ビアンエッセイ♪

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貴女の官能的なビアンエッセイやノベル
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■10314 / 親記事)  ∞∞ 逆行する、青。 ∞∞
□投稿者/ しいな 一般♪(5回)-(2005/06/20(Mon) 13:13:39)
    彼女の指は、とても的確だ。

    欲しいところを、欲しいと思う前に弾いてくれる。

    「ねぇ。どうしてそんなに上手なの?」

    そう聞いてみたことがあるが、彼女はその涼しげな目を細めて唇に軽いキスを落としただけだった。



    気怠い真夏の午後。

    ベッドの上でいつまでも起きあがろうとしない私の髪を撫でると、

    ユラは窓を少しだけ開け、細い煙草に火をつけた。

    エアコンの効いた室内に一陣の生温い風が舞い込む。

    閉め切られたカーテンがはためく度、薄暗い室内に差し込んだ光が彼女を照らす。


    …綺麗だ。


    いつも、そう思う。

    煙草は自分では吸わないしどちらかというと苦手だが、

    彼女がふうっと煙を吐き出すのを見るのは好きだった。


    「サツキはいくつになったんだっけ?」

    突然の問いに、ぼうっと煙の行方を見ていた私は妙な間を作ってしまう。

    「……32、だよ。」

    そう、彼女と出会ってからもう3年も経つのだ。

    当時29歳だった私の年に、3つ下のユラはやっと追いついた。

    「今日も暑いね。」

    窓を閉めて立ち上がった彼女は、その美しい身体を隠すことなく私の前までやってくる。

    「…これからしばらく、来られないかも。」

    「え…。」

    どうして?と聞く前に、キスで言葉を封じられる。

    …そうでなくとも、理由は聞けないのだけれど。
引用返信/返信

▽[全レス13件(ResNo.9-13 表示)]
■10716 / ResNo.9)  
□投稿者/ しいな 一般♪(14回)-(2005/07/06(Wed) 07:22:37)
    2005/07/06(Wed) 07:23:45 編集(投稿者)

    ちゃんと、“普通の顔”ができていただろうか。



    家族が寝静まった後。

    私は自分の部屋の窓を開けた。

    冷たい指先が、更に冷たくなっていく。

    時間は、確実に過ぎているのだ。

    なのに肌に触れれば、あの暑い日の、それより熱いユラの残した痕跡が疼く。

    彼女が触れた、全てが。

    赤い跡は消えてしまったのに…


    重症…かな。


    無音の空間に、小さく息を吐いた。



    ふと、パソコンデスクの上の携帯電話が着信を知らせていることに気付く。

    夜は音もバイブも消してある為、小さな光の点滅だけが蛍の様に光っている。

    こんな時間に誰から?

    手にとって、開いてみる。


     【メール着信アリ】

      yura


    思わず息を呑む。


    …ユラ?



    どうして…
引用返信/返信
■11718 / ResNo.10)  
□投稿者/ しいな 一般♪(17回)-(2005/08/04(Thu) 21:26:45)
    パコッ



    携帯を折り畳む音。

    そこまで、ほぼ無意識だった。




    “ひさしぶり。元気?”




    昼間、あのデパートで見てしまったこと。

    気付いているのか、いないのか…





    “明日13時。”





    来るの?本当に?


    私に、会いに?


    私を…



    抱きに?





    相変わらずの簡潔な文章。


    私の指は、勝手に動いて。




    気がついたら、送信ボタンを押していた。





    “分かった。待ってる。”







    どうしてだろう。

    髪を切りに、行くはずだったのに。
引用返信/返信
■11966 / ResNo.11)  NO TITLE
□投稿者/ ゆぅ 一般♪(1回)-(2005/08/10(Wed) 05:41:22)
    続きが楽しみです!!(*^o^*)
    頑張ってくださいな♪

    (携帯)
引用返信/返信
■11981 / ResNo.12)  ゆぅさんへ。
□投稿者/ しいな 一般♪(18回)-(2005/08/10(Wed) 23:34:06)
    ありがとうございます♪
    更新ホント遅いですが…(^-^;
    ガンバリマス☆
引用返信/返信
■11982 / ResNo.13)  
□投稿者/ しいな 一般♪(19回)-(2005/08/10(Wed) 23:35:00)
    「…ん、あぁ」


    時計に背を向けた私は

    正確な時間を、もう計ることは出来ない。

    彼女を招き入れてから、まだ数分?

    けれどもう、この空間は普段とはまるで違うモノになってしまったかのようだった。


    「ひ…ぁんん…」


    彼女の指の的確さは衰えてはいなかった。

    むしろもっと深い感覚が、身体の芯を捕らえて放さない。

    慣れているはずのシーツの手触りまでもが

    いつもより滑らかに感じるのは、何故だろう。


    「あ…あぁ…」


    強く、弱く。

    優しく、激しく。


    高められていく波と共に。

    日常が消え去っていく。


    「んっ…ぁ、もう…」


    もう、何も考えさせないで。

    今だけでいいから…


    宙に伸ばした手が、強く包まれる。

    「名前、呼んで?」


    ゆら…


    ゆら。


    「ゆら。もう…あぁ…っ」


    ゆら。

    ゆら。

    ただ名前だけを呼び続ける声が。

    掠れて出なくなるまで。
引用返信/返信

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■14449 / 親記事)  ご主人様と私
□投稿者/ 昴 一般♪(1回)-(2006/05/14(Sun) 01:27:35)
    はじめまして、皆様。
    昴と申しますm(_ _)m
    初投稿ですので未熟ですが、感想を頂けると喜びます。

    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス100件(ResNo.96-100 表示)]
■15652 / ResNo.96)  ご主人様と私 第6章D
□投稿者/ 昴 ちょと常連(95回)-(2006/08/06(Sun) 17:57:44)

    ご主人様と二人で

    ゆっくりしながら

    お医者様の家で

    お医者様の帰りを待つ






    『お待たせしました』




    『診察の結果をお伝えしますので

    リビングのテーブルに

    お越し下さいますか?』



    ご主人様と二人で

    リビングのテーブルに移動する





    「お茶を煎れますね」

    立ち上がり掛けた私に


    『そうね、お願いするわ』

    ご主人様が仰った





    キッチンに向かうと

    ご主人様とお医者様が

    何かお話ししていらしたけど


    声が小さくて

    内容までは判らない






    「どうぞ」


    ご主人様と

    お医者様と

    ご主人様の隣の席に

    お茶を置いて



    キッチンにトレイを片付けに行こうとしたら


    『ありがとう

    それは後で構わないから


    お掛けなさい』


    ご主人様が仰った



    慌てて椅子に座り直す私




    『改めて紹介するわね



    今までの言動で

    気付いていると思うけど




    メイドだった頃の

    貴女の先輩に当たる人よ




    今は産婦人科医で




    まだ若いけれど


    ある分野で

    国内トップクラスの

    名医よ』


    (携帯)
引用返信/返信
■15673 / ResNo.97)  作者からのお知らせです
□投稿者/ 昴 ちょと常連(97回)-(2006/08/07(Mon) 01:08:30)

