ビアンエッセイ♪

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貴女の官能的なビアンエッセイやノベル
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■19113 / 親記事)  (削除)
□投稿者/ -(2007/05/23(Wed) 01:07:09)
    この記事は(投稿者)削除されました
引用返信/返信

▽[全レス37件(ResNo.33-37 表示)]
■20479 / ResNo.33)  鷹司悠悧様へ
□投稿者/ 唐木 一般♪(1回)-(2008/01/20(Sun) 22:58:12)
    こちらではお久しぶりです。

    鷹司悠悧様の決断・・・

    ≪桜乱れ…雪舞う…≫は、私にとって、
    最初の≪桜乱れ…舞い散る…≫から心惹かれ、大ファンになった思い入れ深い作品です。

    更新を楽しみに待っていた身としては寂しい思いですが
    悩み考えられたた上での事とお察します。

    それに新しい嬉しい事もありますから・・・

    片翼の堕天使を発表されるとは・・・

    実は微妙に複雑な心理もあるのですが
    なんとも、素晴らしく綺麗なサイトで、鷹司悠悧様の【片翼の堕天使】を見ることが出来ると思うと新しい楽しみができました。

    レジェール・ジュリアン・ド・アンリクレール伯爵・・・
    もうすでに懐かしい名前のような気持ちです。

    サイトの管理人のお友達が、ジュリアンのモデルとお聞きした時は
    スムーズに納得して感心したものでした。



    サンジュスト・フランソワ・ド・ビジュー子爵・・・

    大げさではなく・・・私の永遠の理想の方です。
    だから永遠に待っていたいと思っています。
    でもそれを負担には思わないで下さいね。

    寒さも厳しくなってきました・・・
    どうぞご自愛されて下さい。

    これからも鷹司悠悧様を応援していきます。

引用返信/返信
■20497 / ResNo.34)  ゆうきです!
□投稿者/ ゆうき 一般♪(1回)-(2008/01/24(Thu) 21:26:49)
    鷹司さん。お久しぶりですゆうきです。
    最初に、本当にお疲れ様でした!
    休止を知って、かなり落ちてしまって今までここに書き込めずにいました。
    サン・ジュスト様が読めなくなるなんて…ショックでした!
    でも今は、僕がそんなふうに思ったら鷹司悠悧さん辛いだろうし、負担かけるし
    新しい形で、鷹司さんの小説が見れる楽しみができたと思い直しています。
    僕は鷹司悠悧さんの小説が大好きだから!
    これからも応援させて下さいね!
    どんな形でもいいので、サン・ジュスト様も密かに待ってますね!
    あぁそれで、そうだったんですね。
    旧作の時からそうじゃないのかなぁって思っていましたけど
    やっぱり、麗夜さんはレジェール伯爵のモデルの人だったんですね!
    僕としては凄く複雑〜!
    でも麗夜さんかっこいいですから。かっこよすぎという感じで納得です^^
    それよりショックだったのは、祐飛さんの日記の鷹司悠悧さんのイメージのこと!
    サン・ジュスト様の大ファンの僕は熱出て寝込みそうです…(笑)
    でもこのあたりの話しは、新しい麗人の城で書かせて貰いますね!
引用返信/返信
■20525 / ResNo.35)  唐木さん ありがとうございます。
□投稿者/ 鷹司悠悧 大御所(332回)-(2008/01/29(Tue) 19:30:28)

    唐木さん。
    この度は私の我がまま、申し訳ありません。
    唐木さんには、当初から変わらず暖かく応援して頂き
    励ましのメールもどれ程嬉しかったか…本当に感謝しています。

    ≪桜乱れ…雪舞う…≫
    私にとっても、一番といって良いほど思い入れ深い作品です。
    余りに思い入れが強すぎて、前に進めなくなったようにも思います。

    サンジュスト子爵に対する想いが…少しづつ…尋常では無くなったような…
    やばい…ですよねぇ…(笑)

