ビアンエッセイ♪

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■21960 / 親記事)  ギターを弾く女
□投稿者/ いちこ 一般♪(5回)-(2015/06/28(Sun) 16:03:12)

    ケイコは、中小企業のOLだ。
    ケイコは落ち込んでいた。仕事でミスが
    重なり、上司にひどく叱られたのだ。
    仕事が終わり、帰りの途についても、
    まだ引きずっていた。
    改札を出て交差点の前で、信号が変わるのを
    待っていた。頭の上からは、電車がやかましく
    通り過ぎる音が降ってくる。
    この交差点を渡り、500mほど歩くとアパートに着く。
    「はぁ〜〜。」と溜息が漏れる。
    やがて信号が変わり、歩行者用信号が
    急き立てるように鳴り出した。
    周りの人たちが、ケイコを残して渡り出す。
    なんとなくこのまま帰りたくなかった。
    ケイコは踵を返し、駅裏へ歩き出した。
    別に呑みに行きたいわけじゃなかった。
    女ひとりで、居酒屋に入れるほどの根性はない。
    ただ、歩きたかった。でもすぐに後悔した。
    呑み屋の多い駅裏は、酔っぱらいも多かった。
    女ひとりは珍しいのか、ジロジロ見られた。
    いやだなぁ〜。
    前から運動部系の学生数人の酔っぱらいが来た。
    大きな声で笑ったり話したりしている。
    その内のひとりがケイコに気づき、
    隣りの仲間になにか喋った。
    思わず立ち止まり横道を探したが、なかった。
    彼らはあきらかにケイコを見ながら近づいてくる。
    逃げるように、すぐ横の木のドアを開けていた。
    そこは小さなライブハウスだった。
    これから始まるようで、ステージの前には
    数人の女の子達がいる。
    ネクタイをしたサラリーマン風のおじ様達もいた。
    ケイコはソルティードッグを注文して待った。
    やがてその人がギターを持って登場した。
    おんな?オトコ?
    前の女の子達が歓声をあげる。
    パラパラと拍手があった。
    黒髪に白いメッシュの入ったベリーショートヘアー。
    穴の空いたスリムジーンズ、よれたTシャツに革ジャン。
    その人はあいさつもせずに、ギターを弾きだした。

    いきなり音の洪水がケイコを包む。
    すごい‥‥音楽には詳しくないが、
    素人目に見ても凄さは感じた。
    とてもひとりで弾いているとは思えない。
    やがて激しい一曲目が終わり、一転して
    静かな曲が始まった。
    その時、その人と目が合った。
    ケイコの胸の奥でズキッと痛みが走った。
    弾きながらも、その人は目を逸らさない。
    ケイコも視線を外せなかった。
    そしてハスキーヴォイスで歌う。
    あっ!‥‥ギターの音とハスキーヴォイスが
    素肌に直接しみ込むような感覚があった。
    身体の中心が熱を持つのが感じた。
    ラブソングだ。
    英語なので歌詞は正確には解らないが
    ケイコはそう感じた。

    その人は圧倒的なテクニックで五曲ほど
    演奏して、やはり挨拶もなく、さっさと
    袖に隠れた。
    しばらく呆然としていたが、名前も解らないことに気づいた。
    店を出て、表のポスターを確かめると
    ライブスケジュールが貼りだしてあり、
    今日の欄に

    『アッシュ』

    とだけ書かれている。
    「女か男かわかんないじゃない!」
    思わずつぶやくと、背後にアルコールの
    臭気がした。
    いつの間にか、酔っぱらいのおじさん達がいた。
    「ねえちゃん、かわいいねぇ。これから
    一緒に呑まないかい?」
    「ごっ、ごめんなさい。待ち合わせしてるの。」
    「また、またぁ〜。‥‥いてっ!」
    おじさんを突き飛ばして、『アッシュ』がケイコの前に立った。
    「走るよ!」
    アッシュはケイコの手を取り、走り出した。
    アッシュの手は意外に小さく、
    とてもあんな演奏ができるとは思えなかった。
    踏切の高架下まで、一気に走った。

    ハァ‥‥ハァ‥‥ハァ‥‥ハァ‥‥

    荒い息を整えながら、アッシュが言った。
    「僕、おんなだよ!」
    そして、強引にケイコを抱き寄せ、くちづけた。
    「えっ‥‥んん〜。」
    首すじにもキスをする。
    「あっ‥‥いやっ、やめて!」
    思わずケイコはアッシュを突き飛ばしていた。
    頭の上を電車が轟音とともに通り過ぎていく。
    ケイコは、逃げるように走って帰った。

    続く












引用返信/返信

▽[全レス3件(ResNo.1-3 表示)]
■21964 / ResNo.1)  ギターを弾く女2
□投稿者/ いちこ 一般♪(6回)-(2015/07/02(Thu) 23:25:27)

    アパートに戻っても、激しい動悸が続いていた。
    「どうしてあんな、あんなこと!」
    首すじが、熱い。
    用を足すためにトイレに入って、ケイコは愕然とした。
    あっ、まさかそんな?!
    下着を下ろしたら、ソコが糸を引くほど濡れていた。

    ケイコは『アッシュ』について調べてみた。

    超絶ギターテクの女性歌手であること。
    ケイコより2歳若いこと。
    デビューして2年経つが、ぱっとしないこと。
    音楽のジャンルはブルースであること。