    今更改めて何なのですが…


    このお話しは

    フィクションです。

    妄想100%です。




    ついでに申せば

    作者は医学的な知識は

    持ち合わせておりません


    これから

    医学的なそれっぽいことを

    書いていきますが


    すべて空想です



    『へぇ〜、こんなことも可能なんだ』と

    思われたビアンカップルの方々


    あくまでも昴の妄想ですので


    多分無理です






    星新一さんが昭和30年台や40年台に書かれたものが
    今現実にあったりするので
    いつかは実現するかも知れませんね



    以上、昴からのお知らせでした


    (携帯)
引用返信/返信
■15674 / ResNo.98)  ご主人様と私 第6章E
□投稿者/ 昴 ちょと常連(98回)-(2006/08/07(Mon) 01:09:44)

    『それでは

    診察の結果ですが…


    大丈夫ですよ

    健康体です


    まったく問題ありませんね



    内診の触診も

    細胞検査も


    異常ありませんよ』




    『それは良かったわ




    検査では

    恥ずかしい思いを

    させてしまったわね




    ごめんなさい



    検査の結果が良ければ

    貴女にお願いしたいことがあったのよ…






    もちろん

    貴女には断る権利があるから





    いやなら


    無理はしなくていいのよ』




    真剣な眼差しで

    お話しをされるご主人様



    私は黙って頷くだけだった







    『お願いの内容を話す前に




    このお医者様の


    トップクラスの


    その分野のことを言うわね』







    『このお医者様は



    不妊治療の分野で


    トップクラスなのよ


    しかも

    男性が精子を持たない場合は

    第一人者なのよ





    だから私のお願いは…







    …』



    ご主人様は

    そこで口ごもってしまわれた




    私も想像は付くけれど


    それを確認出来なくて

    やはり黙ってしまったまま


    (携帯)
引用返信/返信
■15675 / ResNo.99)  ご主人様と私 第6章F
□投稿者/ 昴 ちょと常連(99回)-(2006/08/07(Mon) 01:10:44)

    『男性が精子を持たない場合と言うのは

    少し正確ではありませんね…』


    黙り込んでしまった

    ご主人様と私の間に

    口を開いたお医者様


    『女性と

    精子を持たないパートナーの為の



    本当は

    今日の日の為の

    研究でしたので





    女性から卵子を採取して

    パートナーの細胞と合わせて

    受精卵と同じ状態にします


    その後で女性に着床させる



    もちろん元々は

    精子を持たない男性のご夫婦の為に研究され始めたものですが…


    女性同士にも応用は可能です



    ただ女性同士の場合は

    当然XXの染色体しかありません


    生まれ来る命も確実に女性と限定されます



    それに

    女性同士で繁殖すると

    男性の存在意義がなくなってしまいますので



    医学的に承認は得られていません


    医者の世界も

    まだまだ男性社会ですからね…』


    殆どのことを

    お医者様に説明されて


    切羽詰まったような

    真剣な顔つきのご主人様



    『もしも

    いやでなければ


    私の子供を生んでもらえないかしら?



    養子になるけど

    私の籍に入って』



    私に断る理由なんてない



    真剣な眼差しのご主人様に


    私も真剣に


    「はい」とだけ答えた


    (携帯)
引用返信/返信
■21508 / ResNo.100)  女性用風俗
□投稿者/ 明子 一般♪(1回)-(2012/05/15(Tue) 11:49:36)
http://sns.fgn.asia/
完結!
引用返信/返信

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■20012 / 親記事)  あおい志乃からご挨拶
□投稿者/ あおい志乃 一般♪(46回)-(2007/09/12(Wed) 22:01:52)
    “ALICE”のTreeが上限を超えましたので、
    改めて新規作成致しました。
    初めてこの作品にお目に掛かった方は、
    よろしかったら過去のページに戻って、
    是非第一話から“ALICE”をご覧になって下さい。
    Treeは他に2つあります。
    ・・2つもですか!?
    はい、そうなんです。申し訳ありません。。

    こんにちは。あおい志乃です。
    ご愛読ありがとうございます。

    素人の分際で、こんな長編になってしまい、心苦しい思いでございます。
    全体の構成に重要なストーリーのみをササッと書き進めれば良いものを、
    あまり主軸でない場面も、書き出してしまうと、
    余計な描写を長々と連ねてしまって、
    非常に無駄の多い作品になっているという現状でございます。

    この際、早送り感覚で構いませんので、
    完結したあかつきには、興味本位で目を通して頂ければと思います。


    季節の変わり目ですが、
    体調や気分をお崩しにならず、
    皆様が笑顔で穏やかな毎日を過ごされることをお祈りしております。





      あおい 志乃

引用返信/返信

▽[全レス55件(ResNo.51-55 表示)]
■20962 / ResNo.51)  ◆れいさんへ
□投稿者/ あおい志乃 一般♪(8回)-(2008/06/28(Sat) 02:14:44)
    れいさんこんばんは。
    真夜中のメッセージ、ありがとうございます。
    れいさんが東京で変わらず、
    お忙しい日々を送っていらっしゃるご様子が窺えます。
    週末の激戦を終えて、お風呂に入ってらっしゃる時間帯かなと、
    思っていたのですが。

    季節の変わり目、体に負担が掛かる時節ですね。
    れいさんこそ、くれぐれもお気を付けて。
    体も、心も。

    温泉、イイですね。
    私も日曜から数日休みを設けています。
    “連休中音信不通”宣言を各方面に堂々と掲げられるよう、
    あと30時間ほど心を無にしてやり抜きたいと思います。

    れいさんの週末が素敵に素晴らしく彩られることを、
    祈っています。
引用返信/返信
■20963 / ResNo.52)  ALICE 【91】
□投稿者/ あおい志乃 一般♪(9回)-(2008/06/28(Sat) 03:06:00)
    「ルーイったら、黙っちゃった」



