SMビアンエッセイ♪

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■4826 / 親記事)  眠らない夜1
□投稿者/ まひろ 一般人(1回)-(2007/11/03(Sat) 20:48:12)
    私の名前は美佳。21才のごく普通の女子大生。
    そんな私に突然トラブルが襲った。
    それは美容機器の悪質キャッチセールスに引っかかってしまい学生の美佳にはどうにもならない多額の借金を背負ってしまった。
    そんな時、そのメーカーから突然借金帳消しの話があった。ただしある条件が…。
    それはそのメーカーの女社長と一晩共にすること。
    美佳はもちろん今までに女性との経験などなく大いに悩んだが、この問題を解決するにはこれしかない。
    〈一晩我慢し、耐えればいい…〉
    美佳は覚悟を決めてその条件をのんだ。

    そして今日、その女性社長と一晩共にするため家に向かった。
    やがて、予定通りの時間に、立派な家の前に到着した。
    〈一晩の我慢さえすれば…〉
    私は覚悟を決め、チャイムを押した。

    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス44件(ResNo.40-44 表示)]
■5030 / ResNo.40)  NO TITLE
□投稿者/ のん 一般人(1回)-(2007/12/09(Sun) 22:10:33)
    完結おめでとぅございますっ☆彡
    毎日楽しみにしていつも見てました♪そしてウズウズしたらまた繰り返し読んじゃいます(*´艸`)
    これからも応援してますのでまたお願いしますね☆
    お疲れ様でした(*´▽`*)

    (携帯)
完結!
引用返信/返信
■5031 / ResNo.41)  Re[23]: 眠らない夜 あとがき
□投稿者/ まこ 一般人(4回)-(2007/12/10(Mon) 00:30:03)
    お疲れ様でした(^▽^)/
    とても楽しかったです。
    次作が楽しみで、ウズウズしちゃいますっ!!
    あたしの火照りを沈める為に激しいのいっちゃって下さい。
    本当に、お疲れ様でした♪
引用返信/返信
■5033 / ResNo.42)  ♭♭様、のん様、まこ様へ
□投稿者/ まひろ 一般人(32回)-(2007/12/10(Mon) 13:54:05)
    本当にとっても嬉しいお返事ありがとうございます。

    こんな私にでも、応援してくれたり、楽しみにして頂いている方がいるってこと、改めて実感できました!

    皆様のお返事で、すごくやる気でちゃいましたので次回作書いてみます!
    ♭♭様、のん様、まこ様これからも応援よろしくお願いします。 まひろ

    (携帯)
引用返信/返信
■6140 / ResNo.43)  Re[22]: 眠らない夜 最終話
□投稿者/ まこ 一般人(1回)-(2009/10/10(Sat) 00:45:01)
    何度読んでも面白いです!
    次回作期待しています。
引用返信/返信
■6321 / ResNo.44)  最高
□投稿者/ ヒロミ 一般人(1回)-(2011/06/07(Tue) 07:00:13)
    アゲ

    (携帯)
引用返信/返信

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■5712 / 親記事)  永遠に家出
□投稿者/ 妖子 一般人(1回)-(2009/04/20(Mon) 02:27:58)
    −−−−−−−−−−
    ▼留美菜
    女性16歳
    誰か助けてください
    今日親と喧嘩して、
    ○○の近くのネットカフェにいます。
    お金が200円ぐらいしかありまえん。
    だれかこんな私を助けてくれませんか?
    メールが来たら返信します。
    誰か助けてください。
    (PC)
    6/31 18:30
    [削除]
    −−−−−−−−−−




    「は〜〜〜。何やってるんだよアタシ」外は雨、今日始めての母と喧嘩して家出した。喧嘩の理由は本のささいなことだった。学校の成績が落ちたの、最近帰りが遅いなど、そんな話をされ、つい家を飛び出しちゃった。

    今日は帰りたくなかった。友達の誰かの家に泊めてもらおうとしたけど、誰も泊めてくれる人はいなかった。

    みんな薄情だな〜
    仕方がなく持っていた携帯で適当な掲示板にさっきの文章を書いてみた。どうせメールなんて来ないと思うけど

    でもメールが帰ってきたらどうしよう。こんな掲示板にでの出会いに限ってロクなことがないってテレビでやってたっけ?知らない人の家に行っていろいろ変なこと要求されるのかな〜?そんな経験アタシないし・・・なんか考えただけで怖くなってきちゃったな〜
    仕方ない
    今から帰ってお母さんに謝ろうかな〜

    そんなことを考えて間にメールの受信があった。誰からだろう・・・お母さんかな〜

    −−−−−−−−−−
    受信トレイ
    6/31 18:40
    ○○○@○○○.ne.jp
    (掲示板見ました)
    忍 28歳
    1日で良ければ泊めて上げます。
    一人暮らしで寂しいので、
    話し相手なってもらうと嬉しいです。
    よろしければ連絡ください。
    090-1234-○○○○
    −−−−−−−−−−
    えっ!嘘っ!メール来た!どうしよう向こうは話し相手なってなればいいって言ってるし

    まっ!取り合えず電話して怖そうなおじさんだったらすぐ切ればいいし一日くらい帰らないでお母さんを困らせるのもいいかもしれないし

    アタシはその人に連絡することにしてみた

引用返信/返信

▽[全レス16件(ResNo.12-16 表示)]
■5750 / ResNo.12)  永遠に家出その10
□投稿者/ 妖子 一般人(12回)-(2009/04/26(Sun) 18:32:16)
    はぁ〜ん・・・どうしよう・・・ア・・・アソコが濡れちゃってる・・・

    「フフッ。どうしたのココが具合でも悪いの?」
    下着の中に手を入れてきた!

