SMビアンエッセイ♪

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■5561 / 親記事)  御主人様のペット生活   一日目
□投稿者/ 小枝 一般人(1回)-(2009/01/11(Sun) 10:11:19)
    「ほら・・・・もっと鳴きなよ」





    低くて、少し掠れた愛しい貴方の声。
    耳元でそうやって囁かれると、全身に電流が走る。
    私は耳が弱いのを知ってて、ワザと息を当てて囁く、意地悪な貴方。




    「ひゃう・・・っ、あっ、やぁぁぁっ・・・・」


    「ククク・・・そんなに良いの?」


    喉の奥で笑う、独特の笑い方。片方の口角だけ上げて笑う。
    でも瞳は奥に熱を持っていて、その綺麗な瞳に引き込まれそう。










    さらっとした黒いショートヘアー、黒と白のロング長Tシャツにジーンズ。
    裸足でその細い脚を組み、白のソファーに座っているのは御主人様。



    その足元で、御主人様の足で愛撫して頂いているのは、赤い首輪をしただけの全裸の人・・・・つまり私。



    「御主人様ぁっ・・・・イかせ、ひゃああああああぅっ!!!!!」



    もう1時間位、私のアナルにはピンクのローターが入ってる。
    今日初めてアナル開発をして頂いた私は、まだソコだけじゃイけない。
    それを承知の上で、ただ乳首に刺激を与えるだけの愛撫。

    イかせて、と懇願しても、ローターの振動を強くして下さるか、乳首に触れるだけ。


    「ほら、1番強くしてあげたよ?イけば?」


    「んっ、イ、けませ・・・っ!!」


    「そんなに僕に向かって胸突き出しちゃって。何、洗濯ばさみで挟んで欲しい?」


    「や、違、あああっ!!!」




    ただでさえ敏感になっているのに、御主人様は乳首に木製の洗濯ばさみを付け、それを足の指で弄りだした。

    痛みと快楽が1度に襲う。痛いはずなのに、気持ちが良い。


    「乳首がとんがってるね?痛いのが気持ち良いの?君は?」


    わざわざ頭を下げて、耳元で変態、と囁いた。それがとっても低くて気持ちの良い声。


    「お願、いしますっ・・・イかせて・・・っ!」


    「仕様がないな、僕も飽きてきたし、イかせてあげようかな」




    そういうと御主人様は、アナルのローターを勢い良く引き抜いた。
    無理矢理アナルから出し入れされる感覚に未だなれない。
    でも少し気持ち良い。

    そのローターは私のフローリングの床を濡らす程に濡れている秘所に、ゆっくりと焦らすようにあてがわれた。
    入れて頂けるかと思えば、にやりと笑った御主人様。


    「腰振ってコレでイきなさい?」


    つまりは、腰を振ってローターを出し入れしてイけ、というワケだ。

    もう理性は概に崩れ落ちている私は、夢中で腰を振った。


    入るたびに、御主人様の手も入ってくるため、大きい物を入れている感じだ。
    しかし、御主人様に拡張されたソコは、難なく受け入れる。




    グチュグチュと厭らしい音を部屋いっぱいに響かせ、私は果てた。
    同時に、意識も手放した。




    「・・・変態マゾ」




    最後に、御主人様がフッと笑ってそう呟いたのを聞いていた・・・・。

引用返信/返信

▽[全レス1件(ResNo.1-1 表示)]
■5562 / ResNo.1)  御主人様のペット生活   二日目
□投稿者/ 小枝 一般人(2回)-(2009/01/11(Sun) 10:47:43)
    目が覚めると、私の身体には黒い毛布が一枚被せてあった。
    きっと、御主人様のお心使いだろう。そう思うと嬉しくなった。
    体調にはいつも気にかけて下さるのだ。



