■22324 / ResNo.58) |
すこしづつ…U-56
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□投稿者/ 桃子 一般♪(39回)-(2018/07/21(Sat) 11:46:08)
| 「南郷さん 大丈夫だった? そんなこと言って…」
「最初は びっくりしてた…(笑) でも…わかるって言ってくれて… あたし…出掛けても11時には帰るんだよ(笑) シンデレラよりも早いんだから!けど…さすがに…指1本も触れないっていうのは…ね(笑) だから 歩く時は 腕組んでる(笑) 」
コウちゃんと腕を組んで歩くだけで嬉しかった頃を思い出した。
「だからさっ あたし…焦る気持ちはないんだ… ゆっくりゆっくりしあわせになっているモデルが 目の前にいるから(笑) ただ…南郷君と話をしようとしない親父の態度が 腹立つんだよなぁ」
食事会は 翌週の土曜日に決まった。
「土曜日…おば様は?」
ミカから打診されたのは 水曜日だった。
「留守番(笑) ちょっとムクれてるけど… 」
「おじ様と一緒は無理かな?」
「そんなことない! むしろ 喜んで来ると思うけど…いいの?」
「うん…実は…ウチの母が 恭子のご両親に会いたいって言いだして…厚かましくて ごめん…」
「そんなの 全然 気にしないで! コウちゃんに 『腕によりをかけるように』 言っておくから(笑)」
「“ウチの人” じゃないの?(笑)」
「まだ そこまでは熟してないっ!(笑)」
「そうなんだぁ( *´艸`) 」
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