    「あっ・・・あぁ〜ん・・・」
    アイツの指がアタシの中に入ってくる・・・

    「もうここ、ぐしょぐしょだね・・・フフッ」
    ぐちゅぐちゅ・・・アソコから嫌らしい音がしてくる・・・

    「ダ・・・ダメ・・・そんなに・・・そこ・・・いじらないで・・・」

    「見て見て!あなたの下のお口からこんなに涎が出てきたのよ。フフッ」
    アタシの顔の前に透明の粘液の付いた指を持ってくる
    アタシは思わず顔を背けた

    「フフッ。相変わらず可愛い反応するのねルミは・・・」
    ぐっ!とアタシの身体が持ち上がる

    「それじゃ続きは私の部屋でしましょうね」
    そのまま昨日と同じようにお姫様抱っこされて食堂から出て行こうとする

    「い・・・イヤ!は・・・離して・・・ハァハァ・・・」
    アタシはあまり出ない力を振り絞って抵抗する

    「いい加減自分の立場をわきまえなさい」
    「痛い!!」抱いている手をアタシの胸に持ってきて強く掴んだ

    「ルミ。ちょっとお仕置きが必要みたいね」
    と怖いほどの笑みをアタシに向けてきた・・・
引用返信/返信
■5751 / ResNo.13)  永遠に家出その11
□投稿者/ 妖子 一般人(13回)-(2009/04/26(Sun) 18:33:17)
    再び先ほど寝ていた部屋に連れてこられた
    アタシの身体をベットに置くとアイツは縄を取り出し、拘束されていた手を解いた
    そして今度はアタシの服を脱がして縄で身体をきつく縛った

    「ハァハァ・・・い・・・痛い!と・・・解いてよ」

    「ダメよ!今からあなたをお仕置するんだから」
    アタシの胸の突起を強く摘む

    「ひゃ・・・ああぁ・・・ん」

    「フフッ。あっ!忘れてた。今からそこでおとなしくしておきなさい。すぐに戻るから」
    と言って部屋を出て行く

    ・・・しばらくするとアイツはビニールシートと袋を持ってきた
    袋から何か取り出した・・・あっアレは剃刀・・・何をするつもりなの・・・
    きゃ!冷たい!突然スプレーを取り出すとアタシのアソコの吹きかけてきた
    その刺激でさらにアソコから嫌らしい汁が流れてきちゃった・・・
    吹きつけられた場所には泡が付いていた・・・まさか・・・

    「それでは今からルミの大事なところに付いている邪魔な毛を剃るからね。フフッ」
    アタシの御尻の下にビニールシートを敷きそして・・・
    アソコに刃を当てる・・・

    「ひゃっ!ダ・・・ダメ・・・」

    「フフッ。あんまり暴れると留美菜の大事なところが血だらけになるよ・・・」
    ジョリ!ジョリ!綺麗に泡を取っていく・・・

    「ハァ・・・ハァ・・・い・・・いや・・・」
    剃られる刺激がなんだか気持ちいい・・・
    怖い筈なのに・・・あぁ・・・

    「ハァ〜・・・綺麗・・・留美菜のアソコ・・・ツルツルで綺麗だよ・・・」
    アタシのアソコを押し広げて

    「本当に綺麗なサーモンピンクね・・・フフッ」

    「ひ・・・酷い・・・最低・・・」
    ビクッ!アタシはアソコの突起が摘まれたので身体が跳ねた・・・

    「まだ分かってないようね!あなたは私のペットになったのよ!分からないならあなたの身体に痛みを刻みこんであげましょうか?」

    「ひっ!ご・・・ごめんなさい・・・ゆ・・・許して下さい」

    「そう・・・分かったのなら気持ちよくしてあげる・・・フフッ」
    そのままアソコの突起を指でいじり回される

    「あぁ・・・・ん・・・ハァ・・・ハァ・・・ダ・・・ダメ・・・」

    「どう?気持ちいい?」

    「は・・・はい・・・気持ちいいです・・・ハァハァ・・・」

    「私のことを愛してる?」

    「は・・・はい・・・留美菜は・・・し・・・忍様のことが・・・大好き・・・ああぁ・・・ん・・・」

    「私も留美菜を愛してる。フフッもう私から逃げられないようにしてあげる」

    ・・・それからアタシはめちゃくちゃに犯されてた・・・
    失神するまであの人に犯された・・・
引用返信/返信
■5752 / ResNo.14)  永遠に家出その12
□投稿者/ 妖子 一般人(14回)-(2009/04/26(Sun) 18:35:15)
    毎朝、目が覚めれるとあの人はいつもアタシの隣にいた
    そして熱い口付けをしてくる・・・
    たまにあの人の口付けで目を覚ます日もあったけど・・・

    食事、床に置いてある皿の中に、アタシは犬のように四つん這いになってご飯を食べる
    時々あの人はアタシに口移しで食事を与えてるくれることもあった・・・
    さらにアタシの身体をテーブルの上に乗せ、仰向けに寝かせ、足を開いて、アタシの秘部にワインなど垂らして飲んだりしていた・・・

