SMビアンエッセイ♪

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■1907 / 親記事)  はじめての夜 −1−
□投稿者/ 美弥 一般人(10回)-(2005/04/13(Wed) 09:47:36)
    今日は雨。
    「せっかくの休みなのに嫌になっちゃうな…。」なんて独りで呟きながら電車に乗った。

    突然の誘いだったのに、お姉さまは快く返事をくれた。
    7時前、駅の近くで待ち合わせ。
    お姉さまに会うのは初めてで、とっても緊張していた。
    黒いコートに身を包んだお姉さまは、30代なんて思えないくらいに綺麗な人でした。

    とりあえず食事をしようってことになって、お姉さまお気に入りのレストランへ向かった。
    人込みに流されないように、お姉さまの後ろを付いて歩いた。

    少し薄暗い照明の店内では、お姉さまのロングヘアが怪しげでドキドキした。
    軽くお酒を飲んで、ビアンバーへ行くことになった。

    お姉さま行きつけのビアンバーで、またお酒を飲んだ。

    ふとした話から、SMの話になった。

    お姉さまは、SMの店で女王様をしていて、SM経験は10年以上。
    それに比べて私は、まだまだ未熟なM女。

    経験がないわけじゃないけれど、まだ手探り状態って感じ。
    どんなプレイが自分の好みなのかも、実はよく分かっていないの。

    お姉さまが突然聞いてきた。
    『蝋燭…苦手なのよね?』と。
    私は、個人サイトに蝋燭が苦手だと書いていた。

    でも苦手なわけじゃなかった。
    ただ蝋燭を受けた経験がないだけ。
    あの赤い蝋燭って見るからに熱そうで、何となく怖くって。
    蝋燭を受ける機会はあったけど、いつもお許しを乞いていた。

    「蝋燭、受けたことがないんですよ、何かあの赤い色が恐怖心を煽っちゃうみたいで」
    『そう?そんなに熱くないよ?』
    「低音蝋燭らしいけど、やっぱり熱いんでしょ?」
    『Mちゃんの蝋燭処女もらっちゃおうかな〜』
    なんて言いながら、お姉さまは笑っていた。
    (お姉さまになら、いいかな)なんて、頭の中で考えていた。

    カウンターの中の店員が話しに入ってきた。
    ─「近くにアダルトグッズ専門店ありますよ?」─
    さすが、同性愛者の街「新宿2丁目」です。
    ─「ゲイグッズのショップですけど、蝋燭ぐらいなら扱ってるんじゃないですかね」─
    ─「けっこう品揃えいいみたいですよ?」─
    (店員さん…そんな情報いらないよぉ…)と思いながらも、内心はドキドキしてた。

    『Yちゃん、ちょっと散歩に行こうか?』
    お姉さまに連れられて、ビアンバーから1度出ることになった。
    やっぱり向かったのは、店員さんが教えてくれたアダルトショップだった。

    『蝋燭ありますか?』
    お姉さまはショップの店員さんに尋ねて、赤い蝋燭とピンクのローターを買っていた。

    またビアンバーに戻って、お酒を飲み直した。

    『ティッシュあるかしら?』
    店員からティッシュを受け取ると、さっき買った赤い蝋燭に火を点けた。
    赤い蝋燭に火が点いて、溶け出した蝋が静かに揺れていた。

    『手だして?』
    お姉さまに言われるがまま手を差し出すと、手の甲にポタッ…ポタ…。
    体が突然の熱さにビクッとなった。
    『そんなに熱くないでしょう?』と、お姉さまは火を吹き消した。
    (手の甲でも熱かった…手の甲じゃなかったら…)なんてことを少し考えた。

    『そろそろ出ようか?』
    お姉さまに促されるがまま、ビアンバーを後にした。

    ※ 私書箱番号「6877」
      御感想・御意見お待ちしています^^

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■1908 / ResNo.1)   はじめての夜 −2−
□投稿者/ 美弥 一般人(11回)-(2005/04/13(Wed) 11:30:30)

