ビアンエッセイ♪

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ



貴女の官能的なビアンエッセイやノベル
い〜っぱい投稿してくださいね♪

☆ サーバのトラブルで
☆ 最近のデータがなくなってしまいました
☆ 申し訳ありませんm(_ _)m

■ 登場人物は「女性のみ」でお願いします♪
■ 卑猥な日本語も使わないでくださいね。
■「新規作成」から新規投稿ができます。
■ 続きは新規ではなく子記事として投稿してください。
■ 当面 imgタグや、画像アップ機能も利用可能です♪
  著作権付きの画像、法律に触れる画像はダメですよ〜
■ 24時間以内に作成されたスレッドは New で表示されます。
■ 24時間以内に更新されたスレッドは UpDate で表示されます。

記事リスト ( )内の数字はレス数
Nomalペット 《プロローグ》(5) | Nomal17年たった今も愛しているよ♪(0) | Nomal愛と恋(仮題)(0) | Nomalサドとマゾ(仮題)(0) | Nomalノンケとオカマ(仮題)(0) | Nomal女子校奇譚(仮題)(4) | Nomalノンケとビアン(仮題)(2) | Nomal恋人募集(仮題)(1) | NomalSとM(仮題)(2) | Nomal先生と私(仮題)(2) | NomalYとK(仮題)(2) | Nomal挿し木(2) | Nomal百合色のキャンパス(1) | Nomal主婦まりえの憂鬱1(20) | Nomalすこしづつ…V-1(27) | Nomalどうして私は・・(8) | NomalNO TITLE(0) | Nomalバレンタインはどうなるる? 前編(1) | Nomal愛してる(0) | Nomal女社会1(22) | NomalGLOOVE(2) | Nomalボクの愛する人(0) | Nomal片想いの狼(2) | Nomal片思いの狼1(0) | Nomal僕に彼女が出来たんだ。(8) | Nomal すこしづつ…U(62) | Nomalアヤナミ1(14) | Nomalすこしづつ…@(43) | Nomalみはるとサツキ1(6) | Nomal断捨離(2) | Nomal転校生A(10) | Nomal痴漢少女A(7) | Nomal窓際の彼女(17) | Nomalエステティシャンの恋1(10) | Nomalクリスマスの夜に1(2) | Nomalレン・アイ1(12) | Nomal僕の愛するヒト(25) | Nomalキモチクナイ1(10) | Nomalノンケの彼女1(7) | Nomal『泡沫の秘め事』(0) | Nomalギターを弾く女(3) | Nomal夜行バスの女(3) | Nomalキミ(17) | Nomal走る女(0) | Nomal愛〜蜜の味〜 (46) | Nomal少女たちの物語(2) | Nomal再開(12) | Nomalアイヒト(2) | Nomalねえ、先生。(3) | Nomal初めての夜(1) | Nomalお久しぶりです。(25) | Nomal実際に見た夢の話(1) | Nomal天使の声(2) | Nomal褐色の赤(10) | Nomal甘い口づけ(16) | Nomalだいすきなメル友2(0) | Nomalだいすきなメル友(5) | Nomal大嫌いな人1(0) | Nomal(削除)(6) | Nomal青い空の白い雲 第一話(1) | Nomal純白の花嫁(12) | Nomal首元に三日月(2) | Nomal(削除)(32) | Nomal愛してるから、愛してるから、(1) | Nomal永遠の願い 1(1) | Nomal青春のすべて(1) | Nomalscene(2) | Nomal深海 1(1) | Nomal歳の差から生まれる心の距離はありますか?(50) | Nomalヤクソク(8) | Nomal赤い糸(1)(4) | Nomal君のために(27) | Nomalあの夏(5) | Nomalリバな関係(4) | Nomal続・ご褒美(12) | Nomal大切なひと(16) | Nomal探しています(0) | NomalSolitudE(7) | Nomal恋をして 愛を知った(1) | Nomal妄想(0) | Nomal宿題(35) | Nomal女同士(0) | Nomalティータイム(5) | Nomal宝物(1)(4) | Nomal今を生きる(0) | Nomal愛しいあなたに花束を(1) | Nomal切り取られた世界の中で。(0) | Nomal初めも終わりもKISSから(1) | Nomal漆黒の夜(8) | Nomal禁断の恋(4) | Nomal夜の蝶。(1) | NomalNO TITLE(13) | NomalEstacion.(16) | NomalLove Blue(0) | Nomal罪愛(3) | Nomal●ビートポスト●(1) | Nomal恋唄 第二章 1(13) | Nomalうさぎ病<続>(15) | Nomalラストスマイルはもう響かない(6) | Nomal天使のカンムリ(6) | Nomal笑顔(4) |