    昼間は、あの人がいる時は館の中庭などを散歩させてくれた・・・もちろん首輪を着けてだけど・・・
    いない時には、部屋のベットに足を繋がれていた・・・ただ前よりも長い鎖で繋げれていたのでトイレなどは行くことが出来た
    部屋には本やテレビがあったけど、ほとんどの物の内容がレズものの卑猥なものだった・・・
    アタシは本を読んだり、あの人・・・いや忍様のことを考えながら自慰に更けていた・・・

    夜、忍様が戻ってくるとアタシをお風呂に連れて行ってくれた・・・
    もちろん一緒に・・・
    そしてまた朝まで忍様はアタシを貪るように抱いてくる・・・

    ・・・何日もそんな生活が続いた・・・
    気づいたことだけど、館にはアタシ達のほかにお手伝いさんが沢山いた
    みんな女性の方で忍様がいない時には、アタシの世話などをしてくれた
    皆さんは全員この館で住み込みでお仕事をしていた
    昔、親がいなくて路頭に迷って居た所を拾われたり、旦那と離婚してここに来たとか、借金のかたに連れてこられたりしたなど、話してくれた

    みんな忍様の家族に感謝いたのでアタシのことなどあまり気にせずに接してくれた
    そうそう忍様の家族のことだけど、どうやら忍様の館の当主の姪だった
    そして当主の方が由香利様という30代後半の方だってと忍様は話してくれた

    忙しい人でまだ会ったことがなかったどんな人か分からなかったけど・・・

    今日、忍様が自分のペットであるアタシを由香利様に紹介すると言うことで会いに行くことになった・・・

    部屋は館の3階の奥にあるという。忍様の部屋は2階にあったのでまず3階に行くことはなかった

    アタシはいつものシースルーのベビードールを着せられて両腕に手枷、首に首輪と縄を着けていた

    3階に上がり長い廊下の奥の扉を開ける

    「まぁいらっしゃい。あら忍、この子があなたの新しいペットね?」

    「フフッはい叔母様。名前は留美菜って言いますの」

    「まぁ可愛い。あなたが留美菜ちゃんね。よろしく」
    頭を撫でられる
    忍様より背は低いけどアタシより高かった
    見た目も綺麗でとても30代後半には見えなかった
    何処となく忍様に似て忍様が少し大人っぽくなった姿だった

    「私のペットも紹介してあげましょうね。可奈恵いらっしゃい」
    すると部屋の奥からアタシと同じ格好の女の子が出てきた
    アッ!この人!もしかして可奈恵先輩!?
    アタシの学校いた先輩だ!
    お金持ちのお嬢様だったけど確か会社の都合か何かで転校したって聞いたけど・・・

    「えっ!もしかしてルミ!?あなたなの!?」
    向こうも驚いていた・・・

    可奈恵先輩はアタシの部活の先輩でいつもアタシに優しくしてくれた
    テニス部の副キャプテンで、いつもアタシがキャプテンに苛められていた時に間に入って仲裁してくれたり、部活の後片付けを一人でやらされた時にこっそり手伝ってくれたり、アタシにとってお姉さんのような人だった・・・

    だから転校した後しばらく寂しかった・・・
引用返信/返信
■5758 / ResNo.15)  永遠に家出その13
□投稿者/ 妖子 一般人(15回)-(2009/04/27(Mon) 21:38:24)
    「ルミ!?あなたどうしてここにいるの?」

    「それはこっちの台詞です!転校した先輩が何でこんな所にいるんですか!?」

    「やっぱりあなただったのね。こっちにも色々事情があるの。それよりなんで・・・
    「はいはい!そこまで!」
    忍様がアタシと先輩の会話に割って入ってきた

    「二人はどうやら知り合いのようね。これならお互いの紹介をしなくてもいいわね」

    「忍・・・フフッ。それならお互いの主人とペットの親交を深めた方がいいわね」

    「叔母様・・・可奈恵なら前に可愛がったことがありますけど?」

    「ならあなたの留美菜ちゃんを私が可愛がってもいいでしょ?」

    「もう!叔母様は我がままなんだから」

    「フフッ。決まりね。来なさい可愛がってあげる」
    アタシの首輪の縄を持って部屋の奥のベットに連れて行く

    先輩のことはなんとなく察した。どうせアタシと同じように連れてきたか、借金のかたにつれてきたなどの理由でしょう
    そして由香利様のペットとしてアタシと同じように調教されたんだろう・・・

    由香利様に抱かれながらアタシは悲しくなってきた
    改めて自分が誰かのペットになったこと、大好きだった先輩との再会、先輩が既にペットになっていたこと、そしてアタシだけを愛してくれていたんだと信じた忍様のこと・・・
    そんな忍様にあっさり別の誰かにアタシを引き渡すこと・・・どうせアタシは忍様、あなたの欲望を満たす道具なんでしょ・・・

    「あぁ・・・ん。ダ・・・ダメ・・・き・・・気持ちいい・・・」
    由香利様がアタシの胸に愛撫する・・・結局アタシは快感に逆らえず声を漏らす・・・そんなアタシが悔しかった・・・