    リビングから隣のダイニングへ行くと、木製の長方形型のテーブルの上にはメモ用紙が置かれていた。

    それは、御主人様からの物だった。



    『夏季へ


     おはよう、目が覚めた?
     僕はちょっと出かけてくる。多分7時半には戻るよ。
     だから夕食は作っておいて。約束も守るように。 
                             以上。
     
                                 香江より』

    私の名前は、安原夏季(ヤスハラナツキ)。御主人様は麻生香江(アソウヤエ)様。
    御主人様が住んでおられたこの一戸建てに同居している。



    時計を見ると、行為から2時間は過ぎていた。今は5時15分。
    買い物に行ったとしても、十分間に合う時間だ。


    私は御主人様との約束で、ノーブラ、ノーパンでジーンズ、胸元が大きく開いたセーターを着た。
    アソコには白いバイブが入っていて、御主人様が気まぐれでスイッチを操作する。


    この格好で近くのスーパーに行くのだ。
    近く、と言っても、自転車で15分かかる場所にある。


    今日の夕食はトンカツとサラダ、ご飯と豆腐の味噌汁にしようと思いつつ、赤い自転車に乗って出発した。




    「んっ・・・・はぁっ・・・・」


    いざ自転車に乗ってこぎ始めると、ジーンズとアソコが擦れ、私は快感を拾ってしまう。
    そして、乗ったまま腰を振って擦りつけ始めた。

    「あっ・・・はぁん、んんん・・・・・」


    でも、御主人様に自慰を禁止されている。
    ちょっとくらいならいいかと思い、行きもその帰りも腰を振って乗った。
    もう家に戻る頃には、私の愛液でジーンズは湿っていた。





    家に戻って、冷蔵庫から水の入ったペットボトルを取り出して飲む。
    すると、いきなりバイブが中で振動を始めた。


    「ああああっ、んんっ・・・・・」


    いきなりだったため、口の端から水が伝って首を濡らす。
    コホッ、と少し噎せる。

    しかも、そんな私を知ってか知らずか、バイブは奥を突く機能に切り替えられた。
    奥へと突いてくるバイブに合わせ、私は腰を振っていた。


    唇を水で濡らし、口の端からは水が伝い、冷蔵庫に縋って腰を振る姿は、淫乱そのものだ。
    人によっては色っぽいと思うかもしれない。


    イきそうになったとき、バイブは突然止まってしまった。
    私の身体を知り尽くした御主人様だ、いつぐらいに私がイくのか良く知っている。



引用返信/返信

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■5557 / 親記事)  前置き
□投稿者/ 夏姫 一般人(1回)-(2009/01/08(Thu) 06:35:27)
    みなさん、はじめまして。夏姫(ナツキ)と申します。



    今回、小説を書こうと思い立ち、このSMエッセイ掲示板へときました。



    文章力や構成などはもちろん自信がありません。



    でもそれなりに頑張って書きますので、何かあったら感想や意見、
    リクエストお待ちしています。


    それではお楽しみ下さい。




                            夏姫
引用返信/返信

▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]
■5558 / ResNo.1)  イケナイコト、シよう?
□投稿者/ 夏姫 一般人(2回)-(2009/01/08(Thu) 06:47:04)
    「ヤバイヤバイ〜〜〜〜!!!!!!!」







    私、須藤優は走っていた。



    そりゃあもう、ライオンに追いかけられているシマウマの様に。












    ・・・・・・・・・・そんなには速くないけど。





    何でこんなに急いでいるかっていうと、今日は高校の始業式。
    冬休みが終わり、3学期の初めの日。

    そんな素晴らしい日に限って、いつもより30分も寝坊してしまった。
    更に制服のブラウスのアイロンがけを、すっかり忘れちゃってた。








    という事で、薄い水色のブラウス、赤のネクタイ、黒いブレザーを着た肩までの髪の女子高生は、必死に走っているのだ。


引用返信/返信
■5559 / ResNo.2)  イケナイコト、シよう?U
□投稿者/ 夏姫 一般人(3回)-(2009/01/08(Thu) 06:56:41)
    「須藤ーーーーーーっっ!!!!!!」