    あまり情報がなく、この程度だった。
    ケイコは次の日、あのライブハウスにいた。
    自然と足が向いていた。今日も出演するはずだ。
    昨日と同じく激しい曲のあと、あのラブソングが始まった。
    ケイコはアッシュの視線を待った。
    しかしアッシュはちらっと見ただけで、
    すぐにギターに集中した。
    ケイコはひどく傷ついている自分に驚いた。
    バカみたい。これではまるで恋する乙女ではないか?
    自分より年下で、しかも女性なのに。
    ライブが終わっても、しばらく動けなかった。
    いい大人が、なにをしているのだろう?
    溜息をついて出口へ向かう。
    出口の横にアッシュがいた。
    腕組みをして壁にもたれていた。
    目を合わせないよう、出ようとしたら、
    アッシュに腕を掴まれた。驚いて振り向くと
    「昨日はごめん!お詫びに飯を奢るよ!」
    と言って、アッシュはさっさと歩き出した。
    一度も振り向かないアッシュに、少しむっとしながらも、
    ケイコは大人しく付いていった。
    アッシュは呑むと饒舌になった。
    自分のことを「カズミ」と名乗った。
    ケイコは思わず吹き出した。あまりにも
    イメージと違ったからだ。
    二人で自分の名前の不満を言い合った。
    そしてアッシュは唐突に、ケイコの目を見つめ、
    「ねぇ、一目惚れって信じる?」
    と欲望にギラついた目でケイコを見た。
    女の子に求愛されたのは、初めてだったが
    ケイコは舞い上がった。

    女の子の一人歩きは危ないからと、
    アッシュは年下のくせに言い張った。
    でも部屋に誘ったのは、ケイコだった。
    そして靴を脱ぐ前にケイコは抱きしめられ
    キスをされた。
    今度はもう抵抗しなかった。

    続く








引用返信/返信
■21965 / ResNo.2)  ギターを弾く女3
□投稿者/ いちこ 一般♪(7回)-(2015/07/05(Sun) 13:27:39)

    アッシュとのセックスは、オトコとのそれに似ていると
    ケイコは感じた。身勝手で傲慢だと。
    でも決定的に違うのは、相手が女だということ。
    当然 女の身体を知り尽くしている。
    アッシュはケイコを楽器のように扱った。
    アッシュは、キスをしながら器用にケイコを素裸にした。
    ベッドに押し倒すと、楽器をチューニングするように
    両手と口で身体中の性感帯を調べられた。
    それからおもむろにケイコという楽器の演奏を始める。
    ケイコはアッシュの望むまま、声を上げさせられ、
    ほとんど強制的に何度もイカされ、
    ケイコがもう許してと懇願しても、
    自分が満足するまでやめなかった。
    アッシュが自分のソコとケイコのソコを
    合わせて動き始めた時、ケイコは痙攣していた。
    身体中いたるところに、キスマークを付けられ、
    ビクンビクンと痙攣しているケイコの耳元に口を寄せ
    アッシュは
    「ありがとう。またね!」
    と言って出て行った。
    ケイコは起き上がることもできずに
    ドアの閉まる音を聞いていた。

    それからアッシュは、たびたびケイコのもとを訪れた。
    セックス以外は優しいので、ケイコは惹かれていった。
    やがて「カズ」「ケイ」と呼び合う仲になったが、
    ふたりの間でアッシュの音楽の話は禁句だった。
    素人は、黙っててほしいとはっきり言われた。
    アッシュにとっての聖域なのだ。

    そんなある日、アッシュは曲づくりに行き詰まり、
    モヤモヤを抱えたままケイコのもとを
    訪れた。
    ケイコはアッシュのために食事の準備をしているところだった。
    いきなりアッシュは襲いかかった。
    「いやっ、ねぇ‥‥しっ、食事をしてからに。」
    「イヤだ。まずケイを食べたい!」
    後ろから抱きしめて、首すじにキスをした。
    「だめっ‥‥やめて‥‥あぁ。」
    右手はたくみに乳首を探り当て、
    左手は下着の下に潜り込み、クリを探し出し、
    同時に摘んで引っ張った。
    「かはっ‥‥くぅ‥‥」
    こうなるとケイコはアッシュのなすがままだった。

    数十分後、ケイコはキッチンの床を大量の潮で濡らし、
    へたり込んでいた。
    ぼんやりと拭き掃除しなきゃとケイコは思っていた。
    「まだだよ!もっと食べたい!」
    アッシュはケイコをベッドに連れていき、
    身体中にキスの雨を降らせた。
    ケイコに抗う気力は残っていなかった。
    アッシュはケイコの身体中の水分を
    絞り尽くすように貪った。

    アッシュは満足すると、ケイコの作った食事に手もつけず、
    さっさと着替え、出て行こうとした。
    「カズ、待ってよ!」
    ケイコは重い身体を起こし、声を絞り出した。
    「えっ‥‥」
    驚いてアッシュが振り向くと、
    まだ少し痙攣している身体でヨロヨロと
    立ち上がろうとしてよろめくケイコ。
    慌てて手を出したアッシュに
    「触らないでっ!!」
    とヒステリックに叫んでいた。
    ケイコは怒ったいた。

    続く











引用返信/返信
■21966 / ResNo.3)  ギターを弾く女4
□投稿者/ いちこ 一般♪(8回)-(2015/07/11(Sat) 19:04:30)