■記事リスト / ▼下のスレッド
■20155 / 親記事)  飛行機雲
□投稿者/ ざぶ 一般♪(1回)-(2007/10/09(Tue) 12:58:39)
    性同一性障害的な内容が含まれます。




    何処までも続く

    蒼に

    ひとつ

    飛行機雲

    まっすぐ

    まっすぐ

    白を描く

    君が見る

    蒼にも

    この白が映るだろうか

    同じ様に

    想っては

    くれないだろうか

    蒼に引かれた

    白が君の蒼まで

    届どいてはくれないだろうか。



    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス3件(ResNo.1-3 表示)]
■20159 / ResNo.1)  『キオク』
□投稿者/ ざぶ 一般♪(2回)-(2007/10/10(Wed) 10:22:42)


    君は覚えてる?

    暗くなった道を

    手を繋ぎ歩いた帰り道

    5分もかからない道を

    ゆっくり

    ゆっくり

    惜しむように歩いた時の事を。

    あの時どれだけ

    家までの距離が

    遠く

    長く

    ならないかな

    なんて思った事か。

    きっと

    この幸せはずっと

    続くんだと

    一人勝手に思ってた。

    毎日が嘘の様に楽しくて

    先に潜む闇すら

    君が一緒なら乗り越えられる

    なんて思ってた。

    君がいた事で

    僕は強くなれた。


    約束するよ。

    僕は君を置いて

    何処かになんか行ったりしない。

    強く想うよ。

    君だけは








    決して失いたくないと。



    (携帯)
引用返信/返信
■20160 / ResNo.2)  『春夏秋冬』
□投稿者/ ざぶ 一般♪(3回)-(2007/10/10(Wed) 10:45:42)


    春には桜を見に

    近所の公園に行ったね。

    君は楽しそうに

    『キレイだね。』

    って何処か遠くを見るように桜の木を見上げて言った。

    『また来年も来よう。』

    僕も迷わず答えたっけ。

    繋いだ手の温かさに

    少しだけ心が暖かくなった春の日だった。


    夏になると海へ行ったね。

    照り付ける陽射しに

    君は目を細くして

    僕に言ったね

    『私は、夏が一番好き』

    嬉しそうにはしゃいで

    波と戯れる君は

    肌がこんがり焼けて小麦色した僕の天使だった。


    オレンジ色に空が模様を変えてくると

    いつだって決まってこう言うんだ。

    『帰りたくないね。』

    寂しそうな顔をして

    子供みたいに泣きそうになって

    人がまばらになった砂浜をジーッと見つめていた。

    だから僕も決まってこう言う。



    『また来ようね。』



    振り向く君にキスをして、僕達は、ようやく重い腰を上げるんだ。


    秋になるとお祭りに行ったね。

    君は子供みたいに

    キャーキャー言って

    あっちへ行ったり

    こっちへ行ったり。

    手を繋いでないと

    何処かへ行ってしまいそうだった。



    冬にはイルミネーションを見に色々な所に行ったね。

    七色に着飾る冬の東京に目をキラキラさせて

    『ずっと一緒。』

    なんて愛を誓った。




    楽しい事が好きで

    外に出たがる君に

    僕は一つだけ申し訳ないと思った事があったんだ。






    それはね、





    僕が男じゃないって事。




    いくら夢を見たって


    いくら神に願ったって


    それは変わりようのない


    事実だった。


    知ってたよ。


    君がソレを気にしていた事くらい。

    分かってたけど

    僕にはどーする事も出来なかったんだ。



    (携帯)
引用返信/返信
■20161 / ResNo.3)  日常
□投稿者/ ざぶ 一般♪(4回)-(2007/10/10(Wed) 12:30:16)