    勿論、サンジュスト以外の≪桜乱れ…雪舞う…≫の登場人物全てが
    私のかけがえのない宝物です。

    決して消滅させるつもりはありません。

    これからも応援して頂けることが私の励みです。

    Amour Eternel
    とても素敵なサイトです。
    唐木さんとお目にかかれることを楽しみにしています。

    鷹司悠悧

引用返信/返信
■20526 / ResNo.36)  ゆうきさん。ありがとうございます。
□投稿者/ 鷹司悠悧 大御所(333回)-(2008/01/29(Tue) 19:51:03)

    自分勝手な想いでゆうきさんにショックを与えてしまい
    本当にごめんなさい。

    ≪桜乱れ…雪舞う…≫の前身≪桜乱れ…舞い散る…≫から
    変わらず暖かいエールを寄せて下さっていたゆうきさん…

    ゆうきさんにお疲れ様ですと言って頂き…
    優しく暖かいお気持ちが嬉しくて幸せです。

    みなさんの応援が鷹司の支えです。

    サンジュストは…私の中で永遠です。
    必ず復活させます。

    Amour Eternelの管理人…支配者のほうの?友人…
    まことに気障で…かっこいいです…
    レジェール伯爵も真っ青なくらい…かな…?

    祐飛さんの日記は…………


    ゆうきさん。
    これからもどうぞ宜しくお願いします。

    鷹司悠悧

引用返信/返信
■20662 / ResNo.37)  333が僕へのレスで光栄でした!
□投稿者/ ゆうき 一般♪(1回)-(2008/02/29(Fri) 20:26:12)
    鷹司悠悧さん…!
    発言記録からお名前が消えてしまいましたね…
    鷹司悠悧さんは、投稿数死守目的みたいな投稿なんてプライド許さない人だと思うから…
    自分の気持ちでそうされたんだって思ったけど…
    僕は勝手にショック受けて≪桜乱れ…舞い散る≫から≪桜乱れ…雪夜舞う≫までを
    読み続けて朝方まで起きてました^^;
    鷹司悠悧さんの発言記録のラストの番号333番が僕へのレスだったこと嬉しいです。
    これからは、http://amour-eternel--leiya-yuuhi.jp/takatsukasa_yuuri/cbbs.cgi
    ≪麗人の城≫で応援させて下さいね!楽しみにしています!
    あっ携帯用アドは、http://amour-eternel--leiya-yuuhi.jp/takatsukasa_yuuri/ck.cgi
    です!

引用返信/返信

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■18748 / 親記事)  風の便り
□投稿者/ ぶきっちょ 一般♪(1回)-(2007/04/20(Fri) 23:06:37)
    届いたらいいな




    どんな言葉も聞こえなくても




    きっと意味があると信じ





    空に手をかけた




    もうブレないように




    すり抜けないように





    言葉をつむぐから─。







    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス36件(ResNo.32-36 表示)]
■19995 / ResNo.32)  LOVE LOVE LOVE
□投稿者/ ぶきっちょ 一般♪(5回)-(2007/09/09(Sun) 22:00:50)
    「好きなんだよね。」




    イヤホンの片方をあなたは私に貸してくれた





    真冬のバス停―。




    心地良いメロディーと少し寄り添った距離がなんだか温かい




    「ねぇ、ゆーこは愛してる人に愛してるって言える?」




    あなたは私のマフラーをしっかりとまきなおしながら呟いた




    「どうだろ…あんまり口にだすと信憑性にかけるんじゃないかな?」




    “愛してる”