    小雨の中、タクシーに乗った。
    『この辺のホテル街までお願いできますか?』
    ホテル街でタクシーを降りて、『ここ綺麗そうじゃない?』ってお姉さまが選んだホテルに入ることにした。

    ホテルに入って、お姉さまはお風呂の用意をしてくれた。
    『そろそろ溜まったんじゃないかな?先に入っておいで?』
    先にお風呂に入ることにした。
    冷えた体を淡い紫の湯に浸かって暖めた。
    体を丁寧に洗った。
    お風呂を出た後、何が起こるのかは想像も出来なかったけど。

    バスローブを羽織ってお風呂から出ると、お姉さまはソファでタバコを吸っていた。
    『入ってくるね』と言って、お姉さまはお風呂場へ。
    お姉さまのことをソファに座って待っていた。
    ソファの前の机の上に、アダルトショップで買った蝋燭とローターが並べて置いてあった。

    お風呂からバスローブを羽織って、お姉さまが出てきた。
    『何か飲む?』お姉さまは缶ビールを、お姉さまは缶チューハイを飲んだ。

    私の隣に座ったお姉さまが『抱っこさせて?』と、後ろから抱き締めてくれた。
    優しく抱き締めてくれた。

    お姉さまの手が胸の辺りまで下りてきて、バスローブの上から優しく胸を撫でた。
    指先で乳首の辺りを弄られると、乳首が反応を見せ始めた。
    お姉さまは嬉しそうに『乳首、立っちゃってるよ?』と乳首を摘んだ。
    必死に声を堪えてたけど、小さく「んっ…」と声が漏れてしまった。

    バスローブを剥がれ、お姉さまの手が直に触れてきた。
    『何処まで耐えれるかなぁ?』と言いながら、私の胸を力いっぱい握った。
    お姉さまの細い指が食い込んでいった。
    胸の芯までも潰されそうに痛かったけど耐えてみせた。

    『Yちゃんの胸に蝋燭あげようね〜』と言いながら、お姉さまが机の上に置かれた蝋燭に火を点けた。
    蝋燭から目を背ける私に『ほら?ちゃんと見てないと』と、お姉さまが言った。

    右の胸に溶けた蝋が降ってきた。
    蝋が垂れた瞬間、目をつぶってしまった。
    蝋が皮膚に落ちたとこを見ることは、やっぱり怖くてできなかった。

    乳首の上に蝋が落ちて、とても熱かった。
    (熱っ…!)と思ったら、今度はその熱さがじわじわと染みていった。
    ポタッ…ポタポタ…
    胸が赤い蝋で飾られていった。

    火の点いた蝋燭を皮膚に寝かせ転がしていった。
    皮膚から近い場所に火があると思うと、怖くて動けなかった。
    でも、蝋が皮膚を伝うたびにビクッと体が反応を見せた。

    お姉さまの手が、胸からお腹、そして下着まで降りてきた。
    パンツのゴムを引っ張って『何で履いてるの?』と言われて、パンツも脱いだ。

    『足上げて?』
    ソファの上でM字開脚をさせられてしまった。
    電気のついた明るい部屋で、お姉さまに見られてるかと思うと恥ずかしくて顔をバスローブで隠した。

    ※ 私書箱番号「6877」
      御感想・御意見お待ちしています^^

引用返信/返信
■1911 / ResNo.2)  あの…
□投稿者/ ミキ 一般人(1回)-(2005/04/13(Wed) 15:43:22)
    美弥さんは いくつか お話を載せていますが 毎回読んでいます。
    が…何故 全部 話が完結していないのに また 新しくお話を載せるのですか?
    出来れば 昔載せたお話をもう一度出しているなら 最後まで読みたいのですが…こんな風に思うのは 私だけでしょうか(*_*)
    失礼な言い方ですいません。

    (携帯)
引用返信/返信
■1912 / ResNo.3)  はじめての夜 −3−
□投稿者/ 美弥 一般人(12回)-(2005/04/13(Wed) 16:46:24)
    お姉さまは私の前に座って、私の丸見えのソコを見ていた。
    『子供のと一緒だねぇ…閉じたままだよ?』と、指で広げられた。
    お姉さまの息が近くて、体をくねらせてしまった。
    『動かないのっ!』そう言って、太ももをピシャリと叩いた。