    毎日一緒にいれば

    誰だって喧嘩くらいする。

    分かっていたけど

    やっぱり辛い時もあったね。

    君を想って

    別れようと決めた時

    本当は、僕が弱かったんだって今なら思えるよ。

    傷付けて

    傷付けられて

    それでも僕達は笑っていた


    君が居て当たり前の日常が僕を麻痺させてたんだね。



    (携帯)
引用返信/返信

■記事リスト / レス記事表示 → [親記事-3]



■記事リスト / ▼下のスレッド / ▲上のスレッド
■20140 / 親記事)  人生の岐路
□投稿者/ 笹 一般♪(1回)-(2007/10/07(Sun) 15:00:08)





     紅葉の季節に移り変わる時、彼女と出会った。それが運命とも知らずに…。



    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス12件(ResNo.8-12 表示)]
■20217 / ResNo.8)  人生の岐路8
□投稿者/ 笹 一般♪(9回)-(2007/10/20(Sat) 00:05:38)
    「全然大丈夫ですよ。」
    この時はまだ、何も思わなかった。

    まずはお互いの事を知り、趣味や最近の事を語り合った。

    そして、恋愛の話に変わった。


    (携帯)
引用返信/返信
■20220 / ResNo.9)  人生の岐路9
□投稿者/ 笹 一般♪(10回)-(2007/10/21(Sun) 14:04:04)
    「しずかさんは彼女いてますか?」
    「いるよ。もう付き合って3年になるかな〜ミクさんは?」
    「私はいません。今まで男の人しか好きになった事なくて、でも、昔、幼なじみを好きになった事があって…恋なのか友達としてなのか分からないままですけど。」



    (携帯)
引用返信/返信
■20233 / ResNo.10)  人生の岐路10
□投稿者/ 笹 一般♪(11回)-(2007/10/24(Wed) 07:03:59)
    「ふ〜んそうなんだ。」
    『男の人しか好きになった事ないって言ったから怒ったかな…』
    文章を入力してる時に、しずかさんからコメントがきた。
    「それで彼氏いてるの?」慌てて
    「いてないです。」と否定した。


    (携帯)
引用返信/返信
■20234 / ResNo.11)  人生の岐路11
□投稿者/ 笹 一般♪(12回)-(2007/10/24(Wed) 07:46:31)
    「じゃあ好きな人は?」
    「好きな人もいないです。」
    「昔、幼なじみを好きになった事詳しく知りたいな〜話したくなかったら別にいいよ☆」
    「今は、友達として付き合ってるけど、昔は、なぜかドキドキしてたの。」
    「どういう時にドキドキしてたの?」
    そこまで考えた事がないので、しば%8

    (携帯)
引用返信/返信
■20235 / ResNo.12)  人生の岐路12
□投稿者/ 笹 一般♪(13回)-(2007/10/24(Wed) 21:05:04)
    そこまで考えた事がなかったので、しばらくて入力した。
    「目が合うだけでドキドキしたり、一緒にいるだけで楽しくなったり、とにかく自分のものでいてほしかったんです。」


    (携帯)
引用返信/返信

■記事リスト / レス記事表示 → [親記事-9] [10-12]



■記事リスト / ▼下のスレッド / ▲上のスレッド
■20117 / 親記事)  お題小説 G
□投稿者/ 映美 ベテラン(227回)-(2007/10/01(Mon) 09:50:34)
    スレッドが一杯になりましたので新しく立てさせて頂きました

    次のお題【約束】でお願いします^^
引用返信/返信

▽[全レス71件(ResNo.67-71 表示)]
■21320 / ResNo.67)  さよなら
□投稿者/ 薫 一般♪(1回)-(2009/03/26(Thu) 08:03:16)


    春は別れの季節だってね


    私は出会いの季節だと思ってたけど


    卒業式とかあるもんね


    それに…離任式。


    大好きな担任の名前を新聞で見つけた時、私は口が塞がらなかった。


    何で…?


    そりゃそうか、もう8年もあの学校に居たからね。


    年がだいぶ離れてたけど


    私は先生が好きで


    それは恋だったのか、今思えばよく分からないけどさ。


    だけど先生が居たから学校に通えてたし、悩んだ時は、友達以上に心配してくれたよね。


    また違う学校で、新しい教え子と仲良くね?