    「カズは、あたしの身体だけなの?
    いい加減にしてよっ!」
    「そっ、そういうわけじゃ。」
    「だいたい、自分勝手なのよっ。
    見える所にキスマークつけないでって言ったよね。
    それに私だってカズに触りたいよ。愛したいよ‥‥、
    カズのライブだってそうだよ。」
    これ以上、言ってはダメとケイコの頭の中で警告音が鳴ってる。
    でも、もう止まらなかった。
    「自分の曲を、好きなように演奏して
    聴衆はおいてきぼりよ。カズの演奏は
    そりゃすごいよ。でも無理矢理なのよ。
    聴いている人のこと考えたことある?
    ないわよね。いつも挨拶もしないじゃない?
    あなたの演奏はマスターベーションよ。」
    言っているうちから、アッシュの顔が
    みるみる怒りに赤くなってゆく。
    アッシュが一歩踏み出した。
    「きゃっ」
    ケイコは思わず屈み込んだ。

    でもアッシュは黙って出て行った。

    それきりアッシュは消えてしまった。
    あれからケイコは、連絡の取れなくなった
    アッシュをあらゆる方法で探したが、
    見つからなかった。
    ケイコは、きっちり一週間泣き続けた。
    それから少しずつ笑顔を取り戻していった。
    カラ元気だったが、笑顔でいると何人かの男が言い寄ってきた。
    でもケイコは誰とも付き合う気はなかった。
    どうしても彼女のことを忘れることが
    できなかった。
    どうしても、どうしても、どうしても
    忘れることができなかった。

    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

    アッシュが居なくなって一年が経とうとしていた。
    ケイコには生きている実感がなかった。
    そんな時、ケイコの元に一枚のエアメールが届いた。
    差出人の欄には『Kazu』と書かれていた。
    ケイコは封を開ける前に泣き崩れてしまった。
    中にはSDカードとメモが一枚。
    メモには『PASSWORD Kei's birthday』と書かれていた。
    「覚えててくれたんだ。」
    ファイルを開いてみると、カズがアパートの一室で
    ぎこちない笑顔で写っている。
    『ケイ、元気ですか?突然居なくなってゴメンね。
    あの時言われた言葉、正直傷つきました。
    でも冷静になると、その通りだと思いました。
    そこで一からやり直すことにしたの。
    あれから単身、ギターだけ持ってニューヨークへ渡りました。
    別れの挨拶でケイのアパートまで行ったけど、
    ケイの顔を見たら、くじけそうだったから、黙ってきちゃった。
    まずストリートライブから始めたの。
    運も良かったと思うけど、今のブロデューサーと出会えて、
    そしてなんとこちらでデビューが決まりました。
    やったね!』とガッツポーズをしてる。
    『それで、◯月◯日の◯時着の便で
    ブロモーションのため日本に帰ります。
    もしも、もしもケイにステディがいなかったら、
    成田に来て欲しい。
    来なかったら、二度と連絡しません。
    ケイと愛し愛されるエッチがしたい。
    来てくれることを願ってます。』
    「ばかぁ、なに言ってるのよ!もう。心配したんだから!」
    顔を赤らめながら、泣き笑いするケイコだった。








完結!
引用返信/返信

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■21943 / 親記事)  夜行バスの女
□投稿者/ いちこ 一般♪(2回)-(2015/06/20(Sat) 18:53:45)

    私はバス停で夜行バスを待っている。
    地元で大手建設会社に就職でき、
    東京本社での研修に参加するためだ。
    近くのイタリアンレストランから、
    ニンニクの焼ける香りが漂ってくる。
    前のおじさんからはかすかにタバコの匂いもする。
    自分は匂いに敏感な方だと思う。

    バスに乗り込み、一番後ろの窓際席
    何と無く、後ろの視線が気になるのだ。
    隣におじさんが来ませんように。
    目を閉じ、真剣に祈った。
    と、カツコツというパンプスの音とともに
    バラの香りが漂って来た。
    見るとあまりにも場違いな女性が入って来た。
    年の頃は二十歳前後、肩までのブロンドの髪に、
    白い肌、青い瞳にバラのくちびる。
    180cmくらいの長身に抜群のプロポーション。
    まるでファッション雑誌から抜け出た
    ような外人の女性だ。
    みんなが思わず振り返って見ている。
    その人が真っ直ぐ私に向かってきた。
    ふわっと私の隣りに腰掛けた。
    同時にバラの香りに包まれた。
    すごくドキドキした。
    その人は難しい顔をして前を見ている。
    声を掛けるかどうか迷った。
    実は英語が苦手なのだ。
    「ハ、ハロー。」
    「★*○・#$\*」
    さっぱり解らない。私は曖昧な笑顔を
    浮かべ、真っ赤になってうつむいた。
    その人はそれきり何も言わず、また
    難しい顔をした。

    恥ずかしい。恥ずかしい。恥ずかしい。

    やがて車内が暗くなったので、シートを
    倒して、さっさと寝ることにした。

    エッチな夢を見た。
    バラ園の花壇で、素裸でオナニーする夢。
    花壇の中にM字開脚で座り、左手は
    おっぱいを揉み、右手は割れ目をなぞる。
    ソコは恥ずかしいくらい濡れて‥‥
    バラの香りの中、声を押し殺していたが
    だんだん抑えられなくなり、とうとう、
    「アァッ!」
    自分の声に驚き、目を見開いた。

    自分の姿に驚いた。なんとニットのセーターと
    ブラがずり上がり、おっぱいが丸見えに
    なっている。
    そしてスカートも捲れ、股間には手が!