    その言葉の意味さえ私はあまり理解できなかった




    みっちゃんは分かるの?って心で呟いてしまった。



    一本道からやってくるバスが遠くのほうに見えてきた




    「じゃあ、ゆーこがそうゆうなら私は死ぬまでに一回しか愛してるって言わないよ。」




    みっちゃんはいつもの自信満々の笑顔で立ち上がった



    「ん〜子供だから分からないよ……。」



    みっちゃんはイヤホンを外して私にプレーヤーを手渡した




    「貸してあげる、ありがとね。」



    バスがきっちりと指定の位置にとまり、みっちゃんはバスに飛び乗った。




    「また明日ねばいばい。」


    「ばいばい。」




    手を振って、いつものみっちゃん指定席に座りまた手をふってくれた。




    これが私たちの毎日の日課でみっちゃんが見えなくなるまでみっちゃんを送る




    片耳からはメロディーが流れ空からはパラパラと雪が降り始めていた




    みっちゃんがバスのなかからを急に開けだした。




    「ゆーこ?」 
    「ん?」





    それは高校2年の冬の日だった





    「愛してる。」




    私たちは17才だったんだ―。








    (携帯)
引用返信/返信
■20058 / ResNo.33)  浅草でーと
□投稿者/ ぶきっちょ 一般♪(6回)-(2007/09/19(Wed) 22:24:22)
    「おばさん臭くないですかね??」





    いいつつも、
    緩む口元。



    「すごくいいよ。」



    首を横に振るあなた



    「そうですかい。なら、よかった。」





    目を反らす癖はあなたがつけたんだからね。



    「きゃっ!!」




    砂利につまずいたあなたの腕を間一髪掴んで、
    また目を反らした。




    「どーも。」 
    「年上なのに、おっちょこちょいですよ。」




    少しだけ怒った私はなんだか逆に子供みたい



    一人先を急いだ





    「じゃー、こうしよ。」



    私の右腕に絡んだあなたの腕




    今度は目を反らせなくなった私




    「ホラ、こうすれば安心でしょう?」




    なんて子悪魔な天使なんだと笑みが零れてしまった




    「いい土地ですね。」
    「うん、すごく。」





    あなたとしかこの土地を訪れないと密かに思いながら



    おばさんなんかと、煙を飲み込んだ。





    「いやっ、臭いから近寄らないで!!」





    なんて晴れた日曜日なんだろう。







    (携帯)
引用返信/返信
■20309 / ResNo.34)  茜雲
□投稿者/ ぶきっちょ 一般♪(1回)-(2007/11/21(Wed) 22:38:39)
    「うん、これでよかったんだよ。」
    「…ん、だね。」




    出会った場所で別れるだななんて、
    全然ロマンチックじゃなくて、
    本当に思い出がありすぎて辛いだけ。



    「わがままばっかで何もしてあげれんかった。」



    ありがとうがいつだったか、言えなくなってしまった私たち。




    「めーいっぱい感謝してるんだよ?」



    俯く私はセーターの綻びに気を寄せた。



    「分かってる?」
    「なにが?」 




    こんなトキまで突っ掛かってごめんな、
    もう口には出せなくて。







    「もう、私たちは会えないよ?」



    バスの時間と現実は私の都合には合わせてはもらえない。



    10月が終わるとき、
    冬の訪れときみのさよならが同時に雲と夕日のように重なって




    なんだか美しかった。




    「わかってる、何度も言わすな。」




    見飽きた景色が、二人に花束を送るように茜雲が見えだした。 






    「時間ですよ?ご家族の方がロビーでお待ちです。」



    ゆっくりと目を閉じて、
    微かに触れたきみの手と私の手。




    「行くね。」
    「ん。」





    いつも、わがままいってごめんね。




    たった一言が言えずに、
    きみはベンチから立ち上がった。





    「ねぇ?」



    息を吸い込むようにきみの言葉を無言で聞いた




    「幸せだったよ。」




    これがきみとのさいごのことば。





    目を開けば茜雲が空一面に差し込んでいた。





    「寒いからそろそろ部屋に戻りましょう。」




    幾時間も座りつづけ、
    私の冷えた額を悲しむきみはもういない。






    「わがままいってごめんね。」
    「なんですか?」
    「なんでもないです。」










    (携帯)
引用返信/返信
■20419 / ResNo.35)  贅沢いうなよ
□投稿者/ ぶきっちょ 一般♪(2回)-(2007/12/18(Tue) 20:57:20)
    私の恋人は舌ったらず。