    「・・ああ、ごめん。あまり耳にしない言葉だったから」



    膝から下を前後に揺らして、

    ブランコを漕ぐようにアリスが空を漕ぐ。


    その子供のような仕草は彼女によく似合っていて、

    だからこそ余計に、
    やはり先刻の二文字が生々しく思えた。




    「そうだよね。女同士なら、妊娠の可能性、絶対無いからね」


    アリスの言った台詞を、なんとか冷静に思い返して、
    私はそう返答した。



    「変に思った?」

    「ううん。全然」 と答えてから、

    「安心した」 と、自然に私はそう加えた。



    「安心?」


    「そう。男性関係のトラウマから、女性しか愛せなくなるケースは多いって聞くから。
     アリスがそうじゃないんなら、良かった」




    ―――これが、さっき言い留まった、疑念。


    前々から少しずつ考えていた、不安。




    「そんなこと、考えていたの。ルーイ」


    アリスが、
    意外だというように、
    冗談めいた響きでそう言った。

    だが表情には、
    僅かに困惑というか、
    何かの引っ掛かりが浮かんでいるように見えた。



    「考えていたというか、うん、まあ、考えてしまうというかね。
     アリスが今辛いのも、昔辛かったのも、嫌だからさ」




    過去を変えることが出来ない事は十分承知している。

    それでも、
    アリスが経験した苦しみが、
    少しでも、少なくあって欲しい。


    それが私の、正直な、飾り気の無い気持ちだ。



    所員とも、依頼人とも、
    アリスは仕事中、何の問題も無く男性と接触していたし、
    愛想が良いとは決して言えないが、
    それは誰に対しても同じなわけで。


    とにかく今回のことで、


    『同性と付き合うことには特に意味は無い』と、

    性虐待の過去は無いと、


    アリスの口から聞くことが出来た私は、

    心底安堵していた。




    父親を “男” と称するアリスの呼び方には、
    明らかに侮蔑の念が見られた。


    我が子に食事をまともに与えることさえしない人間が、
    他にもどんな仕打ちをアリスに与えていたか、分からない。
    出来れば考えたくない部分だ。


    アリスのその父親像が、
    そのまま彼女の持つ男性像に与えた影響の大きさは、
    小さくないと予想されるが、
    考えてみれば、アリスの場合、
    不信の対象は異性に限ったことではないだろう。


    彼女の瞳は、
    “男” よりむしろ “魔女” という言葉を発するその時に、
    様々な情意を宿していた。

    紅野心とアリスの父親が、
    一体どんな関係で、
    そして二人が真白・アリスの母娘に対して何を行ったのか、
    この辺りに関する具体性は一切手にしていないが、


    その正体の全貌が、

    アリスを笑顔に導く類である可能性は、






    ゼロだ。






    “sexが嫌い” というのは、

    妻以外の女を想い(あるいは抱き)続けた、
    不道徳な父親に対する嫌悪感と結びついているのかもしれないが、

    実際、アリスは性行為を行っているし、

    その関連での目に見えるトラウマは、無いようだ。


    食欲は極めて少ないが、
    摂食障害では無い、
    自傷行為の痕跡も見られず、
    トゥレットの症状も無ければ、
    自閉気味ではあってもシンドロームとは言えない。


    そういう、他人の同情や心配を簡単に集める要素が、

    アリスには無い。





    ―――だが、



    心が、


    深黒の闇に覆われている。




    アリスは、

    表面を滑らかに保つ為に、
    内面を途方も無く犠牲にしている。


    きっと、そうなのだ。








    ・・・果たしてどちらが良かったのだろう。




    感情の波を抑え込むことをせずに、
    よく笑いよく泣きよく怒る、が、
    コントロールが利かない、
    不安定な人間。


    それとも今のアリスのように、
    何事にも辛抱強く耐えることが出来るが、
    感情が恐ろしく鈍く、
    自身の保守の仕方を知らない、
    不器用な人間。








    どちらにしても、




    心に平安は無い。
引用返信/返信
■21035 / ResNo.53)  伝えたいこと
□投稿者/ リーフ 一般♪(1回)-(2008/08/03(Sun) 10:02:28)
    この作品は、一度読んでもまた読みたくなる作品で、大好きです。
    何度も何度も読み返してはルーイとアリスのやり取りに心温まる感じです。

    また、ゆっくりと更新される日を楽しみにしています。
    暑い日が続いていますので、ご自愛下さい。

    (携帯)
引用返信/返信
■21277 / ResNo.54)  まってます
□投稿者/ ぎのご 一般♪(1回)-(2009/03/07(Sat) 15:03:18)
    いつ読んでも…むふふです( ̄▽ ̄〃)
    更新まってます

    (携帯)
引用返信/返信
■21507 / ResNo.55)  即プレイOK
□投稿者/ 千里 一般♪(1回)-(2012/05/14(Mon) 22:20:24)
http://www.fgn.asia/
    レベルの高い女の子います+.(・∀・).+♪ http://fgn.asia/

    (携帯)
完結!
引用返信/返信

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■16531 / 親記事)  ご主人様と私 外伝 U
□投稿者/ 昴 ファミリー(198回)-(2006/09/18(Mon) 11:51:54)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/
    2006/11/01(Wed) 13:28:10 編集(投稿者)

    とんでもなく長〜いお話になりそうですが…

    ちゃんと完結を目指しますので宜しくお付き合い下さいませ

    感想大歓迎

    ただ官能シーンの時だけ少しご配慮下さいますようお願いします

            昴

    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス101件(ResNo.97-101 表示)]
■17697 / ResNo.97)  外伝 第7章 12
□投稿者/ 昴 大御所(314回)-(2007/01/18(Thu) 00:52:51)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/

    少しの休憩の後

    唇だけで愛純を辿る


    深い口づけを交わし

    耳元に

    顎に

    首筋に


    順々に愛純を辿る



    愛純のポイントは

    指先で辿った時に覚えたから


    そのポイントを唇で攻める


    舌で転がしたり

    甘く噛んだり


    その度に愛純の甘い声が聞こえて来る



    もっと聞かせて

    その甘い声を

    私だけに…



    胸の膨らみも

    その先も

    私だけを感じて



    ウエストのくびれも

    柔らかなカーブを描くおなかも

    その下の茂みも


    何もかもが愛しい



    愛純の膝を立たせて

    両脚を大きく開かせた


    蜜をたっぷり蓄えて
    愛純の花が綺麗に咲いている




    そっと唇をつける


    『…ぁん……』

    愛純の声が聞こえる


    さっきより少しだけ強く

    唇をつける


    そして下から大きく舐め上げてみる



    愛純の花は膨らみ

    存在を主張している


    蜜を垂らし私を誘っている



    『…マコ…

    舐めて…クリトリスを…』


    愛純は腰を浮かせて

    そのクリトリスを私の唇に触れさせようとしている



    愛純

    貴女が感じるなら

    何でも何度でも出来るわ

引用返信/返信
■17789 / ResNo.98)  外伝 第7章 13
□投稿者/ 昴 大御所(316回)-(2007/01/25(Thu) 17:23:29)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/