    「どうしたのあなた泣いてるわよ・・・」
    そっと由香利様がアタシの耳に囁く

    アタシいつの間にか泣いてたんだろう・・・

    「ごめんね・・・もしかして私みたいなオバさんに抱かれるの嫌だった?」
    なんだろう・・・この人・・・優しかった
    アタシは急に申し訳なく思ったのか首を横に振った

    「そう・・・でもあなたの泣き顔が可愛くて我慢できないわ・・・」
    そしてやさしい声で
    「ごめんね留美菜ちゃん・・・後で可奈恵と二人っきりにさせてあげる・・・」
    この人・・・もしかしてアタシが先輩のこと好きだと思ったから・・・
    そしてアタシの秘部に顔を近づけて・・・舐めてきた・・・

    「あぁ・・・っ・・・いぃ」

    この人は上手かった・・・
    忍様も上手かったけど・・・
    忍様とは違った上手さだった・・・
    やさしく・・・そしてしっとりと・・・気持ちいい・・・

    くちゅ・・・・・・ゆ・・・指が・・・は・・・入ってくる・・・
    か・・・快感で・・・頭が白くなってくる・・・

    どうせアタシはペットなんだから・・・
    あなた以外の人と気持ちよくなっていいよね・・・
    忍様・・・
引用返信/返信
■5759 / ResNo.16)  永遠に家出その14
□投稿者/ 妖子 一般人(16回)-(2009/04/27(Mon) 21:39:37)
    ・・・気がつくとベットの上で、アタシの隣に先輩が寝転んでいた
    他の二人は居ない・・・

    「お目覚めねルミ」

    「あっ・・・先輩・・・はっ!」
    アタシは咄嗟に布団の中に潜り込んだ・・・だって服着てなかったから・・・

    「アハハそんなに恥ずかしがらなくてもいいでしょ」
    そんな先輩も同じ格好だった・・・そして先輩も布団の中に入ってくる・・・胸がドキドキする・・・

    「ルミあなたは昔から恥ずかしがりやだね・・・」
    そうアタシは昔から恥ずかしがりやで中々人の輪に入ることが出来なかった・・・だから部活のキャプテンなんかに苛められたりした・・・でもそのおかげで先輩と知り合えた・・・

    「それより先輩は何でここに居るんですか?」

    「あぁ。それはね、あたしの家の会社の経営が危うくなって倒産しそうになったの。それで遠い親戚である由香利様が支援をしてくれることになったの。条件付でね・・・」

    「その条件って・・・」

    「そう。あたし・・・だから転校と言う形でこっちに来たの・・・そりゃ!最初は年上のそれも同性愛者の相手をするのは嫌だった・・・でもね由香利様は優しかった・・・」

    「優しかった?・・・」

    「始めてのあたしの処女も優しく奪ってくれたし、両親と違っていつも構ってくれた。ルミと離れ離れになったのは辛かったけど・・・由香利様会えてよかった・・・」

    「でも先輩!!あの人はアタシを抱いたのよ!!悔しくなかったの・・・」

    「悔しくなかった・・・って言うのは嘘になるけど、でもあたしもあの人のことを思って嫉妬できる関係にあるんだなぁ〜って思うとなんだろう・・・うれしい気がする・・・それにね、あたし前に忍様に抱かれてたことがあったの。よく由香利様の目を盗んでは抱かれたっけ・・・あの人は由香利様の姪だから直接由香利様に告げ口することが出来なかったの。でもある日それが見つかって忍様はお仕置されてたっけ・・・あたしもお仕置されるかと思ったけどあの後・・・由香利様にめちゃくちゃに抱かれたの。よく耐えたのね・・・ってね。まぁある意味それがお仕置だったのかもね。当分足腰が立たなかったから・・・」

    「でもそれとこれと何が関係あるんですか?」

    「分からない?」

    「えっ?」

    「仕返しよ。シ・カ・エ・シ。あたしが抱かれたね」

    「だからあんな口実立てたのね。でもそれでも理解できない」

    「う〜ん。そうかなあたしは由香利様の気持ち理解できるね」
    先輩がアタシを抱き寄せて

    「ルミが可愛いから」
    突然のことで戸惑った・・・

    「しばらく見ないうちに綺麗になったのね。髪伸ばしたの?」

    「先輩・・・カナ先輩が髪が長い子が好きだって言ってたから・・・」

    ギュッ!
    「うれしい!あたしの言ったこと覚えてくれたの!それに昔のようにそう呼んでくれるのね!」
    カナ先輩はアタシを強く抱いてきた・・・ドキドキする

    「ねぇ!しよっか!?」
引用返信/返信

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■5401 / 親記事)  欲望。
□投稿者/ 美咲 一般人(1回)-(2008/07/24(Thu) 16:00:24)
    『おねぇさまぁ…はぁっ…はぁ

     おねがっ…いしまっ…』


    目隠しをして
    頭の上に美香の手を縛りつけ

    足は開いたままにしておくのよと命じた。


    美香の感じ安い背中から…
    首筋、腰、腕…
    至るところを触れるか触れないかのタッチで
    指を滑らせ…キスをしていく…

    身をよじりながら耐える姿がかわいい。



    『んっ…あぁっ…』

    かわいい喘ぎ声をあげながら
    美香が身をよじり足を閉じる。

    あたしは…
    そのかわいい太ももを痛くない程度にパチンと叩く。

    『開いたままにしておきなさいって言ったでしょ。』


    『あぁっ…ごめっなさいっ…はぁ、はっ…

     おねがいっお姉さまっ…もうっ我慢がっ…』


    『ん?何をお願いしたいの??