    さよなら、先生。


    私、就職して頑張ってるよ。


    先生に出会えて良かった。。




    次のお題は『桜吹雪』でお願いします。

    (携帯)
引用返信/返信
■21321 / ResNo.68)  桜吹雪き
□投稿者/ 麒麟 一般♪(1回)-(2009/03/27(Fri) 01:53:24)
    去年は一緒に桜をみたね。そばも食べて。

    今年はキミは誰と桜を見るのかな。

    全ては自分が招いてしまった結果。決めた決断。
    キミが近過ぎて、大事にされ過ぎて、きっと麻痺していたんだと思う。

    年上だったキミに甘えていた。
    変えたかった。甘過ぎる自分。

    桜吹雪きの向こうにキミがいたらと願ってしまう。


    次は『バカ犬』でお願いします。

    (携帯)
引用返信/返信
■21322 / ResNo.69)  バカ犬
□投稿者/ 花子 一般♪(1回)-(2009/03/27(Fri) 03:49:05)
    散歩の途中ちょっとした喧嘩。

    不機嫌な君は、いつもの角を曲がると早足になった。

    待ってよと声をかけても
    君はふりむきもせず 知らない路地に入り込む

    私は路地の前で立ち止まる
    追うと行き違いになるかもしれない

    そう思った私はいつもの場所で君を待った。


    迷子になった君は

    迷路の中でやさしい人に出会う
    そのひとに惹かれて君はついていく

    待っている 私のことなど忘れて。

    君はその人のもとに居候。

    絶対戻る
    そう信じて私はあの路地で毎日君を待った

    しばらくして

    やさしかったその人に
    君は冷たく追い出された

    行き場所なくして 
    君はまた迷路の中

    ほら。ごらん
    君を飼いならすのは
    私しかいないんだから。

    待ってたよ 

    あの場所まで迎えにいくから

    帰っておいで バカ犬。。






    次は『エイプリルフール』で



引用返信/返信
■21324 / ResNo.70)  エイプリルフール
□投稿者/ イチカワ 一般♪(1回)-(2009/03/29(Sun) 13:51:45)
    それは些細な行き違いが発端だった。