    『…マコ…

    舐めて…クリトリスを…』



    だけどまだ

    舐めてはあげない



    もっと

    もっと貴女を焦らして


    もっと

    もっと貴女を追い詰めて



    あのコなんかの知らない

    私だけの愛純にする為に…




    花びらの縁を舌の先で

    一周…二周…



    右から左に

    左から右に移りながら

    愛純のクリトリスのスレスレのところで

    自然に息をかける




    『…お願いマコ……

    ……して……』


    限界を知らせるように

    愛純が切ない声を出した




    愛純のクリトリスに

    舌の先をほんの少しだけ

    ソッと当てる



    『…ぁん……』

    それだけで愛純の躯は

    小さな痙攣をしている



    愛純の蜜が溢れている

    その蜜を舐める


    愛純

    これが貴女の味なのね



    愛純のクリトリスを口に含み

    舌で転がし

    甘く噛み

    吸い付く




    それは充分焦らした結果なのだけれど


    『…ぁぁあ………


    ……すごい………


    …すごいよマコ……』



    『…こんなの……

    …はじめ…て……』



    愛純に初めてと言われると嬉しい


    愛純の中から

    あのコの影を一つ消し去ったみたいで…



    『…マコ……

    …舐めた…ままで……


    ……入れて………』



引用返信/返信
■17790 / ResNo.99)  外伝 第7章 14
□投稿者/ 昴 大御所(317回)-(2007/01/25(Thu) 17:24:56)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/



    『…マコ……

    …舐めた…ままで……


    ……入れて………』


    舐めたままで入れる?

    愛純に負担が掛からないようして

    体勢を入れ替えてみる


    なんとか舐めながら入れることが出来た

    2、3度指を出し入れして

    愛純の中をかき回す


    少しずつ激しく

    少しずつ大きく


    もちろん
    愛純をクリトリスを舐める舌の動きを止めないで…


    『…ぁぁあ……

    …マコ…

    …すごく…いい……』

    愛純の中の

    一番奥の丸い突起が

    指だけの時よりも

    ぷっくり膨れて

    さっきよりも近くに来ている気がする


    『…来て……

    …もっと…深く……


    あっ


    …ぁぁぁああ……』


    そのまま愛純は気を失ってしまった




    そっと愛純の中の指を抜き

    愛純の溢れた蜜を舐め


    ティッシュペーパーで拭き取って

    羽毛布団を掛ける




    指先に愛純の香りが染み込んでいる


    甘酸っぱいような愛純の香り




    東の空が

    漆黒から

    ほんの少し青みを帯びて来た



    おやすみなさい愛純


    目覚めたら

    もう一度

    愛純を感じさせてね

引用返信/返信
■17792 / ResNo.100)  独り言・・
□投稿者/ 昴 大御所(318回)-(2007/01/26(Fri) 00:02:49)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/
    どうも昴です
    第7章誠視点終了です
    ストーリー展開よりも官能シーンにページをとっているところが
    昴らしいというのだろうか?と苦笑いするしかないような書き方ですが・・(爆)
    その辺はずっと読んで下さっている皆様はご承知のことだろうと・・・

    次回五つ目のスレッドをたてますが・・いいんでしょうかね?
    こんなのが長々と続いてて

    でも、まだまだ続けますので懲りずにお付き合い下さいませ
引用返信/返信
■21506 / ResNo.101)  男性人形
□投稿者/ 恭子 一般♪(1回)-(2012/05/14(Mon) 16:26:06)
http://sns.fgn.asia/
    ソープランドを超えたサービス実施中!(●^口^●)→ http://www.fgn.asia/

    (携帯)
完結!
引用返信/返信

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■記事リスト / ▲上のスレッド
■21484 / 親記事)  SolitudE
□投稿者/ mixx 一般♪(1回)-(2012/04/12(Thu) 00:26:15)



    「メイちゃん、時間だよ」



    控え室でくつろいでいるとこに、マネージャーのマキさんが迎えに来た。



    「はーい」


    元気に返事をして控え室を後にした。



    私はメイ。
    本名は上橋 メイ。
    うえはし、なんて言われるけど、かんばしが正解。
    人からはよくメイちゃん、って呼ばれる。
    っていうのも私がまだ15歳だからだ。
    でも仕事はしている。
    これでも人気アイドル、っていう肩書きもあったりする。



    今日は人気番組のゲストとして出演する事になっていたりする。
    仕事は楽しい。
    学校だって充実している。
    私の人生、なかなか充実しているなんて思ったりしている。
    仕事が恋人、なんて思って仕事に力を入れる。
    恋なんかしてたら、体がもたない。
    そう思っていた。







    だからまさか、この日恋に落ちるなんて思いもしなかった。







    今はリハーサル中だ。
    スタッフさんが立ち位置を指示する。


    「この線の手前でまっててくださいね。司会者が本日のゲストですっていったら〜」



    スタッフさんが説明を聞きながらそういえば、卒業式の日は仕事をいれないようにマキさんにいっておかなきゃな〜なんて考えていた。

    今は10月で少し肌寒くなってきた。
    私は今中学3年生。
    つまりは受験生で、来年の春には卒業式だ。
    まあ、中高一貫の学校だから、受験の心配はしなくてもいいし、友達と離れることもない。
    でもやっぱり卒業式には出たい!


    あれ?そういえば、明日までの宿題があったような・・・
    もしかして今日は徹夜かな?


    「メイちゃんっ!!危ない!!」


    いっきに現実に引き戻される。
    突然のことすぎて頭がついていかない。
    考え事をしていた私は反応が遅れた。
    ほんの一瞬だったはずだけど、スローモーションのように感じた。

    上からバチンとワイヤーが切れる音
    何かの破片が降ってくる
    避けるまもなく何かが落ちてくるのがわかる
    小さな破片の後に続いて、大きな影が頭上に迫る
    ダメだ、間に合わない


