまでになっている。
    彼女には美咲もまるで自分の妹のように可愛がってもらった。
    「そっか、幸さんだけ日本に残ったんだっけ・・・ ねえ、ところでそのある権利ってなんなの?」
    「それは・・・たぶんもうすぐわかるんじゃない?」
    舞の言うとおりその答えはすぐに解明されることとなるのだが、美咲はまだ知る由もない。




    適度な緊張感を伴う体育館の中。 入学式はまだ始まっていない。
    順序良く並ぶイスに座らされた新入生の顔立ちは皆初々しく、はつらつとしている。
    そんな中、壇上の影から美咲と舞を見つめる夏季と幸の姿があった。

    「美咲ちゃんいるわよ。久しぶりだわね〜 何年ぶりかしら」
    「こら あんま覗くなっつーのに」
    幸の首根っこを掴んでひっぱると、口を膨らませて抗議した。
    「ちょっとぐらいいでしょ。夏季だって気になるくせに。 ・・・でもよかったわよね」
    幸は眼を細めて美咲を見つめていた。
    「これで夏季が星蘭に入った意味があるっていうものよね」
    そう言ってにやりと妖しげな笑みを浮かべる幸にはきっと勝てない そう思った夏季だった。



    『これより第○回入学式をとりおこないます』
    マイクアナウンスの後、何事もなく式は進んでいるのだが。
    夢見が悪いせいで、次第に睡魔が美咲を襲おうとしていた。こういう堅苦しい雰囲気は苦手だ。
    眠っちゃいけないと思えば思うほど、眠気が倍増するのはどうしてなのだろう。
    軽く頭が船を漕ぎそうになって舞に注意された時・・・

    「新入生の皆さん。御入学おめでとうございます」
    澄んだ声がマイクを通して響き渡ると同時に美咲は、今までの眠気が嘘のようにぱちっと目を開けた。
    あっという間にこの場の空気が変わり、他の生徒たちも、明らかに先程と目の輝きが違う。
    同時に聞こえるのは「あの人かっこいい〜」という、お決まりのセリフ。

    「うわ〜 夏季さん相変わらずすごいね・・」
    「う、うん・・・」
    隣でそう呟く舞にも上の空の返事しかできない。 美咲の胸中は複雑だった。
    もう夏季は生徒たちの心を掴んでしまった。
    それも仕方のないことなのだろう。 だって何年も夏季のそばにいた自分でさえ、未だにドキドキさせられるのだから。 そんな夏季を誇らしいと思う。
    でもそれ以上にそんな夏季のそばにいることに引け目を感じてしまう。
    そして誰も夏季を見ないで欲しい 私だけの夏季でいてくれたらいいのにー
    そう思うのを止められなかった。
    ドキドキしながら壇上を眺める美咲と、夏季の視線が一瞬絡まり、そして・・・
    (・・え・・・・?)

    気のせいだろうか、いや、でも今確かに・・・
    夏季の形のよい唇が弧を描いた。微笑ったのだ。
    (何か、やな予感がするんですけど)
    夏季があのような表情をする時は、彼女が何かを企んでいる時。
    夏季と離れてからしばらく目にすることはなかった。
    (・・・・やっぱ入学やめとけばよかったかも・・?)
    夏季の微笑に軽く寒気を感じ、これからの学校生活に波乱があることを早くも察知する者が一人。
    何をカン違いしたのか、自分に笑いかけてると頬を染める者、大多数。
    そして・・
    (ふふっ 面白くなりそ〜)
    日本に戻ってきてよかったと、大いに学校生活を楽しみにしている者がこれまた一人。

    それぞれの思いが交錯する中、
    「改めて星蘭学院へようこそ。皆さんの学院生活が悩みのない楽しいものとなることを私達生徒会がお約束いたします。」
    生徒会長、高田夏季の声が体育館に響き渡った。











引用返信/返信

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■18716 / 親記事)  キミに伝えたい
□投稿者/ 優貴 一般♪(28回)-(2007/04/19(Thu) 01:13:23)
    初めは別に何とも想っていなかった。