     ちゃんと言ってごらん??』



    美香が何をお願いしたいのかなんて
    わかりきってるのに…

    もうどれくらい焦らしたままにしているのだろう…

    乳首の先や、クリトリスに決してふれないように
    気を付けながら愛撫していく…。



    『おねっ…お願いしま、す…

     ちっ…ちくびを、いじめ、て…くださっ…い。』



    『乳首をいじめて欲しいの??

     自分から言うなんていやらしい子。

     ちゃんとお願いしなさい。』



    『あっあぅっ…

     いっ…いやらしい、美香の乳首を

     い、いじめてください。お願いしま…あぁぁっ!!』



    美香が言い終わらないうちに

    そっと乳首の先に触れた。


    『美香??今ちょっとだけ乳首に触れただけなのに

     どうして美香の乳首はこんなにもうビンビンに大きくなってるの?』


    『あぁ…ごめっ…ごめんなさい。

     それは…美香が…とっても淫乱だからで…す…

     あっ…あぁんっ…んっ…』



    とってもかわいい美香。

    満足いくエッチをした事がない美香と
    出会ったのは約3ヵ月前。

    インターネットを通して
    一通のメールから関係が始まった。

    何でもない話しから、美香の渦巻く欲望まで
    たくさんメールで話をしていると
    美香から『会いたい』と言ってきた…。






    ・・・つづく。



    *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

    初めまして。美咲です。

    文省力が、まったくないので…

    つたない文章で申し訳ないのですが

    読んで頂けたら嬉しく思います。


    *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

引用返信/返信

▽[全レス27件(ResNo.23-27 表示)]
■5426 / ResNo.23)  薔舞さん。
□投稿者/ 美咲 一般人(17回)-(2008/07/31(Thu) 15:43:18)
    目隠しとか拘束とか
    いいよねぇ…
    あたしも大好きです♪

    目隠しは…
    ちょっぴり涙目が見えないのが
    切ないけど…♪
引用返信/返信
■5427 / ResNo.24)  みほさん。
□投稿者/ 美咲 一般人(18回)-(2008/07/31(Thu) 15:45:47)
    美香を自分に置き換えたなんて…
    そんななんか…もったいないお言葉
    ありがとうございます!!!

    パート3も
    ちょっとづつ書いていけたらと思います!!
    文章にするのが
    ちょっと苦手なのでスローペースですが
    ごめんね…。

    もっと焦らされたいなんて…!!
    それだけでかわいい!って思っちゃうあたしも
    そうとう変態かなwww


引用返信/返信
■5428 / ResNo.25)  欲望。3-01
□投稿者/ 美咲 一般人(19回)-(2008/08/07(Thu) 17:56:25)
    『モモカさんっ!!』


    いつものように
    あたしの車の助手席にのる美香。

    あたしのタイプをよくわかってる。


    風が吹いたら
    フワッとめくれてしまいそうなスカートに

    かわいいトップを合わせて…



    『モモカさんお久しぶりです♪』

    と言いながらジーっとあたしの目を見る




    『モモカさん…キス…したいですぅ』



    『さすがにここではなぁ…

     じゃぁ…はい!!変わりにこれ』



    『ここでですかっ!!』



    あたしはニッコリして
    美香にローターを渡す。


    『ほら早く!!美香が中に入れるまで

     ここから動けないよ??』


    『うー。

     モモカさんのいじわる…』



    かわいいほっぺをプクゥとふくらませて

    自分のスカートをめくりだす美香。



    『あ…っ。恥ずかしい…んっ。』



    『よし!

     今日はちょっと買い物に付き合って』


    『えぇっ!!

     このままですか??

     そんな…無理ですっ!!』



    『そっか…

     美香はもう帰りたいのかぁ…

     今日もゆっくりできると思ってたのに残念。』


    『あっ…違っ。』


    恥ずかしそうにうつむく美香を乗せて

    そのまま…ショッピングモールへ車を走らせた。




    ・・・・つづく。
引用返信/返信
■5429 / ResNo.26)  きゃーっ!!
□投稿者/ まある 一般人(2回)-(2008/08/11(Mon) 02:14:46)
    ショッピングモールで
    どんな焦らしが待っているのか楽しみにしてまーす
    焦らしまくってクダサイ
    (/ω\*){キャッ

    (携帯)
引用返信/返信
■5430 / ResNo.27)  感じちゃいました///
□投稿者/ 沙絵 一般人(1回)-(2008/08/13(Wed) 21:43:37)
    2009/06/30(Tue) 11:57:19 編集(管理者)

    読んでるだけなのに濡れてきちゃいました…///しかも私処女なのに…///早く続きが読みたいですっ

    (携帯)
完結!
引用返信/返信

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■623 / 親記事)  ネコと子犬と一人の飼い主T
□投稿者/ みな 一般人(1回)-(2004/08/18(Wed) 03:10:06)
    困ったことに私は捨て猫や捨て犬を見ると、すぐに拾ってしまう性格だった。
    幼い頃から雨の日の度にダンボールで鳴いている動物を見つけ家に連れて帰っていた。
    自分の親も似たような性格だったので、エサを与え回復するまで飼わせてくれた。
    それからいつも近所のペットショップに張り紙をし、里親探しをする。
    里親が見つかった猫や犬と別れるのが辛くて別れの度に泣く。
    それがとても辛いことだとわかっているのに、それでも捨てられていると拾わずにはいられない。
    だから今でもこうやってニ匹も飼うハメになっている。
    いづれ来る別れに怯えながら・・・。