    「す、すみませんでしたぁっ!!!!!」





    出席簿を右手に持った、カッコいいバンツスーツにショートヘア、担任の美しい女性教師、木元先生の怒号を喰らった。


    お世辞ではない。本当に綺麗な男勝りな先生なのだ。




    結局、あの後遅刻してしまい、始業式が終わった教室へ入ると先生に名前を怒鳴られた。


    遅刻常習犯だが、何度遅刻してもこの大声には慣れない。




    「全く、何度言えば分かるんだこの馬鹿!!!!!!」





    ゴンッ!!!!






    ・・・・・・脳天に思い切り出席簿の角が振り下ろされた。



引用返信/返信

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■5531 / 親記事)  唯一の光
□投稿者/ 春風 一般人(1回)-(2008/11/23(Sun) 19:13:04)
    朝からザワザワと騒がしい、有名な名門である学校の校門を潜り抜ける。

    最近、あまりいい事がない。

    (父様も母様もお忙しいし、ずっと飼っていた猫も死んだ・・・。)


    彼女は河合紅<カワイ コウ>。とある大手会社の一人娘。
    腰までの色素の薄い、茶色のポニーテールに茶色の瞳、すらっとした身体。
    身長は低めだが存在感はあった。

    お金持ちのお嬢様ばかりが集うこの女子校。
    紅は可愛い容姿とは反対に、意外と友達が少なかった。

    「ごきげんよう」

    そう交わされる挨拶を適当にあしらい、一人教室へ足早に向かう。

    そんなクールで可愛らしい紅に他の生徒は悶えていた。
    (か、可愛いわ・・・・!!)

             

                          *



    紅は鈍感な為、そんな人々の心を自覚しているわけでもなく。
    教室に着くと、鞄を窓側の一番奥の自分の机に置き、隣のクラスへと足を運ぶ。

    幼い頃からの数少ない友人である、浅生蓮<アソウ レン>に会う為にである。
    蓮は紅とは対照的で、肩までも無い漆黒のショートヘア、黒い瞳、ナイスバディ。
    身長は高めでクラスでも中心的人物だ。

    そんな明るく強気な蓮と、クールで冷淡な紅は不思議なほど仲が良い。

    「・・・・蓮。来た」

    今朝もクラスメイトに囲まれていた蓮の、黒いカーディガンを軽く引っ張る。
    自然と人々は紅に道を開ける。

    みんなはこの、美人な二人のコンビに憧れており、くっつかないかと密かに応援していた。

    「あ、紅〜!今日も可愛いvv」

    紅のふっくらとした頬にチュッと軽く口付ける。蓮のスキンシップだ。
    紅も平然と蓮に口付けを返す。

    「ねえ、今日はお昼ご飯中庭で食べない?」

    「ん、いいよ」

    そこで予鈴が鳴ってしまい、紅が教室に戻る。


    「・・・・・可愛い紅・・・・・」

    そう蓮が呟いたのを、紅は勿論、他のクラスメイトも知る由はなかった・・・。


引用返信/返信

▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]
■5543 / ResNo.1)  Re[1]: 唯一の光
□投稿者/ 鶴 一般人(1回)-(2009/01/01(Thu) 23:07:31)
    続き楽しみです^^
    応援してま〜す
引用返信/返信
■5549 / ResNo.2)  鶴様へ
□投稿者/ 春風 一般人(1回)-(2009/01/07(Wed) 06:54:42)
    最近忙しくて更新できませんでしたが、知らない間に応援して下さる方が
    いらっしゃったとは・・・・。正直驚きです。

    鶴様、応援ありがとうございます!
    完結を目指して頑張っていきますので、また感想や意見、リクエストを下さったら
    嬉しいです。
引用返信/返信

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■5538 / 親記事)  悲しみの果てには悦びの楽園
□投稿者/ 李白 一般人(1回)-(2008/12/14(Sun) 23:24:31)