    仲の良い友達としてしか見ていなかったんだ。

    いつからかな…
    キミを友達としてじゃなくて、好きな人として見るようになったのは…。

    毎日一緒に居た人たちの中でも、キミの隣は特別だった。

    居心地がすごく良かったんだ。

    キミが隣で笑う度に、ますますキミにハマっていった。

    キミは私のつまらない話でも、一所懸命聞いてくれたよね。

    キミにとっては気にもしなかった事だろうけれど、私はとても嬉しかったんだ。

    キミに会えない日があると、その日一日中ずっとキミのことを考えてしまう。

    キミは何をしているんだろうかとか、明日はキミに会えるかなとか…。

    キミに一日でも会えないと、すごく会いたくなる。

    神様に『キミに会えるように。』って願ったりもするんだ。

    キミは私の気持ちなんて、少しも知らないよね。

    私にとってキミという存在が、どれほど大切で、どれほどなくてはならないものか…そんなの全然知らないんだよね。

    これからキミと会えなくなるって思うと、自然と涙が溢れだす。

    涙と一緒に、キミをこんなにも好きなんだっていう気持ちまでも溢れてくる。

    この想いをきみに伝えることができるならば…

    …キミを愛していますと。

    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス38件(ResNo.34-38 表示)]
■18833 / ResNo.34)  キミに伝えたい23
□投稿者/ 優貴 ちょと常連(59回)-(2007/04/28(Sat) 23:39:26)

    その夜、パソコン室で朋枝が言っていた事を思い出していた。



    『「女の子を友達以上にはみれないよ。」かぁ。酷な事言うなぁ。』



    勉強しながら呟く。



    普段めったに考え事をしない私。たとえ何か考えてたとしても、いつも『まっ、なんとかなるか。』で済ませていた。



    だけど、今回はさすがに『なんとかなるか』で済ませられる事ではなかった。



    当然勉強に集中できるわけがなく、全部片付けてベッドに寝転がった。



    誰かに私の気持ちを打ち明けたくても、それを言える相手はいない。



    打ち明けることで、みんなが離れていってしまいそうで怖かった。



    ♪〜♪〜♪



    急に鳴った携帯におどろく。


    まぁ、急に鳴るもんかもしれないケド…



    『誰だよこんな時間に…』


    時計の針は、12時をまわっていた。



    携帯を見ると、メール一件。部活仲間の愛結菜からだった。



    「明日テニスしに行かん?」



    …あっ、これでも私はテニス部に所属していたのね。



    テニスかぁ…気分転換に行くかな。



    考えこんでんのも私らしくないし…
    運動して頭ん中スッキリさせよ。



    私は愛結菜に『行く』とだけメールして、携帯を閉じた。



    …うん。悩んでんのはらしくないな。



    麻樹を好きな事は考えてもどうにもなんない。



    私は麻樹を好き。ただそれだけの事だ。



    そうだ、開き直っちゃえ!!






    (携帯)
引用返信/返信
■18854 / ResNo.35)  Re[2]: クッキーさんへ
□投稿者/ クッキー 一般♪(13回)-(2007/05/01(Tue) 00:41:33)
    優貴さん、こんばんは!更新ありがとうございます!
    前に載せた記事、へぇ〜と思って頂けたみたいでとても嬉しいです!
    読んで下さってありがとうございます!
    思い出したんですけど、「魂に性別はない」そうです。
    その魂が人間として生きるためには男性か女性かという肉体に宿って
    人生を送る必要がある訳ですけど、死んだらその性別を持った肉体は去り、
    残るのは魂ですよね?
    だとしたら、性別の他にも人種や身体の障害など、生まれる前に選んでくる設定は
    たくさんありますが、でも死んだらそういう設定も自分から離れて魂が残る訳で、
    だとしたら、そういう条件や設定というのは学びや成長を促すために、
    その人にとって必ず意味があるのだと思います!