    えっ、えっ、なに、なに?!

    パニクるわたしの口を、きれいな白い手が塞ぐ。
    瞬間、バラの香りが強くなる。
    ブロンドの彼女が、周りを見て人差し指を
    口の前に立て、にっこりと微笑む。
    コクコクと返事をする私。
    それを同意と取られたのか、口を塞がれたまま、
    乳首をそのバラのくちびるで甘噛みされた。
    「! ! んんん〜」
    そのまま舌先で転がされる。
    別の手が、ショーツの中に潜り込む。
    ソコは濡れそぼってビチャビチャと
    音を立てた。

    続く








引用返信/返信

▽[全レス3件(ResNo.1-3 表示)]
■21946 / ResNo.1)  :夜行バスの女2
□投稿者/ いちこ 一般♪(3回)-(2015/06/21(Sun) 17:28:56)

    彼女の白い指が私のクリに触れるたび、
    ビクン、ビクンと反応してしまう。
    息苦しくなってきたら、彼女は口の手を
    緩めて指を入れてきた。
    器用に私の舌を摘まむと引き出す。
    ハァ‥ハァ‥ハァ‥
    そしてバラのくちびるで、私の舌を吸い上げた。
    チユバッ、チユバッと音がする。
    彼女の手が私のショーツに掛かったとき、
    脱がせやすいように自分から腰を上げてしまった。
    私は天使に魅入られ、愛されている
    ように感じていた。
    それほど彼女の美しい顔とバラの香りに酔っていた。
    だから、彼女の指が私の中に入ってきたとき、
    当然のように受け入れようと思った。
    でも‥‥痛かった‥‥
    「いっ、いたっ!」
    彼女は慌てて私の口を塞いだ。
    でもその時、バスにブレーキが掛かって
    私の体が前に持っていかれた。
    一気に深く貫かれた。
    「!!!!!んんん〜!」
    涙が溢れる。痛い。痛い。痛い。
    彼女はちょっと驚いたようだったが、
    中の指はそのまま、優しくキスをして
    少しずつほぐすように愛撫を再開した。
    おっぱいをやさしく揉み、乳首を舐める。
    中の指をゆっくり動かしながら、クリを
    やさしくタイピングする。
    なにより私を興奮させたのは、彼女が
    私の指を自分のソコに入れたことだった。
    ソコは熱く溶けて、別の生き物のようだ。
    私は稚拙ながらも必死に動かした。
    彼女の抑えたあえぎ声で私も濡れた。
    やがて自分なのか彼女なのかお互いの
    吐息が混ざり合い、自分が動かしているのか
    彼女なのか分からなくなり、
    私は体をビクンビクンと痙攣させイッた。
    彼女がイッたのかは分からなかった。
    それから泥のように眠った。

    朝、起きると服装はきちんと直されており、
    まるでなにもなかったかのようだ。
    しかし、アソコの違和感としっかり彼女と
    繋がれた手が夜のことを思い出させた。
    お互い何も話せないままバスを降り、
    別れ際、彼女は私の頬に軽くキスをして、
    「ほな、お達者で!」と言った。

    えっ、えっ、え〜?!

    驚いている私の手に手紙を残し、
    彼女は雑踏の中に消えていった。

    私は手紙を開いて読んだ。

    続く




引用返信/返信
■21955 / ResNo.2)  夜行バスの女3
□投稿者/ いちこ 一般♪(4回)-(2015/06/27(Sat) 07:11:14)

    それから数ヶ月があっと言う間に過ぎた。
    新しい環境に慣れるのと、仕事を覚える
    ので忙しかった。
    時々、お局さまの攻撃にあい、ヘコむことはあったが、
    基本的には楽しい職場だった。
    どんどん日々は過ぎていくのに、
    私は彼女を忘れることができなかった。
    一度会っただけで、連絡先も分からない。
    たぶんもう会えないであろう相手なのに。

    ほどなくして、私は香水を買った。
    バラの香りの。
    どうしようもなく淋しくなると、
    バラの香りを手に付け自分の口を塞ぐ。
    そうするとあの時のことが蘇り、
    自慰にふけってしまうのだ。

    一年ほど経ったある日、私は彼女を発見した。
    彼女はテレビの中にいた。
    英語が全くできないくせに、コテコテの関西弁を話す外人さん、
    しかもモデル並みの美貌ということでウケていた。
    大爆笑の音声の中、私は涙を流してた。

    私は彼女にファンレターを書くことにした。
    彼女から貰った手紙の文面をそのままに。

    『おおきに!ほんでごめん!!
    話されへんふりしたんは、緊張でパニクっていたからや。
    実はこれからオーディションがあるんや。
    そんでも、あんたのおかげでだいぶ
    リラックスできたわ。
    ほんまに感謝してるわ!ほんまはまた
    会いたいけど、あんたの大切なもん
    奪ってもうて、責任感じて会われへん。
    けど会いたい‥‥ごめん!忘れて!
    ほな、元気で!』

    彼女は気づくだろうか?