    何で泣くんだと、少し相手に苛立ちを覚えた。



    相手は、近所に住むフェム系の6歳年上の女。
    ついさっき、こんな時間に家に来て何かと思えば、告白された。
    でもはっきり言って、しつこくてお節介なこの女は嫌いだったから、


    「アンタに興味ないの。むしろ嫌いだからもう近付かないでくんない?」


    とインターホン越しに言い放った。
    家の中に設置してあるモニターには、毛先を15cmほど巻いた茶色い頭は項垂れ、
    ピンクと白のワンピースの生地を握り締めた女の姿。
    そして、数滴の涙を残し、走り去った。


    ふう、と軽く溜息をつく。
    お風呂上りで火照っている身体を配慮し、暖かいリビングへと足を運んだ。

    一人暮らしをしているため、家中が静寂に包まれている。
    テレビは何も面白そうなことはやっていない。

    ふと、ガラス製のテーブルの上にある封筒に目がとまった。
    今日の夕方にポストに入っていた、黒と紫のクールな感じの封筒。
    糊で貼り付けてあり、送り主は名前を書いていない。


    多分前の彼女・・・いや、ご主人様からだろう。


    つい3ヶ月前まで、夏樹には秋という彼女がいた。
    恋人、というかご主人様とペットという関係だったが・・・。
    夏樹は家の中では赤の首輪に、裸に白いエプロンという格好をしていた。
    今思えば、馬鹿らしくて、悔しくて仕様が無い。


    そんな彼女から、最近メールが来ていたのだ。
    何を思ったのかは知らないが・・・。
    そしてこの間『手紙を送る』とメールで言っていたのだ。


    面倒くさそうに封筒を取ると、ビリビリと手で口を破る。
    中からは万年筆っぽいもので書いた、手書きの便箋が入っていた。



引用返信/返信

▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]
■5539 / ResNo.1)   悲しみの果てには悦びの楽園A
□投稿者/ 李白 一般人(2回)-(2008/12/18(Thu) 07:20:25)
    封筒の中には、可愛らしい子犬の便箋が入っていた。
    ああ、そういえば秋は犬が大好きだったっけ、とふとにわかに思い出した。

    そして、肝心の内容は次のようなものだった。

    『前略 
     
     夏樹、もう私達が別れてから1年半過ぎたわね。私はあの頃が懐かしいわ。
     最近メールを送ったけど、元気そうで安心しました。
     彼女はいない、彼氏もいないって言っていたけれど、私もいないの。
     何だか夏樹をまだ好きな私がいるみたいで、駄目だったのよ。

     ・・・まあ余興はここまでにしておくわ。
     夏樹、貴方に話があるの。

     私の知り合いに優っていう子がいるの。私の4つ下で22歳。
     ちょうど貴方とは2歳差ね。
     その子が、夏樹と会ってみたいっていうのよ。何でも駅でたまたま会って、
     優が一目惚れしちゃったみたいなの。

     そこで、夏樹、優と会ってあげてくれないかしら。
     優は完ビアンだから、気に入ったら付き合ってもいいわ。
     好きにならなくても、友達として付き合ってくれないかしら?
     
     じゃあ、いい返事待ってるわ。

                           秋』


    右上がりの角ばった綺麗な字は、確かに本人のものだった。

    仕事はいつが休みだったか、壁にかけてあるカレンダー見た。
    ちょうど今週の日曜日は何も無い。

    最近暇だったし、まあいいか、と夏樹は思い、早速秋にメールを送る。


    『手紙読みました。今週の日曜日が空いているので、その日に会いましょう』


    すると、秋からは了解と言う返事が返ってきた。


引用返信/返信
■5542 / ResNo.2)   悲しみの果てには悦びの楽園B
□投稿者/ 李白 一般人(3回)-(2008/12/24(Wed) 07:09:59)
    それから時は早くも過ぎ去った。
    そして、あの約束の日曜日。