    「ねぇ、らりるれろって言ってみて。」

    「あいるれろ。」




    可愛すぎてクスクスしてしまう。




    「ばかにしてんの?」
    「まさか、アハハ。」





    運転しながら少しあなたは私をにらんで、
    あなたも笑った。





    「大丈夫緊張してない?」



    信号待ちであなたがぽんと頭を撫でてくれた。




    「…ん〜。」
    「ん〜なに?」




    こんなときのあなたは同い年には見えないほど、大人な顔をする。




    どこで覚えたんだか。



    「だれらって色々あると思うんだ、だからって逃げたら終わりなんだよ。」




    私は誠実さが取り得なあなたを好きになった。



    「だから、親にきみを紹介する。隠すことじゃないから。」




    「けど……。」
    「けど?」




    胸の不安が拭えない。







    「私、好かれるかな?」




    あなたはふっと笑った。



    「贅沢いうなよ、わたしに好かれてるんだから充分じゃないか。ホラ、ついたよ。」






    車から降りると少しだけどきもちが軽くなった。



    手をつないで、
    私たちは玄関まで歩いた。




    「一生キミといるから。」



    握られた手の強さに私たちの未来が見えた気がした。








    (携帯)
引用返信/返信
■20452 / ResNo.36)  smile
□投稿者/ ぶきっちょ 一般♪(3回)-(2008/01/10(Thu) 00:04:16)
    「ちゃんと、幸せですか?」



    何年も聞きたかった言葉を聞いてしまった。



    里帰りをした日に、
    神様はずいぶんじゃないか。




    2年ぶりのあなたは変わらず優しくて、
    おだやかで温かい顔だった。



    「なんで、そんなこと聞くの?」




    優しい手でわたしの肩を叩き




    「ちゃんと幸せですか?」




    親族たちの宴会が飲めや騒げやなピークなときに、
    あなたの目を見続けた。




    あなたは首を横にふり、
    「なれないよ。」




    手から心からすべてが崩れた気がした、
    この手を握って一生離さないと、
    そう決めた。




    「たまには帰ってきて顔を見せて?」 





    穏やかに笑ってみせたあなたは今までで一番悲しい笑顔をみせた。



    「いやだ。」
    「あんたって…」
    「あなたが幸せじゃなきゃいやだ。」




    涙があふれてくる、
    愛するひとの幸せをわたしは願うことしかできない、救うことができない。




    「あんたがいつか幸せにしてくれる?」




    あなたはまた少し笑った。


    「必ず。」
    「ならそれでいい。」




    泣きそうなあなたの涙をすくい、
    ほっぺたを持ち上げた。




    「笑ってわらって。」




    笑い泣きして、くしゃっとなった顔に懐かしさを感じた。



    「笑ったよ。」




    ホラ今日はこれでいい。





    笑ってわらって。








    (携帯)
引用返信/返信

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■17823 / 親記事)  海鏡-U-
□投稿者/ 金丸 大御所(297回)-(2007/01/30(Tue) 02:41:15)
http://id26.fm-p.jp/4/nxnxnxn/
    こんにちわ金丸です。

    『たった1ページ』から始まり、『金糸雀』、『海鏡』そして『海鏡-U-』を立てることができました。


    短編小説に自伝が混じるようになり、今では自伝そのものになりました。


    リアルタイムではありませんが、海鏡シリーズはノンフィクションだけでございます。

    書き落とした言葉やその時の気持ちや状況もあります。

    しかも乱文です。


    それでも誰かの心に響けば と

    書き残しておきたい と書いて参りました。


    ここまで読んでくださった方々に感謝を

    私を取り巻く人達、環境に感謝を



    そして恋人、四季に感謝をします。


    本当にありがとう


    これからも

    どうぞよろしくお願いします。




    金丸

    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス36件(ResNo.32-36 表示)]
■18508 / ResNo.32)  海鏡の風-19-
□投稿者/ 金丸 大御所(327回)-(2007/04/03(Tue) 17:47:33)
http://id26.fm-p.jp/4/nxnxnxn/
    居酒屋と同じ通りにあるカラオケボックスに入った