    数日が経ち、彼女から返事が来た。
    『LOVE』と、ひとこと。
    その下に Eメールアドレスが一行。

    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

    そして私は夜行バスを待っている。
    せっかく就職できた会社も辞め、
    アパートも引き払い、単身 上京し
    彼女のマネージャーになるつもりだ。
    近くのイタリアンレストランから、
    ニンニクの焼ける香りが漂ってくる。
    私の身体からはバラの香りが漂う。
    バスに乗り込むと一番後ろの席に
    高卒くらいの女の子が座っている。
    私は迷うことなく彼女の隣りに座った。
    きっと彼女はバラの香りに包まれているだろう。



完結!
引用返信/返信
■21963 / ResNo.3)  感想
□投稿者/ 奈々 一般♪(2回)-(2015/06/29(Mon) 12:24:01)
    どきどき・・・
    とっても興奮しました^^
完結!
引用返信/返信

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■21941 / 親記事)  キミ
□投稿者/ cross 一般♪(38回)-(2015/06/18(Thu) 13:04:24)
    (新しく書きます)
    暗い部屋の中で
    いつも考えている
    なぜ、僕は
    この世に居るのか
    なぜ、僕は
    人を好きになれないのか
    なぜ、僕は
    誰にも必要とされないのだろうか

    僕には、大切な人とかは居ない
    友達も居ない
    頼る相手すら居ない
    それが当たり前だって思ってた

    別に寂しくなかった
    ただ、同い年ぐらいの集団の学生を見ると
    悔しくて
    仕方なかった

    青春なんて
    僕の中にはなかった
    恋をしたこともないし
    部活だってしたこともない

    でも、このままじゃダメだって思って
    バイトを始めた

    そこで…やっと
    僕の居場所が見つかった

    そして
    恋をした

    キミに…


    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス17件(ResNo.13-17 表示)]
■21957 / ResNo.13)  無題
□投稿者/ cross ちょと常連(50回)-(2015/06/28(Sun) 13:11:47)



    嫌いなら
    嫌いと言えばいい
    傷つけたいなら
    傷つければいい
    ワタシは怖くない
    ワタシは大丈夫
    大丈夫大丈夫

    もう慣れてるから

    (携帯)
引用返信/返信
■21958 / ResNo.14)  無題
□投稿者/ cross ちょと常連(51回)-(2015/06/28(Sun) 13:13:48)


    くだらないね
    さっきの書き込み

    今までのことを思い出して
    書いてみた



    (携帯)
引用返信/返信
■21959 / ResNo.15)  無題
□投稿者/ cross ちょと常連(52回)-(2015/06/28(Sun) 13:17:27)



    気にしないでね(笑)
    普通に書いただけ
    弱音でもなんでもない
    スルーして

    小説
    引き続き お楽しみに

    (携帯)
引用返信/返信
■21961 / ResNo.16)  エンド
□投稿者/ cross ちょと常連(53回)-(2015/06/28(Sun) 16:37:58)



    ごめんなさい

    (携帯)
完結!
引用返信/返信
■21962 / ResNo.17)  感想
□投稿者/ 奈々 一般♪(1回)-(2015/06/29(Mon) 12:17:15)
    吸い込まれていくように
    読んでしまいました。
    とても面白かった♪
完結!
引用返信/返信

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■記事リスト / ▼下のスレッド / ▲上のスレッド
■21938 / 親記事)  走る女
□投稿者/ いちこ 一般♪(1回)-(2015/06/17(Wed) 22:18:33)

    私は走るのが好きだ。
    夜の街を走るのが好きだ。
    走っている時は、嫌な事も忘れられる。

    ‥‥嫌な事‥‥

    そう、最近パートナーと別れたのだ。
    あの娘がバイなのは、知っていた。
    でもよりによって、男に奪われるとは。

    走っていると、嬉しい事もある。
    それはユイだ。
    彼女から声を掛けてきた。
    折り返し地点の公園でストレッチをしていたら、
    目の端にピンク色の物体が、向かってくるのが見えた。
    良く見ると、150cmくらいのダイナマイト
    ボディーの女が走ってくる。
    大きな胸がユサユサ揺れる。
    ‥‥オイオイ、その胸は犯罪だぞ‥‥
    目の前にまで来ると、息を切らして
    「おネェさん、めっちゃ速いやん。
    オリンピックの選手なん?」
    そう言ってニコッと笑った。
    ‥‥うわっ、ヤバイ。心を鷲掴みされた‥‥
    「いえいえ、ただのOLですよ。昔、
    陸上部だったんですよ。」
    「ふ〜ん、だからそないにペターンと
    してスレンダーなんや。」
    ‥‥オイオイ、ペターンは、ひどいぞ。論点変わっているし‥‥
    「あっ、うちはユイゆうねん。おネェさんは?」
    「わたしはナオです。」
    「なぁ、一緒に走ってくれへん!うち いまダイエットしてんねん。」
    「いいですよ。」
    「ほな、行くで!」
    と、勢い良く走りだした。
    ‥‥えっ、いまかよ!‥‥
    私はマイペースで走り出す。
    ユイの始めの勢いは、すぐに遅くなり
    追いついた。
    「ほら、頑張ってください。痩せられませんよ。」
    「え〜、いけずやなぁ。ちょっと歩く〜。」
    「仕方ないですね。付き合います。」
    ‥‥鷲掴みされた弱味だ‥‥
    「あ〜、こないやったらダンナに
    嫌われるわ〜。」
    ‥‥ガクッ。人妻かよ。‥‥