    「ご飯だよ、キキ・・・ララ・・・」
    子犬のキキと子猫のララは勢い良く、私の足元に駆けよってくる。
    この子達、実際には人間だ。
    だけど拾って首輪をつけて飼ってるうちに、犬と猫にしか見えなくなった。
    二人の性格は両極端で、まさに犬と猫。
    「ご飯ご飯〜vv今日も僕のために働いてくれてありがと、ご主人様vv」
    子犬のキキはよく懐く。
    私の足をペロペロ舐めながら喜ぶ姿が、完全に子犬。
    キキの一人称は「僕」だが、キキは女である。
    尻尾を(正確には尻尾付きこけし)を嬉しそうに振り、エサを食べる姿がいい。
    四つん這いになって食べる後ろ姿から除く、秘部からは甘いジュースが溢れている。
    「キキ、お留守番できた?」
    「はいっ、ご主人様の帰りをじっと待ってました」
    「えらいね・・・キキ・・・」
    「んっ、はぁっ・・・ご主人さまぁ・・・」
    甘いジュースを舐めてやると、キキは甘い声を出す。
    これが私の晩御飯なのだ。
    「今日も美味しいよ、キキ・・・」
    「ふっ・・・ありがとうございます・・・んんっ・・・あぅ・・・」
    「・・・ご主人さまぁ」
    いつもこうやって食事をしていると、遠慮がちにすりよってくるのがララだ。
    自分の食事を終えたララは、私の目の前で仰向けになる。
    服従のポーズ・・・普通の猫はこんなポーズとらない。
    でも私の前では特別、そう躾たのだから。
    「キキ、ちょっと待ってね?」
    キキの秘部から口を離すと、キキはララを恨めしそうに見る。
    そんなキキが可愛くて、私は更に虐めたくなる。
    細めのバイブを入れてやり、私はララの方に興味を向ける。
    「ララもお留守番できたかな?」
    弱々しく首を縦に振り、顔を真っ赤にして私の愛撫に反応する。
    猫の気持ちのいいところは全て知ってる。
    首、背中、お腹、手・・・ララの性感帯を執拗に責める。
    その度に掠れたような声を出す。
    溢れ出す愛液は甘美な味がする。
    この食事時間は、自分の一日の中で一番好き。
    キキもララも私を愛してくれるから。
    拾って来たこの子達しか愛せない。
    「キキ、ララ、愛してるよ」
    二人を同じくらい愛していて、大切に思ってる。
    そのうち別れがくるのは分かってるのに、どんどん深く愛してしまう。
    少しの時間だけでも、二人を出来る限り愛してあげよう。
    同じくらいの愛で、同じくらいの愛撫を・・・。

    だけど、二人がこの「平等な愛」に納得いかないことくらい、ちゃんと分かっていたんだ・・・。


引用返信/返信

▽[全レス29件(ResNo.25-29 表示)]
■2174 / ResNo.25)  復活おめでとぉ↑↑ございます(((ο≧∇≦)
□投稿者/ 杏奈 一般人(1回)-(2005/08/02(Tue) 02:20:03)
    めっちゃ楽しみにしてました(>▽▽<)o

    続き頑張って書いて下さいね(◎'з<)
    楽しみに待ってます☆彡

    (携帯)
引用返信/返信
■2175 / ResNo.26)  ネコと子犬と一人の飼い主 最終話
□投稿者/ みな 一般人(3回)-(2005/08/02(Tue) 04:00:51)
    どんなにひどい嵐でも、いつかは太陽の光が差しこむということ。
    それを教えてくれたのは君だった・・・。


    一晩中暗い街を歩いてしまい、家に帰る頃にはすっかり体が冷え切っていた。
    結局キキは見つからず、一人で倒れ込むようになんとか玄関に入ることができた。
    足は棒のようになり、ベッドまで歩く気力はない。
    夜通し歩いたので疲れてしまった。
    玄関のフローリングが冷たくて気持ちいい。
    それとは逆に悪寒のようなものが背筋を走り気持ちが悪い。
    風邪を引いてしまったのだろうか。
    いや、確実に引いている。
    冷え切った体を暖めるには熱いシャワーを浴びればいいのだが、バスルームに行く体力は残っていない。
    キキがいれば、きっと私をベッドに運んでくれた。
    いつも飲んで帰ってきた時には、そうやって運んでくれたから。
    小柄な体格に似合わず意外と力があって、私をベッドに寝かせてくれた。
    水を持ってきて口移しで飲ませてくれた。
    私が眠るまで横にいてくれた。
    朝食の準備を私に代わってしてくれた。
    だけどその時はいつもトーストと目玉焼き。
    ワンパターンでしかもちょっと焦げてて、笑いながら食べるとキキはいつも拗ねた。