    2人きりのカラオケはいつぶりだろうか


    時間が経つにつれ


    抱き締めたい気持ちは膨らんで

    終電の時間は近づいて

    四季の声に

    泣きたくなった



    相変わらず抱き締める根性はなくて


    ただ

    目を潤ませた



    泣くのを我慢した



    理由はくだらないことで

    化粧が崩れるのが嫌だったからだ



    我慢して

    我慢して


    カラオケボックスを出て

    四季を駅まで送っていった


    手を繋ぎ


    握り締め


    この日一番


    強く指を絡ませた

    (携帯)
引用返信/返信
■18568 / ResNo.33)  海鏡の風-20-
□投稿者/ 金丸 大御所(329回)-(2007/04/09(Mon) 17:40:00)
http://id26.fm-p.jp/4/nxnxnxn/
    私鉄の切符販売機の前で

    手を離した



    改札の前で

    四季が私の背中を叩く


    『じゃぁね』

    「気をつけてね」



    四季の姿が見えなくなるまで


    ボーっと眺めていた。



    バッグを握り締め

    袋に入ったぬいぐるみを抱き締め

    歩きだした。



    ぬいぐるみを強く抱き締めると

    かすかに四季の匂いがする


    人通りのある道で泣くのが嫌で

    道が見えなくなるまで涙をためながらフラフラになって歩き続けた




    夏には四季の傍に住むと決めていた小さな夢も

    遠くなって



    極力、家に居る時間を作り

    姉親子への不安を抱えながら

    姉のストレスが爆発しないように

    神経を使い



    長い時間の外出も避けて




    今までよりもっと


    逢えなくなる



    泣きたい夜でさえ



    朝まで一緒に居れることは



    もう

    しばらくの間できなくなり



    四季が逢いたいと言っても



    それに応えることができなくなる





    ぬいぐるみを抱き締めながら



    いつかの四季の温もりを



    必死に掴んでいた

    (携帯)
引用返信/返信
■18569 / ResNo.34)  海鏡の風-21-
□投稿者/ 金丸 大御所(330回)-(2007/04/09(Mon) 17:54:16)
http://id26.fm-p.jp/4/nxnxnxn/
    寄り添い眠りにつきたいと願えば

    涙あふれ

    あの時抱き寄せればと悔やめば

    涙あふれ



    駅から自転車を走らせ

    街灯すら少ない暗い道


    ただ

    そばに居たい


    そばに居たい


    想う度にボロボロと溢れる涙



    そばに

    居たい



    視界は歪んで

    前が見えなくて


    それでも涙は止まらなくて


    止めたくなくて


    自転車を止めて

    気が済むまで泣いた


    ただ

    そばに居たい


    抱きしめたい


    ただ隣で

    四季の腕の中に

    目を閉じても体温も呼吸も感じる場所に

    居たい



    自転車を止めて

    気が済むまで泣いた


    ただ

    そばに居たい


    抱きしめたい


    ただ隣で

    四季の腕の中に

    目を閉じても体温も呼吸も感じる場所に

    居たい



    自転車を走らせた

    歪む視界ももうどうでもいい


    そばに居たい

    抱きしめたい

    抱きしめられたい



    ただそれだけ


    ただそれだけ



    なのに涙が止まらない




    ぬいぐるみを抱き締めながら



    いつまでも


    泣いていた

    (携帯)
引用返信/返信
■18574 / ResNo.35)  海鏡の風-22-
□投稿者/ 金丸 大御所(331回)-(2007/04/09(Mon) 22:07:32)
http://id26.fm-p.jp/4/nxnxnxn/
    家に着き