    それから何回か一緒に走り、仲良くなり
    ユイのことが色々分かった。
    結婚して一年半だということ。
    ダンナの帰りがいつも遅く、時間を持て余し
    ダイエットも兼ねて走り始めたこと。
    休日もダンナは友達優先で、あまり家に
    いないこと。
    ダンナの会社の異動で関西から引越してきたこと。
    こっちではまだ友達が少ないこと。
    などなど‥‥

    ある日ユイが、ダンナが出張で3日いないとこぼした。
    軽い気持ちで誘った。
    「良かったら、泊まりに来る?」
    ‥‥下心はないよ。少ししか。‥‥
    「ほんま〜、うれしいわ〜。」
    ピョンピョン飛び跳ねた。
    ‥‥うわっ、だから胸がヤバイって‥‥
    二人でコンビニに寄り、ワインとチーズを買って帰った。
    自分が先にシャワーを浴び、
    ユイがシャワーを浴びている間に、
    リビングのローテーブルにグラスとワインとチーズを並べる。
    「あ〜、サッパリしたわ〜。」
    ユイが頭にタオルを巻き、Tシャツと
    スウェットパンツで現れた
    ‥‥えっ、ノーブラですか?ポッチが
    見えてますよ!‥‥

    主にユイのダンナの愚痴を聞いてやる。
    そこで、新事実発覚!
    ここ半年くらいセックスレスらしい。
    「こないなええ体してるのに〜。」
    と自分の胸を両手で持ち上げる。
    ‥‥うわっ、どれだけ誘惑するの?‥‥
    「ところでナオはどうなん?」
    「はっ?なにが?」
    「エッチに決まってるやん!」
    わたしは最近、別れたことを告白した。
    「他に好きな人ができたって言われた。」
    「え〜、ひどいやん、その男。かわいそうナオ。」
    ‥‥男じゃなくて女ですけどね。‥‥
    ユイが涙ぐむので、慌てた。
    かわいそう、かわいそうと泣きだした。
    困っていたら静かになった。
    寝ていた。
    ‥‥かわいいヒト‥‥
    タオルケットを掛けてやる。
    無防備に寝ているユイのぽってりとした
    半開きのくちびるに吸い寄せられた。
    ‥‥酔っ払ってるから大丈夫よね‥‥
    軽くついばむようにキスをする。
    と、突然ユイの手が私の後頭部にまわり、
    熱烈なキスをしてきた。
    片手はわたしの股間を探るように動く。
    そして突然動きを止めた。
    「あれっ、ない!」
    ユイが叫ぶ。
    ‥‥誰と間違えたの?私には付いてないから‥‥
    「ご、ごめんやで。」
    私は軽い嫉妬を覚え、意地悪したくなった。
    ユイの耳元でささやいた。
    「だめ、もう火がついて止まらない。」
    ユイはガバッと起き上がり、私を見つめ、言った。
    「ええよ!ナオなら。
    ナオがうちのこと、
    エッチな目で見てんの知ってたし!」
    ‥‥あちゃー、バレてたか。‥‥

    それからのユイは、奔放で貪欲だった。
    もっと、もっとと何回でも求めてきた。
    私も求められるまま、何回でも応じた。

    翌朝、トーストの焼ける匂いとコーヒーの香りで目が醒めた。
    起きてキッチンに行くとユイが朝食を作っている。
    ‥‥オイオイ朝から裸エプロン?!‥‥
    「あっ、おはよー。」
    ユイが包丁を持ったまま近づいてくる。
    思わず後ずさると、目を閉じて唇を突き出す。
    チュッとキスをしてやると、
    「うち、決心した!」
    ビシッと包丁で私を指すと、
    「ナオのお嫁さんになるっ!
    あんなダンナとは別れたるわ。」
    そして、とどめに悩殺笑顔だ。
    ‥‥あたたたっ、コ、コイツは!‥‥
    包丁をよけつつ、ギューとハグした。
    「くっ、くるじい〜。」
    「うるさいっ、我慢せい!」
    不覚にも、ウルッとした自分を見せたくなかった。
    やがて私の右手はユイのお尻から、
    その中心へと伸びていった。






引用返信/返信



■記事リスト / ▲上のスレッド
■21894 / 親記事)  愛〜蜜の味〜
□投稿者/ cross 一般♪(1回)-(2015/05/13(Wed) 05:46:46)

    僕は、生まれたときから一度も人を愛したことはなかった

    多分、小さい頃からの虐めが原因だから人間不信な部分もあるのかもしれない

    僕は性別関係なく
    人が怖い
    いつ裏切られるのかが怖くてたまらないから
    自分から自然に距離を置いてしまうのだ
    あ、自己紹介忘れていました
    僕の名前は
    川西 類兎(かさい・るいと)
    19歳 フリーター

    今は、なんとか
    夜のBARで働いて食いつないでる
    働いてもなにをしても実感などワカなくて
    友達も居ない生活
    スマホを持っている意味が無い…

