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■38 / 親記事)  病院での日々
□投稿者/ 尚美 一般人(1回)-(2004/01/21(Wed) 20:18:09)
    こんにちは!  九州で看護士をしている尚美です。
    いつもエッセイを読んで応援して頂いてありがとうございます!

    第三回目のエッセイです。

    今回は、河合 美紀さんの体験を書きました。
    みなさん、読んで感じてくれたら嬉しいなぁ〜。

    第一章(出会い)

    ある日、病院に検査入院で立川 純子さん(26歳)が入院されました。
    その時担当なったのが、美紀さんでした。

    ある夜、私(尚美)と美紀さんは夜勤が一緒だったので、
    いつものように、私は美紀さんを虐めて楽しんでいたのです。

    私は出勤の時から美紀さんに命令していました。
    尚美「美紀。今日の夜勤は下着を着けずにストッキングだけ履いてきなさい」

    美紀「はい。尚美さま・・・・」

    準夜勤の人が帰ると、私は美紀さんを連れていつもの様に
    患者さん用のトイレに・・・。
    尚美「さあ、美紀。いつものようにスカートをめくって足を開いて
       座りなさい」
    美紀さんは、足を大きく開いて便座に座りました。
    尚美「ふふっ。いやらしい子ね・・・」
    尚美「さあ、美紀!オナニーをするのよ。声を上げずにね!」

    美紀「はい。尚美さま・・。」
    そう言うと美紀さんはストッキングの上からクリを擦りだしました。
    (はぅ・・・)
    (ふぅぅ・・・)
    声にならないくらいでうめき声をあげる美紀さん。

    その姿を見ながら私は美紀さんの耳元でささやきます。
    尚美「いやらしいわよ・・美紀・・・」
      「病院のトイレでオナニーなんて、Hな子ね」
    美紀「は・はい・・・。美紀はいやらしい子・・です・・・」

    私は、美紀のストッキングを股下からハサミで切りました。
    “ジョキ、ジョキ・・”
    尚美「わあ、お汁をいっぱい出して!びちゃびちゃー」

    美紀さんのあそこから、Hなお汁が糸を引きながらお尻の穴まで垂れています。
    美紀「恥ずかしいです・・・」
    美紀「はぅぅ・・・尚美さま。気持ちいい・・」
    尚美「いい子ね。じゃあ、ご褒美に私のを舐めさせてあげる」
    そう言って私、ストッキングと下着を脱ぎました。

    尚美「さあ、いっぱい舐めなさい、美紀!」
    私、そう言いながら美紀さんの前に足を開いて立ちました。
    美紀「はい・・。ありがとうございます。」

    美紀さんはオナニーしたまま犬のように四つん這いになって、
    私のクリを舐めはじめました。
    尚美「あっ・・・」
    舌先でクリをチロチロとされて思わず声が出てしまいます

    もう、私のあそこはビチャビチャ・・・。
    (ああぁぁ・・・。上手だわ・・。)
    尚美「もっと舐めるのよ・・・あああああぁ・・」
    美紀「は・・い。。あああ・・・」
    (ぴちゃ、ぴちゃ・・・)
    美紀の舌ずかいにたまらなくなりました。

    尚美「ああああ!いいわ!いいわよ!美紀」
    美紀「ぴちゃぴちゃ、ああああぁぁぁ・・・尚美様の匂い・・・」
       「おいしいい・・・・」

    その時、まさか隣のトイレに立川さんが入ってきているなんて
    夢にも思いませんでした。

    純子(?なに?)
       (なになの?)
    美紀「あああ・・いってもいいですか?」
    尚美「いい・・いいわよ。美紀。私のクリをしゃぶりながらいきなさい!」

    美紀「はぅぅぅぅぅぅ・・・い・・・いっくーーー!!!」
    尚美「あああああああああああーーーー!」
    二人で絶頂をむかえました。

    尚美「はぁ、はぁ、美紀。よかったわよ。明日も虐めてあげる」
    美紀「ありがとう・・ございます。尚美さま」

    純子(わあ、レズ・・・。美紀って河合さんね。)

    美紀さんも私も純子さんにばれていたなんて知りませんでした。

       第二章に続きます。皆さん、楽しみにしてくれるかな〜・・・。

引用返信/返信

▽[全レス9件(ResNo.5-9 表示)]
■53 / ResNo.5)  病院での日々6
□投稿者/ 尚美 一般人(3回)-(2004/01/21(Wed) 20:49:37)
    2004/03/03(Wed) 13:38:36 編集(管理者)

    第六章(ご褒美・・・)