    これまで何度となく繰り返された、言葉の応酬。


    仕事帰りで疲れた声をしたアヤノさん。

    春期講習期間中だからだろう。

    ここ数日、彼女は忙しくて。

    デートはおろか、

    電話しても途中で眠りこける有様だった。


    しょうがない。

    分かってる。

    元々私も生徒だったんだ。

    彼女の生活はよく分かっている。


    授業が無い時間も、

    生徒たちからの質問に極力対応し、

    常に生徒たちがその周りを囲んでいるような、

    生徒からの人気も抜群の、

    面倒見がよく、熱心で、

    優しくきれいな先生。


    そんな先生が、私は大好きで。

    気付いたら、恋をしていた。


    いつもいつも先生の周りを付いて回って。

    志望大学にも合格して。

    そして、卒業を待って、

    プライベートで遊びに連れて行ってもらって。


    そうして、デートを重ねていって、

    告白をし、幸運にも付き合うようになって、

    もうすぐ半年になる。



    付き合う前に、言われた言葉。


    「カオリ、知ってると思うけど。

    私、こういう生活だから。

    あんまりデートもしてあげられない。

    でも、大事にする。

    それでも、いいかな。」


    そんなの、分かっているつもりだった。


    それでも、「大事にする」が嬉しくて。

    その台詞はよく覚えている。




    …弱いのは、私の心だった。

    分かっているのに。

    寂しさがエスカレートして。

    押し潰されそうになることに耐え切れなくて。

    つい出てしまった、強がり。


    「サークルの先輩に、告白されちゃった。

    先輩、私と遊んでくれるし、結構イケメンだし、

    ちょっと、付き合ってみようかなと思う」


    告白されたのは、本当。

    でも、私は全く付き合ってみようなんて、思えなかった。

    アヤノさんが好きだから。アヤノさんしか見ていないから。


    だから、アヤノさんに言って欲しかったんだ。


    「そんな莫迦なこと言ってないで。

    カオリは私のものなんだから、私だけを見てなさい」


    でも、電話の向こうの

    彼女の口から漏れたのは、

    乾いた一言だけだった。


    「…勝手にしたら」


    あまりにも冷たい一言に、

    つい私もムキになってしまう。


    「じゃあ勝手にする…」


    違う。そうじゃない。

    勝手にしたいんじゃないの。

    あなたに、甘えたいだけなの。

    あなたに、私じゃなきゃだめでしょう、って

    優しく諭して欲しいだけなの。


    ね、いつもそうでしょう。

    そうやって、

    最後は困ったような顔で、

    しょうがないなあ、って。


    私のことを抱きしめてくれるんでしょう。



    私とアヤノさんの構図は、

    いつもそうだった。


    甘える私、

    甘やかしてくれるアヤノさん。


    その優しく、心地よい関係に

    包まれているのに慣れてしまって

    それが如何に貴いかなんて、

    忘れてしまっていた。


    今日のやり取りも、

    そうやって、いつもの甘やかしてもらう一環だったはずなのに。


    それをするために、

    あまりにもアヤノさんは疲れすぎていて、余裕が無かったし、

    私は寂しさに押し潰されそうで、余裕が無かった。



    意図していた会話にならず、

    余裕の無いアヤノさんをつい責めたくなってしまう。


    「ね、アヤノさん。まさか信じてないよね」


    声が、つい乾いてしまう。


    「何?」

    「今日、4月1日だよ」


    「…嘘なの?」

    「嘘だよ」


    ため息が電話の向こうから聞こえた。


    ――私が、そんな、アヤノさん以外の人と、付き合うわけ、無いでしょ。

    ――そっか、嘘か。ははは。信じちゃったよ。


    こういうやり取りをして、

    この話を終わらせるつもりだった。

    そして、いつもの甘い雰囲気に戻したかった。



    でも、そう切り出そうとして、


    言葉を発したのは、アヤノさんが先だった。


    「…性質が悪すぎるよ。

    ごめん、私今笑ってあげられる余裕、本当ない」


    違うの。

    そうじゃないの。


    私を、見て欲しくて。



    「ちょっと、距離置かせてくれるかな。

    私に余裕が無さ過ぎるから。

    本当、ごめん。もう、切るね」


    私が何か言葉を発しようとすると、

    それをさえぎるかのように、

    電話は切られてしまった。


    あまりの性急さに、

    私は電話を持ったまま、動けなかった。




    …そして、やっと行き着いた。


    莫迦は、私だった。


    自分を見て欲しいあまり、

    相手を見るのを忘れていた。


    彼女がギリギリの状態で頑張っていたのを知っていたのに。


    甘やかしてもらってばかりで、

    彼女を甘えさせることを、一切してこなかった。



    私以上に、彼女は今


    甘えさせてくれる腕を求めているはずなのに。



    気付いたときには、電話は切れていて。

    掛け直したけれど、電源が切られていた。



    今、電話の向こうで、

    彼女は泣いているかもしれない。

    なんとなく、そんな気がした。



    彼女にどうしたら甘えてもらえるのか、


    こんなことすら、

    今の私はどうしたらいいのか、全くわからなかった。


    半年も付き合ってきたのに。





    …今まで私は、何を見てきたのだろう。



    私はただ一人、

    なんだか悲しくて、

    泣くことしかできなかった。
引用返信/返信
■21327 / ResNo.71)  お詫びと次のお題
□投稿者/ イチカワ 一般♪(2回)-(2009/03/30(Mon) 03:31:33)
    すみません、
    うっかり次のお題を
    書き忘れました。


    次は…



    歓迎会



    でお願いします。



    イチカワ

    (携帯)
引用返信/返信

■記事リスト / レス記事表示 → [親記事-9] [10-19] [20-29] [30-39] [40-49] [50-59] [60-69] [70-71]



■記事リスト / ▼下のスレッド / ▲上のスレッド
■20102 / 親記事)  喜怒愛ラブ♪
□投稿者/ なむぅ 一般♪(1回)-(2007/09/29(Sat) 19:13:29)
    2007/09/29(Sat) 19:16:10 編集(投稿者)


    ぴんぽぉ〜ん


    (きっ、きたぁ)