    誰かの悲鳴


    そう思ったのと同時に私の体は吹っ飛んだ。
    いや、正確には誰かが私をかばって、その勢いで倒れたみたいだ。




    「大丈夫?」


    静まりかえったスタジオに声が響く
    綺麗な声だと思った
    透明感があってハリがあって、よくとおる声


    「メイちゃん?大丈夫?」



    いつの間にか目をつぶっていたみたいだった。
    恐る恐る目を開けてみる。


    「どこか痛いところは?」


    私をかばってくれた人が優しい声で尋ねる。
    目と目があう。
    優しい目
    少し色素の薄い茶色の目


    「大丈夫...です」


    静まりかえっていたスタジオのあちこちから安堵のため息が遠くに聞こえる。


    その人は顔をそらし「マキ!」と呼ぶ。

    目をそらす事ができない。

    白い肌
    通った鼻筋
    大きな目

    本当に綺麗だと思う
    今はその綺麗な顔が不機嫌そうにゆがんでいた。


    「ナツ!!!大丈夫?メイちゃんも!」


    マキさんの声で我にかえる。


    「あたしは大丈夫。この子、いったん控え室に戻ったほうがいいと思うけど」


    「そうね。メイちゃん、控え室でしばらく休憩しようか」


    私は答える事ができなかった。
    まだ何が起きたのかよくわからなかったし、今は目の前で私の顔を覗き込んでる、ナツ、と呼ばれた人からなんとなく離れ難かった。
    私が黙っていると知ってか知らずか、マキさんがその人の細い手首を、がしっと掴んだ。



    「ナツもだよ!」


    当たり前でしょ、といった顔をするマキさん。


    「なんで私まで」


    どうやら二人は知り合いのようだ。
    マキさんはナツさんの腕を無言で指さす。

    その細い腕からは血がぽたぽたとたれていた。

    仕方ない、といった顔をしたとこで私とナツさんをひっぱってスタジオを後にした。

引用返信/返信

▽[全レス7件(ResNo.3-7 表示)]
■21487 / ResNo.3)  Re[2]: SolitudE
□投稿者/ mixx 一般♪(4回)-(2012/04/12(Thu) 09:47:53)

    〜1年前〜


    「マキー!!!早く早く!」


    私の前を元気に歩くあやかが、私の腕を引っ張る。
    あやかとは付き合って2年になる。
    今日は約束していたデートの日。


    「早くしないと、売り切れちゃうよ〜」


    あやかが、前から見たがっていた映画が今日公開だったのだ。
    純愛ものの映画で、いかにもあやかが好きそうな映画だった。


    「大丈夫だって!まだ10時だし、夜の6時の映画でしょ!」


    今日は早起きしてきた。
    朝はあまり得意ではなくて少しだけ機嫌が悪かった。


    「まだ機嫌なおらないの?たまには早起きもいいじゃん〜」


    私とは正反対の性格。

    あやかに告白されてから、付き合い出すようになった私とあやか。
    告白された時は、驚いた。


    まさか、両想いだとは思っていなかったから。


    ケンカもしたりするけど、幸せだと思う。
    きっとあやかとはこの先もずっと一緒だと思う。


    「大人2枚下さい!!」


    元気よくしゃべる。
    ふわふわしているのに、意外なくらい自分のことをはっきりしゃべったりもする。


    チケットをとれた事に大はしゃぎで、そんな姿を愛しいと感じる。
    まだ朝の10:30


    「じゃあ、これからどうする?」


    映画までにはまだまだ時間がある。
    答えは決まってる。


    「やっぱり、ショッピングでしょ!!」


    〜3時間後〜


    お腹のすいた私たちはいきつけのカフェでランチをとっていた。


    「お腹ぺこぺこ〜」


    朝から歩き回ったせいで二人のお腹はぺこぺこだった。


    いつもと変わらないあやか。
    そんなに珍しくない、映画デート。
    二人のお気に入りのカフェ。
    その日もいつもと変わらない一日になるはずだった。

    「ねえ!今日も映画の帰りにバーに行く?」

    バーかそれも悪くない。
    明日は日曜だし、バイトもないし、久しぶりにクタクタになるまで遊んでもバチは当たらないだろう。

    でも、これが間違いだったのかもしれない。
    ううん、結果を知ってても私はバーに行くと思う。絶対に。


    結局そのまま映画の時間になるまでそのカフェでのんびりくつろいでいた。


    〜2時間後〜

    「あ〜楽しかったね!!」

    満足そうなあやかの横であくびをする。

    「そだね」

    実際は半分以上も眠ってしまっていた。
    もともと、興味のない映画だしね。

    「さてと、じゃあこれからバーに行きますか!」


    どうやら気づかれていないらしい。
    相変わらず鈍感だな。
    そこも可愛いのだけれど。


    「あ!そっちじゃないよ!!今日はこっち!!」


    行きつけのバーとは違う道へと進んでいく。
    暗い道に差し掛かった時だった。


    いきなり誰かにフェンスに叩き付けられた。
    衝撃が体中に広がる。


    前をみるとあやかが車の中に引きずり込まれそうになっている。
    レイプだ!
    わかったところで男の力にはかなわない。


    助けを求めてもみんな見てぬふり。
    警察を呼ぶ人もいるが、着く頃にはここにはもういないだろう。
    私も立場が違えば、見てみぬふりをしていたかもしれない。
    誰だって自分がかわいい。


    車に無理やり連れ込まれながら、パニックと恐怖の間でも、不思議と頭のなかには、冷静な部分が残っているようだった。


    ドアが閉まる音。
    泣き叫ぶあやか。
    ショックで呆然とする自分。


    「走らせろ!」

    誰かが叫ぶ。



    車は、、、動かない。


    「おい!何してんだよ!」


    イライラした声がする。
    ショックから立ち直ってきた私がフロントガラスの方をむくと、ボンネットの上に人が乗っかって、こちらを覗き込んでいた。


    まだあどけなさの残る顔。
    それでもどこか洗練された感じがして、一言では表す事ができなかった。
    ただ、綺麗だと思った。
    なぜそんなことを思ったのか自分でもよくわからない。

    その人は、何か言葉を待っているかのようにボンネットの上にのったまま動かずにこちらを見ていた。

    「早くそいつをどかせろ!車に乗せても構わないから!」

    違う声が叫ぶ。
    この子を車の中に載せる?

    絶対に嫌。
    自分はいい。
    ただその子を載せるのは絶対に嫌。

    「早く逃げて!早く!!」


    あやかが叫んでいる。
    違う。叫んでいたのは自分だった。


    「きちゃダメ!!」


    力の限り叫んでいた。
    よく考えたら変なはなしだ。

    自分がどうなってもいいと思うことも、助けて、じゃなくて出た言葉が、逃げてと思ったことも、何より、レイプ犯を前にしても微動だにしないその子も。


    運転席のドアをあけて男が女の子に向かう。
    危ない。嫌だ、逃げて。


    「おいテメエ!早く離れろ!それとも俺に襲って欲しいのか?」


    男がニヤニヤしながら女の子の細い手首を掴む。
    危ない!!