    純子「さあ、二人でHしなさい。先に相手をいかせたほうに
    ご褒美をあげるわ」
    純子さんはそう言いながらぺニバンをつけています。
    純子さんのあそこは毛が薄くってヒダヒダが長めでいやらしい感じです。

    尚美「美紀・・・」
       「さあ」
    私は、美紀を抱きしめていきなりクリを擦りました。
    美紀「ああああ・・」

    美紀も私の乳首にしゃぶりつきながらあそこに手を・・・。
    尚美「あふ・・・いい・・・」
       「美紀・・・好きよ」
    美紀「尚美さま・・・ああぁぁぁ・・・」
      「いいぃぃ・・尚美さまー。気持ちいい・・・」
    “くちゅ、くちゅ・・・”

    美紀「ほら、・・・」
    私は指を美紀の中へ・・・。
    美紀「ああぁぁーーー!!」
       「いい!あふぅーーーーーーー」
        「いいいいい、いいのーーーー!」
      「はいってるぅぅぅぅ!!」
       「感じちゃう!感じちゃうよ〜!」
     
    私、美紀の弱いところを知ってるんです。
    指をあそこに入れて、第二関節くらいで中を擦ってあげるんです。
    美紀「すごい!あああああ。感じちゃうーーーーー!」
      「尚美様〜〜〜!」
      「はうぅーーーーー・・・・・・」

    美紀も私のあそこに指を入れてきます。
    尚美「ああああ。いいよ〜。美紀・・・・」
       「あああ、もっと擦ってあげる・・・」
       「いきなさい・・美紀・・・あああ。。」
    美紀「ああああ!いい、いく・・・くぅーー!」
       「だめ、、だ・め・・・で・ちゃ・う・・・・」
       「あふぅーーーーー!!」
    (シャーーーー)
    美紀は興奮して、腰を振りながらおもらし・・・。。
    あそこからいっぱいの褐色の液体を出しながら絶頂を・・・。
    美紀はいく時、おもらしをする子なのです。。

    美紀「ああ・・・見ないでぇ・・はずかしい」

    純子「美紀、おもらしするのね!いいわ。たまらない!」

    美紀「あああ、恥ずかしいですぅ・・・」
    純子「じゃあ、尚美。約束のご褒美よ・・」
      「四つん這いになってお願いしなさい・・」
    尚美「はい・・・純子様。尚美にご褒美をください。」

    わたし、もうほしくてたまらなかったの。
    腰を振りながらおねだりしちゃった・・。
    純子「かわいいお尻ね」
    “くちゅ・・・”
    純子さんはゆっくりと私のお尻を持ちながらバックの体勢で
    ゆっくり、ゆっくり入れてきたの。

    尚美「はいってくる〜・・・もっとー、もっとー」」
       「もっと!奥まで、入れて」
    純子「尚美はいやらしい子ね!こんなに腰を突き上げて・・」

    美紀「純子さまー。私もほしいですぅ・・・」

    純子「美紀はダメよ。。そこで見ていなさい。」
       「あとで良い事してあ・げ・る!」
    尚美「あぅ、はあぁ、もっと!もっとー!」

    純子「仕方ない子ね。」
    “ぐちゅ・・・ぐちゅ・・・”
    そう言って純子さんは私の中に奥まで入れてきたの。

    尚美「あああああああ・・そう、そうなの・・・いい!」
    「はうー。いいー。気持ちいいーーーー!」

    純子「いいわ・・尚美・・きもちいいわよ」」
       「あああ、、ぐりぐりするわ」

    美紀「純子様・・はやく〜美紀もほしい。。」

    尚美「ああああああああああ。。いいいーーーーー!」
    「いっ、、、いきそぅ!」
       「ああああ・・いい・・いっくーーーーー!!!」

    純子「いいー!いいわ、尚美ーーー!はあああああああああ・・・」
       「あなた、最高よ!」
    「あううううううう。。私も、いくわ、い、くぅーーーーーーーーーーーーーー」
    体を反り返しながら純子さんが絶頂に・・。

引用返信/返信
■54 / ResNo.6)  病院での日々7
□投稿者/ 尚美 一般人(4回)-(2004/01/21(Wed) 20:51:42)
    2004/03/03(Wed) 13:40:06 編集(管理者)

    第七章(羞恥・・・)

    美紀は縛られた格好のまま、あそこをひくひくさせています。
    美紀「純子さま〜、私のもいい事してほしいですぅ」

    純子「はぁ、はぁ、そうだったわね・・。いい子にしてたものね」
    「尚美、浣腸の用意をしなさい。看護婦だから大丈夫ね」
    美紀「えっ、、浣腸ですか?」
    純子「そうよ。したことあるでしょ?」