    朝、目覚めた夏樹は、1つ伸びをする。
    遂に今日『優』と会うのだ。どういう人かは年齢しか分からないが、何故だろう。
    夏樹は自分の気持ちがワクワクしている事に気が付いた。
    でも、同時に元カノである秋と会うのは、やはり気が進まない。
    なんとも言えない気持ちだった。

    待ち合わせは、午前10時。
    壁にかけてある黒い時計を見ると、ちょうど9時だった。少し急がなければならない。
    夏樹は、白いシーツのベッドから身体を降ろす。

    夏樹の自宅は、全体的に黒や白でまとめてある。好きな色だからだ。




                   *



    夏樹の自宅から歩いて15分。結構近場にある駅が待ち合わせ場所だ。
    あれから数回メールを今日のためにやり取りしたが、秋が優を連れて来るらしい。
    夏樹には優はどんな人なのか、全く聞かされていない。

    今日の夏樹の格好は、黒い太ももまでの長Tシャツ。シルバーのドクロが描いてある。
    そして、下は流行の赤のチェック柄のスカート、そしてレギンス。茶色のエンジニアブーツ。
    本当はもう少しボーイッシュだが、初対面という事で一応気は使った。
    でもまぁ、優は夏樹を見たことがあるのだから余計な気だが。

    待ち合わせ時間の5分前、駅の改札口で待っていた夏樹の目に、2人の女性が映った。
    秋と優だ。

    「ごめんなさいね、夏樹。久ぶり。待たせてしまったかしら?」

    秋の今日の服装は、薄いピンクのトップスに白いカーディガン、白いロングスカート。茶色のパンプスを履いている。
    茶色に染めた腰までの髪は軽くウエーブがかかっている。
    夏樹と付き合っていた頃からずっとフェム系だ。

    そして、その後ろにいたのが、どうも優らしい。
    黒いショートの頭、胸元が開いたグレーと黒のセーター、赤のミニスカートに、黒いロングブーツ。
    顔は夏樹的には可愛い方だ。


            
                    




引用返信/返信

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■4882 / 親記事)  妖・拗・熔
□投稿者/ 琉 一般人(1回)-(2007/11/11(Sun) 22:52:15)
    この世には、想像を絶するほど艶かしく
    刺激的な世界が広がる学校があるの。


    マゾっ気がある人なら一度は夢見るハーレムの世界。
    たくさんの美人に囲まれては寵愛されるめくるめく官能への誘い。



    …あら?
    今日も迷える子羊が一人、紛れ込んできたようね。
引用返信/返信

▽[全レス100件(ResNo.96-100 表示)]
■5526 / ResNo.96)  (32)
□投稿者/ 琉 一般人(3回)-(2008/11/12(Wed) 01:03:26)
    2009/05/29(Fri) 00:18:03 編集(管理者)

    來羽は知らなかったのだ。
    この学園の学生寮には、個室も相部屋もすべて寝台は一つしかないことを。
    つまりは、新たに布団等を側に敷かない限り、彼女とベッドを共にしなくてはならない。

    ずっと、彼女の隣り…

    想像するだけで顔が熱くなってくるというのに、
    肝心の円はそうのん気に感慨に浸らせてはくれなかった。
    「やぁっ」
    途端にぬるりと生暖かい感覚が身体中を駆け巡ると、來羽は大きく仰け反ろうとする。
    はだけた制服からこぼれる乳房を円が再び鷲掴みしてきた。
    何度も執拗に捏ねられ続けた來羽の乳首はすでに硬く尖っており、
    さらなる刺激に身体はますます熱く反応していく。
    「はっ…あ」
    彼女の唇がゆっくりと來羽の乳首を含む。
    最初は啄ばんでみたり舌先をねっとりと転がしたりと
    弄ぶように堪能していた円だったが、次第に刃を立てるように噛み付いた。
    その瞬間にも來羽の全身に鋭い痛みが駆け巡る。
    「痛っ…いよぉ」
    敏感になっている身体に追い討ちをかけ、來羽の頬にはまたも涙が伝った。