    そう思ったが実際に危なかったのは、男のほうだったとあとから気づいた。


    「巻き込まれたから、仕方ない」


    女の子は確かにそうつぶやいていた。
    まるで自分に言い聞かせているようだ。


    つぶやいたと同時に男が消えた。
    正確には、男がものすごい勢いで吹っ飛んでいった。


    何が起きたのかよくわからない。
    ただ、運転手がいなくなった車を走らせる事は無理だ。
    男たちが車から降りて女の子を囲む。


    こんな状況で思うようなことではないが、あの時のナツは綺麗だった。
    捕まえようとする手をよけ、よけては一人ずつ確実に倒していく。
    いや、気絶させていくという言葉の方が正しいか。


    あっというまに全員気絶した。
    こちらに近づく女の子。


    あやかも私も男たちがいないのに、車に乗ったままだった。
    ショックのためか、二人とも動けずにいたんだ。



    「大丈夫ですか?」


    答えない私たちに困ったような顔をしながら話しかける。


    「そろそろ警察もくるし、とりあえず車おりません?」


    すっと二人に手を差し伸べる。
    それが、ナツとの出会いだった。

引用返信/返信
■21488 / ResNo.4)  Re[3]: SolitudE
□投稿者/ mixx 一般♪(5回)-(2012/04/12(Thu) 23:32:23)

    「どうしたの?」


    ナツが私の顔を見つめている。
    今は収録、本番中。

    事故があってからどうなるのかと思ったけど、なつきさんがいてくれるなら、という条件で続けられることになった。


    「全く、今日は帰っていいっていったのに」


    「ふ〜ん。私は帰ってもいいんだよ。マキのために仕方なく」


    わざとらしくため息をつくナツ。

    少しは私のことを考えてくれていたのかな。
    違うな。ナツはいつだって他人のことを考えている。
    ナツは優しすぎる。残酷なくらいに。


    「あたしの事心配してくれたんだ〜」



    ふざけてナツに後ろから絡みつく。
    実際にナツが帰っていたら困っただろう。


    メイちゃんはスタジオに入るなり、一歩も動けなくなっていた。
    このままでは撮影ができない、と困っていたとこでナツがきた。


    「私が付いてるから大丈夫」


    一言だけメイちゃんに声をかけると、さっきまではガチガチだったメイちゃんもようやく笑顔をみせた。
    全く、さらっとカッコイイ事をいってくれる。
    ナツが言うから様になってるし。
    効果絶大。

    メイちゃんだけでなく、周りにいたスタッフまで顔を赤くしていたのは気のせいではないだろうな。
    私は言うまでもなく、ドキドキさせられた。
    メイちゃんに少し嫉妬したくらいだ。


    「で?どうした?」


    ボーっとしていたのを見られていたのか。


    「ん、ちょっとナツと出会った時の事思い出してた」




    あの日、ナツに出会ってから、私は変わってしまった。
    警察がかけつけてきた頃には、すべて片付いていた。

    気絶していた男たちを警察が捕まえ、私たちも別のパトカーにのって警察署まで移動する。
    ショックで呆然としている私たちのかわりにたんたんとしゃべるナツ。


    それから3日後。
    私とあやかとナツの3人で、ご飯を食べにいった。
    どうしてもお礼のしたかったあやかと私は、食事をごちそうする、と言っても大したものではないが、落ち着いた雰囲気のレストランへきていた。



    あの時の私は、あまりしゃべらなかった。
    もっぱらあやかが喋って、ナツが答えて。
    その繰り返しだった。会話もほとんど覚えていない。
    熱にうかされたように、周りが遠くに感じて。色を失っていって。
    でもナツだけは鮮やかな感じがして。


    「マキ」

    ハッとした。
    また昔の事を考えていたみたいだ。
    きっと今日の事故と自分の経験が重なっているんだと思う。


    「さっきの事が原因?」


    ほらね、やっぱり。
    ナツは必要以上にカンが鋭い。
    ナツにはお見通し。


    「そうかもね」


    あの日から少しもたたないうちに、私とあやかは別れた。
    あやかが嫌いになった訳じゃない。

    ただ、知ってしまったから。
    ナツという存在を。
    あやかを求めるよりも、強く、比にならないくらい求めてしまったから。


    何よりも誰よりもナツが欲しい、と自分の気持ちに気づいてしまった。
    ナツがビアンかなんて知るはずもないし、どこにいるのかも知らないし。
    それでも、ナツが好きだときづいてから、あやかを抱くことができなかった。


    「ナツ。あのお店って、ナツの行きつけだったの?」


    あやかと行こうとしていた、普段とは違うお店。
    そこへはちょくちょく通うようになっていて、そこで偶然再会した。


    「ん?マキと偶然会ったバーのこと?あれは、たまたま店員に用があっただけ」


    そっか、偶然か。


    「何ニヤニヤしてんの。気持ち悪い」

    ナツが気持ち悪そうにこちらを見ている。


    「たまには気持ち悪くてもいいでしょ〜」


    なんて言ってナツの首に絡めていた腕に力を込める。
    私より少し小さいナツの肩にニヤニヤが止まらない顔をおいてみる。


    ナツ、偶然って言葉ってさ、運命って言葉とどこかにてると思わない?
    声に出さずに心の中でナツに尋ねる。


    ナツとバーで偶然あった日は、運命のように感じた。



    そして関係は、その日から恩人なんかじゃなくなった。


    ナツに抱かれたあの日、私は気づいてしまった。
    この気持ちを伝えれば、ナツは離れていく。

    なぜそう思ったかはわからない。
    あえて言うなら、ただのカン、女のカンってやつかな。


    「ね!今度ナツの家に行ってもいい?」

    少し間を置いて返事が返ってくる。

    「わかった」


    とだけ言って了解するナツ。
    ナツの家に行くと行っても遊びに行くわけじゃない。


    私たちの関係は求めて、求められて。
    あえて言うなら、セフレ。

    だから、家に行くって事は、抱かれに、もしくは抱きに行くって事。

    体だけの関係。
    それでも少しはナツの心の中に近づけたかなと思ったりする。


    ナツ、好きだよ、大好きなんだよ。

    愛してる。


    声にだしてはいけないから、せめて心の中で叫ばせて。
    カンのいいあなただから、私の気持ちにも気づいてるんでしょ?
    でも、こんなにもナツを愛おしく思ってることはさすがのナツも気づいてないでしょ。
    ナツと出会ってからこの思いは大きくなって、いつか爆発してしまいそうだよ、ナツ。


    愛してる、ナツ。


    つづく

引用返信/返信
■21489 / ResNo.5)  Re[4]: SolitudE
□投稿者/ mixx 一般♪(6回)-(2012/04/13(Fri) 04:07:46)



    「私が付いてるから大丈夫」


    なつきさんがかけてくれた言葉が何度も何度も頭の中で反響する。


    「メイちゃん、今のVTRどうでしたか?」


    司会者が私にふる。


    「すごい感動しました。私もこういう風に生きて行きたいって思いますね!」


    ふう〜。危なかった。
    今は収録中なんだからちゃんと集中しなくちゃ!