    それが日常だった。

    悔しいけれど、その日常を消し去ったのは自分だ。
    キキはいつも側にいた。
    私はキキのことを何も知らないし、知ろうともしなかった。
    側にいればそれでよかった。
    嵐が運んできた出会いは、嵐が奪い去っていくのだろうか。
    側にいることも許されないのだろうか。
    「キキ・・・」
    一晩中流れたので涙は枯れてしまったと思っていた。
    しかし、冷たいフローリングを熱く濡らしているのは明らかに涙だ。
    フローリングを熱く濡らすくらい、キキと愛し合ったのに。
    そのフローリングは今、冷たく、熱く、涙で濡れている。
    「キキ・・・!!」
    バイブもローターも鞭もロープも何も必要ない。
    そんなものなくても愛せる。
    キキを縛るものは何もないけど、ずっと側にいさせる自信だってある。
    なのに・・・目の前にキキはいない。
    愛すべき人がいないということがどれだけつらいことなのか。
    溢れ出す涙が物語っている。
    「キキ!!」



    「ご主人様・・・」



    「えっ・・・?」
    「ただいま」
    そこにはキキが立っていた。
    Tシャツとジーンズというさっぱりした格好で、ドアを開けて立っていた。
    まだ時計の針は朝6時を差している。
    幻覚じゃないのかと思った。
    手を伸ばすと、キキは握り返してくれて、それは確かに人の温もり。
    「また、こんなところで寝てるのですか?僕、驚いちゃいましたよ・・・ベッドに行きましょう」
    ゆっくり支えられて立ち上がると、頭に溜まった熱が下へ降りていく感じがした。
    「あらら、熱がありますね。風邪薬はどこにありますか?」
    「どこに・・・行ってたの・・・?」
    まぎれもなくキキの体だ。
    いつもと変わらないキキの声だ。
    熱で幻覚を見ているのではなく、すぐ側にいるのだ。
    「僕は・・・怖くて逃げていました。もう帰らないつもりでした・・・合わせる顔がないから」
    ベッドに寝かせてくれて、キキはベッドサイドに立ったまま語る。
    「だけど・・・すごく、すごくご主人様が好きだから・・・会いたくなったんです」
    「うん・・・」
    「僕は、ご主人様が好きです・・・大好きなんです」
    涙目で私に語りかけるキキは今までにないくらい可愛い。
    だけどそれは子犬の瞳じゃない、少女の瞳だ。
    飼い主に対する愛情ではなくて、一人の人間に対する愛情。
    それが私に伝わってくるくらいに、真剣で切実な眼差し。
    こんな感情は味わったことがない。
    何とも言えないくらいに喜びがこみ上げてくるのだ。
    「ねぇ、キキの本当の名前を・・・教えて?」
    耳元で囁くように、キキは本名を告げた。
    本当に可愛らしい名前で、その名前を脳内で何度も反芻した。
    「私も・・・・・・が大好きよ」
    「ご主人さまぁ・・・!!」
    嬉しそうに抱き付きながら、私にキスをしてくれた。
    私は本当に嬉しくて、何度も髪の毛を撫でながら愛してると囁いた。
    女同士だからと、他人から避難されてもかまわない。
    ただ一緒にいて、お互い愛し合うことができるのならそれでいい。
    「『御主人』って呼ばれるのはフェアじゃないわね」
    対等な関係で、対等に愛し合いたいから。
    「ご主人様の・・・名前は何ですか?」
    私はニッコリと笑って、その茶色の髪の毛をかきあげる。
    まだ赤い瞳に語りかけるように、私は私の名前を彼女だけに教える。



    「私の名前は・・・・・・」






















    嵐が止んで、太陽が見えた時に、側にいるのは君だということ。
    それは当然のようで特別なことだから。
    たとえ今まで与えていた愛が一方通行だったとしても、必ず想いは伝わっているはず。
    これからはお互い愛し合えるのだから、想いはもっと伝わるから。


    嵐の中でも、君となら歩くことができるから・・・・・・


                       〜END〜


引用返信/返信
■2176 / ResNo.27)  NO TITLE
□投稿者/ まみ 一般人(2回)-(2005/08/02(Tue) 07:57:10)
    お疲れ様でした★
    最後スゴィ感動して朝から泣いてしまいましたι笑
    気になるんですがララはどうなったんですか?

    (携帯)
引用返信/返信
■2178 / ResNo.28)  お疲れさまでしたvv
□投稿者/ キョウ 一般人(1回)-(2005/08/03(Wed) 10:06:48)
    みなサン、お帰りなさい!帰ってきて下さってとても嬉しいデス(*^O^*)
    最終話…読みました。ご主人様とキキとララがそれぞれ幸せになってくれて本当に嬉しかった。思わず最後は目頭が熱くなりました…(/o\*)感涙
    お忙しい中、最後まで書き上げて下さって本当にありがとうございました!!これからも、みなサンを応援しておりますvv

    P.S.サイトが出来ましたら是非教えて下さいvvもぉ〜スッ飛んで行きますvv(*^^*)笑

    (携帯)
引用返信/返信
■2186 / ResNo.29)  あっ続きが
□投稿者/ のの 一般人(2回)-(2005/08/06(Sat) 01:28:47)
    と思ったら最終話…ハッピーエンドで安心しまいた。
    お疲れ様でした。

    (携帯)
引用返信/返信

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■2360 / 親記事)  逢瀬の痕
□投稿者/ 雅 一般人(1回)-(2005/09/11(Sun) 15:32:18)
http://id7.fm-p.jp/23/bianmiyabi/
    2005/10/06(Thu) 08:36:59 編集(投稿者)