    このまま孤独が続いてしまうのではないかといつも考えて
    毎日 毎日
    怯えている。

    そんな、ある日のこと

    プルプルプル♪
    プルプルプル♪

    携帯が鳴り響き
    目を覚ました

    類兎
    『ん?なんだろ』

    携帯を見てみると
    店長からの連絡だった

    類兎
    『なんだ?今日は確か、休みなハズなのに…はい、もしもし川西です』

    店長
    『あ、、もしもし?川西?まじゴメン
    休みなのに…従業員が足りなくてさぁ…悪いんだけど、今日来てくれないかな?』

    従業員は全員合わせて六人ほど
    そのうち3人くらいが無理だと言うことで急きょ、僕が代わりに出勤することになった

    類兎
    『わかりました、いつもの時間帯に行きます』

    店長
    『うん、じゃあ、6:00くらいにきて本当にゴメン』

    類兎
    『いえ、謝らないでください…それじゃ失礼します』

    仕方ない
    クビにならず二年も働かせてくれたんだから文句なんて言えない
    こんな僕を受け入れてくれた唯一の味方でもあり姉的な存在で理解者…

    給料も最近upしたから
    バイトについては
    特にイヤではなかった。

    約束通りの6:00僕はBARへと向かった

    類兎
    『お疲れさまです』
    店長
    『おぉー川西 待ってたよ(笑)』

    類兎
    『大袈裟ですよ、店長…着替えてきますね』

    いつも通りの会話
    なのにやっぱり
    心は寂しかった

    着替え室に入り
    白いYシャツを着て黒いズボンを穿き
    慣れた手つきで
    最後にネクタイを縛る

    類兎
    『よし…』

    一息ついて
    また店長が居た
    休憩室へ向かう

    この繰り返しだ
    満たされない思いが溢れ出していた

    店長
    『やっぱさ、川西って男っぽいよね〜なんでもかんでも無言で真剣に一つのことをきちっとするし…あんたが男だったらあたしまじで惚れてたかも』

    いきなりなにを言い出すのかと思えば
    コレだ
    正直、その言葉で傷付く

    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス46件(ResNo.42-46 表示)]
■21936 / ResNo.42)  愛〜蜜の味〜デアイ
□投稿者/ cross 一般♪(34回)-(2015/06/17(Wed) 11:27:15)

    類兎
    『だれに命令されてこんなことしてるの?』


    『私がアナタのメイドになりたいから…ずっと見てた…アナタが私のご主人様になってくれたら幸せだろうなぁって』

    嘘だ、僕を好きになってくれる人なんて居ない
    椋さんともあれは
    成り行きでやったことだし向こうは恋愛感情なんて僕にはないと思う

    類兎
    『もういいですか?そういう嘘…嫌いだから失礼します…』
    そう言ったときには遅かった
    急に車を走らせて逃げないようにだと思うけど全然、自宅に向かう道ではなく見知らぬ道を走ることになった…


    『嘘なんて、ついてません…ご主人様』
    類兎
    『車、止めてください貴女と話す気は無いので』


    『嫌です…』

    類兎
    『ふざけてる?』


    『本気ですよ?私は』

    やっぱりおかしい
    いきなり現れて
    僕の名前を知っているなんて、渚さんとか店長や椋さんしか…
    まさか、この中に
    こういうことを仕組んだ人が居るんじゃ?
    いや、そんなことはないか…


    『着きましたよ…』
    いろいろ考えているうちにでっかいお屋敷に車を止めていた
    類兎
    『どこだよ、ここ』

    『今日から私とご主人様が住む家です』
    はぁ!?なんで…
    アパートはどうするていうかいきなり知らない女性と住むとか訳わからない

    類兎
    『僕にはアパートがあるし大家さんに迷惑かけるから…帰らせて』


    『契約解除してきました大家にはちゃんと伝えてあります、川西 類兎さんは引っ越すことになったのでと…』

    類兎
    『勝手なことを言うな!』


    『勝手じゃありません、ご主人様は誰にも渡さない…さて、お屋敷に入りましょご主人様のお荷物はもう中にありますので』

    妙に怖い
    誰にも渡さないとかご主人様とか
    全てがおかしい
    そんなことって
    普通、あるのだろうか
    僕はどうしたら…


    『ご主人様?』

    類兎
    『…わかった』

    仕方なくそのお屋敷に入ることにした
    もう逃げられない
    だったら自然に任せようと心に誓った

    類兎
    『うわ…広い…』


    『前の家主さんから引き受けたのです、その方は結構、有名な資産家だったそうです』

    類兎
    『そうなんだ、でも…二人で住むのには広すぎじゃ?』

    と、言ったら
    彼女は目を輝かせた

    『ご主人様っ!!やっと私のことを…今、すごく感激ですっ』
    類兎
    『べ、べつに…もう僕には住む場所が無いんだから仕方なくだよ…勘違いしないで』



    (携帯)
引用返信/返信
■21937 / ResNo.43)  愛〜蜜の味〜デアイ
□投稿者/ cross 一般♪(35回)-(2015/06/17(Wed) 18:27:10)


    『それでも嬉しいです…ご主人様』

    キャッキャする
    この女
    絶対に何かあると
    僕は試しに
    後ろから抱きついた

    ぎゅ…


    『ハンッ…ご、ご主人…様…』

    後ろから抱きついただけなのにもう感じてる
    予想だけどもうこの女はだれかに操られているか調教を受けてこうなったのかもしれない
    どちらにしろ
    その可能性は高い