    美紀「いえ、まだ・・・」
    純子「そうなの?たまらなくなるのよ」

    私は洗面器に石鹸水をお湯で作ってきました。
    純子「さあ美紀、浣腸よ」
    そう言って500ccの浣腸器にお湯を入れました。

    純子「四つん這いになりなさい。美紀。」
    美紀「はい。」
    純子さんは美紀さんのお尻に浣腸を入れ始めました。

    美紀「ああ、入ってくるぅ。。温かいです」
    純子「そうでしょ?さあ、もう一回」
    純子さんはまだ美紀の中に浣腸を入れます。

    美紀「あああ、お腹がいっぱいです。。」
    純子「まだよ」
    結局、2Lも入れられてしまいました。

    純子「さあ、バイブで蓋をしてあげる」

    そういってお尻にバイブを・・・。
    美紀「ああああ。お腹がぐるぐるするー」
       「もう、もうだめです!」
       「出したいですー」

    純子「ダメ!我慢できない子ね・・」
    「そのまま美紀、クリをかわいがってもらいなさい」
       「尚美、舐めてあげなさい」

    尚美「はい」
    “ぴちゃ、ぴちゃ・・・”
    美紀「あああ!だめー!もれちゃうー」
       「ゆるしてー」
    “ぴちゃ、ぴちゃ・・・”
    美紀「あああああああ・・・」

    バイブがゆっくりと出てきそうです。
    純子「さあ、お風呂場に行くわよ」
    そう言って美紀さんをお風呂場へ・・

    純子「四つん這いになりなさい。美紀」
    美紀「は・・い・・あああ」

    純子「さあ、指を入れてあげて」
    お尻にバイブが入ったまま、美紀さんのあそこに指を入れました。
    “くちゅ、くちゅ・・”
    そう、美紀の感じるところを・・・

    美紀「あああああああああ・・・・・・・
        だめーー。もう、、だめーん」
      「感じちゃうー・・・」
       「あああ、だめ、、、もれちゃう・・」
       「もれちゃうよー!」

    だんだんバイブが出てきます。
    純子「バイブを押し込んで!尚美」

    私は出かかったバイブを押し込みます。
    美紀「ああああああああ・・またはいってくるぅ」
      「お腹がグルグルするぅ・・」

引用返信/返信
■120 / ResNo.7)  病院での日々8
□投稿者/ 尚美 一般人(4回)-(2004/03/03(Wed) 13:44:31)
    第八章(失神・・・)

    美紀「ゆるしてくださいぃー!」

    純子「だめよ。私の奴隷になる事を約束しなさい」
    美紀「は、い。純子さまの 奴隷になりますぅ!
       もう、美紀を好きにしてー!おもちゃにしてー!」
    純子「ふふっ、じゃあ、美紀座りなさい。」

    純子さんは美紀さんをお風呂場で座らせました。
    純子「さあ!足を開いて!」
    美紀「は・・い」
    そう言うと美紀は、大きく足を開きました。

    純子「尚美!美紀のクリを弄りながら、バイブを抜いてあげなさい」
     
    尚美「はい。純子様・・・。」
    私は美紀の後ろからクリを弄りながら、そっとバイブをお尻から抜きました。

    美紀「あ、あ、ああああ、でちゃう、でちゃう・・・
    見ないでーーーー!!」
    美紀は大声で叫びながら、お尻から・・・・・。
    “ビッシャー・・・・ブ、ブ・・・ブリブリ・・・”

    美紀「いやー!みないでぇーー・・・あああああ・・・」
      「はうぅ・・・・はずかしぃーー」
      「ああああ・・あはーん・・・」
      「はうぅぅぅぅぅぅーーーー!!」
      「ああぁぁ、ぁ、ぁ・・・・あ・・・・」

      「す、ごい・・い・・くぅ・・・」
      「ああぁぁ、ぁ・・・ぁ・・・」

      美紀さんは、自分の羞恥を見られてるという興奮と、
      私にクリを弄られてる快感で失神しました。
    尚美「すごい・・・」

    体は痙攣して、口からよだれを垂らしながら、初めての快感・・・。
    尚美「美紀!美紀!」
    純子「大丈夫よ。美紀は快感の中にいるんだから・・・」

    そう言って、純子さんは私に優しくキス・・・。
    純子「さあ、次はあなたの番よ尚美・・・」

    そう言われて私、あそこがジュンとするのがわかりました。
    (次は、、私が・・・・・・・)


       以上。。第三話完結です。

完結!
引用返信/返信
■591 / ResNo.8)  NO TITLE
□投稿者/ ゆず 一般人(1回)-(2004/07/15(Thu) 02:06:24)
    続きはないんですか?とても読みたいです…

    (携帯)
引用返信/返信
■689 / ResNo.9)  ゆずさん!
□投稿者/ 尚美 一般人(1回)-(2004/09/08(Wed) 15:56:36)
    No591に返信(ゆずさんの記事)
    > 続きはないんですか?とても読みたいです…
    >
    > (携帯)
    感想、ありがとう!今、ちょっとだけ尚美シリーズお休み中ですぅ。。

    また、がんばって書きますので、よろしくね!