    お姉さまがソコにキスをした。
    優しく優しく。
    そして、指が入ってきた。

    しばらく、お姉さまの舌と指での愛撫を受けた。

    お姉さまが机の上に置いてあった、火の点いたままの蝋燭を手に取った。
    『いい子にしててね?』そう言って、ソコに蝋燭をポタリ…

    「ん゛っ…ぁ」苦しい声が漏れてしまった。
    熱くて、唇を噛み締めて、ソファに爪を立てた。

    『ココが蝋燭で見えなくなるまで…ちゃんと我慢するのよ?』
    ポタ…ポタ…

    お姉さまの指が、クリトリスの皮を優しく剥くと、ソコにも赤い蝋が降ってきた。

    「あぁぁーっ…んっ…」
    言葉にならなかった。
    熱いのか痛いのかも分からなかった。

    熱いなら足を閉じればいいのに、足を大きく広げて、腰をくねくねさせていた。

    止まることなく、柔らかい皮膚、敏感なソコに赤い蝋が降ってきた。

    痛さのせい?熱さのせい?
    眼に涙が滲んだ。

    何処に感覚があるのか分からなかった。
    ただ、落ちてくる蝋に体が反応していた。
    声にならないような声で鳴いた。喘いだ。

    蝋燭の雨が降ってくるのが止まった。
    火の点いた蝋燭をお腹の上に置かれ『蝋燭が倒れないようにね?動いちゃ駄目よ』と私の傍から離れた。
    お姉さまが蝋燭だらけの手を洗っている間、蝋燭の炎をずっと見ていた。
    倒れやしないかと思うだけで怖いのに、そう思うたびに体がビクン…と動く。

    手を洗って、また私の前に座ったお姉さまはローターを取り出した。
    赤い蝋にコーティングされたままの乳首に、ローターを当てた。
    固まった蝋はローターの刺激で割れて、パラパラと崩れ落ちていった。

    そして、手に持ったローターが下に下りてきた。
    クリトリスにローターが触れた。
    「あっ!あぁ…」声が漏れた。
    固まった蝋が柔らかい皮膚を引っ張って、ひきつるような痛みが走った。
    でも、クリトリスに響く振動は気持ちよくて、腰を押し付けた。

    痛さと快感が混ざった愛撫を受けた。
    足に力が入って、痙攣を始めた。
    「あっ…やぁ…んっ…あっっ!」
    イってしまった。

    ※ 私書箱番号「6877」
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引用返信/返信
■1913 / ResNo.4)  はじめての夜 −4−
□投稿者/ 美弥 一般人(13回)-(2005/04/13(Wed) 16:55:19)
    赤い蝋だらけの私は、シャワーを浴びるように促されシャワーを浴びた。
    体に付いた蝋はシャワーの水圧で簡単に流れていった。

    蝋を綺麗に落とした私は、隠れるほどに蝋の雨を受けたソコに手をやった。
    (濡れてる…)触る前から濡れていたことは分かっていたけど、改めて自覚すると恥ずかしくなった。

    シャワーから上がると、またお姉さまの隣に座った。

    お姉さまがキスをくれた。
    とっても優しいキス。

    髪を優しく撫でてくれた。
    額を覆っていた前髪を掻き分けて、額にキスをくれた。

    『辛かった?』と聞かれ、首を横に振る私。
    辛くなかったといえば嘘になる。
    でも、お姉さまに愛されたことが嬉しかった。
    初めて受けた蝋燭の熱さも苦しさも心地よかった。
    『そう?可愛かったわ』と、またキスをくれた。

    それから、お姉さまに抱っこされながら眠りについた。

    ※ 私書箱番号「6877」
      御感想・御意見お待ちしています^^

完結!
引用返信/返信
■1914 / ResNo.5)  よんでくださった皆様へ
□投稿者/ 美弥 一般人(14回)-(2005/04/13(Wed) 16:58:09)
    このお話はノンフィクションです。
    4月10日は、美弥にとって忘れることのない大切な日になりました。