    部屋に入った瞬間


    私は泣き崩れた



    座ったまま


    形振り構わず


    嗚咽に任せ声も殺さずに


    ぬいぐるみを抱き締めたまま


    泣き続けた



    電気もつけず


    着替えもせず


    化粧も落とさず


    ただぬいぐるみを抱き締めて



    四季を抱き締めたいと願う度


    強く抱き締めた




    カラオケボックスでみた


    四季の背中を思い出しながら

    (携帯)
引用返信/返信
■18612 / ResNo.36)  海鏡の風-23-
□投稿者/ 金丸 大御所(332回)-(2007/04/14(Sat) 04:05:54)
http://id26.fm-p.jp/4/nxnxnxn/
    『電話する』

    そんなメールが翌々日に来た。



    そんなことを理由もなしに言うのは

    初めてだった。



    彼氏と何かあったのか

    親友と何かあったのか

    家族に何かあったのか



    この前日

    とても四季の近くで

    四季と誰かに何かトラブルがあった。

    2人で

    それが頭に渦巻く



    『明日ならいつでもいいよ』

    そう返した。





    時間が経つにつれ


    冷静になっていく



    今までこんなことはなかった



    これは余程のことだ


    彼が

    何か

    気づいたのか



    それとも


    彼に何かあって

    それを伝える為なのか



    四季が別れを望んでいるのか


    それとも距離を望んでいるのか



    または私には全く関係ないことなのか


    それなら電話はしてこないだろう


    ただ声が聴きたいだけなら

    『明日なら』とメールを送った時点で

    四季は『じゃぁいいや』と返した筈だ。



    確実に


    私が関係している




    四季から借りたぬいぐるみを撫でながら

    頭はフル回転していく




    私はどうしたらいいだろう


    私は何が出来るんだろう


    四季が別れを望んでいたら



    私は承諾せずに頑として

    それならば距離を置こう、と
    半年に一度でも、その1日でたった数時間だけ逢うんでもいいとちゃんと伝えられるだろうか



    別れたくない



    別れるなら



    そんな選択は苦じゃない





    (携帯)
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■17686 / 親記事)  白日
□投稿者/ uni 一般♪(3回)-(2007/01/16(Tue) 17:33:06)
    あー…



    綺麗な人だなー



    ただ目に入っただけですが



    地味めな色のいかにもOL風な格好で



    信号待ちで
    立ってた人





    左腕に百合の花束?
    あれは胡蝶蘭か?



    白い花がやけに綺麗


    なんにその人の目は赤い





    ナンパしようなんて思いませんが



    その背中に
    頑張ったね と言いたかった







    なんちゃって

    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス36件(ResNo.32-36 表示)]
■19416 / ResNo.32)  白日
□投稿者/ uni 一般♪(34回)-(2007/07/07(Sat) 17:33:12)
    花火する家族連れを横目に


    君といた



    無口な君の手は饒舌で
    困るくらい



    「車でなんか、した事ない」
    「私も」


    笑いながら
    鶏のふたり


    馬鹿みたいに星は綺麗だし
    家族連れの花火も綺麗だけど

    全然お構いなし
    君ばかり


    「好きだよ」


    ほんとに?


    返事はない


    キスはなし


    鶏なふたり




    君といたい

    (携帯)
引用返信/返信
■19500 / ResNo.33)  花火
□投稿者/ uni 一般♪(35回)-(2007/07/18(Wed) 22:49:43)
    不機嫌のまま
    寝かせてしまった
    朝になれば
    笑顔見せてくれるかな
    綺麗な花火も
    まるで君からの火花だ
    綺麗だな
    ごめんね
    ごめんね

    いつも傷つけてばかりだな
    なんでこうなんだろうな
    でも好きだよ
    ごめんね


    (携帯)
引用返信/返信
■19929 / ResNo.34)  白日
□投稿者/ uni 一般♪(1回)-(2007/08/27(Mon) 23:31:59)
    さよならの前にしなくちゃいけない事がある