    それから、それまでは異性愛者として生きていた、女性はそういう風に
    見たこともなかった、という人があるとき、突如として女性を好きになるという
    事例はすごく多いそうですよ!これは本で読みました。
    だから特に女性は、今は同性なんてありえないと思ってる人でも、来年には
    わからないっていう人すごく多いと思うんです。
    もちろん、異性間の恋愛と同じでどちらかの性別なら誰でもいいという
    訳ではなく、つまり性別相手ではなく一人の人間という個人相手に好きになる
    訳ですから、女性で同性はありえないって言う人は、女性ではまだそういう風に
    感じる人には私は出会ってないというそういうことだと思います。

    これも本やネットでそういう人を知ったんですが、男性として生まれたが、
    女性に変わり、でも好きになる相手やパートナーは男性ではなく女性という人が
    いました。女性が好きなら男性としての身体のままでいた方が、女性の
    パートナーを見つけたり色々都合は良いように感じてしまいそうですが、
    彼女は男性の身体のままでいることではなく女性に変わることを選びました。
    私は彼女の文を読んで、戸籍は男とか女性に変わって女性が好きとか、
    そういうの関係なく素敵な人に感じました。
    私は彼女が私の身近にいたら、私の性別、セクシャリティ、彼女のそういうこと
    何も関係なく私は彼女が好きで、彼女の味方で応援すると思います。

    外国では、同性のパートナーシップが認められたり、同性愛者の人が
    議員に選ばれたり、(確か日本でも世田谷区?かどこかの議員さんに
    男性から女性へ性転換した方がおられると思います、それから尾辻かな子
    さん(?)という若い女性の大阪の議員さんはレズビアンであることを公表し、
    本も書かれてあると思います)、人にとって大事なのはセクシャリティより
    まず人間性とかそういうことですよね!

    自分でもここまで書いて話がとても飛んでるようでごめんなさい!
    夢ですが、その日一日だけで終わればいいんですけど、延々と頭の中に
    残ってるので、夢を重ねる毎に前回を元に少しずつスキルアップ!
    するんです(照)
    優貴さんもほっぺたプニプ二される位で恥ずかしがってちゃ・・!!ですよ!
    (確かお題小説にありましたよね!でも、プニプ二されて恥ずかしがるなんて
    萌え〜〜!!で秘密の夢、正夢にしたくなっちゃいます!)
    はい、調子に乗りすぎてしゃべりすぎました!すみません!!
    これからも、お話とても楽しみです☆
    いつもありがとうございます!!




引用返信/返信
■18860 / ResNo.36)  クッキーさんへ
□投稿者/ 優貴 ちょと常連(60回)-(2007/05/01(Tue) 10:50:25)
    クッキーさん、こんにちは。


    いろいろ調べた文書、ありがとうございます(^^)

    今まで、女の人を好きになる自分が変なのかなって思ってたんで、すごく安心しました!!

    クッキーさんは、いろいろ知っていてすごいですね(^-^)私なんか、調べたりも全然しなかったので…(^-^;
    クッキーさんのおかげで、麻樹の事をもっと好きになれそうです。(笑)


    小説のほうはクッキーさんと会う(?)前だったんで、うだうだ書くかもしれませんが、読んでくださると嬉しいです☆


    お題小説の方も読んでもらってるなんて、嬉しいですです!!


    好きな人に触れられるだけでかなり恥ずかしくなりませんか!?
    私は会話しているだけで、顔が赤くなっちゃいますよ(照)


    夢は一日じゃ終わりませんよね!!たまに、続き的なものも見ちゃいますよ。
    そして正夢になってくれたらどんだけ嬉しいか・・・。あっ、でも正夢になったら心臓バクバクで挙動不審に…(笑)


    これからもクッキーさんとの会話(?)楽しみにしてます!!


    小説も、ぼちぼち更新していきますね♪




    (携帯)
引用返信/返信
■18861 / ResNo.37)  キミに伝えたい23
□投稿者/ 優貴 ちょと常連(61回)-(2007/05/01(Tue) 11:16:08)

    夏休みもあと2日。



    さすがの学校も課外は休みだ。



    というか、先生も休みたいんだろうね…。




    まぁ、それは置いておいて。



    夏休み最後の日には、地元でお祭りがある。



    結構大きな祭りだ。



    そこで私は携帯を手にメール作成。



    送信先はもちろん麻樹。



    『夏祭り一緒に行かん?』


    それだけを送った。



    返信までドキドキしながら待った。



    ♪〜♪〜♪



    来た!!



    麻樹専用の着メロだから、間違いない。



    深呼吸して携帯を開く。



    「いいね〜行こう。晴たちも誘って。」



    やった!!!