    >ミキ様
    申し訳ありませんでした。
    ただ、この話だけは体が初めて受けた蝋の感触を鈍くさせないうちに残しておきたかったのです。

引用返信/返信

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■1879 / 親記事)  【屋上で1人】
□投稿者/ 戯れ人 一般人(1回)-(2005/03/30(Wed) 22:30:05)

    ──────…‥・


    嗚呼、陽が落ちたな。


    そう思って膝を抱え込んだ体制のまま、ゆっくりと空を見上げてみた。
    黒に近い夜になりきっていない濃いブルーの空が映る視界。そこに右手を足してみれば、まだ乾かずに絡み付く液体が鈍い光を反射して光っていた。不意に歪んだ視界に驚いて顔を下げると、濡れた膝を見て自分が泣いているんだと気付く。


    何故?


    上手く思考が出来ない。
    なのに涙はいまだ零れ続けるし、手はいまだ絡み付いた液体で濡れている。
    私はどうしたんだろうか。
    ここは屋上で、もう夜で…
    そこでまた空を見上げると、ブルーではない色へと変わっていた。
    どこまでも暗いその色を見ると不思議と落ち着いて、瞼を閉じた。


    そうだ──…


    思い出す。
    夕暮れに、朝に、昨日、先週、先月去年…どんどんと遡っていく。
    遡った記憶はまるで映画のように動き出す。


    私と彼女の物語を、最初に出会った夜から始めようか。
    まだ夜になったばかりで、朝は遠いから。

    (携帯)
引用返信/返信

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■1906 / ResNo.1)  A
□投稿者/ 戯れ人 一般人(2回)-(2005/04/11(Mon) 18:51:51)

    八月も暮れに近い夏。

    小学三年生の谷野真知は、母方の実家へと来ており、その日に開催される夏祭りに行く為の浴衣を着せてもらっていた。
    小柄な体躯に、短く切り揃えられた髪はさらさらの真知。おばあちゃんお手製の抹茶色の浴衣を着て、仕上げに薄く化粧までしてもらった姿を何度も鏡で覗いては、にっこりと笑顔を浮かべていた。

    ─金魚掬いをして、わたあめと…。

    そんなことを考えながら、エンジ色の巾着にもらったお小遣いを入れて、母親とおばあちゃんに「行ってきます」を言い、真知はひとり家を出た。


    (携帯)
引用返信/返信

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■1904 / 親記事)  NO TITLE
□投稿者/ もも 一般人(1回)-(2005/04/10(Sun) 23:15:38)
    主人公、ミクはこの春から高校一年生。
    県内でも少しレベルの高い女子高だから、家族や近所の人、友人からも優等生だと思われている。まあ中学では成績はいい方だったし、特に問題も起こさなかったので、その通りなのだろう。
    しかし、ミクには周りの人には言えない性癖があった。
    それは自分がレズでMだということ。
    だが門限も厳しく、習い事もしているミクにはリアルでする相手などいない。
    その性欲を晴らすために、ミクは毎晩家族が寝静まるのを見計らって、ベットの中で自分の秘所へと手を伸ばしていた・・・。


引用返信/返信



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■1902 / 親記事)  子供じゃないっ
□投稿者/ にゅん 一般人(1回)-(2005/04/10(Sun) 03:17:29)
    そう、それは夏場のお昼前。気温30度を越える日が何日も続き、晴は愛犬のぽよとエアコンもない部屋で寝そべっていた。

    歳は22歳ころ、いや、もっと若く見えるかもしれない。昔から童顔と言われる事が嫌で高校に上がるころには化粧をしていた。
    ピンクのキャミソールにコンビニで買った下着。
    暑苦しいのか、胸元まである髪を二つに結っていた。

    『あっつー…ぽよもそんなにくっつかないでよ…。』愛犬に文句を垂れながら、晴は冷蔵庫にあるチョコミントアイスを取りだし、テレビを付けた。
    ちょうど見たかったテレビ番組に当たり、少々ご満悦な様子だ。