    花火しなきゃだ


    ずっとずっと毎年君言ってたもんね


    本当に本当に大好きだった


    実際にそう思えば思う程
    ありふれた当たり前の言葉しか出てこないから


    バカみたいに
    ありふれた言葉を言うんだ



    こんなに好きになれたのは
    君しかない


    大好きだよ

    (携帯)
引用返信/返信
■19964 / ResNo.35)  白日
□投稿者/ uni 一般♪(3回)-(2007/09/05(Wed) 22:33:20)
    追われるように慌ただしい1日がやっと終わって
    ちょうど入ってきた電車に乗り込んだ

    あいにく座る事はできなくて
    吊革に掴まる

    蒸した車内の空気はどっと疲れを倍増させる


    ポケットの振動がメールを知らせた




    「月がオレンジだよ」


    疲れた気持ちが少し温かくなった
    ほっとした


    明日も頑張れるかもと
    少し思えた

    (携帯)
引用返信/返信
■20004 / ResNo.36)  電波塔
□投稿者/ uni 一般♪(5回)-(2007/09/10(Mon) 23:16:38)
    話し放題の携帯を購入。
    二年契約だったかな。


    「二年保つかね」
    『携帯が?』
    「二人の遠距離が」




    これを機に禁煙でもしようか
    寂しくなったら電話しよう
    タバコじゃなくてさ




    君専用電話


    電波飛ばす


    どこにいても



    君を呼ぶよ

    (携帯)
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■11160 / 親記事)  I'm so into you
□投稿者/ ハチャル 一般♪(1回)-(2005/07/21(Thu) 23:33:55)

    照りつける太陽と
    空の青。




    高まった感情を、
    抑えることは出来ません。






    季節は、夏。






    それは汐梨に
    恋をした、季節でした。







    (携帯)
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▽[全レス36件(ResNo.32-36 表示)]
■13338 / ResNo.32)  I'm so into you 18
□投稿者/ ハチャル 一般♪(26回)-(2005/10/14(Fri) 19:31:09)

    あ、やばいな。
    今めちゃくちゃドキドキしてるんですけど。


    ‥生徒なのに。




    「ちょ――っ先生」


    「‥‥‥‥ん?」


    「無言、やめて?」




    どのくらいだったか。
    沈黙が続いていて。


    再び私に視線を合わせた汐梨は、
    からかう――とは程遠い、自信の無い、不安気な瞳を見せていた。




    「あぁ‥ごめん。」

    やばい、本当に。
    何でこんなに胸が高鳴るのだろう。


    作った自分が今にも崩れてしまいそう。





    抱き締めて、抱き締めて、抱き締めて。






    キスをしたい。







    溢れてしまいそうな欲望を、理性が必死に抑えようとして。
    無意識に、目を逸らしてしまった。





    冷たい空気が、
    妙な雰囲気が、辺りを漂う。




    すると。
    私の肩をつかんだままの汐梨の手に、ギュッと、力が入った。





    「先生」


    「ん?」
    汐梨の目を見ることができない。




    「先生」


    「何?」
    フローリングを見つめたまま、応答する。





    「先生っ!」



    それと同時に。
    グイッと顎を掴まれて、無理矢理顔を上げさせられた。




    再び絡んだ視線、
    動けなくなる。





    そして‥。




    「‥っ!」






    力一杯、抱き締められていた。







    (携帯)
引用返信/返信
■13387 / ResNo.33)  I'm so into you 19
□投稿者/ ハチャル 一般♪(27回)-(2005/10/17(Mon) 22:26:39)

    背中に回された腕が。
    優しく、撫でるように上下する。



    スッ、スッと、服と腕との擦れる音が、静けさを纏った部屋に響いた。




    私はやっぱり身動きが取れなくて。
    汐梨の首元に顔を埋めたまま、胸の高鳴りを必死に抑えようとしていた。





    でもこのまま。




    このまま、流されてしまうのも悪くないと思った。





    「先生‥」


    汐梨は少し身体を離し、私との間に距離を作る。



    背中に回されていた腕は、いつのまにか
    肩へ、二の腕へ。




    彼女は私をジッと見つめて、
    自然に、本当に自然に両腕を横に広げさせると。




    スーッと。
    両方の指先へ自分の両手を移動させた。




    いやらしく、二人の指が絡まる。





    「‥っ!」



    慣れてる、絶対慣れてる!!