    ただ今、朝の7時半です。
    毎朝恒例の緊張タイム、嫌です。怖いです。

    仕方なしに学校に行く準備を整えて、深呼吸しました。
    玄関で靴を履いてガチャッとドアノブを回すと共に

    「おはよう」

    「さようならっ…」

    …あっ、いけない
    思わずドアを閉めてしまいました。
    だってどうしても慣れなくて…あのキラキラした笑顔

    再び恐る恐るドアを開ける私に

    「あははっいつもながら見事な怯えっぷり」

    「誰のせいだと思ってるんですかぁ…」

    「おっ!メガネ変わってるぅーフレーム変えたんだぁ」

    「話し変えないでくださいっ」

    「あぃ」

    バカっぽい話を朝から家の前でしていますが、これでも2人揃って大学生なんです。





引用返信/返信

▽[全レス6件(ResNo.2-6 表示)]
■20130 / ResNo.2)  喜怒愛ラブ♪
□投稿者/ なむぅ 一般♪(6回)-(2007/10/05(Fri) 06:08:15)
    「ねぇー待ってよぉ」

    先に歩き出した私にあられもない声をだす琴葉。
    その声には笑いが含まれていて余計に腹が立つ。


    すたすた歩く私の後に、琴葉はてくてく付いて来る。

    「付いて来ないでください。」

    「えー、でも通学路一緒だしぃ…」

    「毎朝迎えにこられるの…迷惑です!」

    「…」

    あ…言い過ぎたかな?迷惑なんて、
    元はと言えば私が言い出したことなのに。





    先週の休み、友達同士でお酒を飲みに行ったんです。
    20になったし羽目外そうかって事で

    そのお店で出会ったのが琴葉でした。










    「だって、真彩の事愛しちゃってるんだもん」

    ゴッッッ!!!

    「いっ、痛い!頭打った!…って、これ辞書じゃん!広辞苑じゃん!」

    「ばっ馬鹿にしないでください!!」



    初めて琴葉に会った時も言われた『愛してる』と『キス』









引用返信/返信
■20132 / ResNo.3)  喜怒愛ラブ♪
□投稿者/ なむぅ 一般♪(7回)-(2007/10/05(Fri) 07:34:28)
    2007/10/20(Sat) 08:58:24 編集(投稿者)
























    なんだよぅ、迎えに来てって言ったのは真彩からでしょ?


    「ぉおー、いてっ…」

    たんこぶができたかもしんない頭を撫でる私はなんか、なんか…情けない。

    最初の頃はホント、なかよくしていたのよ。


    初めて真彩に会って

    意気投合して

    一気に一目惚れして

    話してたらもっと好きになって

    はぁぁ…くうぅぅ…とか心ん中でもがいてたら
    酔った真彩に

    『明日から毎朝迎えに来て…?』

    って!

    って!!


    伺うように覗き込んでくる真彩の瞳がとってもとっても魅力的。

    だったから…あの時のあたしはなにも考えられなかったんだろーな
    無意識、ホント無意識だったんだよぉ

    胸がきゅんきゅん、まるで警告音みたいに高鳴って


    真彩は黙ってるあたしを不思議に思ったのか、ほやぁ〜な顔で小首を傾げてくる
    真彩の催眠術にかかったあたし、操られてるみたいだった。
    一緒に小首を傾げて



    んっ…



    真彩の鼻にかかった声

    そして

    ついばむ様なキスを何度も何度も繰り返した。



    やだっ…



    真彩…あい……して、るの


引用返信/返信
■20135 / ResNo.4)  NO TITLE
□投稿者/ 丈 一般♪(1回)-(2007/10/06(Sat) 00:08:56)
    続き楽しみにしてます(´ω`)

    (携帯)
引用返信/返信
■20136 / ResNo.5)  NO TITLE
□投稿者/ はる ちょと常連(90回)-(2007/10/06(Sat) 02:36:23)
    おもしろいです(´ω`)
    続き楽しみに待ってます!