         尚美・・私書箱(3401)です!
引用返信/返信

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■799 / 親記事)  セピア 1
□投稿者/ ルル 一般人(1回)-(2004/10/08(Fri) 22:19:18)
    学校の同級生だった理恵を好きになってずっと思い続けて・・
    玉砕覚悟で気持ちを伝えた。
    ふられると思っていた。
    そして嫌われて離れていくんだろうと・・
    でも返ってきた言葉は意外なものだった。

    「私も好きだよ」

    体が固まって、頭が真っ白になって・・そのときは何が起こったのか判らなかった。
    言葉が出ない私に理恵はにっこり笑って「よろしくね」と手を差し出してきた。
    それから彼女となって新しい二人の関係がスタートしたのだった。

    はじめは思いがけない展開に頭の中はパニックだったけど、それも時間が経つにつれて落ち着き、思いが叶った喜びが後から後からわき上がってきた。
    彼女になってくれた・・自分の彼女なんだ・・
    そう思うたびに顔がつい緩んでしまう。

    「涼ったら・・何をにやついてるわけ?」
    ハッとした。
    そうだ理恵と今買い物に来てたんだ。
    また思い出して笑ってた・・
    「まーた妄想の世界に使ってたんでしょー?やらしー」
    「そ、そんなんじゃないって」
    理恵は意地悪そうに笑うとトトトと先に歩いていってウィンドウの中をのぞいている。
    フワリとした柔らかいセミロングの髪。
    風に揺れる髪をかき上げる仕草・・

    どこにもいかないで・・
    ずっと私のそばにいて・・

    強い思いが胸を締め付けた

    ずっと変わらないで理恵はいてくれる。
    半年後も、1年後も、ずっと・・ずっと・・

    だけど信じる気持ちの反面、不安がどうしてもよぎる

    その不安が思いより早く現実に姿をかえてやってきたのだった

    続く
引用返信/返信

▽[全レス3件(ResNo.1-3 表示)]
■800 / ResNo.1)  Re[1]: セピア 2
□投稿者/ ルル 一般人(2回)-(2004/10/08(Fri) 22:50:31)
    「ごめん・・ちょっと明日無理かな」
    気乗りしない声で理恵は答えた。
    「そう・・じゃあ、また」
    それ以上返す言葉が出てこないまま涼は携帯を切った。

    ここ最近・・理恵の様子は明らかに違った。
    以前はどこへ行くにもずっとそばにいてくれた。
    電話もメールも遅くまでやりとりもした。
    でも・・近頃ではまともな会話すら出来ていない気がする。
    話をそらされ、誘いを断られ、そのたびに大きなため息を理恵はつく。
    迷惑そうに・・
    付き合って半年経つが時間はこうまで人を変えてしまうのだろうか・・

    どうして?

    ベットに体を放りなげ涼は顔をうずめた。
    どうしたらいいか判らない・・
    判っているのは理恵が離れていこうとしていること。

    「いや!・・絶対にいやだ!!」

    理恵が離れていくなんて耐えられない。
    涼は起きあがった。
    どうしていいかは判らなかった。
    でもじっとしていられなかった。

    気付くと、理恵の住むアパートまで原付をかっ飛ばしていた。

    「・・理恵」
    見上げると理恵の部屋にはあかりがついている。
    まだ起きているんだろうか?

    涼は理恵の部屋の扉の前に立ちすくんだ。
    何を話したらいいんだ・・?どんな顔で・・
    頭の中で思いが交錯していると部屋から会話することに気がついた。
    誰か来ている?誰が?こんな時間に・・
    時間はとうに深夜をまわっている。
    涼はそうっとベランダの方にまわった。

    理恵の部屋は幸い1階にあった。
    誰かが来ていることには間違いない。
    涼は息をひそめて部屋の中をうかがった。
    いきなり聞こえてきたのは・・あまりに衝撃的な理恵の発言だった。

    「でねーもーしつこくてさぁ!いい加減にしてほしいんだよねぇ・・」
    「そうなんだぁ、理恵ちゃんも大変だねー」

    しつこいって私のこと・・?
    一緒にいるのは誰?
    「だからさ、今度俺がいってやるってば。理恵には俺がいるから消えろってね」
    「うーん・・でもそこまでされるとぉ」