    「ねぇ來羽、こっちを向いて」
    痛がっている來羽の顎を掴んで、円は涙を拭うこともできないことにもお構いなしに、
    自らの顔に近づけ情熱的なキスと胸への愛撫を繰り返す。
    「んっ…んぅっ」
    痛みと気持ちよさが交互に押し寄せて、徐々に身体は熱を帯びていくいまの状況に、
    來羽はすでにおかしくなりそうだった。
    すでに頭がぼうっとして、何も考えられない。
    ただただ熱くて、芯から湧き出るような微熱に支配される來羽の身体が
    円にはどうしようもなく愛らしく映った。

    やがて円の細長い指が胸から腹へ、そして腰へと來羽の身体のラインを
    なぞるように伸びていき、スカートの中へと潜りこもうとする。
    「あっ、ちょっ、そこはダメっ!」
    慌てて止めようにも、上半身に自由が効かない來羽には所詮抵抗らしい
    抵抗はできなかった。
    「そこは?」
    最初から計算していたのだろうか。
    立っていた時同様に、円は用意していたかのように長い脚を滑りこませ、
    股を閉じようとする來羽を阻む。
    「そこは、ってどういう意味かしら?」
    意地悪な質問を投げかける彼女はクスクスと冷笑を浮かべながら、何とも楽しそうだ。
    薄い布地でできた下着の上から円が軽く上下に指を動かすと、
    明らかに湿っている独特の感触が触れられている來羽にも理解でき、
    恥ずかしくなって顔を赤らめた。
    一瞬、冷たい外気に晒されたように感じた陰部が、やがてそれよりも
    ひんやりとした指先の感覚を意識するまでそう時間はかからなかった。
    「ひっ…やぁ」
    下着の中を、直に円の手が這っている。
    彼女は指を折り曲げたまま陰部に押し当て、
    から絡め取るようにすくって來羽に誇示しこう呟いた。
    「糸、引いているわ」

    その時、來羽は何かが弾けるように一線を越えた気がした。
完結!
引用返信/返信
■5527 / ResNo.97)  NO TITLE
□投稿者/ 瑞穂 一般人(1回)-(2008/11/17(Mon) 14:09:44)
    こんな学校に通いたいですy
    更新を楽しみにしてます~

    (携帯)
引用返信/返信
■5529 / ResNo.98)  NO TITLE
□投稿者/ 奈々緒 一般人(1回)-(2008/11/21(Fri) 18:49:48)

    こんばんは。更新と返信ありがとうございます。

    そんなに前から考えていらしたんですね。
    文章が格調高いのも頷けます。

    そうですか
    新しいスレッドになっても是非お邪魔させて下さい。



    (携帯)
引用返信/返信
■5535 / ResNo.99)  瑞穂さま
□投稿者/ 琉 一般人(4回)-(2008/12/14(Sun) 20:22:45)
    こんばんは。師走に入っての休日、いかがお過ごしでしょうか?
    本日を持ちまして、新しいスレッドに続きの方を更新させていただきます。
    向こうでは、もう少しマメな更新を心がけるのが目標です。(…できれば)
    確約はできませんが、今後ともよろしくお願いします。

引用返信/返信
■5536 / ResNo.100)  奈々緒様
□投稿者/ 琉 一般人(1回)-(2008/12/14(Sun) 20:25:15)
    2009/05/29(Fri) 00:11:26 編集(管理者)

    こんばんは。返信、どうもありがとうございます。
    本日を持ちまして、新しいスレッドに続きの方を更新させていただきます。
    とはいっても章が変わるわけではないので、ちょっとしたおまけというか
    ストーリーの整理(+α)を書いてみました。
    よければ、そちらもご覧ください。
    それでは、また新天地にて応援していただければ幸いです。

完結!
引用返信/返信

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