    それから数十分は立っただろうか。
    軽やかなメロディが響きわたった。
    晴が好きな歌手のデビュー曲。元彼との思い出を蘇らす曲。

    聞きたくないのか、晴はすばやく携帯を手にとった。
    《090…知らない番号だわ…。》
    思いきって通話ボタンを押す。
    『はい。どなた?』


    (携帯)
引用返信/返信



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■1877 / 親記事)  【 可愛い後輩 ─1─ 】
□投稿者/ 美弥 一般人(1回)-(2005/03/28(Mon) 16:06:32)
     ─放課後の部活の時間─

    今日は寝技を中心に稽古をすることになった。
    3年部員は新入部員の1年生に、2年部員は2年部員同士で稽古をつけることになった。
    1年部員が「お願いします!」と各3年部員の前で礼をする。
    私は緋奈に稽古をつけることになった。
    緋奈は数少ない女子部員の中でも、1番小柄で柔道着が似合わない(と言うと緋奈は頬を膨らませて怒るけど)ような子。
    入部してきたときから何故か慕われてて、私も緋奈を可愛がっていた。

    緋奈が「お願いします!」と寄ってきて、畳に座り込んだ。
    私は緋奈の上に乗り、緋奈の細い首に腕を回しながら『腕を首から回して、この襟を握って…』
    それから、『足の角度はこ90度に…』と言いながら、小さな緋奈の体に体重をかけた。
    小さな緋奈の体を気遣って、緋奈の顔色を伺いながら。
    『相手の頭は畳に付かせないように引き上げて…』と腕に少しの力を入れて、緋奈の頭を畳から引き上げた。
    「んっ…!」小さい声だったけど、緋奈の声が漏れたことは聞き逃さなかった。
    緋奈の顔に少し近寄り『重たかった?』と聞くと「ち、違っ…!」、緋奈の顔は少し赤くなった。
    体を少し持げて『どうした?』と聞くと、「んっしょ…っ…」と体を起こしてきた緋奈は、さっきより赤くなった顔で
    「もうっ!耳元で喋らないでください!」なんて言って頬を膨らませた。
    緋奈の声は、少し高いけど甘ったるい。
    頬を膨らませて恥ずかしそうに笑ってる緋奈が可愛く見えた。
    『緋奈、耳が弱いんだ?』、イタズラっぽく緋奈の耳元で囁いた。
    緋奈の耳の穴に息を吹きかけるように意識しながら囁いた。
    「先輩…っ…!」緋奈の指先に力が入ったのが、私の道着を握る緋奈の手から伝わってきた。

    でも、周りの部員の目もあるのでこの辺で可愛い後輩イジメもやめようと思って
    『ほら?ぼぉーっとしないで練習、練習』と言った。
    「はい…」緋奈の顔が残念そうな表情をしたように見えた気がした。