    ・・・・。







    って、晴たちも!?
    二人じゃないのか!?(泣)




    でも無理に二人がいいってすると、気付かれそうだからな…



    晴たちも誘うか。



    『おっけ。晴たちにメールしとくね。』



    麻樹に返信して、今度は晴たちにメール作成。







    最終的に、行くメンバーは麻樹・華・私の三人だった。



    晴は彼氏と行くらしい。



    もう一人の美那は家から遠いから行かないと。



    三人で待ち合わせ時間などを打ち合わせして、メール終了。



    麻樹と祭り…



    ヤベェ…嬉しすぎる!!



    メールを終えて、しばらくガッツポーズをしたまま喜んでいた。



    少しでも麻樹の隣に居たい。



    それだけが今の私の最大の望みだった。





    (携帯)
引用返信/返信
■18866 / ResNo.38)  Re[2]: クッキーさんへ
□投稿者/ クッキー 一般♪(14回)-(2007/05/01(Tue) 22:26:33)
    優貴さん、こんばんは!更新ありがとうございます!
    折角更新して頂いているのに小説を読もうとクリックすると
    「申し訳ありません。使用禁止ワードが含まれているため投稿できません」
    の画面になってしまいます。
    こちらの優貴さんのお返事の方は読めるんですが、下の小説が読めません・・
    時間空けて試してみても無理っぽいので、本当に申し訳ないんですけど、
    また下の小説だけ再投稿して頂くことなどできますか?
    読んでるだけで上の画面になること自体わかりませんし、明らかに
    おかしいと思いますがどうか再投稿して頂けたらと思います。
    お手数おかけして本当にごめんなさい。

    私が知ったことなど好き勝手書かせて頂きましたが、そう言ってくださって
    とても嬉しいです!!読んでくださってありがとうございます☆
    好きな人に触れるのはジェットコースター以上ですね・・(笑)
    正夢になったら優貴さん心臓バクバクもその他も全て聞かれて
    挙動不審もその他も全て見られて、○○○れて、○○○れて・・・・・・
    ですからね!!(笑)つまりは、逃れられないのです!!
    ほんとにすみません、どうしちゃったのでしょうか、、、
    私こういうこと言ってませんでしたよね始めは・・・
    でも一番大切なのは愛ですから!ということで締めくくります(?)

    それでは、これからもお話とても楽しみです!!
    いつもありがとうございます☆





















引用返信/返信

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■18707 / 親記事)  春菫  
□投稿者/ 鷹司悠悧 常連♪(115回)-(2007/04/18(Wed) 21:58:23)

    ......

    鷹司悠悧です

    【桜乱れ…雪舞う…】
    で、濃密でクラシカルな話しを書いていますので…
    少し、息抜きしようかなと…

    短編です

引用返信/返信

▽[全レス16件(ResNo.12-16 表示)]
■18827 / ResNo.12)  鷹司悠悧様
□投稿者/ 唐木 一般♪(9回)-(2007/04/28(Sat) 17:00:14)
    唐木です
    私も是非、鷹司悠悧さんのHPの会員になりたいと思います。
    詳細をお知らせください。

    お手数ですが、アドレスの最後のxを取ってメール頂けますでしょうか。
    お時間或る時で宜しいですので、楽しみにお待ちしています。

    こちらの【春菫】も
    サン・ジュスト子爵と雪桜の純愛も、心から楽しみにしています。

    少しずつ高まる雪桜の気持の高鳴りが聞こえてきそうで
    感情移入してしまっています。
    鷹司悠悧さんに焦らされて待たされて…困ってます。

    余りあちらに書いてはと、ここに一緒に書かせて頂きました。
引用返信/返信
■18830 / ResNo.13)  雫さん いつもありがとうございます
□投稿者/ 鷹司悠悧 ファミリー(154回)-(2007/04/28(Sat) 20:28:32)

    ...

    メール差し上げました

    いつも応援ありがとうございます

    サン・ジュスト子爵…
    これからいっそう妖しくなります
    歯止め聞かなくなりそうで…今必死で理性取り戻している処です
引用返信/返信
■18831 / ResNo.14)  唐木さん いつもありがとうございます
□投稿者/ 鷹司悠悧 ファミリー(155回)-(2007/04/28(Sat) 20:40:07)

    ...