    とは思ってもなかなか集中できない原因。
    なつきさん。

    とマキさん。

    さっきから二人とも、正しくはマキさんがなんだけど、、、、、、


    なつきさんと近い〜〜〜〜〜!!!!!



    そりゃ二人とも知り合いみたいだし、
    年もあたしより近いだろうし、
    あたしはなつきさん、って読んでてマキさんはナツって呼んでて、


    だからって、、、近すぎでしょ!!!!!



    なつきさんは私と同じで163cmくらいな?
    で、マキさんは確か、、、167cm!

    で、今はマキさんが後ろからなつきさんをギュって抱きしめてるんだけど、、
    何だかお似合いな感じがして、それが悔しい!


    CMに入り、なつきさんとマキさんがようやく離れた。
    よかった〜なんて思ってたらマキさんが近づいてきた。


    「こらメイちゃん!ちゃんと集中しなさい」


    なんて怒られてしまった。
    どうやらしっかりと見ていたようだ。
    マキさんはカンもいいからな〜。


    「すみません〜」


    というと満足したのかそのままスタスタとなつきさん、ではなくスタジオの外へと歩いていった。


    やっと一人になってくれたなつきさんをちらっと見ると、なつきさんもこっちを見てて目と目が合う。

    ドキドキドキドキ

    鼓動が早くなる。
    顔が熱くなる。

    なつきさん、やっぱりなつきさんの事好きになったみたいです。

    目があったままなつきさんが軽く手を振ってくれた。
    何だか思いが届いたみたいで嬉しいな。
    もちろん私も元気に振り返す。


    つかの間の幸せも、CMが終わると同時に終わってしまった。



    「今日はありがとうございました〜!来月の16日にコンサートやるのでみなさん、ぜひ会場でお会いしましょう!」



    コンサートって言っても一人ではなくてグループでなんだけどね!
    なかなか楽しみだったりする。

    さっきと違って満面の笑みでコメントしたところで、収録は終了!
    お疲れさまです!
    なんて言いながらキョロキョロとなつきさんを探す。

    いたっ!
    でも今度は別の女の人に抱きつかれてるし、、、
    なつきさんモテすぎですよ〜、、、


    軽く落ち込むがここでめげてたらダメだ!
    一人で考え事をしていると、ドンっと誰かにぶつかる。


    「考え事?」

    前をみるとなつきさん!!
    驚きすぎて声がでてこない。
    どうやらなつきさんのところまできていたのに、止まらずにぶつかってしまったみたいだ。

    「あっ、すみません」

    というと口の端を片方だけあげて少しだけ笑った。
    すごく綺麗でついついに見とれていたら、なつきさんの細くて白いてが伸びてきて両方のほっぺを包み込む。


    ドキドキが止まらない。
    暖かい手。
    意外と大きな手に長い指。


    「あ、あのなつきさん?」


    一瞬真顔になったかと思おうと、また口の端を釣り上げて笑う。
    それから私のほっぺを、、、つままれる。


    「ひたひでふ、なふひさん」


    痛いです、なつきさん、っていったつもりだったけど、口からは変な言葉がでてきた。


    「収録に集中してなかったでしょ〜!」


    なつきさんも気づいてたんだ。
    マキさんもだけどなつきさんもカンがいいんだな。
    やっぱり二人は少しにてるなって思うと少し悲しくなった。
    マキさんもかなりの美人だし。

    「ごめん、痛かった?」


    顔が強ばっていたのかな?

    「痛いですよー」

    って言いながらわざとほっぺたをさする。
    ホントは痛くなんかないんだけど。
    暖かい手が頬に心地よくて、もっと触れていて欲しかった。


    思わずなつきさんの手を掴む。
    ん?と言う顔をして私からの言葉をまっている。

    なつきさん、すごく綺麗、長いふさふさのまつげ。
    きめ細かな肌は白くてロングの髪はツヤがあってサラサラ、ふわふわで。
    少しだけ色素が薄くて。
    見つめた目に、引き込まれそうな感じがして。

    こんなに綺麗なら彼氏くらいいるんだろうな、、、
    もしかしたら、彼女さんとか??
    ってことはもしかして、マキさん???


    「メイちゃん?」

    ハッと我に返る。


    「なつきさん!あのっ!」


    うん?と小さく聞き返してくれて、どうしても確かめずにはいられなかった。


    「、、、なつきさんは、マキさんと付き合っているんですか?」


    なつきさんの手をギュッと握りしめて蚊の鳴くような小さな声で聞く。


    「ぷっ、あははは!!!」


    大爆笑する声が聞こえてきたのは、なつきさん、、じゃなくてマキさん!