    ※ 私書箱番号「6877」
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▽[全レス3件(ResNo.1-3 表示)]
■1878 / ResNo.1)   【 可愛い後輩 ─2─ 】
□投稿者/ 美弥 一般人(2回)-(2005/03/30(Wed) 10:02:51)
    生徒会の月例会議に参加してから道場に向かった。
    体育祭が近いこともあって、部活に参加できない部員が増えたのが気がかりでもある。
    2ヵ月後の7月には夏の地区大会があるのに。
    稽古ができないのも困るけど、緋奈に会えないことが1番残念だったりする。
    道場に入って壁に掛かってる部員日誌に目を通した。
    今日も半数以上の部員が体育祭の準備やクラス練習を理由に休部届けを出している。
    顧問の先生も受け持ちのクラスの準備に追われているのか来ていないようだ。
    緋奈の欄が空欄になっているから、まだ来ていないのだと思った。
    誰も居ないものだと思って、女子更衣室にノックもしないで入った。
    緋奈がいた。
    壁にもたれて体育座りで、うかない顔をしている緋奈が居た。
    緋奈が私が入って来たことに気づいて「おはようございます」と言った。
    夕方の5時過ぎなのに「おはよう」っていう挨拶に違和感を感じた。
    でも、今日は緋奈と廊下ですれ違うこともなかったし、「おはよう」っていう挨拶が無難なのかもしれない。
    少し間を空けて『おはよう』と返事をした。
    いつも元気で明るい緋奈に元気がないのが気になって『何かあった?』と緋奈に向かい合ってアグラをかいて座った。
    「体重が増えちゃったみたいなんですぅ…」正直、呆気に取られた感じだった。
    『そんなことで落ち込んでんの?』と笑うつもりはなかったけど笑ってしまった。
    「先輩には分からないですぅ…」と頬を膨らませて、指先で床を掻く緋奈。
    私は緋奈の、頬を膨らませて拗ねてみせる顔を気に入っている。
    『どれ?』緋奈の腕を強引に引き、アグラをかいた足の上に座らせた。
    緋奈は抵抗することもなく、おとなしく私の足の上に背中を向けて座った。
    『重たくないよ?』緋奈の耳元で言った。
    緋奈が耳が弱いことを分かった上で耳元で言ってやった。
    指先に力が入ったのが、緋奈の体に回した私の腕を掴む手から伝わってきた。
    緋奈の細い髪の間から耳にキスをした。
    「んっ…」いつも以上に高くて甘ったるい声が微かに聞こえた。
    耳たぶに当てた歯に少し力を入れた。
    「ひゃ…んっ…」緋奈の声が跳ね上がったのを確認して嬉しくなった。
    『緋奈…可愛い…』耳の中に舌を差し込んだ。
    「あっ…んぁ…」小さく発せられる声が少しづつ大きくなっていく。
    『声でちゃってるよ?』と言った私の顔は意地悪そうだったと思う。
    「んっ…だって…」と言う緋奈のアゴを強引に引き、唇にキスをした。
    正確には、唇を押し付けたといった方が正しいと思う。
    数秒、押し付けたと思う。
    緋奈の唇はリップなのかグロスなのか、ヌルッっとしていた。
    少しの間、唇から唇を離したけど、また押し付けた。
    今度は、舌で緋奈の唇を舐めた。
    甘い化粧品の味が口の中に入ってきた。
    それから、緋奈の口の中に舌を差し込んで緋奈の舌を舐めた。
    「はぁ…んっ…」唇ごしに緋奈のくもった声が聞こえてくる。
    私の腕を握る緋奈の手に少しづつ、力がこもっていってるのが分かる。
    『緋奈…家に来る?』唇を離して、緋奈に聞いた。
    緋奈は握った私の腕を放さないまま、無言でコクリと頷いた。

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■1890 / ResNo.2)   【 可愛い後輩 ─3─ 】
□投稿者/ 美弥 一般人(3回)-(2005/04/05(Tue) 11:38:00)
    『そこ座ってて?』淡いブルーのソファーを指差しながら緋奈に言った。
    『緋奈は炭酸飲めなかったよね?オレンジでいい?』と聞いた。
    部活の帰り、緋奈にジュースを奢ったことが1度あった。
    その時に緋奈が炭酸が飲めない、オレンジジュースが好き、と言ったのを覚えていた。
    「先輩、よく覚えてますね。オレンジでいいです」と返ってきた。
    冷蔵庫からオレンジジュースの缶を2本取り出して、「部屋2階なんだ」と2階に上がった。
    緋奈は後ろからついてきた。
    緋奈を先に部屋に入れて、ドアを閉めて鍵を掛けた。
    親が帰ってくる時間じゃないことは分かってたけど念のためだ。
    立ったままの緋奈に『適当に座って』とオレンジジュースを手渡し、ベットの上に腰掛けた。
    緋奈は無言のまま、私の隣に腰掛けた。
    しばらく沈黙が続いたけど、私は緋奈と一緒に時間を過ごせることが嬉しかった。
    沈黙を破ったのは緋奈だった。
    「先輩、何で緋奈にあんなことしたんですか?」小さい声だった。
    緋奈の言う「あんなこと」が「更衣室での出来事」であることは分かっていたけど、『あんなこと?』と聞き返した。
    少し間が空いて「さっき緋奈にしたことです」と言う緋奈の声は少し震えてた。
    『緋奈が可愛いからだよ』その言葉に嘘はなかった。
    緋奈の顔が赤くなった。
    『そういう反応されるといじめたくなる…』と緋奈をベットに押し倒した。
    私にとっては賭けでもあった。
    でも、緋奈に抵抗する様子はなかった。