    類兎
    『もう一度聞くよ?キミは誰かに命令されて僕に近づいたんだろ?』

    耳元で囁き
    ねっとりと舐める

    ぺろぺろ


    『フッ…ンンッ…ち…が…う…』

    類兎
    『じゃあなんで抱きついただけで感じるの?おかしいよね…それともマゾ?』

    興味の無い子から
    近寄られるのは
    誰だって嫌なはず
    たとえセクシーな体型で異性にモテそうな女なんて信用できない


    『性感が強い…だけ…です…ンンッ』

    類兎
    『ふーん、嘘だな…じゃあ裸になって
    証拠を見せてよ?キスマークや何かしらの痕が残っているはず…』

    すると
    すごく嫌がった
    あれほど僕の耳を舐めたりしたのに脱ぐのを拒むのは
    やはり怪しい
    だから、無理やり
    服を脱がすことにした


    『やだっ…やめてっ』

    類兎
    『僕はうそつきが大嫌いなんだよ…だから疑わられたくないなら…』

    ブリッ

    強引に服を破り
    肌が露わになった
    お腹を見ると謎の
    痣があった
    誰かに殴られたようなそんな感じの痕

    類兎
    『やっぱりね、あんた…誰かに命令されてるんだね?』

    ブルブルと体を震え僕を怯えるような目で睨みつけた

    類兎
    『なんだ…その目は…あんたがイケないんだよ…嫌なら 僕の目の前から消えて』


    『違う!!私は誰にも命令なんてされてないっ、貴女が気になってご主人様になってほしかったから近寄ったんです!!だから…』

    ポロポロと涙が溢れ流れ落ちる
    まるで誰かに口止めされてるように見える
    口止めされてるから苦しくなる
    そう確信した

    類兎
    『わかった、これ以上は聞かない…でも誰かがあんたを操っているのは確信出来たあんたが否定しても僕のこの思いは変わらない あんたから真実を聞くまでは僕からはなにも言わない』


    『………』

    なにも答えなかった胸元がモロ見えなので服を着替えるように言った

    類兎
    『服…着替えてきな』


    『いやです…』

    類兎
    『え?』

    濡れた頬を拭い
    僕のところへ近づき手を握って
    長い長い階段に連れて行かれ
    二階に上がった


    (携帯)
引用返信/返信
■21939 / ResNo.44)  愛〜蜜の味〜デアイ
□投稿者/ cross 一般♪(36回)-(2015/06/18(Thu) 11:53:29)

    すると
    すぐそこに、古い
    扉があった

    そこを開けると
    ベッドがポツンと
    置いてあった

    類兎
    『なにがしたいの?』

    腕を強く掴み
    ベッドへと連れて行かれ
    押し倒された

    ドサッ

    類兎
    『……』

    だいたい予想は
    出来る
    この女がなにをしたいのか


    『……ご主人様…』
    首筋に顔をうずめ
    犬みたいにチロチロと舐めてくる

    類兎
    『っ…くすぐった…』

    すぐに起きあがろうとしても
    また倒される
    女って本当に悪魔だ

    『おいしい…ご主人様…』

    ちゅ…ちゅれろっ

    類兎
    『んぐっ…ぁうっ…』

    口の中でこの女の舌が走り回る
    歯茎 歯 舌 唇
    すべてを舐めて吸われた

    類兎
    『……んっ…』

    結『…素敵…』

    僕の服に付いているボタンを少しずつ外し脱がしていく
    慣れた手つきで
    すぐに下着一枚の姿が露わになった

    類兎
    『…好きでもない僕を無理やり抱いても楽しくないよ?』


    『私はご主人様に気に入ってほしい…』
    類兎
    『………』


    『責任取ってください…私の服を破ったんだから…』

    また唇を塞がれる
    椋さんにどこか
    似ていた容姿も声も唇の柔らかさも
    もしかして双子?
    そう思うくらいだった


    『…濡れてない…』
    類兎
    『気持ちよくないからね』

    ムスッと顔をして
    ヤケになり始め
    半分強引に乳首を触りだした

    類兎
    『ん…あんたに命令してる相手にも同じことしてるんでしょ?』


    『違います…』

    ぺろぺろぺろ

    下着越しからでも
    生暖かさが伝わる
    乳首は弱い
    誰だってそうだと
    思うけど

    類兎
    『ん…んっ…んん』
    結『ふふ…可愛い…ご主人様ぁ…』

    類兎
    『いつまでやるの…やめてくれよ』

    僕はやっと起き上がり
    その場からとりあえず去ろうと思ったがやっぱ無理だった

    むぎゅ


    『イクまでします…』

    ぺろぺろ
    首筋はこの女の唾液で濡れている
    僕は絶えられず
    ベッドに倒れた

    類兎
    『んん』


    (携帯)
引用返信/返信
■21940 / ResNo.45)  ごめんなさい
□投稿者/ cross 一般♪(37回)-(2015/06/18(Thu) 12:11:52)


    小説
    止めます
    ごめんなさい。

    (携帯)
完結!
引用返信/返信
■21976 / ResNo.46)  NO TITLE
□投稿者/ yh 一般♪(1回)-(2015/08/16(Sun) 01:40:48)
    続きが気になります。もし良ければ続きを書いてもらえますか?勝手ですかね…(^◇^;)

    (携帯)
引用返信/返信

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