    真里菜は泣いた。

    外は、木の葉が激しく揺れる摩擦音と 風と雨が全てを叩きつける音。

    私は、

    帰る当てもなく、ずぶ濡れで彷徨い歩く

    寂しい迷い犬。


    全身を振るわせながら、フラフラと彷徨う

    野良犬なんだ・・。


    「お姉様ー」


    全身の力を振り絞って真里菜は叫んだ。


    飼い主を探す、迷い犬の遠吠えのように。


    真里菜は手首を見た。


    そこには、残された痕だけ・・もう何もない。


    首輪を外された、捨て犬なんだ・・。


    ------------------------------------


    あの日も、台風で雨も風も強くて

    おまけに傘はいつもの愛用のコンビニ傘。


    「きゃっ」

     ボキっ

    「あらあら・・。大丈夫?」


    振り返るとそこには、確かマンションの隣の人。

    真里菜に傘を差しかけてくれている。


    名前は何だったっけ?

    挨拶くらいしか交わした事ないけど・・。

    清楚な綺麗な人・・・。


    OL1年生の真里菜は、一人暮らしを初めてまだ半年。

    今年大学を出て、某OA関連企業に就職したばかり。

    実家は同じ関西だが、通勤2時間。朝8時30分の朝礼に間に合うには

    大変で、反対する親を説得して、家賃は折半ということでマンションを

    借りてもらった。


    大学時代に彼氏に買ってもらった、ヴィトンの傘を通勤途中で無くしてしまって

    無くすくらいならとコンビニ傘が愛用となっていたけど

    こんな台風の日には、やっぱりモロい。


    「これ、良かったら使って。」


    お隣さんは、鞄から折りたたみ傘を取り出して真里菜に手渡した。


    「あっ。ありがとうございます。」


    「もう5分もすればマンションだし、折りたたみだけど何とかなるかしらね。」


    慌てて真里菜は、借りた折りたたみ傘を開いた。


    「さ、早く帰りましょう。」


    お隣さんは、にっこり微笑むと、小走りにマンションに向かって行った。


    (はぁ。助かった。後で乾かして返しにいかなきゃ。)


    マンションに着いた真里菜は、キーケースを探していた。


    いくら探しても見当たらない。改札でる時あったのに・・。


    ガサゴソ  ない・・・。


    どっかで落としたのかな・・。


    ガサゴソガサゴソ  え・・困ったな・・。



    ガチャ


    着替え終わった、隣の住人さんが、不思議そうに覗いていた。


    「どうかした?何かゴソゴソと音がするから出てきたんだけど。」


    「鍵。どっか落としたみたいなんです。」


    真里菜は、困ったようにバックを探りながら答えた。


    「びしょ濡れだし、風邪ひいちゃうわ。取りあえず部屋にあがって。」


    その綺麗な隣の住人は、にっこり微笑んで真里菜に言った。


    真里菜は少し躊躇した。でも、その笑顔に吸い込まれるように

    真里菜は、隣の玄関へと歩いていった。


    玄関には、Sasakiと書かれてあった。


    (つづく)
引用返信/返信

▽[全レス99件(ResNo.95-99 表示)]
■2604 / ResNo.95)  ありがとうございます♪
□投稿者/ 雅 付き人(68回)-(2005/10/12(Wed) 01:37:20)
http://id7.fm-p.jp/23/bianmiyabi/
    由兎魔さん♪

    感想ありがとうございます♪とっても嬉しいです。
    長くなっちゃいましたけど、ようやく完結しました♪
    今回は、どうしてもSMの中にある純愛を描きたかったので、ようやく完結できて
    私自身も嬉しく思っています(^o^)
    是非、HPの方にも遊びにいらしてください。お待ちしています♪




引用返信/返信
■2616 / ResNo.96)  お姉様は
□投稿者/ ブルー 一般人(1回)-(2005/10/17(Mon) 02:07:25)
    死んでしまったのですか?なんかいい話でした

    (携帯)
完結!
引用返信/返信
■2617 / ResNo.97)  初めまして。
□投稿者/ 雅 付き人(69回)-(2005/10/17(Mon) 03:21:18)
http://id7.fm-p.jp/23/bianmiyabi/
    ブルーさん、初めまして。

    「逢瀬の痕」長いお話読んでいただきありがとうございます♪
    お姉さまは、遠くへ行かれたようです・・。(何か言い方変ですね^^;)
    読み物は、それぞれの方の読み方があるかと思いますので。。
    余り詳しくは書かないことにしますね。笑





引用返信/返信
■6188 / ResNo.98)   ありがとうございます♪
□投稿者/ 小百合 一般人(1回)-(2010/01/17(Sun) 22:26:57)
    こんな素敵なお話、みんなもう一度あじわってね。
引用返信/返信
■6225 / ResNo.99)  尊敬しています
□投稿者/ りな 一般人(1回)-(2010/03/29(Mon) 05:55:59)
    文章を見てると情景が浮かんできます。
    リアルで仲良くして頂けませんか?
    作品もちゃんとお金を出して買いたいって思います。
    本当に素敵です。
    私は大阪に住んでるフェムねこです。

    (携帯)
完結!
引用返信/返信

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