    メール差し上げました

    ≪春菫≫更新しないのにレスを頂いて恐縮です…


    鷹司に焦らされて、待たされて困っていらっしゃるのですか…
    サン・ジュストと雪桜の官能シーンのことですね

    すみません…
    サン・ジュストと雪桜の気持を繊細に繋ごうとすると
    前振り固めに想いがいって…

    でも
    一度始まると、鷹司悠悧はくどさ満開、淫靡耽美、濃密濃厚ですからご期待を

    ≪桜乱れ…雪舞う…≫(24)を少し編集しました

    これからも宜しくお願いします

引用返信/返信
■18871 / ResNo.15)  サン・ジュスト様素敵!!
□投稿者/ ゆうき 一般♪(7回)-(2007/05/02(Wed) 01:41:23)
    2007/05/02(Wed) 02:16:21 編集(投稿者)

    すみませんゆうきです。
    ずっと我慢していたのですが
    桜乱れ…雪舞う…のほうに感想を書くのが、いけない気がして…
    こちらに書かせて貰います。
    鷹司悠悧さん、更新速いです!
    凄い熱意が伝わります。
    とうとうサン・ジュスト様と雪桜が…
    描写が綺麗で、もう溜息ものです。
    続きが待ち遠しいです!
    …物凄く、ファンを焦らしてますよね鷹司さん!!
    追加です!
    サン・ジュスト様にボーとしていてメアド書き忘れました
    僕も、是非鷹司悠悧さんのサイト会員になりたいので
    メール待ってます!
引用返信/返信
■18885 / ResNo.16)  ゆうきさん いつもありがとうございます
□投稿者/ 鷹司悠悧 ファミリー(189回)-(2007/05/02(Wed) 23:28:19)

    ...

    ≪春菫≫に、≪桜乱れ…雪舞う…≫の感想頂き恐縮です

    物凄く皆様を焦らしています
    しっかり自覚しています…

    リアの鷹司悠悧は、焦らすのも好きですが
    焦らされるのは嫌いで
    一気に攻めて…攻めさせるが得意技なのですが…(ぇ 


    (37)(38)少し編集しました

    今からメール差し上げますね

    ≪春菫≫更新できなくて…しばしお待ち下さい

引用返信/返信

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■18679 / 親記事)  (削除)
□投稿者/ -(2007/04/18(Wed) 01:31:26)
    この記事は(投稿者)削除されました
引用返信/返信

▽[全レス30件(ResNo.26-30 表示)]
■19024 / ResNo.26)  ゆうきさん…もっと惚れて下さい
□投稿者/ 鷹司悠悧 ベテラン(243回)-(2007/05/13(Sun) 02:18:16)

    ...

    ゆうきさん
    二日酔い大丈夫ですか?
    私も今朝は少しイカレてました…(笑)

    何だか今回
    鷹司悠悧…サン・ジュスト子爵と雪桜の純愛ロマンティック路線に爆走してしまって…
    中々進めません…(焦)
    レジェール・ジュリアン伯爵はどうしたんだ?!
    ですね…
    別作の…【限り…】
    純愛なのですが…かなり異色で危ないですから…その反動かな…

    でも…
    鷹司が想い入れ深く書いたシーンを
    ゆうきさんのように感じ取って貰って本当に嬉しいです

    これからも
    純愛と濃密耽美…危なく淫らでくどさ満開で頑張りますので…
    宜しくお願いします

引用返信/返信
■19025 / ResNo.27)  官能シーンを楽しみにしていま〜す(^o^; 
□投稿者/ ウサピョン 一般♪(1回)-(2007/05/13(Sun) 03:08:00)
    こんばんわ鷹司悠悧さん!
    初めまして^^
    みなさんが書いてるのでここに書きます〜

    前の寧樹さんとの時からず〜と読んでいて、鷹司悠悧さんのファンです〜
    (v_v。)人(。v_v)ポッ♪
    オフラも大好きだし
    クラシックな本格的筋立てがホントに素敵です!
    タカラヅカですよね〜
    (タカラヅカだと男と女になっちゃいますけど!<(`^´)>)