    (携帯)
引用返信/返信
■20138 / ResNo.6)  喜怒愛ラブ♪
□投稿者/ なむぅ 一般♪(8回)-(2007/10/07(Sun) 02:29:23)
    2007/10/20(Sat) 09:03:49 編集(投稿者)



    … ぅっわぁぁぁああ!! …


    は、恥ぃ…。






    あれからふざけ半分でしか真彩と話せなくなってしまったあたし。

    自分から言うとは思わなかった。
    もしかしたら一生口にすることなんかなかったのかもしれない。


    しかも…

    ・・・
    自分の唇を触ってみると、あの時のドキドキが少し蘇ってきた。
    だってね、真彩との…キスは……大変だったんだ。

    …大変だったって表現おかしいな。


    真彩の方を見ると
    …機嫌直ってない、小さな背中がなんだよって怒ってる。




    もぉいろいろでどぉーんって感じなの。(…照れ笑い)

    唇の感触とか、熱とか、お酒の匂い、真彩の体温
    後悔だったり、それよりも大きい期待だったり

    それらがいっぺんに
    どん!どん!どん!どどぉーんっ!!
    と、
    頭ん中の中枢神経にぶつかってきたんだよ


引用返信/返信

■記事リスト / レス記事表示 → [親記事-6]



■記事リスト / ▲上のスレッド
■20012 / 親記事)  あおい志乃からご挨拶
□投稿者/ あおい志乃 一般♪(46回)-(2007/09/12(Wed) 22:01:52)
    “ALICE”のTreeが上限を超えましたので、
    改めて新規作成致しました。
    初めてこの作品にお目に掛かった方は、
    よろしかったら過去のページに戻って、
    是非第一話から“ALICE”をご覧になって下さい。
    Treeは他に2つあります。
    ・・2つもですか!?
    はい、そうなんです。申し訳ありません。。

    こんにちは。あおい志乃です。
    ご愛読ありがとうございます。

    素人の分際で、こんな長編になってしまい、心苦しい思いでございます。
    全体の構成に重要なストーリーのみをササッと書き進めれば良いものを、
    あまり主軸でない場面も、書き出してしまうと、
    余計な描写を長々と連ねてしまって、
    非常に無駄の多い作品になっているという現状でございます。

    この際、早送り感覚で構いませんので、
    完結したあかつきには、興味本位で目を通して頂ければと思います。


    季節の変わり目ですが、
    体調や気分をお崩しにならず、
    皆様が笑顔で穏やかな毎日を過ごされることをお祈りしております。





      あおい 志乃

引用返信/返信

▽[全レス55件(ResNo.51-55 表示)]
■20962 / ResNo.51)  ◆れいさんへ
□投稿者/ あおい志乃 一般♪(8回)-(2008/06/28(Sat) 02:14:44)
    れいさんこんばんは。
    真夜中のメッセージ、ありがとうございます。
    れいさんが東京で変わらず、
    お忙しい日々を送っていらっしゃるご様子が窺えます。
    週末の激戦を終えて、お風呂に入ってらっしゃる時間帯かなと、
    思っていたのですが。

    季節の変わり目、体に負担が掛かる時節ですね。
    れいさんこそ、くれぐれもお気を付けて。
    体も、心も。

    温泉、イイですね。
    私も日曜から数日休みを設けています。
    “連休中音信不通”宣言を各方面に堂々と掲げられるよう、
    あと30時間ほど心を無にしてやり抜きたいと思います。

    れいさんの週末が素敵に素晴らしく彩られることを、
    祈っています。
引用返信/返信
■20963 / ResNo.52)  ALICE 【91】
□投稿者/ あおい志乃 一般♪(9回)-(2008/06/28(Sat) 03:06:00)
    「ルーイったら、黙っちゃった」



    「・・ああ、ごめん。あまり耳にしない言葉だったから」



    膝から下を前後に揺らして、

    ブランコを漕ぐようにアリスが空を漕ぐ。


    その子供のような仕草は彼女によく似合っていて、

    だからこそ余計に、
    やはり先刻の二文字が生々しく思えた。




    「そうだよね。女同士なら、妊娠の可能性、絶対無いからね」


    アリスの言った台詞を、なんとか冷静に思い返して、
    私はそう返答した。



    「変に思った?」

    「ううん。全然」 と答えてから、

    「安心した」 と、自然に私はそう加えた。



    「安心?」


    「そう。男性関係のトラウマから、女性しか愛せなくなるケースは多いって聞くから。
     アリスがそうじゃないんなら、良かった」




    ―――これが、さっき言い留まった、疑念。


    前々から少しずつ考えていた、不安。




    「そんなこと、考えていたの。ルーイ」


    アリスが、
    意外だというように、
    冗談めいた響きでそう言った。

    だが表情には、
    僅かに困惑というか、
    何かの引っ掛かりが浮かんでいるように見えた。



    「考えていたというか、うん、まあ、考えてしまうというかね。
     アリスが今辛いのも、昔辛かったのも、嫌だからさ」




    過去を変えることが出来ない事は十分承知している。

    それでも、
    アリスが経験した苦しみが、
    少しでも、少なくあって欲しい。


    それが私の、正直な、飾り気の無い気持ちだ。



    所員とも、依頼人とも、
    アリスは仕事中、何の問題も無く男性と接触していたし、
    愛想が良いとは決して言えないが、
    それは誰に対しても同じなわけで。