    そう思っても、絡んだ指先から目を逸らすことが出来ない。






    彼女の、空気が変わった。




    「ふふ‥先生顔真っ赤だよ?」


    初めて言葉を交わした時のように、甘く、甘い声。



    覗き込むようなその瞳と、クスリと笑ったその口元。



    感覚に、溺れてしまいそう。



    「ドキドキ、してる?」


    からかうような口振りにすら、今は高鳴りを感じてしまう。



    「‥するわけないじゃない。」


    強気なことを言ってはみても。無意識に、声音が弱々しくなる。



    「嘘でしょ?
    だってほら‥」






    (携帯)
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■13388 / ResNo.34)  I'm so into you 20
□投稿者/ ハチャル 一般♪(28回)-(2005/10/17(Mon) 22:27:50)

    そう言って彼女は右手の人差し指と中指を私の左手首に移動させた。




    「‥脈早いよ(笑)」


    「っ―‥!!///
    何で脈計るのよっ!!」



    フワフワしていた甘い空気は、彼女の行動で笑いに変わった。



    あはは、と楽しそうに笑う彼女に何だかホッとしたけど。




    ‥ものすごく恥ずかしい。
    嘘を吐けない鼓動を、知られてしまう。
    全て、見透かされてしまう。



    自分を装う余裕なんて無かった。




    「‥そう。こーゆー先生をもっと見たい。もっと知りたいの。」


    汐梨は満足気に妖しく微笑むと、私の耳元にその薄い唇を寄せて



    「すごく可愛い。」



    あの声で。甘い声で。
    あの時と同じ言葉を囁いた。



    さっきまでの可愛い汐梨は?照れたりイジけたりしてた汐梨は?
    何処に行ってしまったの‥。

    なんて考えたら、悔しくて少し泣きそうになった。





    もうその時点で。
    すっかり豹変してしまった彼女のペースに、完全に呑まれてしまっていたんだ。







    (携帯)
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■13538 / ResNo.35)  I'm so into you 21
□投稿者/ ハチャル 一般♪(29回)-(2005/10/23(Sun) 22:39:13)

    段々と、汐梨の体重が私の身体に加わっていって。
    そっと、ソファの上に押し倒された。



    そして彼女は優しく私の髪を撫でながら。


    「‥抵抗しないの?」


    そっと囁き、クスクスと響く笑い声。




    だけどその手は、かすかに震えていた。
    小さく、震えていた。




    それは愛しさを感じさせるものだった。



    「しないよ。」


    だから、はっきりと口にする。
    抵抗する気なんて、もうとっくに忘れたもの。



    そう言った私に、
    汐梨はキョトンとした顔を見せると。


    「先生‥」


    また、子犬みたいな瞳をした。



    それが可愛くて可愛くて。



    「来て?」


    ニヤリと笑いながら彼女の首元に腕を絡ませる。



    狭いソファが二人でいっぱいになって。
    激しく、重なり合う唇。




    「どうなっても知らないからね?」


    途切れ途切れの吐息の合間。
    言いながら汐梨は妖しく微笑んだ。




    その瞳に眩暈を覚え。



    止まらない欲望のままに、
    彼女の首にしがみついていた。








    (携帯)
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■13622 / ResNo.36)  Re[1]: I'm so into you
□投稿者/ さぼ 一般♪(8回)-(2006/02/12(Sun) 00:24:16)
    先生と生徒の恋・・かぁ。
    現実的に結構そういう片思いしてる人は多いですよね。
    そう人にとっては夢のようにうらやましい話だと思いました(笑

    なんだか先生の外見が天海優輝さんが出てきて、安っぽい自分の頭に笑ってしまいました(苦笑

    クールビューティー・・なりたいけれどなれない女性の理想像ですね。
引用返信/返信

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