    学校からだと携帯で見るんだけど
    パソコンから見ると迫力違いますね!鷹司悠悧さんの作品って!
    色文字が綺麗だし〜

    でも〜ちょっと不満が(^o^;
    以前のは、とっても積極的にすぐにサン・ジュスト様が官能シーンを繰り広げてたのに〜
    もう〜鷹司悠悧さん〜どうして今回はこんなに焦らすんですか〜
    もう悶々です
    (*´ο`*)モダエ〜

    鷹司悠悧さんの官能シーン
    凄くいやらしいのに綺麗で、大好きだったんですぅ〜
    (実は保存してあって時々読み返してたりして〜)
    今でもキスシーンだけであんなに妖しいなんて凄い〜
    でもかえって刺激ばっかで〜
    ジタバタo(+_+。)(。+_+)o ジタバタ

    サン・ジュストと雪桜の純愛
    鷹司悠悧さんの意図したいことは解かってるつもりなんですけどねm(__)m
    湖のシーンなんて凄く綺麗でうっとりなんですけど!

    でもでも〜
    やっぱり一刻も早くサン・ジュスト様が雪桜を愛するシーンを読ませて下さい〜
    楽しみに待ってます〜 (〃⌒ー⌒〃)ゞ エヘヘ

引用返信/返信
■19028 / ResNo.28)  ウサピョンさん ありがとうございます
□投稿者/ 鷹司悠悧 ベテラン(245回)-(2007/05/14(Mon) 01:50:08)

    ...

    初めまして
    応援の感想ありがとうございます

    以前のから読んでいて下さっていたとは嬉しいです

    え・・・
    ウサピョンさんを悶えさせてしまってすみません
    そうですね…確かに今のサン・ジュスト子爵にはご不満があるかも…

    以前の小説は、始まりがこのサイトの掲示板からでした。
    余りに感性が合ったので、こちらに移動して来たのですが

    始まりは小説という形ではないので…お約束と言えばいいのか…
    サン・ジュストではあってそうでなく…鷹司だったような
    鷹司は耽美ムード派なのですが
    ダラダラヘタレは趣旨に反しますので
    一気に行く時は、相手に考える余裕を与えずにいってしまうのですね…
    何書いてるんだか…(笑)

    以前のもこちらに移動してからは、サン・ジュスト子爵微妙に変化していたと思います

    そんな訳なので…
    今回のサン・ジュスト子爵は
    サン・ジュスト子爵として、しっかり独立してしまったといいますか……
    雪桜に夢中な作者とサン・ジュスト子爵が
    そのシーンを大切に暖めていると言えばいいのか…

    でも実は作者は、レジェール伯爵にもかなり惚れてますので…
    もうそろそろ官能シーンが…?

    もしかして、ウサピョンさんにはお気に召さないかとも心配ですが…
    鷹司悠悧の個人趣味反映なんだと、楽しんで頂ければ嬉しいです

    これからも応援宜しくお願いします

引用返信/返信
■19042 / ResNo.29)  やっ何かかっこいいです〜(*/∇\*)キャ
□投稿者/ ウサピョン 一般♪(2回)-(2007/05/15(Tue) 02:43:14)
    鷹司悠悧さん!
    お返事ありがとうございます
    (〃 ̄∇ ̄ポ)

    妙に鷹司悠悧さんの返事に納得してしまいました〜
    ド素人の私にはわかんないこと、一杯あったのでしょうね



    でも



    鷹司悠悧さんって…



    うふ♪(* ̄ー ̄)v



    今のサン・ジュストすごく素敵ですよ〜!!

    来ましたね〜!!レジェール伯爵\(◎o◎)/!
    大丈夫です!
    気に入るとおもいまぁす〜☆^∇゜) ニパッ!!
    続き楽しみにしてます
引用返信/返信
■19112 / ResNo.30)  桜乱れ…雪舞う… (69) 
□投稿者/ 鷹司悠悧 大御所(280回)-(2007/05/23(Wed) 00:33:34)

    ...

    鷹司悠悧です

    いつも応援して頂きありがとうございます

    レスの限度が近づきましたので新規を立てさせて頂きます


引用返信/返信

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