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■1891 / ResNo.3)   【 可愛い後輩 ─4─ 】
□投稿者/ 美弥 一般人(4回)-(2005/04/05(Tue) 12:25:54)
    2005/04/09(Sat) 12:28:19 編集(投稿者)

    もう自分の中にあるものを止めることは出来なかった。
    『緋奈?いいのね?』緋奈の意思を確かめたかった。
    緋奈は「先輩ならいいです」と赤らめた顔で小さく言った。
    『制服、しわになっちゃうから脱ぎな?』制服のしわを気にしたわけじゃなかった。
    緋奈は私に背を向けて制服を脱ぎだした。
    制服を綺麗にたたんでも背を向けたまま立っている緋奈の手を引いて、私の前に立たせた。
    『綺麗だよ』本当にそう思った。
    恥ずかしそうに下を向いたままの緋奈の表情は可愛くて仕方なかった。
    『ごめん…止まられないや』自分に言い聞かせたかったのかもしれない。
    緋奈をベットに引き倒した。
    「キャ!」と高い声をあげた緋奈の唇にキスをして、唇を割って舌を差し込んだ。
    オレンジの味がした。
    緋奈の白い足の間に入って、またキスをした。
    キスをしながら、緋奈の腰の辺りを撫で回した。
    「んっ…はぁん…」緋奈は体をくねらせながら、くもった声を出した。
    ブラの上から胸を撫でた。
    緋奈の体がビクっとした。
    撫でる指先に少しづつ力を入れていくと、ブラの上からでも乳首が分かるまでになった。
    『緋奈?乳首が硬くなってるよ?』と、緋奈の顔を見ながら、ブラの上から乳首を摘んだ。
    「あっ…!!」緋奈は顔を背けた。
    背中に手を回し、ホックを外すと、緋奈の胸があらわになった。
    大きくはないけど、白くて形の綺麗な胸だった。
    直接、緋奈の胸を撫でた。
    ゆっくり揉みながら、中指と薬指でピンクの乳首を挟んだ。
    「あっ…んっ…あぁ…」緋奈の甘い声が部屋に響いた。
    緋奈の声を聞いていたかったけど、それ以上に緋奈をいじめたかった。
    『声ださないで?我慢するのよ?出来なきゃ…』続きは言わないでおいた。
    乳首を2本の指で挟みながら胸を下から上に揉んだ。
    緋奈は唇に力を入れて、声を堪えているようだ。
    人差し指の爪先で乳首を弾いた。
    「あっ…」小さかったけど、緋奈の甘い声が漏れた。
    リズム良く、乳首を弾いた。
    「んっ…あっ…やぁっん…」緋奈の声が少しづつ大きくなっていった。
    私は、洋服ダンスからバンダナを2枚取り出して『声だしちゃ駄目って言ったのに』と言った。
    緋奈のアゴを引き、『口を開けなさい』と言った。
    開けられた緋奈の口にバンダナを1枚押し込み、もう1枚で口を覆って後頭部の辺りで結んだ。
    そして、今度は緋奈の胸にキスをした。
    乳首に触れないように、乳首の周りに入念に舌を這わせた。
    緋奈は無意識なのか、体をくねらせて私の口に乳首を触れさせてきたけど、乳首にはキスをしなかった。
    乳首に触れないで5分くらいは、緋奈の胸を舐めたと思う。
    緋奈の乳首は、さっきより硬く大きくなっているみたいだ。
    舌先を硬くして、乳首を突付いた。
    そして、ゆっくり口に含み乳首を舐め上げた。
    何度も舐めあげた。
    そして、軽く歯で乳首を噛んだ。
    緋奈の体が跳ね上がり、バンダナの下から「あぁっ…」と、くもった声が聞こえた。
    右手で緋奈の内腿の辺りを撫で回した。
    緋奈の内腿は少し汗ばんでいた。

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