    「何それ〜?急にどうしたの?なんかのバツゲーム??」


    いつの間に!なんて思いながら固まる私。
    なつきさんも何だか呆れたように笑っていた。


    「ありえない」

    といったのはなつきさんで。

    よかった、なんて安心したものの、、

    「マキさん!笑いすぎですって!!」


    マキさんがこんなに笑うのを初めて見た。


    「メイちゃん、何でそう思ったのか知らないけど、それは絶対にないから」


    冷静に反論するなつきさん。


    「ひっど〜!!ナツ!私の事好きじゃないの〜??」


    なんておどけながら、絡みつくマキさん。


    「それですよ!!二人が抱き合ってるから恋人同士のようにみえたんです!」


    なつきさんに絡みつく腕に嫉妬しながら答える。


    「メイちゃん、よく見て。抱き合ってるんじゃなくてマキがかってにまとわりついてくるだけ。」


    半ばあきれ顔のなつきさんをよそに、マキさんはまだクスクス笑っている。


    「あたしはナツの事大好きなのに〜!!」


    ちょっとすねた顔のマキさんに向き直るなつきさん。


    「あたしも好きだよ、マキ」


    優しく微笑んでマキさんの頬に手をおくなつきさん。
    え??うそっ!!そんなあ〜、、


    「でもノアの方が好き」

    というと口の端をフッと持ち上げて笑った。

    、、、ノアって?
    外人??
    しかも男の人、、、
    やっぱりなつきさんって、、
    嫉妬と悲しさが心の中に広がっていく。


    「ナツ!さっきからひどいって〜!!もう二度とノアには合わせてあげないからねっ!」


    ??
    え?ノアってもしかしてマキさんのお兄さん?
    頭の中が疑問でいっぱいになる。


    「え?それは嫌だよ!ごめんごめん、マキの方が全然すき!大好き!!だからノアには会わせて!ね〜お願いマキ〜」


    いつになく必死ななつきさん、珍しく、甘えたような声を出す。
    そんなに好きなんだ、ノアさんのこと。


    「あのっ、ノアさんとなつきさんはお付き合いしてるんですか?」


    泣きそうになるのを抑えて精一杯の笑顔で尋ねる。
    少しの沈黙。


    「ぶっ!!!あははははは」


    さっきよりも盛大に吹き出すマキさん。
    今度はなつきさんまでクスクス笑い出す。


    「ノアとならずっと一緒にいたいかな〜」


    なんてなつきさんが言うから、我慢していた涙が頬を伝う。
    隣にいるマキさんもびっくりしながらも、まだヒーヒーと笑っている。


    「もう!マキ笑いすぎだって!!ごめんねメイちゃん」


    って言いながら私の涙を指で優しく拭ってくれる。
    ああ、こんな動作も好きだなって改めて思う。
    でもなつきさんには、大切な彼氏が、、、


    「メイちゃん、ノアっていうのはね、、マキのペットの事だよ」


    そっか、ペットかあ〜。
    いいなあペット。
    私も飼ってみたいなあ。

    、、、、、、、、、、え?
    ペット??つまりは動物ってこと?
    え?じゃあ私の勘違い??


    ってことは、

    「じゃあなつきさんはフリーですか??」


    「うん、そうだよ!!ナツ〜あんたいつからノアと付き合ってたの〜??」



    となつきさんの代わりにマキさんが答えて。
    何だかおかしくなって思わず笑い出した。


    「あんたは、ほんとにタラシなんだから〜、おまけにいつのまに女の子(ノア)に手出してたの〜?」


    ギロっとマキさんを睨みつけるなつきさん、、
    うん、結構迫力あるな、、ってか怖いですよ!なつきさん!
    ってかなつきさん、タラシなんですか?
    しかも女タラシ!!
    もしかして、、
    でもまた勘違いだったら?


    「マキ、あんたスタジオで私に絡みたいだけ絡んでもいいよ。うん。」


    突然の発言に思わずマキさんと顔を見合わせる。


    「恋人同士に見えたなら、マキ、いい女よけになる」


    やっぱりまた女って!!
    ここは普通男よけ、っていうよね??
    なつきさん、、、


    「なつきさんて」

    ごくっとつばを飲み込む。

    「女の人が好きなんですか?」


    返事は、、

    「そだよ」


    その一言にものすごく救われたきがする。
    今日一番の収穫だった。
    って事は私にもチャンスがあるってことだよね??
    嬉しくて顔が緩んでいく。


    「変な顔」

    と言ってまた少しだけ笑うなつきさん。
    でも今は全然気にならない。


    「そうだ!なつきさん、メアド交換しましょうよ!」



    〜1時間後〜


    「ただいま〜」


    やっと家に着いた〜。
    一軒家の家には母親との二人暮らし。
    小さい頃に父親は交通事故で他界した。
    そのため、母親は夜遅くまで働いていて、仕事を始めた今では、顔を合わせる事もあまり多くはなかった。


    とりあえずお風呂に入ろっと!

    湯船にお湯をためる間に携帯を取り出す。
    最近買ったばかりのスマートフォン。
    まだ使い慣れていないけど、シンプルなデザインが大人っぽくてお気に入りだった。

    まずは、、、
    マキさん宛にメールを作成!


    マキさん、今日もお疲れさまです(_´Д`)ノ~~
    今日は色々ありましたが、充実した一日でした。
    マキさんに質問なんですけど!!
    なつきさんっていくつですか??
    次に会う時までの宿題を出されました〜(^^♪


    よしっ送信!!


    それからカ行を開く。
    あったあった!

    黒矢 菜稀
    くろや なつき

    これでなつきって読むんだ〜!
    かっこいい苗字に可愛い名前!

    なつきさんそのものみたいだな〜!!
    やばい!!!顔が緩みっぱなし!!


    よし!!
    早速メールしてみよう!


    なつきさん、こんばんは\(^▽^)/
    お疲れ様です(´Д`)

    今日は助けていただいてありがとうございました!
    ケガは大丈夫ですか(+o+)??

    今日はなつきさんと色々話せて楽しかったです!
    また仕事でお会いできるのを楽しみにしてますね〜!!



    悩んで考えたのに、普通のメールになったな。
    まあいいか!
    送信っ!!


    ブーブー


    ドキドキしながら携帯を見ると
    ちょっと残念だけどマキさんからだった!


    メイちゃんお疲れ様(*´∀`*)
    今日は本当に色々あったね〜、、
    メイちゃんが無事でよかったよー!!

    ナツからそんな宿題出されたんだ〜(笑)
    ナツはね、普段あんまり笑ったりしないし
    雰囲気も落ち着いてるから、結構年上に見られるんだけど、、
    実は、、





    ここでメールが途切れていた。
    え〜マキさん!!それはないですよ!!
    って思ったけど、よく見たらメールは終わってなくて、
    どんどんん下にスクロールさせていくと、、



    15歳だよ〜!!
    びっくりした?
    来月の誕生日がきたら16だから、メイちゃんより
    一つ年上だよ〜!!

    じゃあお休み(=´ω`)ノ
    ゆっくり休んでね〜☆☆


    うっそお〜〜〜〜!!!!
    1つしかかわらないの?
    じゃあマキさんよりも私の方が年が近いんだ!!


    これから仕事が楽しくなるだろうな〜
    なんて期待に胸を膨らむ。
    実際にもう少し胸が膨らまないかな?
    なんて思いながらお風呂に入る。


    なつきさん、来月が誕生日なんだ!
    そうだ!!
    何かプレゼントしよっと!!

    なつきさんってどんなものが好きなのかな〜??

    やっぱり女の子ならアクセサリーとかだよね??
    でもであって1ヶ月でアクセサリーって重くないかな?

    なんかもっとこう軽い感じのもの、、、
    お菓子とか?

    ないないない!
    それは軽すぎる!

    ってことは、、、

    う〜ん、、
    まあ今日はまだ5日だし!
    あと一ヶ月あるし!
    その間に考えよう!!


    なつきさん、喜んでくれるといいな。


    つづく

引用返信/返信
■21490 / ResNo.6)  感想
□投稿者/ さつき 一般♪(1回)-(2012/04/16(Mon) 20:52:39)
    ドキドキします。
    続き楽しみにしています^^
引用返信/返信
■21503 / ResNo.7)  Re[6]: 感想
□投稿者/ mixx 一般♪(7回)-(2012/04/28(Sat) 23:58:26)
    さつきさん、ありがとうございます。
    最近忙しくて更新率落ちていますが、これからも見守っていただけると嬉しいです(^^♪
引用返信/返信

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