    理恵は誰かと一緒にいた
    誰かは判らない。口調は男のようだけど声色が高いから女なのかもしれない。
    でも男か女かそれはどうでもよかった。

    理恵はその相手と甘いキスを交わしだした。
    相手の手はゆっくり理恵の体を伝い、服の中に手をいれた。
    「ん・・はぁ」
    理恵の吐息が聞こえる。

    その場から逃げ出したいはずなのに体が固まったように動かない。
    裏切られ、怒りと悲しみが爆発しておかしくなってしまったのだろうか・・?
    涼は中の2人の様子を凝視しつづけた。

    「あぁ・・あぁあん!いぃ!いちゃうよぉ〜!!」

    理恵のもだえくるう姿。
    自分の中の何かがぷつりと切れたような感覚がした
    それは怒りや悲しみとは明らかに違う感覚だった。 

    続く

引用返信/返信
■801 / ResNo.2)  Re[2]: セピア 3
□投稿者/ ルル 一般人(3回)-(2004/10/08(Fri) 23:24:21)
    あの日から一度も涼は理恵に連絡をとらなかった。
    これ幸いと思ったのか理恵からも連絡はなかった。

    一週間後。
    涼は理恵の家を訪れた。

    「!?・・いきなり何?」
    突然の訪問に理恵は驚き、そして不機嫌そうに言った。
    「話があってさ」
    涼は淡々と答えると理恵を押しのけ中に入った。
    「ちょっとーいきなりなんなのぉ?!」
    後から追いかけてきた理恵を涼は振り向き抱き寄せた。
    「ちょ、ちょっと・・離してよ!」
    理恵は涼の手をふりほどこうとしたが涼は力をいれそれを許さない。
    「理恵・・あなた浮気してたでしょう?」
    動揺したのか理恵の抵抗が一瞬止まった。
    「私あの日ね、どうしても話がしたくてここに来たんだ・・そしたら話し声がするから窓の方にまわった・・そして」
    涼は理恵を抱きしめている腕にさらに力を込めた。
    「全部見たんだ!」

    「痛い!」
    理恵は涼の手をふりほどこうとした。
    けれど小柄な理恵が長身の涼に力でかなうはずはなかった。
    涼はそのまま理恵を押し倒し、もってきたベルトで両手をベットの端にしばった
    「涼!やめて、何する気?」

    「理恵・・あんたのことが大好き。好きで好きで仕方ないんだよ・・」
    切ない遠い目をして涼はつぶやいた
    そして涼は叫んだ。
    「だから・・だから!誰にも渡したくない・・!!絶対に!!」

    「涼・・」
    理恵は圧倒され、動きを止めた。

引用返信/返信
■802 / ResNo.3)  Re[3]: セピア 4
□投稿者/ ルル 一般人(4回)-(2004/10/09(Sat) 01:01:26)
    頭の先から足の先まで熱かった。
    怒りで熱いのか、興奮して熱いのかどちらなのかはわからない。

    涼は理恵に優しくキスをした。
    「涼・・謝るから・・これとって」
    ただならぬ涼の雰囲気に理恵はたまらず弁解した。
    しかし涼は聞き入れようとしなかった。

    「・・謝る?」
    涼はそのまま唇を理恵の首筋に移す。
    「ん・・」
    ビクっと理恵が反応したが涼は構わず更に舌でピチャピチャと首筋を舐めまわす。
    「んん・・いや・・ぁん」
    縛られた手を動かすとギシ・・ギシ・・ベルトが鳴った。
    「・・感じてるの?」
    意地悪くたずねてみる
    「か、感じてなんか!!」
    「ふーん」
    容赦なく更に首に舌をはわす、激しく、優しく・・
    その度に理恵は体をのけぞらせた。
    「ぁん!ん!はぁ・・はぁ、はぁ」
    「敏感ね・・誰にしてもらったの?」
    理恵の顔がカッと赤くなる。
    「答えなくてもいいよ」
    そんなことは関係ない・・
    今は理恵をもっともっと自分のものにしたい・・ただそれだけ

    涼は理恵の上の服を一気にまくし上げた

    「・・あ!」
    理恵の白い肌とパステルカラーの下着が目に飛び込んできた。
    豊満な胸のふくらみがとても魅力的だった。
    涼は優しく胸に手をあて、下着をとりはずした。
    両手が縛られているのでとりはずしたといっても中途半端に体につけた状態になっている。

    くすりと涼は笑った
    「・・襲われているみたいでしょう?」
    理恵はぷいっと横を向いた


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■272 / 親記事)  逢いたくなった時に君はここに居ないNO1
□投稿者/ エロチカ=7 一般人(1回)-(2004/04/11(Sun) 05:28:42)
    今日も、いつもの通りに仕事を終え、自宅にもどる。平日と言うのに、地下鉄の中はカップルだらけだが、羨ましいと思わない。なぜなら私は、男に興味の無い所謂、レズビアンだからである。最近、行き着けのビアンバーでインターネットでビアンのサイトがあり、かなり面白いと聞いたのでさっそく自宅に戻りPCでアクセスしよう、いや、したいと思い自宅に早く戻りたいと思う。地下鉄が最寄の駅に着き、急いで自宅に戻りビアンサイトを探す。暫くしてあるサイトが目に入った。チャットもあるさいとだ。HNをGに決めさっそくROOMにはいる。そこで、一人の女性と知り合う。最初は普通の話で盛り上がったのだが、、なんとなく2ショットにさそわれる。断る理由も無い。なぜなら、彼女もいない私は、欲求を自慰で紛らわす毎日だからだ。これから、彼女に、チャットで、支配され彼女とのチャットでの自慰でしか、絶頂を味わう事も知る術もなくただ、快楽主義的に彼女の待つ2ショットROOMに入ろうとしている。ショーツは期待ですこし湿りだしている。どんな、感じに攻めてくれるのかと、期待と不安を胸に2ショットROOMへと入っていった。
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■299 / ResNo.7)  Re[7]: 逢いたくなった時に君はここに居ないNO1
□投稿者/ エロチカ6 一般人(4回)-(2004/04/14(Wed) 02:37:06)
    私はGにノーパンノーブラそしてパンスト、ストッキングはかずに来るように命令したGは、はいっと答えたそしてGは来たそしてGとの生活が始まった。。。
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■300 / ResNo.8)   逢いたくなった時に君はここに居ないNO1
□投稿者/ エロチカ=7 一般人(6回)-(2004/04/14(Wed) 04:32:31)
    RのまたA市に着いた私はRの胸みとびこんだ。思い切り泣いた。Rは優しく抱きしめてキスをしてくれた。Rの車の助手席でRに膝枕されたまま車はRの自宅についた。自宅に着いたRは自宅の中では全裸に首輪ですごす様に命じられその場で全裸になり首輪をつけていただきRの足元に擦り寄った。二人の間に色々なルールが決められて行く。関係をRが求めて来た時の奉仕のしかたや私がRと外出する時の服装まで細かくきめられた。その後、Rとお風呂の入り剃毛をされツルツルになった恥丘にRの名前が書き込まれ、私はRの奴隷、兼、彼女としての生活が始まったのだ。その夜Rは私をもとめて来なかった。朝から疼き恥ずかしい程、濡らしていた私はRにどうすれば求めて貰えるかをきた(仰向けに寝て腰の下に枕を入れRに見えるようにM字開脚をし両手大きく拡げながら、Gはこんなにぬらし、ピクピクさせています。RさんどうかGの疼きを静めて下さい宜しくお願い致します。)と指示をうけた。私はそれに従い大きくM字開脚をしながら、オネダリを始めたのだ。



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■305 / ResNo.9)  Re[9]: 逢いたくなった時に君はここに居ないNO1
□投稿者/ エロチカ6 一般人(5回)-(2004/04/17(Sat) 01:05:23)
    私はM字開脚するGのアソコに指を突きたて激しくかき回したGは、激しく喘ぎだし濡れたアソコがさらに濡れだしていたさらに私はGのアソコを激しくかき回しザラついたとこと壁に指を激しく突きたてたGはさらに激しく喘ぎだし絶頂を迎えそうになる。私は絶頂をむかえそうなGに我慢させさらに激しくザラついたとこと壁を指で突きたてたそしてGに目隠しをさせ乳首には洗濯バサミを挟みお尻には器具をつきたてたGはさらに喘ぐその間にGのザラついたとこと壁を突きたてたGは何度も絶頂をむかえそうになるのを我慢させGを縛りさらにザラついたとこと壁を突きたてるとGは縛られながらも喘ぎだした私はさらに追い討ちをかけるようにローソクをGのアソコえたらした最初は熱がっていたGも慣れてきたのか喘ぐようになりやがて絶頂を迎えた。。。
引用返信/返信
■306 / ResNo.10)   逢いたくなった時に君はここに居ないNO1
□投稿者/ エロチカ=7 一般人(7回)-(2004/04/17(Sat) 04:39:04)
    そんな、生活が、つつ”いた。私は好きな人と四六時中一緒に居れる幸福感で一杯です。ここまで書けば私の正体はわかっていただけるとおもいます。あるサイトとはこのサイトであり私=エロチカ7=SEVENです。今回のエッセイは濡れ場以外を私が担当し濡れ場を私の最も大切な方が担当しました。今はまだ、遠距離ですが近い内に一緒に暮らします。今回のエッセイは私達の理想を形にしました。皆様も頑張ればこの様な素晴らしい出会いに恵まれると思います。PART1はひとまず終わります。PARRT2は一緒に暮らしてから書き始めます。Rはそのとき分ると思います。PART2の最初は。お久しぶりです。HN、R=。。。。ですから始まります。PART2までこのエッセイは終わりますがSEVENとしてのエッセイはつつ”けます。ご期待下さい。再見。




完結!
引用返信/返信
■307 / ResNo.11)  感想
□投稿者/ ゆり 一般人(1回)-(2004/04/18(Sun) 04:19:03)
    素敵でした。
    私もこんな経験してみたいな…
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■313 / 親記事)  新入社員
□投稿者/ 美由 一般人(14回)-(2004/04/20(Tue) 21:04:09)
    4月1日に入社してもうすぐ1ヶ月。
    研修も終わり、配属されたのは営業課第2グループ。
    もともと女性の多い会社なので上司も同僚も女性ばかり。
    高原由希は初めて社会に出た楽しさと不安でいっぱいだった。
    そして今日は由希のグループの新入社員歓迎会。
    第2グループの新入社員は由希一人なので由希の歓迎会となる。
    課の歓迎会はなんとなく堅苦しく、緊張もしていたためあまり楽しめなかったが、今度は内輪の歓迎会。由希はとても楽しみにしていた。

    「高原さん、行きましょうか。」
    由希が更衣室で私服に着替えると、ロングヘアーにきつめの顔立ち、篠原薫が声をかけてくれた。彼女はこのグループのリーダー。由希がひそかにあこがれている女性だった。
    「はい!」
    由希は元気良く返事をすると、薫は微かに笑みをもらし由希の隣を歩いた。
    「今日の二次会は私の行きつけのお店なの。小さいお店だけと私のお気に入りなのよ。来れるでしょ。」
    「はい!すごく楽しみです!」
    由希はドキドキしながら足早に歩く薫の横を歩いた。

    1次会は食事が中心。女性ばかり6人のグループはあまりお酒を飲まなくてもかなり盛り上がり、由希は楽しくてたまらなかった。
    (この会社に入社してよかった〜)
    由希は心の底からそう感じていた。

引用返信/返信

▽[全レス14件(ResNo.10-14 表示)]
■339 / ResNo.10)  ありがとう
□投稿者/ 美由 一般人(22回)-(2004/04/26(Mon) 13:33:27)
    ナナさん パールさん ありがとう
    今度も濡れてくれるようなお話つくりたいと思います。
    また読んでね(^_-)
引用返信/返信
■3866 / ResNo.11)   新入社員
□投稿者/ ☆子 一般人(6回)-(2006/09/20(Wed) 15:27:12)
    この感じ、好き。
引用返信/返信
■4283 / ResNo.12)  NO TITLE
□投稿者/ あんな 一般人(1回)-(2007/03/08(Thu) 10:39:35)
    2009/06/13(Sat) 02:48:08 編集(管理者)

    すごいよかったです。感じちゃいます。
    美由さんの作品好きです。
    もっと読みたいなぁ☆

    (携帯)
完結!
引用返信/返信
■6296 / ResNo.13)  感想
□投稿者/ あい 一般人(1回)-(2011/05/07(Sat) 02:31:33)
    美由様大好きです。
    こんな会社、私も入ってみたい…
    先輩達に悪戯されたい…

    (携帯)
引用返信/返信
■6399 / ResNo.14)  Re[2]: 感想
□投稿者/ 完結 一般人(3回)-(2011/08/24(Wed) 18:54:18)
    おわり・・・完結・・・
完結!
引用返信/返信

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■5897 / 親記事)  Danse Macabre
□投稿者/ 葉 軍団(108回)-(2009/05/22(Fri) 22:43:01)
    「―――県の発症者は二百人を超え、政府は隣接する県境に医療検問所を設置し、さらなる感染拡大を防ぐため……」

    もう珍しくもなくなったが、番組の最中に画面が臨時ニュースに切り替わり、私と来客の視線をそちらに向けた。
    「……異常を感じた方は、まず地域の保健所の相談センターにお電話して下さい。みだりに治療機関や人が集まる場所へ行かず、冷静な行動を……」
    私はリモコンに手を伸ばし、テレビを切った。
    「怖くないんですか」
    私の動作を目で追っていた来客が呟く。名刺は貰ったが名前は覚えていない。週刊誌の記者とだけは覚えているが。
    「……実感がないだけです」
    思ったままの事を私は呟く。怖いと言うなら、東京からはるばる爆心地にやってきた記者の方が怖いのではないだろうか。
    「早く帰られた方がいいですよ」
    まだ噂に過ぎないが、県境が封鎖されると聞いている。この県は東京からは離れているが、ここで発生したウィルスは異常に伝播が早い。国土のほぼ真ん中にありながら隔離されるのは当然であり、脅威だった。
    「飛んで帰りますよ、この取材が終わったら」
    記者は笑顔で答えるが、少し無理のある笑顔だった。
    「もう終わっているでしょう? 私、知ってる事は全部お話しましたよ」
    私は少々うんざりして言い募る―――食糧や日用品の買い出しも済ませている。会社にも行く必要はない。望まぬ来客を前にして、外出する口実がないのは不便な事だった。
    「……本当に、ですか」
    私と同じくらいの年齢だろう。垢抜けた身なりの女性記者は、声に少し力を込めた。
    「本当に、全部話して下さったんですか……?」
    私は無言で彼女を見つめる。


    互いを隔てるテーブルには、一枚の絵葉書が載っていた。

    (携帯)
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▽[全レス40件(ResNo.36-40 表示)]
■5957 / ResNo.36)  Danse Macabre 31
□投稿者/ 葉 軍団(141回)-(2009/06/03(Wed) 02:37:13)
    ……冷酷と言ってもいいほどの無表情。それまで知っていた留津とは全く違う、冷たく冴えた顔が脳裏に蘇る。
    先刻の記者にもそれはあった―――人は一体何を見たら、あんな顔をするようになるのだろうか。あれだけ穏やかに、世界を善きもののように見る顔とは裏腹に。


    (……罰したの?)
    踊り狂う骸骨の群れを見下ろして、私は留津に問いかける。
    この骸骨は、何の比喩なのか……あの女性たちへの罰なのか、それとももっと広い意味なのか。断罪なのか、慟哭なのか。
    (どうして、私を残したの?)
    私はそれほど単純ではない。留津もまたあの女性たちに私と同じ経験をさせられたかどうかは分からないが、それに耽溺するのを自分に許せるような人ではない。あの時私を抱いたのも、ただあれ以上奥へ行かせたくなかったためだと理解している……悲しいけれど。
    (復讐したと伝えたかったの? あんな事は馬鹿らしいと言いたかったの? これで忘れられると言いたかったの?……どうして、連れて行ってくれなかったの?……)
    問いかけは後から後から溢れ出るが、答えてくれる留津はいない。他国の話や映画や音楽、いろんな事を教えてくれたのに。
    (………疲れたの?)
    (ちょっとね)
    耳の奥に、苦笑い混じりの声を聞いたような気がした。
    はにかむような、繊細な響きの声だった。


    (行かなきゃ……)
    もうずっと以前から、急き立てられる感じがしている。
    もし私がこのウィルスに感染し、留津から受け取った抗体によって発症していないなら、ここで世界が滅ぶのをじっと待っているわけにはいかないのだ。私の身体に、死病の感染を食い止める手だてがあるのなら。
    (でも………)
    私はテーブルに肘をつき、ゆっくりと顔を覆ってうなだれた。


    ……でも、もう少しだけ時間が欲しい。
    無くしたものを悼む時間を。

    (携帯)
完結!
引用返信/返信
■5958 / ResNo.37)  Re[1]: Danse Macabre
□投稿者/ 真理 一般人(7回)-(2009/06/03(Wed) 02:51:17)
    一気に読んでしまいました。
    わくわく、ドキドキでとても面白かったです^^
    ぜひ次も素敵な作品お願いしますm(_ _)m
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■5963 / ResNo.38)  NO TITLE
□投稿者/ 葉 軍団(142回)-(2009/06/03(Wed) 19:19:37)
    読んで下さってありがとうございました。もう少し短くまとめたかったのですが…

    これを書いている最中に、昔よく読んだ栗本薫(中島梓)氏の訃報に触れました。

    氏の昔のSFの短編に、黴による疫病の作品があったのを思い出しました。

    好きな語り手がいなくなるのは、寂しい事ですね。

    (携帯)
引用返信/返信
■5966 / ResNo.39)  感想
□投稿者/ あき 一般人(1回)-(2009/06/06(Sat) 02:01:22)
    この小説の話に引き込まれました(・ω・*)更新ファイトです!

    (携帯)
引用返信/返信
■5970 / ResNo.40)  NO TITLE
□投稿者/ 葉 軍団(143回)-(2009/06/06(Sat) 21:26:21)
    ありがとうございます。

    精進します…

    (*u_u)

    (携帯)
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