ビアンエッセイ♪

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貴女の官能的なビアンエッセイやノベル
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■21943 / 親記事)  夜行バスの女
□投稿者/ いちこ 一般♪(2回)-(2015/06/20(Sat) 18:53:45)

    私はバス停で夜行バスを待っている。
    地元で大手建設会社に就職でき、
    東京本社での研修に参加するためだ。
    近くのイタリアンレストランから、
    ニンニクの焼ける香りが漂ってくる。
    前のおじさんからはかすかにタバコの匂いもする。
    自分は匂いに敏感な方だと思う。

    バスに乗り込み、一番後ろの窓際席
    何と無く、後ろの視線が気になるのだ。
    隣におじさんが来ませんように。
    目を閉じ、真剣に祈った。
    と、カツコツというパンプスの音とともに
    バラの香りが漂って来た。
    見るとあまりにも場違いな女性が入って来た。
    年の頃は二十歳前後、肩までのブロンドの髪に、
    白い肌、青い瞳にバラのくちびる。
    180cmくらいの長身に抜群のプロポーション。
    まるでファッション雑誌から抜け出た
    ような外人の女性だ。
    みんなが思わず振り返って見ている。
    その人が真っ直ぐ私に向かってきた。
    ふわっと私の隣りに腰掛けた。
    同時にバラの香りに包まれた。
    すごくドキドキした。
    その人は難しい顔をして前を見ている。
    声を掛けるかどうか迷った。
    実は英語が苦手なのだ。
    「ハ、ハロー。」
    「★*○・#$\*」
    さっぱり解らない。私は曖昧な笑顔を
    浮かべ、真っ赤になってうつむいた。
    その人はそれきり何も言わず、また
    難しい顔をした。

    恥ずかしい。恥ずかしい。恥ずかしい。

    やがて車内が暗くなったので、シートを
    倒して、さっさと寝ることにした。

    エッチな夢を見た。
    バラ園の花壇で、素裸でオナニーする夢。
    花壇の中にM字開脚で座り、左手は
    おっぱいを揉み、右手は割れ目をなぞる。
    ソコは恥ずかしいくらい濡れて‥‥
    バラの香りの中、声を押し殺していたが
    だんだん抑えられなくなり、とうとう、
    「アァッ!」
    自分の声に驚き、目を見開いた。

    自分の姿に驚いた。なんとニットのセーターと
    ブラがずり上がり、おっぱいが丸見えに
    なっている。
    そしてスカートも捲れ、股間には手が!

    えっ、えっ、なに、なに?!

    パニクるわたしの口を、きれいな白い手が塞ぐ。
    瞬間、バラの香りが強くなる。
    ブロンドの彼女が、周りを見て人差し指を
    口の前に立て、にっこりと微笑む。
    コクコクと返事をする私。
    それを同意と取られたのか、口を塞がれたまま、
    乳首をそのバラのくちびるで甘噛みされた。
    「! ! んんん〜」
    そのまま舌先で転がされる。
    別の手が、ショーツの中に潜り込む。
    ソコは濡れそぼってビチャビチャと
    音を立てた。

    続く








引用返信/返信

▽[全レス3件(ResNo.1-3 表示)]
■21946 / ResNo.1)  :夜行バスの女2
□投稿者/ いちこ 一般♪(3回)-(2015/06/21(Sun) 17:28:56)

    彼女の白い指が私のクリに触れるたび、
    ビクン、ビクンと反応してしまう。
    息苦しくなってきたら、彼女は口の手を
    緩めて指を入れてきた。
    器用に私の舌を摘まむと引き出す。
    ハァ‥ハァ‥ハァ‥
    そしてバラのくちびるで、私の舌を吸い上げた。
    チユバッ、チユバッと音がする。
    彼女の手が私のショーツに掛かったとき、
    脱がせやすいように自分から腰を上げてしまった。
    私は天使に魅入られ、愛されている
    ように感じていた。
    それほど彼女の美しい顔とバラの香りに酔っていた。
    だから、彼女の指が私の中に入ってきたとき、
    当然のように受け入れようと思った。
    でも‥‥痛かった‥‥
    「いっ、いたっ!」
    彼女は慌てて私の口を塞いだ。
    でもその時、バスにブレーキが掛かって
    私の体が前に持っていかれた。
    一気に深く貫かれた。
    「!!!!!んんん〜!」
    涙が溢れる。痛い。痛い。痛い。
    彼女はちょっと驚いたようだったが、
    中の指はそのまま、優しくキスをして
    少しずつほぐすように愛撫を再開した。
    おっぱいをやさしく揉み、乳首を舐める。
    中の指をゆっくり動かしながら、クリを
    やさしくタイピングする。
    なにより私を興奮させたのは、彼女が
    私の指を自分のソコに入れたことだった。
    ソコは熱く溶けて、別の生き物のようだ。
    私は稚拙ながらも必死に動かした。
    彼女の抑えたあえぎ声で私も濡れた。
    やがて自分なのか彼女なのかお互いの
    吐息が混ざり合い、自分が動かしているのか
    彼女なのか分からなくなり、
    私は体をビクンビクンと痙攣させイッた。
    彼女がイッたのかは分からなかった。
    それから泥のように眠った。

    朝、起きると服装はきちんと直されており、
    まるでなにもなかったかのようだ。
    しかし、アソコの違和感としっかり彼女と
    繋がれた手が夜のことを思い出させた。
    お互い何も話せないままバスを降り、
    別れ際、彼女は私の頬に軽くキスをして、
    「ほな、お達者で!」と言った。

    えっ、えっ、え〜?!

    驚いている私の手に手紙を残し、
    彼女は雑踏の中に消えていった。

    私は手紙を開いて読んだ。

    続く




引用返信/返信
■21955 / ResNo.2)  夜行バスの女3
□投稿者/ いちこ 一般♪(4回)-(2015/06/27(Sat) 07:11:14)

    それから数ヶ月があっと言う間に過ぎた。
    新しい環境に慣れるのと、仕事を覚える
    ので忙しかった。
    時々、お局さまの攻撃にあい、ヘコむことはあったが、
    基本的には楽しい職場だった。
    どんどん日々は過ぎていくのに、
    私は彼女を忘れることができなかった。
    一度会っただけで、連絡先も分からない。
    たぶんもう会えないであろう相手なのに。

    ほどなくして、私は香水を買った。
    バラの香りの。
    どうしようもなく淋しくなると、
    バラの香りを手に付け自分の口を塞ぐ。
    そうするとあの時のことが蘇り、
    自慰にふけってしまうのだ。

    一年ほど経ったある日、私は彼女を発見した。
    彼女はテレビの中にいた。
    英語が全くできないくせに、コテコテの関西弁を話す外人さん、
    しかもモデル並みの美貌ということでウケていた。
    大爆笑の音声の中、私は涙を流してた。

    私は彼女にファンレターを書くことにした。
    彼女から貰った手紙の文面をそのままに。

    『おおきに!ほんでごめん!!
    話されへんふりしたんは、緊張でパニクっていたからや。
    実はこれからオーディションがあるんや。
    そんでも、あんたのおかげでだいぶ
    リラックスできたわ。
    ほんまに感謝してるわ!ほんまはまた
    会いたいけど、あんたの大切なもん
    奪ってもうて、責任感じて会われへん。
    けど会いたい‥‥ごめん!忘れて!
    ほな、元気で!』

    彼女は気づくだろうか?

    数日が経ち、彼女から返事が来た。
    『LOVE』と、ひとこと。
    その下に Eメールアドレスが一行。

    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

    そして私は夜行バスを待っている。
    せっかく就職できた会社も辞め、
    アパートも引き払い、単身 上京し
    彼女のマネージャーになるつもりだ。
    近くのイタリアンレストランから、
    ニンニクの焼ける香りが漂ってくる。
    私の身体からはバラの香りが漂う。
    バスに乗り込むと一番後ろの席に
    高卒くらいの女の子が座っている。
    私は迷うことなく彼女の隣りに座った。
    きっと彼女はバラの香りに包まれているだろう。



完結!
引用返信/返信
■21963 / ResNo.3)  感想
□投稿者/ 奈々 一般♪(2回)-(2015/06/29(Mon) 12:24:01)
    どきどき・・・
    とっても興奮しました^^
完結!
引用返信/返信

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■21862 / 親記事)  ねえ、先生。
□投稿者/ うぃあ 一般♪(1回)-(2015/01/02(Fri) 22:29:02)
    2015/01/02(Fri) 22:35:52 編集(投稿者)








    「それ以上はダメ」


    目の前の愛しい人は、
    瞳を閉じて首を左右に振った。




    私はキスこそ止めなかったが、
    彼女の胸元に伸ばした右手を名残惜しく解く。



    「ルールは守って。
    あなたが卒業するまで」

    「キス以上はしない、でしょ。
    分かってる。分かってるけど……」


    私は手元にあったブランケットを頭まで被った。





    「もー、なんで先生は我慢できるの?」

    ブランケットの隙間から彼女を見つめる。





    「大人のよ・ゆ・う♪」


    先生は悪戯に微笑んだ。







    私が高校を卒業するまで、あと1年。

    私はこのルールに蝕まれていたものの、
    幸せに満ちていた。









    後に別れが来るとも知らずに。


引用返信/返信

▽[全レス3件(ResNo.1-3 表示)]
■21863 / ResNo.1)  Re[1]: ねえ、先生。
□投稿者/ うぃあ 一般♪(2回)-(2015/01/02(Fri) 23:56:38)
    2015/01/03(Sat) 00:04:54 編集(投稿者)

    第1話




    桜の開花。
    ウグイスの鳴き声。
    暖かい陽光。


    春の訪れを肌で感じる3月下旬。





    私、神崎めぐみは心を躍らせていた。

    恋人との待ち合わせ。
    駅近くのオシャレなカフェ。

    浮き足立って、
    30分も早めに来たのは秘密。




    「先生、まだかなー」

    口元が緩む。
    今日は彼女との久々のデート。




    「めぐみ、おまたせ」

    黒髪ロングに白い肌。

    ベージュのトレンチコートを身にまとい、
    彼女は颯爽と現れた。





    彼女の名前は桜木唯子。


    私の家庭教師、だった。




    ーーというのも、
    彼女は念願叶って教職の採用が決まり、
    4月から私と同じ高校で働くこととなったのだ。





    「先生と最近会えなかったから、
    今日が待ち遠しかったの」

    喜ぶ私をよそに、
    先生は無言で席に腰を落とす。



    「もうすぐ先生と学校で会えるなんて、
    考えただけでもドキドキするね」


    「そうね…」


    「あ、ちゃんとバレないようにするから!」


    「うん…」


    「これから受験勉強も始まるけど、
    たくさん先生とイチャイチャしたいな」


    「……」

    彼女は目線を静かに下に落とす。


    沈黙が続く。





    私はこの時、
    彼女の異変にようやく気付いたのだ。

    「…どうしたの、具合でも悪い?」














    「めぐみ、話したいことがあるの」

    彼女は息を飲み、視線を私に戻した。





    馬鹿でも分かる。

    この雰囲気。









    フ ラ レ ル ン ダ。




    頭の片隅で警報が鳴った。









引用返信/返信
■21864 / ResNo.2)  Re[2]: ねえ、先生。
□投稿者/ うぃあ 一般♪(3回)-(2015/01/03(Sat) 21:05:25)
    2015/01/03(Sat) 21:09:55 編集(投稿者)



    第2話




    「ごめん、めぐみ。
    色々考えたんだけど、私達……」

    先生の声は落ち着いていた。




    「やめて!言わないで」

    目頭が熱くなる。
    こんな展開になるなんて、思ってもみなかった。






    「状況が変わったのよ、
    めぐみだって分かるでしょ?

    教師と生徒とのスキャンダルなんて、
    そんなリスク……私には負えない」



    諭すように、先生は言葉を続ける。



    「めぐみも…大人になったら分かるわ。
    何かを得るためには、
    何かを切り捨てなければならないこともあるの」



    私の頬に、涙の筋が走る。


    「せ、先生は……
    私より世間体が大事ってこと?」






    「そうね、これが私の答えよ。






    別れましょう」




    ただ呆然と、
    泣きつくすことしか出来ない私。


    カフェ内の客が、
    私達の席に視線を散らしてくるのが分かる。


    「めぐみ、泣かないで。

    とりあえず、場所を変えましょ。
    最後の思い出をあなたにあげるわ」


    先生はそう言うと、
    ハンドバックのポケットから何かを取り出した。


    「これって…」

    血走った目で視線を移す。
    そこには、赤い1枚のカード。





    「近くのホテルをとっておいたわ。










    この意味、分かるわよね?」





引用返信/返信
■21865 / ResNo.3)  Re[3]: ねえ、先生。
□投稿者/ 理恵 一般♪(4回)-(2015/01/06(Tue) 11:27:17)
    こんにちは。

    この続きが気になります。
    良かったら続けてくださいね。
引用返信/返信

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■21245 / 親記事)  罪愛
□投稿者/ 永遠 一般♪(1回)-(2009/01/24(Sat) 23:15:32)
    2009/01/24(Sat) 23:51:15 編集(投稿者)
    2009/01/24(Sat) 23:39:53 編集(投稿者)

    大好き…ただの片想いなはずだった…


    ずっと大好きだった…

    気づいたらもぅ貴女しか見れなくなっていた


    高校1年生。

    玲嘉(レイカ)と沙夜(サヨ)は同じクラスで部活も一緒で
    どんな時も一緒にいるほど仲が良かった

    誰もが羨むほどの親友。

    そのはずだった…

    ただ沙夜は玲嘉の事を友達だとは一瞬でも思った事はなかった

    沙夜は玲嘉を愛していた

    でも沙夜には告白する勇気もなく親友と言う位置につくことが最大限の努力だった

    「沙夜〜!そろそろ帰ろっ」

    いつものようにクラスの友達達と下校に残って喋っておチャラけている沙夜に玲嘉はしびれをきらして少しキツ目に話しかけた

    「ごめんっ、ちょっとまって!」

    怒っているのか玲嘉は先に歩き出してしまっていた

    それをあわてて追い掛ける沙夜

    周りの友達はいつもの事なので笑って見送った

    「ねぇ…玲嘉?」

    「……。」

    返事をしない玲嘉に沙夜はムっとした

    「ねぇってばっ!!返事してよ」

    「なによ」

    次の返事は待つ事もなく一瞬で返ってきた

    それにおじ気づいたのか玲嘉も黙りこんでしまった

    そのまま気まずい雰囲気のまま、玲嘉の家に着いてしまっていた

    少し黙ったまま立ち止まる2人

    その沈黙を破ったのは沙夜の言葉だった

    「今日…うちに寄って行く?」

    玲嘉は小さくうなずいた

    そのまま2人は軽く言葉をかわしながらも気まずいままだった

    そんな状況に沙夜はだんだんイラつきと悲しさを覚えた

    「玲嘉、ごめん。」

    ベットの上でくつろいでいた玲嘉の横に行き沙夜はいいずらそうに謝罪の言葉を伝えた


引用返信/返信

▽[全レス3件(ResNo.1-3 表示)]
■21246 / ResNo.1)  罪愛 続き2
□投稿者/ 永遠 一般♪(2回)-(2009/01/25(Sun) 00:27:52)
    2009/01/25(Sun) 00:30:55 編集(投稿者)

    「…いいよ。」

    さすがの玲嘉もそろそろ限界を感じていたのか
    すぐに沙夜を許した

    その言葉に安心したのか沙夜は、よかった〜と玲嘉を抱き締めた

    玲嘉は特に何も考えていなかったが甘えてくる沙夜を可愛く思い優しく頭を撫でた

    少しの間じっとその手のぬくもりを堪能していた沙夜だったが

    どんどん自分の気持ちが膨らんでいくのがわかった

    (触りたい…。)

    玲嘉は大切な友達

    そんな事は100も承知だった
    だけど自分の奥底に押し込めている感情は留まることなく溢れかえろうとしていた

    ほんの少しのチャレンジ

    沙夜は玲嘉を抱き締める腕を少し強くした

    …反応しない

    少し身体を離して見つめてみた

    …そのまま見返してきた

    少し顔を近付けてみる

    …嫌がらない

    (もう、ダメだ)

    沙夜はそのまま身体のすべての部分に力を入れて

    自分の唇と玲嘉の唇を重ね合わせた

    ほんの一瞬。

    玲嘉は…何が起こったのかわからずキョトンとしていた

    その姿を見て止まることなく
    もう一度、今度は強く…激しく唇が重なった

    さすがに玲嘉も驚いて
    沙夜を離そうと両手で強く押したが

    それよりも強い力で沙夜は向かってきた

    「…ふっ…ん」

    沙夜の舌が玲嘉の口内を犯す

    高校1年とは思えないほどの舌使いでつい、玲嘉は声を漏らした

    今起こっている事にすら必死なのに沙夜の右手は玲嘉の胸でよからぬ動きをしていた

    不意に唇が離れたとき
    玲嘉は拒絶の言葉を吐いた

    「ちょッッ!!やめてよ!沙夜!?」

    だがその言葉の返しは予測出来ないものだった

    「大好き…」

    消えてしまうかのように小さな声だった

    だけど確かに大好きだと…そう玲嘉の耳に響いた

    「…沙夜?」

    とたんに沙夜は動きを止めた

    「ごめんなさい」

    沙夜の瞳からはたくさんの雫が流れていた

    驚いたのに、嫌だったのに、怖かったのに…

    玲嘉は指で沙夜の涙をすくっていた

    その間、何度も何度も何度も沙夜は誤り続けていた

    「もぅいいよ」

    そういっても沙夜は首を振り誤り続けた

    そんな沙夜を強く強く抱き締めた

    驚く沙夜

    「もぅいいってば!沙夜だから許してあげる。」

    「…え?」

    その言葉を沙夜はまったく理解出来なかった

    「だから、沙夜にならされてもいいって!!」

    沙夜の瞳からはさっきとは別の涙が出ていた

    次は、大好きだよっと何度も何度も何度も伝えていた

    そしてもう一度…おそるおそる唇を重ねていった

    その舌の動きは身体のしんをうずかせるのは変わらなかったが
    さっきの何倍も優しかった

    「んっ…ふ…んん…っ」

    そのせいか、玲嘉の身体にはさっき何倍もの変化があらわれていた

    まるで別人かのように優しい触り方で服の上から胸の膨らみを焦らすように揉み解していった

    そのもどかしい動きに
    たまらず玲嘉は声を漏らしていった



    (携帯)
引用返信/返信
■21247 / ResNo.2)  罪愛 続き3
□投稿者/ 永遠 一般♪(1回)-(2009/01/26(Mon) 14:01:40)
    2009/02/12(Thu) 23:06:47 編集(投稿者)

    玲嘉は自分の身体が沙夜を求めだしているのが下半身の熱さと胸の鼓動で気付いていた

    だが不器用な玲嘉はそれを伝える方法もなくただ抵抗しない事が唯一の気持ちの表現だった

    沙夜はそんな玲嘉にたまに不安になり度々、大丈夫?とうかがった

    そんな状態でも確実に2人の息は荒くなっていった

    我慢できない

    その感情はいつしか2人の感情になっていた

    沙夜の熱く火照った指は玲嘉の胸の尖りへと当てられ

    優しい動きをする時もあれば頭の先までしびれるような激しく熱い動きになったりするため

    快感の波が絶えず続いた

    それだけでも玲嘉の下半身を潤すには充分の快感だったが

    沙夜の舌は玲嘉の口内から次はもう一方の胸の尖りへと移り

    その快感は玲嘉の想像を大きく上回った

    「…あっ…ん……ぁあっ」

    「…玲嘉…気持ちいい…?」

    玲嘉は喘ぎながらも大きく頷いた

    その返事に沙夜は嬉しくなったのかさっきよりも強く玲嘉に愛撫した

    「んんっ…やっ……っ」

    玲嘉の甘ったるい鼻に掛かった喘ぎ声は沙夜の理性をどんどん奪っていった

    「下…脱がしていい?」

    その質問に玲嘉はきょどった

    「え!ちょっとまってっ!」

    「ごめん、でもちゃんとしてあけたいから…玲嘉初めてでしょ?
    少しでも痛くないようにしたいから…」

    そう言って沙夜は下着に手をかけた

    玲嘉は次は何の抵抗もしなかったが羞恥心から両手で赤くなった顔を隠した

    下着を脱がし足を開き…

    目の前に見たものは

    沙夜が恋い焦がれ求め続けた光景だった

    そして視線を少し上に向ければ顔赤くし、他の誰でもなく自分に反応する愛する人

    沙夜はすべてを自分に刻みこむように息を飲んだ



    (携帯)
引用返信/返信
■21248 / ResNo.3)  罪愛 続き4
□投稿者/ 永遠 一般♪(2回)-(2009/01/27(Tue) 22:18:51)
    2009/02/12(Thu) 23:07:37 編集(投稿者)

    そして沙夜は玲嘉の手を優しく包み顔から離して玲嘉の少し潤んだ瞳を見つめた

    「玲嘉愛してる。」

    玲嘉は一瞬何を言われたのか理解出来なかったが

    その言葉の意味がわかった時、今まで感じた事のない胸の苦しみと熱さを感じた

    そしてその感情は今までのどんなものよりも、心地よいものだった

    玲嘉は返事の変わりに沙夜の身体を力いっぱい抱き締めた

    心の中で、自分もそうだと強く思ったが

    恥ずかしさからか変なプライドからかそれをいうことはなかったが確かにその気持ちは沙夜へと伝わっていた

    「玲嘉…入れていい?
    嫌ならいいんだよ?」

    玲嘉はほんの少しも迷う事なく答えた

    「うん。………入れて…」

    そう沙夜に微笑みかけた

    そして目を閉じ覚悟を決めた

    そんな玲嘉を沙夜はぎゅっっと抱き締め優しいキスをした

    ほんの触れるだけのキスを…

    そして玲嘉のまだ誰にも見せた事もない大切なその場所へと

    利き手の中指をゆっくり入れていった

    「…いっ…!!」

    じわじわとくる異物感と痛みに玲嘉は少し顔を歪めた

    それでも必至に沙夜を受けとめる玲嘉

    そんな様子に沙夜は心から嬉しかった

    本当に大好きだよと…幸せだと…そう深く深く感じる事ができた

    そして沙夜はゆっくりゆっくり指を動かしていった

    その快感は玲嘉の理性すべてを奪うものだった

    沙夜のひとつひとつの動きが玲嘉を狂わしていった

    「あっ…や…んん……っ…ぁあ…ぁん…っっ…」

    大きくなった喘ぎ声は部屋中を響かした

    響いた声は玲嘉自身の耳にも響き、その甘ったるい声に恥ずかしさがつのるばかりだった

    目の前の沙夜を見ると
    沙夜も感じているのか

    恍惚とした表情をしていた

    玲嘉その表情を愛しいとそう感じた

    あぁ…いつの間にか自分はこんなにもこの人が大切になっていたんだと、そう実感する事ができた

    そんな事を思っている間にも
    玲嘉は自分の身体がどんどん快感に溺れていくのがわかった

    「んん…やぁ…っん……っ」

    「玲嘉……」

    「さっ…沙夜ぉ…」

    何度も何度もお互いに名前を呼びあった

    その間にも玲嘉の身体は確実に快感の渦へとのみこまれていった

    どこまでも溢れだす蜜に沙夜の指が動くたびに卑猥な音が響いた

    そしてそれはベットの布団に大きなシミを作るほどだった

    初めてする行為でも本能がそうさせているのか玲嘉の腰はくねり動いていた

    その行動に沙夜もさらに興奮をまし激しく玲嘉を攻めたてた

    「ああぁっ!…激し…んん…あっ…あっ…」

    玲嘉の子宮は何かを感じだしていた

    「な…なにか…っん…くる…」

    それを聞いた沙夜は更に強く玲嘉を攻めた

    「……!!!!…んっ…あっ…ぁ…んやーーああぁ!」

    玲嘉は、はてた

    初めてイクと言う感覚に襲われた玲嘉は目の前が真っ白になり
    一瞬意識を手放したような感覚になった

    「玲嘉…?大丈夫?」

    「ん…うん」

    「ねぇ、玲嘉?」

    「何?」

    少し沙夜は顔を赤くして迷った末いいにくそうに言った

    「……玲嘉…大好きだよ。
    これからもずっと一緒にいてくれる…?」

    まだ息が荒い玲嘉

    疲れ切った顔をしていた

    それでも沙夜を力いっぱい抱き締め、答えた

    「当たり前でしょ!」



    (携帯)
完結!
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■20844 / 親記事)  請う瞳
□投稿者/ 昴 大御所(433回)-(2008/05/25(Sun) 02:16:29)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/

    例のシリーズとは違う短編です
引用返信/返信

▽[全レス3件(ResNo.1-3 表示)]
■20845 / ResNo.1)  請う瞳 @
□投稿者/ 昴 大御所(434回)-(2008/05/25(Sun) 02:17:46)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/

    貴女の動きを覚えている躯が私に囁く


    『ほら

    正直になって


    お願いしなさい


    すごく欲しいんでしょう』


    そう

    躯の芯がジーンと疼いて

    涎を垂らして

    貴女を待ってる





    『お茶ごちそうさま

    送るくらい

    お安いご用だから

    いつでも声掛けて』


    貴女は爽やかな笑顔で

    ドアノブに手を掛けている



    イヤ

    帰らないで



    「…ねえ…」


    貴女の袖口を掴んで

    上目遣いに瞳を潤ませて言うの


    「……して…」



    左の口角だけを上げて微笑んで

    貴女の瞳は一瞬で野生を帯びた


    履き掛けた靴を脱ぐ



    コートをソファーに放り投げて


    バスルームに消えて行く貴女



    私は慌ててドレッサーに向かう


    急いでメイクを落とさなきゃ

    貴女を待たせないように





引用返信/返信
■20846 / ResNo.2)   請う瞳A 
□投稿者/ 昴 大御所(435回)-(2008/05/25(Sun) 02:19:05)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/

    『お風呂のお湯を貯めて来たよ』


    バスルームから戻った貴女が

    まだドレッサーに向かい

    メイクを落としている私を

    後ろから抱きしめる


    「待って

    もう少しだから…」


    口では言っているのに

    もう貴女に反応してる


    『待てないよ

    抱きしめたくて


    引き止めて欲しくて

    ずっといたんだから…』


    貴女は抱きしめながら

    もう私のブラウスの釦を外している



    メイクを落とし終えた私に

    『やっぱり素顔の方が可愛いよ』


    そう囁いて唇を重ねた


引用返信/返信
■20847 / ResNo.3)   請う瞳B 
□投稿者/ 昴 大御所(436回)-(2008/05/25(Sun) 02:20:14)
http://id34.fm-p.jp/44/subarunchi/
    2008/05/25(Sun) 02:21:36 編集(投稿者)




    唇が離れると


    無意識に上目遣い

    瞳も潤んでいるわ



    「ねえ…」

    ベッドに連れて行って


    そう言う前に

    お姫様抱っこで

    抱き上げられる



    『その瞳に弱いんだ…』


    ベッドに優しく降ろされ

    貴女は私を見つめたままで

    上着を脱いでる



    『欲しくて

    一秒も我慢出来なくなる』



    貴女と私が溶け合う

    熱い夜が始まる


完結!
引用返信/返信

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■20689 / 親記事)  彼女になりたい…です
□投稿者/ のぃ 一般♪(1回)-(2008/03/03(Mon) 06:30:18)
    「うー…」

    公園の片隅で犬のコーギー(名称:クリーム)と遊んで30分。
    ぴょんぴょん跳ねるクリームの頭をしゃがんで撫でている手は、真っ白な手袋をしている。
    時計を見ると朝の早朝、6時前。
    少し霧がかった湿気を帯びた風景は地上のありとあらゆる物を美しく輝かせていた。

    (はぅぅ…)

    そして今、周りの風景をも魅了してしまうあの人を2時間見続けている私は
    クリームの頭を撫でるあの人からはるか彼方、対角20メートルに位置している
    公衆トイレの物陰に隠れて白い息を吐きながらあの人を眺めていた。


    いわゆる、ストーカー…なんです。




引用返信/返信

▽[全レス3件(ResNo.1-3 表示)]
■20692 / ResNo.1)   彼女になりたい…です
□投稿者/ のぃ 一般♪(2回)-(2008/03/03(Mon) 07:57:03)
    (愛美ちゃん…)

    声無き声で彼女の名前を呼ぶと、何度目かの白い息が、はぁーっとモクモク出て空へと消えていった。
    今の私の想いみたいだなー…

    名前を呼んでも気持ちまでは届かない

    切ないとか、大好きだとか…

    たくさんの言葉を頭の中で拾い集めて、手のひらの隙間から流れる想いを
    ただじっとみているだけの刹那


    「クリーム、そろそろ家に帰ろーか?」

    (なんだぁ…もう帰っちゃうのかぁー…)

    真っ赤なパーカーに身を包んでいる愛美ちゃんは毎朝二時間、体を鍛える為に走り込みをするという。
    傍らには必ず、愛犬のクリームと一緒

    黒くて長い髪を結び直すその姿にキュッと心が縛られる時が大体、愛美ちゃんがお家に帰るのと一緒で
    青い短パン、パーカーの下のTシャツ、流れる汗、クリームに笑いかける時の笑顔

    それら…ううん、もっともっといろんなもの全部が、私が愛美ちゃんに対する友達の部分の感情を持ち去るみたいに愛美ちゃんは公園を後にする。


    (うー…)

    マフラーに隠れる私の今の表情を絶対、愛美ちゃんに見せちゃダメなんだ



引用返信/返信
■20811 / ResNo.2)  彼女になりたい…です
□投稿者/ のぃ 一般♪(1回)-(2008/04/28(Mon) 05:45:56)
    「おーぃ、大丈夫かぁ??」

    「!!」

    「講義、集中してないと単位とれくなるよ」

    「あ、うん。」

    いつ、大学の門をくぐったのか記憶になく
    腕時計に目をやると、午前中の講義は終わりに近づいていた。

    親友のナミが一生懸命、黒板に書かれた文字をノートにとっている。
    どうしてそんなに必死にのか…
    あぁ、論文の提出期限明日だっけ…参考になるかもと書き写してるんだ。
    私も…
    と、思ったけど後でノート見せてもらおう。

    やる気なく窓の外を眺めると、小ぶりの雨が窓ガラスを濡らしていた。







引用返信/返信
■20812 / ResNo.3)  彼女になりたい…です
□投稿者/ のぃ 一般♪(2回)-(2008/04/28(Mon) 06:27:29)
    そんな気分のまま食堂行ったからご飯食べる気しなくて
    軽めのサンドイッチをトレーに乗せた。
    手をつけづに頬づえをついてため息ばかり繰り返してたけど。

    「なに?席着いてからため息ばっか。なにかあった?」
    「別に…。」
    「…めずらしいよね、ウサギが悩みを打ち明けないなんて」
    「止めてよ、そんなあだ名」
    「えー、気に入ってたんじゃないの?カワイイとかって言ってたじゃん」
    「…だって」

    似過ぎてるんだもん…。
    愛美ちゃんの声に反応してビクビク震えてる自分。
    ウサギみたい。
    寂しくて寂しくて死んじゃいそう…。

    「はぁ…」
    「ははは、こりゃ重症だねー」

    人事だと思って…
    笑う親友の顔を睨みつけるけど、ナミは悪くない
    誰も悪くなんかないんだ、きっと。
    出会いがあまりにも自然だったから
    だから、自分が悪いとも思えない。
    この気持ちが悪いものだなんて思えない。

    ナミは心配してくれてるんだ
    ナミを見ると困ったって笑い顔
    言ってもいいのかな?
    ちょっとの勇気が出ないままズルズルと秘密を秘密のままにしてきたけど、
    まだ恐い。

    でも苦しい




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