    とにかく今回のことで、


    『同性と付き合うことには特に意味は無い』と、

    性虐待の過去は無いと、


    アリスの口から聞くことが出来た私は、

    心底安堵していた。




    父親を “男” と称するアリスの呼び方には、
    明らかに侮蔑の念が見られた。


    我が子に食事をまともに与えることさえしない人間が、
    他にもどんな仕打ちをアリスに与えていたか、分からない。
    出来れば考えたくない部分だ。


    アリスのその父親像が、
    そのまま彼女の持つ男性像に与えた影響の大きさは、
    小さくないと予想されるが、
    考えてみれば、アリスの場合、
    不信の対象は異性に限ったことではないだろう。


    彼女の瞳は、
    “男” よりむしろ “魔女” という言葉を発するその時に、
    様々な情意を宿していた。

    紅野心とアリスの父親が、
    一体どんな関係で、
    そして二人が真白・アリスの母娘に対して何を行ったのか、
    この辺りに関する具体性は一切手にしていないが、


    その正体の全貌が、

    アリスを笑顔に導く類である可能性は、






    ゼロだ。






    “sexが嫌い” というのは、

    妻以外の女を想い(あるいは抱き)続けた、
    不道徳な父親に対する嫌悪感と結びついているのかもしれないが、

    実際、アリスは性行為を行っているし、

    その関連での目に見えるトラウマは、無いようだ。


    食欲は極めて少ないが、
    摂食障害では無い、
    自傷行為の痕跡も見られず、
    トゥレットの症状も無ければ、
    自閉気味ではあってもシンドロームとは言えない。


    そういう、他人の同情や心配を簡単に集める要素が、

    アリスには無い。





    ―――だが、



    心が、


    深黒の闇に覆われている。




    アリスは、

    表面を滑らかに保つ為に、
    内面を途方も無く犠牲にしている。


    きっと、そうなのだ。








    ・・・果たしてどちらが良かったのだろう。




    感情の波を抑え込むことをせずに、
    よく笑いよく泣きよく怒る、が、
    コントロールが利かない、
    不安定な人間。


    それとも今のアリスのように、
    何事にも辛抱強く耐えることが出来るが、
    感情が恐ろしく鈍く、
    自身の保守の仕方を知らない、
    不器用な人間。








    どちらにしても、




    心に平安は無い。
引用返信/返信
■21035 / ResNo.53)  伝えたいこと
□投稿者/ リーフ 一般♪(1回)-(2008/08/03(Sun) 10:02:28)
    この作品は、一度読んでもまた読みたくなる作品で、大好きです。
    何度も何度も読み返してはルーイとアリスのやり取りに心温まる感じです。

    また、ゆっくりと更新される日を楽しみにしています。
    暑い日が続いていますので、ご自愛下さい。

    (携帯)
引用返信/返信
■21277 / ResNo.54)  まってます
□投稿者/ ぎのご 一般♪(1回)-(2009/03/07(Sat) 15:03:18)
    いつ読んでも…むふふです( ̄▽ ̄〃)
    更新まってます

    (携帯)
引用返信/返信
■21507 / ResNo.55)  即プレイOK
□投稿者/ 千里 一般♪(1回)-(2012/05/14(Mon) 22:20:24)
http://www.fgn.asia/
    レベルの高い女の子います+.(・∀・).+♪ http://fgn.asia/

    (携帯)
完結!
引用返信/返信

■記事リスト / レス記事表示 → [親記事-9] [10-19] [20-29] [30-39] [40-49] [50-55]






Mode/  Pass/

HOME HELP 新規作成 新着記事 ツリー表示 スレッド表示 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -